歳旦さいたん祭さい(さいたんさい)は、太平洋戦争たいへいようせんそう前まえの祝祭日しゅくさいじつの中なかの皇室こうしつ祭祀さいし令れいに基もとづく小しょう祭さいの一ひとつ。現在げんざいでは新暦しんれき1月がつ1日にち(元日がんじつ)に宮中きゅうちゅう三さん殿どの(賢所かしこどころ・皇霊こうれい殿どの・神殿しんでん)で行おこなわれる年始ねんしを祝いわう祭祀さいしである[1]。
元日がんじつの神かみ嘉よしみ殿どの南庭なんていにおいて天皇てんのうが親おや行ぎょうする四方拝しほうはいに続つづいて、同日どうじつ早朝そうちょう午前ごぜん5時じ30分ふんから宮中きゅうちゅう三さん殿どのにおいて掌てのひら典てん長ちょうが主宰しゅさいし、祝詞のりとをあげ、午前ごぜん5時じ40分ふんごろ四方拝しほうはいを済すませた黄櫨染こうろぜん御ご袍ほう姿すがたの天皇てんのうが拝礼はいれいし、黄き丹に袍ほう姿すがたの皇太子こうたいしが続つづいて拝礼はいれいする[要よう出典しゅってん]。
神宮じんぐうをはじめ、全国ぜんこくの神社じんじゃにおいては、皇統こうとうの繁栄はんえいと、五穀豊穣ごこくほうじょうと国民こくみんの加護かごを祈念きねんする中ちゅう祭さいとして行おこなわれる[2]。
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