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{{BLP unsourced|date=2023年9月19日 (火) 00:14 (UTC)}} |
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'''上妻 宏光'''(あがつま ひろみつ、[[1973年]][[7月27日]] - )は、[[日本]]の[[津軽三味線]]奏者(本人は『三味線プレイヤー』と称する)。[[茨城県]][[日立市]]出身。 |
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'''上妻 宏光'''(あがつま ひろみつ、[[1973年]][[7月27日]] - )は、[[日本]]の[[津軽三味線]]演奏家。[[茨城県]][[日立市]]出身。 |
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古典曲の独奏に限らず、[[民謡]]伴奏や洋楽とのセッションおよび作曲においても高い評価を得ており、[[木乃下真市]]と双璧をなす若手第一人者とされる。 |
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古典曲の独奏に限らず、[[民謡]]伴奏、洋楽とのセッション及び作曲において高い評価を得ており、各方面のアーティストや舞台、映画、ドラマ他への楽曲提供で活動。「伝統と革新」を活動のテーマとし、ジャンルや世代、国境を超えた活動で、津軽三味線の可能性の追求を続けている。{{要出典|date=2023年9月19日 (火) 00:14 (UTC)}} |
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== 来歴 == |
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== 来歴 == |
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趣味で三味線を弾く父親の元で育ち、6歳より[[茨城県]][[日立市]]の[[佐々木光義]]に入門して[[津軽三味線]]を学ぶ。 |
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:趣味で三味線を弾く父親の元で育ち、6歳より[[茨城県]][[日立市]]の佐々木光義に入門して[[津軽三味線]]を学ぶ。 |
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[[1989年]]、15歳10ヶ月で[[全日本津軽三味線競技大会]]([[青森県]]北津軽郡[[金木町]]、現・[[五所川原市]])において同大会史上最年少優勝。中学卒業後に上京([[堀越高等学校]]入学)、ロックバンド[[六三四Musashi]]に加入するなどの活動を続けて腕を磨き、[[1995年]]および[[1996年]]の[[津軽三味線全国大会]]([[青森県]][[弘前市]])で2連覇を果たす。 |
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:[[1989年]]、15歳10ヶ月で全日本津軽三味線競技大会([[青森県]]北津軽郡[[金木町]]、現・[[五所川原市]])において同大会史上最年少優勝。中学卒業後に上京([[堀越高等学校]]入学)、ロックバンド[[六三四Musashi]]に加入するなどの活動を続けて腕を磨き、[[1995年]]および[[1996年]]の津軽三味線全国大会([[青森県]][[弘前市]])で2連覇を果たす。 |
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津軽三味線全国大会では課題曲を「津軽民謡」と定めているが、出場者のほぼ全員が、最も技巧に富み技量を誇示しやすい津軽じょんから節を選択する。しかし上妻は、2連覇時の[[1996年]]と3連覇のかかった翌年に、じょんから節に較べて地味で、五大民謡中最大の難曲とされる「津軽よされ節」でただひとり出場。「四枚撥」と呼ばれる高度な技を織り込みつつ、圧倒的な完成度で見事に優勝した。翌年も三連覇を懸けて津軽よされ節で挑むが、[[踊正太郎]]に阻まれ、三連覇は成らなかった。この審査結果には批判もあり、弘前の「津軽三味線全国大会」が特定流派のための大会だと揶揄される一因ともなる。なお、上妻以降、津軽じょんから節以外の楽曲を演奏してコンクールで優勝した者はいない。 |
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:津軽三味線全国大会では課題曲を「津軽民謡」と定めているが、出場者のほぼ全員が、最も技巧に富み技量を誇示しやすい[[津軽じょんから節]]を選択するが、上妻は、2連覇時の[[1996年]]と3連覇のかかった翌1997年に、津軽じょんから節に比べて地味で、五大民謡中最大の難曲とされる「津軽よされ節」で出場。「四枚撥」と呼ばれる高度な技を織り込みつつ、圧倒的な完成度で優勝。翌1998年も三連覇を懸け「津軽よされ節」で挑むが、[[踊正太郎]]が優勝。三連覇は成らなかった。同審査結果は批判もあり、弘前「津軽三味線全国大会」が特定流派のための大会だと揶揄される一因となる。上妻以降に「津軽じょんから節」以外の楽曲を演奏して優勝した者はいない。上妻は常々、「津軽よされ節」に対する強い思い入れを語っており、コンサートなどのMCで時折触れることがある。 |
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上妻は常々、この「津軽よされ節」に対する強い思い入れを語っており、コンサートなどのMCで時折触れることがある。 |
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== 人物 == |
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== 人物 == |
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非常に謙虚な人物として知られ、先輩を立て、後輩を思いやる姿勢が評価されている。[[ 木乃下 真市]]や 福士豊秋と 交流が 深く、ステージでの 交流も 数多い 木乃下については、「 自分が 日本一上手い」と 思いこんでいた 小学生時代、 民謡酒場で 木乃下の 演奏を 聴いて 打ちのめされたという 内容をインタビューで 残し ている。[[六三四Musashi]]の後継三味線奏者である西はじめ、弟弟子である[[廣原武美]]には、ソロ・デビュー前から彼らの兄貴分としての付き合いがある。その一方、木乃下同様、中学校から高校時代は「かなりのやんちゃ坊主だった」とも語っている。 |
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非常に謙虚な人物として知られ、先輩を立て、後輩を思いやる姿勢が評価されている。 |
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== 活動歴 == |
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[[ 木乃下 真市]]や [[福士豊秋]]と 交流が 深く、ステージでの 交流も 数多い 。特に木乃下については、「 自分が 日本一上手い」と 思いこんでいた 小学生時代、 民謡酒場で 木乃下の 演奏を 聴いて 打ちのめされたという 内容をインタビューで 残している。 |
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:ソロデビュー 以前に 加入していた 邦楽器ロックバンド「 六三四Musashi」は、テレビアニメ「[[NARUTO -ナルト- (アニメ)|NARUTO -ナルト-]]」の 挿入曲、[[みちのくプロレス]] 入場テーマ 曲などに 使用されている。[[TAKAみちのく]](プロレスラー、現[[プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUT|JUST TAP OUT]]代表)のテーマ曲「組曲Yamato Part4」にて演奏されている[[津軽三味線]]は上妻のものである。同曲は[[1997年]]に発売されたCD「[[みちのくプロレス]]大全集」に新録されている。 |
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:[[2001 年]]にアルバム「AGATSUMA」で [[メジャー ・デビュー (音楽家)|メジャー・デビュー]]。同作で 第16 回[[ 日本ゴールドディスク 大賞]]の 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを 受賞。[[2003 年]]には 第11 回スポニチ 文化芸術大賞優秀賞を 受賞。[[2003年]]、アメリカの[[ドーモレコード|Domo Records]]よりアルバム「Beams」で全米デビュー。 |
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:国内に 限らず、アメリカやEUでツアーを 行うなど 海外でも 精力的に 演奏。[[ニューヨーク]]の [[ジャズ ・クラブ ]]に 飛び 入りでセッションしたり、[[スペイン]]で[[フラメンコ]]とセッションするなど、 古典にとどまらない 活動を 見せる。 |
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:[[2006 年]]2 月に 行われたアメリカ 東海岸ツアーでは、 全米で 放送されている 「A&E Breakfast With The Arts」にゲストとして 出演した。 |
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:[[2007 年]]、「○ -エン-」にて 第21 回日本ゴールドディスク 大賞の 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを 受賞した。 |
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:[[2012 年]]、[[ディズニー 夏祭り]]「 爽涼鼓舞"ザ・ホットチャレンジ"」と「 爽涼鼓舞"ザ・ファイナル"」の 開始5 分前BGMとして「Under The Moon」が 使用された。 |
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[[六三四Musashi]]の後継三味線奏者である[[西はじめ]]、弟弟子である[[廣原武美]]には、ソロデビュー前から彼らの兄貴分としての付き合いがある。 |
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一方で、[[木乃下真市]]同様、中学校から高校時代はかなりのやんちゃ坊主だったとも語っている。 |
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== ディスコグラフィ ー・活動歴 == |
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[[2001 年]]にアルバム「AGATSUMA」でメジャーデビュー し、同アルバムで 第16 回[[ 日本ゴールドディスク 大賞]]の 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを 受賞。[[2003 年]]には 第11 回スポニチ 文化芸術大賞優秀賞を 受賞した。 |
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[[2003年]]、[[喜多郎]]らが所属するDomo Records([[ドーモレコード]])よりアルバム「Beams」にて全米デビューを果たす。 |
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国内に 限らず、アメリカやEUでツアーを 行うなど 海外でも 精力的に 演奏。[[ニューヨーク]]のジャズクラブに 飛び 入りで [[セッション ]]したり、[[スペイン]]で[[フラメンコ]]とセッションするなど、 古典にとどまらない 活動を 見せる。 |
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[[2006 年]]2 月に 行われたアメリカ 東海岸ツアーでは、 全米で 放送されている “A&E Breakfast With The Arts”にゲストとして 出演した。 |
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ソロデビュー 以前に 加入していた 邦楽器ロックバンド「 [[六三四Musashi ]]」は、テレビアニメ「[[NARUTO -ナルト- (アニメ)|NARUTO -ナルト-]]」の 挿入曲や、[[みちのくプロレス]] 入場テーマ 曲などに 使用されている。 |
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[[TAKAみちのく]](現[[KAIENTAI-DOJO]]代表)のテーマ曲「組曲Yamato Part4」にて演奏されている[[津軽三味線]]は上妻のものである。同曲は[[1997年]]に発売されたCD「[[みちのくプロレス]]大全集」に新録されている。 |
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[[2007 年]]、「○ -エン-」にて 第21 回[[日本ゴールドディスク 大賞]]の 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを 受賞した。 |
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[[2012 年]]、[[ディズニー 夏祭り]]「 爽涼鼓舞"ザ・ホットチャレンジ"」と「 爽涼鼓舞"ザ・ファイナル"」の 開始5 分前BGMとして「Under The Moon」が 使用された。 |
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== 音楽 == |
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* AGATSUMA(2001年9月7日) |
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* BEAMS(2002年7月26日) |
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* BEAMS(2002年7月26日) |
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* ○ -エン-(2006年8月9日) |
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* 蒼風(2007年8月8日) |
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* AGATSUMA PLAYS STANDARDS (2008年10月8日) |
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* AGATSUMA PLAYS STANDARDS(2008年10月8日) |
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* 十季 (2010年7月28日) |
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* THE BEST OF HIROMITSU AGATSUMA-freedom- (2010年7月28日) |
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* THE BEST OF HIROMITSU AGATSUMA-freedom-(2010年7月28日) |
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* 楔-KUSABI- (2012年10月24日) |
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* 楔-KUSABI-(2012年10月24日) |
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* GEN-源- (2014年1月1日) |
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* 伝統と革新-起- (2015年5月20日) |
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* 上妻宏光 Newest Best「粋-sui-」 (2016年10月19日) |
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* 上妻宏光 Newest Best「粋-sui-」(2016年10月19日) |
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* NuTRAD(2018年11月7日) |
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* TSUGARU(2020年3月4日) |
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=== ユニット参加アルバム === |
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* AGA-SHIO (2009年11月11日) - AGA-SHIO名義([[塩谷哲]]・上妻宏光) |
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* Asteroid and Butterfly (2020年3月4日) - やのとあがつま名義([[矢野顕子]]・上妻宏光) |
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* 蒼乱舞(2007年5月30日、北海道限定) |
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* 蒼乱舞(2007年5月30日、北海道限定) |
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=== DVD === |
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* AGATSUMA LIFE(2004年1月28日) |
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* AGATSUMA LIFE(2004年1月28日) |
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* 劇場用長編アニメーション映画「NITABOH 仁太坊〜津軽三味線始祖外聞」([[西澤昭男]]監督/2004年劇場公開) |
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* 劇場用長編アニメーション映画「NITABOH 仁太坊〜津軽三味線始祖外聞」([[西澤昭男]]監督/2004年劇場公開) |
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* [[大河ドラマ]][[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]]「風林火山紀行」のテーマ演奏 |
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* [[大河ドラマ]][[風林火山 (NHK大河ドラマ)|風林火山]]「風林火山紀行」のテーマ演奏 |
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== CM == |
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== CM == |
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* トヨタ自動車「カローラフィールダー」(2002年) |
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* [[トヨタ自動車]]「[[トヨタ・カローラフィールダー]]」(2002年) |
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* ロッテ「雪見だいふく」(2002年) |
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* [[ロッテ]]「[[雪見だいふく]]」(2002年) |
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* スカイパーフェクTV&CATV "ANIMAX"(2005年) |
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* [[スカパー! (東経110度BS・CSデジタル放送)|スカイパー!]]&[[ケーブルテレビ|CATV]] "ANIMAX"(2005年) |
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* [[麒麟麦酒|KIRIN]]「氷結」(2016年) |
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==脚注== |
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===出典=== |
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== 外部リンク == |
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== 外部リンク == |
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* [http://www.agatsuma.tv/ 上妻宏光公式ウェブサイト] |
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* [http://www.agatsuma.tv/ 上妻宏光公式ウェブサイト] |
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* [http://agatsuma.club/ 上妻宏光ファンクラブサイト] |
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* [https://agatsuma.club/ 上妻宏光ファンクラブサイト] |
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* [http://www.domomusicgroup.com/ 上妻宏光のアメリカレコード会社] |
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* [https://www.domomusicgroup.com/ 上妻宏光所属アメリカレコード会社] - [[ドーモレコード|Domo Records]] |
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* [https://columbia.jp/artist-info/agatsuma/ 上妻宏光] - [[日本コロムビア]] |
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* {{MySpace|agatsuma}} |
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* {{MySpace|agatsuma}} |
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* {{YouTube channel|agachannel|上妻宏光}} |
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* {{YouTube|user=agachannel|上妻宏光}} |
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* [http://www.nitaboh.com/ NITABOH 仁太坊〜津軽三味線始祖外聞] |
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* [http://www.nitaboh.com/ NITABOH 仁太坊〜津軽三味線始祖外聞] |
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[[Category:三味線奏者]] |
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[[Category:1973年生]] |
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[[Category:存命人物]] |
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上妻 宏光(あがつま ひろみつ、1973年7月27日 - )は、日本の津軽三味線演奏家。茨城県日立市出身。
古典曲の独奏に限らず、民謡伴奏、洋楽とのセッション及び作曲において高い評価を得ており、各方面のアーティストや舞台、映画、ドラマ他への楽曲提供で活動。「伝統と革新」を活動のテーマとし、ジャンルや世代、国境を超えた活動で、津軽三味線の可能性の追求を続けている。[要出典]
- 趣味で三味線を弾く父親の元で育ち、6歳より茨城県日立市の佐々木光義に入門して津軽三味線を学ぶ。
- 1989年、15歳10ヶ月で全日本津軽三味線競技大会(青森県北津軽郡金木町、現・五所川原市)において同大会史上最年少優勝。中学卒業後に上京(堀越高等学校入学)、ロックバンド六三四Musashiに加入するなどの活動を続けて腕を磨き、1995年および1996年の津軽三味線全国大会(青森県弘前市)で2連覇を果たす。
- 津軽三味線全国大会では課題曲を「津軽民謡」と定めているが、出場者のほぼ全員が、最も技巧に富み技量を誇示しやすい津軽じょんから節を選択するが、上妻は、2連覇時の1996年と3連覇のかかった翌1997年に、津軽じょんから節に比べて地味で、五大民謡中最大の難曲とされる「津軽よされ節」で出場。「四枚撥」と呼ばれる高度な技を織り込みつつ、圧倒的な完成度で優勝。翌1998年も三連覇を懸け「津軽よされ節」で挑むが、踊正太郎が優勝。三連覇は成らなかった。同審査結果は批判もあり、弘前「津軽三味線全国大会」が特定流派のための大会だと揶揄される一因となる。上妻以降に「津軽じょんから節」以外の楽曲を演奏して優勝した者はいない。上妻は常々、「津軽よされ節」に対する強い思い入れを語っており、コンサートなどのMCで時折触れることがある。
非常に謙虚な人物として知られ、先輩を立て、後輩を思いやる姿勢が評価されている。木乃下真市や福士豊秋と交流が深く、ステージでの交流も数多い木乃下については、「自分が日本一上手い」と思いこんでいた小学生時代、民謡酒場で木乃下の演奏を聴いて打ちのめされたという内容をインタビューで残している。六三四Musashiの後継三味線奏者である西はじめ、弟弟子である廣原武美には、ソロ・デビュー前から彼らの兄貴分としての付き合いがある。その一方、木乃下同様、中学校から高校時代は「かなりのやんちゃ坊主だった」とも語っている。
- ソロデビュー以前に加入していた邦楽器ロックバンド「六三四Musashi」は、テレビアニメ「NARUTO -ナルト-」の挿入曲、みちのくプロレス入場テーマ曲などに使用されている。TAKAみちのく(プロレスラー、現JUST TAP OUT代表)のテーマ曲「組曲Yamato Part4」にて演奏されている津軽三味線は上妻のものである。同曲は1997年に発売されたCD「みちのくプロレス大全集」に新録されている。
- 2001年にアルバム「AGATSUMA」でメジャー・デビュー。同作で第16回日本ゴールドディスク大賞の純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。2003年には第11回スポニチ文化芸術大賞優秀賞を受賞。2003年、アメリカのDomo Recordsよりアルバム「Beams」で全米デビュー。
- 国内に限らず、アメリカやEUでツアーを行うなど海外でも精力的に演奏。ニューヨークのジャズ・クラブに飛び入りでセッションしたり、スペインでフラメンコとセッションするなど、古典にとどまらない活動を見せる。
- 2006年2月に行われたアメリカ東海岸ツアーでは、全米で放送されている「A&E Breakfast With The Arts」にゲストとして出演した。
- 2007年、「○ -エン-」にて第21回日本ゴールドディスク大賞の純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
- 2012年、ディズニー夏祭り「爽涼鼓舞"ザ・ホットチャレンジ"」と「爽涼鼓舞"ザ・ファイナル"」の開始5分前BGMとして「Under The Moon」が使用された。
- AGATSUMA(2001年9月7日)
- BEAMS(2002年7月26日)
- Classics(2003年3月12日)
- Beyond(2004年1月28日)
- 永遠の詩(2005年2月16日)
- ○ -エン-(2006年8月9日)
- 蒼風(2007年8月8日)
- AGATSUMA PLAYS STANDARDS(2008年10月8日)
- 十季 (2010年7月28日)
- THE BEST OF HIROMITSU AGATSUMA-freedom-(2010年7月28日)
- 楔-KUSABI-(2012年10月24日)
- GEN-源-(2014年1月1日)
- 伝統と革新-起-(2015年5月20日)
- 上妻宏光 Newest Best「粋-sui-」(2016年10月19日)
- NuTRAD(2018年11月7日)
- TSUGARU(2020年3月4日)
- AGA-SHIO (2009年11月11日) - AGA-SHIO名義(塩谷哲・上妻宏光)
- Asteroid and Butterfly (2020年3月4日) - やのとあがつま名義(矢野顕子・上妻宏光)
- 蒼乱舞(2007年5月30日、北海道限定)
- AGATSUMA LIFE(2004年1月28日)
- 劇場用長編アニメーション映画「NITABOH 仁太坊〜津軽三味線始祖外聞」(西澤昭男監督/2004年劇場公開)
- 大河ドラマ風林火山「風林火山紀行」のテーマ演奏
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