グランツーリスモ (映画えいが)

グランツーリスモ
Gran Turismo
監督かんとく	ニール・ブロムカンプ
脚本きゃくほん	ジェイソン・ホール ザック・ベイリン
原作げんさく	PlayStation Studios 「グランツーリスモ」
製作せいさく	ダグ・ベルグラッド アサド・キジルバシュ カーター・スワン デイナ・ブルネッティ
出演しゅつえん者しゃ	デヴィッド・ハーバー オーランド・ブルーム アーチー・マデクウィ ダレン・バーネット ジェリ・ハリウェル＝ホーナー ジャイモン・フンスー
音楽おんがく	ローン・バルフ
主題歌しゅだいか	T-SQUARE 『CLIMAX』
編集へんしゅう	オースティン・デインズ コルビー・パーカー・ジュニア
製作せいさく会社かいしゃ	コロンビア ピクチャーズ PlayStation プロダクションズ トリガー・ストリート・プロダクション
配給はいきゅう	ソニー・ピクチャーズ リリーシング
公開こうかい	2023年ねん8月がつ25日にち 2023年ねん9月15日にち
上映じょうえい時間じかん	134分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
製作せいさく費ひ	$60,000,000
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$122,101,055

『グランツーリスモ』（原題げんだい：Gran Turismo）は、2023年ねんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの伝記でんきドラマ映画えいが。

同名どうめいのレーシングシミュレーションゲームシリーズと、10代のグランツーリスモプレイヤーでありプロのレーシングドライバーとなったヤン・マーデンボローの実話じつわに基もとづいている。ただし、レースの順位じゅんいや、登場とうじょう人物じんぶつの名前なまえやプロフィールなどは実際じっさいと異ことなっている。

ジェイソン・ホールとザック・ベイリンが脚本きゃくほん、ニール・ブロムカンプが監督かんとくを務つとめ、コロンビア・ピクチャーズ、PlayStation プロダクションズ、2.0エンターテインメント、トリガー・ストリート・プロダクションズが製作せいさくする。

あらすじ

「グランツーリスモシリーズ」および「ヤン・マーデンボロー」も参照さんしょう

25年ねん前まえ、カーレースの布教ふきょうを熱望ねつぼうした山内やまうち一典かずのりはテレビゲームの『グランツーリスモ』を開発かいはつ。物語ものがたりはゲームの開発かいはつシーンとホンダ・NSXとフォード・GTがサーキットを走はしる所ところから始はじまる。

ウェールズ、カーディフ。元もとサッカー選手せんしゅのスティーブを父ちちに持もつイギリス人じんの青年せいねんヤン・マーデンボローは、アルバイトの給料きゅうりょうをステアリングコントローラーに投とうじるほど、テレビゲームの『グランツーリスモ』に熱中ねっちゅうする毎日まいにちを送おくっていた。プロレーサーになる夢ゆめを持もっていた彼かれだったが、サッカー選手せんしゅとしての道みちを順調じゅんちょうに歩あゆんでいた弟おとうとのコビーとは対照たいしょう的てきに大学だいがくにも行おこなっておらず、父ちちから進路しんろのことで毎日まいにち苦言くげんを呈ていされていた。

所ところ変かわって日本にっぽん・東京とうきょう。日産にっさんのマーケティング担当たんとうダニー・ムーアはグランツーリスモのプレイヤーにコンテストを行おこない、プロのレーサーを生うみ出だす企画きかくを日産にっさん本社ほんしゃでプレゼンテーションで披露ひろうする。その案あんを聞きいた日産にっさん役員やくいんがダニーへもしもの事ことに備そなえてチーフ・エンジニアを加くわえることを条件じょうけんに案あんをを承認しょうにんしたことを伝つたえた。 その夜よる、早速さっそくチーフ・エンジニア探さがしを行おこなうダニーだったが、候補こうほのエンジニア達たちには尽ことごとく断ことわられてしまう。最終さいしゅう的てきにダニーは"ありえない"としていた元もとレーサーで現在げんざいはメカニックを務つとめるジャック・ソルターと交渉こうしょうするためにチーム・キャパに赴おもむき、ジャックがル・マンに参戦さんせんした件けんを引ひき合あいに出だし声こえをかけて交渉こうしょうを試こころみるも、ジャックは「バカげてる」として一蹴いっしゅうする。ところが、夜よるのミーティングにおいてニコラス・キャパのドライビングに対たいしアドバイスを送おくった際さいに逆上ぎゃくじょうされたことで堪忍袋かんにんぶくろの緒いとぐちが切きれチーム・キャパを脱退だったい。危険きけんであると判断はんだんすれば抜ぬけるという条件じょうけん付つきながら一転いってんしてチーフ・エンジニアを引ひき受うけた。

ある日ひ、アルバイト中ちゅうのヤンの元もとにゲーマー仲間なかまパーソルからある連絡れんらくを受うける。ゲーマーカフェに駆かけつけたヤンはディスプレイに映うつる見覚みおぼえのない画面がめんを誰だれかのいたずらと疑うたがうが、その内容ないようとは『グランツーリスモ』で最速さいそくラップを叩たたき出だしたプレイヤーへ、ダニーからグランツーリスモでSCEと日産にっさんが主催しゅさいするレーシングドライバー養成ようせいプログラム「GTアカデミー」への選抜せんばつレースに選えらばれたこと、そして勝者しょうしゃのプレイヤーには本物ほんもののレーシングドライバーへと育成いくせいするチャンスを与あたえるというものだった。子こどもの頃ころからレーサーに憧あこがれていたヤンは明日あしたの選抜せんばつレースのために練習れんしゅうと、あえてラインをそれて走はしり追おい抜ぬく事ことの実験じっけんを重かさねる。そんな中なか、弟おとうとのコビーからパーティーの誘さそいを受うける。最初さいしょは断ことわるも想おもいを寄よせる女性じょせいのオードリーも来くることを聞きいてしまいまんまと誘さそいに乗のり、スティーブのフォルクスワーゲン・コラードをこっそり持もち出だしてパーティー会場かいじょうへと向むかう。ヤンチャをする友人ゆうじんを尻目しりめにオードリーと共ともに『グランツーリスモ』の事ことを語かたり合あうヤンだったが、警察けいさつに見みつかり撤収てっしゅうせざるを得えなくなる。騒さわぎを起おこす友人ゆうじんにウンザリしつつも家路いえじに付つくヤンだったが、父ちちの車くるまに傷きずをつけられたり警察けいさつに止とめられるなど散々さんざんな目めに遭あってしまう。しかし機転きてんを効きかせ警察けいさつの追跡ついせきを見事みごとに振ふり切きるも今度こんどは父ちちに見みつかってしまう。

大会たいかい当日とうじつになるも、昨日きのうの弟おとうとたちを庇かばって罪つみを被こうむったヤンは父ちちの働はたらく場所ばしょで列車れっしゃの連結れんけつを行おこなう仕事しごとを行おこなうハメになる。ところが仕事しごとの最中さいちゅうに父ちちとの会話かいわで「くだらないテレビゲームでレーサーになれる訳わけが無ない」という一言ひとことに嫌気いやけが刺さしたヤンは仕事しごとを抜ぬけ出だしてゲーマーカフェへ向むかう。会場かいじょうまで自転車じてんしゃを猛もうスピードで漕こぎ、ギリギリのところでなんとか間あいだに合あわせたヤン。到着とうちゃくがギリギリだったことから初はじめは順位じゅんいを落おとすもこれまでのテクニックを見事みごとに活いかしきり、見事みごと最終さいしゅう予選よせんである選抜せんばつレースで優勝ゆうしょう、世界せかいで10人にんしかいないGTアカデミーの候補こうほ生せいとなる。

GTアカデミーでヤンたちゲーマーを迎むかえたのは、ダニーがチーフ・エンジニアとして雇やとったジャック・ソルターだった。チーフ・エンジニアを務つとめる傍かたわら、トレーナーも兼任けんにんするジャックはアカデミー生せいを徹底的てっていてきにしごく。厳きびしいトレーニングに加くわえジャックの審査しんさもあり失格しっかく者しゃが続出ぞくしゅつし、アカデミーの生徒せいとはたちまち半分はんぶんになってしまう。そんなヤンは当初とうしょは期待きたいされておらず、しまいにはトレーニングの際さいにオーバーテイクを試こころみた際さい、車くるまを止とめられずジャックを横よこに乗のせたままクラッシュする始末しまつだった。翌日よくじつのミーティングで昨日きのうのクラッシュについて説明せつめいするジャックにヤンは「ブレーキがフェードしていた」と指摘してきするもジャックにはバカにされてしまうが、ヤンの言いう通とおりブレーキがフェードしていたのだ。なぜブレーキフェードがわかっていたのかをジャックはヤンに訪たずね、同時どうじにヤンが最終さいしゅう試験しけんのレースに生いき残のこった事ことを伝つたえた。翌日よくじつの最後さいごの試験しけんであるレースでライバルのマティと勝負しょうぶを繰くり広ひろげ僅差きんさで勝利しょうりを決きめる。しかし勝利しょうりが僅差きんさだったことからヤンではなくマティを代表だいひょうにするべきだとダニーは言いうもジャックはヤンを信しんじ、ヤンの勝利しょうりをマーシャルに宣告せんこく。アカデミー代表だいひょうになることができた。

そんなアカデミーの代表だいひょうとなったヤンには、最後さいごの試練しれんとして日産にっさんと契約けいやくするため、ライセンス取得しゅとくのための国際こくさいレースに挑戦ちょうせんする。ライセンス取得しゅとくのための条件じょうけんである4位いを目指めざし初戦しょせんレッドブル・リンクにおいては当初とうしょはライバルや雰囲気ふんいきに気圧けおされるも自信じしんをつかみ4位いまでポジションを上あげる。ところがニコラスの押出おしだしをモロに喰くらってしまいスピン。27位いという結果けっかに終おわる。悔くやしさをバネにし次回じかいのレースへと挑いどむもトラブルに見舞みまわれるなど惨憺さんたんたる結果けっかだったが、徐々じょじょに戦績せんせきを上あげていく。しかしレースは最終さいしゅう戦せんドバイにまでもつれ込こんでしまいこれが最後さいごのチャンスになってしまう。ニコラスの妨害ぼうがいやクラッシュによるパーツの直撃ちょくげきを受うけるなどの受難じゅなんを迎むかえるが、機転きてんを利きかせライバルのフレデリック・シューリンを抑おさえ込こみレースで4位いに入賞にゅうしょう。念願ねんがんのライセンスを獲得かくとくし、日産にっさんとの契約けいやくにこぎつけた。

日産にっさんとの莫大ばくだいな契約けいやく金きんを獲得かくとくし、順風じゅんぷう満まん帆ほの人生じんせいが待まっていると思おもわれたヤンだったが、ライセンス獲得かくとく後ごに父ちちと母ははがテレビで見守みまもる中なか行おこなわれたニュルブルクリンクのレースで次々つぎつぎオーバーテイクを決きめるも、フルークプラッツで車くるまが宙ちゅうを舞まってしまい観客かんきゃくを巻まき込こむ事故じこを起おこしてしまい、ヤンも負傷ふしょうしてしまう。病院びょういんにてジャック達たちから観客かんきゃくの死亡しぼうを伝つたえられたヤンは自責じせきの念ねんを抱いだき、父ちちの言いうとおりレーサーになることを諦あきらめていれば良よかったと意気いき消沈しょうちんするも、ジャックは自身じしんが経験けいけんしたル・マンでの失敗しっぱいを語かたり、このことを乗のり越こえるには、レーサーとして結果けっかを残のこすしかないこと、そしてニュルブルクリンクを走はしり切ぎろうと励はげまし、自みずからが乗のるポルシェ・911 GT3 RSをヤンにドライブさせる。

一方いっぽうでヤンの事故じこはお咎とがめなしとなるも、キャパ達たちがヤンやシムレーサーに対たいする反対はんたい運動うんどうを始はじめ、日産にっさんはチーム解散かいさんを検討けんとう。これによりGTアカデミーの存続そんぞくが危あやうくなってしまった。汚名おめいを返上へんじょうするため、ダニーはゲーマー達たちをドライバーにしル・マン24時じ間あいだ耐久たいきゅうレースに挑いどむことを決意けつい。あと2人にんドライバーが必要ひつようだと言いったジャックに対たいしダニーは、アカデミーでしのぎを削けずったマティとアントニオが小規模しょうきぼなレースに出でている事ことを伝つたえ、2人ふたりをヤンのチームメイトとして迎むかえ入いれる。ジャックができなかった事ことをやり遂とげ伝説でんせつになると誓ちかったヤンはマティとアントニオと共ともにル・マンへと挑いどむ。

ル・マンへの準備じゅんびを進すすめるヤンだったが、パドックにて父ちちのスティーブがやってくる。スティーブはプレイステーションが何なになのかはよくわからないとしつつも、ヤンの夢ゆめを支ささえなかったことを涙なみだながらに詫わびた。それに対たいしヤンは父ちちの所属しょぞくしたクラブのロゴのステッカーを貼はったヘルメットを見みせ、父ちちは自分じぶんの誇ほこりであることを伝つたえた。

家族かぞくや友人ゆうじん、GTアカデミーで競きそい合あった仲間なかまたちが見守みまもる中なかついにル・マンがスタートする。シューリンを捉とらえ追おい詰つめるが周回しゅうかい遅おくれのフェラーリ・488と接触せっしょくしシューリンが宙ちゅうに浮うき爆発ばくはつ炎上えんじょうする事故じこを起おこす。これによりニュルブルクリンクでのトラウマが蘇よみがえってしまったヤンはペースを上あげられずにいた。声こえ掛かけに応おうじないヤンに対たいし機転きてんを効きかせたジャックは、ヤンからもらったウォークマンで音楽おんがくを流ながし、ヤンをレースに引ひき戻もどさせる。トラウマを乗のり越こえ復活ふっかつしたヤンはグランツーリスモで培つちかったテクニックを活いかし、マティとアントニオと共ともにたちと共ともに順位じゅんいを上あげていく。ところが、残のこり5時じ間あいだのところでアントニオが足あしを攣ってしまうアクシデントが起おきてしまう。早はやめの交代こうたいでヤンが出陣しゅつじんするもタイヤ交換こうかんの際さいにナットが転ころがり落おちるハプニングに見舞みまわれる。ジャックの機転きてんでなんとかこの場ばを切きり抜ぬけるも、9位いまで順位じゅんいを落おとす痛手いたでを負おってしまった。

快走かいそうを続つづけるヤンは"あえてラインをそれて走はしり追おい抜ぬく事ことの実験じっけん"を回想かいそうし、ジャックに対たいし自みずからのラインで走はしることを提案ていあんする。リスクが大おおきいために反対はんたいするダニーだったが、ジャックは自みずからのラインで走はしることを許可きょか。するとヤンは次々つぎつぎオーバーテイクを重かさね、遂ついにはラップレコードを更新こうしんするという快挙かいきょまで成なし遂とげる。こうして最終さいしゅうラップに入はいったヤンはニコラスと一騎打いっきうちになる。ニコラス有利ゆうりの中なかでの接戦せっせんだったが、最終さいしゅうコーナーで仕掛しかけ、わずかな差さでチーム日産にっさんは見事みごと3位い入賞にゅうしょうを果はたしたのだ。

ゲーマーであってもプロレーサーとして表彰台ひょうしょうだいに立たてることを証明しょうめいし、モータースポーツの歴史れきしを塗ぬり替かえたヤン。「今日きょうまで200以上いじょうのレースに参戦さんせんした事こと」「ビッグレースの前まえには必かならずケニー・Gとエンヤを聞きく事こと」「スタントドライバーとして本人ほんにんも出演しゅつえんした」というエピソードがヤン本人ほんにんの写真しゃしんや映像えいぞうとともに映うつし出だされ映画えいがは幕まくを閉とじる。

キャスト

※括弧かっこ内ないは日本語にほんご吹替

主要しゅよう人物じんぶつ

ヤン・マーデンボロー

演えんじ：アーチー・マデクウィ（松岡まつおか禎ただし丞すすむ）

本ほん作さくの主人公しゅじんこう。

5歳さいの頃ころからプロのレーシングドライバーを目指めざしており、『グランツーリスモ』の熱狂ねっきょう的てきなファンで腕うではピカイチだが、レーサーを目指めざしているにもかかわらず大学だいがくにも行おこなっていないため父ちちスティーブから苦言くげんを呈ていされる毎日まいにちだった。

ひょんな事ことからGTアカデミーの選抜せんばつレースに選えらばれ、受難じゅなんこそあれど選抜せんばつレース優勝ゆうしょうを飾かざり、GTアカデミーに選抜せんばつされる。そこでの厳きびしいトレーニングを切きり抜ぬけ最終さいしゅうレースにおいてマティとの接戦せっせんを制せいし優勝ゆうしょうを飾かざりGTアカデミーの代表だいひょうとなる。

ライバル達たちの圧あつや大だい事故じこなどを経験けいけんするも、ジャックやダニーといった仲間なかま達たちとの力ちからで乗のり越こえ、そしてジャックの果はたせなかった表彰台ひょうしょうだいを目指めざすべく、ル・マン24時じ間あいだ耐久たいきゅうレースに挑いどむ。

ジャック・ソルター

演えんじ：デヴィッド・ハーバー（三宅みやけ健太けんた）

GTアカデミーのチーフ・エンジニア兼けんヤンのトレーナー。

元もとレーサーでアイオワからル・マンに挑戦ちょうせんするも、そこで事故じこを起おこしその時とき共ともにクラッシュしたフォードのドライバーが死亡しぼうしてしまったことがきっかけで引退いんたい。それからは紆余曲折うよきょくせつあってレーシングチームのチーム・キャパのメカニックとして働はたらく、しがない日々ひびを送おくっていた。当初とうしょはダニーの誘さそいを断ことわるも、ニコラスの逆上ぎゃくじょうに堪忍袋かんにんぶくろの緒いとぐちが切きれてチーム・キャパを脱退だったいしチーフ・エンジニアとしてGTアカデミーに加入かにゅうを決意けついする。

当初とうしょはゲーマー達たちを信用しんようしていなかったが、ブレーキフェードの指摘してきを見事みごとにい当いあてたヤンを次第しだいに信用しんようしていくようになり、良よき師匠ししょうとしてヤンをサポートしていくようになる。

常つねにテープレコーダーを持もち歩あるいており、ブラック・サバスが好すき。愛車あいしゃはサイドにポルシェのロゴが入はいったポルシェ・911 GT3 RS(992型がた)。

モデルとなった人物じんぶつは、1999年ねんより日産にっさんに加入かにゅうしSUPER GTの他ほかにLMP1プロジェクトやGT3チームのディレクターとして働はたらき、2015年ねんまでヤン本人ほんにんのエンジニアを担当たんとうしていたリカルド・ディヴィラである。

ダニー・ムーア

演えんじ：オーランド・ブルーム（三木みき眞一郎しんいちろう）

日産にっさんのマーケティング担当たんとう。

日産自動車にっさんじどうしゃの新あらたな購買こうばい層そうとしてグランツーリスモのプレイヤーに目めをつけ、GTアカデミーを立たち上あげる。

ゲーマー達たちに対たいして期待きたいを持もつ一方いっぽうで慎重しんちょうな一いち面めんを持もっており、僅差きんさで勝利しょうりしたヤンではなく敗北はいぼくしたマティをマーケティングの面めんから選出せんしゅつしようとしたり、ル・マンで「自みずからのラインで走はしる」というヤンの提案ていあんをリスクが大おおきいため反対はんたいすることもあった。

モチーフとなった人物じんぶつは2015年ねんまで日産にっさんのグローバルモータースポーツのブランド・セールス・マーケティング責任せきにん者しゃを率ひきいていたダレン・コックス。

ライバル達たち

マティ・デイビス

演えんじ：ダレン・バーネット（浪なみ川がわ大輔だいすけ）

GTアカデミーのトップドライバーで、ヤンのライバル。アメリカ出身しゅっしん。

グランツーリスモで鍛きたえたテクニックを持もち、アカデミーでは首席しゅせきの位置いちにおり期待きたいされるドライバーだったが、最終さいしゅうレースにてヤンに鼻はなの差さで敗やぶれアカデミー代表だいひょう選出せんしゅつはならなかった。

その後ごは小規模しょうきぼのレースにてレーサーを続つづけていたが、ル・マン出場しゅつじょうにおいてチーム日産にっさんの一員いちいんとして選抜せんばつされる。

かなりの自信じしん家かでヤンを「モヤシ」と称しょうしたものの、ツアーを見みたヤンを称賛しょうさんすると同時どうじに事故じこは彼かれのせいではないと庇かばうなど、GTアカデミーの仲間なかまとしてヤンを支ささえた。

アントニオ・クルス

演えんじ：ペペ・バロッソ（逢坂おうさか良太りょうた）

GTアカデミーの参加さんか者しゃ。スペイン出身しゅっしん。

最終さいしゅうレース2位いで残のこるものの、7周しゅう目めでヤンに追おい抜ぬかれて大おおきく悔くやしさを露あらわにした。

アカデミー代表だいひょうに選抜せんばつされなかった後のちもマティと共ともに小規模しょうきぼのレースにてレーサーを続つづけていたが、ル・マン出場しゅつじょうにおいてチーム日産にっさんの一員いちいんとして選抜せんばつされ、快走かいそうを見みせるも足あしを攣るアクシデントに見舞みまわれてしまう。

リア・ベガ

演えんじ：エメリア・ハートフォード（佐倉さくら綾あや音おん）

GTアカデミーの参加さんか者しゃの女性じょせいドライバー。アメリカ出身しゅっしん。

厳きびしいトレーニングに耐たえ抜ぬき最終さいしゅうレースに残のこるものの、3周しゅう目めでヤンに追おい抜ぬかれてしまい代表だいひょうには選えらばれなかった。

ヤンや同期生どうきせいのマティとアントニオが出走しゅっそうするル・マンに同期生どうきせいとして駆かけつけ、仲間なかま達たちとともにヤンの表彰台ひょうしょうだいを見届みとどけた。

アカデミーに選出せんしゅつされなかったマティとアントニオが小規模しょうきぼのレースを続つづけていた中なか、彼女かのじょもレースをしていたかどうかは語かたられていない。

ニコラス・キャパ

演えんじ：ヨシャ・ストラドフスキー（石川いしかわ界かい人じん）

ヤンのライバルドライバーのオランダ人じん。ランボルギーニ系けいチーム「チームキャパ」に所属しょぞくしている。

非常ひじょうに傲慢ごうまんな態度たいどで感情かんじょう的てきな性格せいかく。ドライビングについても接触せっしょく上等じょうとうのダーティーな一いち面めんも見みせる。その上うえヤン達たちゲーマーを危険きけんであると敵視てきししており、事ことある毎ごとに突つっかかる。

その性格せいかくが祟たたり、メカのジャックに逆ぎゃく上じょうしチーム離脱りだつを招まねいた他ほか、焦あせりを見みせて前方ぜんぽうを走はしっていたレクサス・RCとの接触せっしょくによる横転おうてん事故じこを引ひき起おこしたりなど、未熟みじゅくなところも多おおい。

最終さいしゅうレースのル・マンでは表彰台ひょうしょうだい圏内けんないを走はしるも、ヤンに対たいし仕掛しかける隙すきを与あたえてしまい鼻はなの差さで敗やぶれ、表彰台ひょうしょうだいを取とり逃にがす結果けっかとなってしまった。

フレデリック・シューリン

演えんじ：ニール・マクシェア

ヤンのライバルドライバーのドイツ人じん。アウディ系けいのレーシングチームに所属しょぞくする。

ベテランドライバーで実力じつりょくはあるが、レッドブル・リンクにてヤンに抜ぬかれたり、ドバイにおいてヤンに敗やぶれるなどやられる一いち面めんが多おおい。

ル・マンにも出走しゅっそうしたが、周回しゅうかい遅おくれのフェラーリ・488と接触せっしょくを起おこし宙ちゅうを舞まった末すえに壁かべに激突げきとつしマシンごと爆発ばくはつする事故じこを起おこす。炎上えんじょうしたマシンから辛からくも脱出だっしゅつしたものの、これがニュルブルクリンクでのトラウマをヤンが思おもい出だしてしまうきっかけになってしまう。

日本語にほんご吹ふき替かえ版ばんでは、何故なぜかレッドブル・リンクのシーンのみ吹ふき替かえがなされておらず、言語げんご版ばんのままになっている。

ヤンの家族かぞく

スティーブ・マーデンボロー

演えんじ：ジャイモン・フンスー（大塚おおつか明夫あきお）

ヤンの父親ちちおや。元もとプロサッカー選手せんしゅ。

息子むすこの進路しんろに対たいし苦言くげんを呈ていしたり、彼かれの夢ゆめに対たいしできるわけがないと一蹴いっしゅうするなどの現実げんじつ主義しゅぎ者しゃ。しかしレーサーデビューをした彼かれの姿すがたをテレビで見守みまもったり、事故じこで負傷ふしょうしたヤンへ電話でんわをかけるなど徐々じょじょに認識にんしきを改あらため、ル・マン出走しゅっそうへの準備じゅんびをするヤンの元もとを訪おとずれ、自身じしんの思おもいとともに夢ゆめを支ささえてあげられなかった事ことを涙なみだながらに詫わびた。

その後ごはル・マンへ出走しゅっそうするヤンを家族かぞくとともに観戦かんせんし、彼かれの表彰台ひょうしょうだいを見届みとどけた。

レスリー・マーデンボロー

演えんじ：ジェリ・ハリウェル＝ホーナー（園えん崎さき未み恵めぐみ）

ヤンの母親ははおや。

息子むすこであるヤンを大事だいじに思おもっており、ヤンの夢ゆめに対たいし一定いっていの理解りかいをしたり、事故じこを起おこしたヤンに電話でんわをかけるといった一いち面めんがある。

その後ごは家族かぞくとともにル・マンを観戦かんせんし、ヤンの表彰台ひょうしょうだいを見届みとどけた。

コビー・マーデンボロー

演えんじ：ダニエル・プイグ（鈴木すずき達いたる央ひさし）

ヤンの弟おとうと。

父ちちと同おなじサッカー人生じんせいを歩あゆんでおり期待きたいされていたが、ヤンチャな性格せいかくでパーティーでは酒さけを飲のんで騒さわぎを起おこし兄けいのヤンの大会たいかい出走しゅっそう危機ききを招まねく原因げんいんになってしまった。

その後ごは家族かぞくとともにル・マンを観戦かんせんし、ヤンの表彰台ひょうしょうだいを見届みとどけた。

その他た

オードリー

演えんじ：メイヴ・コーティエ＝リリー（鬼頭おにがしら明あきら里さと）

ヤンが想おもいを寄よせる女性じょせい。

ヤンの夢ゆめをバカにしたりせず応援おうえんしたり、事故じこを起おこし意気いき消沈しょうちんしたヤンを心配しんぱいするなど、ヤンを大事だいじに思おもっている。

終盤しゅうばんではパーソルやGTアカデミー生せいと共ともにル・マンへ駆かけつけ、彼かれの表彰台ひょうしょうだいを見届みとどけた。

パーソル

演えんじ：ニクヒル・パーマー（畠中はたけなか祐ゆう）

ヤンの友人ゆうじん。ゲーマーカフェに入いり浸びたる生活せいかつをしている。

ヤンがGTアカデミーの選抜せんばつレースに選えらばれたことにいち早はやく気きづき、連絡れんらくを入いれた。

終盤しゅうばんではオードリーと共ともにル・マンへ駆かけつけ、彼かれの表彰台ひょうしょうだいを見届みとどけた。その際さい、GTアカデミー生せいに彼女かのじょを紹介しょうかいしている。

ジャック・マン・ジョーンズ

演えんじ：ジェイミー・ケナ

チーム日産にっさんのベテランメカニック。

ゲーマー出身しゅっしんのヤンをバカにしていたが、徐々じょじょに実力じつりょくをつけていく内うちに彼かれらを見直みなおしていく。そしてル・マン表彰台ひょうしょうだいを飾かざったヤンに「ピットの事ことはすべて任まかせろ」と彼かれを信用しんようした。

パトリス・キャパ

演えんじ：トーマス・クレッチマン（荻野おぎの晴朗せいろう）

ニコラスの父親ちちおや。

ニコラスに対たいし表彰台ひょうしょうだいを守まもれと指示しじするが、そのニコラスが表彰台ひょうしょうだいを取とり逃にがしてしまった際さいは大おおきく悔くやしさを露あらわにした。

山内やまうち一典かずのり

演えんじ：平岳たいらだけ大だい

『グランツーリスモ』のクリエイター。山内やまうち自身じしんは寿司すし職人しょくにん役やくでカメオ出演しゅつえんしている。

登場とうじょう車種しゃしゅ

日本にっぽん車しゃ

日産にっさん・GT-R

GTアカデミーの実習じっしゅう車しゃで、ヤン・マーデンボローが乗のる2号車ごうしゃとして登場とうじょうする。

標準ひょうじゅんモデルがベースに、2020年ねんモデルのGT-R NISMOのホイールとリアスポイラーを装備そうびしている。ボディカラーはブリリアントホワイトパール。

日産にっさん・GT-R NISMO

GTアカデミーの実習じっしゅう車しゃとして、4台だい登場とうじょうする。ボディカラーはいずれもブリリアントホワイトパール。

このうち1号車ごうしゃと3号車ごうしゃ、5号車ごうしゃが2020年ねんモデルを使用しようしており、4号車ごうしゃは2014年ねんモデルを使用しようしている。

日産にっさん・GT-R NISMO GT3

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンクのシーンにて登場とうじょう。2015年ねんモデルを使用しようしており、ボディカラーは白しろでサイドおよびフロントバンパーからトランクにかけて赤あかいストライプが引ひかれている。

劇げき中ちゅうで使用しようされたのは車両しゃりょうは、実際じっさいに2015年ねんのニュルブルクリンク24時じ間あいだレースにおいて使用しようされた個体こたいである。

ホンダ・NSX NA2

序盤じょばんおよびエンディングのモデリングおよびサウンド取材しゅざいシーンにてボディカラーが赤あかの個体こたいと白しろの個体こたいが登場とうじょうする。

赤あかのホンダエンブレムが装備そうびされNSX-Rのようにされているものの、どちらも左ひだりハンドルであるためベースは北米ほくべい仕様しようのアキュラ・NSXであると思おもわれる。

日産にっさん・200SX RPS13

日産にっさん・300ZX Z31

ダットサン・240Z

日産にっさんの本社ほんしゃに展示てんじされている個体こたいで、ボディカラーは200SXが赤あか、300ZXがシルバー、240Zはダークブルー。ダニーがプレゼンテーションを終おえた際さいのシーンにて登場とうじょうする。

日本にっぽんのシーンであるにもかかわらず、何故なぜか全車ぜんしゃすべて日本にっぽん仕様しようではなく海外かいがい仕様しようが展示てんじされている。また、車両しゃりょうが展示てんじされている場所ばしょの背景はいけいで紹介しょうかいされている日産にっさん車しゃは、スカイラインGT-R以外いがいすべて海外かいがい仕様しようである。

日産にっさん・370Z NISMO

GTアカデミーのセーフティカーとして登場とうじょうする。ボディカラーはオレンジ。

レクサス・RC

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドロームのレースシーンにて登場とうじょうする。黒くろを基調きちょうに白しろ、ピンク、水色みずいろ、青あおのアクセントが特徴とくちょう。TRA京都きょうと製せいのロケットバニーワイドボディキットを装備そうびしている。フロントバンパーの形状けいじょうからRC Fではない。

中盤ちゅうばんのドバイ・オートドロームにおいて、焦あせりを見みせオーバースピードでコーナーを抜ぬけたニコラスとのクラッシュに巻まき込こまれてしまった。

アメリカ車しゃ

フォード・GT

序盤じょばんおよびエンディングのモデリングおよびサウンド取材しゅざいシーンにて登場とうじょうする。ボディカラーは黒くろにシルバーのストライプ。

フォード・フォーカス エステート

イギリス仕様しようのパトカーとして登場とうじょうする。

職務しょくむ質問しつもんから逃走とうそうしたヤンの乗のるフォルクスワーゲン・コラードを追跡ついせきするも、ヤンのドラテクに翻弄ほんろうされ追跡ついせきを諦あきらめた。

フォード・GT Mk II

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンク、ル・マンのシーンにて登場とうじょう。ボディカラーは水色みずいろと黒くろ。

本ほん車しゃは厳密げんみつにはサーキット専用せんよう車しゃであるが、映画えいが内ないにおいてはGT3として扱あつかわれている。

シボレー・コルベット スティングレイ C8

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンクのシーンにて登場とうじょう。ボディカラーはグレーで黒くろとグリーンのアクセントとキャタピラー社しゃのロゴが特徴とくちょう。Competition Carbon製せいC8RRワイドボディキットを装着そうちゃくしている。

シボレー・カマロ ZL1

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンクのシーンにて登場とうじょう。白しろと黒くろとグリーンのリバリーが施ほどこされた他ほか、大おおきめのリアウィングとリコラ社しゃのロゴが特徴とくちょう。

レッドブル・リンクのシーンにおいてスタート直後ちょくごにスピンを喫きっしている。

ヨーロッパ車しゃ

リジェ・JS PX

終盤しゅうばんのル・マン24時じ間あいだ耐久たいきゅうレースにて「チーム・日産にっさん」が使用しようするプロトタイプカー。劇げき中ちゅうではヤン、マティ、アントニオがドライブしている。

実車じっしゃでは836馬力ばりき、910kgというスペックを誇ほこる車両しゃりょうだが、映画えいが内ないではLMP2と同一どういつともとれる描写びょうしゃがされている。

ランボルギーニ・ウラカン GT3

「チーム・キャパ」が使用しようするマシン。ニコラス・キャパがドライブする。黒くろと金かねのカラーリングが特徴とくちょう。

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンクのシーンにて登場とうじょうしており、ドバイ・オートドロームのシーンにおいては焦あせりのあまりレクサス・RCに突つっ込こみ大おおきく横転おうてんするクラッシュを喫きっしている。

その他ほかにもル・マンのシーンにおいて黒色こくしょくの個体こたいが走行そうこうしている。

アウディ・R8 LMS GT3 Evo II

フレデリック・シューリンがドライブするレーシングカー。白しろのカラーリングに虹色にじいろのアクセントが特徴とくちょう。

ル・マンのシーンでも白色はくしょくの個体こたいが僅わずかに登場とうじょうしている。

ポルシェ・911(992) GT3 RS

ニュルブルクリンクのシーンにおいてジャック・ソルターがドライブする一いち台だい。サイドにポルシェのロゴが入はいっているのが特徴とくちょう。ボディカラーはホワイト。

事故じこを起おこし傷心しょうしんのヤンを勇気ゆうきづけるため、ヤンをドライブさせた。

フォルクスワーゲン・コラード

スティーブの車くるま。ボディカラーは赤あか。パーティーに向むかうコビーが勝手かってに持もち出だしてしまった。

コビーの友人ゆうじんの乗のるグランドビターラにぶつけられて、ミラーに傷きずを入いれてしまう。

アストンマーティン・ヴァンテージ GT4

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンク、ル・マンのシーンにて登場とうじょうする。ボディカラーはイエロー。

GT4規定きていの車両しゃりょうであるにもかかわらず、映画えいが内ないではGT3マシンと同等どうとうの扱あつかいである。

BMW・M6

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンク、ル・マンのシーンにて登場とうじょうする。白しろと黒くろにBMW Mのストライプが随所ずいしょに引ひかれているのが特徴とくちょう。

ロードカーであるにもかかわらず、M6 GT3のステッカーがウイングやボディなどに貼はられている。

BMW・M8

ル・マン24時じ間あいだのセーフティカーとして登場とうじょうする。

なお、BMWのセーフティカーが実際じっさいのル・マン24時じ間あいだに使用しようされたのは2017年ねんで、その時とき使用しようされたのはM2である。

フェラーリ・488チャレンジ

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンク、ル・マンのシーンにて登場とうじょうする。赤あかのカラーリングにデロンギのロゴが描えがかれている。

レッドブル・リンクにおいてはエンジンブロー、ル・マンにおいてはシューリンとの接触せっしょくなどクラッシュやトラブルがよく目立めだつ。

マクラーレン・720S GT3

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンク、ル・マンのシーンにて登場とうじょうする。ユナイテッド・パーセル・サービスのロゴが入はいっており、マシンもそれに準じゅんじたカラーリングになっている。

ポルシェ・911(997) GT3 Cup

レッドブル・リンク、ドバイ・オートドローム、ニュルブルクリンク、ル・マンのシーンにて登場とうじょうする。

白しろのボディカラーに青あおいストライプが入はいった個体こたいと、青あおのボディカラーに白しろのワイヤーフレームのようなアクセントが入はいった個体こたいが登場とうじょうする

リジェ・JS P320

ル・マン24時じ間あいだのレースシーンにおいて、「チーム・キャパ」が使用しようするマシン含ふくめて多数たすう登場とうじょうする。

劇げき中ちゅうではLMP2のように扱あつかわれているが、実車じっしゃはLMP3規定きていの車両しゃりょうである。

リジェ・JS P2

ル・マン24時じ間あいだのレースシーンにシューリンのチームが使用しようするマシンとして登場とうじょうする。

ヤンとの攻防こうぼうを繰くり広ひろげる最中さいちゅうにフェラーリ・488と接触せっしょくし空中くうちゅうに舞まった末すえに壁かべに激突げきとつし、爆破ばくは炎上えんじょうしてしまった。

公開こうかい

アメリカ

当初とうしょは2023年ねん8月がつ11日にちに公開こうかい予定よていだったが、同年どうねん7月がつに配給はいきゅう会社かいしゃのソニー・ピクチャーズ エンタテインメント作品さくひんの公開こうかいスケジュールが見直みなおされ、2週間しゅうかん延期えんきとなり、同年どうねん8月がつ25日にちに変更へんこうとなった。

日本にっぽん

2023年ねん9月がつ15日にちに公開こうかい。テーマソングにはゲーム版ばんのメインテーマ曲きょく「MOON OVER THE CASTLE」を手てがけた安藤あんどう正ただし容ようがかつて所属しょぞくしていたバンドT-SQUAREの「CLIMAX」が起用きようされることが発表はっぴょうされている。

2023年ねん9月がつ19日にちに発表はっぴょうされた週末しゅうまつ興行こうぎょう成績せいせきランキングでは初はつ登場とうじょう第だい4位いにランクインした。

ホームメディアについては2023年ねん11月2日にちからデジタル配信はいしんが先行せんこうする形かたちで配信はいしんによるレンタルと販売はんばいを開始かいしした。ディスクによるレンタルと販売はんばいについては同年どうねん12月がつ20日はつかから開始かいしする予定よてい。

評価ひょうか

レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは225件けんのレビューで支持しじ率りつは65%、平均へいきん点てんは6.10/10となった。Metacriticでは47件けんのレビューを基もとに加重かじゅう平均へいきん値ちが48/100となった。

受賞じゅしょう

• 第だい48回かい 報知ほうち映画えいが賞しょう 作品さくひん賞しょう・海外かいがい

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト（英語えいご）
• 公式こうしきウェブサイト（日本語にほんご）
• グランツーリスモ - allcinema
• グランツーリスモ - KINENOTE
• Gran Turismo - オールムービー（英語えいご）
• Gran Turismo - IMDb（英語えいご）
• 映画えいが『グランツーリスモ』公式こうしきTwitter (@GTmovieJP) - X（旧きゅうTwitter）