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[[ファイル:1978-Toyota-Cressida-MX32.jpeg|thumb|200px|right|MX30クレシーダ・セダン( [[北米]]仕様)]] |
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'''クレシーダ'''(''Cressida'' )は、[[トヨタ自動車]]で生産されていた[[セダン]]タイプまたは[[ステーションワゴン|ワゴン]]タイプの[[Dセグメント|高級中型]][[乗用車]]であり、後述のように[[トヨタ・マークII|マークII]]・[[トヨタ・クレスタ|クレスタ]]の海外仕様車にあたる。 |
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'''クレシーダ'''(''Cressida''、英発音"クレシダ" )は、[[トヨタ自動車]]で生産されていた[[セダン]]タイプまたは[[ステーションワゴン|ワゴン]]タイプの中型[[乗用車]]([[Dセグメント]])。[[トヨタ・マークII|マークII]]・[[トヨタ・クレスタ|クレスタ]]の海外仕様車にあたる。 |
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== 概要 == |
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== 概要 == |
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[[トヨタ・マークII|マークII]]セダンタイプ・ワゴンタイプないしは[[トヨタ・クレスタ|クレスタ]]の姉妹車でもあり、マークIIの日本国外仕様車として親しまれた。[[日本]]だけでなく[[ジンバブエ]]、[[南アフリカ]]<ref>著者 山崎敏夫。経営のグローバル化の基本的特徴と意義(Ⅰ)―日本の製造業を中心として</ref>で生産され、[[アメリカ合衆国]]を中心に各国へと輸出されていた。生産期間は[[1976年]]<ref>{{Cite web|url=http://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/data/automotive_business/sales/activity/middle_east/index.html|title=トヨタ自動車75年史 資料で見る75年の歩み|accessdate=2013-09-7}}</ref>
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生産は[[日本]]のみならず[[ジンバブエ]]、[[南アフリカ]]<ref>著者 [[山崎敏夫 (経営学者)|山崎敏夫]]。経営のグローバル化の基本的特徴と意義(Ⅰ)―日本の製造業を中心として</ref>、[[インドネシア]]でも行われ、[[アメリカ合衆国]]を中心とした各国へと輸出されていた。生産期間は[[1976年]]<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/data/automotive_business/sales/activity/middle_east/index.html|title=トヨタ自動車75年史 資料で見る75年の歩み|accessdate=2013-09-7}}</ref> |
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から[[1992年]](X30型 - X80型)、4代に渡って製造された。 |
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から[[1992年]]で、4代にわたって製造された。 |
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セダンタイプは、歴代のマークIIの最大排気量モデル(2,600cc、2,800cc、3,000cc)から構成され、当時のアメリカ市場ではトヨタブランドの最高級車として販売されていた。4代目を以てその歴史に幕を下ろすこととなったため、後継モデルとして誕生した[[トヨタ・アバロン|アバロン]]にその座を譲ることとなった(ただし直接的な後継車ではない)。 |
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セダンは歴代のマークIIの最大排気量モデル(2.6L、2.8L、3.0L)から構成され、当時のアメリカ市場におけるトヨタブランドの最高級車として販売されていた。初代にはセダン・ワゴンのほかに2ドア[[ハードトップ]]が設定され、3代目はセダン・ワゴンのほかに4ドアハードトップが設定された。 |
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生産終了後、直系の後継車はリリースされず、[[トヨタ・アバロン|アバロン]]が市場を引き継いだ。 |
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初代にはセダン・ワゴンのほかに2ドア[[ハードトップ]]が設定され、3代目はセダン・ワゴンのほかに4ドアハードトップが設定された。 |
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== 初代 RX/MX30系(1976年 - 1980年) == |
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== 歴史 == |
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=== 初代 RX/MX30系 1976-1980 セダン・ワゴン・ハードトップ===
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[[ファイル:Toyota Cressida Coupe 1977.jpg|thumb|200px|right|MX30クレシーダ・ハードトップ([[欧州]]仕様)]] |
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この 代のみ2ドアハードトップ([[クーペ]])が 存在し、[[ヨーロッパ]]などに 輸出されていたが、[[ 北アメリカ| 北米]] 仕様には 設定されておらずセダン とワゴンのみ、[[カナダ]]はセダンのみであった。 北米、カナダ、[[オーストラリア]] 等には4M 型6 気筒2 .6Lエンジンが、その 他の 地域には18R 型4 気筒2 .0Lエンジンが 搭載されていた。 |
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[[ファイル:1978-Toyota-Cressida-MX32.jpeg|thumb|200px|right|MX30クレシーダ・セダン( 北米仕様)]] |
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[[ファイル:Toyota Cressida Coupe 1977.jpg|thumb|200px|right|MX30クレシーダ・ハードトップ(欧州仕様)]] |
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この 代のみ2ドアハードトップ( 仕向地によっては[[クーペ]] とも呼ばれた)が 存在し、[[ヨーロッパ]]などに 輸出されていたが、[[ 北アメリカ| 北米]] 仕様には 設定されておらずセダン ・ワゴンのみ、[[カナダ]]はセダンのみであった。 北米、カナダ、[[オーストラリア]] 等には4M 型6 気筒2 ,600ccエンジンが、その 他の 地域には18R 型4 気筒2 ,000ccエンジンが 搭載されていた。 |
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同車を特徴付けるグリルとヘッドライトの間にあるランプは、北米仕様車については{{仮リンク|ポジション・ランプ|en|Automotive lighting #Front position lamps (parking lamps, standing lamps)}}兼[[方向指示器]]として、その他の国向けには、[[トヨタ・マークII #3代目 X30/40型(1976年 - 1980年)|日本仕様X30/40型マークII]]同様に車幅灯として機能する。
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グリルとヘッドライトの間にあるランプは、北米仕様車については{{仮リンク|ポジション・ランプ|en|Automotive lighting #Front position lamps (parking lamps, standing lamps)}}兼[[方向指示器]]として、その他の国向けには、[[トヨタ・マークII #3代目 X30/40型(1976年 - 1980年)|日本仕様のX30/40型マークII]]同様に車幅灯として機能する。 |
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=== 2代目 X60型 1981-1984 セダン・ワゴン===
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== 2代目 X60系(1981年 - 1984年) == |
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[[ファイル:'81-'82 Toyota Cressida.jpg|thumb|200px|right|MX63クレシーダ・セダン(北米仕様)]] |
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[[ファイル:'81-'82 Toyota Cressida.jpg|thumb|200px|right|MX63クレシーダ・セダン(北米仕様)]] |
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[[ファイル:'83-'84 Toyota Cressida Wagon.JPG|thumb|200px|right|MX62クレシーダ・ワゴン(北米仕様)]] |
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[[ファイル:'83-'84 Toyota Cressida Wagon.JPG|thumb|200px|right|MX62クレシーダ・ワゴン(北米仕様)]] |
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2ドアハードトップが消滅し、セダンとワゴンのみとなった。また、東南アジア・オセアニア向けについては、同時期に販売されたチェイサーのフロントマスクを流用していた。エンジンは5M-E/5M-GE型 2.8Lを搭載。 |
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5M-E/5M-GE 2,800ccエンジンを搭載した。マークIIに存在したハードトップはクレシーダでは一旦消滅し(3代目で4ドアハードトップとして復活)、セダンとワゴンのみのモデルとなった。 |
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=== 3代目 X70型 1985-1988 セダン・ワゴン・ハードトップ===
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== 3代目 X70系(1985年 - 1988年) == |
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{{Infobox_自動車のスペック表 |
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{{Infobox_自動車のスペック表 |
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| 車種= 普通自動車 |
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| 車種= 普通自動車 |
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| 車名= 3代目クレシーダ |
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| 車名= トヨタ・クレシーダ(3代目) |
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| 車名補=YX7#/RX7#/GX7#/MX7#/LX7#型 |
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| 車名補=YX7#/RX7#/GX7#/MX7#/LX7#型 |
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| 1枚目画像の説明=MX73クレシーダ・セダン 北米仕様 |
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| 1枚目画像の説明=MX73クレシーダ・セダン 北米仕様 |
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| 3枚目画像の説明=1985 MX73クレシーダ内装(北米仕様) |
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| 3枚目画像の説明=1985 MX73クレシーダ内装(北米仕様) |
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| 3枚目画像名=Cressida 85 INTERIOR.png |
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| 3枚目画像名=Cressida 85 INTERIOR.png |
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| 製造国=[[日本]] [[トヨタ自動車]] 元町工場 |
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| 製造国=[[日本]] [[トヨタ自動車]] 元町工場<br />[[南アフリカ共和国]] TSAM<br />[[ジンバブエ]] WMI<br />[[オーストラリア]] AMI |
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| 販売期間=1985–1988<br />(一般諸国向け-1993年) |
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| 販売期間=1985–1988<br />(南アフリカ向け、一般諸国向け-1993年) |
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| 設計統括= |
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| 設計統括= |
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| デザイン= |
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| デザイン= |
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| 乗車定員=5名 |
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| 乗車定員=5名 |
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| ボディタイプ=4ドアセダン<br />4ドアハードトップ<br />5ドアステーションワゴン |
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| ボディタイプ=4ドアセダン<br />4ドアハードトップ<br />5ドアステーションワゴン |
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| エンジン=2Y:1,800cc (YX70)<br />21R:2,000cc (RX70)<br />2L:2,400cc (LX70)<br />1GE:2,000cc (GX71)<br />1G-G:2,000cc (GX71)<br />5M-E:2,800cc (MX72)<br />5M-GE:2,800cc (MX73/MX72)<br />22R:2,400cc (RX72)<br />3Y:2,000cc (YX72)<br />7M-GE:3,000cc (MX75) |
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| エンジン=2Y:1,800cc (YX70)<br />21R:2,000cc (RX70)<br />2L:2,400cc (LX70)<br />1G-E:2,000cc (GX71)<br />1G-G:2,000cc (GX71)<br />5M-E:2,800cc (MX72)<br />5M-GE:2,800cc (MX73/MX72)<br />22R:2,400cc (RX72)<br />3Y:2,000cc (YX72)<br />7M-GE:3,000cc (MX75) |
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| トランスミッション=5速マニュアルトランスミッション<br />4速オートマチックトランスミッション |
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| トランスミッション=5速マニュアルトランスミッション<br />4速オートマチックトランスミッション |
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| 駆動方式=フロントエンジンリアドライブ : [[後輪駆動|FR]] |
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| 駆動方式=フロントエンジンリアドライブ : [[後輪駆動|FR]] |
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| プラットフォーム= |
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| プラットフォーム= |
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ボディパネルは[[トヨタ・マークII #5 代目 X70 型(1984 年 - 1997 年)| 日本向けマークIIセダン]]をベースとし 、[[トヨタ・クレスタ|クレスタ]]のフロント 周りのパネルを 流用してい た。歴代のクレシーダの中で最も販売台数が多いモデルでもあった。 |
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* 北米仕様(セダン・ワゴン) |
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ボディパネル については 、[[トヨタ・マークII #5 代目 X70 型(1984 年 - 1997 年)| 日本国内向けマークIIセダン]]をベースとし[[トヨタ・クレスタ|クレスタ]]のフロント 周りのパネルを 流用していた。 |
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** 85年モデル: 4door-luxury Sedan ,5door-luxury wagonの2グレード 2.8リッターの5M-GEUが全モデルに搭載され、5速[[マニュアルトランスミッション]]もしくは4速[[オートマチックトランスミッション]]の設定から選択できた。5速マニュアルトランスミッションはW58、オートマチックトランスミッションはA43DE。<br />日本仕様にはないミラーヒーター、本革シート(セダン)やルーフラック(ワゴン)など独自の装備が設定される。<br />アメリカとカナダで5マイルバンパーや側面の灯火類など共通の項目が多いが、アメリカ仕様ではマイルを基準としたスピードメータ、オートマチックシートベルトを装備、カナダ仕様ではキロメーターを基準としたメータ、3点式のシートベルト、ヘッドライトウォッシャーが標準装備され各国の法規に合わせ若干仕様が異なっている。 <br />※アメリカではスポーツパッケージを選択することでヘッドライトウォッシャーの選択が可能。 |
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** 86年モデル: サードストップランプ、セキュリティ機能が追加される。ワゴンではサードストップランプの設定が追加されたことによりリアのワイパーワーム部分の長さを変更。 |
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** 87年モデル: エクステリアではグリルやヘッドライト、テールランプなどの意匠が変更される。インテリアについてもエアコンの操作パネルやサテライトスイッチなどが変更された。<br />4速オートマチックトランスミッションがA43DEからA340Eに変更。<br /> メーカーオプションで選択可能なスーパーモニター(日本仕様ではスーパーモニタリングディスプレイ)は86年モデルまで搭載されていた誕生日の日に曲が流れたりといったメロディ機能などは簡略化され87年モデルでは廃止。<br /> <small>※スーパーモニタリングディスプレイは時計、カレンダー、平均速度、燃料消費量、エンジンオイル交換時期などを知ることが出来る装置。</small> |
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** 88年モデル : ワゴン 廃止。セダンのみの 設定となる 。トランスミッションも4速ATのみの設定となった。 |
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* 欧州仕様 2.8i(セダン・ワゴン) GL、GLX、GLI(セダン)/KOMBI GL(ワゴン)の5グレード。エンジンは5M-GEU、5M-E(スイスのみ)、1G-GEU、2L-Tが搭載される。<br /> 欧州の法規に合わせサイドウィンカー、ワゴンのリアシートに3点式シートベルト、バックフォグ(KOMBIはバックドア埋め込み)、ヘッドライトウォッシャーが装着される。<br /> なお、欧州モデルのヘッドライトウォッシャーは北米仕様とは違い日本国内のチェイサー同様にノズル部分はバンパーに取り付けられたものとなっている。 |
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また、歴代のクレシーダの中でもっとも販売台数が多いモデルでもある。 |
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* オーストラリア仕様(セダン) |
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北米モデル、ヨーロッパモデルについてはセダン・ワゴンが存在し、[[中東]]および[[ガルフ]]諸国については、日本国内同様4ドアハードトップ・セダン・ワゴンが存在。またオーストラリア向けにはセダンモデルのみが存在した。 |
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** 前期型 GLX-iのみの1グレード。セダンのみの設定。エンジンは5M-E。 トランスミッションは4速ATの設定のみ。 |
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** 後期型 グリルやテールランプなどの意匠が変更される。GL、GLX-iの2グレード。搭載されるエンジンが5M-GEUに変更される。 |
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* 中東仕様(セダン・ハードトップ・ワゴン) GL、GLX、XL、GRANDE、GT、GTXの6グレード。エンジンは1G-E、21R、22R、5M-Eである。<br />意匠としての特徴は北米と同様の5マイルバンパー、ボンネットマスコットが全モデルに搭載される。<br /> ハードトップにはGTX2.8と書かれたサイドストライプ、セダン・ワゴンの初期モデルは日本国内のクレスタに採用された四灯式ヘッドライトが搭載されるが、85年以降は他の地域同様に2灯式ヘッドライトに改められる。<br />日本国内でもマークIIワゴン (GX70G) にクレスタ (GX71) の角型四灯式のフロントマスクを流用するといったカスタムが存在しているが、中東向けについては規格ヘッドライトの部品入手のしやすさから、実はこのカスタムと同様の組み合わせをメーカーで設定し販売されていた。 |
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3タイプのボディのうち4ドアセダンは 仕向け 地にもよるが 唯一サンルーフの 設定が 存在した。 |
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* 南アフリカ仕様(セダン・ワゴン) |
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北米ではセダン (MX73) は5速[[マニュアルトランスミッション]]もしくは4速[[オートマチックトランスミッション]]の設定から選択することが可能であり、ワゴン (MX72) は4速オートマチックトランスミッションのみの設定であった。 |
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** 85年-88年モデル 現地生産だったこともあり、独自のバリエーションが設定されている。<br /> 2.8iツインカム、2.8RSi、2.4GLE、2.4GL、2.4GL WAGON、GLi-6、1.8LSの7グレード。エンジンは5M-GEU、22R、1G-E、2Y。 2.8iツインカムでは本革シート、2.8RSiではボディ同色のシートベルトが組み合わされる。 |
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** 88-93年モデル 他の地域ではX80型にモデルチェンジされるが継続販売される。<br />3.0i、3.0GLS、GLi-6、2.4GL、2.4GLE、2.0GS、2.0GSEの7グレード。2.4GL、2.4GLEにはセダンとワゴンの設定がある。&br;エンジンは7M-GE、1G-FE、22R、3Y。 A70スープラ、Z20ソアラなどに搭載された7M-GE搭載の車両(型式:MX75)は南アフリカのみの設定であり、他の地域では存在しない。 |
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* 一般輸出仕様(セダン・ワゴン) GL、GLX-i、GLX、XLの4グレード。<br />エンジンは仕向け地によるが、5M-GEU、5M-E、22R、21R、1G-E、2L。ワゴンはXLのみの設定。<br />短いバンパーや、横長タイプのナンバーに対応させたセンターガーニッシュが省略されたリア周りなど、全体的には欧州や豪州の仕様に近い外観であるが、サイドウィンカーなどが省略される。 |
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また1987年モデル にてワゴン は廃止され、セダンのみの 設定となる。 |
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3タイプのボディのうち4ドアセダンは 仕向け 地にもよるが 唯一サンルーフの 設定が 存在した。 |
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北米向けなどでは1989年からX80系にバトンタッチするが、一般諸国向けに関してはセダンボディ・ワゴンボディ共に1993年まで生産が継続され、X70系の最終モデルには南アフリカ向けの設定として[[トヨタ・スープラ|スープラ]]などに搭載される7M-GEU型エンジンを搭載したモデルが存在する。 |
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日本国内では[[トヨタ・マークII|マークII]]ワゴン (GX70G) に[[トヨタ・クレスタ|クレスタ]] (GX71) の角型四灯式のフロントマスクを流用するといった[[カスタム]]が存在しているが、中東向けについては規格[[ヘッドライト]]の部品入手のしやすさから、この[[カスタム]]と同様の組み合わせを[[メーカー]]で設定し販売していた。 |
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=== 4代目 X80型 1989-1992 セダン===
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== 4代目 X80系(1989年 - 1992年)== |
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[[ファイル:4th-Toyota-Cressida.jpg|thumb|200px|right|MX83クレシーダ]] |
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[[ファイル:4th-Toyota-Cressida.jpg|thumb|200px|right|MX83クレシーダ]] |
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[[ファイル:91-92 Toyota Cressida.jpg|thumb|250px|right|後期型]] |
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[[ファイル:91-92 Toyota Cressida.jpg|thumb|250px|right|後期型]] |
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7M-GE 3,000ccエンジンを搭載した。ワゴン・ハードトップが消滅し、セダンのみのモデルとなった。また、このモデルを最後に消滅。 |
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7M-GE 3.0Lエンジンを搭載した。ワゴン・ハードトップが消滅し、セダンのみとなった。このモデルを最後にクレシーダは廃止され、[[トヨタ・アバロン|アバロン]]が間接的な後継となった。 |
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== 脚注 == |
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== 関連事項 == |
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== 関連事項 == |
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* [[トヨタ・マークII]] |
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* [[トヨタ・マークII]] |
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* [[トヨタ・クレスタ]] |
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* [[トヨタ・M型エンジン]] |
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[[Category:トヨタの車種|くれした]] |
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[[Category:セダン]] |
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クレシーダ(Cressida、英発音"クレシダ" )は、トヨタ自動車で生産されていたセダンタイプまたはワゴンタイプの中型乗用車(Dセグメント)。マークII・クレスタの海外仕様車にあたる。
概要
生産は日本のみならずジンバブエ、南アフリカ[1]、インドネシアでも行われ、アメリカ合衆国を中心とした各国へと輸出されていた。生産期間は1976年[2]
から1992年で、4代にわたって製造された。
セダンは歴代のマークIIの最大排気量モデル(2.6L、2.8L、3.0L)から構成され、当時のアメリカ市場におけるトヨタブランドの最高級車として販売されていた。初代にはセダン・ワゴンのほかに2ドアハードトップが設定され、3代目はセダン・ワゴンのほかに4ドアハードトップが設定された。
生産終了後、直系の後継車はリリースされず、アバロンが市場を引き継いだ。
初代 RX/MX30系(1976年 - 1980年)
この代のみ2ドアハードトップ(クーペ)が存在し、ヨーロッパなどに輸出されていたが、北米仕様には設定されておらずセダンとワゴンのみ、カナダはセダンのみであった。北米、カナダ、オーストラリア等には4M型6気筒2.6Lエンジンが、その他の地域には18R型4気筒2.0Lエンジンが搭載されていた。
グリルとヘッドライトの間にあるランプは、北米仕様車についてはポジション・ランプ(英語版)兼方向指示器として、その他の国向けには、日本仕様のX30/40型マークII同様に車幅灯として機能する。
2代目 X60系(1981年 - 1984年)
2ドアハードトップが消滅し、セダンとワゴンのみとなった。また、東南アジア・オセアニア向けについては、同時期に販売されたチェイサーのフロントマスクを流用していた。エンジンは5M-E/5M-GE型 2.8Lを搭載。
3代目 X70系(1985年 - 1988年)
トヨタ・クレシーダ(3代目) YX7#/RX7#/GX7#/MX7#/LX7#型 |
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MX73クレシーダ・セダン 北米仕様 |
MX73クレシーダ・セダン オーストラリア仕様 |
1985 MX73クレシーダ内装(北米仕様) |
概要 |
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製造国 |
日本 トヨタ自動車 元町工場 南アフリカ共和国 TSAM ジンバブエ WMI オーストラリア AMI |
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販売期間 |
1985–1988 (南アフリカ向け、一般諸国向け-1993年) |
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ボディ |
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乗車定員 |
5名 |
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ボディタイプ |
4ドアセダン 4ドアハードトップ 5ドアステーションワゴン |
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駆動方式 |
フロントエンジンリアドライブ : FR |
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パワートレイン |
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エンジン |
2Y:1,800cc (YX70) 21R:2,000cc (RX70) 2L:2,400cc (LX70) 1G-E:2,000cc (GX71) 1G-G:2,000cc (GX71) 5M-E:2,800cc (MX72) 5M-GE:2,800cc (MX73/MX72) 22R:2,400cc (RX72) 3Y:2,000cc (YX72) 7M-GE:3,000cc (MX75) |
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変速機 |
5速マニュアルトランスミッション 4速オートマチックトランスミッション |
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前 |
前:マクファーソン・ストラット式 後:セミトレーリングアーム式(セダン)/4リンク(ワゴン) |
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後 |
前:マクファーソン・ストラット式 後:セミトレーリングアーム式(セダン)/4リンク(ワゴン) |
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車両寸法 |
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ホイールベース |
2,654mm |
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全長 |
4,775mm (1985–1986) 4,770mm (1987-1988) |
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全幅 |
1,689mm |
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全高 |
1,372mm (1985–1986) 1,374mm (1987-1988) |
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車両重量 |
1,458kg |
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テンプレートを表示 |
ボディパネルは日本向けマークIIセダンをベースとし、クレスタのフロント周りのパネルを流用していた。歴代のクレシーダの中で最も販売台数が多いモデルでもあった。
- 北米仕様(セダン・ワゴン)
- 85年モデル: 4door-luxury Sedan ,5door-luxury wagonの2グレード 2.8リッターの5M-GEUが全モデルに搭載され、5速マニュアルトランスミッションもしくは4速オートマチックトランスミッションの設定から選択できた。5速マニュアルトランスミッションはW58、オートマチックトランスミッションはA43DE。
日本仕様にはないミラーヒーター、本革シート(セダン)やルーフラック(ワゴン)など独自の装備が設定される。
アメリカとカナダで5マイルバンパーや側面の灯火類など共通の項目が多いが、アメリカ仕様ではマイルを基準としたスピードメータ、オートマチックシートベルトを装備、カナダ仕様ではキロメーターを基準としたメータ、3点式のシートベルト、ヘッドライトウォッシャーが標準装備され各国の法規に合わせ若干仕様が異なっている。
※アメリカではスポーツパッケージを選択することでヘッドライトウォッシャーの選択が可能。
- 86年モデル: サードストップランプ、セキュリティ機能が追加される。ワゴンではサードストップランプの設定が追加されたことによりリアのワイパーワーム部分の長さを変更。
- 87年モデル: エクステリアではグリルやヘッドライト、テールランプなどの意匠が変更される。インテリアについてもエアコンの操作パネルやサテライトスイッチなどが変更された。
4速オートマチックトランスミッションがA43DEからA340Eに変更。
メーカーオプションで選択可能なスーパーモニター(日本仕様ではスーパーモニタリングディスプレイ)は86年モデルまで搭載されていた誕生日の日に曲が流れたりといったメロディ機能などは簡略化され87年モデルでは廃止。
※スーパーモニタリングディスプレイは時計、カレンダー、平均速度、燃料消費量、エンジンオイル交換時期などを知ることが出来る装置。
- 88年モデル: ワゴン廃止。セダンのみの設定となる。トランスミッションも4速ATのみの設定となった。
- 欧州仕様 2.8i(セダン・ワゴン) GL、GLX、GLI(セダン)/KOMBI GL(ワゴン)の5グレード。エンジンは5M-GEU、5M-E(スイスのみ)、1G-GEU、2L-Tが搭載される。
欧州の法規に合わせサイドウィンカー、ワゴンのリアシートに3点式シートベルト、バックフォグ(KOMBIはバックドア埋め込み)、ヘッドライトウォッシャーが装着される。
なお、欧州モデルのヘッドライトウォッシャーは北米仕様とは違い日本国内のチェイサー同様にノズル部分はバンパーに取り付けられたものとなっている。
- オーストラリア仕様(セダン)
- 前期型 GLX-iのみの1グレード。セダンのみの設定。エンジンは5M-E。 トランスミッションは4速ATの設定のみ。
- 後期型 グリルやテールランプなどの意匠が変更される。GL、GLX-iの2グレード。搭載されるエンジンが5M-GEUに変更される。
- 中東仕様(セダン・ハードトップ・ワゴン) GL、GLX、XL、GRANDE、GT、GTXの6グレード。エンジンは1G-E、21R、22R、5M-Eである。
意匠としての特徴は北米と同様の5マイルバンパー、ボンネットマスコットが全モデルに搭載される。
ハードトップにはGTX2.8と書かれたサイドストライプ、セダン・ワゴンの初期モデルは日本国内のクレスタに採用された四灯式ヘッドライトが搭載されるが、85年以降は他の地域同様に2灯式ヘッドライトに改められる。
日本国内でもマークIIワゴン (GX70G) にクレスタ (GX71) の角型四灯式のフロントマスクを流用するといったカスタムが存在しているが、中東向けについては規格ヘッドライトの部品入手のしやすさから、実はこのカスタムと同様の組み合わせをメーカーで設定し販売されていた。
- 南アフリカ仕様(セダン・ワゴン)
- 85年-88年モデル 現地生産だったこともあり、独自のバリエーションが設定されている。
2.8iツインカム、2.8RSi、2.4GLE、2.4GL、2.4GL WAGON、GLi-6、1.8LSの7グレード。エンジンは5M-GEU、22R、1G-E、2Y。 2.8iツインカムでは本革シート、2.8RSiではボディ同色のシートベルトが組み合わされる。
- 88-93年モデル 他の地域ではX80型にモデルチェンジされるが継続販売される。
3.0i、3.0GLS、GLi-6、2.4GL、2.4GLE、2.0GS、2.0GSEの7グレード。2.4GL、2.4GLEにはセダンとワゴンの設定がある。&br;エンジンは7M-GE、1G-FE、22R、3Y。 A70スープラ、Z20ソアラなどに搭載された7M-GE搭載の車両(型式:MX75)は南アフリカのみの設定であり、他の地域では存在しない。
- 一般輸出仕様(セダン・ワゴン) GL、GLX-i、GLX、XLの4グレード。
エンジンは仕向け地によるが、5M-GEU、5M-E、22R、21R、1G-E、2L。ワゴンはXLのみの設定。
短いバンパーや、横長タイプのナンバーに対応させたセンターガーニッシュが省略されたリア周りなど、全体的には欧州や豪州の仕様に近い外観であるが、サイドウィンカーなどが省略される。
3タイプのボディのうち4ドアセダンは仕向け地にもよるが唯一サンルーフの設定が存在した。
4代目 X80系(1989年 - 1992年)
7M-GE 3.0Lエンジンを搭載した。ワゴン・ハードトップが消滅し、セダンのみとなった。このモデルを最後にクレシーダは廃止され、アバロンが間接的な後継となった。
販売台数
モデルイヤー
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北米 販売台数
|
1977
|
2,526[3]
|
1978
|
12,484
|
1979
|
11,910
|
1980
|
11,627
|
1981
|
29,583
|
1982
|
37,448
|
1983
|
39,755
|
1984
|
34,456
|
1985
|
45,286
|
1986
|
42,180
|
1987
|
21,968
|
1988
|
14,035
|
1989
|
23,785
|
1990
|
12,710
|
1991
|
9,415
|
1992
|
3,528
|
1993
|
322
|
1994
|
5
|
1995
|
2
|
Total
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318,596
|
脚注
関連事項