アレックス・デボン

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アレックス・デボン
2009年ねん イギリスGP
グランプリでの経歴けいれき
国籍こくせき スペインの旗 スペイン
活動かつどう期間きかん 1998年ねん - 2010年ねん
チーム アプリリア、ホンダ、FTR
レース数すう 152
チャンピオン 0
優勝ゆうしょう回数かいすう 2
表彰台ひょうしょうだい回数かいすう 7
通算つうさん獲得かくとくポイント 822
ポールポジション回数かいすう 4
ファステストラップ回数かいすう 3
初はつグランプリ 1998年ねん 250cc マドリードGP
初はつ勝利しょうり 2008年ねん 250cc フランスGP
最終さいしゅう勝利しょうり 2008年ねん 250cc チェコGP
最終さいしゅうグランプリ 2010年ねん Moto2 バレンシアGP
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アレックス・デボン ( Alex Debón Latorre, 1976年ねん3月1日にち - ) は、スペイン・バレンシア州しゅうカステリョン県けんラ・ヴァイ・ドゥイショー出身しゅっしんのオートバイレーサー。2010年ねんまでロードレース世界せかい選手権せんしゅけんの中ちゅう量りょう級きゅうクラス(250cc、Moto2)で活躍かつやくした。

経歴けいれき[編集へんしゅう]

何なん度どかのワイルドカード参戦さんせんを経験けいけんした後のち、2000年ねんよりアプリリアを駆かってロードレース世界せかい選手権せんしゅけん250ccクラスにフル参戦さんせんを開始かいしした。6年間ねんかん戦たたかったが成績せいせきは伸のび悩なやみ、2006年ねんからはアプリリアのテスト兼けんリザーブライダーを務つとめることになった。何なに戦せんかにワイルドカード枠わくから出場しゅつじょうし、2006年ねんのカタルーニャGPや2007年ねんのチェコGPでは暫定ざんていポールを獲得かくとく[1][2]、2007年ねん最終さいしゅう戦せんバレンシアGPでは自身じしん初はつとなる3位い表彰台ひょうしょうだいを獲得かくとくするなど力強ちからづよい走はしりを見みせ、2008年ねんにはロータス・アプリリアチームからフル参戦さんせん復帰ふっきを果はたした[3]。

2008年ねん開幕かいまく戦せんカタールGPでは自身じしん初はつのポールポジションを獲得かくとくし[4]、決勝けっしょうでもトップを走行そうこうしていたが、ファイナルラップのバトルに敗やぶれて4位いに終おわった[5]。

第だい5戦せんフランスGPではウェットコンディションでのスタートとなり、周まわりのライダーがインターミディエイトタイヤ等とうを選択せんたくする中なか、デボンはドライタイヤでスタートした。この作戦さくせんが大当おおあたりとなり、ライバルが急速きゅうそくに乾かわく路面ろめんに苦くるしむ中なか、デボンは大おおきなリードを築きずき、グランプリ参戦さんせん112戦せん目めにして初はつ優勝ゆうしょうを果はたした[6]。序盤じょばんのウェット路面ろめんをドライタイヤで走行そうこうできたのは、アプリリアがMotoGPクラス復帰ふっきに備そなえて開発かいはつを進すすめているトラクションコントロールシステムを搭載とうさいしていたからでは、という推測すいそくがなされた[7]。

その後ごデボンは第だい12戦せんチェコGPで2勝しょう目めを挙あげ、これまでで自己じこ最高さいこうとなるシリーズランキング4位いに入はいった。

2009年ねんはブルセンスチームに移籍いせきし、250ccクラスフル参戦さんせん足掛あしかけ10年ねん目めのシーズンを迎むかえた。第だい9戦せんドイツGPで2位いに入はいったのが唯一ゆいいつの表彰台ひょうしょうだいとなり、勝利しょうりを挙あげることはできずシリーズランキングは10位いに終おわった。最終さいしゅう戦せんバレンシアGPでは予選よせんでトップタイムを出だした直後ちょくごに転倒てんとうし負傷ふしょう、ポールポジションを獲得かくとくしながらも決勝けっしょうは欠場けつじょうとなってしまった。

2010年ねんはアジョ・モータースポーツチームから参戦さんせん枠わくを譲ゆずり受うけ、デボン自みずからが結成けっせいした新あたらしいチーム「アエロポルト・デ・カステロ・アジョ」から、FTRモトのシャシーで250ccクラス後継こうけいのMoto2クラスに参戦さんせんした[8]。開幕かいまく戦せんカタールGPでは2位い表彰台ひょうしょうだいに立たつ幸先さいさきの良よいスタートを切きったが、その後ごは転倒てんとうを繰くり返かえして右みぎ鎖骨さこつを3度ども骨折こっせつするなど怪我けがに苦くるしむことになった。このシーズンの閉幕へいまく後ご、デボンは現役げんえき引退いんたいを発表はっぴょうした[9]。

引退いんたい後ごの活動かつどう[編集へんしゅう]

2011年ねんシーズンよりデボンはチームの運営うんえいに集中しゅうちゅうすることとなる。Moto2チームの代表だいひょうとして、自みずからの後継こうけい者しゃにはイギリスのケビン・コフランを参戦さんせんさせる[9]。

ロードレース世界せかい選手権せんしゅけん 戦績せんせき[編集へんしゅう]

シーズン クラス バイク 出走しゅっそう 優勝ゆうしょう 表彰台ひょうしょうだい PP ポイント 順位じゅんい
1998年ねん 250cc ホンダ 1 0 0 0 - -
1999年ねん 250cc ホンダ 3 0 0 0 - -
2000年ねん 250cc アプリリア 16 0 0 0 33 15位い
2001年ねん 250cc アプリリア 16 0 0 0 60 11位い
2002年ねん 250cc アプリリア 16 0 0 0 72 11位い
2003年ねん 250cc ホンダ 15 0 0 0 81 11位い
2004年ねん 250cc ホンダ 15 0 0 0 82 12位い
2005年ねん 250cc ホンダ 16 0 0 0 67 12位い
2006年ねん 250cc アプリリア 5 0 0 0 50 13位い
2007年ねん 250cc アプリリア 4 0 1 0 27 18位い
2008年ねん 250cc アプリリア 16 2 4 2 176 4位い
2009年ねん 250cc アプリリア 15 0 1 2 101 10位い
2010年ねん Moto2 FTR 14 0 1 0 73 16位い
合計ごうけい 152 2 7 4 822

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ http://www.inforally.sibiul.ro/motogp-news-5368-provisional_pole_position_for_alex_debon.html
  2. ^ http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/mcn/2007/august/aug13-19/aug1707brnomotogpalexdebontakesprovisional250pole/?&R=EPI-93761
  3. ^ http://www.motogp.com/ja/node/349210
  4. ^ http://www.fast3r.com/stories/21076
  5. ^ http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/mcn/2008/march/1-9/mar0908qatarmotogp250race/?R=EPI-99134
  6. ^ http://www.autosport.com/news/report.php/id/67525
  7. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2008/Aprilia+test+traction+control+for+possible+MotoGP+return
  8. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/Debon+explain+his+new+project+in+moto2+0
  9. ^ a b http://www.motogp.com/ja/news/2010/Debon+on+2011+plans+in+Moto2

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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