富士ふじ講こう

富士ふじ講こう（ふじこう）、浅間あさま講こう（せんげんこう）

1. （狭義きょうぎ）江戸えど時代じだいに成立せいりつした民衆みんしゅう信仰しんこうのひとつで、特とくに江戸えどを中心ちゅうしんとした関東かんとうで流行りゅうこうした、角行かっこうの系譜けいふを汲くむものをいう。講社こうしゃに留とまらず、その宗教しゅうきょう体系たいけい・宗教しゅうきょう運動うんどう全般ぜんぱんを指さすことも多おおい。「富士ふじ講こう」と言いうと通常つうじょうはこちらを指さしている。
2. （広義こうぎ）富士山ふじさんとその神霊しんれいへの信仰しんこうを行おこなうための講社こうしゃ全般ぜんぱん。

北口きたぐち本宮ほんぐう富士ふじ浅間あさま神社じんじゃの参道さんどうを行いく富士ふじ講こうの講こう員いんたち

概要がいよう

富士ふじ講こうの活動かつどうは、定期ていき的てきに行おこなわれる「オガミ（拝おがみ）」とよばれる行事ぎょうじと富士ふじ登山とざん（富士ふじ詣まい）から成なっている。オガミにおいて、彼かれらは勤行ごんぎょう教典きょうてん「オツタエ（お伝つたえ）」を読よみ、「オガミダンス（拝おがみ箪笥だんす）」とよばれる組くみ立たて式しきの祭壇さいだんを用もちいて「オタキアゲ（お焚たき上あげ）」をする。

また信仰しんこうの拠よりどころとして石いしや土どを盛もって富士山ふじさんの神かみを祀まつった富士塚ふじづか（自然しぜんの山やまを代用だいようすることもある）を築きずいた例れいもある（詳細しょうさいは富士塚ふじづかの記事きじを参照さんしょう）。

富士ふじ講こうの御ご師し（おし）の家いえの代表だいひょう的てきな建物たてもの。

御ご師し（おし）は、角行かっこうが説といた信仰しんこうの指導しどう者しゃであり、同時どうじに、富士ふじ講こうの講こう員いんに富士ふじ登山とざん時じの宿泊しゅくはく所しょを提供ていきょうする役目やくめを荷になっている人ひとである。閉山へいざん期きには御ご師しは江戸えどなどの富士ふじ講こうをまわり、教おしえを説といた。夏なつになり富士ふじの開山かいさんの時期じきとなると、河口かこうや吉田よしだなどにある御ご師しの家いえに富士ふじ講こうの講こう員いんらが続々ぞくぞくとやってくるので、宿やどを提供ていきょうし、登山とざん道どうについての情報じょうほうや登山とざんに必要ひつような食料しょくりょうや装備そうびも提供ていきょうするなど、様々さまざまな世話せわをした。

なお、狭義きょうぎの「富士ふじ講こう」は江戸えど時代じだいにおいては、吉田よしだの御ご師しによる活動かつどうのみを指さしており、吉田よしだ以外いがいの川口かわぐち・須走すばしり・須山すやまなどの御ご師しの活動かつどうや導しるべ者しゃとの師し檀まゆみ関係かんけいは「富士ふじ講こう」には含ふくまれず、かつそちらの方ほうが一般いっぱん的てきな形態けいたいであったとする指摘してきもある。

上記じょうきとは別べつに、修験しゅげん道どうに由来ゆらいする富士ふじ信仰しんこうの講こう集団しゅうだんも富士ふじ講こう（浅間あさま講こう）と名乗なのっている。中部ちゅうぶ・近畿きんき地方ちほうに分布ぶんぷしているが、実態じったいは上記じょうきのものと大おおきく異ことなり、初夏しょかに水辺みずべで行おこなわれる水みず行ぎょう（富士ふじ垢離こり）を特徴とくちょうとする。また、富士山ふじやまへの登山とざんも行おこなうが大峰山おおみねさんへの登山とざんを隔年かくねんで交互こうごで行おこなうなど、関東かんとうのものには見みられない行動こうどうをとる。

歴史れきし

北口きたぐち本宮ほんぐう冨士ふじ浅間あさま神社じんじゃ

狭義きょうぎの富士ふじ講こうは、戦国せんごく時代じだいから江戸えど時代じだい初期しょきに富士ふじ山麓さんろくの人穴ひとあな（静岡しずおか県けん富士宮ふじのみや市し）で修行しゅぎょうした角行かっこう藤ふじ仏ふつという行者ぎょうじゃによって創そう唱された富士ふじ信仰しんこうの一派いっぱに由来ゆらいする。のちに旺心（赤あか葉は庄しょう佐さ衛門えもん）らが初はつの講社こうしゃを組くみ、以下いかの3つを掟おきてとした。

1. 良よき事ことをすれば良よし、悪あしき事ことをすれば悪わるし。
2. 稼かせげは福貴ふきにして、病やめなく命いのち長ながし。
3. 怠だるければ貧ひんになり病びょうあり、命いのち短みじかし。

享とおる保ほ期き以降いこう、村上むらかみ光清こうせいや食行身禄じきぎょうみろくによって発展はってんした。村上むらかみは主おもに大名だいみょうや上層じょうそう階級かいきゅうから支持しじされ、家業かぎょうを真面目まじめに勤つとめることが救すくいとなると説とく食しょく行ぎょうは江戸えど庶民しょみんから熱狂ねっきょう的てきに支持しじされた。

身禄みろくは角行かっこうから五ご代目だいめ（立場たちばによっては六ろく代目だいめとする）の弟子でしで、富士山ふじさん中ちゅうにおいて入定にゅうじょうしたことを機きに、遺のこされた弟子でしたちが江戸えどを中心ちゅうしんに富士ふじ講こうを広ひろめた。角行かっこうの信仰しんこうは既存きそんの宗教しゅうきょう勢力せいりょくに属ぞくさないもので、食行身禄じきぎょうみろく没ぼつ後ごに作つくられた講こう集団しゅうだんも単独たんどくの宗教しゅうきょう勢力せいりょくであった。

東口ひがしぐち本宮ほんぐう冨士ふじ浅間あさま神社じんじゃ（静岡しずおか県けん小山おやま町まち須走すばしり）にある富士ふじ講こうの記念きねん碑ひ群ぐん。もともとは江戸えど・麻布まふの富士塚ふじづかに富士ふじ登山とざんを記念きねんして建たてられていたものである。（講こうの解散かいさん時じに須走すばしりへと移うつされた。）

一般いっぱんに地域ちいき社会しゃかいや村落そんらく共同きょうどう体たいの代参だいさん講こうとしての性格せいかくを持もっており、富士山ふじやまへの各かく登山とざん口こうには御ご師しの集落しゅうらくがつくられ、関東かんとうを中心ちゅうしんに各地かくちに布教ふきょう活動かつどうを行おこない、富士山ふじやまへ多おおくの参拝さんぱい者しゃを引ひきつけた。特とくに宝永ほうえいの大だい噴火ふんか以降いこう復旧ふっきゅうに時間じかんがかかった大宮おおみや口こうや須山すやま口くちは、江戸えど・関東かんとうからの多おおくの参拝さんぱい者しゃでにぎわった。最盛さいせい期きでは、吉田口よしだぐちには御ご師しの屋敷やしきが百ひゃく軒けん近ちかく軒のきを連つらねていたほどであったのである。数かず多おおくの講社こうしゃがあり、江戸えど時代じだい後期こうきには「江戸えど八はち百ひゃく八はち講こう、講中こうじゅう八はち万まん人にん」と言いわれるほどであった。

富士ふじ講こうは、江戸えど幕府ばくふからはその宗教しゅうきょう政策せいさく上じょう好このましくないと見みなされしばしば禁きんじられたが、死者ししゃが出でるほどの厳きびしい弾圧だんあつは受うけなかった。

しかし、明治めいじ以後いご、神道しんとう勢力せいりょくからの弾圧だんあつが非常ひじょうに激はげしくなった。その結果けっか、やむなく 富士ふじ講こうのその一部いちぶは教派きょうは神道しんとうと化かし、食しょく行ぎょうの流ながれを汲くむ不ふ二道ふたみちによる実行じっこう教きょう、苦行くぎょう者しゃだった伊藤六郎兵衛いとうろくろうべえによる丸山まるやま教きょう、更さらに平田ひらた門下もんかにして富士ふじ信仰しんこうの諸しょ勢力せいりょくを結集けっしゅうして国家こっか神道しんとうに動員どういんしようとした宍野ししの半なかばによる扶桑ふそう教きょうなどが生うまれた。

明治めいじ以後いご、特とくに戦後せんご、富士山ふじさんやその周辺しゅうへんが観光かんこう地ち化かされ、登山とざん自体じたいがレジャーと認識にんしきされるようになり、気軽きがるに富士ふじ登山とざんをできるようになると、登山とざんの動機どうきを信仰しんこうに求もとめていた富士ふじ講こうは大おおきく衰退すいたいした。例たとえば、人穴ひとあな富士ふじ講こう遺跡いせきも碑いしぶみ塔とうの建設けんせつは1964年ねん以降いこうは行おこなわれていない。

冨士ふじ講こうは衰退すいたいし講こう員いんの数かずはめっきり減へり、東京とうきょうの街まち中ちゅうなどで講こう員いんが活動かつどうする姿すがたを見みることはまず無なくなったが、現在げんざいでも富士山ふじさんに行いけば富士ふじ講こう講こう員いんらが巡礼じゅんれいする姿すがたを見みることができる。

2006年ねん（平成へいせい18年ねん）現在げんざい、十じゅう数すう講こうが活動かつどうし、3軒けんの御ご師しの家いえ（宿坊しゅくぼう）がそれを受入うけいれている。

富士ふじ講こうの御ご師しの、旧きゅう外川そとかわ家か住宅じゅうたく、小佐野おさの家か住宅じゅうたくは、それぞれ世界せかい遺産いさん富士山ふじさん-信仰しんこうの対象たいしょうと芸術げいじゅつの源泉げんせんの構成こうせい資産しさんであり、国くにの重要じゅうよう文化財ぶんかざいに指定していされている。富士ふじ講こうの御ご師しの、上うえ文司ぶんじ家か住宅じゅうたく、原はら家か住宅じゅうたくは、それぞれ国こくの「登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざい（建造けんぞう物ぶつ）」に登録とうろくされている。

富士ふじ山登やまのぼり拝はいと富士ふじ講こう碑ひ奉納ほうのう

富士ふじ講こうにとって聖地せいちは富士山ふじさんであり、巡礼じゅんれいとして富士ふじ山登やまのぼり拝はいを繰くり返かえす。講こう派はによって日数にっすうや作法さほうは違ちがうが、事前じぜんに一定いっていの期間きかん身みを清きよめてから登山とざんに臨のぞむ。

人穴ひとあな（ひとあな）

角行かっこう修行しゅぎょうの地ちである人穴ひとあなは聖地せいちとされており、講こう員いんらが訪おとずれる。人穴ひとあなに隣接りんせつする人穴ひとあな浅間あさま神社じんじゃは主祭しゅさい神しんを角行かっこうとしている。さかんに碑いしぶみ塔とうの建立こんりゅうされたので、現在げんざいも約やく230基きの碑いしぶみ塔とう群ぐんが残のこっている。現在げんざいは「人穴ひとあな富士ふじ講こう遺跡いせき」として知しられている。

富士ふじ講こう碑ひにみられる「ヤマサン」の笠かさ印いん（人穴ひとあな富士ふじ講こう遺跡いせき）

富士ふじ講こう信者しんじゃには「富士ふじ講こう碑ひ」という記念きねん碑ひを奉納ほうのうする文化ぶんかが存在そんざいした。（なお、この碑いしぶみの特徴とくちょうとして「笠かさ印しるし」というマークの刻印こくいんが挙あげられる。この笠かさ印しるしは講社こうしゃにより異ことなり、「マルサン」や「ヤマサン」などの種類しゅるいがある。）

巡礼じゅんれい

富士山ふじさん巡礼じゅんれい者しゃ。日下部くさかべ金きむ兵衛ひょうえ撮影さつえい。1880年ねん。

白糸しらいとの滝たき

富士ふじ講こう信者しんじゃは富士山ふじさんの登とう拝はいだけでなく、富士ふじ五ご湖こや白糸しらいとの滝たきなどの巡礼じゅんれい地ちで、巡礼じゅんれいや水みず行ぎょうなどの修行しゅぎょうを行おこなっていた。また忍野おしの八はち海うみや洞穴どうけつ（船津ふなつ胎内たいない樹じゅ型がたや吉田よしだ胎内たいない樹じゅ型がたなど）も霊場れいじょう・巡礼じゅんれい地ちとなっていた。

富士ふじ八はち海うみ

富士ふじ八はち海うみと総称そうしょうされた巡礼じゅんれい地ちがあり、富士山ふじさん周辺しゅうへんの霊場れいじょうを中心ちゅうしんに構成こうせいされる内うち八はち海うみと、関東かんとう～近畿きんき地方ちほうに広ひろがる外そと八はち海うみに分わけることができる。内うち八はち海うみは富士ふじ五ご湖この各かく五ご湖こと明見みょうけん湖こ（あすみのうみ、富士吉田ふじよしだ市し）、四よん尾び連れん湖みずうみ（志こころざし比礼ひれい湖こ、しびれのうみ、市川いちかわ三郷みさと町まち）、泉いずみ端はし（泉水せんすい湖こ、せんづのうみ、富士吉田ふじよしだ市し）が近世きんせい富士ふじ講こうの巡礼じゅんれい地ちであった。しかしそれより以前いぜんは、泉いずみ端はしではなく須戸すど湖こ（沼津ぬまづ市し・富士ふじ市し）を含ふくめて「富士ふじ八はち海うみ」とされていた。

外そと八はち海うみは二見ふたみ海かい（二見浦ふたみのうら、三重みえ県けん）、竹生島ちくぶしま（琵琶湖びわこ、滋賀しが県けん）、諏訪湖すわこ（長野ながの県けん）、榛名湖はるなこ（群馬ぐんま県けん）、日光にっこう湖こ（中禅寺湖ちゅうぜんじこ、栃木とちぎ県けん）、佐倉さくら湖こ（桜さくらヶ池ち、静岡しずおか県けん）、鹿島かしま湖こ（霞ヶ浦かすみがうら・茨城いばらき県けん）、箱根はこね湖こ（芦ノ湖あしのこ、神奈川かながわ県けん）である。

主おもな指導しどう者しゃ一覧いちらん

• 開祖かいそ 角行かっこう（長谷川はせがわ角行かくぎょう、藤原ふじわら角行かくぎょう東あずま覚さとし）
• 二に世せい 黒野くろの日び行ぎょう日び玵（日にち旺・日にち玥とも、黒野くろの運平うんぺい）
• 三さん世せい 赤あか葉は澰行玵心（旺心・玥心とも、赤あか葉は庄しょう左衛門さえもん）
• 四よん世せい 前ぜん野月のづき玵（月つき旺・月がつ玥とも、前野まえの理さとし兵衛ひょうえ）
• 五ご世せい 村上むらかみ月がつ心こころ（村上むらかみ七なな左衛門さえもん）

光清みつきよ派は（富士ふじ御法みのり家か）

正統せいとう派は、村上むらかみ派はとも。もとは村上むらかみ講こうと呼よばれたが、のちに富士ふじ御法みのり家かという呼称こしょうになった。枝えだ講こうを認みとめなかったため、昭和しょうわに入はいって衰退すいたいし東京とうきょうでは断絶だんぜつした。光清みつきよ派はの後継こうけいを名乗なのる宗教しゅうきょうとしては冨士ふじ教きょうがある。

• 六ろく世せい 村上むらかみ光清こうせい（村上むらかみ三郎さぶろう右みぎ衛門えもん）
• 七なな世せい 光照みつてる
• 八はち世せい 照あきら永ひさし
• 九きゅう世せい 照あきら旺
• 十じゅう世せい 照あきら清きよし
• 十じゅう一いち世せい 政徳まさのり
• 十じゅう三さん世せい 光ひかり旺
• 十じゅう四よん世せい 旺清
• 十じゅう五ご世せい 清きよ腥なまぐさ
• 十じゅう六ろく代だい 妙みょう清きよし
• 十じゅう七なな代だい 善道ぜんどう（断絶だんぜつ）→冨士ふじ教きょうへ

身禄みろく派は

月つき行ぎょうの師しに二に説せつがあるため、四よん世せい月がつ玵を数かぞえる場合ばあいと数かぞえない場合ばあいがある。

• 四よん世せい（五ご世せい） 森もり月つき行ぎょう劊忡（三さん世せい玵心あるいは四よん世せい月がつ玵弟子でし）
• 五ご世せい（六ろく世せい） 伊藤いとう食行身禄じきぎょうみろく（伊藤いとう伊兵衛いへえ）

食行身禄じきぎょうみろくは枝えだ講こうを認みとめたため、多数たすうの講こうに分裂ぶんれつした。中なかでも三さん女じょである一いち行ぎょう花はなの系統けいとうが主流しゅりゅうとなった。現在げんざいは実行じっこう教きょう、扶桑ふそう教きょう、丸山まるやま教きょうという宗教しゅうきょうとしても集結しゅうけつしているが、当時とうじの形かたちを残のこす複数ふくすうの講こうも残のこっている。

丸まる鳩ばと講こう→不ふ二道ふたみち

• 六ろく世せい 伊藤いとう花子はなこ一いち行ぎょう（伊藤いとう花はな（お花はな）、食行身禄じきぎょうみろく三さん女じょ、小笠原おがさわら権けん九郎くろう夫人ふじん）
• 七なな世せい 伊藤いとう参行さんぎょう六ろく王おう（花形はながた浪江なみえ、お花はなの弟子でしのち養子ようし）
• 八はち世せい 小谷おたに禄行ろくぎょう三志さんし（小谷おたに三志さんし、丸まる鳩ばと講こう→不ふ二道ふたみち開祖かいそ）
  • 九きゅう世せい 小谷おたに六ろく行ぎょう三さん子し（小谷おたに庄兵衛しょうべえ、不ふ二道ふたみち孝心こうしん講こう開祖かいそ）
  • 九きゅう世せい 徳大寺とくだいじ参行さんぎょう三さん息いき（大徳寺だいとくじ行雄ゆきお、神道しんとう実行じっこう講こう開祖かいそ）→実行じっこう教きょうへ

一山ひとやま講こう

• 琢みがく心しん一いち我が（小泉こいずみ文六ぶんろく郎ろう、食行身禄じきぎょうみろく弟子でし、食行身禄じきぎょうみろく長女ちょうじょお梅うめの奉公ほうこう先さきの隣人りんじん）
• 日にち行ゆき八はち我が（一山ひとやま講こう開祖かいそ）→扶桑ふそう教きょうへ

脚注きゃくちゅう

参考さんこう文献ぶんけん

• 岩科いわしな小一郎こいちろう『富士ふじ講こうの歴史れきし』名著めいちょ出版しゅっぱん、1983年ねん、ISBN 4626015832
• 井い野辺のべ茂雄しげお『富士ふじの信仰しんこう』（『富士ふじの研究けんきゅう』3、古今ここん書院しょいん、1928年ねん。名著めいちょ出版しゅっぱんによって1973年ねんと1983年ねんに復刻ふっこく）
• 平野ひらの栄次えいじ『富士ふじ浅間あさま信仰しんこう』雄山閣ゆうざんかく、1987年ねん
• 宮田みやた登のぼる『すくいの神かみとお富士ふじさん』吉川弘文館よしかわこうぶんかん、2006年ねん

関連かんれん項目こうもく

• 富士塚ふじづか
• 丸吉まるよし講こう
• タテカワ講こう
• 吉田よしだの火祭ひまつり
• 巡礼じゅんれい

外部がいぶリンク

• 富士ふじ講こうと御ご師し - 北口きたぐち本宮ほんぐう冨士ふじ浅間あさま神社じんじゃ
• 『富士ふじ講こう』 - コトバンク