(Translated by https://www.hiragana.jp/)
焼香 - Wikipedia

焼香しょうこう(しょうこう)とは、仏教ぶっきょうにおいて、こうくこと。とくに、ふつ死者ししゃたいしてこういておがむこと。焚香ともいう。ぬりたいする言葉ことば

通夜つやにおける焼香しょうこう様子ようす

概要がいよう

編集へんしゅう

線香せんこうおこな場合ばあい抹香まっこうおこな場合ばあいがある。線香せんこう焼香しょうこうは、日常にちじょうまいもちいられるもので、一般いっぱんには「線香せんこうげる」とわれる。抹香まっこう焼香しょうこうは、こまかくしたこう抹香まっこう)をつまみ、香炉こうろにパラパラととしてくもの。通夜つや葬儀そうぎ法要ほうようなどでおこなわれる。一般いっぱんてきには、後者こうしゃ焼香しょうこうという。

しん身体しんたいけがのぞき、清浄せいじょうしんでおまいりするさい作法さほうとされる。左手ひだりて数珠じゅずけて右手みぎて焼香しょうこうをする。親指おやゆび人指ひとさゆび中指なかゆび三指みつゆびこうをつまむが、作法さほう宗派しゅうはによってことなる。

形式けいしき

編集へんしゅう

焼香しょうこう種類しゅるい

編集へんしゅう
  • 立礼りつれい焼香しょうこう
遺族いぞく会葬かいそうしゃ遺影いえいまえった状態じょうたい順次じゅんじ焼香しょうこうしていく形式けいしき
  • れい焼香しょうこう
遺族いぞく会葬かいそうしゃ遺影いえいまえ順次じゅんじすわって焼香しょうこうしていく形式けいしき
  • まわ焼香しょうこう
遺族いぞく会葬かいそうしゃ着席ちゃくせきした状態じょうたいならんだじょうで、香炉こうろとなりひとうつしながら順次じゅんじ焼香しょうこうおこな形式けいしき
この場合ばあい香炉こうろ台車だいしゃきのだいかれ、たいごと移動いどうさせる。

かく宗派しゅうはにおける焼香しょうこう

編集へんしゅう
焼香しょうこう3かい線香せんこうも3ほんてる。くち三業さんぎょうきよめるとされる。また「ふつほうそう」の三宝さんぽうささげるというせつまたさんどく煩悩ぼんのうむさぼり、いかり、愚痴ぐち)をひとつずつなくすというせつがある。
焼香しょうこう2かい線香せんこうは1ほんてる。(線香せんこうを3ほんならてる場合ばあいもある、この場合ばあいりょうわきむかえ線香せんこうぶ、みぎひだり中央ちゅうおうじゅんてる。)
焼香しょうこうはまず右手みぎていちつまみのこうかるがくあたりにいただいてく(かる左手ひだりてえることもある)、つぎこういただかないでく。
はじめにこうおもつぎこうしたがえという。
焼香しょうこう2かいこうがくいただかない。線香せんこうてずに、ってかせる。
こうをおそなえする」と意味いみから、焼香しょうこうは1かいこうがくいただかない。線香せんこうてずに、ってかせる。
とくにこだわらない。焼香しょうこう1~3かい線香せんこうは1~3ほんてる。
焼香しょうこう3かい線香せんこうは1ほんてる。

宗教しゅうきょうでの焼香しょうこう

編集へんしゅう

キリスト教きりすときょう

編集へんしゅう

福音ふくいんでは焼香しょうこう異教いきょう偶像ぐうぞう崇拝すうはいであるから、してはならないとされる[1][2][3][4][5]

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ 尾山おやまれいひとしちょ信仰しんこう生活せいかつ手引てびき』いのちのことばしゃ
  2. ^ 勝本かつもと正實まさみ日本にっぽん宗教しゅうきょう行事ぎょうじにどう対応たいおうするか』いのちのことばしゃ
  3. ^ 橋本はしもとたつみ日本人にっぽんじん祖先そせん崇拝すうはい』いのちのことばしゃ
  4. ^ たき元明もとあき千代ちよいた祝福しゅくふくCLC出版しゅっぱん
  5. ^ 教会きょうかい成長せいちょうシンポジウム』新生しんせい運動うんどう

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう