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AppleTalk - Wikipedia

AppleTalk(アップルトーク)は、おもAppleせいパソコンのMacintosh (Mac) で利用りようされた通信つうしんプロトコルぐん総称そうしょう。 AARP、DDP、RTMP、AEP、NBP、ZIP、ATP、PAP、ASP、ADSP、AFPといった複数ふくすうのプロトコルをわせて利用りようする技術ぎじゅつだった。

概説がいせつ

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AppleTalkはTCP/IPとはまったべつのものである。初期しょきのTCP/IPはユーザや管理かんりしゃによる複雑ふくざつ設定せってい必要ひつようとしたのにたいし、AppleTalkは「ケーブルをつなげばすぐ使つかえる」ネットワークであった[1]。ただし、基本きほんてきなフレームワークがまったことなり、相互そうご互換ごかんせいがない。TCP/IP (IPv4) が32ビットIPアドレス個体こたい識別しきべつおこなうのにたいし、AppleTalkでは24ビット16ビットのネットワーク8ビットのノードアドレス)をもちいた。

AppleTalk対応たいおう機器ききは、電源でんげん投入とうにゅうあるいはネットワーク接続せつぞくブロードキャスト信号しんごうながし、自動的じどうてきにアドレスとマシンめいてる。また、ネットワークじょうファイルサーバプリンター発見はっけんすることができる。すなわち、AppleTalkのみのネットワークでは、ユーザはなん設定せっていおこなわず、つないだ途端とたんファイル共有きょうゆう印刷いんさつくだりなえるようになっていた。こうしたユーザのわずらわせない自動じどう設定せってい仕組しくみはTCP/IPよりも先行せんこうしていた。ただし、この機能きのう実現じつげんのためネットワークにおおきな負荷ふかをかけた。

やがてインターネット普及ふきゅうして接続せつぞくにはTCP/IPをもちいるのが主流しゅりゅうとなると、AppleTalkとTCP/IPを共存きょうぞんさせる必要ひつようせいてきた。結果けっかてきにユーザと管理かんりしゃ両立りょうりつのための複雑ふくざつ設定せってい余儀よぎなくされた。また、TCP/IPとはプロトコルの構造こうぞうことなるため、一般いっぱんてきルーターではのネットワークに接続せつぞくできず、AppleTalk対応たいおうルーターを用意よういする必要ひつようがあった。

一方いっぽうで、TCP/IPも時代じだいとともに技術ぎじゅつすすみ、自動じどう設定せっていのプロトコルが登場とうじょうするようになった。DHCPプロトコルは、AppleTalkのAARPやNBPをヒントに開発かいはつされたといわれている。

現在げんざいのAppleの製品せいひんBonjour実装じっそうしている。これはAppleTalkにおける自動じどう設定せってい同様どうよう機能きのうをTCP/IPじょう実現じつげんし、さらにネットワーク負荷ふかちいさくするものである。

終焉しゅうえん

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Mac OS X v10.2からBonjour(当時とうじRendezvous)の登場とうじょうにより現在げんざい主流しゅりゅうのプロトコルである前述ぜんじゅつのTCP/IPじょう同等どうとうあるいはそれ以上いじょう機能きのう実現じつげんしているため、AppleTalkの機能きのう徐々じょじょ縮小しゅくしょうされ、Mac OS X v10.5ではプリンター使用しよう可能かのうとなる程度ていどとなり、Mac OS X v10.6にて完全かんぜんになくなった。

登場とうじょう背景はいけい

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Macintosh登場とうじょう当初とうしょWYSIWYG実現じつげんするため1ポイント=1ピクセルとなる72dpiを画面がめん表示ひょうじ解像度かいぞうどとしており、スケーラブルなイメージを表現ひょうげんするためにQuickDraw利用りようしていた。 このため画面がめん表示ひょうじよう演算えんざん初期しょきのMacintoshでも本体ほんたいのMPU (68000) とメモリ実現じつげん可能かのうであった(Macintosh自体じたいがある時期じきまでモノクロ表示ひょうじだったことも影響えいきょうする)。 しかし、印刷いんさつようとなると72dpiでというわけにはいかず、プリンターない本体ほんたい同等どうとう以上いじょうMPUとメモリを必要ひつようとした(とくこう解像度かいぞうどのデータを展開てんかいするには大量たいりょうのメモリを必要ひつようとした)。 このため、プリンターの価格かかくたかくなりワークグループでプリンターを共有きょうゆうするために、早急そうきゅうにネットワーク環境かんきょう構築こうちくする必要ひつようがあった。 そこでMacintoshに標準ひょうじゅん搭載とうさいされていたシリアルポートRS-422物理ぶつり媒体ばいたいにしたLANのプロトコルとして登場とうじょうすることとなった。 なお、Apple IIGSにもLocalTalkは搭載とうさいされている。

最初さいしょのAppleTalkは1984ねん開発かいはつされた。

つぎのAppleTalk Phase 2は1989ねん公開こうかいされた。これは規模きぼおおきいネットワーク環境かんきょうのための拡張かくちょうであった。

これ以降いこうはTCP/IPが主流しゅりゅうになってきたため、AppleTalk自体じたいにはおおきな進化しんかられず、TCP/IPとAppleTalkを共存きょうぞんさせる手法しゅほう一般いっぱんてきになる。

IPをAppleTalkでカプセルするMacIPや、これとはぎゃくにAppleTalkをIPでカプセルするIPTalkもあったが、現在げんざい使つかわれていない。

サーバのブラウジングはAppleTalkのNBPが使つかわれていたが、Mac OS 8.5からTCP/IPベースのSLP採用さいようされ、さらMac OS X v10.2からBonjourへと移行いこうした。

プリンター共有きょうゆうはAppleTalkのPAPが使つかわれていたが、Mac OS XからはLPR、IPPSMB (CIFS) ひとし利用りようできるようになった。AirMacベースステーションTime CapsuleではUSB接続せつぞくしたプリンタにたいしてネットワークしに印刷いんさつできる機能きのうがあるが、これはIPベースの印刷いんさつでありAppleTalkは使つかわれない。

ファイル共有きょうゆうはAFP over TCPへと移行いこうした。漢字かんじTalk7.5.5にOpen Transport J-1.1.2以降いこうをインストールすればAFP over TCPが利用りようできる。

Mac OS X v10.4ではNBPによるAFPサーバのブラウジングは可能かのうであったが、ファイルサーバへの接続せつぞくはAppleTalkではなくAFP over TCPのみになった。

Mac OS X v10.5ではAppleTalkプリンターの使用しよう可能かのうであるだけで、それ以外いがい機能きのうはほとんどのこっていない。

Mac OS X v10.6でついにAppleTalkの対応たいおうがなくなった。

物理ぶつりそうおよびデータリンクそう

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初期しょき物理ぶつりそうのRS-422をもふくめてAppleTalkとしょうしたが、のちべつ物理ぶつり媒体ばいたい使つかえるようになったため、AppleTalkはおもにプロトコルをしめすものとし、物理ぶつりそうけてかんがえるようになった。物理ぶつりそうとAppleTalkパケットのあいだ位置いちするデータリンクそうのプロトコルをLAP (Link-Access Protocol) とぶ。

それまでのRS-422もちいたものをLocalTalkとび、あらたに使つかえるようになったものをEtherTalk、TokenTalk、FDDITalkとうんで区別くべつする。

LocalTalkよりのちのものは、IEEE 802.2によるLLC (Logical Link Control) をもちいてAppleTalkのパケットをカプセルする方法ほうほうをとったため、LLCさえサポート出来できればさまざまな物理ぶつり媒体ばいたい使つかえることとなった。結果けっか、ずっとのち登場とうじょうしたIEEE 802.11による無線むせんLANうえでもAppleTalkが利用りようできる。

また、これらとはべつに、AppleはARA (Apple Remote Access) やOpen Transportばれるソフトウェアを開発かいはつし、これらを使つかえば電話でんわ回線かいせんつうじて遠隔えんかくのMacとAppleTalkで接続せつぞくできるようにした。

初期しょきころ使つかわれた。物理ぶつりそうはMacなどのプリンターポートのRS-422を想定そうていしている。 プリンターやモデムようのRS-422ケーブルを双方そうほうじかすだけでOS標準ひょうじゅん機能きのうだけで2だいのMacでファイル交換こうかんができたりもした。3だい以上いじょう場合ばあいはMac本体ほんたいやプリンタのRS-422のさき二股ふたまたのRS-422のつく接続せつぞくキットをもちいる。 べいFarallon Computingが、りょうはしがRS-422で中間ちゅうかんRJ-11コネクタの6せんしき電話でんわせんを2くちそなえ、電話でんわせん使つかえるようにした「PhoneNet」を開発かいはつした。このFarallon Computingしき電話でんわモジュラーケーブルによる接続せつぞくがEtherTalkが一般いっぱんてきになるまでは実質じっしつLocalTalkの物理ぶつりそうの3だい以上いじょう小規模しょうきぼ接続せつぞく主流しゅりゅうとなった。つくりが簡単かんたんなためおおくの互換ごかんひん市場いちばにでまわり、ついにApple自身じしんもPhoneNet互換ごかん電話でんわせんようモジュラーケーブル利用りようするLocalTalk接続せつぞくキットを発売はつばいしていた。PhoneNetは登録とうろく商標しょうひょうであるため、互換ごかんひんではPhoneTalkしょうする場合ばあいがある。 またLoaclTalkの物理ぶつりそうとしてRS-422のさきける赤外線せきがいせん使つかえる製品せいひんなどもサードパーティーからていた。 RS-422じょうでAppleTalkを使つかうプロトコルをLLAP (LocalTalk Link-Access Protocol) とぶ。

イーサネットもちいたものをEtherTalkとしょうする。LLCによってAppleTalkのパケットをカプセルするデータリンクそうのプロトコルをELAP (EtherTalk Link-Access Protocol) とぶ。 現在げんざいAppleTalkが使つかわれるとすれば、このEtherTalkがおおいであろう。

トークンリングもちいたものをTokenTalkとしょうする。LLCによってAppleTalkのパケットをカプセルするデータリンクそうのプロトコルをTLAP (TokenTalk Link-Access Protocol) とぶ。

FDDIもちいたものをFDDITalkとしょうする。FDDIはIEEE 802によってさだめられたものではないが、LLCを使つかえるためAppleTalkを利用りようすることができる。LLCによってAppleTalkのパケットをカプセルするデータリンクそうのプロトコルをFLAP (FDDITalk Link-Access Protocol) とぶ。

赤外線せきがいせんポートをもちいたものをIRTalkとしょうする。これはApple独自どくじ赤外線せきがいせんポートであり、以下いかのIrDAとはべつである。

最初さいしょにMacに搭載とうさいされた赤外線せきがいせん通信つうしんであるIRTalkは独自どくじ規格きかくであったが、のちにより一般いっぱんてきIrDAもちいてAppleTalkやTCP/IPを利用りようできるようになった。

IPTalkは特定とくてい物理ぶつりそうもちいるものではない。IPうえでAppleTalkのパケットをカプセルするプロトコルである。すなわちAppleTalk over IPである。くわしくはIPTalk参照さんしょう

無線むせんLAN

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IEEE 802.11による無線むせんLANをもちいたAppleTalkにかんしてはとく固有こゆう名称めいしょうはない。IEEE 802.11はEthernetによく規格きかくでありLLCを使つかえるため、基本きほんてきにEtherTalkと同一どういつかんがえてよい。したがって、Appleせい他社たしゃせいわず一般いっぱんてき無線むせんLAN製品せいひんなん問題もんだいなくAppleTalkパケットをあつかうことができる。Ethernetとならんで現在げんざいおおもちいられているであろう。

電話でんわ回線かいせん

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ARA (Apple Remote Access) やOpen Transportのためのソフトウェアをインストールすると、アナログ回線かいせんISDNひとしわず電話でんわ回線かいせん経由けいゆ遠隔えんかくのMacとAppleTalkで接続せつぞくすることができた。このためのプロトコルとしては、ARAP (Apple Remote Access Protocol) とPPP種類しゅるいがある。ARAPはApple独自どくじのプロトコルである。PPPは元々もともとNCP (Network Control Protocol) によってAppleTalkも使つかえるように設計せっけいされたプロトコルである。

かくプロトコル

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ユーザサイドからかんがえれば、ファイル共有きょうゆうのためのAFPと印刷いんさつのためのPAPが有名ゆうめいであるが、実際じっさいにはもっとおおくのプロトコルのわせで動作どうさしている。ネットワークそうだい3そう)のDDPとAARPが動作どうさすればAppleTalkの最低さいてい条件じょうけんととのい、のプロトコルはこれらのうえ動作どうさすることになる。

AppleTalk Address Resolution Protocol

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AARPはAppleTalkのノードアドレスと物理ぶつりアドレスのマッピングをおこなうネットワークそうだい3そう)のプロトコルである。TCP/IPにおけるARP同等どうとうである。

Datagram Delivery Protocol

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DDP最下位さいかいでデータグラムを配送はいそうするネットワークそうだい3そう)のプロトコルである。TCP/IPにおけるIP相当そうとうする。

Routing Table Maintenance Protocol

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RTMPはDDPパケットのルーティングにもちいられるトランスポートそうだい4そう)のプロトコルである。

AppleTalk Echo Protocol

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AEPはDDPじょうでEchoを送受信そうじゅしんするトランスポートそうだい4そう)のプロトコルである。TCP/IPではpingもちいたICMPのechoにちかい。

Name Binding Protocol

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NBPはAppleTalkの名前なまえ解決かいけつ、すなわちノードめいとアドレスめい解決かいけつやlookupをおこなうトランスポートそうだい4そう)のプロトコルである。

Zone Information Protocol

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ZIPはネットワークとAppleTalk Zoneのマッピングとうおこなうセッションそうだい5そう)のプロトコルである。

AppleTalk Transaction Protocol

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ATPはAppleTalkのトランザクションを実現じつげんするトランスポートそうだい4そう)プロトコルであり、DDPじょう実装じっそうされる。

Printer Access Protocol

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PAPはプリンタ共有きょうゆうのためのセッションそうだい5そう)プロトコルであり、ATPじょう実装じっそうされる。AppleTalkプリンタは、すなわちPAPサーバとして動作どうさしている。

AppleTalk Session Protocol

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ASP高位こういのネットワークサービスをおこなうセッションそうだい5そう)のプロトコルであり、ATPじょう実装じっそうされる。

AppleTalk Data Stream Protocol

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ADSPはAppleTalkでぜんじゅう通信つうしん実現じつげんするためのセッションそうだい5そう)のプロトコルである。

AppleTalk Filing Protocol

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AFPはファイル共有きょうゆうのためのプレゼンテーションそうだい6そう)とアプリケーションそうだい7そう)にまたがるプロトコルであり、ASPじょう実装じっそうされる。かずあるAppleTalkのプロトコルのうち、このAFPだけがTCP/IPに移植いしょくされている。AFP Version 2.1までがAppleTalkベースであり、2.2からはTCP/IPベースである (AFP over TCP)。AppleTalkを使用しようしなくなったことから、名称めいしょうApple Filing Protocol変更へんこうされた。 くわしくはApple Filing Protocol参照さんしょう。AFPによるファイル共有きょうゆうのことをAppleShare場合ばあいがある。

Appletalk Update-Based Routing Protocol

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AURPはRFC1504で公開こうかいされたAppleTalkのルーティングをWANに拡張かくちょうするためのトランスポートそうだい4そう)のプロトコルである。

MacIPはAppleTalkじょうIPのパケットをカプセルするプロトコルである。すなわちIP over AppleTalkである。くわしくはMacIP参照さんしょう

Timelord Protocol

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Timelord Protocol時刻じこくわせのプロトコルである。メルボルン大学だいがく開発かいはつされたものであり、サーバソフトウェア「Timeload」にはMac OSようCAPようがある。クライアントソフトウェアは「tardis」という。 仕様しようしょとく存在そんざいしないため、netatalkはCAPようTimeloadのソースをリバースエンジニアリングして実装じっそうおこなっている。 Mac OS 8.5以降いこうはTCP/IPの時刻じこくプロトコルであるNTPクライアント機能きのう実装じっそうしているため、Timelordの必要ひつようせいうすまっている。

OSI参照さんしょうモデル

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ゾーン情報じょうほう取得しゅとくするには、ZIP over DDPがもちいられる。

Macからのノードを発見はっけんするには、NBP over DDPがもちいられる。

プリンタへの印刷いんさつは、PAP over ATP over DDPがもちいられる。

ファイル共有きょうゆうには、AFP over ASP over ATP over DDPがもちいられる(AFP over TCPにかんしてはApple Filing Protocol参照さんしょう)。

Mac OS 9までのアプリケーション「Chooser」、「セレクタ」やMac OS X v10.4までの「ネットワーク」では、のノードを発見はっけん選択せんたくすることができるが、 これらが起動きどうしているあいだつねにネットワークへNBPによるブロードキャスト信号しんごうながす。このため、ひらいたままにしておくとネットワークトラフィックの増加ぞうかまねくので使用しようはすぐに終了しゅうりょうさせたほうがよいとされた。

また、ネットワークじょうほかのマシン(接続せつぞくさきのプラットフォームはわない)を接続せつぞくし、その内容ないよう表示ひょうじしていると、「つねにウィンドウ内容ないよう変化へんか監視かんしする」動作どうさおこなうMac OSの仕組しくみにより、ローカルディスクのみならずネットワークじょうデバイスのウィンドウも逐一ちくいち内容ないよう更新こうしんおこなうため、やはりネットワークに負荷ふかがかかった。

現在げんざいのBonjourでは、なるべくトラフィックをすくなくする工夫くふうがされている。

TCP/IPとはプロトコルの構造こうぞうことなるため、遠隔えんかく接続せつぞくするためには専用せんようルーター必要ひつようになる。ルーターを接続せつぞくしたさいには「ゾーンめい」の設定せってい必要ひつようになる(AppleTalkルーターが存在そんざいする環境かんきょうで「セレクタ」をひらくと、画面がめん左下ひだりした選択肢せんたくしあらわれる)。

のオペレーティングシステムでの利用りよう

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Unixけいオペレーティングシステム (BSD, Linux, Solaris) には、Macintoshのファイルサーバ/プリントサーバとして利用りようするためにnetatalkというパッケージが存在そんざいする。kernelがDDPとAARPを実装じっそうし、それ以外いがいのプロトコルをnetatalkが仕様しようである。

かつてはコロンビア大学ころんびあだいがくにて開発かいはつされたColumbia AppleTalk Package (CAP) というパッケージが存在そんざいしたが、現在げんざいはサポートを停止ていししている。

また、Windows NT以前いぜん一世いっせい風靡ふうびしたサーバソフトのNetWareや、Windowsサーバ製品せいひんでもAppleTalkのファイルサーバ/プリントサーバ/ルーティング機能きのう実装じっそうしている(Windows NT 3.1 Advanced Server以降いこう。2000 Professional以降いこうではプリンターのみのサポート)。

外部がいぶリンク

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関連かんれん項目こうもく

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出典しゅってん

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  1. ^ 中原なかはら晃司こうじ梶浦かじうら正規まさきちょ『マッキントッシュ礼賛らいさん株式会社かぶしきがいしゃカットシステム、1997ねん6がつ1にち、114ぺーじISBN 4-906391-45-1