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クムホタイヤ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
クムホタイヤ株式会社かぶしきがいしゃ
Kumho Tire Co., Ltd
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 韓国かんこく取引とりひきしょ 073240
ロンドン証券しょうけん取引とりひきしょ KHTC
本社ほんしゃ所在地しょざいち 大韓民国の旗 韓国かんこく
光州こうしゅう広域こういき光山こうやまさかな登大路のぼりおおじ658
광주광역시 광산구 어등대로 658
設立せつりつ 1960ねん
業種ぎょうしゅ 化学かがく
事業じぎょう内容ないよう タイヤ製造せいぞう販売はんばい
代表だいひょうしゃ キム・ジョンホ
主要しゅよう株主かぶぬし シンウェイコリア45% 
外部がいぶリンク http://www.kumhotire.co.kr
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クムホタイヤ株式会社かぶしきがいしゃ
各種かくしゅ表記ひょうき
ハングル 금호타이어주식회사
漢字かんじ にしき타이어株式會社かぶしきがいしゃ
発音はつおん クモタイオチュシックェサ
(クホタイオチュシフェサ)
日本語にほんごみ: きんこたいやかぶしきがいしゃ
RRしき Geumho Taieo Jusikhoesa
MRしき Kŭmho T'aiŏ Chusikhoesa
英語えいご表記ひょうき Kumho Tire Co., Ltd
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クムホタイヤ株式会社かぶしきがいしゃえい: Kumho Tireあさ: 금호타이어)は、大韓民国だいかんみんこくのタイヤメーカーである。クムホタイヤマーシャルタイヤえい: Marshal Tire)、ゼッタムタイヤえい: Zetum Tire)のブランドを展開てんかいする。

1960ねん大韓民国だいかんみんこく設立せつりつされ(クムホは「にしき」の朝鮮ちょうせんみ)、韓国かんこくないではハンコックタイヤネクセンタイヤとシェアあらそいをひろげるタイヤメーカーであったが、にしきアシアナグループ業績ぎょうせき悪化あっか影響えいきょうけ2009ねんにワークアウト(事業じぎょう再生さいせいほう)を申請しんせい。その2018ねんより、中国ちゅうごく青島ちんたおのタイヤメーカーである青島ちんたおそうほし中国語ちゅうごくごばん傘下さんかはいこととなった。

沿革えんかく

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  • 1960ねん - 1946ねん創業そうぎょうした光州こうしゅうタクシーを基盤きばん[1]に、サムヤン・タイヤ工業こうぎょうとして韓国かんこく光州こうしゅう創業そうぎょう
  • 1963ねん - 小型こがた乗用車じょうようしゃようタイヤを生産せいさん開始かいし米国べいこくユニロイヤルしゃ技術ぎじゅつ提携ていけい
  • 1970ねん - 関連かんれん会社かいしゃとして、韓国かんこく合成ごうせいゴム株式会社かぶしきがいしゃのクムホ石油せきゆ化学かがく株式会社かぶしきがいしゃ)を設立せつりつ
  • 1984ねん - クムホ産業さんぎょう合併がっぺいし、株式会社かぶしきがいしゃクムホと社名しゃめい変更へんこう
  • 1988ねん - クムホグループが新規しんき事業じぎょうとし、アシアナ航空こうくう株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
  • 1996ねん - 社名しゃめいをクムホタイヤ株式会社かぶしきがいしゃ社名しゃめい変更へんこう
  • 1999ねん - クムホ建設けんせつ傘下さんかれ、社名しゃめいをクムホ産業さんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ社名しゃめい変更へんこう
  • 2003ねん - タイヤ部門ぶもんがクムホ産業さんぎょうからスピンオフし、あらたにクムホタイヤ株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ
  • 2009ねん - にしきアシアナグループ経営けいえい破綻はたんけ、クムホタイヤも事業じぎょう再生さいせいほう申請しんせい
  • 2013ねん - 日本にっぽん大手おおてのタイヤメーカー、横浜よこはまゴム(YOKOHAMAブランド)と技術ぎじゅつ提携ていけい協議きょうぎはいることで基本きほん合意ごういしたと発表はっぴょう
  • 2014ねん - 廉価れんかブランドとなるマーシャルタイヤを創設そうせつ[3]
  • 2018ねん - 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくのタイヤメーカー、青島ちんたおそうほし中国語ちゅうごくごばん韓国かんこく子会社こがいしゃが、株式かぶしきの45%を6463おくウォンで債権さいけんしゃ韓国かんこく産業さんぎょう銀行ぎんこうから買収ばいしゅうすることで合意ごうい[4]はげしい労使ろうし交渉こうしょうなか度重たびかさなるストライキに見舞みまわれたが韓国かんこく政府せいふ圧力あつりょく経営けいえいじん労働ろうどう組合くみあい同意どうい[5]
    • 8がつ - 横浜よこはまゴムは、クムホタイヤとのあいだ締結ていけつしていた技術ぎじゅつ提携ていけい同年どうねん7がつ6にち解消かいしょうしたと発表はっぴょうした[6]

日本にっぽん国内こくないでの展開てんかい

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クムホタイヤは「JIS」マークの刻印こくいんはないが、規格きかく自体じたい取得しゅとくみで、ほかにも国際こくさい標準ひょうじゅん機構きこう(ISO)などの認定にんてい取得しゅとくしている。世界せかいてき自動車じどうしゃ用品ようひん工業こうぎょう規格きかくであるアメリカDOT規格きかくヨーロッパETRTO規格きかくをクリアしており、純正じゅんせいタイヤとして採用さいようしている自動車じどうしゃメーカーも近年きんねんではえている。日本にっぽん国内こくないでも大手おおてカー用品ようひんてんオートバックスが、プライベートブランドあつかいでKUMHOブランドの専売せんばいタイヤを展開てんかい販売はんばいがけている。また、地方ちほうのカー用品ようひんてんでも販売はんばいおこなっている。2011ねん韓国かんこくメーカーとしてははつとなるラベリング制度せいど取得しゅとくしたエコタイヤを発表はっぴょうした。

モータースポーツ

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ユーロF3(2009ねん

近年きんねんモータースポーツ熱心ねっしんんでおり、ヨーロッパではマスターズF3(2002ねん~2016ねん)、ユーロF3シリーズ(2011ねんまで)、AUTO GP(~2015ねん)などに[7]日本にっぽんでは全日本ぜんにほんGT選手権せんしゅけんSUPER GT2009ねんまで)やスーパー耐久たいきゅうなどのカテゴリにタイヤを供給きょうきゅうしていた。2014ねんより韓国かんこくSUPERRACE CHAMPIONSHIPにタイヤ供給きょうきゅう開始かいしした。また富士ふじチャンピオンレースなどのアマチュアレースへの支援しえんおこなった。

2024ねんより全日本ぜんにほんスーパーフォーミュラ・ライツ選手権せんしゅけんワンメイクタイヤを供給きょうきゅうする[8]

SUPER GTはつ優勝ゆうしょう

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TEAM TAKEUCHI2006ねん鈴鹿すずか1000kmのGT300クラスにおいて、クムホタイヤをいたくるまとして、また韓国かんこくのタイヤメーカーとしてはつ優勝ゆうしょうたした。

オーストラリアラリー選手権せんしゅけんへのタイヤ供給きょうきゅう

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2010ねんタスマニアおこなわれたオーストラリアラリー選手権せんしゅけんのタイヤサプライヤー(150ほん程度ていど)をつとめたが、タイヤサイズによってコンパウンドがちがっており、コントロールタイヤにもかかわらずイコールコンディションがたもたれていないという前代未聞ぜんだいみもん事態じたいとなった。選手せんしゅからの不満ふまんはもちろん、主催しゅさいしゃからクムホにたいしておおくの疑問ぎもんげかけられたが、わずかな回答かいとうしかられていない[9]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ [1]
  2. ^ 금호석유.아시아나, 자율협약 추진 / にしき石油せきゆ・アシアナ航空こうくう事業じぎょう分割ぶんかつ推進すいしん 朝鮮日報ちょうせんにっぽう 2009ねん12月30にち
  3. ^ "MARSHAL TYRE BRINGS LOWER PRICES WHILE DELIVERING KUMHO QUALITY" (Press release). KUMHO TYRE. 20 August 2014. 2021ねん3がつ23にち閲覧えつらん
  4. ^ そうほし集団しゅうだん子会社こがいしゃ韓国かんこくクムホタイヤに45%出資しゅっし中国ちゅうごく. 時事通信じじつうしん. (2018ねん3がつ5にち). https://web.archive.org/web/20180316151738/https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030501035 2018ねん3がつ16にち閲覧えつらん 
  5. ^ 韓国かんこくタイヤ2中国ちゅうごく同業どうぎょう買収ばいしゅうあんれ 労使ろうし同意どうい. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. (2018ねん3がつ30にち). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28797300Q8A330C1FFE000/ 2018ねん3がつ31にち閲覧えつらん 
  6. ^ 横浜よこはまゴムが中国ちゅうごく青島ちんたおそうほし傘下さんかになったクムホタイヤとの提携ていけい解消かいしょう”. ITmedia. 2018ねん8がつ10日とおか閲覧えつらん
  7. ^ Kumho Tyres | Motorsport”. 2011ねん1がつ30にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2010ねん8がつ25にち閲覧えつらん
  8. ^ 全日本ぜんにほんスーパーフォーミュラ・ライツ選手権せんしゅけんのコントロールタイヤが2024ねんからクムホに決定けってい”. autosport web. 2024ねん2がつ29にち閲覧えつらん
  9. ^ 'コントロールタイヤなのに不平等ふびょうどう!? オーストラリアラリー選手権せんしゅけん'

外部がいぶリンク

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