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4K 8Kテレビ放送 - Wikipedia
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4K 8Kテレビ放送ほうそう

「スーパーハイビジョン」で行おこなわれる日本にっぽんの放送ほうそうの通称つうしょう
（BS4Kから転送てんそう）
曖昧さ回避 「4K放送ほうそう」、「8K放送ほうそう」はこの項目こうもくへ転送てんそうされています。主おもに日本にっぽん国内こくないの事例じれいについて書かかれています。その他たの内容ないようについては「UHDTV」、「4K解像度かいぞうど」をご覧らんください。

4K 8Kテレビ放送ほうそう（よんケイはちケイテレビほうそう、4K 8K Television broadcasting）は、現行げんこうの高こう精細せいさい度どテレビジョン放送ほうそう（ハイビジョン。1080i（2K）や720p）に比くらべ、映像えいぞう・動画どうがの解像度かいぞうど（画素がそ数かず）が高たかい映像えいぞう4K（2160p）や8K（4320p）の「スーパーハイビジョン」で行おこなわれる日本にっぽんの放送ほうそうの通称つうしょう。

新しん4K8K衛星えいせい放送ほうそう開始かいしセレモニー（2018年ねん12月1日にち）

2013年ねんに次世代じせだい放送ほうそう推進すいしんフォーラム（NexTV-F）[1]が設立せつりつされ試験しけん放送ほうそうを行おこなった[2]。2016年ねん4月がつ1日にちにはNexTV-Fとデジタル放送ほうそう推進すいしん協会きょうかい（Dpa）が合併がっぺいし、放送ほうそうサービス高度こうど化か推進すいしん協会きょうかい（A-PAB）[3]が発足ほっそく[2]。

2018年ねん12月1日にちからは、BSで本格ほんかく的てきに家庭かてい向むけ4K・8K放送ほうそうが開始かいしされた。

概要がいよう

編集へんしゅう
 
4K（2160p）放送ほうそうBSチャンネルの一いち例れい、NHK BS4Kのロゴ。

映像えいぞうの解像度かいぞうどを標準ひょうじゅん解像度かいぞうど（SDTV） - 高こう精細せいさい度ど（HDTV） - 超ちょう高こう精細せいさい（UHDTV）と分類ぶんるいした場合ばあい、UHDTVで行おこなわれる放送ほうそうに該当がいとうする。これを略りゃくしてUHDと呼よばれることも多おおい。H.265（HEVC）で圧縮あっしゅくされた映像えいぞうを、地上波ちじょうは、衛星えいせい放送ほうそう、ケーブルテレビ、IP放送ほうそう、ビデオ・オン・デマンド（VOD）などで伝送でんそうする放送ほうそうサービスが実施じっし・計画けいかくされている。日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい（NHK）は4K・8Kをスーパーハイビジョン（SHV）として実用じつよう化かを進すすめている。

日本にっぽんは2014年ねん6月2日にちから2016年ねん3月31日にちまで、スカパー!プレミアムサービス（124/128度どCS）において4Kテレビ放送ほうそうのChannel 4K（チャンネルフォーケイ）が行おこなわれた。

日本にっぽん国内こくないにおける現行げんこうのテレビジョン放送ほうそう方式ほうしきであるISDBでは、BS/CS（110度ど）放送ほうそうで4K・8K放送ほうそうを行おこなうため、2016年ねん8月がつ1日にちにA-PABとNHKの共同きょうどうで実験じっけん放送ほうそうが開始かいしされた。そして、2018年ねん12月1日にちにNHKのBS4K並ならびにBS日にっテレを除のぞく民放みんぽうキー局きょく系列けいれつのBS放送ほうそう各社かくしゃで一斉いっせいに4K放送ほうそうが、NHKではBS8Kとして8K放送ほうそうの実用じつよう放送ほうそうが開始かいしされた。2018年ねん以前いぜんの放送ほうそう（2K放送ほうそう）と区別くべつするため「新しん4K8K衛星えいせい放送ほうそう」（しんよんケイはちケイえいせいほうそう）の名称めいしょうを用もちいている。

地上波ちじょうはでは2018年ねんに4K実験じっけん放送ほうそうが開始かいしされた。関東かんとう広域こういき圏けんでは同年どうねん10月31日にち[注ちゅう 1]から断続だんぞく的てきに放送大学ほうそうだいがくの旧きゅう地上ちじょうデジタル放送ほうそうのチャンネル28chを使用しようして、東海とうかい広域こういき圏けんでは同年どうねん11月20日にちから[要よう出典しゅってん]断続だんぞく的てきに中京ちゅうきょうテレビの旧きゅう・地上ちじょうアナログ放送ほうそうのチャンネル35chを利用りようして放送ほうそうされている[4][5]。本ほん放送ほうそうに向むけては空あいている周波数しゅうはすうがないため、リパック（物理ぶつりチャンネルの整理せいり）するか、現行げんこう放送ほうそうに多重たじゅうする方式ほうしきとして、水平すいへい垂直すいちょく・偏へん波はによる多重たじゅうと、階層かいそう分割ぶんかつ多重たじゅう（LDM）が検討けんとうされている。

日本にっぽんの主おもな4K・8K放送ほうそう

編集へんしゅう
 
NHK放送ほうそう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょによる8K衛星えいせい放送ほうそうの公開こうかい実験じっけん（2015年ねん）

日本にっぽん国内こくないで実施じっしされている4K・8K放送ほうそうと今後こんご予定よていされている4K・8K放送ほうそう[6]。

4K放送ほうそう

編集へんしゅう

4K UHDTV（2160p、3840×2160）は2Kの4倍ばい（横よこ2倍ばい×縦たて2倍ばい）である。

BS
右みぎ旋
左ひだり旋
CS 左ひだり旋
なし
ケーブルテレビ

過去かこ

編集へんしゅう
BS
右みぎ旋
  • NHK BS4K［1］◇（2023年ねん11月30日にち終了しゅうりょう 同どうリモコンキーIDでNHK BSプレミアム4Kに再編さいへん）
左ひだり旋
  • ザ・シネマ 4K［10］☆（2021年ねん4月がつ30日にち終了しゅうりょう 一部いちぶのケーブルテレビでの放送ほうそうも2023年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう）
CS 左ひだり旋（全すべて☆）[7]
  • J SPORTS 1〜4（4K）（821〜824）（2024年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう）
  • 日本にっぽん映画えいが+時代じだい劇げき 4K（880）（2024年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう 一部いちぶのケーブルテレビでは放送ほうそうを継続けいぞく中ちゅう）
  • スターチャンネル 4K（881）（2024年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう）
  • スカチャン1・2 4K（882・883）（2024年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう）
スカパー!プレミアムサービス
  • Channel 4K（502）（2016年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう 4K試験しけん放送ほうそう）
  • スカパー!4K（595〜597）（2018年ねん11月25日にち終了しゅうりょう）
  • ショップチャンネル 4K（597）（2020年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう BSでは放送ほうそうを継続けいぞく）
  • 4K QVC（598）（2020年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう BSでは放送ほうそうを継続けいぞく）
  • スカチャン1 4K（596）（2024年ねん3月がつ31日にち終了しゅうりょう）

歴史れきし

編集へんしゅう
  • 2014年ねん
  • 2015年ねん
    • 3月1日にち スカパー!プレミアムサービスでスカパー!4K総合そうごう（Ch.596）・スカパー!4K映画えいが（Ch.595）放送ほうそう開始かいし。
    • 11月30日にち ひかりTVで4K IP放送ほうそう開始かいし（ひかりTVチャンネル4K）。
    • 12月1日にち ケーブルテレビ向むけのケーブル4K放送ほうそう開始かいし[8]。
  • 2016年ねん
    • 3月31日にち 4K試験しけん放送ほうそう Channel 4K放送ほうそう終了しゅうりょう[9]。
    • 5月1日にち スカパー!プレミアムサービスでスカパー!4K体験たいけん（Ch.597）放送ほうそう開始かいし。
    • 8月がつ1日にち BS放送ほうそうでNHKによる4K試験しけん放送ほうそう開始かいし（地ちデジ難なん視し対策たいさく放送ほうそう終了しゅうりょう後ごの空あき周波数しゅうはすう帯域たいいき、BS-17chを使用しよう）。
    • 12月1日にち NHKと同おなじBS-17chでA-PAB（旧きゅう：NexTV-F）が4K試験しけん放送ほうそう開始かいし。
  • 2017年ねん1月がつ11日にち 総務そうむ省しょうが2018年ねんに開始かいし予定よていの4K/8K実用じつよう放送ほうそうの参入さんにゅう事業じぎょう者しゃを決定けってい[10]。
  • 2018年ねん
    • 6月6日にち 東芝とうしば映像えいぞうソリューション（現げん：TVS REGZA）がISDBの4Kチューナ内蔵ないぞうテレビを販売はんばい開始かいし、他たのメーカーも冬ふゆまでに内蔵ないぞうテレビ、外そと付づけチューナを販売はんばいする。
    • 7月がつ23日にち BS放送ほうそうでNHKによる4K試験しけん放送ほうそうが終了しゅうりょう[11]。
    • 11月25日にち スカパー!プレミアムサービスのスカパー!4Kが放送ほうそう終了しゅうりょう。
    • 12月1日にち 右みぎ旋BS放送ほうそう（BS朝日あさひ 4K［5］、BS-TBS 4K［6］、BSテレ東ひがし 4K［7］[注ちゅう 2]、BSフジ 4K［8］、NHK BS4K［1］）および左ひだり旋BS放送ほうそう（ショップチャンネル 4K［11］、4K QVC［12］、ザ・シネマ 4K［10］[注ちゅう 3]）と110度どCS左ひだり旋（J SPORTS 1〜4（4K）、日本にっぽん映画えいが+時代じだい劇げき 4K、スターチャンネル 4K、スカチャン1・2 4K）で4K実用じつよう放送ほうそう開始かいし[12]。NHK BS4Kは毎日まいにち6時じから翌よく0時じまでの間あいだ、4K放送ほうそうを実施じっしする[13]。この時点じてんで［4］と［9］も予約よやくされる。同日どうじつ、スカパー!プレミアムサービスでも3チャンネル（スカチャン1 4K、ショップチャンネル 4K、4K QVC）の4K放送ほうそうを開始かいし。
  • 2019年ねん9月がつ1日にち 右みぎ旋BS放送ほうそうにてBS日にっテレ 4K［4］が4K実用じつよう放送ほうそう開始かいし[注ちゅう 4]。
  • 2020年ねん3月がつ31日にち スカパー!プレミアムサービスのショップチャンネル 4K（Ch.597）と4K QVC（Ch.598）が放送ほうそう終了しゅうりょう。
  • 2021年ねん
    • 3月1日にち 左ひだり旋BS放送ほうそうにてWOWOW 4K［9］が4K実用じつよう放送ほうそう開始かいし[注ちゅう 5]。
    • 4月がつ30日にち 左ひだり旋BS放送ほうそうでのザ・シネマ 4Kが放送ほうそう終了しゅうりょう[注ちゅう 6]。
  • 2023年ねん12月1日にち NHK BS4KがNHK BSプレミアム4Kに再編さいへんされ、24時じ間あいだ放送ほうそうを開始かいし。ケーブル4Kがsatonoka 4Kにリニューアル[14]。
  • 2024年ねん3月がつ31日にち 左ひだり旋110度どCS放送ほうそう（J SPORTS 1〜4（4K）、日本にっぽん映画えいが+時代じだい劇げき 4K[注ちゅう 7]、スターチャンネル 4K、スカチャン1・2 4K）とスカパー!プレミアムサービスの4K放送ほうそう（スカチャン1 4K）が終了しゅうりょう[15]。

8K放送ほうそう

編集へんしゅう

8K UHDTV（4320p、7680×4320）は2Kの16倍ばい（縦横じゅうおう各かく4倍ばい）である。スーパーハイビジョンでは60Hzへるつに加くわえ、120Hzへるつのフレームレートを目標もくひょうにしている。

BS 左ひだり旋

歴史れきし

編集へんしゅう
  • 2016年ねん8月がつ1日にち BS放送ほうそうでNHKによる8K試験しけん放送ほうそう開始かいし（地ちデジ難なん視し対策たいさく放送ほうそう終了しゅうりょう後ごの空あき周波数しゅうはすう帯域たいいき、BS-17を使用しよう）。
  • 2017年ねん12月1日にち シャープが世界せかい初はつの家庭かてい用よう8Kテレビ（LC-70X500）を発売はつばい。
  • 2018年ねん
    • 7月がつ23日にち BS放送ほうそうでNHKによる8K試験しけん放送ほうそうが終了しゅうりょう[11]。
    • 12月1日にち 左ひだり旋BS放送ほうそうにてNHK BS8K［2］が8K実用じつよう放送ほうそう開始かいし[12]。毎日まいにち10時じから22時じ10分ふんまでの間あいだ、8K放送ほうそうを実施じっしする[13]。

問題もんだい点てん

編集へんしゅう
  • 地上波ちじょうはデジタル放送ほうそうでHDTVへの移行いこうが完了かんりょうした直後ちょくごに更さらに4Kカメラや対応たいおう設備せつびに投資とうしが必要ひつようとなり、地上波ちじょうはでの4K放送ほうそうができるか不明ふめいにも関かかわらず膨大ぼうだいな費用ひようがかかるため（4Kで放送ほうそうされるされないにかかわらず4K以上いじょうに移行いこうしている）、放送ほうそう局きょくからは懐疑かいぎ的てきな声こえがあった[16][注ちゅう 8]。NHKの連続れんぞくテレビ小説しょうせつが4K制作せいさく移行いこうをきっかけに週間しゅうかんの放送ほうそう日数にっすうが6日にちから5日にちに削減さくげんされるなど、4K以上いじょうに移行いこうすることによる費用ひようなどの増大ぞうだいに呼応こおうする動うごきも見みられる。
  • NHKとキー局きょく系けいBS局きょくのBS2K放送ほうそうは4K・8Kのためにスロットが削減さくげんされ、画質がしつが低下ていかしている[注ちゅう 9]。
    • また、NHKはBS4K、BS8Kの開局かいきょくに伴ともないBSチャンネルが4波はとなったため、経営けいえいの合理ごうり化かのために2020年代ねんだいに2Kで放送ほうそうされているBS1とBSプレミアムのどちらかが減げん波はされる予定よてい[17]とされ、2021年度ねんどから3カ年かねんの経営けいえい計画けいかく案あんに、BSは4つを2つ以下いかに集約しゅうやくする方針ほうしんを盛もり込こむ予定よていで、BS放送ほうそうは報道ほうどう中心ちゅうしんの「BS1」、娯楽ごらく番組ばんぐみ中心ちゅうしんの「BSプレミアム」、高画質こうがしつ放送ほうそう「BS4K」の3チャンネルを段階だんかい的てきに1つに集約しゅうやく、「BS8K」は維持いじする方向ほうこう[18]そして、2024年ねん6月がつ末まつに「BSプレミアム」を停とま波なみし、同年どうねん7月がつ以後いごは「BS1」を下地したじとした「BS」と、「BSプレミアム」・「BS4K」を下地したじとして統合とうごうする「BSプレミアム4K」の2つに再編さいへんさせた[19]。
  • 8Kは、日本にっぽんではNHKのみが推進すいしん・放送ほうそうしている状況じょうきょうで、受信じゅしん機き[注ちゅう 10]も放送ほうそう開始かいし時点じてんではシャープのみが製造せいぞう・販売はんばいしている状況じょうきょうにあった。ただし、海外かいがいではすでにサムスン電子でんしやLGエレクトロニクスなども生産せいさんしており、日本にっぽんでもシャープに続つづきソニー（ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ）が生産せいさんを開始かいししている。
  • 受信じゅしん側がわも、対応たいおうするテレビ[20]やチューナー[注ちゅう 11]や左ひだり旋偏波は対応たいおうのアンテナ（チャンネルによる）、分配ぶんぱい器きなど新あらたな機材きざいの購入こうにゅうや工事こうじが必要ひつようとなる[21][22]。
  • 特とくに在京ざいきょうキー局きょく系けいの4Kチャンネルは、同おなじ番組ばんぐみを放送ほうそうしている2Kチャンネルと比くらべて映像えいぞうが暗くらいことが指摘してきされている[23]。
    • この件けんについて朝日新聞あさひしんぶんは特集とくしゅう記事きじで「市販しはんの4Kテレビの最大さいだい輝度きどが不足ふそくしている」点てんを指摘してきしている[24][25]が、「規格きかく上じょうの数字すうじとそれを表示ひょうじする輝度きどは異ことなる」「民放みんぽう各局かくきょくがスタンダードダイナミックレンジ（SDR）規格きかくの映像えいぞうを、本来ほんらいはハイダイナミックレンジ（HDR）規格きかくの映像えいぞうを放送ほうそうする規格きかくであるハイブリッド・ログ=ガンマ（HLG）方式ほうしきで放送ほうそうしていることが原因げんいんである」点てんも指摘してきされている[26]。
  • 4K放送ほうそうを録画ろくがしたBDが無む変換へんかん記録きろく（DRモード）であっても、記録きろく方式ほうしきが「MMT TLV」・「MPEG-2 TS」とメーカーによって異ことなるため、他社たしゃの4K放送ほうそう対応たいおうのBDレコーダーで再生さいせいできない場合ばあいがある[27]。
  • ケーブルテレビに於おいては、一部いちぶの局きょくで4K放送ほうそうを受信じゅしんすることができるが、この場合ばあいでも4Kの本来ほんらいの画質がしつを視聴しちょうする場合ばあいは、4K対応たいおうのテレビ受像じゅぞう機きが必要ひつようである（ただし全まったく受信じゅしんできないというわけではなく、従来じゅうらいの2Kテレビでもダウンコンバートではあるが視聴しちょうできる。なおトランスモジュレーション方式ほうしきを採用さいようしている局きょくでは4K対応たいおうテレビがあっても直接ちょくせつは受信じゅしんできず、専用せんようのセットトップボックスの設置せっちが必要ひつよう）。8Kは当面とうめん従来じゅうらい型がたのHFCケーブルテレビでは配信はいしんが行おこなわれていない（FTTH=光ひかりファイバーを利用りようした局きょくでは一部いちぶ対応たいおうしている局きょくがある）[28]。なお、JCOMなどの4K対応たいおうセットトップボックスを介かいして録画ろくがする場合ばあいは2022年ねん10月がつ現在げんざい、DR（標準ひょうじゅん録画ろくがモード）のみに対応たいおうしており、市販しはんのBDレコーダーへLANで介かいしてダビングをすることもできない[29]。ただし、BDレコーダーを内蔵ないぞうしたセットトップボックス（一部いちぶの対応たいおう局きょく）[30]であれば、ハードディスクドライブからのダビングという形かたちで、ブルーレイディスクに録画ろくがすることは可能かのうである[31]。

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

編集へんしゅう
  1. ^ 放送大学ほうそうだいがくの地上波ちじょうはが完全かんぜん停とま波なみしたのは前日ぜんじつ10月30日にちの正午しょうご。
  2. ^ 当初とうしょは「BSジャパン 4K」として開局かいきょく予定よていだったが、2018年ねん10月がつ1日にちに2Kサービス名めいを「BSテレ東ひがし」に変更へんこうしたため、4Kサービス名めいも変更へんこう。
  3. ^ 当初とうしょは「映画えいがエンタテインメントチャンネル」として開局かいきょく予定よていだったが、ザ・シネマの4Kサービスに変更へんこう。法令ほうれい上じょうはその名称めいしょうで認定にんていされているのはこのため。
  4. ^ ラグビーワールドカップ2019を4Kで中継ちゅうけいする体制たいせいが整ととのった影響えいきょうで、当初とうしょの開始かいし予定よてい（同年どうねん12月がつ1日にち）より3ヶ月かげつ前倒まえだおし[12]。
  5. ^ 新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで、当初とうしょの開始かいし予定よてい（2020年ねん12月1日にち）より3ヶ月かげつ延期えんき[12]。
  6. ^ 翌よく5月がつ1日にちには衛星えいせい基幹きかん放送ほうそう事業じぎょう者しゃの認定にんてい取とり消けし処分しょぶんが執行しっこう。なおケーブルテレビ向むけの配信はいしんは2023年ねん3月がつ31日にちまで継続けいぞく。
  7. ^ ケーブルテレビ向むけの配信はいしんは継続けいぞく。
  8. ^ BS日にっテレは2019年ねん9月がつ1日にち放送ほうそう開始かいし。WOWOWは当初とうしょ2020年ねん12月1日にちの放送ほうそう開始かいしを予定よていしていたが、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの影響えいきょうにより2021年ねん3月がつ1日にちに延期えんきされた。
  9. ^ BS・CS2K放送ほうそう全体ぜんたいでも、NHK BSプレミアム（21.5スロットから18スロットに削減さくげん。解像度かいぞうどは維持いじできたが伝送でんそうレートは落おちた）・BS11（開局かいきょく当初とうしょからの18スロットのまま）・WOWOW3波は（24×3→72スロットのまま）だけが1920×1080ピクセルの解像度かいぞうどで、それ以外いがいはおしなべて地上波ちじょうはデジタル放送ほうそうの12セグメント・フルハイビジョン放送ほうそう時じとほぼ同等どうとうの解像度かいぞうどたる1440×1080ピクセル（もっともトゥエルビ、放送大学ほうそうだいがく、スカパー!、Dlife、FOXスポーツ&エンターテイメントは各局かくきょく開局かいきょく当初とうしょからこの解像度かいぞうどであった）。更さらにCS2Kの伝送でんそうレートは地上波ちじょうはデジタル放送ほうそうも下回したまわる。
  10. ^ 試験しけん放送ほうそう用ようも含ふくむ。
  11. ^ 2018年ねん10月がつ時点じてんで市販しはんされている4K対応たいおうテレビの多おおくは、12月から開始かいしの4K・8K放送ほうそうのチューナーを搭載とうさいしていない。

出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ 次世代じせだい放送ほうそう推進すいしんフォーラムのサイト（アーカイブ）
  2. ^ a b “オールジャパンで4K/8K推進すいしん「次世代じせだい放送ほうそう推進すいしんフォーラム」設立せつりつ”. AV Watch (インプレス). (2013年ねん6月がつ17日にち). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/604026.html 2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。 
  3. ^ 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん放送ほうそうサービス高度こうど化か推進すいしん協会きょうかい（A-PAB）の公式こうしきサイト（放送ほうそうサービス高度こうど化か推進すいしん協会きょうかい）
  4. ^ “地上ちじょうデジタル放送ほうそうの高度こうど化か（4K･8K）に向むけた実証じっしょう実験じっけんが名古屋なごやと東京とうきょうで行おこなわれています!”. 特定とくていラジオマイク調整ちょうせい機構きこう. 2019年ねん1月がつ1日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。（ページの内容ないようは最新さいしん内容ないように差さし替かわっています）
  5. ^ 電波でんぱ発射はっしゃのスケジュール｜地ちデジ高度こうど化か実験じっけん受信じゅしん対策たいさくセンター（地ちデジ高度こうど化か実験じっけん受信じゅしん対策たいさくセンター、2023.12.11閲覧えつらん）
  6. ^ “「4K・8Kロードマップに関かんするフォローアップ会合かいごう 中ちゅう間あいだ報告ほうこく」の公表こうひょう”. 総務そうむ省しょう (2014年ねん9月がつ9日にち). 2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。
  7. ^ “スカパー!4K”. 衛星えいせい放送ほうそうのスカパー!. 2021年ねん4月がつ11日にち閲覧えつらん。
  8. ^ “CATV向むけ4K放送ほうそう「ケーブル4K」が12月1日にち11時じ開局かいきょく”. AV Watch. 2015年ねん9月がつ24日にち閲覧えつらん。
  9. ^ “4K試験しけん放送ほうそうのChannel 4K、'16年ねん3月がつ31日にちに終了しゅうりょう。「試験しけん放送ほうそうの役割やくわり果はたした」”. AV Watch (インプレス). (2015年ねん11月27日にち). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/732594.html 2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。 
  10. ^ “2018年ねんの「BS4K放送ほうそう」は民放みんぽう5局きょくとNHK。WOWOWやNHK 8KはBS左ひだり旋”. AV Watch (インプレス). (2017年ねん1月がつ11日にち). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1038504.html 2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。 
  11. ^ a b 中林なかばやし暁あきら (2018年ねん7月がつ23日にち). “BS 4K8K試験しけん放送ほうそうが終了しゅうりょう、45万まん人にん以上いじょうが体験たいけん。12月の新しん4K8K衛星えいせい放送ほうそうへ課題かだいも”. AV Watch. インプレス. 2018年ねん8月がつ24日にち閲覧えつらん。
  12. ^ a b c d “4K・8K放送ほうそうの推進すいしん”. 放送ほうそう政策せいさくの推進すいしん. 総務そうむ省しょう. 2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。
  13. ^ a b “2018年ねん12月1日にち!「4K・8Kスーパーハイビジョン」 いよいよ本ほん放送ほうそうが開始かいし!”. NHKスーパーハイビジョン試験しけん放送ほうそう. NHK. 2017年ねん12月16日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。
  14. ^ “4K専門せんもんチャンネル「ケーブル4K」 2023年ねん12月1日にち「satonoka 4K」として、リニューアルスタート!”. satonoka. 2023年ねん10月がつ2日にち閲覧えつらん。
  15. ^ “（株）かぶしきがいしゃスカパー・エンターテイメントが提供ていきょうする4Kチャンネル終了しゅうりょうのお知しらせ”. スカパーJSAT. 2023年ねん10月がつ27日にち閲覧えつらん。
  16. ^ “Netflix CEOの予言よげん「テレビ放送ほうそうの寿命じゅみょうはあと10年ねんから20年ねん」を考察こうさつする”. MarkeZine（マーケジン）. (2016年ねん6月がつ23日にち). p. 1. https://markezine.jp/article/detail/24598 
  17. ^ “NHKのBS、ハイビジョンを1chに削減さくげん…2K・4K・8Kの3波はに”. www.yomiuri.co.jp. 読売新聞よみうりしんぶん (2019年ねん12月13日にち). 2020年ねん1月がつ3日にち閲覧えつらん。
  18. ^ “NHK、BS放送ほうそう・ラジオを削減さくげんへ 次期じき経営けいえい計画けいかく案あん”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. (2020年ねん8月がつ3日にち). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62216100T00C20A8MM0000/ 2020年ねん8月がつ3日にち閲覧えつらん。 
  19. ^ “NHK経営けいえい計画けいかくの修正しゅうせい（案あん）について”. 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい. p. 5 (2022年ねん10月がつ11日にち). 2022年ねん10月がつ13日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “シャープ、世界せかい初はつ8Kチューナー内蔵ないぞうテレビ 来月らいげつ発売はつばい”. SankeiBiz (産経さんけいデジタル). (2018年ねん10月がつ15日にち). https://web.archive.org/web/20181015153249/https://www.sankeibiz.jp/business/news/181015/bsb1810151307002-n1.htm 2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。 
  21. ^ “4K・8K衛星えいせい放送ほうそうを視聴しちょうするための準備じゅんび | テレビコンセント・分配ぶんぱい器き（4K・8K衛星えいせい放送ほうそう対応たいおう） | スイッチ・コンセント（配線はいせん器具きぐ） | Panasonic”. www2.panasonic.biz. 2023年ねん12月15日にち閲覧えつらん。
  22. ^ “知しっておきたい4K・8Kの関連かんれん情報じょうほう”. 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん放送ほうそうサービス高度こうど化か推進すいしん協会きょうかい. 2018年ねん10月がつ9日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2019年ねん9月がつ9日にち閲覧えつらん。
  23. ^ “検証けんしょう4K放送ほうそうは暗くらいのか 4K放送ほうそう、画質がしつ抜群ばつぐんのはずが「あれ、暗くらい」 相次あいつぐ苦情くじょう”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル. (2019年ねん8月がつ2日にち). https://www.asahi.com/articles/ASM7K62PMM7KULFA03N.html 2019年ねん12月11日にち閲覧えつらん。 
  24. ^ “検証けんしょう4K放送ほうそうは暗くらいのか 4K放送ほうそう、なぜ「暗くらい」TVメーカーを直撃ちょくげき 残のこった疑念ぎねん”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル. (2019年ねん8月がつ5日にち). https://www.asahi.com/articles/ASM7L72HRM7LULFA044.html 2019年ねん12月11日にち閲覧えつらん。 
  25. ^ “あの4Kテレビが｢暗くらい｣というとんでもない衝撃しょうげき”. 東洋とうよう経済けいざいオンライン. (2019年ねん11月1日にち). https://toyokeizai.net/articles/-/311180 2019年ねん12月12日にち閲覧えつらん。  -上記じょうき朝日新聞あさひしんぶんの記事きじを執筆しっぴつした記者きしゃが東洋とうよう経済けいざいオンラインで公開こうかいした記事きじ。
  26. ^ “本田ほんだ雅一まさいちのAVTrends “4Kテレビが暗くらい”原因げんいんと誤解ごかい。消費しょうひ者しゃ守まもる対策たいさくを望のぞむ”. AV Watch (インプレス). (2019年ねん12月3日にち). https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/1221847.html 2019年ねん12月12日にち閲覧えつらん。 
  27. ^ “4K放送ほうそうをダビングしたBDの“再生さいせい”と“互換ごかん性せい”の話はなし。ユーザーが涙なみだする前まえに統一とういつを”. AV Watch (インプレス). (2019年ねん2月がつ15日にち). https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/1169818.html 
  28. ^ “NHKBS4K・8K受信じゅしん方法ほうほう”. 2019年ねん12月12日にち閲覧えつらん。
  29. ^ “4K J:COM Boxで4K番組ばんぐみの録画ろくがは可能かのうですか”. 2019年ねん12月12日にち閲覧えつらん。
  30. ^ “よくあるご質問しつもんの回答かいとう 4K対応たいおうのSTB（セットトップボックス）のハードディスク（HDD）【内蔵ないぞう／外そと付づけ】に録画ろくがした4K放送ほうそうを録画ろくが機きへダビングできますか?”. 倉敷くらしきケーブルテレビ. 2019年ねん12月12日にち閲覧えつらん。
  31. ^ “TZ-BT9000BW”. パナソニック コネクト. 2019年ねん12月12日にち閲覧えつらん。

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