ぴえろ魔法 少女 シリーズ
ぴえろ
概要
1980
『クリィミーマミ』に
シリーズの特徴
主人公 は小学生 の少女 。主人公 は普通 の人間 。生 まれつき魔法 の力 は持 たないが、異 世界 (魔法 の世界 、妖精 の住処 など)の存在 から魔法 を授 かる。主人公 の近所 などにやや年上 の男性 キャラクターが存在 しており、主人公 はその人物 に憧 れを抱 いている。異 世界 からの使者 (主 に妖精 )である小 動物 状 のキャラクターが、主人公 のアドバイザー的 存在 として行動 を共 にする。主人公 はステッキ状 の道具 と呪文 で、大人 の姿 に変身 する。変身 の魔法 以外 は基本 的 に使用 出来 ない、もしくは使 わない。新人 歌手 が主人公 の声優 と主題歌 を担当 する(例外 は『ペルシャ』。また『ファンシーララ』の主役 ・大森 玲子 は『ララ』以前 から女優 として活動 していた)。各 エピソードは主人公 の周囲 に起 こった出来事 を描 く。よって、他 の魔法 少女 アニメと比 べて日常 ドラマの比率 が高 く、魔法 少女 の手 に負 えないレベルの出来事 (政治 ・社会 問題 etc.)については、ほとんど扱 わない。主人公 の家 が個人 店舗 を営 んでいる(『ララ』を除 く)[注 2]。
作品 一覧
テレビシリーズ
魔法 の天使 クリィミーマミ(1983年 7月 1日 - 1984年 6月29日 、全 52話 )(日本 テレビ系列 )魔法 の妖精 ペルシャ(1984年 7月 6日 - 1985年 5月31日 、全 48話 )(日本 テレビ系列 )魔法 のスターマジカルエミ(1985年 6月7日 - 1986年 2月 28日 、全 38話 )(日本 テレビ系列 )魔法 のアイドルパステルユーミ(1986年 3月7日 - 8月 29日 、全 25話 )(日本 テレビ系列 )魔法 のステージファンシーララ(1998年 4月 5日 - 9月27日 、全 26話 )(テレビ東京 系列 )
OVA
- 『
艶姿 魔法 の三 人 娘 』(1986年 3月 31日 発売 ) - マミ・ペルシャ・エミの「ぴえろ
魔法 少女 シリーズ」のヒロイン3人 が温泉 旅行 に出 かけ、それぞれの活躍 を映 したビデオを見 てテレビシリーズを懐古 するという作品 。過去 3作 の名 場面 を再 編集 し、ブリッジ部分 に温泉 旅行 の約 5分 の新作 映像 を加 えた計 30分 の構成 。 - 3
人 がそれぞれのボーイフレンドに電話 をかけて他 の2人 に紹介 するシーンでは、各 シリーズでヒロインの相手 役 を務 めた水島 裕 がそれぞれの声 を演 じ分 けている。 - 『
魔女 っ子 クラブ四 人組 A空間 からのエイリアンX』(1987年 7月 28日 発売 ) - 『マミ』から『ユーミ』までのヒロイン4
人 が一堂 に会 し、特別 に与 えられた魔法 を使 って変身 し、地球 を侵略 するエイリアンと月面 で激 しい戦 いを繰 り広 げるという話 。各 キャラクターの設定 や世界 観 は既存 のテレビシリーズ各 作品 から完全 に切 り離 されている。テーマや主張 は特 になく、同窓会 的 なノリの単純 明快 な「娯楽 作品 」で、発売 当時 の『アニメージュ』1987年 08月 号 ・『アニメV』1987年 09月 号 ・『月刊 OUT』1987年 10月 号 のOVA評 はいずれも、エンタテイメント性 と既存 の世界 観 との違和感 を巡 って評価 が分 かれた。大沼 弘幸 は当時 、玄光社 刊 「アニメビデオコレクターズマニュアル'88」の評 で同 作品 のエンタテイメント性 を高 く評価 している。 他方 で、モンスターが触手 で魔法 少女 達 をいたぶるようなシーンがあるなど、その内容 を巡 って制作 側 からも疑問 や批判 の声 が挙 がった[4]。担当 作画 監督 の高木 弘樹 は明確 な不快 感 を表 し、テレビシリーズスタッフの片山 一良 も名指 しこそ避 けたもののネガティブな姿勢 を示 した。ぴえろ公式 サイトには、ファンサービスの作品 との記述 がある。[5]
スタッフ
制作 -布川 ゆうじ企画 -末吉 博彦 - プロデューサー -
梅崎 浩志 脚本 -富田 祐 弘 、渡辺 麻実 演出 ・絵 コンテ -冨永 恒雄 - キャラクターデザイン -
高田 明美 、高岡 希一 、岸 義之 、洞 沢 由美子 、高木 弘樹 作画 監督 -高木 弘樹 美術 監督 -見野 風子 音楽 -山中 宣 昌 音響 監督 -藤山 房 延 制作 担当 -影山 文 憲 製作 進行 -芝田 達矢 製作 協力 - ぴえろプロジェクト、マジックバス制作 協力 - オリエンタル・シネサービス、ネットワーク、ムービック製作 - スタジオぴえろ
その他
2024
- セイカノートオリジナルの
魔法 少女 シリーズ -
魔法 のデザイナーファッションララ魔法 のステージアイドルココ
- 『パステルユーミ』
終了 後 、セイカノートと共同 で文具 向 けに設定 ・キャラクターを制作 し展開 されたもので、『ファンシーララ』の開始 に伴 い休止 に入 るまでの約 10年間 にわたって商品 展開 が継続 された。 同 シリーズを元 に制作 されたOVA『魔法 のデザイナー ファッションララ〜ハーバーライト物語 〜』は、リリース当時 には“シリーズ5作 目 ”と宣伝 されたこともあるが[6]が、2024年 現在 におけるぴえろの公式 サイト上 では同 作品 についてはほとんど取 り扱 われておらず、かつて存在 した『ファンシーララ』の情報 ページの一部 (ONLINE MAGAZINE→ファンシーララのひみつ)にて、“幻 の第 5弾 ”と称 して簡単 な作品 紹介 がなされるのみに留 まっている[7]。『アイドルココ』も、「ぴえろ創立 10周年 企画 」の一環 としてOVA化 が決定 していたが、こちらは諸般 の事情 で制作 中止 とされた。- 2007
年 7月 にオープンした「魔法 少女 シリーズ公式 サイト」では、これらセイカノート作品 関連 は一切 取 り扱 われておらず、2024年 6月 にリニューアルされた「ぴえろ魔法 少女 シリーズ公式 サイト」においても同様 の扱 いとされている。 - その
他 上記 作品 群 の他 に、『クリィミーマミ』と『ペルシャ』の間 に『夢 世界 ホッジポッジ』というオリジナル企画 が立 てられ、マミの制作 スタッフによってパイロットフィルムも作 られたが、テレビ放送 には至 らなかった。- このパイロットフィルムは、1998
年 に発売 された『ペルシャ』LD BOX 1および2003年 に発売 された『ペルシャ』DVD COLLECTION BOX 2に、映像 特典 という形 で収録 されている。
トピックス・備考
昭和 期 に放送 されたシリーズ作品 は、いずれも日本 テレビ系列 にて放送 されていたが、同 系列 局 については本 シリーズの放送 時間 帯 (金曜 18時 台 前半 )にローカルニュースや、クロスネット局 の場合 は他 系列 の全国 ニュース(主 にFNN系列 )を編成 ・放送 していたため、遅 れネット・本 放送 終了 後 に集中 放送 ・未 放送 の局 や、同 一 地域 の系列 外局 に放映 権 譲渡 の地域 (例 :山形 県 では系列 局 の山形放送 [注 3]ではなく当時 フジテレビ系列 の山形 テレビ[注 4]で放送 )もあった。
脚注
注釈
出典
- ^ 『
動画 王 Vol. 02 スーパー魔女 っ子 大戦 』『キネマ旬報 』別冊 7/14号 、キネマ旬報社 、1997年 、7頁 。 - ^ “スタジオぴえろ
制作 の「ぴえろ魔法 少女 シリーズ」最新 作 の制作 が決定 ”. コミックナタリー.株式会社 ナターシャ (2024年 6月 29日 ). 2024年 6月 29日 閲覧 。 - ^ 「ぴえろ
魔法 少女 シリーズ」最新 作 制作 決定 PV|studioぴえろ【公式 】 - YouTube - ^ 「
魔女 っ子 倶楽部 」(1987年 バンダイ刊 )のイラストコメントより。 - ^ “
魔女 っ子 クラブ四 人組 A空間 からのエイリアンX - ぴえろ”. 2024年 8月 13日 閲覧 。 - ^
徳間書店 『アニメージュ』1988年 2月 号 掲載 広告 に明記 。 - ^ ファンシーララ(ファンシーララのヒミツ) - ぴえろ - ウェイバックマシン(2003
年 8月 23日 アーカイブ分 )
関連 項目
外部 リンク
- ぴえろ
魔法 少女 シリーズ公式 サイト(2024年 6月 - ) 魔法 少女 シリーズ公式 サイト(ぴえろ公式 サイト内 )- ぴえろ
魔法 少女 シリーズ (@p_magicalgirls) - X(旧 Twitter)
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(クリィミーマミ~パステルユーミ) (1983
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(ファンシーララ) (1998
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