アラビア語
アラビア
もともとはアラビア
フスハーはアラブ
イスラームの
アラビア
アラビア語 の特徴
文字
発音
子音 には喉 の奥 のほうでhやgなどを発音 するような独特 の発音 があるが、母音 は a, i, u の3つと長 母音 、2重母音 (/ai/,/au/)しか弁別 しない。- スペルは
一部 を除 き子音 字 のみを用 いるため、意味 に応 じて母音 をつけて発音 しなければならない。クルアーンや子供 向 けの読 み物 には、短 母音 記号 などの発音 記号 が付記 されているが、大人 向 けの詩 や小説 であっても、自分 の作品 に母音 記号 を付記 する作家 もいる。
文法
定冠詞 、前置詞 が存在 し、名詞 と形容詞 (アラビア語 では名詞 に分類 される)は格 (主格 ・属 格 ・対格 )・性 (男性 ・女性 )・数 (単数 ・双 数 ・複数 )によって変化 する。女性 形 、男性 ・女性 複数 形 には基本 となる規則 形 があるもののそれ以外 にもとりうる形 が無数 に存在 するため、個別 に記憶 しなければならないものが多 い。動詞 は3人称 男性 単数 完了 形 を原形 とし、辞典 はその形 で引 くことになる。原形 を基本形 、第 一 形 ともいう。これに加 えて、第 二形 から第 十 五 形 までの派生 形 が存在 するが、第 十 形 以降 は色 の変化 などといった限 られた場合 にしか用 いられない。多 くの辞書 の場合 、この派生 形 のおかげで辞書 を引 くことが初 学者 には困難 である。
アラビア語 を起源 とする語彙
- トタン
如雨露 - コーヒー
- ラケット
- シロップ
- アルコール
- アルカリ
- ソーダ
- シャーベット
- ソファ
- モンスーン
台風 (ギリシア語 typhõnともいわれる)- アルゴリズム
星 の名前
- アルタイル(「
飛 ぶ鷲 」という熟語 の「飛 ぶ」という部分 ) - アルデバラン(
従 うもの、後 に続 くもの) - アルゴル(
人 を食 するとされる魔物 の一種 ) - ヴェガ(「
降 り立 つ鷲 」という熟語 の「降 り立 つ」という部分 ) - デネブ(「
鶏 の尾 」という熟語 の「尾 」という部分 ) - フォーマルハウト(
大 魚 の口 ) - ベテルギウス(
巨人 の腋 の下 ) - リゲル(
脚 )
「アル」で
アラビア語 を公用 語 とする国
- アラブ
首長 国 連邦 - アルジェリア民主 人民 共和 国 - イエメン共和 国 - イラク共和 国 - エジプト・アラブ共和 国 - オマーン - カタール - クウェート - サウジアラビア王国 - ジブチ共和 国 - シリア・アラブ共和 国 - スーダン共和 国 - ソマリア民主 共和 国 - チュニジア共和 国 - バーレーン王国 - パレスチナ - モーリタニア・イスラム共和 国 - モロッコ王国 - ヨルダン・ハシミテ王国 -社会 主義 人民 リビア・アラブ国 - レバノン共和 国
関連 項目
アラビア語 項目
参考 文献
- 『
現代 アラビア語 入門 』黒柳 恒男 、飯森 嘉助 (大学 書林 ) - 『アラビア
語 入門 』池田 修 (岩波書店 、絶版 )