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貿易風 - Wikipedia

貿易ぼうえきふう(ぼうえきふう、英語えいご: trade winds)は、ねつ帯域たいいき定常ていじょうてき西向にしむきの卓越たくえつふうのこと。熱帯ねったい東風こち(ねったいとうふう)やつねふう(こうふう)、ふるくはつねしんふう(こうしんふう)とばれた。たんへん東風こち(へんとうふう、英語えいご: easterlies)とばれることもあるが(大気たいきだい循環じゅんかんろん)、極地きょくちでおこる恒常こうじょうてき東風こちごく東風こち)も同様どうようばれるため、これとけるために熱帯ねったいへん東風こちばれることもある[注釈ちゅうしゃく 1][1]

地球ちきゅうじょう恒常こうじょうてき気流きりゅう卓越たくえつふう)の黄色おうしょく北半球きたはんきゅう貿易ぼうえきふう北東ほくとう貿易ぼうえきふう)、茶色ちゃいろ南半球みなみはんきゅう貿易ぼうえきふう南東なんとう貿易ぼうえきふう)をあらわす。また青色あおいろ偏西風へんせいふうあらわす。

南北なんぼく半球はんきゅうてい緯度いどたいやく0~30)には、ハドレー循環じゅんかんばれる大気たいきながれがしょうじており、この現象げんしょうと、地球ちきゅう自転じてんによってしょうじるコリオリのちからけて地表ちひょうこる空気くうきながれが貿易ぼうえきふうばれるものである。一般いっぱん恒常こうじょうてき東風こち説明せつめいされるが、それぞれきょくがわから赤道せきどうたいかうかぜながれもあり、まさしくは北半球きたはんきゅうでは北東ほくとうふう南半球みなみはんきゅうでは南東なんとうふうとなり、それぞれ北東ほくとう貿易ぼうえきふう南東なんとう貿易ぼうえきふうともばれる。

近代きんだい以前いぜん帆船はんせん時代じだいにおいて、ふうながれをつかむことは重要じゅうようであり、とく貿易ぼうえきふうは15世紀せいきはじまるだい航海こうかい時代じだいにおいてヨーロッパの列強れっきょう諸国しょこくにその重要じゅうようせい認識にんしきされた。貿易ぼうえきふう偏西風へんせいふうによって、ヨーロッパは大西おおにしひろし横断おうだんしてアメリカ大陸あめりかたいりくきすることが可能かのうとなり、植民しょくみん拡大かくだいさせることが可能かのうとなった。また、ヨーロッパから、みなみにあたるアフリカ南部なんぶかうさいにも、いったん外海そとめ西にしすすんでからかうという航法こうほう確立かくりつされた。

気象きしょうがくにおいては、大西洋たいせいよう太平洋たいへいようインド洋いんどよう南部なんぶ発生はっせいし、北米ほくべい東南とうなんアジア、マダガスカル、ひがしアフリカに上陸じょうりくする熱帯ねったいせい暴風雨ぼうふううこすくも貿易ぼうえきふうはこんでいる。貿易ぼうえきふう発生はっせいいきにおいては亜熱帯あねったいだかあつたいから下降かこうする空気くうきによってしょうじる貿易ぼうえきふう逆転ぎゃくてんによってくも高層こうそうおさえられ、あさ積乱雲せきらんうんられる。貿易ぼうえきふうよわまると、その近辺きんぺん陸上りくじょうでよりおおくの降雨こううられるようになる。

大西洋たいせいようにおける貿易ぼうえきふうは、硝酸塩しょうさんえんやリンさんしおサハラ砂漠さはらさばく砂塵さじん中南米ちゅうなんべいはこ役割やくわりっている。これはアマゾンの土壌どじょう好影響こうえいきょうあたえる一方いっぽう大気たいきちゅう微粒子びりゅうしえることで大気たいき環境かんきょう悪影響あくえいきょうおよぼす側面そくめんもある。とくに1970年代ねんだい以降いこう、アフリカの旱魃かんばつによって砂塵さじんりょうし、カリブやフロリダのサンゴ礁さんごしょう悪影響あくえいきょうあたえていることがられている。

語義ごぎ由来ゆらい

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日本語にほんご貿易ぼうえきふうという用語ようごは、そのまま英語えいごの "trade winds" に由来ゆらいする。貿易ぼうえきふう主流しゅりゅうとなるまえ明治めいじ初期しょきにはていかぜつねしんふうという用語ようごほう一般いっぱんてきであった[2]

英語えいごの "trade winds" は14世紀せいきごろからもちいられていた用語ようごであったが、当時とうじ末期まっきちゅう英語えいご)の "trade" には貿易ぼうえき交易こうえきという意味合いみあいはなく、たんに「進路しんろ」や「経路けいろ」を意味いみしていた[3][4]。その、18世紀せいきまでに大西おおにしひろし横断おうだんするイギリスの商船しょうせんたい貿易ぼうえきふう重要じゅうようせい認識にんしきしたことにともない、やがて trade は foreign commerce (外国がいこくとの商業しょうぎょうてき取引とりひき)とおな意味いみつようになった。この用法ようほう市民しみん言語げんご学者がくしゃあいだにも浸透しんとうし、現在げんざいいた[5]

また、15世紀せいきポルトガルでは "volta do mar" とばれ、これはポルトガルで「海洋かいよう変化へんかてん」ないし「海洋かいようからの帰還きかん」を意味いみする[6]

 
1686ねん作成さくせいされたエドモンド・ハレーによる貿易ぼうえきふう地図ちず

だい航海こうかい時代じだいはじまった15世紀せいき時点じてんにおいて、すでにポルトガルは北半球きたはんきゅうがわ南半球みなみはんきゅうがわわずだい西洋せいようにおける航海こうかいでの貿易ぼうえきふう重要じゅうようせい認識にんしきしていた[6]西にしアフリカからヨーロッパにかえ場合ばあい沿岸えんがんづたいにきたかうのではなく、一度いちど西にし北西ほくせいかって、つまりアフリカ大陸たいりくからはなれるように航行こうこうする必要ひつようがあった。その北東ほくとうかってアゾレス諸島しょとう周辺しゅうへんき、最終さいしゅうてきひがしかってヨーロッパへと辿たどいた。また、反対はんたいにアフリカ南部なんぶかう場合ばあいには、一度いちど海洋かいようブラジル方向ほうこうかったのち南緯なんい30付近ふきんふたたひがしかうコースをらないといけないことを認識にんしきしていた(かりにアフリカ大陸たいりく沿岸えんがん沿いにみなみかうとすると、南半球みなみはんきゅうにおいて風上かざかみかってすすむことになるため)。熱帯ねったい地域ちいきにおけるへん東風こち貿易ぼうえきふう)と、高緯度こういどにおける偏西風へんせいふうふくむ、全体ぜんたいてきふう循環じゅんかんは、最終さいしゅうてきに1565ねんアンドレス・デ・ウルダネータ航海こうかいによって、ヨーロッパにられることとなった[7]

帆船はんせん時代じだいにおいて船長せんちょうは、かいたい方向ほうこうかぜくと予想よそうされるコースをさがした[8]。 この時代じだいにおける卓越たくえつふうは、地球ちきゅうじょう様々さまざま地点ちてんへのアクセスを容易よういにしたり、困難こんなんにした。そして、これはヨーロッパ列強れっきょう帝国ていこく建設けんせつ直接的ちょくせつてき影響えいきょうあたえるものであり、ひいては現代げんだい政治せいじてき側面そくめんから地理ちりにも影響えいきょうあたえた。たとえば、マニラのガレオンせんかいかぜ方向ほうこうすすむことは不可能ふかのうであった[7]

19世紀せいきなかばにアメリカの海軍かいぐん士官しかんであったマシュー・フォンテーン・モーリー海洋かいよう気象きしょう観測かんそく国際こくさいてき規格きかく統一とういつはかり、世界中せかいじゅう海洋かいようじょうふうながれと海流かいりゅうせた海図かいず作成さくせいした[9]

発生はっせい要因よういん気象きしょうがくてき特徴とくちょう

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地球ちきゅう大気たいき循環じゅんかんのモデル。ちゅう緯度いどだかあつたい熱帯ねったい収束しゅうそくたいあいだにあるななめの水色みずいろせん貿易ぼうえきふうにあたる。

てい緯度いどたいにおける大気たいきは、赤道あかみち付近ふきん熱帯ねったい収束しゅうそくたい[注釈ちゅうしゃく 2]あたためられた空気くうき上昇じょうしょうし、その上空じょうくう極地きょくちかうと南北なんぼくりょう緯度いど30付近ふきんにあたる亜熱帯あねったいだかあつたいちゅう緯度いどだかあつたい)で下降かこうする[注釈ちゅうしゃく 3]。こうして地表ちひょうりた空気くうきは、今度こんど赤道せきどう付近ふきんてい気圧きあつたいかうという循環じゅんかんしょうじている(ハドレー循環じゅんかん)。この赤道せきどうかう空気くうきながれは、地球ちきゅう自転じてん作用さようコリオリのちから)によってりょう半球はんきゅう西にし偏向へんこうされる[11]。すなわち、北半球きたはんきゅうではおも北東ほくとうふうとなり、南半球みなみはんきゅうでは南東なんとうふうとなる[12]。このふうのことを貿易ぼうえきふうび、とく北半球きたはんきゅうしょうじる貿易ぼうえきふう北東ほくとう貿易ぼうえきふう南半球みなみはんきゅうしょうじるものを南東なんとう貿易ぼうえきふうける[13]。そしてこれらふうは、ふうおだやかで変化へんかすくない熱帯ねったい収束しゅうそくたい赤道あかみち無風帯むふうたい)で合流ごうりゅうする[14]

亜熱帯あねったいだかあつたい下降かこうする空気くうきは、地表ちひょうちかづくにつれあたためられるために、(水分すいぶんりょう一定いっていのため)相対そうたい湿度しつどがり、この空気くうきかたまり気団きだん)は比較ひかくてき乾燥かんそうしたものとなる。このあたたかく乾燥かんそうした気団きだん通常つうじょうあたたかく湿しめった熱帯ねったい気団きだん上層じょうそう存在そんざいし、上層じょうそう気団きだんばれる。通常つうじょう大気たいき温度おんど高度こうどがるほどがるが、こうした場所ばしょではぎゃく気温きおん上昇じょうしょうする逆転ぎゃくてんそうしょうじることになる(気温きおん逆転ぎゃくてん)。こうした貿易ぼうえきふう発生はっせいいきしょうじる逆転ぎゃくてんそうのことを、貿易ぼうえきふう逆転ぎゃくてん(trade wind inversion)と[15][16]

熱帯ねったい地域ちいき通過つうかしたてい緯度いど気団きだんは、より直射ちょくしゃ日光にっこうのために温度おんど上昇じょうしょうする。このとき陸上りくじょう発達はったつするものを大陸たいりくせい海上かいじょうのものを海洋かいようせい区別くべつし、大陸たいりくせい気団きだんは、海洋かいようせいよりも乾燥かんそうかつ高温こうおんであり、亜熱帯あねったいだかあつたいにある大陸たいりく西側にしがわ周縁しゅうえん北上ほくじょうする[17]インド洋いんどよう北部ほくぶのぞくすべての熱帯ねったい海域かいいきにおいて、貿易ぼうえきふうこる領域りょういきひろ存在そんざいする[18]

気象きしょう生態せいたいけいへの影響えいきょう

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貿易ぼうえきふうこる領域りょういき上空じょうくう形成けいせいされるくもは、貿易ぼうえきふう逆転ぎゃくてんによってたかさが制限せいげんされ、一般いっぱんてきたかさ4キロメートル (13,000 ft)以下いか積雲せきうん構成こうせいされる[19]貿易ぼうえきふうさむぶしきょく方向ほうこう北半球きたはんきゅうでは北東ほくとう南半球みなみはんきゅうでは南東なんとう)からおお発生はっせいし、なつよりもふゆほうふうつよ[20]たとえば、南米なんべいてい緯度いど位置いちするギアナは、1がつから4がつにかけてが、かぜつよぶしとなる[21]北極ほっきょく振動しんどうさむ時期じきはげしいとき(ポジティブ・フェーズ)、貿易ぼうえきふうつよまる傾向けいこうがあり、反対はんたいあたたかい時期じきおだやかになるとき(ネガティブ・フェーズ)はよわまる傾向けいこうがある[22]貿易ぼうえきふうよわまるとちゅうべいなどの熱帯ねったい陸地りくちではより広範囲こうはんいあめるようになる[23]

北半球きたはんきゅう真夏まなつ時期じき(7がつ)には、北上ほくじょうする亜熱帯あねったいだかあつたい南側みなみがわ西にしかって貿易ぼうえきふうカリブ海かりぶかいからきたアメリカ南東なんとう(フロリダおよびメキシコ沿岸えんがん)にかって、北西ほくせいびる。この気流きりゅう南側みなみがわ周辺しゅうへんではサハラ砂漠さはらさばく砂塵さじんはこばれており、これが上陸じょうりくすると、降雨こうう抑制よくせいされ、空色そらいろあおからしろわり、あか夕焼ゆうやけがえるようになる。また、大気たいきちゅう微粒子びりゅうし増加ぞうかすることで、大気たいき状態じょうたい悪影響あくえいきょうあたえる[24]。 アメリカ南東なんとう北米ほくべいもっと空気くうき綺麗きれい地域ちいきの1つであるが、アメリカに到達とうたつするアフリカのちりおおくは、フロリダに影響えいきょうあたえる[25]。 1970ねん以降いこう、アフリカの旱魃かんばつによって、砂塵さじん発生はっせい悪化あっかしている。カリブ海かりぶかいやフロリダへはこばれる砂塵さじんりょうとしごとにおおきな変動へんどうがある[26]。 こうした砂塵さじんが、おもに1970年代ねんだい以降いこうカリブ海かりぶかいとフロリダにおけるサンゴ礁さんごしょう生育せいいく悪影響あくえいきょうあたえている[27]

栄養分えいようぶんおおふくサハラ砂漠さはらさばく砂塵さじんは、毎年まいとしなんひゃくまんトンも貿易ぼうえきふうって大西洋たいせいよう横断おうだんし、土壌どじょう重要じゅうようなリンや栄養素えいようそ欠乏けつぼうしているアマゾンにとどいている[28]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 極地きょくち場合ばあいごくへん東風こちぶ。
  2. ^ モンスーン発生はっせいいきのものをとくモンスーントラフ[10]
  3. ^ この対流圏たいりゅうけん上層じょうそう極地きょくちかって西にしよりにながれるふうのことを反対はんたい貿易ぼうえきふうという。

出典しゅってん

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  1. ^ へん東風こちとは -コトバンク”. 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)「へん東風こち. 株式会社かぶしきがいしゃDIGITALIOおよ株式会社かぶしきがいしゃC-POT. 2022ねん10がつ9にち閲覧えつらん
  2. ^ コトバンク, 精選せいせんばん 日本にっぽん国語こくごだい辞典じてん貿易ぼうえきふう」.
  3. ^ Carol G. Braham; Enid Pearsons; Deborah M. Posner; Georgia S. Maas & Richard Goodman (2001). Random House Webster's College Dictionary (second ed.). Random House. p. 1385. ISBN 978-0-375-42560-8. https://archive.org/details/randomhousewebst00ran_yjo/page/1385 
  4. ^ コトバンク, 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)「貿易ぼうえきふう」.
  5. ^ "Trade-Wind", "Oxford English Dictionary" (オックスフォード英語えいご辞典じてん), Second Edition, p.225.
  6. ^ a b Hermann R. Muelder (2007). Years of This Land - A Geographical History of the United States. Read Books. p. 38. ISBN 978-1-4067-7740-6. https://books.google.com/books?id=w47gOifvK6EC&pg=PA38 
  7. ^ a b Derek Hayes (2001). Historical atlas of the North Pacific Ocean: maps of discovery and scientific exploration, 1500–2000. Douglas & McIntyre. p. 18. ISBN 978-1-55054-865-5. https://books.google.com/books?id=0Z26YL407SkC&pg=PA152 
  8. ^ Cyrus Cornelius Adams (1904). A text-book of commercial geography. D. Appleton and company. p. 19. https://archive.org/details/atextbookcommer02adamgoog 
  9. ^ Derek Hayes (2001). Historical atlas of the North Pacific Ocean: maps of discovery and scientific exploration, 1500–2000. Douglas & McIntyre. p. 152. ISBN 978-1-55054-865-5. https://books.google.com/books?id=0Z26YL407SkC&pg=PA152 
  10. ^ Glossary of Meteorology (June 2000). “Monsoon Trough”. American Meteorological Society. 2009ねん6がつ17にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2009ねん11月9にち閲覧えつらん
  11. ^ Glossary of Meteorology (2009ねん). “trade winds”. Glossary of Meteorology. American Meteorological Society. 2008ねん12月11にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2008ねん9がつ8にち閲覧えつらん
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  13. ^ コトバンク, ブリタニカ国際こくさいだい百科ひゃっか事典じてん しょう項目こうもく事典じてん貿易ぼうえきふう」.
  14. ^ Sverre Petterssen (1941). Introduction to Meteorology. Mcgraw-Hill Book Company, Inc.. p. 110. ISBN 978-1-4437-2300-8. https://books.google.com/books?id=u-EMrG4bYJkC&pg=PA110 
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  20. ^ James P. Terry (2007). Tropical cyclones: climatology and impacts in the South Pacific. Springer. p. 8. ISBN 978-0-387-71542-1. https://books.google.com/books?id=syqPSpliRCwC&pg=PA8 
  21. ^ G. E. Pieter & F. Augustinus (2004). “The influence of the trade winds on the coastal development of the Guianas at various scale levels: a synthesis”. Marine Geology 208 (2–4): 145–151. Bibcode2004MGeol.208..145A. doi:10.1016/j.margeo.2004.04.007. hdl:1874/12170. 
  22. ^ Robert R. Steward (2005ねん). “The Ocean's Influence on North American Drought”. Texas A&M University. Template:Cite webしエラー:引数ひきすう accessdate必須ひっすです。[リンク]
  23. ^ John E. Oliver (2005). Encyclopedia of world climatology. Springer. p. 185. ISBN 978-1-4020-3264-6. https://books.google.com/books?id=-mwbAsxpRr0C&pg=PA185 
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  25. ^ Science Daily (2001-06-15). Microbes And The Dust They Ride In On Pose Potential Health Risks. Retrieved on 2007-06-10.
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参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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