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SPARK (THE YELLOW MONKEYの曲) - Wikipedia

SPARK」(スパーク)は、1996ねん7がつ10日とおか発売はつばいされたTHE YELLOW MONKEYの10さくシングル発売はつばいもと日本にほんコロムビア・トライアドレーベル。

「SPARK」
THE YELLOW MONKEYシングル
初出しょしゅつアルバム『TRIAD YEARS actI〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY
Bめん MOONLIGHT DRIVE
リリース
ジャンル ロック
レーベル TRIAD / 日本にほんコロムビア
プロデュース 吉井よしい和哉かずや
そうきよし裕之ひろゆき
ゴールドディスク
プラチナ (日本にっぽんレコード協会きょうかい 1996ねん7がつ)
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん3オリコン
  • 1996年度ねんど年間ねんかん42(オリコン)
THE YELLOW MONKEY シングル 年表ねんぴょう
JAM/Tactics
1996ねん
SPARK
(1996ねん
楽園らくえん
(1996ねん
ミュージックビデオ
SPARK - YouTube
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概要がいよう

編集へんしゅう
  • 前作ぜんさくJAM/Tactics」がロングヒットし、いきおいにっているなかでのリリースとなった。はつのトップ3りをたし、累計るいけい55まんまいげた。シングルでは、13thシングル「BURN」、前作ぜんさくいで自身じしん3番目ばんめげを記録きろくしている。
  • 日本にほんコロムビアから発売はつばいされた最後さいごのシングル。のちにTHE YELLOW MONKEYはファンハウスげんアリオラジャパン)への移籍いせき発表はっぴょう。そのため「JAM」同様どうよう権利けんりめん関係かんけいもありのアルバム『SICKS』には収録しゅうろくとなった。その、バンド解散かいさんの2004ねん発売はつばいされたベストアルバム『MOTHER OF ALL THE BEST』に公式こうしきアルバムとしてはつ収録しゅうろくされた。
  • 2016ねん7がつ2にち放送ほうそうの『THE MUSIC DAY』に出演しゅつえんしてほんきょく披露ひろうされ、バンドさい結成けっせい最初さいしょのテレビ出演しゅつえんにおいて披露ひろうした楽曲がっきょくとなった[1]

制作せいさく背景はいけい

編集へんしゅう
  • 前作ぜんさくをリリースしたのち、「つぎはアッパーなきょくつくるから」という口約束くちやくそくをディレクターとわしてつくられた、キャッチーでアップテンポなロックナンバーである。吉井よしいは「きっちりとヒットシングルをつくるんだというおもいがあった」とかたっている[2]。ディレクターにきょくわたさい、リリース候補こうほとしてシングルの「楽園らくえん」もかせたが、「SPARK」のほうがキャッチーだという理由りゆうえらばれた[3]
  • ほん楽曲がっきょく歌詞かしかんして、吉井よしいは「セックスをちが表現ひょうげんでと、最初さいしょから意図いとしてつくった」とかたっている[4]。また、「(移籍いせきする)コロムビアっていうか、過去かこへの決別けつべつ意味いみ歌詞かしふくまれている」とかたっている[5]
  • 1996ねんの「TOUR '96 FOR SEASON “野性やせい証明しょうめい”」ではツアーのオープニングきょくとして披露ひろうされたが、吉井よしいは「1きょく披露ひろうするきょくをいつもまよっていたため、1きょくようとしてつくった側面そくめんもある」とかたっているほか、「(ライブが)しずかなきょくからはじまる構想こうそういままでもあったため、そこからガーッとえられるのは『SPARK』だろうとおもった」とかたっている[6]
  • 制作せいさく段階だんかいでは「SPARK」と「MOONLIGHT DRIVE」のどちらをAめんにするかめておらず、ジャケット写真しゃしん撮影さつえいさいにも決定けっていしていなかった。当時とうじのディレクターであるそうきよし裕之ひろゆきは「SPARK」をAめんとしてしていたが、メンバーからは「『MOONLIGHT DRIVE』のほうがいい」という意見いけんもあり、最終さいしゅう決定けっていまでには時間じかんようした[7]吉井よしいは「SPARK」と「MOONLIGHT DRIVE」のどちらがシングルになってもいというスタンスであったという[8]
  • ほんさくのジャケット写真しゃしん撮影さつえいしたのは、1995ねんからTHE YELLOW MONKEYのオフィシャルフォトグラファーをつとめている有賀ありが幹夫みきお有賀ありがによるTHE YELLOW MONKEYのジャケット撮影さつえいとしてはこんさくはつとなる[7]

収録しゅうろくきょく

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全曲ぜんきょく 作詞さくし作曲さっきょく吉井よしい和哉かずや / 編曲へんきょく:THE YELLOW MONKEY

  1.   SPARK
    TBSけいCOUNT DOWN TV』96ねん7がつエンディングテーマ。2009ねん7がつからパチンコ『CR忍術にんじゅつ決戦けっせん月影つきかげ』に使用しようされた。
    2017ねんの「TATERU」CMテーマ(本田ほんだけいたすく出演しゅつえん)に同年どうねんしんろくバージョン(アルバム『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST収録しゅうろく)が起用きようされた[9]
    2013ねんおこなわれた『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』のファン投票とうひょうで9獲得かくとくした。
  2.   MOONLIGHT DRIVE
    2013ねんにベストばん『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』の特設とくせつサイトでおこなわれた「わたしのTHE YELLOW MONKEY『この1きょく』」という企画きかくにおいて、9mm Parabellum Bulletのボーカルである菅原すがわら卓郎たくろうと、THE YELLOW MONKEYのカメラマンを担当たんとうした有賀ありが幹夫みきおがこのきょく投票とうひょうしている[10]。また、さい集結しゅうけつはつとなる2017ねん12月28にちヤフオク!ドームやく21ねんぶりの披露ひろうとなった。
  3.   SPARK (TV-MIX)
    インストゥルメンタル。

影響えいきょう

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女性じょせいアイドルグループBiSH楽曲がっきょくスパーク」は、「SPARK」の歌詞かしせたフレーズがあることを作詞さくしした渡辺わたなべ淳之介じゅんのすけかたっている[11]

ミュージックビデオ

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ほんさくのミュージックビデオは、いまさく以降いこうTHE YELLOW MONKEYのPVをおお手掛てがける高橋たかはし栄樹えいきはじめて監督かんとくつとめた[7]。バンドメンバーと高橋たかはしわせではしきりにUFOのはなしをしていた[7]MVにるUFOは、当初とうしょプラモデルを用意よういしていたが、もっとイメージにうものにするため東急とうきゅうハンズ材料ざいりょう調達ちょうたつして製作せいさくした[よう出典しゅってん]

収録しゅうろく作品さくひん

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SPARK
MOONLIGHT DRIVE
  • 『TRIAD COMPLETE BOX』(1997ねん12月10にち)※DISC6にはカラオケバージョン
  • 『MOTHER OF ALL THE BEST』(2004ねん12月8にち)※初回しょかいばんDISC3
  • 『Live Loud』初回しょかいばん(2021ねん2がつ3にち)※ライブテイク
SPARK

吉井よしい和哉かずやによるセルフカバー

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SPARK

MOONLIGHT DRIVE

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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  1. ^ “イエモン、15ねんはんぶりテレビ出演しゅつえん 吉井よしい和哉かずや日本にっぽんのバンドの“国宝こくほう”でありたい」”. ORICON NEWS. (2016ねん7がつ2にち). https://www.oricon.co.jp/news/2074470/full/ 
  2. ^ 吉井よしい和哉かずや 2007, p. 155
  3. ^ 吉井よしい和哉かずや 2007, p. 157
  4. ^ 『PATi PATi』(1997ねんソニー・マガジンズ
  5. ^ BURN 2000, p. 156
  6. ^ 『15YEARS』(ぴあ
  7. ^ a b c d もり朋之ともゆき徹底てってい座談ざだんかいかされる真実しんじつとそれぞれの1きょく』ナタリー、2013ねん7がつ31にちhttps://natalie.mu/music/pp/theyellowmonkey03 
  8. ^ TRIAD COMPLETE BOX ブックレット
  9. ^ “イエモンの“SPARK”が起用きようされたCMで「二人ふたり本田ほんだけいたすく共演きょうえん. ロッキング・オン・ドットコム. (2017ねん8がつ3にち). http://rockinon.com/news/detail/165119 
  10. ^ わたしのTHE YELLOW MONKEY「この1きょく」!”. 日本にほんコロムビア. (2013ねん). https://web.archive.org/web/20131130104224/http://columbia.jp:80/theyellowmonkey/vote/artist.html  オリジナルの2013-11-30時点じてんによるアーカイブ
  11. ^ “BiSH、幕張まくはりメッセイベントホールワンマンへの軌跡きせき ターニングポイントからのかい進撃しんげき辿たどる”. リアルサウンド. (2017ねん7がつ20日はつか). https://realsound.jp/2017/07/post-92930.html 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 『BURN』ロッキング・オン、2000ねん12月15にちISBN 4-94-759985-5 
  • 吉井よしい和哉かずや吉井よしい和哉かずや自伝じでん うしなわれたあいもとめて』ロッキング・オン、2007ねん12月21にちISBN 978-4-86052-071-7 
  • Doggett, Peter (2011). The Man Who Sold The World: David Bowie And The 1970s. Random House. ISBN 978-1-40904-139-9. https://books.google.co.jp/books?id=X7v7e3NRuSoC&redir_esc=y&hl=ja 

外部がいぶリンク

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