グランツーリスモシリーズ

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グランツーリスモシリーズ
ジャンル ドライビングシミュレーター
開発元かいはつもと ポリフォニー・デジタル
発売はつばいもと ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
おも製作せいさくしゃ 山内やまうち一典かずのり
安藤あんどうまさひろ
対応たいおう機種きしゅ PlayStation
PlayStation 2
PlayStation 3
PlayStation Portable
PlayStation 4
PlayStation 5
1さく グランツーリスモ
1997ねん12月24にち
最新さいしんさく グランツーリスモ7
2022ねん3月4にちぜんエディション、ダウンロード・パッケージばんとも発売はつばい開始かいし
公式こうしきサイト グランツーリスモ・ドットコム
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グランツーリスモシリーズは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売はつばいされているゲームソフトのシリーズ。略称りゃくしょうは『GT』『グランツ』など。

山内やまうち一典かずのりによって考案こうあんされ、かれ代表だいひょう取締役とりしまりやくつとめるポリフォニー・デジタル開発かいはつおこなっている。ジャンルはドライビング&カーライフシミュレーター

タイトルは、自動車じどうしゃのカテゴリのひとつ「グランツーリスモ」からられた。2022ねん11がつ現在げんざい累計るいけい9000まんほんちょう販売はんばいすう記録きろくしたシリーズである[1]。ゲーム業界ぎょうかいでは、世界せかい数多かずおお存在そんざいするレーシングゲームのなかでも頂点ちょうてんつシリーズとして日本にっぽん世界せかいられている[2]

2013ねん5がつ15にちおこなわれたグランツーリスモシリーズの「15周年しゅうねん記念きねんイベント」で山内やまうちは、15年間ねんかんおなじチームで開発かいはつできたのはゲーム業界ぎょうかいれいがないこととかたり、今後こんごは「GTアカデミー」や「CAN-ECU」といった現実げんじつとゲームが影響えいきょうおよぼしう「リアルとバーチャルの境界きょうかい作用さよう」をテーマにするとべた[3]

歴史れきし[編集へんしゅう]

1990年代ねんだいなかば、3D空間くうかん表現ひょうげんできるゲーム登場とうじょうにより家庭かていようゲーム表現ひょうげんりょく飛躍ひやくてき向上こうじょうした。これをけ、それまでにないこう精度せいど物理ぶつり演算えんざんもとづいて実在じつざい自動車じどうしゃ挙動きょどう再現さいげんしたゲームとして開発かいはつされ、キャッチフレーズでもある「リアルドライビングシミュレーター」として登場とうじょうした。ただし、実車じっしゃ再現さいげん簡単かんたん物理ぶつり演算えんざんはアタリが1989ねんに『ハードドライビン』でこころみており、さらこう精度せいど物理ぶつり演算えんざんれたラリーカー・シミュレーターである1995ねんの『セガラリーチャンピオンシップ』よりも後発こうはつ作品さくひんとなる。一方いっぽうで、物理ぶつりてき挙動きょどうよりも、手軽てがるドリフト走行そうこう可能かのうとするなど爽快そうかいかん重視じゅうしした『リッジレーサーシリーズ』などとは一線いっせんかくしたリアルな挙動きょどうや、1990年代ねんだい当時とうじのレースゲームで流行りゅうこうしていた原色げんしょく多用たようによるカラフルな画面がめんとはことなる、現実げんじつちか色彩しきさい表現ひょうげんがユーザーにはおどろきをもってむかえられた。さらに、当時とうじとしてはめずらしい「環境かんきょうマッピング」をれ、くるま光沢こうたく表現ひょうげんするような効果こうか実現じつげんしたことや、多数たすう実在じつざいする車種しゃしゅ改造かいぞうパーツを収録しゅうろくしたことなどがあいまって、「家庭かていでカーライフを仮想かそう体験たいけんできる」ということからだいヒット作品さくひんとなった。グランツーリスモを模倣もほうしたゲームも多数たすう登場とうじょうし、レースゲームというジャンルそのものにおおきな影響えいきょうあたえた作品さくひんといえる。

みのおやである山内やまうち一典かずのりは、1993ねんソニー・ミュージックエンタテインメント入社にゅうしゃ、いちはや企画きかくしょ提出ていしゅつした。しかし、「メーカーとライセンス契約けいやくして実車じっしゃ登場とうじょうするゲームをしたい」という山内やまうち請願せいがん当時とうじとしては現実げんじつてきで、まずはてい年齢ねんれいそうけた『モータートゥーン・グランプリ』の開発かいはつ着手ちゃくしゅするはこびとなる。

『モータートゥーン・グランプリ』シリーズを2さくづくえて、ようやくグランツーリスモ開発かいはつへと着手ちゃくしゅすることになる経緯けいいゲームクリエイター列伝れつでん「グランツーリスモをつくったおとこたち」として『週刊しゅうかん少年しょうねんマガジン誌上しじょう1998ねん漫画まんがされた。なお、この漫画まんがシリーズは他社たしゃのゲームの開発かいはつ秘話ひわふくめて毎回まいかい同様どうよう展開てんかいであり、「ある開発かいはつしゃがパチンコてんでパチンコだまて、くるま光沢こうたくをつけるアイデアをおもいついた」というエピソードなど、創作そうさくがかなりふくまれている。

ゲーム内容ないよう[編集へんしゅう]

レーシングドライバーの生活せいかつ仮想かそう体験たいけんする「グランツーリスモモード」(『グランツーリスモ5』では「GT LIFE」)がメインとなっている。試験しけんけてライセンスを取得しゅとくしたりレースイベントに出場しゅつじょうして賞金しょうきんかせぎ、くるま売買ばいばい・チューニングやメンテナンスなどをおこないながらうでみがいていく。また『グランツーリスモ4』『グランツーリスモ5』『グランツーリスモ6』ではレーシングチームの監督かんとくとなりAIドライバーに指示しじすB-Specモードもふくまれる。

このほか単独たんどくのレースを手軽てがるたのしめるアーケードモード、『グランツーリスモ4 オンライン実験じっけんバージョン』以降いこうでは対戦たいせん・ランキングなどのオンライン要素ようそ収録しゅうろくされている。

車両しゃりょう改造かいぞう調整ちょうせいについても詳細しょうさい表現ひょうげんされており、最大さいだい出力しゅつりょくだけでなくパワーカーブも変化へんかし、前後ぜんご独立どくりつして1mm単位たんいでのくるまだか調整ちょうせい、0.1単位たんいでのキャンバーかく調整ちょうせいなどが可能かのうであることから賛否さんぴ両論りょうろんこしながらもユーザーを獲得かくとくしていった。作品さくひんによっては「レーシングモディファイ」項目こうもくによって、レースシーンでほとんどかけない車種しゃしゅ外観がいかんをレース仕様しようにすることもできた。 また、スポーツカーだけでなくミニバンやけいワゴン、コンパクトカーやセダン(スポーツグレードではない)なども、現実げんじつ市販しはんされているボディーカラーを踏襲とうしゅうするように収録しゅうろくされた。

おおくのレースゲームでのドライビング視点してん後方こうほう追従ついしょうか、車両しゃりょうぜんはし中央ちゅうおうのみであったが、ほんシリーズ後半こうはんからは車内しゃない視点してん再現さいげんされ、実際じっさいうごくメーターや、エアコン・オーディオパネル、シフトノブなどが車種しゃしゅごとにことなり、レース車両しゃりょう車内しゃない再現さいげんされた[4]

車両しゃりょう情報じょうほうについても詳細しょうさい記録きろくされており、購入こうにゅう画面がめん車種しゃしゅ選択せんたく画面がめんにて車両しゃりょう開発かいはつ経緯けいいなどが紹介しょうかいされる。リプレイ画面がめんちゅう音声おんせいげるシリーズもあったが、最新さいしんシリーズでは採用さいようされていない。

撮影さつえいモードを搭載とうさいしており、レースリプレイ鑑賞かんしょうちゅう一時いちじ停止ていしして写真しゃしんおさめることができるほか特定とくていのシチュエーションに車両しゃりょう配置はいちして現実げんじつかんさながらの撮影さつえい可能かのう用意よういされている背景はいけいはどれも現実げんじつ存在そんざいする箇所かしょばかりで、自動車じどうしゃメーカーカタログやテレビCMのようなバーチャルな背景はいけい用意よういされていない。

また、シリーズ初期しょきから耐久たいきゅうレースをプレイ可能かのうで、24あいだレースをすることもできた。タイヤの摩耗まもうやガソリンの消費しょうひ再現さいげんされ、ピット作業さぎょうもシリーズをうごとに表現ひょうげん追加ついかされた。ジャッキアップ、タイヤ交換こうかん給油きゅうゆ作業さぎょう、スタート合図あいずそれぞれにスタッフがえがかれ、補助ほじょスタッフやとなりのピット人員じんいんまで表現ひょうげんされる。

収録しゅうろく車種しゃしゅ[編集へんしゅう]

世界せかい各国かっこく実在じつざいする自動車じどうしゃメーカーの車種しゃしゅ登場とうじょうする。モータースポーツとは程遠ほどとお大衆たいしゅうしゃきゅうくるま高級こうきゅうしゃ多数たすう登場とうじょうさせることで、プレイヤーが実際じっさい所有しょゆうしているものとおな車種しゃしゅをドライブしたり、また容易ようい購入こうにゅう見込みこめない高級こうきゅうしゃもドライブできるなど、レースファン以外いがいユーザーみにも成功せいこうした。

かつて、エレクトロニック・アーツしゃ独占どくせん契約けいやくむすんでいた関係かんけいポルシェ車種しゃしゅ一切いっさい収録しゅうろくされておらず、代替だいたいとしてポルシェしゃのチューニングをがけるRUFオートモービル車種しゃしゅ収録しゅうろくされていた。2016ねんにこの独占どくせん契約けいやく終了しゅうりょうしたため、『グランツーリスモSPORT』からは正式せいしきにポルシェが収録しゅうろくされることとなった[5]

また、さまざまな企業きぎょうとのコラボレーションで考案こうあんされた架空かくうくるま収録しゅうろくされている。『グランツーリスモ4』ではナイキとの共同きょうどうデザインによる、2022ねん未来みらい見据みすえてつくされたコンセプトカー「ナイキ One 2022」が登場とうじょうした。『グランツーリスモ5プロローグ』に登場とうじょうした「GT by シトロエン」はゲームと同時どうじ進行しんこう開発かいはつされ、コンセプトカーとして1/1の実車じっしゃ製作せいさくされた。『グランツーリスモ5』ではレッドブル・レーシング共同きょうどう開発かいはつした地上ちじょう最速さいそくのレーシングカー「X1プロトタイプ」が収録しゅうろくされた[6]

『グランツーリスモ6』からは、シリーズ15周年しゅうねん記念きねん企画きかくとして「ビジョン グランツーリスモ」というプロジェクトがすすめられ、かく自動車じどうしゃメーカーがつくしたコンセプトカーが収録しゅうろくされている。このプロジェクトは後発こうはつさくの『グランツーリスモSPORT』、『グランツーリスモ7』にもがれ、2024ねん現在げんざい進行しんこうちゅうである。

テーマきょく[編集へんしゅう]

1さくから代々だいだいテーマきょくとしてオープニングデモなどに使用しようされているきょく安藤あんどうまさひろがANDY'S名義めいぎ制作せいさくしたアルバム『ANDY'S』収録しゅうろくの「MOON OVER THE CASTLE」である。どうアルバムの収録しゅうろくきょくはボーカル部分ぶぶんインストするなどアレンジがほどこされ、ほぼ全曲ぜんきょくが1さくBGMとして利用りようされた。また、T-SQUAREのアルバム『BLUE IN RED』にはどうきょくのT-SQUAREバージョンともいえる「Knight's Song」が収録しゅうろくされている。なお、このきょくコンサドーレ札幌さっぽろのホームゲーム選手せんしゅ入場にゅうじょうのBGMとしても使つかわれている。

収録しゅうろくコース[編集へんしゅう]

だい1さくの『グランツーリスモ』では架空かくうのオリジナルコースのみが収録しゅうろくされており、『グランツーリスモ3』まではハードウェアやゲームエンジンの性能せいのうじょうによる現実げんじつとの誤差ごさ理由りゆう[7][8]に、オリジナルコースがおも収録しゅうろくされていた。しかしだい1さく発売はつばいげられた市場いちばからのつよ要請ようせいにより、『グランツーリスモ2』ではつ実在じつざいサーキットのラグナ・セカ収録しゅうろくされ、『グランツーリスモ3』ではモンテカルロ市街地しがいちコースが「コート・ダ・ジュール」として収録しゅうろくされた。

オリジナルコースだけでなく、『グランツーリスモ2』で初出しょしゅつしたローマ市街地しがいちコースとシアトル・サーキット、『グランツーリスモ3』で初出しょしゅつした「東京とうきょう・ルート246」など、実在じつざい都市とし舞台ぶたいとした「シティコース」もおおい。

その、2004ねん発売はつばいされた『グランツーリスモ4』を皮切かわきりに国内外こくないがい実在じつざいサーキットが多数たすう収録しゅうろくされはじめ、『グランツーリスモ5』ではNASCARとの提携ていけいによりデイトナ・インターナショナル・スピードウェイインディアナポリス・モーター・スピードウェイ追加ついか同名どうめい番組ばんぐみとの提携ていけいによりトップギア・テストトラック登場とうじょう。シリーズはつ有料ゆうりょうダウンロードコンテンツによる追加ついかコース(スパ・フランコルシャンなど)も登場とうじょうした。『グランツーリスモ4』から収録しゅうろくされたニュルブルクリンクは、収録しゅうろくしているレースゲームがにほとんどく、その難易なんいとインパクトは特筆とくひつすべきものであった。

『グランツーリスモ6』以降いこうF1世界せかい選手権せんしゅけん開催かいさいであるシルバーストン・サーキットレッドブル・リンクバサースト12あいだレース英語えいごばんマウント・パノラマ・サーキットなどの著名ちょめいなサーキットが追加ついかされている。

グランツーリスモSPORT』においては、前作ぜんさくまでに登場とうじょうしていたオリジナルコースやシティコースがほぼ軒並のきな収録しゅうろくとなり、わりに実在じつざいするくにをモデルおよびコース所在地しょざいちとしたあらたなオリジナルコースが多数たすう収録しゅうろくされている。

シリーズ最新さいしんさくの『グランツーリスモ7』では『グランツーリスモSPORT』の収録しゅうろくコースにくわえ、『グランツーリスモ』から『グランツーリスモ6』に収録しゅうろくされていたいくつかのオリジナルサーキットがリメイクされて収録しゅうろくされている。

リアルサーキット[編集へんしゅう]

リアルサーキット一覧いちらん
ロケーション GT1 GT2 GT3 GT4 GTPSP GT5 GT6 GTS GT7
アスカリ・レース・リゾート
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
インテルラゴス・サーキット
インフィニオン・レースウェイ
ウィロースプリングス・レースウェイ
ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ[ちゅう 1]
オートポリス
カタロニア・サーキット
グッドウッド・サーキット
グッドウッド・ヒルクライム[ちゅう 2]
シルバーストン
鈴鹿すずかサーキット
スパ・フランコルシャン [ちゅう 3]
ツインリンクもてぎ [ちゅう 3]
筑波つくばサーキット
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ
トップギア・テストトラック
ニュルブルクリンク
富士ふじスピードウェイ
ブランズハッチ
マウントパノラマ モーターレーシングサーキット
モンツァ・サーキット
リカルド・トルモ・バレンシア・サーキット
ル・マン 24あいだ レーシングサーキット[ちゅう 4]
レッドブル・リンク
ロード・アトランタ
ワトキンズ・グレン・インターナショナル

オリジナルコース[編集へんしゅう]

オリジナルコース一覧いちらん
ロケーション GT1 GT2 GT3 GT4 GTPSP GT5 GT6 GTS GT7
アイガーきたかべコース
アプリコットヒル・レースウェイ
アルザス
エル・キャピタン
オータムリンク
カートスペース [ちゅう 3]
京都きょうとドライビングパーク
グランツーリスモアリーナ
グランバレー・ハイウェイ 1[ちゅう 5][ちゅう 6]
グリンデルワルド
ケープリンク
コンプレックス・ストリング
サーキット・デ・ラ・シエラ
サルディーニャ・ロードトラック
サン=クロワ・サーキット
ジムカーナコース[ちゅう 7][ちゅう 8]
スーパースピードウェイ
スペシャルステージ・ルートX [ちゅう 3]
タヒチ・ロード
ディープフォレスト・レースウェイ[ちゅう 6]
テストコース[ちゅう 9] [ちゅう 7] [ちゅう 7]
トライアルマウンテン・サーキット[ちゅう 6]
ドラゴントレイル
ノーザンアイル・スピードウェイ
ハイスピードリンク[ちゅう 6]
ビギナーコース[ちゅう 7]
ブルームーン・ベイ・スピードウェイ
ブロードビーンレースウェイ
マッターホルン
ミッドフィールド・レースウェイ
モータースポーツランド
モーターランド[ちゅう 7][ちゅう 10]
レイク・マジョーレ・サーキット
レッドロックバレー・スピードウェイ

シティコース[編集へんしゅう]

シティコース一覧いちらん
ロケーション GT1 GT2 GT3 GT4 GTPSP GT5 GT6 GTS GT7
アマルフィサーキット
イタリア市街地しがいちコース
オペラ・パリコース
コート・ダジュール
シアトル・サーキット[ちゅう 11]
ジョルジュ・サンク・パリコース
スペシャルステージ・ルート5
クラブマンステージ・ルート5
スペシャルステージ・ルート7
スペシャルステージ・ルート11[ちゅう 12]
ソウル市街地しがいちコース
東京とうきょうエクスプレスウェイ
東京とうきょうルート246
ニューヨーク市街地しがいちコース
香港ほんこん
マドリード市街地しがいちコース
ラスベガス・ドラッグ・ストリップ[ちゅう 2]
ロンドン市街地しがいちコース
ローマ・サーキット
ローマ市街地しがいちコース[ちゅう 13]
ローマ・ナイト

ダート・スノーコース[編集へんしゅう]

ダート・スノーコース一覧いちらん
ロケーション GT1 GT2 GT3 GT4 GTPSP GT5 GT6 GTS GT7
アイガーきたかべコース
アイス・アリーナ
カテドラルロックス・トレイル
グランドキャニオン
グリーンフォレスト・ロードウェイ
コロラドスプリングス・レイク
サルディーニャ・ウィンドミルズ
シャモニー[ちゅう 14]
スイスアルプス[ちゅう 15]
スモーキー・マウンテン[ちゅう 16]
タヒチ・メイズ
タヒチ・サーキット[ちゅう 17]
トスカーナ
パイクスピーク
フィッシャーマンズ・ランチ
レイク・ルイーズ
登場とうじょうサーキットの注釈ちゅうしゃく
  1. ^ GT5までは「ラグナセカ・レースウェイ」。GT6のみ「マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ」。
  2. ^ a b タイムアタック専用せんようコース。
  3. ^ a b c d 有料ゆうりょうDLC
  4. ^ GTSまでは「サルト・サーキット」。
  5. ^ GT6までは「グランバレー・スピードウェイ」。
  6. ^ a b c d GT7でリニューアル。
  7. ^ a b c d e ドライビングパーク」にふくまれる。
  8. ^ コーヒーブレイク、フリーランでのみ走行そうこう
  9. ^ GT3でリニューアル。
  10. ^ GT4のみ「モータースポーツランドII」。
  11. ^ GT2のみ「シアトル市街地しがいちコース」。
  12. ^ コース中盤ちゅうばんのレイアウトは作品さくひんごとにことなる。
  13. ^ 「ローマ・サーキット」とはことなるレイアウトのコースだが、一部いちぶ区間くかん共用きょうようしている。
  14. ^ GT4・GTPSPに収録しゅうろくされたものと、GT5・GT6に収録しゅうろくされたものではレイアウトがことなる。
  15. ^ GT2のみ「スモーキーマウンテンみなみコース」。
  16. ^ GT2のみ「スモーキーマウンテンきたコース」。
  17. ^ GT2のみ「タヒチ・ダート・ルート3」。

シリーズ[編集へんしゅう]

PlayStation[編集へんしゅう]

グランツーリスモ
1997ねん12月23にち発売はつばい記念きねんすべきシリーズ初代しょだい作品さくひん当時とうじとしてはるいない台数だいすうの100車種しゃしゅ146グレードが収録しゅうろくされた。それまでのゲームとはちがい、リアルフィーリング・リアルドライビングを追求ついきゅうして開発かいはつされており、当時とうじ家庭かていようレースゲームのなかくるま挙動きょどうもっと本物ほんものちかいなどの理由りゆうから爆発ばくはつてきなヒットを記録きろくした。パッケージのくるまトヨタ・スープラスカイラインGT-R
レーシングモディファイはそのくるまのレースカーがあったとしても、ゼッケンがなく、そのレーシングカーを真似まね架空かくうのものでしかなかった。
グランツーリスモ2
1999ねん12月11にち発売はつばい。シリーズ唯一ゆいいつCD-ROM2まいぐみで、アーケードモードをおもとした「アーケードディスク」とメインコンテンツである「グランツーリスモディスク」で構成こうせいされている。シリーズはつのダートコースが収録しゅうろく。また、シリーズではじめて実在じつざいサーキットであるラグナセカ・レースウェイ(げん・ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ)が収録しゅうろくされた。パッケージのくるまホンダ・S2000。ここまでのシリーズはネジコン対応たいおうしている。
実物じつぶつのレーシングカーと同様どうようのレーシングモディファイも可能かのうになり、またネッツアンフィニなどの販売はんばいてん名称めいしょうもレーシングモディファイに使用しようされた。
いまさくからグランツーリスモモードのくるまがアーケードモードでも使用しよう可能かのうになった。

PlayStation 2[編集へんしゅう]

グランツーリスモ3 A-spec
2001ねん4がつ28にち発売はつばい当初とうしょは「グランツーリスモ2000」という仮称かしょう開発かいはつ開始かいしし、PlayStation 2同時どうじ発売はつばいする予定よていてていた。[よう出典しゅってん]PS2発売はつばい直前ちょくぜんの2000ねん2がつおこなわれたプレイステーションフェスティバル2000で配布はいふされた体験たいけんばんソフト10まいぐみうちの1まいとして「グランツーリスモ2000」があった。
プラットフォームがPlayStationよりさらに高性能こうせいのうなPlayStation 2になったことで、くるまのモデリング精度せいどやサーキットのクオリティは比較ひかくにならないほど向上こうじょうした。また、フレームレートがこれまでのびょうあいだ30フレームからびょうあいだ60フレームになったことでうごきがより繊細せんさいになった。開発かいはつ当初とうしょはアーケードモードをおもとする予定よていだったが、車種しゃしゅやゲームモードの追加ついかなどによって開発かいはつ大幅おおはば長引ながびくとともに、タイトルも「グランツーリスモ2000 A-spec」をて「グランツーリスモ3 A-spec」へと変更へんこうされた。「A-spec」となっているのは、GT4収録しゅうろくされている B-specモードを収録しゅうろくしたバージョンを発売はつばいする予定よていだったためだが、結局けっきょく「グランツーリスモ3 B-spec」なるソフトは発売はつばいされなかった。
BGMは様々さまざまなアーティストの楽曲がっきょく使用しようされており、なかでもイギリスロックバンドFeeder」の「Just a day」がだいヒットを記録きろくした。パッケージにえがかれているくるまRUF・3400S
いまさくから大抵たいていのレーシングカーにはゼッケンがくようになり、実在じつざいするレーシングカーと同等どうとうとなった。「レーシングモディファイ」は廃止はいしされ、わりにLMレースカー(収録しゅうろくしゃをベースとしたGTオリジナルのレーシングカー)がえた。
グランツーリスモ コンセプト 2001 TOKYO
2002ねん1がつ1にち発売はつばい。グランツーリスモ3 A-specのシステムで、2001ねん東京とうきょうモーターショー発表はっぴょうされたコンセプトカーや2001ねん当時とうじ最新さいしんしゃなどを収録しゅうろく。パッケージのくるま日産にっさん・GT-R concept日産にっさん・GT-R原型げんけい)のリアビュー。
ゲーム自体じたい初心者しょしんしゃきで、メニューの日本語にほんごやレースデモなどのシステムが導入どうにゅうされた。
メインコンテンツのグランツーリスモモードは省略しょうりゃくされており、コースライセンスとアーケードモードをメインにすすめるかたちとなっている。
グランツーリスモ・ルポカップ・トレーニングバージョン
2003ねん4がつ配布はいふ。ポリフォニー・デジタルがフォルクスワーゲン日本にっぽん法人ほうじんからの依頼いらいで、当時とうじ開発かいはつちゅうだったグランツーリスモ4のシステムをもちい、フォルクスワーゲン・ルポによるワンメイクレース「ルポGTIカップ」の参加さんかしゃのトレーニングようとして開発かいはつしたソフト。収録しゅうろくされているくるまはルポGTIカップカーのみ、コースも筑波つくばサーキットのみが収録しゅうろくされている。非売品ひばいひんで、同年どうねんの「ルポGTIカップ」参加さんかしゃにのみ配布はいふされた[9]
グランツーリスモ4"プロローグ"ばん
2003ねん12月4にち発売はつばい。グランツーリスモ4の予告編よこくへん入門にゅうもんへんてき内容ないよう教習所きょうしゅうじょスタイルで、ボードゲームのようにレッスンを選択せんたくし、段階だんかいてき運転うんてん技術ぎじゅつをレクチャーする。開発かいはつ長引ながびいたGT4のおくれを補完ほかんする意味合いみあいがあった。エンディングはグランツーリスモ4の開発かいはつムービーで、実写じっしゃがふんだんに使つかわれている。日本にっぽんばんでスクールモードのナレーションを担当たんとうしたのは劇団げきだん青年せいねん所属しょぞく魏涼子ぎりょうこ(ぎ・りょうこ)。GT FORCE Pro対応たいおう
グランツーリスモ4
2004ねん12月28にち発売はつばい。グランツーリスモ3の要素ようそくわえ、AIレーサーに指示しじ監督かんとくとしてレースに参加さんかするB-spec(ディレクターモード)、写真しゃしん撮影さつえいプリント可能かのう)や中古ちゅうこしゃ要素ようそ復活ふっかつ、リアウィングの交換こうかん、スペシャルコンディションレースなどの要素ようそ追加ついかされた。コースはグランツーリスモモードの1ねん毎月まいつき2コースずつ(10がつのみ3コース)が追加ついかされ、フリーラン、走行そうこうかい、フォトドライブ、ファミリーカップ、アーケードモードでの使用しよう可能かのうとなる(走行そうこうかい、フォトドライブ、ファミリーカップは一部いちぶ選択せんたくできないコースが存在そんざいする)。パッケージのくるま山内やまうち一典かずのり愛車あいしゃフォードGTのコンセプトレーシングモデル。
いままでのシリーズさくとはちがい、自分じぶん改造かいぞうしたくるまをアーケードモードに使用しようできず、グランツーリスモモードで購入こうにゅうしたくるまやプレゼントカーをもらったりライセンスをクリアすることで車種しゃしゅ増加ぞうかしていき、セッティングもグランツーリスモモードよりも若干じゃっかん簡易かんいなものとなっている。
くるま紹介しょうかい日本語にほんごばんナレーションは諏訪部すわべ順一じゅんいちほか。
ツーリスト・トロフィー
2006ねん2がつ2にち発売はつばい。グランツーリスモ4をベースとしたオートバイレーシングゲーム。グランツーリスモ4に登場とうじょうしたサーキットをさまざまなオートバイで走行そうこうすることができる。写真しゃしん撮影さつえい可能かのう、オートバイのレーシングモディファイバージョン(オリジナル)も登場とうじょう
グランツーリスモ4 オンライン実験じっけんバージョン
2006ねん7~8がつ配布はいふグランツーリスモ4をベースに、オンライン対戦たいせんやタイムアタック・チャットなどのインターネット機能きのう追加ついかした実験じっけんようソフト。公式こうしきサイトの会員かいいんなかから抽選ちゅうせんで5000にん無償むしょう配布はいふし、テストプレイをおこなった。2006ねん7がつ1にち8がつ31にちまでサービス提供ていきょう
グランツーリスモ4 スバルドライビングシミュレーターばん[10]
ソニーと富士重工業ふじじゅうこうぎょう当時とうじ)が共同きょうどう開発かいはつしたドライビングシミュレーターに付属ふぞくしていたソフト。現在げんざいきわめて入手にゅうしゅ困難こんなんとなっている。

PlayStation 3[編集へんしゅう]

グランツーリスモHDコンセプト
2006ねん12月24にち配布はいふ。『グランツーリスモHD』の発売はつばい中止ちゅうしおよび『グランツーリスモ5』へのプロジェクト吸収きゅうしゅうわり、PlayStation 3のオンラインサービスの一環いっかんとして無料むりょう配布はいふされた。2007ねん9がつ30にち配布はいふ終了しゅうりょう
サーキットはアイガーきたかべコースのみ。オンラインランキングに対応たいおうしていた。
グランツーリスモ5プロローグ
2007ねん12月13にち発売はつばい。PS3では事実じじつじょうはじめての製品せいひんばんタイトル。パッケージのくるま日産にっさん・GT-R。ダウンロードばん発売はつばいされた。2011ねん2がつまつ販売はんばい終了しゅうりょう
最高さいこう16にんまでのオンライン対戦たいせん可能かのう動画どうが配信はいしんサービス「グランツーリスモTV」もおこなわれていた(2009ねんをもってサービス終了しゅうりょう)。くるまのインテリアを再現さいげんし、ドライバー視点してんでのプレイが可能かのう
2007ねん10がつ開催かいさいされた東京とうきょうモーターショーにあわせて無料むりょう体験たいけんばん期間きかん限定げんてい配信はいしんされ、東京とうきょうモーターショーに出展しゅってんされた新車しんしゃのバーチャル除幕じょまくしきというタイムリーなイベントがおこなわれた。
2011ねん9がつまつにオンラインサービス終了しゅうりょう
グランツーリスモ5プロローグ Spec III
2008ねん10月30にち発売はつばい。『グランツーリスモ5プロローグ』で実施じっしされた無料むりょうアップデートをすべ収録しゅうろくした最新さいしんばんがパッケージソフトとしてあらためて発売はつばいされた。パッケージのくるまシトロエン・GT by シトロエン期間きかん限定げんていでPS3本体ほんたいどうこりされた。詳細しょうさいなアップデート内容ないようについてはグランツーリスモ5プロローグ参照さんしょう
グランツーリスモ5 タイムトライアルチャレンジ
2009ねん12月17にち配布はいふ発売はつばいまえの『グランツーリスモ5』を体験たいけんできる特別とくべつばんとして配信はいしんされたバージョン。2010ねん2がつ15にち配布はいふ終了しゅうりょう詳細しょうさいグランツーリスモ5参照さんしょう
グランツーリスモ5
2010ねん11月25にち発売はつばい。6ねんぶりのナンバリングタイトル。プロジェクトの膨大ぼうだいともなって開発かいはつ長引ながびき、発売はつばい再三さいさんかえ延期えんきされていた。
とししきちがいなどをふくみ、当時とうじのシリーズ最多さいたの1000車種しゃしゅ以上いじょう収録しゅうろく細部さいぶまで緻密ちみつ再現さいげんされたプレミアムカー、以前いぜんのデータをベースにしたスタンダードカー、前作ぜんさくのB-Specに搭載とうさいされていた倍速ばいそくなどの機能きのう廃止はいし対戦たいせんだけにとどまらない様々さまざまなオンライン要素ようそなど、おおきな進化しんかげた。さらにシリーズ史上しじょうはつのカーダメージ(プレミアムカーのみ)、天候てんこう時刻じこく変化へんか一部いちぶのコースのみ)、立体りったい対応たいおう、コースメーカー、レーシングカートNASCAR収録しゅうろく、コースがランダムで自動じどう生成せいせいされるラリーイベント、ベルンからローマへ横断おうだんする、イタリア半島はんとう縦断じゅうだんたびグランドツアーイベント、ダウンロードコンテンツによるアップデートや追加ついかアイテムの購入こうにゅうなど、すうおおくのしん要素ようそまれている。また「レーシングモディファイ」も復活ふっかつし、(一部いちぶくるまのみ)Ver.2.00より、耐久たいきゅうレースでピットイン中断ちゅうだんセーブが可能かのうとなり、なん分割ぶんかつしてプレイ可能かのうになったり、シリーズ史上しじょうはつ有料ゆうりょうDLCが発売はつばいされた。なお有料ゆうりょうDLCは、オンラインサービス終了しゅうりょう先立さきだって、2014ねん4がつ末日まつじつ販売はんばい終了しゅうりょうした。パッケージ車両しゃりょうは、メルセデス・ベンツ・SLS AMG
スペシャルイベントで、NASCARドライバー ジェフ・ゴードン、ラリードライバー セバスチャン・ローブ、F1ドライバー セバスチャン・ベッテルといった実名じつめいドライバーが登場とうじょうしている。
ライセンスでのナレーションは後述こうじゅつのPSPばんグランツーリスモのナレーションをつとめた桑島くわしま法子のりこ。クルマ紹介しょうかいのナレーションは細井ほそいおさむほか。
2014ねん5がつ31にち正午しょうごをもってオンラインサービスが終了しゅうりょうし、一部いちぶトロフィーが獲得かくとくできなくなった。
グランツーリスモ5 Spec II
2012ねん2がつ2にち発売はつばい。2011ねん10がつおこなわれたVer.2.00への無料むりょうアップデートを適用てきようずみのブルーレイディスクと、おなじく2011ねん10がつ配信はいしんされた有料ゆうりょうダウンロードコンテンツ「コンプリートパック」をダウンロードできるプロダクトコードをどうこりした廉価れんかばん。パッケージ車両しゃりょうレッドブル・X2011プロトタイプ
GTアカデミー 2012
2012ねん5月2にち配信はいしん開始かいし6月25にち配信はいしん終了しゅうりょうしたオンライン専用せんようタイトル[11]。PlayStation Storeで無料むりょう配信はいしんけい8つのラウンドで課題かだいをクリアしドライビング技術ぎじゅつ向上こうじょう目指めざす。オンラインランキングにくわえ、そうプレイヤーすう・リトライすうそう走行そうこう距離きょりなどが統計とうけい表示ひょうじされるクラウドてき要素ようそつ。課題かだい一定いってい以上いじょう成績せいせきでクリアするとグランツーリスモ5で使用しようできるゲームないアイテムやこのゲームに収録しゅうろくされているクルマを獲得かくとくできた。6月25にちにオンラインランキングの登録とうろく終了しゅうりょうし、7がつ4にちにはサービスが終了しゅうりょうしプレイできなくなった。
GTアカデミー 2013
2013ねん7がつ3にち、「2013年度ねんどGTアカデミー」のオンライン予選よせんねて配信はいしん開始かいし。(ただし、日本にっぽん予選よせん選考せんこうふくまれていない。)前年度ぜんねんどおなじく起動きどう制限せいげんがかかり、7がつ29にちすべてのイベントが終了しゅうりょう8がつ31にちには起動きどう不可能ふかのうになった。先行せんこうして「グランツーリスモ6」に使用しようされるエンジンが採用さいようされ、シリーズはつ登場とうじょうとなる「シルバーストン・サーキット」が登場とうじょうした。
グランツーリスモ6
2013ねん5がつ15にち現地げんち時間じかん)、イギリスのシルバーストーン・サーキットにて開催かいさいした『グランツーリスモ』15周年しゅうねん記念きねんイベントで発表はっぴょうされた。[12]
同年どうねん9月9にち2013ねん12月5にち発売はつばいされることが発表はっぴょうされた[13]
収録しゅうろく車種しゃしゅはシリーズ最多さいたの1200車種しゃしゅ以上いじょういまさくからはつ収録しゅうろくされた車種しゃしゅ前作ぜんさくにも収録しゅうろくされた一部いちぶ車種しゃしゅ細部さいぶまで緻密ちみつ再現さいげんされたプレミアムカー、以前いぜんのデータをベースにしたスタンダードカーにくわえ、こんさっからは世界せかい自動車じどうしゃ業界ぎょうかいおおきな社会しゃかい現象げんしょうにもなっているビジョン グランツーリスモ車両しゃりょうがアップデートのたび次々つぎつぎ追加ついかされた。次回じかいさくの「グランツーリスモSPORT」以降いこうビジョン グランツーリスモプロジェクトはつづいており、次回じかいさくにはポルシェマクラーレンなどのメーカーも続々ぞくぞく参戦さんせんしている。さらに、天候てんこう時刻じこく変化へんか一部いちぶのコースのみ)対応たいおうコースの追加ついか前作ぜんさく有料ゆうりょうDLCのほとんどが当初とうしょから収録しゅうろくされていたり、2014ねん5がつ30にちのアップデートで追加ついかされた「アイルトン・セナ・トリビュート」では、F1ドライバーアイルトン・セナ人生じんせい映像えいぞうかえりつつ、セナが運転うんてんしたマシンでドライブすることができる。また、シリーズではじめてFIAとのパートナーシップを締結ていけつした作品さくひんとなった。
いまさくでは有料ゆうりょうDLCとして、課金かきん有償ゆうしょうゲームクレジットを購入こうにゅうできた。いそがしくてプレイできる時間じかんがないプレイヤーにとっては便利べんり機能きのうであり、素早すばや高額こうがく車両しゃりょうくるまのチューニングを実行じっこうすることもできた。有償ゆうしょうゲームクレジットはオンラインサービス終了しゅうりょう先立さきだって2018ねん1がつまつをもって販売はんばい終了しゅうりょう
アップデートのたび次々つぎつぎ新車しんしゃしんコースやしん機能きのう追加ついかされる仕様しよう次回じかいさくの「グランツーリスモSPORT」にもがれている。また、グランツーリスモ3からポルシェわりに収録しゅうろくされつづけたRUFしゃ収録しゅうろくされるのは、次回じかいさくの「グランツーリスモSPORT」の2019ねん11月のアップデートまでのあいだいまさくをもって一旦いったん最後さいごとなっていた。
次回じかいさく「グランツーリスモSPORT」が発売はつばいされたのち、2018ねん3がつ28にち英国えいこく時間じかん正午しょうごをもってオンラインサービスを終了しゅうりょうした。なおシーズナルイベントは日本にっぽん時間じかん正午しょうごすべてのイベントの開催かいさい終了しゅうりょうした。ただし前作ぜんさくとはちがい、オンラインサービスが終了しゅうりょうしてもトロフィーコンプリートは可能かのう

PlayStation 4[編集へんしゅう]

グランツーリスモSPORT
事実じじつじょうシリーズはつのPS4作品さくひんとなり、しんハードによるあたらしいことやいままで不可能ふかのうだっためんへの挑戦ちょうせんまれる意欲いよくさくとなっている。2016ねんはじめにβべーたばん配信はいしんされ[14]当初とうしょは2016ねん11月15にち日本にっぽん発売はつばい予定よてい発表はっぴょう。しかし、画面がめんのリアリティをさらなる追求ついきゅうをするために、2016ねん8がつ30にち公式こうしきホームページとうより「2017ねん発売はつばい予定よてい」と延期えんき発表はっぴょうされ、2017ねん7がつ14にちに「2017ねん10がつ19にち発売はつばいする」ことが決定けっていした。
当初とうしょ発売はつばいよりやく1ねんおくれがたものの、前作ぜんさくより画質がしつ大幅おおはば向上こうじょうし、4K、ワイドカラープロセスに対応たいおうし、前作ぜんさくからHDR、60fpsといった要素ようそ継承けいしょうし、シリーズ最高峰さいこうほうのクオリティをほこる。とくにシリーズはつポルシェくるま収録しゅうろくは、ファンにとってちにったニュースとなった。
いまさくはシリーズはつのオンライン専用せんよう作品さくひんとなっており、オフラインでは一部いちぶモードしかプレイできず、データセーブがされない仕様しようとなっている。
収録しゅうろく車種しゃしゅ前作ぜんさくより大幅おおはば減少げんしょうしたものの、収録しゅうろくされるくるまモデルはいまさくすべつくなおされた。クオリティもシリーズさくもっとたかく「自動車じどうしゃメーカーが製造せいぞう使用しようするCADきゃどデータをのぞけば、世界せかいでもっともこう品質ひんしつこう精度せいどなモデリング」とのこと。前作ぜんさくつづビジョン グランツーリスモ車両しゃりょうすべ収録しゅうろくされているほか、Gr.〇クラスけにチューンされたビジョン グランツーリスモ車両しゃりょうあらたに追加ついかされた。
ボディのカラーリング、ステッカーの配置はいち、デザインを編集へんしゅうすることが出来できる「リバリー」機能きのう追加ついかされ、様々さまざまなテーマのくるま作成さくせいできるようになった。作成さくせいしたリバリーはユーザーあいだ自由じゆう共有きょうゆうすることが出来できる。
発売はつばいの1週間しゅうかんまえに、2017ねんのF1世界せかい選手権せんしゅけんのメキシコGPでチャンピオンを確定かくていしたルイス・ハミルトンほんさくマエストロとして登場とうじょうすることが発表はっぴょうされた。
シリーズではじめてeスポーツ本格ほんかくてき参入さんにゅうした作品さくひんであり、ゲーム内容ないようもそれに準拠じゅんきょしたものとなっている。いまさくでもFIAとパートナーシップを締結ていけつし、「あらたなモータースポーツ」としてほん作品さくひんもちいた「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」を開催かいさいしており、くにべつ対抗たいこう個人こじんせんの「ネイションズカップ」と、自動車じどうしゃメーカー対抗たいこうの「マニュファクチャラーシリーズ」の2しゅのチャンピオンシップがひらかれている。とくすぐれたプレイヤーは世界せかい各地かくちひらかれるイベント「ワールドツアー」への参加さんかけんあたえられ、シーズン末期まっきおこなわれるファイナルイベント「ワールドファイナル」でチャンピオンが確定かくていする。2018ねんシーズンのマニュファクチャラーチャンピオンはレクサスであった。
前作ぜんさく同様どうよう、アップデートで新車しんしゃしんコースやしん機能きのう次々つぎつぎ追加ついかされる仕様しようであり、発売はつばい当初とうしょ収録しゅうろく車種しゃしゅ・コースのすくなさからボリューム不足ふそく指摘してきされていたが、アップデートをかさねて収録しゅうろく車種しゃしゅ・コースがえ、ゲームのボリュームは増加ぞうか傾向けいこうにある。
PlayStation VR対応たいおう
日本にっぽんばんドライビングスクールのナレーションは高橋たかはし担当たんとう。ミッションチャレンジとサーキットエクスペリエンスのナレーションは先述せんじゅつの『グランツーリスモ5』、後述こうじゅつのPSPばん『GRAN TURISMO』のナレーションを担当たんとうした桑島くわしま法子のりこ担当たんとう
次回じかいさく『グランツーリスモ7』が発売はつばいされたのちほんさくのオンラインサービスは当分とうぶんあいだ継続けいぞくしている。
グランツーリスモSPORT Spec II
2019ねん10月4にち発売はつばい。ダウンロード販売はんばいのみ。発売はつばい時点じてん最新さいしんver(1.39)と、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2018」のマニュファクチャラーシリーズでトップ10にはいったメーカーのGr.3レースカー(けい10だい)が収録しゅうろくされた廉価れんかばん

PlayStation 5[編集へんしゅう]

グランツーリスモ7
シリーズはつのPS5作品さくひんで7ねんぶりのナンバリングタイトル。2022ねん3がつ4にち発売はつばい。グランツーリスモはつたてマルチ(PS4,5)となった。
いまさくではレイトレーシング対応たいおうし(レースのぞく)、過去かこ膨大ぼうだい観測かんそくデータから大気たいき水蒸気すいじょうきうごきをシミュレーションすることによって、リアルな天候てんこう変化へんか路面ろめん温度おんど気温きおん気圧きあつ再現さいげん、またそれらによるそらりょくスリップストリーム具合ぐあい変化へんか再現さいげんしている。また、あめったさいには路面ろめん水量すいりょうがコースの場所ばしょ走行そうこうラインによってリアルタイムで変化へんかする。
いまさくでもそら表現ひょうげんにもちかられており、NASAのデータからりは勿論もちろんつきだしがつりや惑星わくせいうごきまで再現さいげんされている。
GT Sophyという4まん5000あいだにもおよ深層しんそう強化きょうか学習がくしゅうによってされた、フェアなレースでトップドライバーをかしたすぐれたAIとの対戦たいせんたのしめるイベント「RACE TOGETHER」が期間きかん限定げんてい登場とうじょうしたほか、2023ねん2がつ22にちPlayStation VR2発売はつばいともない、アップデートでVRモードに対応たいおうした。
2023ねん11月2にちに、あらたなクルマとあらたなコース、そしておおくのしん機能きのう追加ついかした「SpecⅡ」アップデートを実施じっし[15]

PlayStation Portable[編集へんしゅう]

グランツーリスモ (PSP)
2009ねん10月1にち発売はつばい同年どうねん10がつ8にち発売はつばい予定よていが1週間しゅうかんげて発売はつばいされた[16]
当初とうしょは『グランツーリスモ4モバイル』の仮称かしょうで2005ねんはる発売はつばい予定よていしていた[17]。その長期間ちょうきかん表立おもてだった進展しんてんがなく、山内やまうちは『グランツーリスモ5』の開発かいはつ優先ゆうせんすると発言はつげんしていた。欧米おうべいではPSP goとの同時どうじ発売はつばいだったが牽引けんいん効果こうかとぼしく、けにくらべればセールス・評価ひょうかかんばしくなかった(それでも累計るいけい売上うりあげやく400まんと、PSP作品さくひんではトップクラスに位置いちする売上うりあげである)。
タイトルはPSばんだい1さく同様どうようだが、移植いしょく・リメイクではなく、むしろイメージとしては完全かんぜんなる新作しんさくである。登場とうじょう車種しゃしゅ800だい以上いじょうくるまのグレードはふくまれない)、登場とうじょうサーキット35コース70レイアウト、アドホックモードを使つかった多彩たさいなアーケードレースなど、メインシリーズに匹敵ひってきするボリュームである。
シリーズではじめてランボルギーニ車両しゃりょう登場とうじょうすることが発表はっぴょうされた。カウンタックLP400ブガッティ・ヴェイロン16.4シボレー・コルベットZR1フェラーリ・エンツォフェラーリなど多数たすう車両しゃりょうはつ登場とうじょう
なお、いまさくのメインモード『ミッションにチャレンジ』の日本語にほんごばんナレーションは桑島くわしま法子のりこ担当たんとうした。
パッケージのくるまシボレー・コルベットZR1

その[編集へんしゅう]

グランツーリスモ for Boys
2004ねん11月の『グランツーリスモ4』の完成かんせい披露ひろうかい発表はっぴょう[18]将来しょうらいくるまきをやすための子供こどもけのグランツーリスモで、「採算さいさん度外視どがいしのできるだけひくいコストで、できることなら無償むしょう」「けんるい収録しゅうろくしたい」といったコメントがされている。発売はつばい時期じき具体ぐたいてき内容ないよう不明ふめい。2006ねん9がつ収録しゅうろく山内やまうち一典かずのりインタビュー[19] では「子供こどものころからクルマをきになってもらうためにも重要じゅうよう作品さくひんですので、もちろんつくっています」とコメントしているが、その続報ぞくほうはない。

開発かいはつ中止ちゅうし[編集へんしゅう]

グランツーリスモHD
元々もともとは2006ねん5がつElectronic Entertainment Expo出展しゅってんされた試作しさくひんで、『グランツーリスモ4』の収録しゅうろくコースをこう精細せいさい(HD)し、『ツーリスト・トロフィー』同様どうようにバイクも使用しよう可能かのうだった[20]
2006ねん12月におなじタイトルで小規模しょうきぼ作品さくひん発売はつばいする予定よていだったが、開発かいはつ計画けいかく変更へんこうにより発売はつばい中止ちゅうしとなった。くわしい経緯けいいグランツーリスモHDコンセプト参照さんしょう
グランツーリスモ6(PS4)
『グランツーリスモ6』はPlayStation 4での開発かいはつおこなわれていたが、『グランツーリスモ SPORT』への移行いこうにより開発かいはつ中止ちゅうしになった。山内やまうち一典かずのりはインタビュー記事きじなかで「プレイヤーのみなさんがPS3はんあそくしたあたり」ですのが理想りそうてきとしていた[21]

実写じっしゃ[編集へんしゅう]

『グランツーリスモ』

ソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションズで映画えいがされることがまっており、ニール・ブロムカンプ監督かんとくすることも決定けってい[22][23]デヴィッド・ハーバー主人公しゅじんこうレーサーに運転うんてん指導しどうするもとレーサーやく出演しゅつえん決定けってい[24]主人公しゅじんこうレーサーのヤン・マーデンボローはアーチー・マデクウィえんじる[25]。2023ねん1がつ5にちはつ映像えいぞう公開こうかい[26][27][28]。2023ねん9がつ日本にっぽん公開こうかい[29]

関連かんれんイベント[編集へんしゅう]

グランツーリスモ・アワード[編集へんしゅう]

ラスベガス毎年まいとし11がつおこなわれる自動車じどうしゃ部品ぶひん見本市みほんいちSEMAショー」にて、2003ねんから実施じっしされているしょう出展しゅってんされたカスタムカー山内やまうちらが審査しんさして表彰ひょうしょうする。最優秀さいゆうしゅうえらばれたくるまはグランツーリスモシリーズに収録しゅうろくされる。

グランツーリスモ・トロフィー[編集へんしゅう]

カリフォルニアしゅうペブルビーチ毎年まいとし8がつおこなわれる自動車じどうしゃイベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」にて、2008ねんから実施じっしされているしょう出展しゅってんされたヒストリックカー山内やまうちらが審査しんさして表彰ひょうしょうする。最優秀さいゆうしゅうえらばれたくるまはグランツーリスモシリーズに収録しゅうろくされる。

GTアカデミー[編集へんしゅう]

SCEと日産自動車にっさんじどうしゃ主催しゅさいするレーシングドライバー養成ようせいプログラム[30]。オンラインで予選よせんおこない、予選よせん通過つうかしゃ訓練くんれんコースに参加さんか優勝ゆうしょうしゃはプロのドライバーとしてデビューする権利けんりあたえられる。

2010ねんだい2かい開催かいさいされ、以後いご毎年まいとしおこなわれている。2011ねんにははじめてアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでも実施じっしされた。2008ねんにヨーロッパでおこなわれただい1かい優勝ゆうしょうしゃルーカス・オルドネスは、ル・マン24あいだレースやここ最近さいきんではSUPER GTなどで活躍かつやくしている。

2011ねんまではグランツーリスモシリーズのオンライン・タイムトライアルイベントが予選よせん舞台ぶたいであったが、2012ねんだい4かいでは予選よせんよう専用せんようソフト「GTアカデミー 2012」が、よく2013ねんにもGT6の体験たいけんばんねたどう2013」がそれぞれダウンロード専用せんようソフトとして配信はいしんされた。2014ねん以降いこうはGT6が発売はつばいされたことによりふたた内部ないぶイベントとしておこなわれるようになった。

2015ねん4がつ21にちより日産自動車にっさんじどうしゃは、ソニー・コンピュータエンタテインメント、ポリフォニー・デジタルと共同きょうどうで、バーチャルとリアルをつな国際こくさいてきゲームコンテスト「GTアカデミー by 日産にっさん×プレイステーション®」を日本にっぽんはじめて開催かいさいすることを発表はっぴょう同時どうじに、これまで日本にっぽん選考せんこう対象たいしょうふくまれていなかったが今回こんかい対象たいしょうになることもあきらかになった。

2016ねん日産にっさんおも日本にっぽん展開てんかいするニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)とも協力きょうりょく関係かんけいにあり、ルーカス・オルドネスやヤン・マーデンボローらが、GTアカデミーからNDDPに参加さんかしていた。

2023ねん9がつ15にち、これを題材だいざいにした映画えいがグランツーリスモ公開こうかいされた。(くわしくは映画えいがグランツーリスモを参照さんしょう[31]

関連かんれん商品しょうひん[編集へんしゅう]

ステアリングコントローラ[編集へんしゅう]

(ぞくにハンコンとばれる。)

ステアリングコントローラ ゼロテック
ホリせいのステアリングコントローラー。ラジコンカーのガングリップがたプロポ(送信そうしん)の形状けいじょうをしている、PlayStation専用せんようのステアリングコントローラー。
GT FORCE
2001ねん1がつ1にち発売はつばいロジクールポリフォニー・デジタル共同きょうどう開発かいはつした、『グランツーリスモ3 A-spec』に最適さいてきしたステアリングコントローラ。フォースフィードバック機能きのう搭載とうさい。PlayStation 2専用せんようUSB接続せつぞくおおくのレースゲームにも対応たいおうしている。
GT FORCE Pro
2003ねん12月4にち発売はつばい。『グランツーリスモ4 "プロローグ"ばん』にわせて発売はつばいされたGT FORCEの上位じょういばん家庭かていようステアリングコントローラとしてはじめてロック・トゥ・ロック 2.5回転かいてん 900°を実現じつげんした。
GT FORCE RX
2006ねん11月11にち、PlayStation 3本体ほんたい同時どうじ発売はつばい。『リッジレーサー7』などに対応たいおうしている。基本きほん機能きのうはGT FORCEと同等どうとう。ステアリング正面しょうめんのボタン配置はいち変更へんこうされ、使つかいやすくなっている。
G25 Racing Wheel
2007ねん12月13にち発売はつばい当初とうしょは100だい限定げんていで、そく完売かんばいするほどの人気にんきのため、翌年よくねん4がつからさい発売はつばい。クラッチペダルに6そくHパターンシフト、2つのモーターを搭載とうさいしたデュアルフォースフィードバック、かわりステアリングホイールなどが特徴とくちょう元々もともと海外かいがいでPCようとして発売はつばいされたもので、GT Forceシリーズではない。国内こくないではPS3よう周辺しゅうへん機器ききとして『グランツーリスモ5 プロローグ』と同時どうじ発売はつばいされたが、ポリフォニー・デジタルかかわっておらず、オプションメニューにはG25のらんがない。なお、使用しよう問題もんだいなく使用しようできる。
Driving Force GT
2008ねん6がつ12にち発売はつばい。GT FORCE Proをベースにリアルタイムアジャストメントダイヤルが搭載とうさいされたほか、フォースフィードバックもリファイン。ステアリングも直径ちょっけい28cmとすこおおきくなっている。おおくのレースゲームに対応たいおうしているが、一部いちぶタイトルはクロスメディアバーが使つかえない。
2010ねん11月25にちには、『グランツーリスモ5』にわせてしんパッケージばん同時どうじ発売はつばいされた。グランツーリスモ5のダウンロードコンテンツ(プレゼントカー1てん)が付属ふぞくする[32]
Driving Force Wireless
2008ねん9がつ11にち発売はつばい。2.4GHzたいのワイヤレス通信つうしん採用さいようした。ペダルをはいし、ステアリングのうらのパドルでアクセルやブレーキを操作そうさする。そのため、ひざのうえせてゲームができる。2009ねん11月26にちには3980えんというてい価格かかくさい発売はつばいされた。
G27 Racing Wheel
2010ねん11月25にち発売はつばいG25 Racing Wheel改良かいりょうばん変更へんこうてんはブレーキ&クラッチペダルにスペーサー追加ついか、シフトレバーのガタつき軽減けいげん、ホイールじょうのボタンの追加ついか(2→6)、シーケンシャルの廃止はいし
ステアリングコントローラー3
2010ねん11月25にち発売はつばい。ホリせいコントローラー。ゼロテックとはちがい、ステアリングとアクセルペダル&ブレーキペダルを使用しようした操作そうさ可能かのう。フォースフィードバック機能きのうはないものの振動しんどう機能きのういている。2012ねん4がつ19にちさい発売はつばいされた。
Thrustmaster T500 RS
ゲームようジョイスティックなどの商品しょうひんがけているスラストマスターしゃが2011ねん2がつ25にち発売はつばい
ステアリングコントローラ対応たいおうひょう
関連かんれん製品せいひん PS PS2 PS3 型番かたばん
ステアリングコントローラ ゼロテック
GT FORCE △(非公式ひこうしき一部いちぶのゲームソフトのみ) LPRC-10000
GT FORCE Pro LPRC-11500
GT FORCE RX △(非公式ひこうしき LPRC-12000
G25 Racing Wheel △(非公式ひこうしき一部いちぶ機能きのうのみ) LPRC-13000
Driving Force GT LPRC-14000
Driving Force Wireless LPRC-12500
LPRC-12700

その[編集へんしゅう]

トミカ
オリジナルカラーの6だいギフトセットとして、1998ねん11月にグランツーリスモセット、2000ねん4がつにグランツーリスモ2セットが販売はんばいされた。製品せいひんはいずれも当時とうじのプレイステーションのソフトケースをしたパッケージに収録しゅうろくされていた。
ホットウィール
 2016ねん以降いこう、「GRAN TURISMO」シリーズとしてゲームない登場とうじょうするカラーリングのミニカーが不定期ふていき発売はつばいされている。
マジョレット
ゲームない登場とうじょうする実車じっしゃメーカー製作せいさくのコンセプトカー「Vision Gran Turismo」シリーズが発売はつばいされた。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ https://www.polyphony.co.jp/company/
  2. ^ https://www.jp.playstation.com/blog/detail/6911/20180514-gtsport.html
  3. ^ “「グランツーリスモ6」が目指めざしたもの、そしてになるPS4対応たいおうは。ポリフォニー・デジタル 山内やまうち一典かずのり合同ごうどうインタビュー”. 4Gamer.net. (2013ねん5がつ18にち). https://www.4gamer.net/games/216/G021615/20130518003/ 2013ねん6がつ3にち閲覧えつらん 
  4. ^ ひだりハンドルがメインの車種しゃしゅであればひだりハンドルで再現さいげんもされている
  5. ^ このうごきはのレースゲームでもられ、ほんシリーズ同様どうようにRUFの車種しゃしゅ収録しゅうろくされていた湾岸わんがんミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズでも、最新さいしんさく湾岸わんがんミッドナイト MAXIMUM TUNE 6では正式せいしきにポルシェしゃ収録しゅうろくされること決定けっていしている。
  6. ^ レッドブル・レーシングとのプロジェクト「X1プロトタイプ」を発表はっぴょう - ニュース - グランツーリスモ・ドットコム、2010ねん9がつ17にち
  7. ^ E3会場かいじょうで「グランツーリスモ4」の詳細しょうさいあきらかに 山内やまうち一典かずのり開発かいはつ進行しんこうは65%、発売はつばいはこのふゆ予定よてい Archived 2019ねん11月23にち, at the Wayback Machine. - GAME Watch 2019ねん11月21にち閲覧えつらん
  8. ^ インタビュー『グランツーリスモ4』 - 電撃でんげきオンライン 2019ねん11月21にち閲覧えつらん
  9. ^ 「ルポGTIカップ」の練習れんしゅう自宅じたくで(!?) - webCG
  10. ^ 【オタク旦那だんな一般人いっぱんじんよめ】グランツーリスモの体験たいけんばんについて
  11. ^ しんタイトル「GTアカデミー 2012」による期間きかん限定げんていイベントを開催かいさい”. グランツーリスモ ドットコム (2012ねん4がつ20日はつか). 2012ねん5がつ3にち閲覧えつらん
  12. ^ “『グランツーリスモ6』プレイステーション3で開発かいはつちゅう発売はつばいは2013ねんふゆ予定よてい!”. ファミ通ふぁみつう.com. (2013ねん5がつ16にち). https://www.famitsu.com/news/201305/16033336.html 2013ねん5がつ17にち閲覧えつらん 
  13. ^ . http://www.gran-turismo.com/jp/news/00_5105673.html?t=gt6 
  14. ^ “PS4 to Make “Incredible Difference” for Gran Turismo 7, says Kazunori Yamauchi”. GTPlanet. (2014ねん10がつ12にち). http://www.gtplanet.net/ps4-to-make-incredible-difference-for-gran-turismo-7-says-kazunori-yamauchi/ 2014ねん10がつ12にち閲覧えつらん 
  15. ^ https://www.gran-turismo.com/jp/news/00_5768503.html%7C
  16. ^ 『グランツーリスモ』PSP®ばん発表はっぴょう、グランツーリスモ・ドットコム、2009ねん6がつ3にち
  17. ^ グランツーリスモ4 モバイル(仮称かしょう、PlayStation.com、2004ねん10がつ27にち
  18. ^ 【GT4完成かんせい披露ひろうかい未来みらいのクルマ業界ぎょうかいのために!子供こどもたちにささげる『グランツーリスモ for Boys』 - ファミ通ふぁみつう.com、2004ねん11月9にち
  19. ^ 山内やまうち元気げんきにさせる『グランツーリスモ HD』のオンライン要素ようそについて本人ほんにん体当たいあたり! - ファミ通ふぁみつう.com、2006ねん9がつ22にち
  20. ^ Electronic Entertainment Expo 2006現地げんちレポート - SCEAブースレポート その1Impress GAME Watch、2006ねん5がつ11にち
  21. ^ “グラフィックの進化しんかおどろきをあたえることはもはやむずかしい――『グランツーリスモ6』山内やまうちさんインタビュー”. 電撃でんげきオンライン. (2013ねん5がつ16にち). http://news.dengeki.com/elem/000/000/639/639068/ 2013ねん5がつ17にち閲覧えつらん 
  22. ^ ゲーム『グランツーリスモ』映画えいが決定けってい、『だい9地区ちく監督かんとく候補こうほ”. THE RIVER (2022ねん5がつ27にち). 2023ねん1がつ7にち閲覧えつらん
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  24. ^ 『グランツーリスモ』映画えいが、デヴィッド・ハーバーが出演しゅつえん決定けってい主人公しゅじんこう指導しどうするもとレーサーやく”. THE RIVER (2022ねん9がつ15にち). 2023ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  25. ^ 『グランツーリスモ』実写じっしゃ、ゲーマーからプロドライバーになる主人公しゅじんこうやく決定けってい ─ まもなく撮影さつえい開始かいし”. THE RIVER (2022ねん9がつ16にち). 2023ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  26. ^ (日本語にほんご) GRAN TURISMO – Exclusive Sneak Peek, https://www.youtube.com/watch?v=_jUYYF0VxwM 2023ねん1がつ7にち閲覧えつらん 
  27. ^ 実写じっしゃばん『グランツーリスモ』はつ映像えいぞう公開こうかい、レースの迫力はくりょくふるえろ”. THE RIVER (2023ねん1がつ5にち). 2023ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  28. ^ []
  29. ^ 映画えいが『グランツーリスモ』の日本にっぽん公開こうかいが9月に決定けってい プロレーサー ヤン・マーデンボロー誕生たんじょう実話じつわ映画えいが - GAME Watch 2023ねん5がつ3にち(2023ねん5がつ4にち閲覧えつらん
  30. ^ ニュース/GTアカデミー(記事きじ一覧いちらん”. グランツーリスモ・ドットコム. 2012ねん5がつ28にち閲覧えつらん
  31. ^ 映画えいが『グランツーリスモ』、日本にっぽん公開こうかい9がつ15にち決定けってい”. Car Watch. 2023ねん7がつ13にち閲覧えつらん
  32. ^ ロジクール、ステアリングコントローラー「Driving Force GT」 「GT5」プレゼントカーのプロダクトコードきパッケージを年末ねんまつ発売はつばい予定よてい、Impress GAME Watch、2010ねん9がつ8にち

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]