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殿山泰司 - Wikipedia

殿山とのやま泰司やすじ

日本にっぽん俳優はいゆう、エッセイスト

殿山とのやま 泰司やすじ(とのやま たいじ、1915ねん大正たいしょう4ねん10月17にち - 1989ねん平成へいせい元年がんねん4がつ30にち)は、日本にっぽん俳優はいゆうエッセイスト

とのやま たいじ
殿山とのやま 泰司やすじ
殿山 泰司
ざん侠のみなと』(1953ねん東映とうえい)スチル写真しゃしん
本名ほんみょう 殿山とのやま たいなんじ
べつ名義めいぎ 殿山とのやま 泰二せいじ
生年月日せいねんがっぴ (1915-10-17) 1915ねん10月17にち
ぼつ年月日ねんがっぴ (1989-04-30) 1989ねん4がつ30にち(73さいぼつ
出生しゅっしょう 日本の旗 日本にっぽん兵庫ひょうごけん神戸こうべ
職業しょくぎょう 俳優はいゆうエッセイスト
ジャンル 映画えいが・テレビドラマ・舞台ぶたい
活動かつどう期間きかん 1942ねん1947ねん - 1989ねん
おも作品さくひん
はだかしま
人間にんげん
あいのコリーダ』(1976ねん
楢山節考ならやまぶしこう』(1983ねん
受賞じゅしょう
毎日まいにち映画えいがコンクール
男優だんゆう主演しゅえんしょう
1962ねん人間にんげん
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兵庫ひょうごけん神戸こうべ出身しゅっしん中央ちゅうおう区立くりつ泰明たいめい小学校しょうがっこう東京とうきょう府立ふりつだいさん商業しょうぎょう学校がっこう中退ちゅうたい終戦しゅうせん日本にっぽん映画えいがかいにおいて独特どくとく風貌ふうぼうめい脇役わきやくとして活躍かつやくした。ジャズミステリーをこよなくいと[1]趣味しゅみつづった著書ちょしょ多数たすうのこしている。また、波乱万丈はらんばんじょうなその人生じんせいは、映画えいがもされている。

来歴らいれき

編集へんしゅう

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神戸こうべ生糸きいとしょう長男ちょうなんとしてまれる。幼名ようみょう殿山とのやまたいなんじ(たいじ)である。父親ちちおや広島ひろしまけん生口島いくちしま出身しゅっしん[2][3]。6さいころ父親ちちおや事業じぎょう破綻はたんして両親りょうしん別居べっきょちちとその愛人あいじん泰司やすじ義母ぎぼとなる)について上京じょうきょうし、東京とうきょう中央ちゅうおう銀座ぎんざ少年しょうねん時代じだいごす。このときちち義母ぎぼしたおでんが、銀座ぎんざ丁目ちょうめから移転いてんいま日本橋にほんばし営業えいぎょうをつづける「お多幸たこう本店ほんてん」である。屋号やごう義母ぎぼ名前なまえからとられている。

繁盛はんじょうてん跡取あとと息子むすことしてそだつが、殿山とのやまは“義母ぎぼが、実母じつぼから父親ちちおやうばった”と認識にんしきしていたため義母ぎぼなつけなかった[1]中央ちゅうおう区立くりつ泰明たいめい小学校しょうがっこう卒業そつぎょう府立ふりつだいさん商業しょうぎょう学校がっこう入学にゅうがくするも素行そこう不良ふりょうによりほどなくして退学たいがく(後述こうじゅつ)。1933ねん昭和しょうわ8ねん)にちちくなり、家業かぎょうがねばならなくなりしばらくおでんはたらくものの、そのてんおとうとゆず[4]

役者やくしゃデビュー

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1936ねん昭和しょうわ11ねん)に家出いえでした殿山とのやまは、研究生けんきゅうせい募集ぼしゅうのチラシを俳優はいゆうみちこころざ[1]新築地しんつきじ劇団げきだん研究けんきゅうせいとして入団にゅうだん同期どうき入団にゅうだんしゃ千秋ちあきみのる多々良たたらじゅん小山こやまはじめがいる。薄田うすだ研二けんじにつけてもらった「夏目なつめどういち」の芸名げいめい初舞台はつぶたい[5]1938ねん昭和しょうわ13ねん)に劇団げきだん一時いちじ退団たいだんし、同年どうねん復帰ふっき本名ほんみょういちちがいの殿山とのやま泰二せいじ芸名げいめいえる。

1939ねん昭和しょうわ14ねん)、みなみ映画えいがだいいちさく空想くうそう部落ぶらく』(千葉ちば泰樹やすき監督かんとく)で本格ほんかくてき映画えいがデビューをたす。1942ねん昭和しょうわ17ねん)に京都きょうと興亜こうあ映画えいが入所にゅうしょし、同年どうねん内田吐夢うちだとむ監督かんとく作品さくひん鳥居とりい強右衛門すねえもん』に出演しゅつえん撮影さつえい終了しゅうりょう同時どうじ召集しょうしゅうされて出征しゅっせいし、その中国ちゅうごく戦線せんせん転戦てんせんする。

殿山とのやま泰司やすじ改名かいめい

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中国ちゅうごく湖北こほくしょう終戦しゅうせんむかえた殿山とのやま復員ふくいん興亜こうあ映画えいが所属しょぞくしていたスタッフや俳優はいゆうっていた松竹しょうちく大船おおぶね撮影さつえいしょ自身じしん所属しょぞく確認かくにんして俳優はいゆう活動かつどう再開さいかい殿山とのやま泰司やすじ芸名げいめいあらためて映画えいがかい復帰ふっきする[5]新藤しんどう兼人かねと脚本きゃくほん吉村よしむらこう三郎さぶろう監督かんとく作品さくひんへの出演しゅつえんつうじてかれらと交流こうりゅうふかめ、1950ねん昭和しょうわ25ねん)に新藤しんどう吉村よしむら松竹しょうちく退社たいしゃして「近代きんだい映画えいが協会きょうかい」を設立せつりつしたさいには創立そうりつメンバーとして参加さんかした。

以後いご新藤しんどう吉村よしむら監督かんとく作品さくひん常連じょうれんをつとめたのち、そのだたる監督かんとくからも支持しじけて役者やくしゃとしてのキャリアをげていく。新藤しんどうの『はだかしま』ではしまおとこやく乙羽おとわ信子のぶこ共演きょうえん(これは一言ひとことしゃべらない、台詞せりふ脚本きゃくほん)、おなじく新藤しんどう作品さくひんの『人間にんげん』では漂流ひょうりゅうする漁船ぎょせん船長せんちょうやくで、それぞれ主役しゅやくをつとめた。『はだかしま』はモスクワ国際こくさい映画えいがさいグランプリをはじ数々かずかず国際こくさい映画えいがさい受賞じゅしょうし、『人間にんげん』で殿山とのやまはNHK映画えいがしょう主演しゅえん男優だんゆうしょう毎日まいにち映画えいがコンクール男優だんゆう主演しゅえんしょう受賞じゅしょうした[1]

めい脇役わきやく、エッセイストとして活躍かつやく

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その一方いっぽう、「おびがかかればどこへでも」をモットーに「三文さんもん役者やくしゃ」を自称じしょうして[1]様々さまざま映画えいが脇役わきやくとして出演しゅつえん巨匠きょしょう作品さくひんから児童じどう教育きょういく映画えいが娯楽ごらく映画えいが日活にっかつロマンポルノにいたるまでバイプレーヤーとして活躍かつやくした。独特どくとく風貌ふうぼうや、巧妙こうみょう演技えんぎから性格せいかく個性こせい俳優はいゆうとして黒澤くろさわあきら今村いまむら昌平しょうへい今井いまいただし大島おおしまなぎさなど様々さまざま監督かんとく重用じゅうようされた。また当時とうじ役者やくしゃにしてはめずらしくフリー[6]活動かつどうしていたため、しゃ協定きょうていしばられることなく各社かくしゃ映画えいがおお出演しゅつえんすることができた。そのため73ねん生涯しょうがいやく300ほんのぼ映画えいが出演しゅつえん[1]、テレビにも頻繁ひんぱん出演しゅつえんしたため、その作品さくひん膨大ぼうだいかずのぼる。

1960ねんの『はだかしま』の撮影さつえいちゅう台本だいほん余白よはく日記にっきんでいたところ、それに新藤しんどう監督かんとくめ、同年どうねん出版しゅっぱんの「太陽たいようとカチンコ : はだかしま撮影さつえい日誌にっし」に殿山とのやま日記にっき一部いちぶ掲載けいさいされる[7]。それをきっかけとしてエッセイ執筆しっぴつ活動かつどうはじまり、1966ねんに「三文さんもん役者やくしゃ無責任むせきにん放言ほうげんろく」を刊行かんこう。その著書ちょしょ出版しゅっぱんつづいた。コラム連載れんさいち、エッセイストとしても饒舌じょうぜつ素地そじとなり、1970年代ねんだいには「オレが」一人称いちにんしょう毒舌どくぜつぜながら独特どくとく口調くちょうかたるエッセイや自伝じでんてき文章ぶんしょう多数たすう執筆しっぴつし、トレードマークの禿あたまくろいサングラスをかけた殿山とのやまのイラストがえられていた。

晩年ばんねんとその

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1988ねん4ほん映画えいが出演しゅつえんまったのちがんがつかりすで全身ぜんしんまわっていたが、今村いまむら昌平しょうへいの『くろあめ』と神山かみやま征二郎せいじろうの『千羽せんばづる』の2ほん無事ぶじ撮影さつえいえた。1ほん出演しゅつえん断念だんねんし、最後さいご気力きりょくしぼってのこりの1ほんである堀川ほりかわ弘通ぐずう監督かんとくの「はな物語ものがたり」にのぞんだ。どうさくのロケがわり帰宅きたくしようとするが、自宅じたくアパートまであとやく500mのところあるけなくなりそのまま入院にゅういんした[1]

1989ねん平成へいせい元年がんねん4がつ30にち肝臓かんぞうがんで死去しきょした。享年きょうねん73。墓所はかしょ鎌倉かまくらきよし光明寺こうみょうじ京都きょうと正法寺しょうほうじ

1991ねん盟友めいゆう新藤しんどうにより「三文さんもん役者やくしゃ正伝せいでん殿山とのやま泰司やすじ」が出版しゅっぱん

2000ねん新藤しんどう殿山とのやま生涯しょうがい映画えいがし、『三文さんもん役者やくしゃ』という題名だいめい公開こうかいされた。殿山とのやま竹中たけなか直人なおとえんじた。

人物じんぶつ

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庶民しょみんやくとしての魅力みりょくまわりからの評価ひょうか

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作品さくひんなかおもえんじたのは庶民しょみんやくでしかもそのほとんどが脇役わきやくだったが、殿山とのやまはそれらのやくをどこか哀愁あいしゅうただよおとこたちとして人間味にんげんみたっぷりにえんじたことも、おおくの監督かんとく起用きようされた理由りゆうひとつである[1]かく作品さくひん印象いんしょうてき演技えんぎのこし、そのなか大島おおしまなぎさ監督かんとく問題もんだいさくあいのコリーダ』では局部きょくぶ丸出まるだしでえんじたことでられ、脇役わきやくながらおおきなインパクトをあたえた[1]がほかのシーンをふくめてこの作品さくひん映画えいが芸術げいじゅつ表現ひょうげんほう合否ごうひ裁判所さいばんしょながあらそわれた。

映画えいが監督かんとく内藤ないとうまことによると「生活せいかつかんのある庶民しょみんえんじられるただいち無二むに役者やくしゃ殿山とのやま出演しゅつえんするだけで作品さくひんにリアリティがた。セリフが一言ひとことしかないやくでもいつも全力ぜんりょく投球とうきゅうなためわたしふくめどの監督かんとくからもあいされた」とひょうしている[1]

没後ぼつご1990ねんムック別冊べっさつ宝島たからじま映画えいが秘宝ひほうのコラムでは「殿山とのやま起用きようでは(新藤しんどう兼人かねとのぞいて)、今村いまむら昌平しょうへい浦山うらやまきりろう成功せいこうした監督かんとく。」とひょうしている。殿山とのやまはTVドラマでは悪役あくやくやくざ組長くみちょうとうえんじたが、兵隊へいたい軍服ぐんぷく配役はいやくけなかった。おとうと戦死せんしして自著じちょ三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん」につづられる戦時せんじ経験けいけん背景はいけいにあったとされる。

新藤しんどう兼人かねと殿山とのやまを『はだかしま』の主演しゅえん起用きようした理由りゆうについて、「殿山とのやま庶民しょみんせい十分じゅうぶんせるような、ちからはいった仕事しごとをしてもらうのがねがいだった。かれ主演しゅえんという立場たちばちから発揮はっきしてもらえれば、この作品さくひんをさらにきとしたものにできる」とかたった[1]

私生活しせいかつ

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私生活しせいかつでは、復員ふくいんはじまった「側近そっきん」と女性じょせい正妻せいさい関係かんけいぼっすまでつづいた。離婚りこん再婚さいこんがままならずにおちいったその滑稽こっけい経緯けいいについては自著じちょ三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん」、新藤しんどう兼人かねとの『三文さんもん役者やくしゃ』にくわしい。臨終りんじゅうは「側近そっきん」が看取みとり、きんうつきょう新藤しんどう兼人かねとらがとむらえおく手掛てがけた。葬儀そうぎには、殿山とのやま遺骨いこつ分骨ぶんこつおこなわれ[1]墓所はかしょ親族しんぞくとはかれ、つまにんそれぞれが供養くよう箇所かしょてられている。 神奈川かながわけん鎌倉かまくらには正妻せいさい最初さいしょ夫人ふじん)とによる家族かぞく趣味しゅみ料理りょうり陶芸とうげいさけなどを前面ぜんめんしたみせ居酒屋いざかや「とのやま」がある[8]

趣味しゅみなど

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  • かなりの女好おんなずきである。中学生ちゅうがくせいころからたま吉原よしはら亀戸かめいどなどの遊郭ゆうかくかよし、高校こうこう進学しんがくかよつづけた[ちゅう 1]せいで退学たいがく一説いっせつによると「生涯しょうがいいた女性じょせいは700にん」ともわれている[1]女好おんなずきになった理由りゆうとして生前せいぜん本人ほんにんは、「幼少ようしょうははこいしさから女好おんなずきになったんだ」と親友しんゆう新藤しんどう兼人かねとかたっていた[1]正妻せいさいは、殿山とのやまおんなあそびについて「内向ないこうてき性格せいかく反動はんどうかれ本来ほんらいだれよりも真面目まじめ常識じょうしき」とひょうしている。
  • 趣味しゅみさけ」とうほどわかころから無類むるいさけきで、みのせきでは“がらしゅ”をすることで有名ゆうめいでよく映画えいがろん美術びじゅつろんかたっていた[1]正妻せいさいによるとわかころ殿山とのやまかせいだかねをほとんどれず、わか役者やくしゃさそってみにかけていたという。新藤しんどう兼人かねと息子むすこ映画えいがプロデューサーの新藤しんどう次郎じろうによると、殿山とのやまは44さいころ肝炎かんえんわずらいち危険きけん状態じょうたいになったことがあるとのこと[ちゅう 2]。ちなみにわかころはウイスキーを愛飲あいいんしていたが、肝臓かんぞうわずらってからは節制せっせいしてビールだけむようになり深酒ふかざけもやめた。
  • 大島おおしまなぎさから「大変たいへん読書どくしょ」とひょうされる[1]ほどの読書どくしょやミステリー愛好あいこうとしてもられた。また、新宿しんじゅくゴールデンがいあい文士ぶんしとの交友こうゆうふかく、殿山とのやま自身じしん文章ぶんしょうくのもきだった。上記じょうき節制せっせい生活せいかつのちさけ制限せいげんしたわりにエッセイの執筆しっぴつ没頭ぼっとうするようになった。エッセイでの殿山とのやま文章ぶんしょうは「殿山とのやま調ちょう」とばれおおくのファンを獲得かくとくした[1]映画えいが監督かんとく内藤ないとうまことは、「殿山とのやまさんの文章ぶんしょうはいい意味いみ目線めせんひくく、言葉ことばやわらかいためみやすく、独特どくとく軽妙けいみょうさがあらわれている」とひょうしている。
  • ジャズがきで、撮影さつえいオフにはジャズ喫茶きっさなど頻繁ひんぱんあらわれてはチック・コリアなどの演奏えんそういてごした[1])

そののエピソード

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  • 本人ほんにんは、「かみがなくなってから役者やくしゃとしてした」とかたっていた[1]
  • 映画えいがでは禿頭はげあたまにギョロという老人ろうじんてき風貌ふうぼう特徴とくちょうてきだったが、私生活しせいかつ流行りゅうこう敏感びんかんでお洒落しゃれであり、公私こうしにジーンズにサングラスがトレードマークだった。とくにジーンズにはこだわりがありLee(リー)を愛用あいようしていた[1]
  • 自著じちょによると、日本にっぽん映画えいが衰退すいたい仕事しごとったときには、家人かじん心配しんぱいさせまいと仕事しごとくフリをして都内とない彷徨ほうこうっていた。
  • 映画えいがだけでなくテレビドラマにもりだこで舞台ぶたいにも一方いっぽう、「CMにはない主義しゅぎ」として一切いっさいことわっていた[1]
  • 野坂のさかあきら出馬しゅつば応援おうえん演説えんぜつ依頼いらいされる。職業しょくぎょう俳優はいゆうから脚本きゃくほん演技えんぎはするが演説えんぜつ得意とくいではない、と応援おうえん言葉ことばれだったことを自著じちょの「三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん」あとがき解説かいせつにて暴露ばくろされている。
  • ファンからサインをもとめられるとまって「真実しんじつもとめて 殿山とのやま泰司やすじ」といた。

出演しゅつえん

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太字ふとじ題名だいめいキネマ旬報きねまじゅんぽうベストテンにランクインした作品さくひん

テレビドラマ

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  • ミュージカルショー / 何処どこへ(1956ねん、NHK)
  • どたんば(1956ねんNHK
  • 武智たけち鉄二てつじアワー だい4鳴神なるかみ」(1956ねんNTV
  • プレイハウス(1957ねん、NHK)
    • 月曜日げつようび微笑びしょう
    • にせがね道中どうちゅう
  • 東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょうTBS
    • だい30うみちょう」(1957ねん
    • だい43よるなみおん」(1957ねん
    • だい82国士無双こくしむそう」(1958ねん
    • だい103マンモスタワー」(1958ねん
    • だい113「いれずみ」(1959ねん
    • だい117軍艦ぐんかん」(1959ねん
    • だい124総会そうかい錦城きんじょう」(1959ねん
    • だい134ろ、子取ことりろ」(1959ねん
    • だい197うみあわ」(1960ねん) - 機関きかんちょう
    • だい217しろふう」(1961ねん
    • だい220悪人あくにん往生おうじょう」(1961ねん
    • だい231「あるよる殿様とのさま」(1961ねん
    • だい249おによるばなし」(1961ねん
    • だい301襟裳岬えりもみさき」(1962ねん
    • だい310少女しょうじょ」(1962ねん
    • だい331ぞくおゆき」(1963ねん
    • だい364「カルテロ・カルロス日本にっぽんぶ」(1963ねんだい18かい芸術げいじゅつさい奨励しょうれいしょう受賞じゅしょう
    • だい469結婚けっこんという就職しゅうしょく」(1965ねん
    • だい614わたしのダイヤモンド」(1968ねん
  • テレビ劇場げきじょう(NHK)
    • 女房にょうぼう秘宝ひほう(1958ねん
    • 愛妻あいさい競争きょうそう(1958ねん) - やすさら文吉ぶんきち
    • びっくりパーティー(1959ねん
    • ハーモニカのうた(1961ねん
    • 水仙すいせん木魚もくぎょ(1962ねん
    • 円朝えんちょうれき(1963ねん
  • この日曜にちよう(NHK)
    • かく(1958ねん
    • きかえった石松いしまつ(1959ねん
  • 東京とうきょう0時刻じこくKR
    • 死体したいをかくせ(1958ねん
    • 雪山ゆきやままねく(1959ねん
    • 証拠しょうこのこすな(1959ねん
    • 出口でぐちはひとつだ(1959ねん
  • ヤシカゴールデン劇場げきじょう(NTV)
    • 悦子えつこふえ(1959ねん
    • 並木なみき河岸かわぎし(1959ねん
  • 土曜どよう劇場げきじょう 最終さいしゅうばなし平家へいけかん」(1959ねん、KR)
  • サンヨーテレビ劇場げきじょう(KR)
    • にあんちゃん(1959ねん
    • 羅生門らしょうもん(1959ねん
    • 先生せんせいのこと(1959ねん
    • 張込はりこ(1959ねん
    • はもかわ(1959ねん
    • 貧乏びんぼうさん(1959ねん
    • いろはにほへと(1959ねん) - 黒河くろかわ
    • まど(1960ねん
    • きょうあるいのち(1960ねん
    • り(1960ねん
    • ふところ(1960ねん
    • アゴでん(1960ねん
    • にじ(1960ねん) - 田辺たなべ曹長そうちょう
    • 題名だいめいのないドラマ(1960ねん
    • おんな(1960ねん
    • 姉妹しまい(1960ねん
    • どっちがわらう(1960ねん
    • 危険きけんのような(1960ねん
    • きりなか少女しょうじょ(1960ねん
    • 赤坂あかさかふらんすちん(1960ねん
    • 集団しゅうだん就職しゅうしょく(1961ねん
    • だい出世しゅっせ物語ものがたり(1961ねん
  • ドキュメンタリードラマ・裁判さいばん / 娑婆しゃばふう(1959ねん、KR)
  • 雑草ざっそううた(NTV)
    • だい55自分じぶんはか」(1959ねん
    • だい61色彩しきさいなき青春せいしゅん」(1959ねん
    • だい92「ふぐのぶし」(1960ねん
    • だい101けがたのまち」(1960ねん
    • だい123父子ふしりょう」(1960ねん
    • だい142「ちぎれぐも」(1960ねん
  • さんぎょう広告こうこく だい9写真しゃしん」(1959ねんCX
  • ここにひとあり(NHK)
    • だい96「ミッキーの青春せいしゅん」(1959ねん
    • だい99にわとり人間にんげん」(1959ねん
    • だい126はしかけるぞう」(1960ねん
  • スリラー劇場げきじょうよるのプリズム だい27幽霊ゆうれいせん」(1959ねん、NTV)
  • 人生じんせいはドラマだ だい4桜川さくらがわ忠七ちゅうしち」(1959ねん、NTV)
  • サスペンスタイム だい3日光にっこう中宮祠ちゅうぐうし事件じけん」(1959ねんNET
  • 三菱みつびしダイヤモンド劇場げきじょう / ボロ春秋しゅんじゅう(1959ねん、CX)
  • ゴールデン劇場げきじょう(NTV)
    • さんふとしはもうない(1959ねん
    • ははこよみ(1960ねん
  • わたしだけがっている(NHK)
    • はしうえ(1959ねん
    • 誘拐ゆうかい(1961ねん
    • あかいシャンデリア(1962ねん
    • 波止場はとば(1962ねん
    • ゆき証言しょうげん(1963ねん
  • まき太郎たろうミステリー・暗闇くらやみこえ / 分身ぶんしん(1960ねん、KR)
  • おかあさん(TBS)
    • だい22じゅうねんはは」(1960ねん
    • だい35とりかごのうた」(1960ねん
    • だい67「がらくた」(1961ねん
    • だい90「あれち野菊のぎく」(1961ねん
    • だい94青空あおぞらはいつる」(1961ねん
    • だい115大人おとな子供こども」(1961ねん
    • だい130「おかあさん失格しっかく」(1962ねん
    • だい182みついたおかあさん」(1963ねん
    • だい357はは恋人こいびと」(1966ねん
  • 日立ひたち劇場げきじょう(1960ねん、KR)
    • だい26「いびき」
    • だい29結婚けっこん披露ひろう
    • だい35女医じょい理恵子りえこ先生せんせい帰郷ききょうす」
  • グリーン劇場げきじょう(KR)
    • だい5しろひも」(1960ねん
    • だい16地平線ちへいせんがぎらぎらっ」(1961ねん
  • 灰色はいいろのシリーズ だい32・33わたしだれだ」(1961ねん、NHK)
  • テレビ指定していせき(NHK)
    • 北斗ほくと(1961ねん
    • 分散ぶんさんあつしづくり(1961ねん
    • たった二人ふたり工場こうじょうから(1961ねん
    • うしなわれたまち(1962ねん
    • いてくれみんな(1962ねん
    • 砂丘さきゅう(1963ねん
    • ひとりばっちじゃない(1963ねん
    • ちいさな生活せいかつ(1963ねん
  • NECサンデー劇場げきじょう / おんな(1961ねん、NET)
  • 山本やまもと周五郎しゅうごろうアワー だい23「わたしです物語ものがたり」(1961ねん、TBS)
  • 日立ひたちファミリーステージ(TBS)
    • いかりの標的ひょうてき(1961ねん
    • ぼろと札束さつたば(1962ねん
    • ほん阿弥あみつじ盗賊とうぞく(1962ねん
    • なか茶色ちゃいろそら(1962ねん
  • 夫婦ふうふひゃくけい だい194意地張いじっぱ女房にょうぼう」(1962ねん、NTV)
  • 指名しめい手配てはい だい126 - 128とお」(1962ねん、NET)
  • 文芸ぶんげい劇場げきじょう(NHK)
    • だい27太平洋たいへいようさと」(1962ねん
    • だい49彦六おおいにわら」(1962ねん
    • だい53黒白くろしろ」(1962ねん
    • だい72清貧せいひんしょ」(1963ねん
  • すまま だい9挑戦ちょうせんしゃ」(1962ねん、NET)
  • 松本まつもと清張せいちょうシリーズ・くろ組曲くみきょく(NHK)
    • だい24弱味よわみ」(1962ねん) - 赤堀あかほり
    • だい45殺意さつい」(1963ねん) - 早川はやかわ主任しゅにん
  • あい劇場げきじょう だい175よごれたうみ」(1963ねん、NTV)
  • シャープ火曜かよう劇場げきじょう だい75南風みなみかぜ」(1963ねん、CX) - 林田はやしだ助太郎すけたろう
  • 近鉄きんてつ金曜きんよう劇場げきじょう(TBS)
    • はな詐欺さぎ(1963ねん
    • どく(1964ねん
    • このらにも明日あしたが(1965ねん
  • 判決はんけつ(NET)
    • だい45明日あしたへの済度さいど」(1963ねん) - 乙丸おとまる顕彰けんしょう
    • だい126刑事けいじはちろくごう法廷ほうてい」(1965ねん) - 青野あおのじゅうみやつこ
  • コメディフランキーズ だい13わか信長のぶなが」(1963ねん、TBS)
  • 浪曲ろうきょくドラマ / 佐渡さどこいうた(1963ねん、NHK)
  • 日本にっぽん映画えいが名作めいさくドラマ(NET)
    • やまおと(1963ねん
    • 浮草うきくさ(1964ねん
    • ちぼうけさん(1964ねん
    • もらいっ(1964ねん
  • ポーラ名作めいさく劇場げきじょう だい42うわさ武士ぶし」(1963ねん、NET) - 下僕げぼく半蔵はんぞう
  • こども劇場げきじょう だい40人道じんどうじゅく物語ものがたり」(1964ねん、NHK)
  • さんひきさむらい だい1シリーズ だい16白刃はくじん無情むじょう」(1964ねん、CX)
  • NHK劇場げきじょう(NHK)
    • あたらしい背広せびろ(1966ねん
    • 野菜やさいおんな(1966ねん
    • くもんか二郎じろう(1967ねん
    • 芽吹めぶころ(1968ねん
    • あなたの9.9平方へいほうメートル(1968ねん
    • 入場にゅうじょう無料むりょう(1971ねん
  • いてたまるか(TBS)
    • だい8「ああ誕生たんじょう」(1966ねん
    • だい34「ウルトラおやじとひとりっ」(1967ねん
    • だい57「ぼくのおとうちゃん」(1967ねん」)
  • ザ・ガードマン だい48結婚けっこん秘密ひみつ」(1966ねん、TBS)
  • おはなはん(1966ねん - 1967ねん、NHK)
  • あいうた(1967ねん、NTV)
  • けん だい40魔性ましょう」(1968ねん、NTV) - きむねこ親分おやぶん
  • ななにん刑事けいじ だい377銃口じゅうこうけるとき」(1969ねん、TBS)
  • 番目ばんめ刑事けいじ (1969ねん、NET / 東映とうえい) - 野呂のろ刑事けいじ
  • 時間じかんですよ(1970ねん、TBS)
  • 鬼平おにへい犯科はんかちょう だい2シリーズ だい6「おしげ」(1971ねん、NET / 東宝とうほう) - 友五郎ともごろう
  • 怪談かいだん だい1四谷よつや怪談かいだん」(1972ねん、NET)- たくえつ
  • 長谷川はせがわしんシリーズ だい20髭題目ひげだいもくせい」(1973ねん、NET)
  • 旅人たびびと 三郎さぶろう だい17めた慕情ぼじょう霧雨きりさめけむった」(1973ねん12ch) - りょうとお
  • 必殺ひっさつ仕置しおきじん だい15よるがキバむくひと宿やど」(1973ねんABC) - 雲水うんすい
  • おおかみ無頼ぶらいひかえ だい4地獄じごくわな」(1973ねんMBS) - 和尚おしょう
  • ぜにがた平次へいじ(CX)
    • だい438大江戸おおえどじゅうよん」(1974ねん) - ろくへい
    • だい655他人たにんいてくれた」(1979ねん) - よしへい
  • ユタとふしぎな仲間なかまたち(1974ねん、NHK) - 寅吉とらきち
  • ザ・ボディガード だい8作戦さくせん命令めいれい 宝石ほうせき奪還だっかんせよ!!」(1974ねん、NET) - 村田むらた孝雄たかお
  • おしどり右京うきょう捕物とりものしゃ だい20「怨(うらむ)」(1974ねん、ABC) - 与兵衛よへえ
  • けんか安兵衛やすべえ だい22おさななじみ」(1975ねんKTV
  • 松本まつもと清張せいちょうシリーズ・あい断層だんそう(1975ねん、NHK) - 伊牟田いむた探偵たんてい
  • 鬼平おにへい犯科はんかちょう だい18かえる長助ちょうすけ」(1975ねん、NET / 東宝とうほう) - 三浦みうら彦兵衛ひこべえ
  • 非情ひじょうのライセンス だい2シリーズ(NET / 東映とうえい
    • だい25兇悪きょうあくきり」(1975ねん) - 大上おおがみ則之のりゆき
    • だい66兇悪きょうあく振子ふりこ」(1976ねん) - 九谷くたに大造たいぞう
    • だい85兇悪きょうあく刑事けいじ」(1976ねん) - 安西あんざい増次郎ますじろう安西あんざいぐみ組長くみちょう
  • しん座頭市ざとういち(CX / かちプロ
    • だい1シリーズ だい7「わらべうたきこえる」(1976ねん) - 甚左
    • だい2シリーズ(1978ねん
      • だい2なし達磨だるまはるがきた」 - 達磨寺だるまじ和尚おしょう
      • だい18「こやしどう」 - 和尚おしょう
    • だい3シリーズ だい15「かかしっ」(1979ねん) - 酒屋さかや主人しゅじん
  • かく目付めつけ参上さんじょう だい13みぎひだり暗闇くらやみか」(1976ねん、MBS) - 根岸ねぎし検校けんぎょう
  • ベルサイユのトラックあねちゃん だい18京都きょうとこいはだかはぬれる」(1976ねん、NET) - いたふじ
  • 怪人かいじんじゅう面相めんそう だい9やぶれ! 変装へんそうわな」(1977ねん、CX)
  • 特捜とくそう最前線さいぜんせんANB / 東映とうえい
    • だい1あい十字架じゅうじか」(1977ねん)- やくざの組長くみちょう
    • だい96強奪ごうだつはなのスーパーヤング!」(1979ねん
  • 前略ぜんりゃくおふくろさま だい2シリーズ だい23(1977ねん、NTV) - 斉藤さいとう
  • 横溝よこみぞ正史せいしシリーズ / みっくびとう(1977ねん、MBS) - 法然ほうねん
  • 華麗かれいなる刑事けいじ だい14あめ月曜日げつようび」(1977ねん、CX)
  • だい都会とかい PARTII だい28狙撃そげき」(1977ねん、NTV) - 小島こじま良造りょうぞう
  • おとこたちの旅路たびじ だい3 だい1「シルバー・シート」(1977ねん、NHK) - 曽根そね
  • 大河たいがドラマ(NHK)
  • 西遊せいゆう だい2ながたびはじまり」(1978ねん、NTV)
  • 土曜どようワイド劇場げきじょう(ANB)
  • 飢餓きが海峡かいきょう(1978ねん、CX)
  • やぶ新九郎しんくろう だい1砂塵さじんまちおとこ」(1978ねん、ANB) - ほうげん
  • 探偵たんてい物語ものがたり だい6失踪しっそうしゃかげ」(1979ねん、NTV) - 共栄きょうえい商事しょうじ社長しゃちょう
  • 体験たいけん時代じだい(1979ねん12ch)- えんうみ(かほりのちち蓮生寺れんしょうじ住職じゅうしょく
  • あ・うん(1980ねん、NHK)
  • たびがらす事件じけんじょう だい1「あれがうわさ道中どうちゅう奉行ぶぎょう」(1980ねん、KTV) - 弥七やしち
  • 熱中ねっちゅう時代じだい だい2シリーズ だい13熱中ねっちゅう先生せんせい退治たいじ」(1980ねん、NTV) - あきまもる
  • しん捕物とりものちょう だい128くじらとりの」(1980ねん、NTV)
  • 銀河ぎんがテレビ小説しょうせつ(NHK)
    • まわりみち(1981ねん10がつ12にち - 10月30にち) - 常次郎つねじろう
  • 時代じだいげきスペシャル / ながし奉行ぶぎょう(1981ねん、CX) - しょうすけ
  • プロハンター だい17みなみえたおとこ」(1981ねん、NTV)
  • 鬼平おにへい犯科はんかちょうテレビ朝日てれびあさひ / 東宝とうほう
    • だい2シリーズ だい8にわかあめ」(1981ねん) - 嘉平かへい
    • だい3シリーズ だい13おとこどく」(1982ねん)- 伊助いすけ
  • 大江戸おおえど捜査そうさもう だい481連判れんばんじょうまね姿すがたなき殺人さつじんしゃ」(1981ねん、12ch) - 市兵衛いちべえ
  • しん事件じけん わがうたはないちもんめ(1981ねん、NHK)
  • 日本にっぽん犯科はんかちょう隠密おんみつ奉行ぶぎょう 久留米くるめへん(1981ねん、CX) - 一平いっぺい
  • はる(1982ねん、ANB)(原作げんさく向田むかいだ邦子くにこ演出えんしゅつ久世くぜ光彦みつひこ)- 屋台やたいのおやじ
  • 人間にんげん万事ばんじふさがおう丙午ひのえうま(1982ねん、TBS)
  • うわさ刑事けいじトミーとマツ だい1シリーズ だい58七転八倒しちてんはっとう! トミマツの昇進しょうしん試験しけん」(1981ねん、TBS) - たばこ主人しゅじん
  • 時代じだいげきスペシャル 鼠小僧次郎吉ねずみこぞうじろきち 必殺ひっさつ白刃はくじん(1983ねん、CX) - 長沢屋ながさわやかんみぎ衛門えもん
  • 太陽たいようにほえろ!(NTV / 東宝とうほう) - 平山ひらやまはじめ
    • だい541「からくり」(1983ねん
    • だい580名人めいじん」(1983ねん
    • だい670「ドック潜入せんにゅう! 泥棒どろぼう株式会社かぶしきがいしゃ」(1985ねん
  • ながぼし佐吉さきち だい4こいぬすみのだい勝負しょうぶ」(1984ねん、CX)
  • ニュードキュメンタリードラマ昭和しょうわ 松本まつもと清張せいちょう事件じけんにせまる だい12かい天国てんごくむすこい 坂田山さかだやま心中しんちゅうの事件じけん」(1984ねん、ANB)
  • うちのにかぎって…パート2 だい4ほねまであいして」(1985ねん、TBS)- 五十嵐いがらしそう一郎いちろう
  • 特命とくめい刑事けいじザ・コップ だい6「さらわれたおんなえ!」(1985ねん、ANB)
  • 水曜すいようドラマスペシャル / 松本まつもと清張せいちょうスペシャル・支払しはらぎた縁談えんだん(1985ねん、TBS)
  • ドラマ人間にんげん模様もよう / はなへんろ ふう昭和しょうわ日誌にっし だいいちしょうだいさんしょう(1985ねん - 1988ねん、NHK)
  • ちちじょう(1986ねん、NHK)
  • かあちゃん(1987ねん、ANB)
  • 火曜かようサスペンス劇場げきじょう
    • 浅見あさみ光彦みつひこミステリー1 平家へいけ伝説でんせつ殺人さつじん事件じけん(1987ねん9がつ8にち、NTV) ‐ 稲田いなだ広信ひろのぶ
    • 3 佐渡さど伝説でんせつ殺人さつじん事件じけん
  • 1・2・3と4・5・ロク(1988ねん、KTV)
  • 殿山とのやま泰司やすじのぶらりたん(1974ねんTBSラジオ
  • (1939ねん新築地しんつきじ劇団げきだん) - むらおとこ番頭ばんがしら

著作ちょさく

編集へんしゅう
  • 三文さんもん役者やくしゃ無責任むせきにん放言ほうげんろくさんいち新書しんしょ、1966、新版しんぱん以下いかりゃく角川かどかわ文庫ぶんこ 1984、ちくま文庫ぶんこ、2000
  • 三文さんもん役者やくしゃのニッポン日記にっきさんいち書房しょぼう、1967、ちくま文庫ぶんこ、2001
  • 日本にっぽんおんな地図ちず 自然しぜんは、肉体にくたいにどんな影響えいきょうあたえるか』光文社こうぶんしゃカッパ・ブックス、1969、角川かどかわ文庫ぶんこ 1983
    • みずからの体験たいけん伝聞でんぶんもとかく地域ちいき女性じょせい特徴とくちょうをまとめたもので“昭和しょうわ一大いちだい奇書きしょ”とばれ、それまでの殿山とのやま著作ちょさくとはことなる才能さいのうらしめた[1]
  • 『バカな役者やくしゃめ!!』講談社こうだんしゃ、1971、ちくま文庫ぶんこ、2001
  • 三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん PART1-PART3』講談社こうだんしゃ、1971-75、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ上下じょうげ) 1980、ちくま文庫ぶんこ上下じょうげ)、1995
    • のちに、「三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん」をもとに麦人ばくじん殿山とのやまふんする舞台ぶたいどくだんげき「タイチャン」が上演じょうえんされている。
  • 『にっぽん・あなあきいでん講談社こうだんしゃ、1975
  • 『JAMJAM日記にっき白川しらかわ書院しょいん、1977、角川かどかわ文庫ぶんこ 1983、ちくま文庫ぶんこ、1996
  • 三文さんもん役者やくしゃのニッポンひとりたび白川しらかわ書院しょいん、1977、ちくま文庫ぶんこ、2000
  • 殿山とのやま泰司やすじのミステリ&ジャズ日記にっき講談社こうだんしゃ、1981
  • 殿山とのやま泰司やすじのしゃべくり105にち講談社こうだんしゃ、1984
  • 三文さんもん役者やくしゃ時間じかん』(新編しんぺん)、ちくま文庫ぶんこ、2003
  • 殿山とのやま泰司やすじベスト・エッセイ』(大庭おおばかやろうへん)、ちくま文庫ぶんこ、2018

関係かんけいのあった人々ひとびと

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殿山とのやま直後ちょくご評伝ひょうでん三文さんもん役者やくしゃ』(岩波書店いわなみしょてん)をいた新藤しんどう兼人かねとは、それを原作げんさくにして2000ねん平成へいせい12ねん)に映画えいが三文さんもん役者やくしゃ』を完成かんせいさせた。殿山とのやまやく竹中たけなか直人なおとえんじている。

映画えいが三文さんもん役者やくしゃ』とおなねんに、声優せいゆう麦人ばくじんどくだん一人ひとり芝居しばい)『タイチャン』というタイトルで舞台ぶたい上演じょうえんした。こちらも近代きんだい映画えいが協会きょうかい協力きょうりょくしている。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 新藤しんどう兼人かねと三文さんもん役者やくしゃ 正伝せいでん殿山とのやま泰司やすじ新版しんぱん岩波いわなみ現代げんだい文庫ぶんこ
  • 殿山とのやま泰司やすじ三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん旧版きゅうばん講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ上下じょうげ
  • 殿山とのやま泰司やすじ三文さんもん役者やくしゃ時間じかん』ちくま文庫ぶんこ

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 週刊しゅうかん現代げんだい2021ねん6がつ5にちごう昭和しょうわ怪物かいぶつ研究けんきゅうその120・殿山とのやま泰司やすじ「『三文さんもん役者やくしゃ』の眼差まなざし」p25-32
  2. ^ 殿山とのやま泰司やすじ三文さんもん役者やくしゃあなあきいでん PART I』 講談社こうだんしゃ 1980ねん4がつ 35ぺーじ
  3. ^ 新藤しんどう監督かんとく殿山とのやま泰司やすじ ふたりのえんがとりもつ瀬戸田せとだ因島いんのしま尾道おのみち
  4. ^ しかしそのおとうとは、獨逸どいつがく協會きょうかい學校がっこう(のち獨協大どっきょうだいがく)に進学しんがく応召おうしょうしてビルマで戦死せんしした。
  5. ^ a b 殿山とのやま泰司やすじ、『日本にっぽん映画えいが俳優はいゆう全集ぜんしゅう男優だんゆうへん』、p.392-393.
  6. ^ 松竹しょうちく映画えいが退団たいだん参加さんかした近代きんだい映画えいが協会きょうかい映画えいが自主じしゅ制作せいさく組織そしき俳優はいゆう人事じんじけんかった。
  7. ^ 新藤しんどう兼人かねと太陽たいようとカチンコ : はだかしま撮影さつえい日誌にっしダヴィッドしゃ 1960ねん11月
  8. ^ 新藤しんどう兼人かねと著作ちょさく三文さんもん役者やくしゃ」にると実子じっしはなく、それぞれのつま血縁けつえんから養子ようしむかえた。
  1. ^ 16さいときたま遊郭ゆうかくふでおろしをませた[1]
  2. ^ 殿山とのやまが『はだかしま』の撮影さつえいまえ医師いしから「にたければやりなさい」とさじをげられたが、どうしてもかれ主演しゅえん映画えいがりたい新藤しんどう兼人かねと撮影さつえい強行きょうこうした。しかしロケしまにはさけはおろか食堂しょくどうすらなかったため、自然しぜんだんしゅ粗食そしょく生活せいかつとなり結果けっかてき殿山とのやま危機ききだっしたとのこと[1]

外部がいぶリンク

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