佐喜眞淳

日本にっぽんの政治せいじ家か 佐さ喜き眞ま 淳あつし さきま あつし
2013年ねん6月がつ26日にち撮影さつえい
生年月日せいねんがっぴ	(1964-08-09) 1964年ねん8月がつ9日にち（59歳さい）
出生しゅっしょう地ち	沖縄おきなわ、宜野湾ぎのわん市し
出身しゅっしん校こう	千葉商科大学ちばしょうかだいがく商しょう経学けいがく部ぶ
前ぜん職しょく	沖縄おきなわ県けん宜野湾ぎのわん市長しちょう
所属しょぞく政党せいとう	（自由民主党じゆうみんしゅとう→） 無所属むしょぞく
親族しんぞく	父ちち・佐さ喜き眞しん博はく（宜野湾ぎのわん市議会しぎかい議員ぎいん）
公式こうしきサイト	サキマ淳じゅん公式こうしきウェブサイト
第だい16・17代だい 沖縄おきなわ県けん宜野湾ぎのわん市長しちょう
当選とうせん回数かいすう	2回かい
在任ざいにん期間きかん	2012年ねん2月がつ13日にち - 2018年ねん8月がつ18日にち
沖縄おきなわ県議会けんぎかい議員ぎいん
選挙せんきょ区く	宜野湾ぎのわん市し選挙せんきょ区く
当選とうせん回数かいすう	2回かい
在任ざいにん期間きかん	2006年ねん - 2012年ねん
宜野湾ぎのわん市議会しぎかい議員ぎいん
当選とうせん回数かいすう	2回かい
在任ざいにん期間きかん	2001年ねん - 2006年ねん

佐さ喜き眞ま 淳あつし（さきま あつし、1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）8月がつ9日にち - ）は、日本にっぽんの政治せいじ家か。元もと沖縄おきなわ県けん宜野湾ぎのわん市長しちょう（第だい16、17代だい）、元もと沖縄おきなわ県議会けんぎかい議員ぎいん（2期き）、元もと宜野湾ぎのわん市議会しぎかい議員ぎいん（2期き）。

来歴らいれき

沖縄おきなわ（米国べいこく統治とうち時代じだい）の宜野湾ぎのわん市し生うまれ。父親ちちおやは宜野湾ぎのわん市議会しぎかい議員ぎいんを務つとめた佐さ喜き眞しん博はく。沖縄おきなわ県立けんりつ普天間ふてんま高等こうとう学校がっこう、千葉商科大学ちばしょうかだいがく商しょう経学けいがく部ぶ経営けいえい学科がっか卒業そつぎょう。大学だいがく卒業そつぎょう後ご、フランスに留学りゅうがくし、8年間ねんかん滞在たいざいした。フランスでは空手からての指導しどうなどをした。日本にっぽんに帰国きこく後ご、自由民主党じゆうみんしゅとうに入党にゅうとう。1997年ねんより旅行りょこう会社かいしゃに勤務きんむ。

2001年ねん、父親ちちおやの佐さ喜き眞しん博はくが宜野湾ぎのわん市議会しぎかいの議長ぎちょう在職ざいしょく時じにくも膜まく下か出血しゅっけつで倒たおれ、死去しきょ。同年どうねんに行おこなわれた補欠ほけつ選挙せんきょに父親ちちおやの後継こうけいとして立候補りっこうほし、初はつ当選とうせんした。2005年ねんに再選さいせん。2006年ねん、沖縄おきなわ県議会けんぎかい議員ぎいん選挙せんきょに宜野湾ぎのわん市し選挙せんきょ区くから立候補りっこうほし、初はつ当選とうせん。2010年ねんに再選さいせん。

2011年ねん12月28日にち、宜野湾ぎのわん市長しちょうの安里あさと猛たけしが健康けんこう上じょうの理由りゆうにより辞職じしょく。安里あさとの辞職じしょくに伴ともない2012年ねん2月がつ12日にちに行おこなわれた宜野湾ぎのわん市長しちょう選挙せんきょに自民じみん・公明こうめい・新党しんとう改革かいかく3党とうの推薦すいせんを受うけ、立候補りっこうほ。安里あさとの前任ぜんにん者しゃで、社民しゃみん・共産きょうさん・沖縄おきなわ社会しゃかい大衆たいしゅう3党とうが推薦すいせんする伊波いは洋一よういちを900票ひょうの僅差きんさで破やぶり、初はつ当選とうせんした。

2015年ねん9月、翌年よくねんの宜野湾ぎのわん市長しちょう選挙せんきょに再選さいせんを目指めざし、出馬しゅつばする意向いこうを表明ひょうめい。前回ぜんかいに引ひき続つづき自民じみん・公明こうめい両りょう党とうの推薦すいせんを受うけたほか、舛添ますぞえ要一よういち東京とうきょう都知事とちじの支援しえんも受うけ、相手あいて候補こうほを約やく6千せん票ひょうの大差たいさで破やぶり、再選さいせんされた。

2018年ねん6月5日にちに任期にんき満了まんりょうに伴ともなう、11月の沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょに佐さ喜き真しんを擁立ようりつすることを自民党じみんとう沖縄おきなわ県連けんれんが決定けってい。翁長おなが知事ちじの死去しきょに伴ともない選挙せんきょが9月に前倒まえだおしされたことを受うけ、8月がつ14日にちに辞表じひょうを提出ていしゅつした上うえで知事ちじ選せんへの立候補りっこうほを正式せいしき表明ひょうめいした。同年どうねん9月30日にち執行しっこうの知事ちじ選せんにおいて元もと衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの玉城たまきデニーに敗やぶれ、落選らくせん。

2022年ねん沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょ

2022年ねん5月28日にち、自民党じみんとう沖縄おきなわ県連けんれんは任期にんき満了まんりょうに伴ともなう、9月11日にち投開票とうかいひょうの沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょに佐さ喜き真しんを擁立ようりつすることを決きめた。

現職げんしょくの玉城たまきデニーと佐さ喜き眞しんの一騎打いっきうちとみられていたが、同年どうねん7月がつ13日にち、元もと衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの下地しもじ幹郎みきおが立候補りっこうほする意向いこうを表明ひょうめい。下地したじの支持しじ基盤きばんは保守ほしゅ層そうであり、保守ほしゅ分裂ぶんれつの構図こうずが生うまれた。7月27日にち、佐さ喜き眞しんは、台湾たいわんで開ひらかれた世界せかい平和へいわ統一とういつ家庭かてい連合れんごう（旧きゅう統一教会とういつきょうかい）の合同ごうどう結婚式けっこんしきに参加さんかしたことに関かんし、「旧きゅう統一とういつ教会きょうかいだという認識にんしきはなかった」「誤解ごかいを招まねくような経緯けいいがあったことについては深ふかく反省はんせいしている」との声明せいめいを発表はっぴょうした。

詳細しょうさいは「#統一教会とういつきょうかいとの関係かんけい」を参照さんしょう

佐さ喜き眞しんの陣営じんえいは、7月がつ10日とおか実施じっしの参院さんいん選せんの沖縄おきなわ県けん選挙せんきょ区くで「オール沖縄おきなわ」勢力せいりょくの現職げんしょくの伊波いは洋一よういちに2888票ひょうの票ひょう差さまで肉薄にくはくした元もと総務そうむ官僚かんりょうの古謝こじゃ玄げん太ふとしに目めを付つけた。同年どうねん8月がつ5日にち、佐さ喜き眞しんは正式せいしきに出馬しゅつば表明ひょうめい。翌よく8月がつ6日にち、自民党じみんとう県連けんれんは地元じもと2紙しに「チームサキマ始動しどう」と題だいしたカラーの全面広告ぜんめんこうこくを掲載けいさい。おそろいの水色みずいろのポロシャツを着きた佐さ喜き眞しんと古謝こじゃをそれぞれチームの「隊長たいちょう」「副ふく隊長たいちょう」とし、当選とうせん後ごは古こ謝しゃが副ふく知事ちじとして佐さ喜き眞しんを支ささえるというイメージ戦略せんりゃくを打うち立たてた。8月18日にち、古謝こじゃが参院さんいん選せんの際さい、統一教会とういつきょうかいの2つの関連かんれん団体だんたい「世界せかい平和へいわ連合れんごう沖縄おきなわ県けん連合れんごう会かい」と「沖縄おきなわ県けん平和へいわ大使たいし協議きょうぎ会かい」から推薦すいせんを受うけていたことがメディアで報ほうじられた。

同年どうねん8月がつ22日にち、沖縄おきなわセルラースタジアム那覇なはで総そう決起けっき大会たいかいを開催かいさい。スタジアムの内野ないや席せきに支持しじ者しゃら1万まん人にん（主催しゅさい者しゃ発表はっぴょう）が結集けっしゅうした。東京とうきょうからは自民党じみんとうの茂木もき敏さとし充たかし幹事かんじ長ちょうや公明党こうめいとうの高木たかぎ陽介ようすけ選対せんたい委員いいん長ちょうらが駆かけ付つけた。日本にっぽん商工しょうこう連盟れんめい那覇なは地区ちくの石嶺いしみね伝一郎でんいちろう代表だいひょう世話人せわにんは「県けん経済けいざいは危機きき的てき状況じょうきょうにあると言いっても過言かごんではない。佐さ喜き眞ま淳あつしさんのような強つよいリーダーシップがあり、国くにとも太ふといパイプを持もつ知事ちじが必要ひつようだ」と訴うったえた。観光かんこう関連かんれん事業じぎょう者しゃが主体しゅたいとなる「これまでの沖縄おきなわ県けんの自粛じしゅく要請ようせいに伴ともなう観光かんこう事業じぎょう者しゃへの協力きょうりょく金きん支給しきゅうを実現じつげんさせる会かい」の金城きんじょう仁ひとし会長かいちょうは「現げん知事ちじは『誰だれも取とり残のこさない』と言いっているが、観光かんこう業界ぎょうかいは取とり残のこされている。我々われわれは県政けんせいに絶望ぜつぼうを感かんじている」と訴うったえた。

同年どうねん8月がつ25日にち、知事ちじ選せんが公示こうじ。佐さ喜き眞しんは出陣しゅつじん式しきで「旧きゅう統一とういつ教会きょうかい関連かんれんとの一切いっさいの関係かんけいを、今後こんご行おこなわない、断たつということをお約束やくそくする」と明言めいげんした。しかし取材しゅざいに対たいしては冷淡れいたんで、沖縄おきなわ入いりしたTBS『報道ほうどう特集とくしゅう』の金平きんぴら茂紀しげきキャスターが佐さ喜き眞しんに統一教会とういつきょうかいとの関係かんけいについて取材しゅざいを申もうし込こむと、無言むごんのまま車くるまに乗のり込こんだ。金平きんぴらは陣営じんえいのスタッフに問とい合あわせるが、スタッフは「取材しゅざいを受うける理由りゆうはない」と断ことわった。この模様もようは8月がつ20日はつかに放映ほうえいされた。また、別べつのジャーナリストが、佐さ喜き眞しんが懇意こんいにしている統一教会とういつきょうかい信者しんじゃのラジオパーソナリティーの夫婦ふうふについて佐さ喜き眞しんに問とい合あわせたときも、佐さ喜き眞しんは無言むごんを貫つらぬいた。

同年どうねん8月がつ26日にち、那覇なは市しで行おこなわれた街頭がいとう演説えんぜつ会かいで、東村あずまむら在住ざいじゅうの女性じょせいが佐さ喜き真しんらに向むけて多数たすうの薬莢やっきょうを投なげつける事件じけんが発生はっせいした（後述こうじゅつ）。9月3日にち、佐さ喜き眞しんは知事ちじ選せんをめぐり、自身じしんのインスタグラムの「ストーリーズ」の中なかで、他たのアカウントが「死しにたいならデニー」「生いきたいならサキマ」などと記しるした画像がぞうに対たいし「県けん外がいからの応援おうえん嬉うれしいですね～ありがとうございます」と書かき込こみ、再さい投稿とうこうした。その際さいに「#死しにたいならデニー#生いきたいならサキマ」というハッシュタグを付つけた。佐さ喜き眞しんの陣営じんえいは同日どうじつ夜よる、外部がいぶからの指摘してきを受うけて投稿とうこうは「不適切ふてきせつだった」として削除さくじょした。翌よく4日にちには謝罪しゃざい文ぶんを掲載けいさいした。

同年どうねん9月がつ11日にち、投票とうひょうが終おわった20時じちょうど、NHK、琉球放送りゅうきゅうほうそう、琉球朝日放送りゅうきゅうあさひほうそう、沖縄テレビ放送おきなわてれびほうそうなど県内けんない各かくテレビ局てれびきょくおよび県内けんない2紙しは、現職げんしょくの玉城たまきの「当選とうせん確実かくじつ」を報ほうじ、いわゆる「ゼロ打うち」となった。佐さ喜き眞しんは候補者こうほしゃ3人にん中ちゅう、次点じてんで落選らくせん。

政策せいさく・主張しゅちょう

普天間ふてんま基地きち問題もんだい

• 宜野湾ぎのわん市しの総そう面積めんせき (19.5km²) の25%を占しめる普天間ふてんま飛行場ひこうじょうについて、2009年ねんに自民党じみんとうが下野げやするまでは、条件じょうけん付つきで県内けんない移設いせつを容認ようにんしていた。
• 2012年ねん2月がつの宜野湾ぎのわん市長しちょう選挙せんきょにおいて、「普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの県けん外がい移設いせつ、基地きちの固定こてい化か阻止そし」を訴うったえた。
• 2013年ねん12月1日にち、自民党じみんとう沖縄おきなわ県連けんれんは、名護なご市し辺野古へのこの移設いせつ受うけ入いれを容認ようにんすることを決定けっていした。同年どうねん12月がつ4日にち、佐さ喜き眞しんは取材しゅざいに応おうじ、普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの移設いせつについて「県内けんない、県けん外がい、国外こくがいを問とわず全すべての可能かのう性せいを含ふくめ、一いち日にちも早はやい閉鎖へいさ・返還へんかんを図はかるべきだ」と述のべ、県けん外がい移設いせつ公約こうやくを事実じじつ上じょう撤回てっかいした。辺野古へのこ移設いせつを容認ようにんした党とう県連けんれんの判断はんだんについて「固定こてい化かを避さけられるなら、苦渋くじゅうの判断はんだんは評価ひょうかしたい」と理解りかいを示しめし、県連けんれん同様どうように辺野古へのこ移設いせつを容認ようにんする考かんがえを表明ひょうめいした。
• 2015年ねん12月8日にち、菅かん義よし偉えら官房かんぼう長官ちょうかんと首相しゅしょう官邸かんていで会談かいだん。普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの跡地あとち利用りようとして宜野湾ぎのわん市しにディズニーリゾートを誘致ゆうちする構想こうそうを示しめした。
• 2016年ねん1月がつ24日にちに行おこなわれた宜野湾ぎのわん市長しちょう選挙せんきょでは、普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの移設いせつ先さきについて辺野古へのこを含ふくめて具体ぐたい的てきな地名ちめいの言及げんきゅうは避さけ、「普天ふてん間あいだの固定こてい化か阻止そし」「早期そうきの危険きけん性せい除去じょきょ」「5年ねん以内いないの運用うんよう停止ていし」を主張しゅちょうし、辺野古へのこへの移設いせつ反対はんたいを掲かかげる対立たいりつ候補こうほの志村しむら恵一けいいち郎ろうを破やぶり再選さいせんされた。
• 2016年ねん1月がつ29日にち、首相しゅしょう官邸かんていで安倍晋三あべしんぞう首相しゅしょうに面会めんかいし、改あらためて普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの早期そうき閉鎖へいさを要請ようせいした。
• 2018年ねん9月3日にち、那覇なは市内しないで記者きしゃ会見かいけんし、同年どうねん9月がつ30日にち執行しっこうの沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょに向むけた「県民けんみんの暮くらし最さい優先ゆうせん宣言せんげん」と題だいする政策せいさく集しゅうを発表はっぴょうした。普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの「一いち日にちも早はやい返還へんかんを実現じつげんする」とした一方いっぽうで、政府せいふが進すすめる名護なご市し辺野古へのこへの移設いせつ計画けいかくには賛否さんぴを明確めいかくにしなかった。翁おう長雄ながお志こころざし知事ちじ（当時とうじ）が2015年ねん10月がつ13日にちに辺野古へのこ埋うめ立たて承認しょうにんを取消とりけしたことについては「政府せいふと県けんの法廷ほうてい闘争とうそうも考かんがえられる。法的ほうてきにどうなるか注視ちゅうししなければいけない」「県けんと政府せいふの連携れんけいが密みつにできなかった点てんは反省はんせいすべきだ」と述のべた。
• 2022年ねん8月がつ5日にち、記者きしゃ会見かいけんを開ひらき、沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょへの出馬しゅつばを正式せいしきに表明ひょうめい。会見かいけんで基地きち問題もんだいについて問とわれた際さい、「普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの早期そうきの返還へんかんを実現じつげんするためには現在げんざいの移設いせつ計画けいかくが現実げんじつ的てきだ。私わたしは辺野古へのこの移設いせつを容認ようにんする」と答こたえた。

米べい軍ぐん事故じこ対応たいおう

• 2017年ねん10月に起おきた東村あずまむら高江たかえで米べい軍ぐん大型おおがた輸送ゆそうヘリコプターCH53Eの不時着ふじちゃく・炎上えんじょう事故じこに関かんし、安全あんぜん確認かくにんができるまでの飛行ひこう停止ていしを米べい軍ぐんに要望ようぼうした。琉球新報りゅうきゅうしんぽうのインタビューでは「（飛行ひこう停止ていし）は最低限さいていげんの対応たいおうだと思おもう。確認かくにんされないままの運用うんようはやっぱり問題もんだい」と述のべた。

人物じんぶつ

統一教会とういつきょうかいとの関係かんけい

• 2014年ねん2月がつ14日にち、統一教会とういつきょうかい（現げん・世界せかい平和へいわ統一とういつ家庭かてい連合れんごう）系けいの日刊にっかん紙し「ワシントン・タイムズ」のトーマス・マクデビット会長かいちょうと宜野湾ぎのわん市役所しやくしょで面会めんかい。普天間ふてんま基地きち移設いせつ問題もんだいについて語かたり合あった。
• 2016年ねん2月がつ23日にち、世界日報社せかいにっぽうしゃの情報じょうほうサイト「ビューポイント」の単独たんどくインタビューに応おうじ、普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの名護なご市し辺野古へのこ移設いせつの完了かんりょう時期じきが予定よていより2年ねん延のびることについて、「残念ざんねんでならない。市民しみんの立場たちばからすれば怒いかり心頭しんとうだと思おもう」と述のべた。インタビュー記事きじは2日にち後ごの2月がつ25日にちに配信はいしんされた。
• 2017年ねん3月26日にち、統一教会とういつきょうかいの関連かんれん団体だんたい「平和へいわ大使たいし協議きょうぎ会かい」は宜野湾ぎのわん市しで「日にち韓かんトンネル推進すいしん沖縄おきなわ県民けんみん会議かいぎ」の結成けっせい大会たいかいを開催かいさい。同どう大会たいかいに沖縄おきなわ県議会けんぎかい議員ぎいんらとともに出席しゅっせきした。
• 2019年ねん7月がつ15日にち、統一教会とういつきょうかいは2000人にん規模きぼのイベント「平和へいわと家庭かていの祭典さいてん」を豊見城とみぐすく市しで開催かいさい。同どうイベントに来賓らいひんとして出席しゅっせきし、挨拶あいさつした。
• 2019年ねん9月がつ末まつ、市議会しぎかいの保守ほしゅ系けい会派かいは「絆きずなクラブ」の上地うえち安之やすゆき、桃原とうばる朗ろう、山城やましろ康弘やすひろ、又吉またよし亮あきらの4人にんと台湾たいわんに渡航とこうし、「平和へいわ大使たいし協議きょうぎ会かい」を視察しさつし、台たい中ちゅう市役所しやくしょで副ふく市長しちょうや各かく区長くちょう、各部かくぶ署しょとの意見いけん交換こうかんを行おこなった。9月29日にち、既婚きこんの信者しんじゃカップルを集あつめた「既成きせい祝福しゅくふく式しき」が桃園ももぞの市しで開催かいさい。佐さ喜き眞しんはこの既成きせい祝福しゅくふく式しきに来賓らいひんとして参加さんかし、ステージ上じょうで「素晴すばらしいです。私わたしも非常ひじょうに感動かんどうしております」と述のべた。出席しゅっせきした信者しんじゃには「浄水じょうすい」が振ふりまかれた。
• 2019年ねん11月8日にち、統一教会とういつきょうかいの関連かんれん団体だんたい「世界せかい平和へいわ青年せいねん学生がくせい連合れんごう」初代しょだい会長かいちょうの稲森いなもり一郎いちろうが同性どうせい結婚けっこんを「伝統でんとう的てき結婚けっこん制度せいど形骸けいがい化かの危機きき」と批判ひはんする講演こうえん会かいを沖縄おきなわ市しで開催かいさい。この講演こうえん会かいに参加さんかした。
• 2020年ねん1月がつ5日にち、統一とういつ協会きょうかいの沖縄おきなわ代表だいひょうが講師こうしを務つとめた「家庭かてい講演こうえん会かい」に複数ふくすうの自民党じみんとう議員ぎいんとともに参加さんかした。
• 2020年ねん1月がつ11日にち、統一教会とういつきょうかいは徳野とくの英治えいじ会長かいちょうを迎むかえた講演こうえん会かいを豊見城とみぐすく市しで開催かいさい。この講演こうえん会かいに参加さんかし、挨拶あいさつした。
• 2020年ねん1月がつ17日にち、統一教会とういつきょうかいによる被害ひがいの相談そうだんなどに取とり組くむ「日本にっぽん基督教きりすときょう団だん沖縄おきなわ教区きょうくカルト問題もんだい特設とくせつ委員いいん会かい」は、佐さ喜き眞しんに対たいし、教団きょうだんは反はん社会しゃかい的てきな団体だんたいだとして関係かんけいの行事ぎょうじに参加さんかしないよう呼よびかける文書ぶんしょを送おくった。佐さ喜き眞しんはこれに取とり合あわず、出席しゅっせきを続つづけるが、2年ねん後ごの声明せいめい発表はっぴょうの内容ないようと矛盾むじゅんが生しょうじることになる（後述こうじゅつ）。
• 2020年ねん2月がつ3日にちから5日にちにかけて、統一教会とういつきょうかいの関連かんれん団体だんたい「天てん宙ちゅう平和へいわ連合れんごう」は韓国かんこく高こう陽ひ市しのキンテックスで「ワールドサミット2020」を開催かいさい。佐さ喜き眞しんは韓国かんこくに渡航とこうし、同どうイベントに参加さんかした。統一教会とういつきょうかいの関連かんれん団体だんたい「沖縄おきなわ県けん平和へいわ大使たいし協議きょうぎ会かい」は、佐さ喜き眞しんが教団きょうだん会長かいちょうの徳野とくの英治えいじ、沖縄おきなわ教区きょうく長ちょうの咸鎮模もらと並ならんで写うつした記念きねん写真しゃしんをホームページに掲載けいさいした。
• 2021年ねん1月がつ8日にち、統一教会とういつきょうかいの関連かんれん団体だんたい「沖縄おきなわ県けん平和へいわ大使たいし協議きょうぎ会かい」が新春しんしゅんの青年せいねんフォーラムを開催かいさい。同どうフォーラムで、元もと知事ちじの仲井なかい真弘まさひろ多たとともに講演こうえんを行おこなった。
• 2021年ねん4月がつ11日にち、統一教会とういつきょうかいの関連かんれん団体だんたい「世界せかい平和へいわ連合れんごう」が「中国ちゅうごくの脅威きょういと共産きょうさん主義しゅぎによる家庭かてい破壊はかい」と題だいする講演こうえん会かいをうるま市しで開催かいさい。同どう講演こうえん会かいに参加さんかし、発言はつげんした。
• 2022年ねん3月22日にち、宜野湾ぎのわん市しのコミュニティ放送ほうそう「ぎのわんシティFM」の統一教会とういつきょうかい関連かんれんの番組ばんぐみ「はごろもシティへめんそ～れ！」にゲスト出演しゅつえんした。同どう番組ばんぐみは教団きょうだんの「那覇なは家庭かてい教会きょうかい」が宣伝せんでんする9つの番組ばんぐみの一ひとつ。パーソナリティーを務つとめる照あきら喜名きな昇のぼりとその妻つまは統一教会とういつきょうかいの信者しんじゃで、佐さ喜き眞しんとは「長ながい付つき合あい」であると証言しょうげんしている。2019年ねんの台湾たいわん行いきでは佐さ喜き眞しんに同行どうこうした。佐さ喜き眞しんは番組ばんぐみの中なかで基地きち問題もんだいについて見解けんかいを求もとめられた際さい、玉城たまきデニー知事ちじが国くにと戦たたかっている状況じょうきょうを批判ひはん的てきに語かたった。
• 2022年ねん7月がつ27日にち、教団きょうだんの関連かんれん団体だんたいの会合かいごうへの出席しゅっせきに関かんし「（当時とうじは）旧きゅう統一とういつ教会きょうかいだという認識にんしきはなかった」との声明せいめいを発表はっぴょうした。しかし前述ぜんじゅつのとおり2020年ねん1月がつに佐さ喜き眞しんは、被害ひがいの相談そうだんに取とり組くむ団体だんたいから、「統一教会とういつきょうかいは反はん社会しゃかい的てきな団体だんたいである」ため関係かんけいの行事ぎょうじに参加さんかしないよう呼よびかける文書ぶんしょを受うけ取とっており、弁明べんめいに矛盾むじゅんが生しょうじていることが報道ほうどうにより指摘してきされている。
• 2022年ねん8月がつ5日にち、佐さ喜き眞しんは那覇なは市内しないのホテルで記者きしゃ会見かいけんを開ひらき、任期にんき満了まんりょうに伴ともなう沖縄おきなわ知事ちじ選挙せんきょに立候補りっこうほする意向いこうを正式せいしきに表明ひょうめいした。会見かいけんには「沖縄おきなわ県けん平和へいわ大使たいし協議きょうぎ会かい」の議長ぎちょうを務つとめた西田にしだ健次郎けんじろうが同席どうせきした。
• 2022年ねん8月がつ25日にち、知事ちじ選せんの出陣しゅつじん式しきで「会員かいいんであるとか、資金しきんの提供ていきょうを受うけたとか、そのようなことは一切いっさいない」「旧きゅう統一とういつ教会きょうかい関連かんれんとの一切いっさいの関係かんけいを、今後こんご行おこなわない、断たつということをお約束やくそくする」「このたびの選挙せんきょにおいても、関係かんけいを持もたないことをお約束やくそくする」と訴うったえた。選挙せんきょ期間きかん中ちゅうの9月がつ7日にち、統一教会とういつきょうかい系けいの「世界せかい日報にっぽう」は「玉城たまき氏しが（前回ぜんかい選挙せんきょで掲かかげた公約こうやくの）291項目こうもくのうち実際じっさいに達成たっせいできたのはわずか8項目こうもくだけだ」と述のべ、現職げんしょく候補こうほの玉城たまきデニーを批判ひはん。「佐さ喜き真ま陣営じんえい 振興しんこう予算よさん減額げんがくに危機きき感かん」と見出みだしに掲かかげ、自民党じみんとう衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの政策せいさく報告ほうこく会かいで佐さ喜き眞しんが述のべた沖縄おきなわ振興しんこう予算よさんに関かんする発言はつげんを紹介しょうかいし、佐さ喜き眞しんを後押あとおしする論調ろんちょうの記事きじを報道ほうどうした。

日本にっぽん会議かいぎとの関係かんけい

• 2009年ねんから日本にっぽん会議かいぎのメンバーであった。
• 2012年ねん6月27日にち、市議会しぎかい定例ていれい会かいで桃原とうばる功こう市議しぎから日本にっぽん会議かいぎの活動かつどうを続つづけていくかと問とわれた際さい、「私わたしも日本にっぽん会議かいぎに加盟かめいしている一人ひとりではございますけれども、日本にっぽん会議かいぎが持もつ政策せいさくについて、同意どういできるものに対たいしてはやっていきたい」と答弁とうべんした。
• 2014年ねん5月がつ10日とおか、日本にっぽん会議かいぎの沖縄おきなわ県けん祖国そこく復帰ふっき42周年しゅうねん大会たいかいの閉会へいかい式しきで、「日本人にっぽんじんとしての誇ほこりを持もつという一言ひとことにつき、日本人にっぽんじんとしての誇ほこりを持もたなければならない。それを多おおくの方々かたがたに伝つたえていく」と閉会へいかいの辞じを述のべた。
• 2018年ねん8月がつ24日にち、沖縄おきなわ県知事けんちじ選せんに向むけ事務所じむしょ開びらきを行おこない、記者きしゃ団だんの囲かこみ取材しゅざいで日本にっぽん会議かいぎとの関かかわりを問とわれた際さい、「私わたしはメンバーでもないし、現在げんざいでもメンバーではない」と答こたえた。前述ぜんじゅつの市議会しぎかいでの答弁とうべん内容ないようと矛盾むじゅんが生しょうじ、経歴けいれき詐称さしょうの疑うたがいがあると報ほうじられた。桃原とうばる市議しぎは「有権者ゆうけんしゃを愚弄ぐろうするもので許ゆるされるものではない」と述のべた。

薬莢やっきょう投なげつけ事件じけん

2022年ねん8月がつ26日にち午後ごご6時じ30分ふんごろ、那覇なは市しで行おこなわれた沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょでの街頭がいとう演説えんぜつ会かいで、街宣がいせん車しゃの上うえで演説えんぜつを行おこなっていた佐さ喜き真しんらに向むけて、東村あずまむら在住ざいじゅうの女性じょせいが多数たすうの薬莢やっきょう（自動じどう小銃しょうじゅうの空砲くうほう）を投なげつける事件じけんが起おこった。佐さ喜き真しんに薬莢やっきょうが当あたることはなかったが、司会しかいを行おこなっていた仲村なかむら国治くにはる県議けんぎ、他たの選挙せんきょスタッフに薬莢やっきょうが当あたった。薬莢やっきょうは在ざい沖おき米まい軍ぐんが沖縄おきなわ本島ほんとう北部ほくぶで演習えんしゅうに使用しようしたのち、当地とうちの山林さんりんに放棄ほうきしたもの。投なげた女性じょせいはその場ばで取とり押おさえられ、駆かけつけた警官けいかんに身柄みがらが引ひき渡わたされた。その後ご演説えんぜつは続行ぞっこうされた。

同年どうねん8月がつ27日にち、仲村なかむら、新垣あらかき淑よし豊ゆたか沖縄おきなわ県けん会議かいぎ員いん、選挙せんきょスタッフ１名めいから被害ひがい届とどけ、告訴こくそ状じょうが那覇なは署しょに提出ていしゅつされた。同日どうじつ、自民党じみんとう沖縄おきなわ県連けんれんから、薬莢やっきょうを投なげつけた女性じょせいに対たいして、公職こうしょく選挙せんきょ法ほう225条じょうの「自由じゆう妨害ぼうがい罪ざい」による告発こくはつ状じょうの提出ていしゅつが行おこなわれた。

政治せいじ資金しきん規正きせい法ほう違反いはんの疑うたがい

政治せいじ団体だんたい「佐さ喜き真まアツシ後援こうえん会かい」の2019年ねん分ぶんの政治せいじ資金しきん収支しゅうし報告ほうこく書しょには当初とうしょ、佐さ喜き眞しんから300万まん円えんの寄付きふがあったと記載きさいされていた。しかし、政治せいじ資金しきん規正きせい法ほうで定さだめられた寄付きふ上限じょうげんの150万まん円えんを超こえていると外部がいぶから指摘してきを受うけたため、2022年ねん8月がつに佐さ喜き眞しんは、300万まん円えんの内訳うちわけを、佐さ喜き真しんからの150万まん円えんずつの寄付きふと貸かし付つけだったとして、2019年ねん、2020年ねん分ぶんの報告ほうこく書しょをそれぞれ訂正ていせいした。これに対たいし、県けん外がい在住ざいじゅうの市民しみんが当該とうがい訂正ていせいが「虚偽きょぎ」に当あたるとして、那覇なは地方ちほう検察庁けんさつちょうに政治せいじ資金しきん規正きせい法ほう違反いはん（虚偽きょぎ記入きにゅう）の疑うたがいで告発こくはつした。告発こくはつされているのは佐さ喜き真しん、「佐さ喜き真まアツシ後援こうえん会かい」代表だいひょうの木材もくざい会社かいしゃ社長しゃちょう、同どう団体だんたい団体だんたい会計かいけい責任せきにん者しゃの佐さ喜き眞しんの親族しんぞくの女性じょせいの3人にん。

批判ひはん

• 宜野湾ぎのわん市長しちょう在職ざいしょく中ちゅう、市民しみんの住所じゅうしょ・氏名しめいなど1万まん人にん近ちかくの名簿めいぼを本人ほんにんの同意どういを得えず、自衛隊じえいたいに対たいし提供ていきょう。これに対たいし市民しみん団体だんたいが抗議こうぎした。佐さ喜き眞しんは法令ほうれいには基もとづいているとした。県内けんないでは初はつの事例じれいである。
• 2018年ねんの沖縄おきなわ県知事けんちじ選挙せんきょで「携帯けいたい電話でんわ利用りよう料りょうの4割わり減げん」を公約こうやくに掲かかげたが、有識者ゆうしきしゃやジャーナリストから「知事ちじにその権限けんげんはない」などと指摘してきされた。総務そうむ省しょうに確認かくにんしたところ、携帯けいたい電話でんわ料金りょうきんを値下ねさげする権限けんげんは、県知事けんちじにも国くににも無ないことが明あきらかになった。
• 2018年ねん9月がつ5日にち、沖縄おきなわ知事ちじ選挙せんきょに向むけた候補者こうほしゃによる公開こうかい討論とうろん会かいが開ひらかれた。女性じょせい政策せいさくについて問とわれた際さい、佐さ喜き眞しんは「女性じょせいの質しつの向上こうじょうが重要じゅうようだ」と回答かいとうした。この発言はつげんはインターネットでも拡散かくさんされ、「女性じょせいは男性だんせいよりも劣おとっているという意味いみか」との批判ひはんが殺到さっとうした。

外部がいぶリンク

• サキマ淳じゅん公式こうしきウェブサイト
• 佐さ喜き眞ま淳あつし (sakimaatsushi) - Facebook
• サキマ淳あつし(あつし) (@AtsushiSakima) - X（旧きゅうTwitter）

公職こうしょく
先代せんだい 安里あさと猛たけし	宜野湾ぎのわん市長しちょう 2012年ねん - 2018年ねん	次代じだい 松川まつかわ正則まさのり