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1974年のメジャーリーグベースボール - Wikipedia

1974ねんのメジャーリーグベースボール

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以下いかは、メジャーリーグベースボール(MLB)における1974ねんのできごとをしるす。

1974ねん4がつ4にち開幕かいまく10月17にちぜん日程にっていえ、アメリカンリーグオークランド・アスレチックス(西にし地区ちく優勝ゆうしょう)が3ねん連続れんぞく12度目どめのリーグ優勝ゆうしょうで、ナショナルリーグロサンゼルス・ドジャース(西にし地区ちく優勝ゆうしょう)が8ねんぶり17度目どめのリーグ優勝ゆうしょうであった。

ワールドシリーズはオークランド・アスレチックスがロサンゼルス・ドジャースを4しょう1はいやぶり、3ねん連続れんぞく8度目どめのワールドシリーズ制覇せいはでシリーズ3連覇れんぱとなった。

1973ねんのメジャーリーグベースボール - 1974ねんのメジャーリーグベースボール - 1975ねんのメジャーリーグベースボール

アメリカンリーグ

  • ひがし地区ちくは、オリオールズが、ひさしぶりに優勝ゆうしょうあらそいにくわわったヤンキースをおさえ、ひがし地区ちく優勝ゆうしょうした。このとしのオリオールズは3わり打者だしゃ皆無かいむ本塁打ほんるいだ20ほん以上いじょう打者だしゃ皆無かいむ前年ぜんねん活躍かつやくしたジム・パーマー (7しょう)もだい不調ふちょうだったが、マイク・クェイヤー (22しょう)、 デーブ・マクナリー (16しょう)、ロス・グリムズリー(18しょう)ら投手とうしゅじんり、1969ねん東西とうざい地区ちくせいになってから6年間ねんかんで5度目どめ地区ちく優勝ゆうしょうであった。西にし地区ちくは、前年ぜんねんまでリーグ2連覇れんぱ・シリーズも2連覇れんぱしたアスレチックスがつよく、キャットフィッシュ・ハンター(25しょう)、ヴァイダ・ブルー(20しょう)、ケン・ホルツマン(19しょう)、リリーフにローリー・フィンガーズ(9しょう・13セーブ)、ダロルド・ノウルズの投手とうしゅじんつよく、打線だせん前年ぜんねんリーグもシリーズもMVPだったレジー・ジャクソン(打率だりつ.289・本塁打ほんるいだ29ほん打点だてん93)、サル・バンドー(本塁打ほんるいだ22ほん打点だてん103)、ジョー・ルディ(打率だりつ.293・本塁打ほんるいだ22ほん打点だてん99)、ビリー・ノース(盗塁とうるい54)、それにバート・キャンパネリス(打率だりつ.290)らがいて攻守こうしゅかたく、1971ねんから西にし地区ちく4連覇れんぱであった。リーグチャンピオンシップシリーズは、アスレチックスが断然だんぜんつよく、初戦しょせんはオリオールズだったがだい2せんからホルツマン、ブルー、ハンターが先発せんぱつして3連勝れんしょうして、リーグ3連覇れんぱとなった。ただこのころからオーナーと選手せんしゅとのあいだ深刻しんこく対立たいりつまれていた。
  • 個人こじんタイトルは、ツインズの ロッド・カルー (打率だりつ.364)が3ねん連続れんぞく4度目どめ首位しゅい打者だしゃ、ホワイトソックスのディック・アレン (本塁打ほんるいだ32ほん)が2ねんぶり2度目どめ本塁打ほんるいだおう、レンジャーズの ジェフ・バロウズ (打点だてん118)がはつ打点だてんおう優勝ゆうしょうしたアスレチックスのビリー・ノース(盗塁とうるい54)がはつ盗塁とうるいおうとなった。アスレチックスのキャットフィッシュ・ハンター(25しょう防御ぼうぎょりつ2.49)がはつ最多さいたしょう最優秀さいゆうしゅう防御ぼうぎょりつ、レンジャーズのファーガソン・ジェンキンス (25しょう)が3ねんぶり2度目どめ最多さいたしょう、エンゼルスのノーラン・ライアン (22しょうだつ三振さんしん 367)が3ねん連続れんぞく3度目どめ最多さいただつ三振さんしんであった。リーグMVPは打点だてんおうった ジェフ・バロウズ 、サイ・ヤングしょうはアスレチックスのキャットフィッシュ・ハンターでこのとしのシーズン終了しゅうりょうアスレチックスとの契約けいやく事項じこう一部いちぶ不履行ふりこううったえて、翌年よくねんヤンキースに移籍いせきした。

ナショナルリーグ

  • ひがし地区ちくは、パイレーツが前年ぜんねん9がつ団子だんご状態じょうたいだったひがし地区ちく首位しゅい一旦いったんったものの直後ちょくごのメッツせんで4連敗れんぱいして結局けっきょく3わったが、このとしも7がつまで最下位さいかい低迷ていめいしていたけれども夏場なつばからきゅう浮上ふじょうし、のこり2試合しあいでカージナルスと同率どうりつ首位しゅいとなり、カージナルスがエクスポズせんでボブ・ギブソンを登板とうばんさせて逆転ぎゃくてんけし86しょうわると、最終さいしゅうのカブスせんの9かいうらげで同点どうてんいつき、10かいうらマニー・サンギーエンのサヨナラで88しょうとなり、1970ねんから4度目どめひがし地区ちく優勝ゆうしょうめた。前年ぜんねん本塁打ほんるいだおう打点だてんおうったウィリー・スタージェル(打率だりつ.301・本塁打ほんるいだ25ほん打点だてん96)は無冠むかんだったが、アル・オリバー(打率だりつ.321)、リッチー・ジスク(打率だりつ.313・打点だてん100)、レニー・ステネット(196安打あんだ)らが活躍かつやくし、アストロズからきたジェリー・ロイス(16しょう)、フィリーズからきたケン・ブレット(13しょう)ら移籍いせきぐみ投手とうしゅりが目立めだった。西にし地区ちくは、ドジャースが12ねんぶり100しょう大台おおだいせてはつ西にし地区ちく優勝ゆうしょうとなった。スティーブ・ガービー (打率だりつ.312・本塁打ほんるいだ21ほん打点だてん111)、ジム・ウィン(本塁打ほんるいだ32ほん打点だてん108)、ロープス(盗塁とうるい59)、そして投手とうしゅではアンディ・メッサースミス (20しょう)、ドン・サットン(19しょう)、リリーフの マイク・マーシャル (15しょう・21セーブ・防御ぼうぎょりつ2.42)らが活躍かつやくした。リーグチャンピオンシップシリーズは、ドジャースがだい1せんドン・サットン完封かんぷうだい2せん同点どうてんにされた直後ちょくごの8かい連続れんぞく安打あんだ快勝かいしょうだい3せんとしたが、だい4せんドン・サットン好投こうとうしガービーが本塁打ほんるいだ2ほん打点だてん4の活躍かつやくでドジャースが1966ねん以来いらい7ねんぶりのリーグチャンピオンとなった。
  • 個人こじんタイトルは、ブレーブスのラルフ・ガー (打率だりつ .353)がはじめての首位しゅい打者だしゃとなりかれにとって唯一ゆいいつのタイトルとなった。フィリーズのマイク・シュミット (本塁打ほんるいだ36ほん)がはつ本塁打ほんるいだおう以降いこう1986ねんまで本塁打ほんるいだおうに8かがやきメジャーリーグを代表だいひょうするホームランバッターとなった。レッズのジョニー・ベンチ (打率だりつ.280・本塁打ほんるいだ33ほん打点だてん129)が3度目どめ打点だてんおうとなり、以降いこうタイトルにはえんくなったが1970年代ねんだい代表だいひょうするメジャーリーガーとして人気にんきたかく、守備しゅび捕手ほしゅとして評価ひょうかたかい。そしてこのとしにカージナルスの ルー・ブロック (盗塁とうるい118)が4ねん連続れんぞく8度目どめ盗塁とうるいおうとなった。この118盗塁とうるいは1962ねんのモーリー・ウイルスが記録きろくした104盗塁とうるいえて、メジャーリーグしん記録きろくとなった。投手とうしゅでは フィル・ニークロ(20しょう) とアンディ・メッサースミス(20しょう) がはつ最多さいたしょう、ブレーブスのバズ・キャプラ(防御ぼうぎょりつ 2.28)が最優秀さいゆうしゅう防御ぼうぎょりつ、フィリーズのスティーブ・カールトン (だつ三振さんしん240)が2ねんぶり2度目どめ最多さいただつ三振さんしんであった。そしてリーグMVPはドジャースのスティーブ・ガービーえらばれ、サイ・ヤングしょうにはおなじドジャースの マイク・マーシャル がその成績せいせきとともに年間ねんかん106試合しあい登板とうばんしたことでリリーフ投手とうしゅとしてはじめてえらばれた。この投手とうしゅとして年間ねんかん106試合しあい登板とうばんのメジャーリーグ記録きろく現在げんざいやぶられていない。

ワールドシリーズ

ハンク・アーロンの715ごう本塁打ほんるいだ

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1952ねん当時とうじのボストン・ブレーブスと入団にゅうだん契約けいやくし、1954ねんにミルウォーキー・ブレーブスからメジャーデビューしたハンク・アーロンは、ここまで首位しゅい打者だしゃ2かい本塁打ほんるいだおう4かい打点だてんおう4かい獲得かくとくし、1955ねん以降いこう確実かくじつ毎年まいとし20ほん以上いじょう本塁打ほんるいだち、シーズン50ほんだいったことはかったが、最低さいていでも24ほん最高さいこうで47ほんってきた。前年ぜんねん1973ねんも40ほんち、8度目どめの40ほんだいせて通算つうさん本塁打ほんるいだ713ほんとなった。1960年代ねんだいはいったころにもしベーブ・ルースの714ほん本塁打ほんるいだ記録きろくやぶものがいたとしたらという予想よそう名前なまえがったのがミッキー・マントルエディ・マシューズウィリー・メイズだった。しかし1962ねんごろからはマントルもマシューズも下降かこうせん辿たど通算つうさん500ほんだいせるのがやっとであった。そしてメイズも60年代ねんだい後半こうはんはいるとおとろはじめて前年ぜんねん通算つうさん660ほん引退いんたいした。この時点じてんでハンク・アーロンは714ほん一番いちばんちか打者だしゃとなった。堅実けんじつ派手はでさのいプレースタイル、物静ものしずかなおとこであるが、アーロンの一番いちばん武器ぶきはケガをしない丈夫じょうぶ身体しんたいであった。打撃だげきのみならず守備しゅび走塁そうるいでもたかいレベルにあったが、ウィリー・メイズほどのつよいインパクトのある選手せんしゅではなくがいして地味じみ選手せんしゅであった。しかしマントルはのち自分じぶんたちの世代せだいなかではアーロンが最高さいこう選手せんしゅだったとべている。前年ぜんねんあきからルースの記録きろくやぶおとことして注目ちゅうもくされ、メディアの報道ほうどう過熱かねつするとともにかれへのいやがらせや脅迫きょうはくおおくなった。しかしかれくじけなかった。このとしのシンシナチでの開幕かいまく試合しあいでついに714ごうつと、地元じもとアトランタでの試合しあいがあるわせるため監督かんとくは、アーロンを2せんと3せんやすませる措置そちるとコミッショナーから出場しゅつじょう命令めいれいて、3せん出場しゅつじょうして本塁打ほんるいだたず?、むかえた4がつ8にちのアトランタでの開幕かいまくせんだい2打席だせきでドジャースのアル・ダウニング投手とうしゅからレフトスタンドへ715ごう本塁打ほんるいだった。テレビ実況じっきょうしたビン・スカリーは「なにという素晴すばらしい瞬間しゅんかんでしょう」とべた。ルースの不滅ふめつ記録きろくやぶったことでハンク・アーロン人種じんしゅあいだかべえた存在そんざいになった。

トミー・ジョンの手術しゅじゅつ

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ドジャースの主戦しゅせん投手とうしゅトミー・ジョン前年ぜんねんは16しょう、このとしも7がつまでにリーグ最多さいたの13しょう防御ぼうぎょりつ2.59と絶好調ぜっこうちょうだった。しかし7がつ17にちたいエクスポズせんでシンカーをげたさいにヒジからなにかがはじけるようなおとがした。「へん感覚かんかくだった」がいたみはいのだがたまはもう捕手ほしゅまでとどかなくなっていた。いそぎチームの医療いりょうスタッフだったフランク・ジョーブ博士はかせ診察しんさつをしてXせん検査けんさおこない、ヒジの紐帯ちゅうたいだんきれしている可能かのうせいがあると診断しんだんした。それは1974ねん当時とうじでは投手とうしゅ生命せいめいたれたことを意味いみしていた。そしてジョーブ博士はかせトミー・ジョンにある手術しゅじゅつ提案ていあんした。損傷そんしょうしたひだりヒジのけんわりに箇所かしょ(みぎ手首てくび)のけん移植いしょくするものであった。ジョンは手術しゅじゅつをする決意けついかため、9月25にち手術しゅじゅつおこなわれた。そのはリハビリにんだ。このリハビリ期間きかんながつづいた。復活ふっかつできる可能かのうせいは1%とわれ、移植いしょくしたけんうご紐帯ちゅうたいとして十分じゅうぶん機能きのうするかどうかさえからない手探てさぐりの日々ひびつづいた。

契約けいやく更改こうかい

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このとしのシーズン終了しゅうりょう話題わだいになったのは、契約けいやく更改こうかいかんするものであった。

シリーズ3連覇れんぱしたアスレチックスのエースのキャットフィッシュ・ハンターはシーズンまえ契約けいやく更改こうかいでオーナーであるチャーリー・O・フィンリーとのあいだで、合意ごういたっした年俸ねんぽう10まんドルの半分はんぶん自分じぶん指定していする投資とうし会社かいしゃ支払しはらうように要求ようきゅうし、フィンリーも了解りょうかいした。このハンターの要求ようきゅう年俸ねんぽう半分はんぶん将来しょうらい年金ねんきん配当はいとうきん資金しきんにするためであり、一見いっけんすると節税せつぜい対策たいさくであり、年俸ねんぽう先送さきおく支払しはら方式ほうしきでもあった。ところがフィンリーは5まんドルの支払しはらいはしたが、のこりの5まんドルの投資とうし会社かいしゃへの支払しはらいをおこなわなかった。フィンリーはのちになってこの5まんドルの年金ねんきん配当はいとうきんぶん球団きゅうだん当該とうがいねん営業えいぎょう経費けいひとしての控除こうじょ出来できず、そしてこのようなやりかたみとめると自分じぶん球団きゅうだん資金しきん支配しはいするちからうしなうことになると気付きづはじめたからだった。そして約束やくそくされたのこりの5まんドルの支払しはらいをこばんだ。そこであらかじめ契約けいやくとしてむすばれていた金額きんがく支払しはらわなかったとしてハンターはフィンリーをうったえ、前年ぜんねん1973ねんから団体だんたい労働ろうどう規約きやくもとづきスタートした年俸ねんぽう調停ちょうていとして仲裁ちゅうさいじんなかはいることとなって、球団きゅうだんオーナーと選手せんしゅかいえらんだピーター・サイツが仲裁ちゅうさいじんとしてこの問題もんだいたった。そしてサイツはハンターと球団きゅうだんわした契約けいやくだい7じょうaこうの「球団きゅうだん選手せんしゅ支払しはらいをおこた場合ばあいは、選手せんしゅ契約けいやく解除かいじょできる」とする条項じょうこうてはまるのは明白めいはくである、としてハンターが主張しゅちょうする契約けいやく解除かいじょ正当せいとうなものとしてみとめた。その結果けっかハンターはどの球団きゅうだんとも契約けいやくむすべる自由じゆう契約けいやくとなり、ヤンキースとの交渉こうしょうてヤンキースへうつった。そのときだれもこのことがフリーエージェントだいいちごうであることに気付きづいていなかった。

メッサースミス

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ナショナルリーグをひさしぶりにリーグ優勝ゆうしょうしたドジャースではシーズン最多さいたかち獲得かくとくしたエースのアンディ・メッサースミスとの契約けいやく更改こうかいはいった。1968ねんにエンゼルスからメジャーデビューして、1970ねんに20しょうげて2ねんにドジャースに移籍いせきして14しょうし、よく1974ねんにはふたたび20しょうして最多さいたしょう・ゴールドグラブしょう・ベストナインにもえらばれて、まさに絶頂ぜっちょうであった。シーズンがわって契約けいやく更改こうかいせきかれ強気つよきた。年俸ねんぽう20まんドルの3ねん契約けいやく主張しゅちょうした。球団きゅうだん渋々しぶしぶみとめてこれで決着けっちゃくになるはずであった。ところが署名しょめいするだんになって突然とつぜん「トレードしない」という条項じょうこうれるようにメッサースミスは要求ようきゅうした。しかし球団きゅうだんがわ前例ぜんれいがないとして拒否きょひした。これで交渉こうしょうがこじれ、オーナーのウォルター・オマリーいかよく1975ねん開幕かいまくむかえても交渉こうしょうすすまなかった。そして1975ねんのシーズン開始かいしとともにメッサースミスはもとのドジャースのユニフォームをたまま登板とうばんした。球団きゅうだんとは契約けいやく更改こうかいできなくても前年ぜんねんおな条件じょうけんで1年間ねんかん雇用こよう継続けいぞく出来でき規則きそくがあったためで、けっしてめずらしいことではなく、このとし契約けいやく更改こうかいしないまま1975ねんのシーズンに参加さんかした選手せんしゅが6にんいた。そしてシーズン終了しゅうりょうまでに大抵たいてい契約けいやく更改こうかいわっているはずであった。しかし・・・・・。

最終さいしゅう成績せいせき

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レギュラーシーズン

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アメリカンリーグ

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じゅん チーム 勝利しょうり 敗戦はいせん 勝率しょうりつ G
ひがし地区ちく
1 ボルチモア・オリオールズ 91 71 .562
2 ニューヨーク・ヤンキース 89 73 .549 2.0
3 ボストン・レッドソックス 84 78 .519 7.0
4 クリーブランド・インディアンス 77 85 .475 14.0
5 ミルウォーキー・ブルワーズ 76 86 .469 15.0
6 デトロイト・タイガース 72 90 .444 19.0
西にし地区ちく
1 オークランド・アスレチックス 90 72 .556
2 テキサス・レンジャーズ 84 76 .525 5.0
3 ミネソタ・ツインズ 82 80 .506 8.0
4 シカゴ・ホワイトソックス 80 80 .500 9.0
5 カンザスシティ・ロイヤルズ 77 85 .475 13.0
6 カリフォルニア・エンゼルス 68 94 .420 22.0

ナショナルリーグ

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じゅん チーム 勝利しょうり 敗戦はいせん 勝率しょうりつ G
ひがし地区ちく
1 ピッツバーグ・パイレーツ 88 74 .543
2 セントルイス・カージナルス 86 75 .534 1.5
3 フィラデルフィア・フィリーズ 80 82 .494 8.0
4 モントリオール・エクスポズ 79 82 .491 8.5
5 ニューヨーク・メッツ 71 91 .438 17.0
6 シカゴ・カブス 66 96 .407 22.0
西にし地区ちく
1 ロサンゼルス・ドジャース 102 60 .630
2 シンシナティ・レッズ 98 64 .605 4.0
3 アトランタ・ブレーブス 88 74 .543 14.0
4 ヒューストン・アストロズ 81 81 .500 21.0
5 サンフランシスコ・ジャイアンツ 72 90 .444 30.0
6 サンディエゴ・パドレス 60 102 .370 42.0

オールスターゲーム

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  • アメリカンリーグ 2 - 7 ナショナルリーグ
MVP:スティーブ・ガービー (LAD)

ポストシーズン

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リーグチャンピオンシップシリーズ ワールドシリーズ
           
アメリカンリーグ    
  ボルチモア・オリオールズ 1
  オークランド・アスレチックス 3  
 
  オークランド・アスレチックス 4
    ロサンゼルス・ドジャース 1
ナショナルリーグ  
  ピッツバーグ・パイレーツ 1
  ロサンゼルス・ドジャース 3  

リーグチャンピオンシップシリーズ

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アメリカンリーグ
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  • アスレチックス 3 - 1 オリオールズ
10/5 – オリオールズ 6 - 3 アスレチックス
10/6 – オリオールズ 0 - 5 アスレチックス
10/8 – アスレチックス 1 - 0 オリオールズ
10/9 – アスレチックス 2 - 1 オリオールズ
ナショナルリーグ
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  • パイレーツ 1 - 3 ドジャース
10/5 – ドジャース 3 - 0 パイレーツ
10/6 – ドジャース 5 - 2 パイレーツ
10/8 – パイレーツ 7 - 0 ドジャース
10/9 – パイレーツ 1 - 12 ドジャース

ワールドシリーズ

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  • ドジャース 1 - 4 アスレチックス
10/13 – アスレチックス 3 - 2 ドジャース
10/15 – アスレチックス 2 - 3 ドジャース
10/15 – ドジャース 2 - 3 アスレチックス
10/16 – ドジャース 2 - 5 アスレチックス
10/17 – ドジャース 2 - 3 アスレチックス
MVP:ローリー・フィンガーズ (OAK)

個人こじんタイトル

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アメリカンリーグ

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打者だしゃ成績せいせき

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項目こうもく 選手せんしゅ 記録きろく
打率だりつ ロッド・カルー (MIN) .364
本塁打ほんるいだ ディック・アレン (CWS) 32
打点だてん ジェフ・バロウズ (TEX) 118
得点とくてん カール・ヤストレムスキー (BOS) 93
安打あんだ ロッド・カルー (MIN) 218
盗塁とうるい ビリー・ノース (OAK) 54

投手とうしゅ成績せいせき

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項目こうもく 選手せんしゅ 記録きろく
勝利しょうり キャットフィッシュ・ハンター (OAK) 25
ファーガソン・ジェンキンス (TEX)
敗戦はいせん ミッキー・ロリッチ (DET) 21
防御ぼうぎょりつ キャットフィッシュ・ハンター (OAK) 2.49
だつ三振さんしん ノーラン・ライアン (CAL) 367
投球とうきゅうかい ノーラン・ライアン (CAL) 332⅔
セーブ テリー・フォースター (CWS) 24

ナショナルリーグ

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打者だしゃ成績せいせき

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項目こうもく 選手せんしゅ 記録きろく
打率だりつ ラルフ・ガー (ATL) .353
本塁打ほんるいだ マイク・シュミット (PHI) 36
打点だてん ジョニー・ベンチ (CIN) 129
得点とくてん ピート・ローズ (CIN) 110
安打あんだ ラルフ・ガー (ATL) 214
盗塁とうるい ルー・ブロック (STL) 118

投手とうしゅ成績せいせき

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項目こうもく 選手せんしゅ 記録きろく
勝利しょうり アンディ・メッサースミス (LAD) 20
フィル・ニークロ (ATL)
敗戦はいせん ビル・ボンハム (CHC) 22
ランディ・ジョーンズ (SD)
スティーブ・ロジャース (MON)
防御ぼうぎょりつ バズ・キャプラ (ATL) 2.28
だつ三振さんしん スティーブ・カールトン (PHI) 240
投球とうきゅうかい フィル・ニークロ (ATL) 302⅓
セーブ マイク・マーシャル (LAD) 21

表彰ひょうしょう

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全米ぜんべい野球やきゅう記者きしゃ協会きょうかい(BBWAA)表彰ひょうしょう

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表彰ひょうしょう アメリカンリーグ ナショナルリーグ
MVP ジェフ・バロウズ (TEX) スティーブ・ガービー (LAD)
サイヤングしょう キャットフィッシュ・ハンター (OAK) マイク・マーシャル (LAD)
最優秀さいゆうしゅう新人しんじんしょう マイク・ハーグローヴ (TEX) ベイク・マクブライド (STL)
守備しゅび位置いち アメリカンリーグ ナショナルリーグ
投手とうしゅ ジム・カート (CWS) アンディ・メッサースミス (LAD)
捕手ほしゅ サーマン・マンソン (NYY) ジョニー・ベンチ (CIN)
一塁いちるいしゅ ジョージ・スコット (MIL) スティーブ・ガービー (LAD)
二塁手にるいしゅ ボビー・グリッチ (BAL) ジョー・モーガン (CIN)
三塁手さんるいしゅ ブルックス・ロビンソン (BAL) ダグ・レイダー (HOU)
遊撃手ゆうげきしゅ マーク・ベランジャー (BAL) デーブ・コンセプシオン (CIN)
外野がいやしゅ ジョー・ルディ (OAK) シーザー・セデーニョ (HOU)
ポール・ブレアー (BAL) ボビー・ボンズ (SF)
エイモス・オーティス (KC) シーザー・ジェロニモ (CIN)

その表彰ひょうしょう

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表彰ひょうしょう アメリカンリーグ ナショナルリーグ
カムバックしょう ファーガソン・ジェンキンス (TEX) ジミー・ウィン (LAD)
最優秀さいゆうしゅう救援きゅうえん投手とうしゅしょう テリー・フォースター (CWS) マイク・マーシャル (LAD)
最優秀さいゆうしゅう指名しめい打者だしゃしょう トミー・デービス (BAL) -
ロベルト・クレメンテしょう - ウィリー・スタージェル (PIT)
ハッチしょう ダニー・トンプソン(野球やきゅう) (MIN) -
ルー・ゲーリッグしょう - ウィリー・スタージェル (PIT)
ベーブ・ルースしょう ディック・グリーン (OAK) -

BBWAA投票とうひょう

ベテランズ委員いいんかい選出せんしゅつ

ニグロリーグ委員いいんかい選出せんしゅつ

出典しゅってん

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  • べいだいリーグ かがやける1世紀せいき~その歴史れきしとスター選手せんしゅ~』≪1974ねん≫ 129P参照さんしょう 週刊しゅうかんベースボール 1978ねん6がつ25にち増刊ぞうかんごう ベースボールマガジンしゃ
  • べいだいリーグ かがやける1世紀せいき~その歴史れきしとスター選手せんしゅ~』≪メッサースミス≫ 129P参照さんしょう
  • 『メジャーリーグ ワールドシリーズ伝説でんせつ』 1905-2000(1974ねん) 113P参照さんしょう 上田うえだりゅう ちょ 2001ねん10がつ発行はっこう ベースボールマガジンしゃ
  • 『メジャー・リーグ球団きゅうだん』≪ボルチモア・オリオールズ≫ 60P参照さんしょう 出野いでの哲也てつや ちょ  2018ねん5がつ30にち発行はっこう げんしゃ
  • 『メジャー・リーグ球団きゅうだん』≪シンシナティ・レッズ≫ 160P参照さんしょう
  • 『メジャー・リーグ球団きゅうだん』≪ロサンゼルス・ドジャース≫ 297P参照さんしょう
  • 『メジャー・リーグ球団きゅうだん』≪オークランド・アスレチックス≫ 430P参照さんしょう
  • 『メジャー・リーグ球団きゅうだん』≪ピッツバーグ・パイレーツ≫ 481-482P参照さんしょう
  • 『スラッガー 8がつごう増刊ぞうかん MLB歴史れきしえた100にん」≪ハンク・アーロン≫ 12-13P参照さんしょう 2017ねん8がつ発行はっこう 日本スポにっぽんすぽツ企画出版社つきかくしゅっぱんしゃ
  • 『スラッガー 8がつごう増刊ぞうかん MLB歴史れきしえた100にん」≪トミー・ジョン≫ 24-25P参照さんしょう
  • 実録じつろく メジャーリーグの法律ほうりつとビジネス』≪だい5しょう オーナーとコミッショナー 6)フリーエージェント≫ 106P参照さんしょう  ロジャー・I・エイブラムちょ 大坪おおつぼ正則まさのり 監訳かんやく 中尾なかおゆかり わけ 2006ねん4がつ発行はっこう 大修館書店たいしゅうかんしょてん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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