mova

mova（ムーバ）は、かつて日本にっぽんの携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃNTTドコモが提供ていきょうしていた、800MHz帯たい（一部いちぶ1.5GHz帯たい）を利用りようした第だい1世代せだい（アナログNTT大だい容量ようりょう方式ほうしき）および第だい2世代せだい（デジタルPDC）携帯けいたい電話でんわ無線むせん機きまたは同社どうしゃによる同どう無線むせん機き向むけサービスの総称そうしょう。

mova端末たんまつ・N502it NEC製せい 2000年ねん

第だい三さん世代せだい携帯けいたい電話でんわ（W-CDMA）サービス「FOMA」への移行いこうが進すすんだことを理由りゆうに、2008年ねん12月に新規しんきの利用りよう申込もうしこみを停止ていし。2012年ねん3月がつ31日にち限かぎりでサービスを終了しゅうりょうし、停とま波なみした。

概説がいせつ

NTTは、1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）7月がつにDDIセルラーグループが採用さいようしたTACS方式ほうしき（JTACS）による携帯けいたい電話でんわサービスで提供ていきょうされたモトローラ社しゃ製せい小型こがた機きMicroTAC（容積ようせき約やく300cc）に対抗たいこうするため、日本にっぽんの主要しゅよう通信つうしん機器ききメーカー、松下通信工業まつしたつうしんこうぎょう（現げん：パナソニック モバイルコミュニケーションズ）、日本電気にほんでんき（NEC、現げん：NECカシオ モバイルコミュニケーションズ）、三菱電機みつびしでんきおよび富士通ふじつうの4社しゃと共同きょうどうで容積ようせき200ccを目指めざしたTZ-804型がた無線むせん機きを開発かいはつ、1991年ねん（平成へいせい3年ねん）4月がつから提供ていきょう。当時とうじ、世界せかい最さい軽量けいりょう・最小さいしょうであり、自動車じどうしゃ電話でんわ及およびショルダーホンと区別くべつするため「携帯けいたい電話でんわ」という商品しょうひん名めいで提供ていきょうしていた既存きそん商品しょうひんTZ-802・TZ-803型がた無線むせん機きと区別くべつする「超ちょう小型こがた携帯けいたい電話でんわ・ムーバ（mova）」と呼称こしょうする商品しょうひん群ぐんとした。「mova」の名称めいしょうは英語えいごのmovable（動うごかせる、移動いどうする）の最初さいしょの4文字もじから採とったもので、携帯けいたいのしやすさ、移動いどうのしやすさを表現ひょうげんしたものである。DDIセルラーグループ・日本移動通信にほんいどうつうしんのデジタル網もうは、IDOはセルラー・ドコモ、セルラーはIDO・ドコモというようにmovaにローミングした。なお、端末たんまつは当初とうしょはレンタルで、販売はんばいは1994年ねん（平成へいせい6年ねん）4月がつの売うり切きり制せい解禁かいきんからである。

1993年ねん（平成へいせい5年ねん）3月がつの第だい2世代せだいデジタル方式ほうしきサービス開始かいしにより、同どうサービス対応たいおうの携帯けいたい電話でんわ無線むせん機きを「デジタル・ムーバ」として従来じゅうらいのアナログ無線むせん機きと区別くべつしたが、1999年ねん（平成へいせい11年ねん）3月がつにアナログ方式ほうしきサービスが終了しゅうりょうし、2001年ねん（平成へいせい13年ねん）10月には第だい3世代せだいデジタル方式ほうしきの新しんサービス「FOMA（フォーマ）」に対応たいおうする無線むせん機きも発売はつばいされたことから、同年どうねん11月発売はつばいの211シリーズ以降いこうは再ふたたび「ムーバ」に戻もどされた。

「ムーバ」とは、登場とうじょう以来いらい長ながくドコモが販売はんばいした携帯けいたい電話でんわ無線むせん機き（例外れいがい機種きしゅあり）の商標しょうひょうであったが、同社どうしゃ契約けいやく約款やっかんを2004年ねん（平成へいせい16年ねん）4月がつにFOMAサービスを除のぞく「携帯けいたい自動車じどうしゃ電話でんわ契約けいやく」を「movaサービス契約けいやく」と名称めいしょうを改正かいせいしたことから、同社どうしゃの第だい2世代せだい携帯けいたい自動車じどうしゃ電話でんわサービスの総称そうしょうを意味いみすることとなった。なお、ドコモは2004年度ねんど（平成へいせい16年度ねんど）後半こうはん頃ごろより、本来ほんらいのカタカナ「ムーバ」はあまり用もちいず、ロゴなどでしか目めにすることのなかった英字えいじ「mova」を契約けいやく約款やっかんでの使用しように準じゅんじて常用じょうようするようになっている。

2004年ねんあたりから「FOMA」のサービスエリアの拡大かくだい、新しん機能きのうの導入どうにゅうなどで「FOMA」の普及ふきゅうが進すすむに連つれ、「mova」加入かにゅう者しゃ数すうの減少げんしょうが急速きゅうそくに進すすみ、2007年度ねんど末まつに1000万まん件けんを、2008年ねん11月がつ末まつには700万まん件けんを割わり込こんだ。2008年ねん8月がつ7日にちには、同年どうねん11月がつをもって「mova」新規しんき加入かにゅうの受付うけつけ終了しゅうりょうと、翌よく8月がつ8日にちより、「FOMA」への契約けいやく変更へんこう手数料てすうりょう¥2,100を無料むりょうにする発表はっぴょうがあった。2009年ねん1月がつ30日にちのニュースリリースで、2012年ねん3月がつ31日にち限かぎりでのmova（およびこれを利用りようしたDoPaなどの）サービス提供ていきょうの終了しゅうりょうが正式せいしきに発表はっぴょうされた。

mova端末たんまつ

初代しょだいアナログmova N(TZ-804)改良かいりょう版ばん NEC製せい

初期しょきデジタル端末たんまつSO101 SONY製せい

デジタル・ムーバを利用りようした列車れっしゃ電話でんわ
一部いちぶの高速こうそくバスにも設置せっちされていた

アナログ式しき時代じだいは、まずNTT時代じだいの1991年ねん初はつ登場とうじょうのTZ-804型がた携帯けいたい無線むせん電話機でんわきを「ムーバ x」（x=メーカ記号きごう）とした。1993年ねんに無線むせん局きょく免許めんきょ証票しょうひょうの貼付ちょうふを廃はいし、若干じゃっかんの改良かいりょう（収納しゅうのう状態じょうたいでも着信ちゃくしんできるアンテナ、機器ききの発熱はつねつから耳みみを保護ほごするイヤーパッドなど）を施ほどこしたが、愛称あいしょうに変更へんこうはない（厳密げんみつには名称めいしょうは「 x1」となった）。 NTTドコモ譲受じょうじゅ後ごの後継こうけい機種きしゅは「ムーバ x2」となり、「TZ-」系けいの型式けいしき番号ばんごうは廃止はいしされた。

デジタル（PDC）方式ほうしきが開始かいしされると、これに対応たいおうした端末たんまつは「デジタル・ムーバ」となり、最初さいしょのものは各かくメーカごとに「デジタル・ムーバ x」から開始かいしされ、次ついで「デジタル・ムーバ x2」となり、9.6kbpsデータ通信つうしんに対応たいおうしたものは末尾まつびに「HYPER」が付加ふかされた。その後ごは「デジタル・ムーバ xyyy」（y=型番かたばん数字すうじ）となり、型番かたばんは101から開始かいしされ、100番台ばんだいおよび200番台ばんだいで進すすめられた。

iモード対応たいおうのものは501iから始はじまり、1.5GHz（シティフォン・シティオ）のものは151から始はじまっている。200番台ばんだいのシリーズは209iからiモード対応たいおうとなり、ドコモの800MHz端末たんまつは全部ぜんぶiモード対応たいおうに切きり替かわった。

高級こうきゅう仕上しあげや防水ぼうすい、高齢こうれい者しゃ向むけなどの特殊とくしゅ仕様しようとして、600番台ばんだいがある。

なお、当初とうしょはドコモ標準ひょうじゅんソフトを採用さいようする端末たんまつメーカーであるP（松下通信工業まつしたつうしんこうぎょう）、N（日本電気にほんでんき）、D（三菱電機みつびしでんき）、F（富士通ふじつう）、R（日本無線にほんむせん）、M（モトローラ）製せいのものにだけ「ムーバ」の商品しょうひん名めいが付つけられており、ソニーやシャープなど他社たしゃ製せいの端末たんまつや変則へんそく的てき納入のうにゅうを行おこなうメーカー、ドコモ標準ひょうじゅんソフトを採用さいようしていない機種きしゅは2001年ねんまで「ムーバ」を名乗なのれず、「DoCoMo by Sony SO502i」「DoCoMo NOKIA NM207」のような型番かたばんとなっており、「byシリーズ」と呼よばれていたほか、メーカー記号きごうも2文字もじとされていた。2001年ねん4月がつ（503iS・210iシリーズ）以降いこうはムーバで統一とういつされた為ために区別くべつはされなくなった。

HYPERは9.6kbpsでデでータ通信たつうしんができるものにつけられていたが、全すべての端末たんまつでその機能きのうが実装じっそうされ、1999年ねんに廃止はいしされた第だい1世代せだいと区別くべつする「デジタル」という言葉ことばも必要ひつようがなくなったため、211i（2001年ねん10月がつ）以降いこう、「ムーバ xyyyi」となった。

メーカー名めい

• P（松下通信工業まつしたつうしんこうぎょう、現げん：パナソニック モバイルコミュニケーションズ）
• N（日本電気にほんでんき、後のちNECモバイルコミュニケーションズを経へて日本電気にほんでんきに回帰かいき）
• D（三菱電機みつびしでんき）※現在げんざい携帯けいたい端末たんまつからは撤退てったい。
• F（富士通ふじつう、現げん：富士通ふじつうコネクテッドテクノロジーズ）
• M（モトローラ）本来ほんらいは「by」メーカーだが、基本きほん設計せっけいをドコモ標準ひょうじゅん（P101基本きほん）としてあり次世代じせだい携帯けいたいで技術ぎじゅつがあり、変則へんそく的てきにムーバメーカーとなる。提携ていけい。
• R（日本無線にほんむせん）※現在げんざい携帯けいたい端末たんまつからは撤退てったい（ウィルコム向むけPHSのみ手てがけていた）。

以下いかは、「ムーバ」の名なが冠かんされた実績じっせきのある他社たしゃメーカーを挙あげる。

• SH（シャープ）※SH505i、SH251i以降いこう
• SO（ソニー、現げん：ソニーモバイルコミュニケーションズ）※SO503iS、SO210i以降いこうは、ソニー・エリクソン時代じだいに発表はっぴょう。
• KO（国際電気こくさいでんき、現げん日立ひたち国際こくさい電気でんき）※KO210iのみ。現在げんざい携帯けいたい端末たんまつからは撤退てったい。

「ムーバ」の名なは冠かんされなかったが、過去かこにドコモ向むけ800MHzPDC端末たんまつを製造せいぞうしたメーカーとしては

• SA（三洋電機さんようでんき）※現在げんざい携帯けいたい端末たんまつからは撤退てったいし、部門ぶもんを京きょうセラへ譲渡じょうと。
• ER（エリクソン、現げん：ソニーモバイルコミュニケーションズ）
• NM（ノキア）　「ムーバ」とも「by」とも名乗なのらない、変則へんそく納入のうにゅうメーカーなので本来ほんらいはbyとなるが、次世代じせだい携帯けいたいで技術ぎじゅつ提携ていけいがあり、「ムーバ」メーカーと「by」メーカーとの中間ちゅうかんに位置いちしていて、「DoCoMo NOKIA NM207」という風ふうに「by」ともつかなかった。「NM」は、ノキアの日本にっぽん進出しんしゅつ当時とうじに携帯けいたい電話でんわ端末たんまつの販売はんばいを担当たんとうしていた「ノキア・モービル・コミュニケーション」（Nokia Mobile Communication）の略りゃくである。
• DE（デンソー）※現在げんざい携帯けいたい端末たんまつからは撤退てったい。かつての日本移動通信にほんいどうつうしんと同おなじくトヨタ自動車とよたじどうしゃの関連かんれん会社かいしゃのため、ドコモ向むけ端末たんまつは非常ひじょうに少すくなかった。
• TS（東芝とうしば）※現在げんざいの富士通ふじつうモバイルコミュニケーションズへ部門ぶもんを譲渡じょうと。富士通ふじつうモバイルはKDDI向むけをメインとし、ドコモではTを冠かんした端末たんまつを含ふくめて富士通ふじつう本体ほんたいが担当たんとうする体制たいせいとなった（その例れいがT-01DとT-02D）。FOMAでは略号りゃくごうが「T」となっている。それ以前いぜんにもデジタルムーバとしての発売はつばいを希望きぼうしていたが、ドコモに却下きゃっかされたことから関係かんけいが悪化あっかし、ドコモ以外いがいの他社たしゃ向むけ端末たんまつをメインとしていた時期じきがある。
• KY（京きょうセラ）※第二電電だいにでんでん・DDIセルラーグループの設立せつりつ母体ぼたいだったことから、ドコモ向むけ端末たんまつは非常ひじょうに少すくなかった。

がある。

サービスの歴史れきし

FOMAへのユーザーの移行いこうが進すすむにつれ、2003年ねん9月からmovaユーザー数すうは逓減ていげんしていた。最終さいしゅう的てきには第だい3世代せだい携帯けいたい電話でんわであるFOMAに集約しゅうやくする方針ほうしんであったため、サービス終了しゅうりょう数すう年ねん前まえからは各種かくしゅサービスもFOMA利用りようを前提ぜんていとしたものに改あらためられていった。

ユーザー数すう

ユーザー数すうについては断ことわりが無ない限かぎり業界ぎょうかい団体だんたい（電気でんき通信つうしん事業じぎょう者しゃ協会きょうかい）のまとめによるものである。

2006年ねん6月18日にち付づけで、FOMAユーザー数すうがmovaユーザー数すうを上回うわまわり、ドコモユーザー全体ぜんたいに占しめる割合わりあいも過半数かはんすうに達たっした。また、2008年ねん5月がつ末まつの段階だんかいで、movaユーザーの契約けいやく者しゃが900万まん件けんを割わり込こみ（約やく872万まん5千せん件けん）、FOMAユーザーの5分ぶんの1未満みまんとなった。

その後ご、FOMA新しん機種きしゅの投入とうにゅうなどもあり、2008年度ねんど末まつには、ユーザー数すうが前月ぜんげつ末まつの約やく600万まん件けんを大幅おおはばに割わり込こみ、556万まん件けん余あまりにまで減へった。2009年ねん5月がつ末まつの段階だんかいで、FOMAユーザー数すうが5,000万まん件けんに迫せまる一方いっぽう、movaユーザー数すうは500万まん件けんを割わり込こみ、movaユーザー数すうがFOMAユーザー数すうの1割わり未満みまんとなった。

その後ご、2010年ねん12月がつ末まつ時点じてんで約やく163万まん件けんとなり、サービス終了しゅうりょうを間近まぢかに控ひかえた2012年ねん2月がつ末まつ時点じてんでの残存ざんそん契約けいやく数すうは約やく34.5万まん件けんであった。

端末たんまつ

2004年ねん11月の報道ほうどうで、507iシリーズを発売はつばいしない方針ほうしんが示しめされたが、その後ごFOMA基地きち局きょくの整備せいびの遅おくれから、movaの新しん機種きしゅを再さい投入とうにゅうする計画けいかくが上あがり、N506iSII（NECが開発かいはつ・生産せいさん）、P506iCII（パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発かいはつ・生産せいさん）が発売はつばいされた。2006年ねん5月26日にちには、2007年度ねんどまでに端末たんまつ販売はんばいを終了しゅうりょうするとの一部いちぶ報道ほうどうがなされたが、その時点じてんでは否定ひていした。

• AMラジオと携帯けいたい電話でんわを組くみ合あわせた「ラジデン」（機種きしゅ名めい：SO213iWR）はFOMAでは不可能ふかのうなためmovaでの発売はつばいとなったが、テレビ放送ほうそうのデジタル化か進展しんてんにより、ドコモでもワンセグに対応たいおうしたFOMA機種きしゅの販売はんばい強化きょうかに乗のり出だしている。
• 50xシリーズは、FOMA90xシリーズに移行いこうした（なお、506iC/506iSシリーズではSH506iCが最もっとも早はやく2005年ねん半なかばを持もって生産せいさんを終了しゅうりょうしmovaのSH端末たんまつは消滅しょうめつした）。
• 25xシリーズは、最もっとも早はやく（最終さいしゅう機種きしゅは2006年ねんに生産せいさん終了しゅうりょうしたP253i、N253i、D253i及およびコンセプト系けいのP253iS、D253iWM。最後さいごまで掲載けいさいされたのはP253iSである）FOMA70xシリーズへの移行いこうを完了かんりょう。FOMA702iSシリーズの発表はっぴょうとほぼ同時どうじの生産せいさん終了しゅうりょうである。
• カメラなしの薄型うすがた軽量けいりょうモデルである21xシリーズも最後さいごまで残のこったものの、「μみゅー」シリーズを中心ちゅうしんにFOMAの小型こがた化か・薄型うすがた化かが進すすんだことから販売はんばいを縮小しゅくしょうしていた。
• 「らくらくホン」シリーズも、FOMAへの移行いこうが進すすめられた。当初とうしょはmovaしか無なかったカメラ非ひ搭載とうさいモデルもその後ごらくらくホンベーシックとしてFOMAからも発売はつばいされた。

FOMAへの技術ぎじゅつ移行いこうが完了かんりょうしたこともあって、最後さいごまで残のこっていた5機種きしゅ（P213i、P506iC/P506iCII、N506iSII及およびらくらくホンIII(F672i)）も2007年ねん末まつに製造せいぞう・出荷しゅっかが中止ちゅうしされ在庫ざいこ限かぎりとなっており、グループ会社かいしゃの統合とうごうに先立さきだち2008年ねん6月13日にちには公式こうしきサイトから完全かんぜんにmova端末たんまつの紹介しょうかいが消きえた。ただし、2008年ねん8月がつ時点じてんでまだ上記じょうき機種きしゅの当分とうぶんの在庫ざいこはあり、既存きそんユーザーの機種きしゅ変更へんこうなどは当分とうぶん可能かのうとしている。

2008年ねん3月11日にちに在庫ざいこ限かぎりで新規しんき契約けいやく受付うけつけ、機種きしゅ変更へんこうを終了しゅうりょうすると新聞しんぶん各紙かくしで相次あいついで報道ほうどうがなされたが、決定けっていしたものではないとしている。なお、同月どうげつ時点じてんで端末たんまつは約やく23万まん台だいの在庫ざいこがある（参照さんしょう）。

サービス

同業どうぎょう他社たしゃは世代せだい交代こうたいの動うごきを加速かそくさせており、KDDI（連結れんけつ子会社こがいしゃの沖縄おきなわセルラー電話でんわを含ふくむ）は第だい3世代せだいへの移行いこうをほぼ完了かんりょう。ソフトバンクモバイルも、免許めんきょの有効ゆうこう期限きげんとなる2009年度ねんど末まつで世代せだい交代こうたいを完了かんりょうさせた。

こうした流ながれを受うけ、ドコモは2008年ねん10月31日にち、2008年度ねんど内ないに終了しゅうりょう時期じきを確定かくていすると表明ひょうめいした。サービス終了しゅうりょうに向むけ、サービス面めんでFOMAシフトを加速かそくさせている。

• FOMAにおいて遅おくれていた離島りとうや山間さんかん部ぶなどの過疎かそ地域ちいきにおけるエリア拡大かくだいについては、mova周波数しゅうはすう帯たいの一部いちぶを利用りようする「FOMAプラスエリア」を活用かつようし、2007年ねんに人口じんこうカバー率りつ100%を達成たっせいし、movaのサービスエリアと遜色そんしょくのないレベルとなっている。
  • 更さらに2008年ねん3月25日にちには、当時とうじのドコモ北陸ほくりくが富山とやま県けん立山たてやま室堂むろどう地区ちくでのFOMAプラスエリアサービス開始かいしに伴ともない電波でんぱ転用てんようでmovaサービスを終了しゅうりょう。全国ぜんこく初はつのmovaサービス終了しゅうりょうである。
• 2007年ねん3月がつで、クイックキャスト（旧きゅうポケットベル）サービスが、2008年ねん1月がつでPHSサービスが終了しゅうりょうしたのに加くわえ、2008年ねん6月がつ末まつで1.5GHz帯たいを使用しようしたPDC方式ほうしきのシティフォン・シティオサービスが終了しゅうりょうした。
• ドコモを含ふくむ各社かくしゃが、通信つうしん速度そくどをさらに速はやめた「第だい4世代せだい」携帯けいたい電話でんわシステムの開発かいはつに力ちからを入いれており、その技術ぎじゅつの一部いちぶを取とり入いれた第だい3.5世代せだいの機種きしゅが既すでに発売はつばいされている（「FOMAハイスピード」参照さんしょう）。
• movaのネットワークを使用しようした法人ほうじん向むけ位置いち情報じょうほうサービス「DLPサービス」（DLPはDocomo Location Platform）は、2006年ねん3月31日にちに新規しんき受うけ付つけを終了しゅうりょうし、2009年ねん3月がつ31日にち限かぎりでサービス終了しゅうりょうした。
• DoPaシングルパケットサービスの新規しんき受付うけつけを2008年ねん9月30日にち限かぎりで終了しゅうりょうした。
• 2008年ねん4月がつから、「ファミ割わりMAX50」契約けいやく者しゃを対象たいしょうとした家族かぞく間あいだ通話つうわ無料むりょうサービスを開始かいししたが、対象たいしょうはFOMAユーザーのみであり、movaは対象たいしょう外がいである。
• 2009年ねん3月がついっぱいで、movaの一部いちぶ富士通ふじつう機種きしゅで提供ていきょうしていたGPS機能きのうのサービス提供ていきょうを終了しゅうりょうした。

以上いじょうの点てんから、ドコモとしてもFOMAと「第だい4世代せだい」携帯けいたい電話でんわに経営けいえい資源しげんを集中しゅうちゅうさせたい意向いこうとみられており、2008年ねん以降いこう、今後こんご早はやい時期じきにmovaサービス終了しゅうりょうについての言及げんきゅうがなされるとの見方みかたが多おおくあった。ライバル会社かいしゃは、新規しんきユーザー開拓かいたくのターゲットを、自社じしゃのメリットをアピールしやすいmovaユーザーに絞しぼりつつあり、ドコモが今後こんごどのようにしてmovaサービスを終了しゅうりょうさせていくかに、注目ちゅうもくが集あつまっていた。

新規しんき受付うけつけ終了しゅうりょう・終焉しゅうえんへ

上述じょうじゅつしたように様々さまざまな形かたちでFOMAへの移行いこうを促うながしてきたドコモであるが、2008年ねん11月30日にち限かぎりでmovaサービスの新規しんき受付うけつけを終了しゅうりょう、同時どうじに自動車じどうしゃ電話でんわサービスの新規しんき受付うけつけも終了しゅうりょうした。新規しんき受付うけつけ終了しゅうりょうに伴ともない、movaサービスからFOMAサービスへ変更へんこうする際さいの事務じむ手数料てすうりょうを2008年ねん8月がつ8日にちから無料むりょうとする移行いこう促進そくしん策さくもあわせて発表はっぴょうされている。

そして2009年ねん1月がつ30日にち、2012年ねん3月31日にち限かぎりで自動車じどうしゃ電話でんわサービスともども終了しゅうりょうすることが正式せいしきに発表はっぴょうされた。サービス終了しゅうりょう時刻じこくは同日どうじつの24時じ00分ふんとなった。これによりmova、そしてPDCは19年ねんの歴史れきしを終おえた。その後ごもmovaの800MHzの電波でんぱは送出おくりだされているが「圏外けんがい」と表示ひょうじされる。4月2日にち午後ごご3時じ頃ごろから、電話でんわ番号ばんごうが消去しょうきょされていない端末たんまつのみ、アンテナピクトが復活ふっかつしている。ただし、通話つうわ及およびiモード通信つうしんは不可能ふかのう。また、movaのシステムを利用りようしていた一般いっぱん列車れっしゃ、バス内ないに設置せっちされていた列車れっしゃ電話でんわも同日どうじつをもってサービスを終了しゅうりょうした。（しばらくは「使用しよう不可ふか」と貼はられていたが撤去てっきょされた）

なお、一括いっかつ請求せいきゅうや割引わりびきサービスの代表だいひょう回線かいせんにmova（DoPa）がなっている場合ばあい、代表だいひょう回線かいせんの強制きょうせい解約かいやくに伴ともない、一括いっかつ請求せいきゅうや割引わりびきサービスの適用てきようもなくなってしまううえ、ドコモポイントもすべて失効しっこうするため、ドコモでは注意ちゅういを呼よびかけている。

テレビジョン放送ほうそう完全かんぜんデジタル化かとの関係かんけい

UHF 470MHz - 770MHzの帯域たいいきは、現在げんざいアナログテレビジョン放送ほうそう13ch - 62chに使用しようされているが、2011年ねん7月がつ25日にち以降いこうは、デジタルテレビジョン放送ほうそう用ように転用てんようされる。ただし、このうち53ch以降いこうとなる710MHz - 770MHzの帯域たいいきについては、それから1年ねん以内いないに、テレビジョン放送ほうそう用ようとしては使つかえなくなる。mova無線むせん局きょくの免許めんきょ期限きげんは、この最終さいしゅう期限きげんにあたる。

電波でんぱは、国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごうによって国こくごとに使つかえる周波数しゅうはすう帯たいを決きめられており、各国かっこくはその限かぎられた枠わく内ないにおいてさらに目的もくてき別べつ割当わりあてを行おこなっている。movaサービス終了しゅうりょうやテレビジョン放送ほうそうの完全かんぜんデジタル化かは、国くにの電波でんぱ利用りよう高度こうど化か政策せいさくに基もとづいて行おこなわれていて、テレビデジタル化かは最終さいしゅう的てきに、地上波ちじょうはにおいてVHF70MHz分ぶん、UHF60MHz分ぶんの、合あわせて130MHz分ぶんを解放かいほうし、他たの目的もくてきに利用りようすることを理由りゆうとしている。

UHFのうちテレビジョン放送ほうそう用ようとして使つかえなくなる帯域たいいきは、movaが使用しようする通称つうしょう「800MHz帯たい」（770MHz - 960MHz）と連続れんぞくしており、最終さいしゅう期限きげんの後のちは、710MHz以上いじょうの帯域たいいきが再さい編成へんせいされ、新あらたな用途ようとに割わり振ふられることとなるが、具体ぐたい的てきな用途ようとについてはまだ決きまっていない。なお、「FOMAプラスエリア」は、再編さいへん後ごを見越みこして周波数しゅうはすう帯たいが割わり当あてられている。

帯域たいいき確保かくほのための工夫くふう

ユーザーの増加ぞうかのため、以下いかのように様々さまざまな方法ほうほうの帯域たいいき確保かくほが行おこなわれた。結果けっかとして、今いまではFOMAへの移行いこうの方針ほうしんに至いたっている。

ハーフレート化か

ドコモでは他たキャリアよりも早はやくハーフレート化かを行おこなっている。ビットレートを11.2kbpsから5.6kbpsへ半減はんげんすることで、使用しようする帯域たいいきを半分はんぶんにする。2倍ばいのユーザーを収容しゅうようできるが、音質おんしつは劣化れっかする。音質おんしつ改善かいぜんのため、通話つうわ相手あいてが固定こてい電話でんわ・PHS・ハイパートーク対応たいおう端はし末まつであり、帯域たいいきに余裕よゆうがある場合ばあいは、新あたらしいCODECを用もちいてフルレートでデータ転送てんそうをするハイパートークが使つかわれていた。

他社たしゃ買収ばいしゅうによる帯域たいいき確保かくほ

1998年ねんにテレターミナル（双方向そうほうこう通信つうしんに対応たいおうしたポケベルに似にたもの）業者ぎょうしゃの「日本にほんシティメディア」の経営けいえい移譲いじょうを受うけている。そのシティメディアが免許めんきょを受うけていた5MHzをmova用ように帯域たいいき転換てんかんしている。ただし関東かんとう圏けんのみ。

アナログ波はの早期そうき終了しゅうりょう（1999年ねん3月がつ限かぎり）

アナログ波は運用うんよう中ちゅうより、デジタル波なみ用ように転用てんようを開始かいしし、アナログ波は終了しゅうりょう後ごは、デジタル波なみ用ように転用てんようされている。

1.5GHz帯たいデュアルバンド化か

211i・504i以降いこうに発売はつばいされた端末たんまつは一部いちぶ（213iシリーズ・25xシリーズ・F505iGPS）を除のぞき800MHz・1.5GHzデュアルバンド端はし末まつである。シティフォン・シティオサービスを行おこなっているドコモ・ドコモ東海とうかい・ドコモ関西かんさいのエリアで、800MHz帯たいが混雑こんざつしている場合ばあい、1.5GHz帯たいが利用りよう可能かのうであれば優先ゆうせん的てきに使つかわれるようになっている。1.5GHz帯たいではパケット通信つうしん網もうが構築こうちくされていないため、音声おんせい通話つうわのみである。また、末期まっきにはシティフォンとは異ことなる1.5GHz帯たいが追加ついかで割わり当あてられており、一部いちぶの端はし末まつ（505iS、506iシリーズ）に対応たいおうしていた。なお、シティフォンの終了しゅうりょうに伴ともない、movaのデュアルバンド用途ようとも同時どうじに終了しゅうりょうした。

料金りょうきん

以下いか本ほん項目こうもく全体ぜんたいにおいて、日本にっぽん国こく消費しょうひ税法ぜいほうの規定きていに基もとづき、価格かかく表記ひょうきは原則げんそくとして消費しょうひ税ぜい（5%）課税かぜい後ごの価格かかくを優先ゆうせんする。また、「本体ほんたい価格かかく」とあるのは、消費しょうひ税額ぜいがくを除のぞいた金額きんがくである。

新しん料金りょうきんプラン

FOMAと同一どういつのプランかつ時間じかん帯たい・曜日ようび毎ごとの通話つうわ料りょうを一律いちりつとし、分わかりやすさを重視じゅうしした料金りょうきんプラン。2005年ねん11月1日にちより開始かいしされた。それ以降いこうにFOMA・movaに新規しんき加入かにゅうした場合ばあい、従来じゅうらいの料金りょうきんプランは選択せんたく出来できず、以下いかの新しん料金りょうきんプランの中なかから選択せんたくする。

「無料むりょう通話つうわ分ぶん」は利用りよう料金りょうきんの先払さきばらい分ぶんであり、プランごとの単価たんかに基もとづいて利用りよう料金りょうきんが精算せいさんされ、無料むりょう通信つうしん分ぶんを使つかい切きった後のち、利用りよう料金りょうきんが加算かさんされる。

無料むりょう通話つうわ分ぶんはパケット通信つうしん料りょうとしても利用りようが可能かのう。また余あまった無料むりょう通話つうわ分ぶんは2か月げつ先さきまで繰くり越こし利用りようができる。また、2005年ねん2月がつより、2か月げつ先さきまで使つかい切きれなかった分ぶんは、ファミリー割引わりびきを契約けいやくしている家族かぞくで共有きょうゆうできるようになった。なお、割引わりびきサービスが適用てきようされても、無料むりょう通話つうわ分ぶんが減へることはないため、高額こうがくの料金りょうきんプランでは、割引わりびき適用てきよう状じょう況きょうによっては基本きほん料金りょうきんより無料むりょう通話つうわ分ぶんが上回うわまわることがある。

基本きほん料金りょうきんプラン （価格かかく）は本体ほんたい価格かかく
料金りょうきんプラン	基本きほん料金りょうきん			音声おんせい通話つうわ料りょう 単価たんか（/30秒びょう）	備考びこう
	基本きほん支払しはらい額がく	うち 無料むりょう通信つうしん分ぶん	実質じっしつ基本きほん料金りょうきん
タイプSS	3,780円えん （3,600円えん）	1,050円えん （1,000円えん）	2,730円えん （2,600円えん）	21円えん （20円えん）
タイプS	4,830円えん （4,600円えん）	2,100円えん （2,000円えん）	2,730円えん （2,600円えん）	18.9円えん （18円えん）
タイプM	6,930円えん （6,600円えん）	4,200円えん （4,000円えん）	2,730円えん （2,600円えん）	14.7円えん （14円えん）
タイプL	10,080円えん （9,600円えん）	6,300円えん （6,000円えん）	3,780円えん （3,600円えん）	10.5円えん （10円えん）
タイプLL	15,330円えん （14,600円えん）	11,550円えん （11,000円えん）	3,780円えん （3,600円えん）	7.875円えん （7.5円えん）
タイプリミット	4,410円えん （4,200円えん） +上限じょうげん分ぶん	2,310円えん （2,200円えん）	2,100円えん （2,000円えん）	21円えん （20円えん）	上限じょうげん額がくについては下記かきを参照さんしょう。
タイプビジネス	10,290円えん （9,800円えん）	5,775円えん （5,500円えん）	4,515円えん （4,300円えん）	時間じかんにより異ことなる	平日へいじつ昼間ひるまの通話つうわ料りょうを割安わりやすにしたプラン
ファミリーワイド	3,150円えん （3,000円えん）	無なし	3,150円えん （3,000円えん）	26.25円えん （25円えん）	各種かくしゅ制限せいげん事項じこうあり。 下記かき参照さんしょう
ファミリーワイド リミット	3,360円えん （3,200円えん） +上限じょうげん分ぶん	無なし	3,360円えん （3,200円えん）	26.25円えん （25円えん）	2006年ねん3月がつに開始かいし。 各種かくしゅ制限せいげん事項じこうあり。下記かき参照さんしょう

備考びこう

• タイプリミットの上限じょうげん分ぶんは以下いかのとおり。無料むりょう通話つうわ分ぶん、通話つうわ・通信つうしん料りょう以外いがいの課金かきんと無料むりょう通話つうわ分ぶんを超こえた通話つうわ・通信つうしん料りょうの合計ごうけいが利用りよう可能かのう額がくを超こえると自動的じどうてきに発信はっしん停止ていし。

上限じょうげん額がくコース （本体ほんたい価格かかく）	840円えん （800円えん）	2,940円えん （2,800円えん）	5,040円えん （4,800円えん）	8,190円えん （7,800円えん）	13,440円えん （12,800円えん）
利用りよう可能かのう額がく （本体ほんたい価格かかく）	3,150円えん （3,000円えん）	5,250円えん （5,000円えん）	7,350円えん （7,000円えん）	10,500円えん （10,000円えん）	15,750円えん （15,000円えん）

• ファミリーワイド・ファミリーワイドリミットに関かんする制限せいげん事項じこうは以下いかのとおり。
  • 利用りようできる年齢ねんれいは中学生ちゅうがくせい以下いか及および60歳さい以上いじょう。中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう後ごは、4月がつより自動的じどうてきに「ファミリーワイド」は「タイプSS」に、「ファミリーワイドリミット」は「タイプリミット・上限じょうげん額がく800円えん」に、それぞれ契約けいやくが変更へんこうされる。
  • 当該とうがいプラン単独たんどくで契約けいやくすることはできず、「（新しん）いちねん割引わりびき」とセットで契約けいやくするか（自動じどう適用てきよう）、障さわがい者しゃの場合ばあいは「ハーティ割引わりびき」とセットで契約けいやく（「（新しん）いちねん割引わりびき」は利用りよう不可ふか）する形かたちとなる。「（新しん）いちねん割引わりびき」の当初とうしょ割引わりびき率りつは25%。
  • ファミリー割引わりびきとのセット契約けいやくは任意にんい。
  • ファミリーワイドリミットのオプション上限じょうげん額がくは一律いちりつで1,050円えん（本体ほんたい1,000円えん）。発信はっしん停止ていしに関かんする規定きていは「タイプリミット」に準じゅんじる。

2010年ねん3月がつ31日にちをもって、ファミリーワイド、ファミリーワイドリミットの申もうし込こみは終了しゅうりょうしている。

• 新しん料金りょうきんプラン制度せいどへの移行いこうにより、新しんプラン契約けいやく者しゃは以下いかのサービスが適用てきよう対象たいしょう外がいとなった。
  • ボリュームディスカウント
  • ドンドンコール
  • 度数どすう表示ひょうじサービス
  • グループ内ない番号ばんごうサービス
  • 「ゆうゆうコール」の無料むりょう通話つうわプレゼント

旧きゅう料金りょうきんプラン

新しん料金りょうきんプラン導入どうにゅう後ごは、それまで加入かにゅうしていた利用りよう者しゃのみ継続けいぞくして利用りようできる。旧きゅう料金りょうきんプランは、地域ちいき会社かいしゃごとに異ことなっていたので、ここではドコモ（中央ちゅうおう）契約けいやくの場合ばあいの料金りょうきんで説明せつめいし、通信つうしん料りょう単価たんかについては地域ちいき会社かいしゃ・利用りよう時間じかん帯たいによって異ことなっていたため省略しょうりゃくする。他たの地域ちいき会社かいしゃの契約けいやくの場合ばあいは、基本きほん料りょう・無料むりょう通信つうしん分ぶんが異ことなるプランもある。（価格かかく）は本体ほんたい価格かかく。

プラン	基本きほん使用しよう料りょう	無料むりょう通話つうわ分ぶん	実質じっしつ基本きほん料金りょうきん	備考びこう
プランA	4,725円えん （4,500円えん）	630円えん （600円えん）	4,095円えん （3,900円えん）	サービス開始かいし当初とうしょからのオリジナルプラン
プランB	3,675円えん （3,500円えん）	525円えん （500円えん）	3,150円えん （3,000円えん）
おはなしプラスM	4,305円えん （4,100円えん）	1,365円えん （1,300円えん）	2,940円えん （2,800円えん）
おはなしプラスL	6,195円えん （5,900円えん）	3,570円えん （3,400円えん）	2,625円えん （2,500円えん）
おはなしプラスBIG	9,555円えん （9,100円えん）	6,930円えん （6,600円えん）
長ちょう得とくプラン	4,725円えん （4,500円えん）	630円えん （600円えん）	4,095円えん （3,900円えん）	課金かきんが分ぶん単位たんいで「1分ふんまで」「1分ふん - 2分ふん」「2分ふん以降いこう」の3段階だんかいの単位たんいがあり、 段階だんかい的てきに分ぶん単位たんいの単価たんかが安やすくなっている
ビジネスプラン	10,290円えん （9,800円えん）	5,460円えん （5,200円えん）	4,830円えん （4,600円えん）	平日へいじつ昼間ひるまの通話つうわ料りょうを割安わりやすにしたプラン
リミットプラス	4,515円えん （4,300円えん） +上限じょうげん分ぶん	2,310円えん （2,200円えん）	2,205円えん （2,100円えん）	上限じょうげん額がくについては下記かきを参照さんしょう。 各種かくしゅ割引わりびき対象たいしょう適用てきよう外がい

備考びこう

• リミットプラスの上限じょうげん分ぶんは以下いかのとおり。無料むりょう通話つうわ分ぶん、通話つうわ・通信つうしん料りょう以外いがいの課金かきんと無料むりょう通話つうわ分ぶんを超こえた通話つうわ・通信つうしん料りょうの合計ごうけいが利用りよう可能かのう額がくを超こえると自動的じどうてきに発信はっしん停止ていし。

上限じょうげん額がくコース （本体ほんたい価格かかく）	840円えん （800円えん）	2,940円えん （2,800円えん）	5,040円えん （4,800円えん）	8,190円えん （7,800円えん）	13,440円えん （12,800円えん）
利用りよう可能かのう額がく （本体ほんたい価格かかく）	3,150円えん （3,000円えん）	5,250円えん （5,000円えん）	7,350円えん （7,000円えん）	10,500円えん （10,000円えん）	15,750円えん （15,000円えん）

それ以外いがいのプラン

ドニーチョ

名前なまえの由来ゆらいは「土ど・日にち・夜よる」で、その名なのとおり土日どにちと祝日しゅくじつ、1月がつ2・3日にちおよび夜間やかんのみの利用りよう。1990年代ねんだい中頃なかごろまでは基本きほん料金りょうきん・通話つうわ料金りょうきん共どもに現在げんざいと比較ひかくするとかなり高額こうがくだった。そこで、平日へいじつ日び中ちゅう（8時じ - 19時じ）に発着はっちゃく信しんともできない代かわりに基本きほん料金りょうきんを下さげたのがこのプランであった。基本きほん料金りょうきんの引ひき下さげで役目やくめを終おえ、1999年ねん12月31日にちに新規しんき受付うけつけを終了しゅうりょうしている。ドニーチョ契約けいやくではiモードが契約けいやくできないうえ、ファミリー割引わりびきが対象たいしょう外がいであるほか、ネットワークサービスの利用りように制約せいやくがあるため、movaのサービス終了しゅうりょうまで注意ちゅうい書がきが残のこされていた。

パケット料金りょうきん

1パケットは128バイトで、2004年ねん6月がつ1日にち現在げんざいの価格かかく。FOMA転換てんかんを進すすめていることもあり、movaにはパケット料金りょうきんの割引わりびきが設定せっていされていない。

• 10万まんパケットまで 0.315円えん（本体ほんたい0.3円えん）/パケット
• 10万まんパケット超ちょう 0.21円えん（本体ほんたい0.2円えん）/パケット

なお、旧きゅう料金りょうきんプランを利用りようしている契約けいやく者しゃには、iモードを利用りようしている場合ばあい月がつあたり400パケットまでは課金かきんされない特典とくてんがついていた。これは、迷惑めいわくメールの受信じゅしんによりパケット料金りょうきんが発生はっせいすることへの批判ひはんに対応たいおうしたものである。しかし、新しん料金りょうきんプラン利用りよう者しゃはその対象たいしょうとなっていない。

主おもなラインナップ

ここでは、iモード対応たいおうである501i以降いこうに登場とうじょうした端末たんまつを挙あげる。

50xシリーズ

movaのフラッグシップ。FOMA普及ふきゅう前まえの主おもに2000年代ねんだい前半ぜんはんにおけるドコモのフラッグシップ。2000年代ねんだい前半ぜんはんまでのFOMA対応たいおう端末たんまつと比くらべて、505と506で実じつ売うれで1万まん円えん程度ていど安やすくなっていた。503i以降いこうはiアプリ、504iS以降いこうはカメラ対応たいおうである。

501i

1999年ねん2月がつより発売はつばい開始かいし。日本にっぽん初はつのブラウザ付つき「iモード」対応たいおう端はし末まつである。その当時とうじ、液晶えきしょうは全すべてモノクロだった。N、P、F、Dが発売はつばいされた。 Pは遅おくれて発売はつばいされたので1999年ねん5月がつ発売はつばいで、501iとしてはモノクロながら待まち受うけダウンロードができた。 サントリー缶かんコーヒーのBOSSの懸賞けんしょう用ようにボス電でん（NTTDoCoMo i-mode P501i）がある。

502i

1999年ねん12月より発売はつばい開始かいし。第だい2世代せだいに当あたる。N、P、F、D、SO、NMが発売はつばいされた。F502iは初はつのカラー液晶えきしょう端はし末まつである。次つぎにカラー液晶えきしょうとしてD502i、F502it、N502it、SO502iWMが発売はつばいされた。N機種きしゅが爆発ばくはつ的てきヒットしたのはN502i・N502itの登場とうじょうによるものである。 これまで501iシリーズは各かく207シリーズにi-mode機能きのうを搭載とうさいしたようなものだったが、502iより、ハイパートークが搭載とうさいされた。

502it

mova端末たんまつ・N502it NEC製せい 2000年ねん・左側ひだりがわ開ひらき、右側みぎがわ閉とじ

型番かたばんの末尾まつびにtがつく機種きしゅは、iナビリンク（対応たいおうするカーナビと接続せつぞくすれば、カーナビの画面がめんにiナビリンクサイトとよばれるサイトから現在げんざい位置いちに関係かんけいした情報じょうほうや、現在げんざいiモードで接続せつぞくしているサイトを表示ひょうじできる機能きのう）を搭載とうさいしている。F502it（2000年ねん6月がつ発売はつばい）、N502it（2000年ねん9月がつ発売はつばい）の2機種きしゅがある。

なお、N502itの登場とうじょう前まえ、NECは九州きゅうしゅう・沖縄おきなわサミットの関係かんけい者しゃ向むけにカラー液晶えきしょうを搭載とうさいした折おりたたみ型がたの機種きしゅを製作せいさくし、貸かし出だした。

itの型番かたばんではないがP502iも同等どうとうの機能きのうを持もつ。

502iWM

「SO502iWM」を参照さんしょう

2000年ねん12月発売はつばい。メモリースティックオーディオによる音楽おんがく再生さいせい機能きのうが付属ふぞく機き、音楽おんがく再生さいせい機能きのう以外いがいでは通常つうじょうの端末たんまつと大差たいさはなくあくまで特殊とくしゅ機きの為ためにＷＭと別べつ扱あつかいされた。型番かたばん末尾まつびのWMは「With Music」の略りゃくで、音楽おんがく再生さいせい機能きのうを搭載とうさいした機種きしゅに付つけられる。SO502iWMのほかはMusic PORTER（D253iWM）,Music Porter II（D701iWM）,MUSIC PORTER X（D851iWM）等とうがある。

503i

2001年ねん1月がつより発売はつばい開始かいし。日本にっぽん初はつの携帯けいたいアプリ「iアプリ」対応たいおう端はし末まつである。全すべての端末たんまつの液晶えきしょうがカラー化かされた。2xxシリーズがiモード化かしたために50xシリーズはアプリ対応たいおう機きの意味いみになった。

F503i

2001年ねん1月がつ発売はつばい。ストレート式しき。77g。

P503i

2001年ねん1月がつ発売はつばい。ストレート式しき。74g。

N503i

2001年ねん3月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。98g。

SO503i

2001年ねん3月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。ジョグダイヤル採用さいようモデル。端末たんまつとしては画面がめんにボタンが触ふれて画面がめん傷きずだらけや、端末たんまつをたたんだ時ときのゲタが直すぐに取とれてしまうなど不具合ふぐあいが目立めだつ端末たんまつ。

D503i

2001年ねん3月がつ発売はつばい。フリップ式しき。81g。文字もじ変換へんかんにATOKを利用りよう。

503iS

2001年ねん5月がつより発売はつばい開始かいし。503の2ndシリーズである。先さきのNの成功せいこうで全すべての端はし末まつが折おりたたみになった。

P503iS

2001年ねん5月がつ発売はつばい。この機種きしゅより折おりたたみ式しきになった。98g。背面はいめん液晶えきしょうを搭載とうさい。

F503iS

2001年ねん8月がつ発売はつばい。この機種きしゅより折おりたたみ式しきになった。97g。背面はいめん液晶えきしょうを搭載とうさい。

N503iS

2001年ねん8月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。105g。背面はいめん液晶えきしょうを搭載とうさい。

D503iS

2001年ねん9月がつ発売はつばい。この機種きしゅより折おりたたみ式しきになった。105g。

SO503iS

2001年ねん9月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。

基本きほん的てきにはSO503iと変かわらないが、SO503iの改良かいりょう機きと言いえる端末たんまつ。

504i

2002年ねん5月がつより発売はつばい開始かいし。シティフォンで使用しようしている1.5GHzとのデュアルバンドに対応たいおう。iアプリ待まち受うけ画面がめんなど503iよりiアプリが拡張かくちょうされた。通信つうしん速度そくどが28.8kbpsに対応たいおう。赤外線せきがいせん通信つうしんも導入どうにゅうされた。

D504i

2002年ねん5月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。110g。背面はいめん液晶えきしょうを搭載とうさい。

F504i

2002年ねん5月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。105g。背面はいめんに有機ゆうきELディスプレイを搭載とうさい

N504i

2002年ねん5月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。105g。T9入力にゅうりょくに対応たいおうした。

SO504i

2002年ねん6月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。120g。この端末たんまつを元もとにiモードFeliCa試験しけん端末たんまつのSO504iCが開発かいはつされた。

P504i

2002年ねん6月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。99g。prosolid発売はつばいまで折おりたたみ最さい薄すすきの厚あつみ16.8mmだった。その後ごのPシリーズに受うけ継つがれることとなるワンプッシュオープンボタンを採用さいよう。

504iS

2002年ねん11月より発売はつばい開始かいし。251iに次ついでカメラ付つき携帯けいたい電話でんわになった。505i以降いこう、パケ死しが騒さわがれ始はじめたため、あえて504iを購入こうにゅうするユーザーも多おおく、N504iSがmova史上しじょう最もっとも売うれたとされている。

P504iS

2002年ねん11月発売はつばい。折おりたたみ式しき。110g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。P504iにカメラを追加ついかした。厚あつみは18.8mmと薄うすい。カメラ性能せいのうはCCD11万まん画素がそ。

N504iS

2002年ねん11月発売はつばい。折おりたたみ式しき。105g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。N504iにカメラを追加ついかした。カメラ性能せいのうはCMOS32万まん画素がそ。

F504iS

2002年ねん12月発売はつばい。折おりたたみ式しき。105g。F504iにカメラを追加ついかした。カメラ性能せいのうはCCD11万まん画素がそ。

504iC

2003年ねん10月がつより試験しけんサービス開始かいし。iモードFeliCa実験じっけん用ように作つくられた端はし末まつである。登場とうじょう時期じきが既すでに505iに移行いこうしていた2003年ねん10月がつだったが、端末たんまつの安定あんてい性せいなどを考慮こうりょして504ベースになったと思おもわれる。SOとNが作つくられ、SOが504iベースなのでカメラ無なし、Nが504iSベースのためカメラ付つきである。各かく5000台だいずつ作つくられ、一般いっぱん向むけに市販しはんはされず、iモードFeliCaサービスの提供ていきょう業者ぎょうしゃなどで各種かくしゅ試験しけんに使つかわれた。

SO504iC

2003年ねん10月がつより配布はいふ。折おりたたみ式しき。SO504iをベースに開発かいはつ。

N504iC

2003年ねん10月がつより配布はいふ。折おりたたみ式しき。N504iSをベースに開発かいはつ。

505i

SO505i（閉） SO505i（開ひらく）

2003年ねん5月がつより発売はつばい開始かいしiアプリ領域りょういきがさらに拡張かくちょうされた、iアプリDXに対応たいおう。液晶えきしょうがQVGA化かされた。カメラ機能きのうを強化きょうかした機種きしゅもあり、PとN以外いがいはメガピクセルカメラを搭載とうさいする。以後いご、通信つうしん面めんに関かんしては機能きのう強化きょうかはされていない。

D505i

2003年ねん5月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。スピンアイ機能きのうで、カメラ部ぶが回転かいてんする。デジタルカメラ機能きのうが重視じゅうしされている。カメラ性能せいのうはハニカムCCD63万まん画素がそで記録きろく画素がそは123万まん画素がそ。

SO505i

2003年ねん6月がつ発売はつばい。詳くわしくはSO505iを参照さんしょうの事こと。

SH505i

2003年ねん6月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。125g。外部がいぶメモリーはminiSDカード対応たいおう。シャープはこの機種きしゅで初はじめて50xシリーズに参入さんにゅうした。カメラ性能せいのうはCCD100万まん画素がそ。

N505i

2003年ねん7月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。カメラ性能せいのうはCMOS32万まん画素がそ。

F505i

2003年ねん7月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。105g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。携帯けいたい初はつの指紋しもん認識にんしき機能きのうを搭載とうさいした。カメラ性能せいのうはCCD128万まん画素がそ。

P505i

2003年ねん8月がつ発売はつばい。

505iS

2003年ねん10月がつより発売はつばい開始かいし。全すべての機種きしゅがメガピクセルカメラ搭載とうさいになった。

D505iS

2003年ねん10月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。113g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。D505i譲ゆずりのスピンアイ機能きのうが特徴とくちょうである。カメラ性能せいのうはハニカムCCD100万まん画素がそで記録きろく画素がそは200万まん画素がそ。

P505iS

2003年ねん11月発売はつばい。折おりたたみ式しき。123g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。P2102Vに次つぎ、2軸じく回転かいてん機構きこうを搭載とうさいした。カメラ性能せいのうはCCD128万まん画素がそ。オートフォーカス対応たいおう。

N505iS

2003年ねん12月発売はつばい。折おりたたみ式しき。117g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。N伝統でんとうの形状けいじょうでメガピクセル対応たいおうした。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。

SO505iS

2003年ねん12月発売はつばい。回転かいてん式しき。133g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。SO505iを元もとに軽量けいりょう・薄型うすがた化かされた。また、ATRAC3対応たいおう音楽おんがくプレーヤー機能きのうも搭載とうさいしている。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。なお、SO505iのジョグダイヤルにかわり、円盤えんばん状じょうのジョグを回まわして項目こうもくを選択せんたくする「ディスクジョグ」が搭載とうさいされた。

SH505iS

2003年ねん12月発売はつばい。折おりたたみ式しき。123g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。デジタルカメラスタイルでの撮影さつえいが出来できる様ようになった。カメラ性能せいのうはCCD202万まん画素がそ。

F505iGPS

2003年ねん12月より発売はつばい開始かいし。折おりたたみ式しき。115g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。F661iに次ついでGPS機能きのうが搭載とうさいされた。ドコモではGPS携帯けいたいはFOMAの登場とうじょうからかなり経たった2000年代ねんだい後半こうはんまで主流しゅりゅうに成なりきれなかった。カメラ性能せいのうはCCD123万まん画素がそ。

506i、506iC

SO506i（表ひょう） SO506i（裏うら）

2004年ねん5月がつより発売はつばい開始かいし。506iCは「iモードFeliCa」対応たいおう端はし末まつである。また、506iより、DoPaに対応たいおうしない。2004年ねん11月の報道ほうどうで507iシリーズを開発かいはつしない方針ほうしんが示しめされている。

D506i

2004年ねん5月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。D505iSを洗練せんれん・薄型うすがた化かさせている。カメラ性能せいのうはハニカムCCD100万まん画素がそで記録きろく画素がそは200万まん画素がそ。

F506i

2004年ねん5月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。116g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。F505iのカメラ機能きのうを強化きょうかした様ような端はし末まつである。カメラ性能せいのうはCCD204万まん画素がそ。

N506i

2004年ねん6月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。126g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。カタログデータ上じょうはN505iSと変かわらないが、N伝統でんとうの形状けいじょうを捨すてリバーススタイル（2軸じく回転かいてん機構きこう）になった。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。

P506iC、P506iCII

2004年ねん7月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。128g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。P505iSをiモードFeliCa対応たいおうにした端末たんまつ。サブディスプレイは廃止はいしされている。カメラ性能せいのうはCCD200万まん画素がそ、ストロボ搭載とうさい。2006年ねん4月がつ8日にちにカラーバリエーション追加ついかで、P506iCIIが発売はつばいされた。2007年ねん末まつにメーカー出荷しゅっかが終了しゅうりょうし、これが最後さいごのmova端末たんまつとなった。

SH506iC

2004年ねん7月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。123g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。SH505iSをiモードFeliCa対応たいおうにし、ビューアースタイル（2軸じく回転かいてん機構きこう）に出来できる様ようになった。カメラ性能せいのうはCCD202万まん画素がそ。

SO506iC

2004年ねん7月がつ発売はつばい。スライド回転かいてん式しき。140g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。SO505iSをiモードFeliCa対応たいおうにした端末たんまつ。スライド回転かいてんの開閉かいへいをアシストする機能きのうもついた。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。

premini-II（SO506i）

2005年ねん2月がつ発売はつばい。ストレート式しき。97g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。SO506iCよりiモードFeliCaを外はずし、軽量けいりょう化かした端はし末まつ（すなわちSO505iSを軽量けいりょう化かした端末たんまつ）。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。

506iS

2005年ねん2月がつより発売はつばい開始かいし。

N506iS

2005年ねん2月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。130g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。NEC製せいパソコンにも搭載とうさいされた技術ぎじゅつである、液晶えきしょう画面がめんより音おとを鳴ならすSoundVu（サウンドビュー）を搭載とうさい（端末たんまつの広告こうこくでは、Flat Panel Speaker（フラットパネルスピーカ）といわれる）。それ以外いがいはN506iとほとんど同おなじである。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。

premini-IIS（SO506iS）

2005年ねん5月がつ発売はつばい。ストレート式しき。97g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。premini-II（SO506i）のマイナーチェンジ端末たんまつ。premini、premini-Sの関係かんけいと同おなじくPOPな外観がいかんになっている。カメラ性能せいのうはCCD130万まん画素がそ。

N506iSII

2006年ねん3月がつ10日とおか発売はつばい。折おりたたみ式しき。128g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。スピーカはフラットパネルスピーカではなく、通常つうじょうのものである。本ほん機きを最後さいごにmova端末たんまつの新規しんき開発かいはつはなくなった。

20x・21xシリーズ

200番台ばんだいのシリーズは、iモード登場とうじょう以前いぜんはmovaのメインストリームであり、1997年ねん発売はつばいの203シリーズよりショートメールに対応たいおうしている。501iシリーズ登場とうじょう後ごの209iよりiモードが搭載とうさいされ、movaの普及ふきゅうラインとされたが、2005年ねんに普及ふきゅうラインがFOMA 7シリーズへ移行いこうしたため、それ以後いごに発売はつばいされた213系統けいとうはデザイン・機能きのう特とく化か型がたとなっている。iアプリ非ひ対応たいおう、カメラ無なしである。

209i

2000年ねん6月がつ - 12月に発売はつばい。P、F、N、D、KO、ERが発売はつばいされた。このシリーズからドコモ800MHzPDC端末たんまつは、すべてiモード対応たいおうとなる。500番台ばんだいのシリーズに対たいし、このシリーズはiモードの入門にゅうもん・普及ふきゅう機きとして位置付いちづけられた。全ぜん機種きしゅにメールキーがある。F, D, KOは256色しょくカラー液晶えきしょう、P, Nはモノクロ4階かい調ちょう液晶えきしょう、ERはモノクロ液晶えきしょうを搭載とうさいしている。502iとの違ちがいは、単たんにiモードボタンの有無うむだけである（ただし、P502iにはiモードボタンはない）。

209iS

2000年ねん8月がつに発売はつばいされたP209iSのみ。P209iSは一般いっぱん向むけmovaの折おりたたみ型がたとして初はじめてカラー液晶えきしょうと背面はいめん液晶えきしょう（モノクロ）を搭載とうさいした小型こがた携帯けいたい電話でんわで、ヒットした。また、サントリーの缶かんコーヒーBOSSの懸賞けんしょう賞品しょうひんとしてBOSS仕様しようのP209iS（通称つうしょう : ボス電でん2）が出でた。背面はいめん液晶えきしょうは今後こんごの携帯けいたいに広ひろまっていく。

210i

2001年ねん4月がつより発売はつばい開始かいし。P、F、N、SO、D、KOが発売はつばいされた。KO210iを最後さいごに日立ひたち国際こくさい電気でんきは携帯けいたい電話でんわ事業じぎょうから撤退てったい。

211i

2001年ねん11月より発売はつばい開始かいし。シティフォンで使用しようしている1.5GHzを活用かつようする為ためデュアルバンドに対応たいおう。P、F、N、SO、D、Rが発売はつばいされた。このうちD、Rはプリペイド式しき携帯けいたい電話でんわのぷりコール対応たいおう機種きしゅである。

211iS

2003年ねん4月がつより発売はつばい開始かいし。基本きほんスペックは211iでそれにワン切ぎり対策たいさくをした端はし末まつである。212iよりも後あとで登場とうじょうした。PとNが発売はつばいされた。

212i

2002年ねん11月より発売はつばい開始かいし。SO212i、F212iがそれに相当そうとうする。

SO212i

着きせ替かえ携帯けいたい

F212i

詳くわしくはF212iを参照さんしょうの事こと。薄型うすがたストレートである。

213i

2004年ねん7月がつより発売はつばい開始かいし。preminiとprosolidがそれに相当そうとうする。個性こせい派は携帯けいたいモデルである。

premini（SO213i）

ストレート式しき。カメラつき携帯けいたい全盛ぜんせいの2004年ねん7月がつに発売はつばいされた。機能きのうは、通話つうわ関連かんれんの一般いっぱん的てきな機能きのう、メール、iモード、簡易かんいツール（スケジュール、メモ、電卓でんたく）に絞しぼり込こみ、カメラは付ついていない。超ちょう軽量けいりょう（約やく69g）・超ちょう小型こがたのボディでニュースにもなった。「スロープキー」を採用さいようしているため小型こがたにもかかわらずボタンが押おしやすい。

prosolid（P213i）

詳細しょうさいは当該とうがい項目こうもくを参照さんしょう。

213iS

2004年ねん11月より発売はつばい開始かいし。preminiのマイナーチェンジモデルpremini-S（SO213iS）が相当そうとうする。

premini-S（SO213iS）

• preminiのマイナーチェンジバージョン。

RADIDEN

型番かたばん：SO213iWR。2005年ねん10月がつ発売はつばい開始かいし。preminiをベースにAM/FM/TV（音声おんせいのみ）チューナーを搭載とうさいした。WRはWith Radioの略りゃく。AMラジオの搭載とうさいは業界ぎょうかい初はつ（にして唯一ゆいいつ）となった。AM/FMラジオ機能きのうはmovaを解約かいやくまたはサービス終了しゅうりょう以降いこうも充電じゅうでん式しきポケットラジオとして利用りよう可能かのうである。

25xシリーズ

Jフォン（現げん ソフトバンクモバイル）の影響えいきょうを受うけ、21xシリーズにカメラを追加ついかしたmova初はつのカメラ付つき携帯けいたい電話でんわでiショット対応たいおう機種きしゅ。21xシリーズに代かわるmovaの普及ふきゅう機きである。504i-506iシリーズとの差別さべつ化かのために、画素がそ数すうは30万まん画素がそに抑おさえられ、iアプリ非ひ対応たいおう。しかし50xシリーズの廉価れんか販売はんばいにより、存在そんざい意義いぎが薄うすらいだ。現在げんざいはFOMA 70xシリーズへの移行いこうを完了かんりょうし、製造せいぞう・販売はんばいともに打うち切きられた。

251i

2002年ねん6月がつより発売はつばい開始かいし。シャープが最初さいしょにカメラ機能きのう付つき機種きしゅとしてSH251iを発売はつばいした。D251iはドコモ初はつの外部がいぶメモリースロット対応たいおう機きである。

SH251i

2002年ねん6月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。

D251i

2002年ねん7月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。115g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD11万まん画素がそ。

F251i

2002年ねん7月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。110g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD11万まん画素がそ。

N251i

2002年ねん10月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。98g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCMOS11万まん画素がそ。

251iS

2003年ねん1月がつより発売はつばい開始かいし。

SH251iS

2002年ねん11月発売はつばい。折おりたたみ式しき。110g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。

D251iS

2003年ねん1月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。120g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。カメラ性能せいのうはハニカムCCD（富士ふじフイルムが開発かいはつ）17万まん画素がそ。

P251iS

2003年ねん1月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。95g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。

N251iS

2003年ねん4月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。99g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCMOS11万まん画素がそ。

252i

2003年ねん9月がつより発売はつばい開始かいし。通信つうしん速度そくどが28.8Kbpsに対応たいおう。

D252i

2003年ねん9月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。99g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。カメラ性能せいのうはハニカムCCD17万まん画素がそ。

SH252i

2003年ねん10月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。98g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。

N252i

2003年ねん10月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。97g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCMOS31万まん画素がそ。このシリーズで唯一ゆいいつ赤外線せきがいせん通信つうしんに対応たいおう。

P252i

2003年ねん10月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。114g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。

252iS

一いち機種きしゅのみ。

P252iS

2004年ねん4月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。95g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。発売はつばい時じに小ちいさい端末たんまつと話題わだいになった。

253i

D253i

2004年ねん9月がつ発売はつばい。スライド式しき。96g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD31万まん画素がそ。

N253i

2004年ねん10月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。95g。外部がいぶメモリーは非ひ対応たいおう。カメラ性能せいのうはCMOS31万まん画素がそ。

P253i

2004年ねん11月発売はつばい。折おりたたみ式しき。92g。外部がいぶメモリーはminiSD対応たいおう。カメラ性能せいのうはCMOS31万まん画素がそ。アニメ「機動きどう戦士せんしガンダムSEED DESTINY」にも登場とうじょうした。

253ix

2004年ねん12月より発売はつばい。個性こせい派は携帯けいたいモデルであるMusic PORTER（D253iWM、FMラジオ内蔵ないぞう、音楽おんがく再生さいせい機能きのうを充実じゅうじつ）、ボディに合成ごうせい皮革ひかくを使用しようした女性じょせい向むけデザイン携帯けいたいLechiffon（ルシフォン、P253iS）が発売はつばいされる。

Music PORTER（D253iWM）

2004年ねん12月発売はつばい。折おりたたみ式しき。100g。外部がいぶメモリーはメモリースティックDuo対応たいおう。カメラ性能せいのうはCCD32万まん画素がそ。液晶えきしょう画面がめんは横長よこながで、MDプレーヤーのような外観がいかんである。64MBのメモリースティック、イヤホン、リモコンを同どう梱こりしている。

Lechiffon（P253iS）

2005年ねん2月がつ発売はつばい。詳細しょうさいは当該とうがい項目こうもくを参照さんしょう。

6xxシリーズ

iモード登場とうじょう前まえから、600番台ばんだいはmovaの特殊とくしゅモデルに割わり当あてられている。個性こせい的てきな機能きのうを搭載とうさい。

後のちに6xxにはFOMAの国際こくさいローミング対応たいおう兼けん廉価れんかモデル（SIMPURE）が位置いちづけられた。

N601wg

GSMデュアルモード端はし末まつ、N207同等どうとう

P601wk

cdmaOneデュアルモード端はし末まつ、P207同等どうとう、韓国かんこく国際こくさいローミング端末たんまつ。

韓国かんこくしか対応たいおうしない国際こくさいローミング端末たんまつ。

D601ps,P601ps,F601ps,SO601ps,N601ps,P651ps

ぷりコール専用せんよう端はし末まつ（206シリーズや207シリーズをぷりコール向むけにマイナーチェンジしたもの）。P651psについてはP209iのリファインで一般いっぱん契約けいやくに移行いこうでP209iと同等どうとうの機能きのうとなった。

F601ev

F207の高級こうきゅう機きでハモリメロディ搭載とうさい、くっきりと見みやすいフォント。F207ベースだが着信ちゃくしん音おんが違ちがう。

P601ev

P207の高級こうきゅう機きでマグネシウムボディで背面はいめんドコモロゴはバッジ、P207ベースだが着信ちゃくしん音おんの一部いちぶの曲きょくが違ちがう。

SH601em

PDA機能きのう付つきでPDAとして使つかえた、タッチパネル式しき、単体たんたいでEいーメールが使つかえる。

F661i

GPS機能きのうが搭載とうさいされた。iアプリなし、カメラなし。

らくらくホン

高こう年齢ねんれい層そう向むけに、シンプルさ、使つかいやすさに特とく化かした機種きしゅ。

らくらくホン（P601es）

1999年ねん10月がつ発売はつばい。フリップ式しき。iモード・iアプリなし、カメラなし、P207ベースでありP207にスライドフリップを搭載とうさいしたような端はし末まつ、着信ちゃくしん音おんも解わかりやすい音おとを採用さいよう。

らくらくホンII（F671i）

2001年ねん9月がつ発売はつばい。フリップ式しき。iモード対応たいおう。iアプリなし、カメラなし。

らくらくホンIIS（F671iS）

2002年ねん9月がつ発売はつばい。F671iSより折おりたたみ型がたになった。iモード対応たいおう。iアプリなし、カメラなし。

らくらくホンIII（F672i）

2003年ねん9月がつ発売はつばい。折おりたたみ型がた。F672iは歩数ほすう計けい機能きのうが搭載とうさいされている。iモード対応たいおう。iアプリなし、カメラなし。

GEOFREE

対たい衝撃しょうげき、防水ぼうすい性能せいのうに特とく化かした機種きしゅ。詳くわしくはGEOFREE参照さんしょう。

R691i GEOFREE

2001年ねん2月がつ発売はつばい。iアプリ、カメラは無ない。詳くわしくはR691i参照さんしょう。

R692i GEOFREE II

2002年ねん8月がつ発売はつばい。R691iをカラー化かしたもの。iアプリ、カメラは無ない。日本無線にほんむせんが最後さいごに発表はっぴょうした端末たんまつでもある。詳くわしくはR692i参照さんしょう。

8xxシリーズ（ドッチーモ）

800番台ばんだいのシリーズは「ドッチーモ」（Doccimo）の商品しょうひん名めいが付つけられた、mova（PDC方式ほうしき）とドコモPHSとの複ふく合あい端はし末まつである。1998年ねん12月にNTTパーソナルのPHS事業じぎょうを譲受ゆずりうけしたドコモが、半年はんとし余あまりで自社じしゃの携帯けいたい電話でんわ事業じぎょうにPHS事業じぎょうを融合ゆうごうさせた端末たんまつとして売うり出だしたことで限定げんてい的てきに注目ちゅうもくを浴あびた。

mova+ドコモPHSの契約けいやくを行おこなうと、1台だいの端末たんまつで携帯けいたいの090と、PHSの070の二ふたつの電話でんわ番号ばんごうを使つかえた。発売はつばい当初とうしょはmovaのプランA通話つうわ料金りょうきんが高たかめであり、対たい固定こてい電話でんわ間あいだにおいては通話つうわ料りょうが廉価れんかであったPHSで費用ひようを抑おさえる事ことができたため長電話ながでんわをするユーザーや、構内こうないPHS端末たんまつとして共用きょうようできる点てんから一部いちぶの法人ほうじんには限定げんてい的てきに受うけ入いれられたと見みられる。

しかし、端はし末まつがmova準拠じゅんきょのためPHSのデータ通信つうしん（PIAFS）・パルディオEいーメールなど当時とうじPDCよりも優位ゆういにあったPHS側がわの一部いちぶサービスが利用りよう不可ふかであり、機種きしゅ自体じたいも発売はつばい時点じてんで一いち世代せだい前まえのmovaを基もとにしておりiモード非ひ搭載とうさいなどスペックに見劣みおとりしていた点てん、PHSから携帯けいたい電話でんわ・他社たしゃPHSへの通話つうわではアクセスチャージが加算かさんされてmovaよりも高たかくつく状況じょうきょうが発生はっせいするなど、一般いっぱんユーザーに対たいしてはデメリットが多おおかった。

料金りょうきんプランについては、movaとパルディオ（ドコモPHS）それぞれ単独たんどく機種きしゅとしてのプランを選えらべるほか、重畳ちょうじょう契約けいやく時じの割引わりびきプランとして「ドッチーモプラン」（無料むりょう通話つうわ3800円えん相当そうとう含ふくみ月がつ8400円えん→2001年ねん3月がつから8100円えん）が用意よういされたが、PHS回線かいせん分ぶんの費用ひようが上乗うわのせされているため、単純たんじゅん比較ひかくでmovaの「おはなしプラスM」（2000年ねん時点じてんで無料むりょう通話つうわ3100円えん相当そうとう含ふくみ5900円えん）よりも割高わりだかであった。

2000年ねん夏なつにiモード機能きのうを搭載とうさいした「スーパードッチーモ」端末たんまつを発売はつばいしてテコ入てこいれを図はかったが、以後いご後継こうけい機種きしゅが発売はつばいされること無なく2002年ねん前半ぜんはんまでカタログに掲載けいさい続つづけられた後のち、販売はんばいを終了しゅうりょうした。ドコモPHSが2008年ねん1月がつでサービス終了しゅうりょうし、アフターサービスも打うち切きり、2012年ねん3月がつ31日にちを以もってmovaがサービス終了しゅうりょうしたため、現在げんざいは利用りようできない。

2003年ねんにFOMAのデュアルネットワークサービスを使用しようしたN2501ベースのFOMAとmovaの複ふく合あい端はし末まつ「N2701」が発売はつばいされたが、その後ごは代替だいたいでFOMAプラスエリアが始はじまるため、後継こうけい機きは出だされず、FOMAプラスエリア端末たんまつを普及ふきゅうさせて対応たいおうした。また、ドッチーモ以前いぜんにはテレメッセージがアステルのPHSやIDOのPDC端末たんまつにポケットベルを組くみ込こんだ端末たんまつを発売はつばいしていた。ウィルコム→ワイモバイルもWS027SHやWX04Kなど、PHSと3Gのデュアル機きを発売はつばいしていた。

8xxという型番かたばんは後のちにFOMAの企画きかく端末たんまつにつけられている。

SH811

1999年ねん4月がつ発売はつばい。ストレート式しき。

P811

1999年ねん4月がつ発売はつばい。ストレート式しき。

松下まつしたの最初さいしょで最後さいごのドッチーモ端はし末まつ、携帯けいたい・PHS同時どうじ待受まちうけが出来できない、

P207同等どうとうの端はし末まつであるがP206と似にていた。

N811

1999年ねん4月がつ発売はつばい。折おりたたみ式しき。

SH821i

2000年ねん6月がつ発売はつばい。「スーパードッチーモ」。ストレート式しき、カラー液晶えきしょう。

N821i

2000年ねん7月がつ発売はつばい。「スーパードッチーモ」。デュアル端はし末まつである事こと以外いがいはN502iによく似にている。

P821i

2000年ねん9月がつ発売はつばい。「スーパードッチーモ」。ストレート式しき。NECによるOEMである。

N831

2000年ねん2月がつ発売はつばい。mova部分ぶぶんはぷりコール対応たいおう、それ以外いがいはN811と同おなじ。

沿革えんかく

• 1991年ねん4月がつ - 最初さいしょの「ムーバ」TZ-804（P,N,F,D）販売はんばい
• 1993年ねん - ムーバR、デジタル・ムーバP,N,F販売はんばい
• 1994年ねん - ムーバ（P2,N2,F2,D2,R2）、デジタル・ムーバD販売はんばい
• 1995年ねん - デジタル・ムーバ（P,N,F,D,M）101HYPER販売はんばい
• 1996年ねん - デジタル・ムーバ（P,N,F,D）201HYPER販売はんばい
• 1997年ねん - デジタル・ムーバ（P,N,F,D）203HYPER販売はんばい
• 1997年ねん - KO201,SO201,SA201,SH201,KY201,NM201発売はつばい
• 1997年ねん2月がつ - 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス1000万まん契約けいやく突破とっぱ
• 1997年ねん12月26日にち - 同日どうじつ限かぎりでアナログ方式ほうしきの新規しんき契約けいやく申もうし込こみ受付うけつけを終了しゅうりょう。
• 1998年ねん - デジタル・ムーバ（P,N,F,D,M）206HYPER販売はんばい
• 1998年ねん - KO206,TS206,SO206,SH206販売はんばい
• 1998年ねん - デジタル・ムーバ（P,N,F,D,R）207HYPER販売はんばい
• 1998年ねん8月がつ - 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス2000万まん契約けいやく突破とっぱ
• 1998年ねん〜1999年ねん - DE207,SA207,KO207,NM207,ER207発売はつばい
• 1999年ねん2月がつ - F501i,F601ev N207S発売はつばい iモードサービス開始かいし
• 1999年ねん3月がつ - N501i,D501i発売はつばい アナログ方式ほうしきサービス終了しゅうりょう。
• 1999年ねん4月がつ - P601ev,P157,N811,P811,SH811発売はつばい iモードサービス10万まん契約けいやく突破とっぱ
• 1999年ねん5月がつ - P501i発売はつばい
• 1999年ねん6月がつ - NM157発売はつばい 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス2500万まん契約けいやく突破とっぱ
• 1999年ねん8月がつ - iモードサービス100万まん契約けいやく突破とっぱ
• 1999年ねん10月がつ - P601es発売はつばい
• 1999年ねん11月 - D208,F208,N208,P208,R208,N208S発売はつばい ハイパートーク開始かいし
• 1999年ねん12月 - F502i,SO601ps発売はつばい ドニーチョ新規しんき受付うけつけ終了しゅうりょう
• 2000年ねん1月がつ - D502i,KO208発売はつばい
• 2000年ねん2月がつ - N502i発売はつばい iモードサービス500万まん契約けいやく突破とっぱ
• 2000年ねん3月がつ - P502i,P158,D601ps発売はつばい
• 2000年ねん4月がつ - NM502i発売はつばい 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス3000万まん契約けいやく突破とっぱ
• 2000年ねん6月がつ - F502it,SO502i,F209i,N209i,P209i,SH821i発売はつばい
• 2000年ねん7月がつ - N158,D209i,N821i発売はつばい
• 2000年ねん8月がつ - P209iS発売はつばい iモードサービス1000万まん契約けいやく突破とっぱ
• 2000年ねん9月がつ - N502it,P821i発売はつばい
• 2000年ねん10月がつ - R209i発売はつばい
• 2000年ねん12月 - SO502iWM,KO209i,ER209i発売はつばい
• 2001年ねん1月がつ - P503i,F503i,P651ps発売はつばい
• 2001年ねん2月がつ - R691iGEOFREE発売はつばい 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス3500万まん契約けいやく突破とっぱ
• 2001年ねん3月がつ - N503i,SO503i,D503i発売はつばい iモードサービス2000万まん契約けいやく突破とっぱ
• 2001年ねん4月がつ - N210i,D210i,F210i発売はつばい
• 2001年ねん5月がつ - P503iS,P210i発売はつばい FOMA試験しけんサービス開始かいし
• 2001年ねん7月がつ - iモードサービス2500万まん契約けいやく突破とっぱ（FOMA含ふくむ）
• 2001年ねん8月がつ - F503iS,N503iS,SO210i発売はつばい
• 2001年ねん9月がつ - F671i,D503iS,SO503iS発売はつばい
• 2001年ねん10月がつ - FOMA本格ほんかくサービス開始かいし
• 2001年ねん11月 - F211i,D211i発売はつばい
• 2001年ねん12月 - N211i発売はつばい iモードサービス3000万まん契約けいやく突破とっぱ（FOMA含ふくむ）
• 2002年ねん1月がつ - P211i発売はつばい 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス4000万まん契約けいやく突破とっぱ（FOMA含ふくむ）
• 2002年ねん2月がつ - SO211i発売はつばい
• 2002年ねん5月がつ - D504i,F504i,N504i,SO504i発売はつばい
• 2002年ねん6月がつ - P504i,SH251i発売はつばい iショットサービス開始かいし
• 2002年ねん7月がつ - D251i,F251i発売はつばい
• 2002年ねん8月がつ - R692i発売はつばい
• 2002年ねん9月がつ - F671iS発売はつばい
• 2002年ねん10月がつ - N251i発売はつばい
• 2002年ねん11月 - P504iS,N504iS,SO212i,F212i,SH251iS発売はつばい
• 2002年ねん12月 - F504iS発売はつばい
• 2003年ねん1月がつ - D251iS,P251iS発売はつばい
• 2003年ねん4月がつ - N211iS,P211iS,N251iS,F661i発売はつばい
• 2003年ねん5月がつ - D505i発売はつばい
• 2003年ねん6月がつ - SO505i,SH505i発売はつばい
• 2003年ねん7月がつ - N505i,F505i発売はつばい
• 2003年ねん8月がつ - P505i発売はつばい movaサービス約やく4440万まん契約けいやくのピークに達たっし、9月がつ以降いこう減少げんしょうが始はじまる。
• 2003年ねん9月がつ - F672i,D252i発売はつばい
• 2003年ねん10月がつ - D505iS,N505iS,SH252i,N252i,P252i発売はつばい、N504iC、SO504iC試験しけん開始かいし
• 2003年ねん11月 - P505iS発売はつばい
• 2003年ねん12月 - SH505iS,SO505iS,F505iGPS発売はつばい
• 2004年ねん4月がつ - P252iS発売はつばい
• 2004年ねん5月がつ - D506i,F506i発売はつばい
• 2004年ねん6月がつ - N506i発売はつばい
• 2004年ねん7月がつ - P506iC,SH506iC,SO506iC,premini発売はつばい
• 2004年ねん10月がつ - D253i,N253i発売はつばい
• 2004年ねん11月 - P253i、premini-S発売はつばい
• 2004年ねん12月 - MUSIC PORTER、prosolid発売はつばい
• 2005年ねん2月がつ - Lechiffon、N506iS、premini-II発売はつばい
• 2005年ねん5月がつ - premini-IIS発売はつばい
• 2005年ねん10月がつ - RADIDEN発売はつばい
• 2005年ねん11月 - FOMAおよびmovaサービス共通きょうつうで全国ぜんこく一いち律りつの新しん基本きほん料金りょうきんプラン導入どうにゅう 携帯けいたい・自動車じどうしゃ電話でんわサービス5000万まん契約けいやく突破とっぱ（FOMA含ふくむ）
• 2006年ねん3月 - N506iSII発売はつばい。これをもって端末たんまつの新規しんき開発かいはつを中止ちゅうし。
• 2006年ねん4月がつ - P506iCII発売はつばい。これがmovaの最終さいしゅう機種きしゅとなる。
• 2006年ねん6月がつ - FOMA契約けいやく数すうがmova契約けいやく数すうを上回うわまわる
• 2008年ねん1月がつ - 2G端末たんまつ出荷しゅっか台数だいすうが0台だいを記録きろく。2007年ねん末まつで生産せいさん・出荷しゅっかが終了しゅうりょうしたことが明あきらかになる。
• 2008年ねん3月がつ-富山とやま県けん立山たてやま室堂むろどう地区ちくで全国ぜんこくで初はじめてmovaサービスを終了しゅうりょう。
• 2008年ねん4月がつ - 2007年度ねんど末まつにおけるmova契約けいやく数すうが1000万まん契約けいやくを下回したまわったことが明あきらかになる。
• 2008年ねん8月がつ7日にち - 同年どうねん11月がつ末まつで新規しんき契約けいやく受付うけつけを終了しゅうりょうすることを正式せいしきに発表はっぴょう。翌日よくじつから移行いこう促進そくしんのためFOMAへ切きり替かえる際さいの事務じむ手数料てすうりょうを廃止はいし。
• 2008年ねん11月30日にち - 同日どうじつ限かぎりで新規しんき契約けいやく申もうし込こみ受付うけつけを終了しゅうりょう。
• 2008年ねん12月5日にち - 新規しんき契約けいやく終了しゅうりょう日び時点じてんにおいて契約けいやく数すうが700万まん件けんを割わり込こんだことが明あきらかとなる。
• 2009年ねん3月がつ31日にち - 同日どうじつ限かぎりでF505iGPS、movaF661iで提供ていきょうしていたGPS機能きのうを終了しゅうりょう。
• 2009年ねん4月がつ - 2008年度ねんど末まつにおけるmova契約けいやく数すうが556万まん件けん余あまりとなったことが判明はんめい。減少げんしょう数すうもそれまでに比くらべ大おおきくなった。
• 2012年ねん3月 - サービス終了しゅうりょう。停とま波なみ。

脚注きゃくちゅう

外部がいぶリンク

• NTTドコモ
  • 本文ほんぶん記述きじゅつの通とおり、現在げんざい、公式こうしきサイトからmova機種きしゅに関かんする記述きじゅつは削除さくじょされた。サービス・料金りょうきん・利用りよう約款やっかんを調しらべるには検索けんさく機能きのうを使つかう必要ひつようがある。
• ドコモネット - ドッチーモ