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|選挙制度 = 両院議員総会による選出 |
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|公示日 = 2010年8月27日 |
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|公示日 = 2011年8月27日 |
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|有権者数 = 衆議院議員 292票<br />参議院議員 106票<br />'''合計 398票''' |
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|有権者数 = 衆議院議員 292票<br />参議院議員 106票<br />'''合計 398票''' |
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2020年9月16日 (水) 07:30時点における版
2011年民主党代表選挙
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a6/Democratic_Party_of_Japan_Logo.svg/50px-Democratic_Party_of_Japan_Logo.svg.png)
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公示日
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2011年8月27日
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選挙制度
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両院議員総会による選出
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有権者数
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衆議院議員 292票 参議院議員 106票 合計 398票
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2011年民主党代表選挙(2011ねんみんしゅとうだいひょうせんきょ)は、2011年8月26日に辞任を表明した菅直人代表の後任を選出するため、2011年8月29日に実施された民主党代表選挙である。野田佳彦が選出された。
概説
2010年(平成22年)9月に民主党代表に選出された菅直人の後任を選出する選挙である。任期は、菅代表の残り任期の2012年9月末まで。
党代表選挙は8月27日に告示・立候補受付が行われ、8月29日11時から両院議員総会が開催・投開票が行われた。時間的制約の事由から投票権は党の国会議員のみに認められ、前々回の選挙と同様、一般党員やサポーターの参加はなかった。民主党の国会議員は投票当日時点で407人(党籍を離脱している衆議院議長及び参議院議長を含む)であり、小沢一郎ら党員資格停止中の9人[1]は投票権がなく、398票の投票権のある国会議員のうち、当日棄権した横路孝弘衆議院議長・西岡武夫参議院議長・松本龍前防災担当大臣を除く395票で争われた[2]。
事前説明会には9人の議員が出席[3][4]したが、最終的に、前原誠司前外務大臣、馬淵澄夫前国土交通大臣、海江田万里経済産業大臣、野田佳彦財務大臣、鹿野道彦農林水産大臣の5人が立候補した。5人の立候補は、民主党結党以来の代表選挙としては最多である[5]。1回目の投票で有効投票数の過半数を獲得した人がいなかったため、上位2人(海江田万里・野田佳彦)による決選投票が行われ、野田佳彦が当選した。
選挙に至る経緯
2010年9月に代表に再選された菅直人であったが、ねじれ国会の運営に苦しめられ、11月には仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通大臣の問責決議が相次いで可決された。また政治とカネの問題も振り払えず、党内から倒閣運動(菅おろし)が起こった。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震への対応のため、一時的に倒閣運動は下火となるが、対応の遅れやまずさに、小沢一郎元党代表を中心としたグループはやがて再び退陣を公然と要求した。6月には野党自由民主党と公明党により内閣不信任決議案が提出され、これに小沢グループなど与党からも賛成を表明する議員が続出した。造反による可決も囁かれたが、採決直前に菅が震災対応に一定の目処がついた時点で若い世代にバトンを渡すと表明し、これが事実上の退陣表明と受け止められ、造反は沈静化、不信任決議案は否決された。
しかしその後も、菅は総理を退こうとせず、反主流派だけでなく執行部内からも退陣を求める声が出始める。8月下旬に退陣のための3条件としていた第二次補正予算、公債特例法、再生可能エネルギー特別措置法が成立し、8月26日に正式に退任を表明した[6]。これに伴い代表選挙が行われることとなった。
党代表選データ
日程
- 8月25日 - 党代表選挙事前説明会[7]
- 8月26日 - 両院議員総会が開かれ、菅直人代表が正式に辞意を表明し、了承。8月27日告示・立候補受付とし、29日11時から両院議員総会を開催し新代表を選出することが了承される。第2回代表選挙事前説明会が開催され、受け付け順の抽選が行われ、小沢鋭仁、前原誠司、馬淵澄夫、海江田万里、野田佳彦、鹿野道彦の順となる[8]。
- 8月27日 - 9時に告示され、10時30分の締め切りまでに前原誠司、馬淵澄夫、海江田万里、野田佳彦、鹿野道彦が立候補の届出を行った。14時から、日本記者クラブ主催の共同記者会見[9]が行われた。
- 8月28日 - 党主催候補者討論会
- 8月29日 - 両院議員総会(投開票)
立候補者
党中央代表選挙管理委員会
選挙人
選挙人
種別 |
人数
|
衆議院議員
|
292人
|
参議院議員
|
106人
|
合計
|
398人
|
推薦人一覧
立候補には推薦人20人が必要である。名簿は民主党によるウェブサイトにて公開されている候補者紹介のPDFファイルを参照されたい[1]。
選挙の結果
1回目
投票結果
前原誠司 |
馬淵澄夫 |
海江田万里 |
野田佳彦 |
鹿野道彦
|
74 |
24 |
143 |
102 |
52
|
決選投票
投票結果
海江田万里 |
野田佳彦
|
177 |
215
|
- 有効投票数 392票 無効3票
選挙戦における争点
争点となった項目は以下の通り[10]。
その他
代表選挙の模様はUstreamで放送されたが、接続したユニークユーザーは57万人を数え過去最大となり[11]、選挙への関心の高さが示された。
脚注
関連項目
外部リンク