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小沼おぬままこと」のはんあいだ差分さぶん

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2023ねん2がつ21にち (火) 12:11時点じてんにおけるはん

小沼おぬま まこと
(おぬま たん)
165x
1954ねん昭和しょうわ29ねん
誕生たんじょう 小沼おぬま すくい(おぬま はじめ)
1918ねん9月9にち
東京とうきょう東京とうきょう
死没しぼつ (1996-11-08) 1996ねん11月8にち(78さいぼつ
職業しょくぎょう 小説しょうせつ大学だいがく教授きょうじゅ
言語げんご 日本語にほんご
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
教育きょういく 学士がくし文学ぶんがく
最終さいしゅう学歴がくれき 早稲田大学わせだだいがく英文えいぶん
活動かつどう期間きかん 1939ねん - 1996ねん
ジャンル 小説しょうせつ随筆ずいひつ評論ひょうろん
文学ぶんがく活動かつどう だいさん新人しんじん
代表だいひょうさくむらのエトランジェ』(1954ねん
懐中時計かいちゅうどけい』(1969ねん
椋鳥むくどり日記にっき』(1974ねん
ちいさな手袋てぶくろ』(1976ねん
おも受賞じゅしょうれき 読売よみうり文学ぶんがくしょう(1970ねん
平林ひらばやしたい文学ぶんがくしょう(1975ねん
デビューさく千曲川ちくまがわさと』(1939ねん
ウィキポータル 文学ぶんがく
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小沼おぬま まこと(おぬま たん、1918ねん大正たいしょう7ねん9月9にち - 1996ねん平成へいせい8ねん11月8にち)は、日本にっぽん小説しょうせつ英文えいぶん学者がくしゃ本名ほんみょう小沼おぬま すくい(おぬま はじめ)。日本にっぽん芸術げいじゅついん会員かいいん

大寺おおてらさんもの」など、日常にちじょう題材だいざいとした小説しょうせつのほか、随筆ずいひつ名手めいしゅとしてもられる。また、英文えいぶん学者がくしゃとしてもられており、早稲田大学わせだだいがくでは文学部ぶんがくぶ教授きょうじゅとして教鞭きょうべんった。

経歴けいれき

東京とうきょう東京とうきょう下谷しもたに下谷しもたにまちちち邁(すぐれ)、ははなみだ(るいこ)の長男ちょうなんとしてまれる。明治めいじ学院がくいん中学ちゅうがく高等こうとう学部がくぶ英文えいぶんて、1942ねん昭和しょうわ17ねん)に、早稲田大学わせだだいがく文学部ぶんがくぶ英文えいぶん卒業そつぎょうした。後年こうねん、1958ねん昭和しょうわ33ねん)から、母校ぼこう早稲田大学わせだだいがく文学部ぶんがくぶ教授きょうじゅつとめている。

明治めいじ学院がくいん在学ざいがくちゅうの1939ねん昭和しょうわ14ねん)に『千曲川ちくまがわさと』を発表はっぴょうどう小説しょうせつ掲載けいさい井伏いぶせ鱒二ますじ寄贈きぞうのち訪問ほうもんし、あおいだ。おたがいの晩年ばんねんに、交流こうりゅう著書ちょしょ清水しみずまち先生せんせい』にまとめている。

えい文学ぶんがく研究けんきゅうのかたわら小説しょうせついてゆき、1954ねん昭和しょうわ29ねん)に『むらのエトランジェ』が評価ひょうかされ、翌年よくねんには『しろ孔雀くじゃくのいるホテル』で芥川賞あくたがわしょう候補こうほとなった。1969ねん昭和しょうわ44ねん)『懐中時計かいちゅうどけい』で読売よみうり文学ぶんがくしょう受賞じゅしょう、1974ねん昭和しょうわ50ねん)『椋鳥むくどり日記にっき』で平林ひらばやしたい文学ぶんがくしょう受賞じゅしょう。1989ねん平成へいせい元年がんねん日本にっぽん芸術げいじゅついん会員かいいん。1992ねん平成へいせい4ねんくんさんとう旭日きょくじつちゅう綬章じゅしょう受章じゅしょう[1]

1996ねん平成へいせい8ねん)11月8にち肺炎はいえんのため78さい死去しきょ

著書ちょしょ

  • むらのエトランジェ』 みすず書房しょぼう、1954ねん
  • しろ孔雀くじゃくのいるホテル』 河出かわで書房しょぼう、1955ねん
  • くろいハンカチ』 三笠みかさ書房しょぼう、1958ねん
  • ふうひかおか集団しゅうだんがたほし、1968ねん
  • 懐中時計かいちゅうどけい講談社こうだんしゃ、1969ねん
  • 不思議ふしぎなソオダすい三笠みかさ書房しょぼう、1970ねん
  • 汽船きせんあお書房しょぼう、1971ねん
  • 銀色ぎんいろすず講談社こうだんしゃ、1971ねん
  • 更紗さらさ』 あすなろしゃ、1972ねん
  • 椋鳥むくどり日記にっき河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1974ねん
  • わら屋根やね河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1975ねん
  • ちいさな手袋てぶくろ小沢おざわ書店しょてん、1976ねん
  • 木菟みみずく燈籠どうろう講談社こうだんしゃ、1978ねん
  • 山鳩やまばと河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1980ねん
  • 緑色みどりいろのバス』 構想こうそうしゃ、1984ねん
  • 埴輪はにわうま講談社こうだんしゃ、1986ねん
  • 清水しみずまち先生せんせい井伏いぶせ鱒二ますじのこと』 筑摩書房ちくましょぼう、1992ねん
  • 珈琲こーひーき』 みすず書房しょぼう、1994ねん
  • 福壽草ふくじゅそう』 みすず書房しょぼう、1998ねん
  • ふうひかおか未知みちだに、2004ねん
  • くろしろねこ未知みちだに、2005ねん

著作ちょさくしゅう

  • 小沼おぬままこと作品さくひんしゅう小沢おざわ書店しょてんぜん5かん)、1979ねん-1980ねん
  • ちいさな手袋てぶくろ珈琲こーひーき』 みすず書房しょぼう大人おとな本棚ほんだな〉、2002ねん新装しんそうばん2022ねん庄野しょうのじゅんさんへん
  • 小沼おぬままこと全集ぜんしゅう未知みちだにぜん4かんまき)、2004ねん-2005ねん
    1・2・3かん創作そうさく、4かん随筆ずいひつ詳細しょうさい年譜ねんぷまき翻訳ほんやく未刊みかん作品さくひん
    監修かんしゅう庄野しょうのじゅんさん三浦みうら哲郎てつろう吉岡よしおか達夫たつお
  • 春風しゅんぷうコンビお手柄てがらちょう 刊行かんこう少年しょうねん少女しょうじょ小説しょうせつしゅう 推理すいりへんまぼろしおどけ書房しょぼう、2018ねん北村きたむらかおる解説かいせつ
  • 『おがみ詩人しじん 刊行かんこう少年しょうねん少女しょうじょ小説しょうせつしゅう 青春せいしゅんへんまぼろしおどけ書房しょぼう、2018ねん佐々木ささきあつし解説かいせつ
  • 不思議ふしぎなシマまぼろしおどけ書房しょぼう、2018ねん娯楽ごらくちゅう短篇たんぺんしゅうぜん5へんかく全集ぜんしゅう収録しゅうろく作品さくひんしゅう
  • 『ミス・ダニエルズの追想ついそうまぼろしおどけ書房しょぼう、2018ねん随筆ずいひつしゅう
  • 井伏いぶせさんの将棋しょうぎまぼろしおどけ書房しょぼう、2018ねん随筆ずいひつしゅう
  • 『ゴンゾオ叔父おじまぼろしおどけ書房しょぼう、2018ねん初期しょき短篇たんぺんしゅう

文庫ぶんこ作品さくひんしゅう

  • 懐中時計かいちゅうどけい講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、1991ねん
  • ちいさな手袋てぶくろ講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、1994ねん
  • 清水しみずまち先生せんせいちくま文庫ぶんこ、1997ねん
  • 埴輪はにわうま講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、1999ねん
  • 椋鳥むくどり日記にっき講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2000ねん
  • くろいハンカチ』 つくもと推理すいり文庫ぶんこ、2003ねん
  • むらのエトランジェ』 講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2009ねん 
  • 銀色ぎんいろすず講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2010ねん  
  • 更紗さらさ講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2012ねん
  • 珈琲こーひーき』 講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2014ねん 
  • 木菟みみずく燈籠どうろう講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2016ねん
  • わら屋根やね講談社こうだんしゃ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、2017ねん 
  • ふるいえ 小沼おぬままこと推理すいり短篇たんぺんしゅう中公ちゅうこう文庫ぶんこ、2022ねん

翻訳ほんやく

脚注きゃくちゅう

  1. ^ 「92ねんあき叙勲じょくんくんさんとう以上いじょうおよび在外ざいがい邦人ほうじん帰化きか邦人ほうじん外国がいこくじん受章じゅしょうしゃ」『読売新聞よみうりしんぶん』1992ねん11月3にち朝刊ちょうかん