1970年代に開発され、既存の120mm迫撃砲を代替する形で配備が進められた。
2B9は、従来の迫撃砲のように砲口から砲弾を装填して使用することも可能であるが、砲の後部右側からクリップでまとめられた4発の標準型82mm迫撃砲弾を装填して連射することによって、極めて短時間のうちに砲弾を広範囲に着弾させることができ、広い地域を効率よく制圧することが可能である。また、45°以下の仰角を取って発砲することも可能なため、無反動砲や歩兵砲のように、直接照準で標的を砲撃することもできる。
一般的な構造の迫撃砲と比較したデメリットとして、自動発射に対処するために給弾装置、駐退復座装置、大きく複雑な砲架を必要とする。
- 口径:82mm
- 全長:
- 全幅:
- 重量:632kg
- 砲身長:
- 仰俯角:-1°~+85°
- 左右旋回角:60°
- 運用要員:
- 発射速度:
- 射程:4,720m(標準榴弾)