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カトラ

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カトラ
カトラ
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : じょうひれつな Actinopterygii
上目うわめ : ほね鰾上 Ostariophysi
: コイ Cypriniformes
: コイ Cyprinidae
: コイ Cyprininae
ぞく : ギベリオンぞく Gibelion
たね : カトラ G. catla
学名がくめい
Gibelion catla
Hamilton1822
シノニム

Catla catla

和名わみょう
カトラ
英名えいめい
Catla
South Asian carp

Indian Carp

カトラえい: Catla学名がくめいGibelion catla)は、コイギベリオンぞく分類ぶんるいされる淡水魚たんすいぎょである。ギベリオンぞくはカトラのみでいちぞくいちしゅである。

分布ぶんぷ

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カトラはインドバングラデシュパキスタンネパールミャンマーなどみなみアジア亜熱帯あねったい地域ちいき河川かせん湖沼こしょう分布ぶんぷする。

形態けいたい

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カトラの形態けいたいてき特徴とくちょうおおきな頭部とうぶおおきなしたあごである。さわひげ(ひげ)はない。 東南とうなんアジア分布ぶんぷするパーカーホCatlocarpio siamensis)はカトラと形態けいたい酷似こくじしており、過去かこにはりょうたねどう一種いっしゅ誤認ごにんして報告ほうこくされていた。パーカーホ(染色せんしょくたいすう2n=98)の祖先そせんがたばいたいであるカトラ(2n=50)の祖先そせんがたから染色せんしょくたい倍数ばいすうによってよんばいたいとして出現しゅつげんし、地理ちりてき隔離かくりによって分化ぶんかしたものとかんがえられる[1]

生態せいたい

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カトラは水温すいおん25-32℃の水域すいいきこのみ、生息せいそく可能かのう最低さいてい水温すいおんは14℃である。プランクトン藻類そうるいデトリタスなどをべる。

人間にんげんとのかかわり

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カトラはみなみアジアのおも養殖ようしょくぎょひとつである。成魚せいぎょ最大さいだい全長ぜんちょうやく180cmにたっするが、養殖ようしょくぶつ食用しょくようてきする60cm以下いかおおきさで出荷しゅっかされる。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Suzuki, A. and Y. Taki (1988). "Karyotype and DNA content in the cyprinid Catlocarpio siamensis" Japanese Journal of Ichthyology 35(3): 389-391.

参考さんこう文献ぶんけん

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  • "Gibelion catla" (英語えいご). Integrated Taxonomic Information System. 2007ねん4がつ1にち閲覧えつらん英語えいご
  • Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2007). "Gibelion catla" in FishBase. April 2007 version.(英語えいご
  • FAO - Catla catla英語えいご