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間奏曲 - Wikipedia

間奏かんそうきょく(かんそうきょく)は、あいだ演奏えんそうする経過けいかてき楽曲がっきょく普通ふつう器楽きがくきょく)の総称そうしょう

インテルメッツォどく: Intermezzo)、インテルメッゾ: intermezzo)とばれるものにほぼ相当そうとうする。ただし、インテルルディウム(: interludium)、インタールード(えい: interlude)に相当そうとうするものを間奏かんそうきょくぶこともある。また、アントラクト(ふつ: entr'acte)、アクトチューン(えい: act-tune)、ツヴィッシェンアクト(ツヴィッシェナクト、どく: Zwischenakt)は、インテルメッゾにふくまれる概念がいねんである。

ほんこうでは、インテルメッツォとばれる間奏かんそうきょくについてしるす。なお、幕間まくあいげきのことをインテルメッツォとぶことがあるが、これは間奏かんそうきょくでないのでここでは言及げんきゅうしない。

また、間奏かんそうとは、ひとつの楽曲がっきょくなかで、声楽せいがくきょくならば声楽せいがくともなわない器楽きがく部分ぶぶん器楽きがくきょくならばしゅ奏者そうしゃ独奏どくそうもの)が休止きゅうしする部分ぶぶんのことである。

アントラクト

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オペラなどのげきまくまくあいだ、または、ひとつのまくなかでのしょう休止きゅうし演奏えんそうされる楽曲がっきょくである。

前者ぜんしゃ著名ちょめいなのはビゼーのオペラ『カルメン』(ぜん4まく)のそれである。いずれも、幕間まくあい休憩きゅうけいのちつぎまく開幕かいまく直前ちょくぜん演奏えんそうされる。ワーグナーのオペラにおける、つぎまくへの前奏ぜんそうきょく相当そうとうするが、『カルメン』にあってはつぎきょくからがあたらしいまくであるとされている。

後者こうしゃ著名ちょめいなのは、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』(ぜん1まく)の間奏かんそうきょくである。物語ものがたりがったところで、いったんしんしずめるかのように間奏かんそうきょくながれる。

アントラクト以外いがいのインテルメッツォ

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