「ギャグアニメ」のはんあいだ差分さぶん

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{{独自どくじ研究けんきゅう|date=2008ねん6がつ}}
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'''ギャグアニメ'''は、[[わらい]]を主体しゅたいとしてつくられている[[アニメ]]である。[[視聴しちょうしゃ]]をたのしませることを目的もくてきとして制作せいさくされる。'''コメディアニメ'''ともしょうされる。
'''ギャグアニメ'''は、[[わらい]]を主体しゅたいとしてつくられている[[アニメーション]]である。[[視聴しちょうしゃ]]をたのしませることを目的もくてきとして制作せいさくされる。'''コメディアニメーション'''ともしょうされる。


== 概要がいよう ==
== 概要がいよう ==
おもに2〜3本立ほんだてで構成こうせい、あるいは[[おび番組ばんぐみ]]型式けいしき中心ちゅうしんとなっているが『[[タイムボカンシリーズ]]』などストーリー型式けいしきの30ふん1完結かんけつのものもおおく、近年きんねんでは『[[ボボボーボ・ボーボボ]]』など漫画まんが作品さくひん原作げんさくのアニメでは連続れんぞくもの型式けいしき(2本立ほんだてに分割ぶんかつされていても連続れんぞくものの型式けいしきになっている)がえている。
おもに2〜3本立ほんだてで構成こうせい、あるいは[[おび番組ばんぐみ]]型式けいしき中心ちゅうしんとなっているが『[[タイムボカンシリーズ]]』などストーリー型式けいしきの30ふん1完結かんけつのものもおおく、近年きんねんでは『[[ボボボーボ・ボーボボ]]』など漫画まんが作品さくひん原作げんさくのアニメーションでは連続れんぞくもの型式けいしき(2本立ほんだてに分割ぶんかつされていても連続れんぞくものの型式けいしきになっている)がえている。


海外かいがいでは現在げんざいも[[スラップスティック]]中心ちゅうしんのストーリーせいうすく、わらいを重視じゅうしした作品さくひんおおつくられているが、日本にっぽんではギャグをまじえたストーリー重視じゅうしのコメディものが主流しゅりゅうになっている。
海外かいがいでは現在げんざいも[[スラップスティック・コメディ|スラップスティック]]中心ちゅうしんのストーリーせいうすく、わらいを重視じゅうしした作品さくひんおおつくられているが、日本にっぽんではギャグをまじえたストーリー重視じゅうしのコメディものが主流しゅりゅうになっている。


ギャグアニメはアニメ黎明れいめい時代じだいでは2・3とうのキャラクターがドタバタをひろげるスラップスティックものが主流しゅりゅうだが、[[1970年代ねんだい]]後半こうはん『[[タイムボカン]]』のヒットにより、わかりやすいストーリーによる連続れんぞくものギャグアニメが確立かくりつすることに成功せいこうした。
ギャグアニメはアニメーション黎明れいめい時代じだいでは2・3とうのキャラクターがドタバタをひろげるスラップスティックものが主流しゅりゅうだが、[[1970年代ねんだい]]後半こうはん『[[タイムボカン]]』のヒットにより、わかりやすいストーリーによる連続れんぞくものギャグアニメが確立かくりつすることに成功せいこうした。


[[1980年代ねんだい]]以降いこう通常つうじょうあたまのキャラクターによるわらいを中心ちゅうしんとした「コメディアニメ」がおおくなってきた。『[[機動きどう戦士せんしSDガンダム]]』のような既存きそんのアニメ作品さくひんの[[パロディ]]ものや、『[[ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!]]』『[[きょうふのキョーちゃん]]』『[[サウスパーク]]』『[[Happy Tree Friends]]』『[[ぎんたましい (アニメ)|ぎんたましい]]』などの過激かげきなギャグがりの作品さくひんもある。これらはエログロナンセンス表現ひょうげんつよく、現在げんざい放送ほうそうコードでは地上波ちじょうはでの放送ほうそう到底とうてい不可能ふかのうである場合ばあいがほとんど。
[[1980年代ねんだい]]以降いこう通常つうじょうあたまのキャラクターによるわらいを中心ちゅうしんとした「コメディアニメーション」がおおくなってきた。一方いっぽう『[[機動きどう戦士せんしSDガンダム]]』『[[機動きどう戦士せんしガンダムさん]]』のような既存きそんのアニメ作品さくひんの[[パロディ]]ものや、『[[サザエさん (テレビアニメ)|サザエさん]]』(最初さいしょのみ)『[[ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!]]』『[[ザ・シンプソンズ]]』『[[きょうふのキョーちゃん]]』『[[サウスパーク]]』『[[Happy Tree Friends]]』『[[ボボボーボ・ボーボボ]]』『[[ギャグマンガ日和びより]]』『[[ぎんたましい (アニメ)|ぎんたましい]]』『[[妖怪ようかいウォッチ (アニメ)|妖怪ようかいウォッチ]]』『[[おそまつさん]]』『[[ヘボット!]]』などの過激かげきなギャグがりの作品さくひんもある。これらはエログロナンセンス表現ひょうげんつよく、現在げんざい放送ほうそうコードでは地上波ちじょうはでの放送ほうそう到底とうてい不可能ふかのうである場合ばあいがほとんど。


[[1990年代ねんだい]]以降いこう、ヘンテコを題材だいざいとしたギャグアニメ(『[[おばけのホーリー]]』『[[ちびまるちゃん]]』『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』『[[ペンギンの問題もんだい]]』『[[がんがんがんこちゃん]]』など)や、かわいいけいキャラクターによるドタバタコメディ(『[[おジャ魔女まじょどれみ]]』『[[わがまま☆フェアリー ミルモでポン!]]』『[[たまごっち!]]』『[[ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ]]』『[[プリティーシリーズ]]』など)や子供こどもけアニメのバトルコメディ(『[[ポケットモンスター (アニメ)|ポケットモンスター]]』『[[ほしのカービィ (アニメ)|ほしのカービィ]]』『[[プリキュアシリーズ]]』『[[古代こだい王者おうじゃ恐竜きょうりゅうキング Dキッズ・アドベンチャー]]』など)・ファンタジーコメディ(『[[サンリオ]]シリーズ』(『[[おねがいマイメロディ]]』→『[[ジュエルペット (アニメ)|ジュエルペット]]』→『[[リルリルフェアリル]]』→『[[ミュークルドリーミー]]』)『[[はなかっぱ]]』『[[ミニアニメ]]』(『[[がんばれ!ルルロロ]]』(だい2以降いこう)『[[にゃんぼー!]]』『[[うちのウッチョパス]]』『[[かいじゅうステップ ワンダバダ]]』『[[のりものまん モービルランドのカークン]]』)『[[マイリトルポニー〜トモダチは魔法まほう〜]]』『[[ここたま|ここたまシリーズ]]』など)も登場とうじょうするようになっている。
当初とうしょ、ギャグアニメとえば[[え]]とは無縁むえんのものがほとんどだったが、近年きんねんでは[[えアニメ]]が増加ぞうかするのにともなって『[[ナースウィッチ小麦こむぎちゃんマジカルて]]』や『[[ぱにぽにだっしゅ!]]』などのようにギャグとえが融合ゆうごうしたアニメもえつつある。

当初とうしょ、ギャグアニメとえば[[え]]とは無縁むえんのものがほとんどだったが、近年きんねんでは[[えアニメ]]が増加ぞうかするのにともなって『[[ナースウィッチ小麦こむぎちゃんマジカルて]]』や『ぱにぽにだっしゅ!』などのようにギャグとえが融合ゆうごうしたアニメもえつつある。


わったところでは、[[日本語にほんご]][[え]]のさいにギャグアニメに変質へんしつした『[[ビーストウォーズ ちょう生命せいめいたいトランスフォーマー]]』のようなれいがある。
わったところでは、[[日本語にほんご]][[え]]のさいにギャグアニメに変質へんしつした『[[ビーストウォーズ ちょう生命せいめいたいトランスフォーマー]]』のようなれいがある。
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* 奇抜きばつ登場とうじょう人物じんぶつおおく、[[脇役わきやく]]や[[悪役あくやく]]が本来ほんらいの[[主人公しゅじんこう]]より目立めだっていて、エンディングテーマや挿入歌そうにゅうかかれらのテーマソングが使用しようされる場合ばあいもある。
* 奇抜きばつ登場とうじょう人物じんぶつおおく、[[脇役わきやく]]や[[悪役あくやく]]が本来ほんらいの[[主人公しゅじんこう]]より目立めだっていて、エンディングテーマや挿入歌そうにゅうかかれらのテーマソングが使用しようされる場合ばあいもある。
* [[ワンパターン]]な内容ないようおおく、毎回まいかい基本きほんパターンに沿って構成こうせいされる。
* [[ワンパターン]]な内容ないようおおく、毎回まいかい基本きほんパターンに沿って構成こうせいされる。
* の[[映画えいが]]・[[ドラマ]]・[[漫画まんが]]・[[アニメ]]・[[コマーシャルメッセージ|CM]]などのパロディが多数たすうれられている。
* の[[映画えいが]]・[[ドラマ]]・[[漫画まんが]]・[[アニメ (日本にっぽんのアニメーション作品さくひん)|アニメ]]・[[コマーシャルメッセージ|CM]]などのパロディが多数たすうれられている。
* ほん放送ほうそう当時とうじの[[流行りゅうこう]]を本編ほんぺん採用さいようしていることがおおい。
* ほん放送ほうそう当時とうじの[[流行りゅうこう]]を本編ほんぺん採用さいようしていることがおおい。
* ぜんにちたい放映ほうえいされている作品さくひんは[[長寿ちょうじゅ番組ばんぐみ]]になることがおおく、[[リメイク]]される作品さくひん比較的ひかくてきおおい。
* ぜんにちたい放映ほうえいされている作品さくひんは[[長寿ちょうじゅ番組ばんぐみ]]になることがおおく、[[リメイク]]される作品さくひん比較的ひかくてきおおい。

== 海外かいがいおも作品さくひんリスト ==
日本にっぽんのギャグアニメについては[[:Category:ギャグアニメ]]を参照さんしょう。ただし、どうカテゴリには海外かいがい作品さくひんふくまれている。
* [[アニマニアックス]]
* [[カウ&チキン]]
* [[クマゴロー]]
* [[原始げんし家族かぞくフリントストーン]]/恐妻きょうさい天国てんごく
* [[サウスパーク]]
* [[ザ・シンプソンズ]]
* [[スカイキッドブラック魔王まおう]]
* [[スポンジ・ボブ]]
* [[そらぶロッキーくん]]([[:en:The Rocky and Bullwinkle Show]])
* [[タイニー・トゥーンズ]]
* [[チキチキマシンもうレース]]
* [[ちんけんハックル]]
* [[ドボチョン一家いっか幽霊ゆうれい旅行りょこう]]
* [[ドラねこ大将たいしょう]]
* [[はやちマック]]
* [[パワーパフガールズ]]
* [[ビーストウォーズ ちょう生命せいめいたいトランスフォーマー]]
** [[ビーストウォーズメタルス ちょう生命せいめいたいトランスフォーマー]]
** [[ちょう生命せいめいたいトランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ]]
*: ※原語げんごばんではシリアスであったが、日本語にほんごえのさいにギャグアニメに変質へんしつした。
* [[ビリー&マンディ]]
* [[フォスターズ・ホーム]]


== 関連かんれん項目こうもく ==
== 関連かんれん項目こうもく ==
* [[ギャグ漫画まんが]]
* [[ギャグ漫画まんが]]


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[[Category:ギャグアニメ|*]]
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[[Category:アニメのジャンル]]
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2023ねん4がつ9にち (日)にち 12:59時点じてんにおける最新さいしんばん

ギャグアニメは、わら主体しゅたいとしてつくられているアニメーションである。視聴しちょうしゃたのしませることを目的もくてきとして制作せいさくされる。コメディアニメーションともしょうされる。

概要がいよう[編集へんしゅう]

おもに2〜3本立ほんだてで構成こうせい、あるいはおび番組ばんぐみ型式けいしき中心ちゅうしんとなっているが『タイムボカンシリーズ』などストーリー型式けいしきの30ふん1完結かんけつのものもおおく、近年きんねんでは『ボボボーボ・ボーボボ』など漫画まんが作品さくひん原作げんさくのアニメーションでは連続れんぞくもの型式けいしき(2本立ほんだてに分割ぶんかつされていても連続れんぞくものの型式けいしきになっている)がえている。

海外かいがいでは現在げんざいスラップスティック中心ちゅうしんのストーリーせいうすく、わらいを重視じゅうしした作品さくひんおおつくられているが、日本にっぽんではギャグをまじえたストーリー重視じゅうしのコメディものが主流しゅりゅうになっている。

ギャグアニメはアニメーション黎明れいめい時代じだいでは2・3とうのキャラクターがドタバタをひろげるスラップスティックものが主流しゅりゅうだが、1970年代ねんだい後半こうはんタイムボカン』のヒットにより、わかりやすいストーリーによる連続れんぞくものギャグアニメが確立かくりつすることに成功せいこうした。

1980年代ねんだい以降いこう通常つうじょうあたまのキャラクターによるわらいを中心ちゅうしんとした「コメディアニメーション」がおおくなってきた。一方いっぽうで『機動きどう戦士せんしSDガンダム』『機動きどう戦士せんしガンダムさん』のような既存きそんのアニメ作品さくひんパロディものや、『サザエさん』(最初さいしょのみ)『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』『ザ・シンプソンズ』『きょうふのキョーちゃん』『サウスパーク』『Happy Tree Friends』『ボボボーボ・ボーボボ』『ギャグマンガ日和びより』『ぎんたましい』『妖怪ようかいウォッチ』『おそまつさん』『ヘボット!』などの過激かげきなギャグがりの作品さくひんもある。これらはエログロナンセンス表現ひょうげんつよく、現在げんざい放送ほうそうコードでは地上波ちじょうはでの放送ほうそう到底とうてい不可能ふかのうである場合ばあいがほとんど。

1990年代ねんだい以降いこう、ヘンテコを題材だいざいとしたギャグアニメ(『おばけのホーリー』『ちびまるちゃん』『クレヨンしんちゃん』『ペンギンの問題もんだい』『がんがんがんこちゃん』など)や、かわいいけいキャラクターによるドタバタコメディ(『おジャ魔女まじょどれみ』『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』『たまごっち!』『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』『プリティーシリーズ』など)や子供こどもけアニメのバトルコメディ(『ポケットモンスター』『ほしのカービィ』『プリキュアシリーズ』『古代こだい王者おうじゃ恐竜きょうりゅうキング Dキッズ・アドベンチャー』など)・ファンタジーコメディ(『サンリオシリーズ』(『おねがいマイメロディ』→『ジュエルペット』→『リルリルフェアリル』→『ミュークルドリーミー』)『はなかっぱ』『ミニアニメ』(『がんばれ!ルルロロ』(だい2以降いこう)『にゃんぼー!』『うちのウッチョパス』『かいじゅうステップ ワンダバダ』『のりものまん モービルランドのカークン』)『マイリトルポニー〜トモダチは魔法まほう』『ここたまシリーズ』など)も登場とうじょうするようになっている。

当初とうしょ、ギャグアニメとえばとは無縁むえんのものがほとんどだったが、近年きんねんではえアニメ増加ぞうかするのにともなって『ナースウィッチ小麦こむぎちゃんマジカルて』や『ぱにぽにだっしゅ!』などのようにギャグとえが融合ゆうごうしたアニメもえつつある。

わったところでは、日本語にほんごさいにギャグアニメに変質へんしつした『ビーストウォーズ ちょう生命せいめいたいトランスフォーマー』のようなれいがある。

一般いっぱんてき特徴とくちょう[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]