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ランボルギーニ・カウンタック

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ランボルギーニ・カウンタック
LP400
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 1974ねん1990ねん
デザイン ベルトーネ
マルチェロ・ガンディーニ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 2めい
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動くどう方式ほうしき MRたてきエンジン)
パワートレイン
エンジン 3.9L V12 DOHC
4.8L V12 DOHC
5.2L V12 DOHC
最高さいこう出力しゅつりょく 3.9L: 375ps/8,000rpm
4.8L: 375ps/7,000rpm
5.2L: 455ps/7,000rpm
変速へんそく 5そくMT
まえ 前後ぜんごダブルウィッシュボーンしき
のち 前後ぜんごダブルウィッシュボーンしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,450mm
全長ぜんちょう 4,140 mm
全幅ぜんぷく 1,890 mm
ぜんこう 1,070 mm
その
トレッドまえ)1,500mm/()1,520mm(LP400)
タイヤサイズ
ホイールサイズ
まえ)205/70R14/()215/70R14(ミシュランXWX)(LP400)
まえ)14×7.5J±0/()14×J±(LP400)5あなPCD120
系譜けいふ
先代せんだい ミウラ
後継こうけい ディアブロ
テンプレートを表示ひょうじ

カウンタックCountach)は、イタリア自動車じどうしゃメーカーランボルギーニ1974ねんから1990ねんにかけて生産せいさん販売はんばいしていたスーパーカーである。

概要がいよう

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LP400
特徴とくちょうてきシザードア
インテリア
シートの正方形せいほうけいキルトステッチ
リトラクタブルヘッドランプげたアニバーサリー

1970ねん、それまでのミウラわるモデルとして「LP112」というプロジェクトネーム開発かいはつがスタートした。いわゆるスーパーカー代表だいひょうする自動車じどうしゃであり、自然しぜん吸気きゅうき(NA)では当時とうじだか出力しゅつりょくであっただい排気はいきりょうVがた12気筒きとうエンジン搭載とうさいするほか、背部はいぶ特殊とくしゅエアインテークはじめとする内外ないがいデザイン、メカニズム、シャシ構造こうぞう、パッケージングなどのめんにおいても異彩いさいはなち、1970年代ねんだい後半こうはんから1980年代ねんだいにかけて日本にっぽんこった「スーパーカーブーム」の主役しゅやくとなった。

ブームには「最高さいこう速度そくど300 km/h」という公称こうしょう話題わだいとなり、シザーズドアリトラクタブル・ヘッドライトとともに人気にんき一端いったんになっていた。しかし、車体しゃたい気流きりゅうはいって揚力ようりょく発生はっせいしたり、巨大きょだいエアスクープ空気くうき抵抗ていこう導入どうにゅうされた気流きりゅうによってのちトラクション低下ていかするなど、ボディはそらりょくまとには問題もんだいおおく、対策たいさくとしてLP400S以降いこうのモデルにはエアロパーツ追加ついかされ、オプションでリアウィングも装備そうびされるようになったが、このリアウィングがすリアのダウンフォースつよく、高速こうそく走行そうこうには前輪ぜんりん接地せっちかんうすれるという欠点けってんもあり、それをおぎなうために5000Sではフロントウイングまでもディーラーオプションで登場とうじょうするという始末しまつであった。なお、特徴とくちょうてきエアスクープとそのしたにあるルーバーは、別個べっこ空気くうきこうではなくデザインのためのものであり、なかで1つのおおきなボックスになっている。ぜんこう極端きょくたんひくく、5000QV以降いこうダウンドラフトタイプキャブレター変更へんこうしたことにより、エンジンフードに突起とっきぶつバルジ)が追加ついかされ、後方こうほう視界しかいさら悪化あっかした。

販売はんばい期間きかんが16ねんという長期ちょうきおよんだため、ランボルギーニ史上しじょうではウラカンガヤルドウルスいで生産せいさん台数だいすうおおい。

くるまめい由来ゆらい

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カウンタック(Countach)とは、イタリア北西ほくせいピエモンテ地方ちほう方言ほうげんにおける驚異きょういおどろきの感嘆かんたんである「Contacc」(ピエモンテでの発音はつおんクンタッチ[kunˈtatʃ][1]ちかい)のつづりを一部いちぶ改変かいへんしたもので、後年こうねんもと開発かいはつチームのマルチェロ・ガンディーニかし、パオロ・スタンツァーニ補足ほそくしている。フランス語ふらんすごでは「クンタッシュ」[kuntaʃ][2]英語えいごでは「クーンターシュ」[kuːnˈtɑːʃ][3]のように発音はつおんされる。日本にっぽんでは「カウンタック」の呼称こしょうひろ浸透しんとうしているが、ランボルギーニジャパンではカウンタック50周年しゅうねんの2021ねん現在げんざい、「Countach」とアルファベット表記ひょうきしている。

カウンタックのプロトティーポジュネーヴ・モーターショー出展しゅってんわせるため作業さぎょうわれていた時期じきに、ランボルギーニとベルトーネ両社りょうしゃでストライキが勃発ぼっぱつ会社かいしゃ施設しせつ使つかえなくなった事情じじょうで、拠点きょてんをベルトーネ本社ほんしゃピエモンテしゅうトリノ近郊きんこう納屋なやうつして徹夜てつやでの作業さぎょう再開さいかいする。そんなおり近所きんじょ農夫のうふ深夜しんや物音ものおとがするのを不審ふしんおもい、納屋なや確認かくにんおとずれた。そのときプロトティーポをはっした一言ひとことが、ピエモンテ方言ほうげんの「クンタッチ」であった。スタンツァーニによれば、この方言ほうげんはのちにベルトーネのスタッフからいて意味いみかったという[4]

開発かいはつスタッフのなかにピエモンテしゅう出身しゅっしんしゃがおり、上述じょうじゅつけん以降いこうから作業さぎょうちゅう口癖くちぐせのように「クンタッチ」と冗談じょうだんいあっていた。そして洒落しゃれのつもりで、いっそのことプロトティーポのくるまめいにしてはどうかと提案ていあん。イギリスじんスタッフでテストドライバーのボブ・ウォレス確認かくにんしたところ「発音はつおんてきひびきはわるくない」という結論けつろんたっし、正式せいしき英語えいごつづりで「Countach」にまった[5]

カウンタックののち付与ふよされるモデルごとの詳細しょうさい命名めいめい法則ほうそくは、イタリアで「たて方向ほうこう後部こうぶ」、すなわちたてきミッドシップをしめす「LP」(Longitudinale Posteriore)と、そのつづく3けた数字すうじ公称こうしょう排気はいきりょう(cc単位たんい、10ぶんの1表記ひょうき)をしめしている。プロトティーポおよび初期しょき生産せいさんモデルでは、3.9 Lエンジンの場合ばあいは「400」、4.8 Lおよび5 Lエンジンの場合ばあいは「500」で、高性能こうせいのうモデルにはミウラと同様どうように「S」(エッセ、スポーツ〈sport〉のりゃく)が付与ふよされる。なお、イタリアでの発音はつおんはLPが「elle pi」(エッレ ピ)、400が「quattro­cento」(クァットロチェント)、500が「cinquecento」(チンクェチェント)、5000が「cinque­mila」(チンクェミラ)、25thアニバーサリーが「venticinque anniversario」(ヴェンティチンクエ アンニヴェルサーリオ)などである。

1970ねんLP112プロジェクトには、「1番目ばんめ[6]たてき12気筒きとうモデル」という意味いみがある。

スタイリング

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ベルトーネデザインスタジオのマルチェロ・ガンディーニがけたカウンタックのデザインテーマは「プロペラのねじれ」で、ランボルギーニ、アルファロメオランチア一連いちれんのベルトーネのコンセプトカー幾何きかがくてきなデザイン、とくアルファロメオ・カラボ1968ねん)やランチア・ストラトスHFゼロ1970ねん)は、カウンタックの直接的ちょくせつてきなスタイリングの先駆さきがけともいえる存在そんざいで、極端きょくたんなくさびがたのウェッジシェイプ、ひくたいらなフロント、められたテールエンドのデザインにその萌芽ほうが確認かくにんすることができる。カウンタックのきん未来みらいてきなデザインは、くるまめいどお世界中せかいじゅうおどろきをもってむかえられた。

5000S 後期こうき生産せいさんのカウンタックに追加ついかされたビッグウイングとオーバーフェンダー

ボディの寸法すんぽうは、全幅ぜんはば1,850 mm、全高ぜんこう1,030 mm、全長ぜんちょう4,010 mmであり、ミウラと比較ひかくして全幅ぜんぷくひろく、ぜんこう全長ぜんちょうひくくなっている。透明とうめいなプラスチックカバーにおさめられたポジションランプとターンランプは、メルセデス・ベンツC111-I1969ねん)に触発しょくはつされたレイアウトである[7]。デザインモチーフは「台形だいけい」で、フロントガラス、サイドウィンドウ、ドア開口かいこう、フード、ルーフ、エンジンカバー、テールライトなど、ボディ全体ぜんたいにあしらわれている。サスペンション前後ぜんごともダブル・ウィッシュボーンしきで、ホイールベースを前後ぜんごトレッドの平均へいきんった数値すうちのホイールベーストレッド(W/T)はLP400でやく1.62と、ちいさい数値すうちである。

ドアは前方ぜんぽうのヒンジをじくにして上方かみがたひらシザーズドア(ランボルギーニにおける名称めいしょうシザードア)を採用さいようしている。この機構きこう前出ぜんしゅつのアルファロメオ・カラボが初出しょしゅつで、ドア前方ぜんぽう水平すいへいヒンジをかいしてけられ、ショックアブソーバーによってドアの重量じゅうりょうささえ、開閉かいへい動作どうさをスムーズにしていた。ガンディーニは、このドアのデザインをスタイリングジェスチャーと乗降じょうこう容易たやすさの双方そうほうしてカウンタックにれた。はばひろいシャーシとたかくてひろいドアシルは、左右さゆうせまいスペースで使用しようするには都合つごういが、ひく天井てんじょうしたひらさいには不便ふべんともなう。さらに、転覆てんぷく車内しゃないからの脱出だっしゅつ困難こんなんになることが想定そうていされたため、開発かいはつ段階だんかいでは容易よういはず可能かのうなキックアウトフロントガラスや、事故じこのドアのはずしに爆発ばくはつせいボルトをもちいることを検討けんとうしたが、いずれも量産りょうさんしゃには反映はんえいされなかった。シザードアは、カウンタック以降いこう現在げんざいいたるまで、すべてのランボルギーニの12気筒きとうモデルにがれている機構きこうである。くるましつ直後ちょくごにエンジンルームが位置いちする関係かんけい後方こうほうまどちいさく、座席ざせきからの後方こうほう視界しかいわるいので、ドアをけてはばひろいサイドシルがわすわり、上半身じょうはんしんそとしたままルーフしに後方こうほう確認かくにんしつつ後退こうたいさせる運転うんてんスタイルは「カウンタック・リバース」とばれる。

カウンタックのスタイリングは、パフォーマンスや安全あんぜんせい外観がいかん改善かいぜんするため、しんモデルが導入どうにゅうされるたびにオーバーフェンダー、スポイラー、キャブレターカバー、バンパーなど各種かくしゅパーツが徐々じょじょ追加ついかされていったが、基本きほんてきなボディデザインは生産せいさん終了しゅうりょうまで変更へんこうされなかった。

パワートレイン

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カウンタックLP400のサイドドラフトエンジン

先代せんだいミウラはVがた12気筒きとうエンジンをミッドシップによこ配置はいちすることで成功せいこうおさめたが、極端きょくたんなリアヘビーに起因きいんする高速こうそくいきでの不安定ふあんていさや、複雑ふくざつなトランスミッションレイアウトによるシフトフィールのわるさなど、よこきミッドシップ特有とくゆう欠点けってん課題かだいとしてのこされた。これにたいして後継こうけいとなるカウンタックでは、次世代じせだいのミッドシップスーパーカーを指向しこうし、たて配置はいちによるミッドシップレイアウトを採用さいようした。このレイアウトは、従来じゅうらいレーシングカーのフェラーリ・Pシリーズで採用さいようがあったが、ロードゴーイングカーのVがた12気筒きとうエンジンでははつこころみだった。とはいえ巨大きょだいなVがた12気筒きとうエンジンをたてきにすると、理想りそうてき重量じゅうりょう配分はいぶんられるものの、ホイールベースながくなるために旋回せんかい性能せいのう低下ていかしてしまう。技術ぎじゅつしゃパオロ・スタンツァーニはこの問題もんだい解決かいけつすべく、通常つうじょうとは前後ぜんご反転はんてんしてエンジンの前方ぜんぽうギアボックスおよびアウトプットシャフトを配置はいちで、たてきエンジンであるにもかかわらずミウラよりさらにみじかい2,450 mmというホイールベースを実現じつげんした。トランスミッション自体じたいは、ポルシェタイプのシンクロメッシュをそなえた5そくマニュアルを搭載とうさいしている。エンジンから前方ぜんぽうのギアボックスに駆動くどうりょく伝達でんたつされ、そこからかえされたドライブシャフトはオイルサンプを貫通かんつうし、こうデファレンシャルギア伝達でんたつされる。この配置はいちは、トランスミッションとディファレンシャルのあいだにエンジンの全長ぜんちょう効果こうかてきおさめただけでなく、コクピット直下ちょっかにギアボックスがあるためワイヤーをかいさず直接ちょくせつシフトレバーをけることができ、良好りょうこうなシフトフィールも実現じつげんした。通常つうじょうはフロントオーバーハングにかれるラジエーターはエンジンりょうサイドによこきに設置せっちし、そのしたりょうサイドに80 Lずつの容量ようりょう燃料ねんりょうタンクを配置はいち[8]した。これによってフロントがわおさめられる重量じゅうりょうぶつはスペアタイヤとバッテリーのみとなり、質量しつりょう中心ちゅうしん車両しゃりょう中央ちゅうおうにくることによる安定あんていせい向上こうじょうたか冷却れいきゃく効果こうか、エンジンルームへのアクセスが容易よういといったメリットをもたらした。

エンジンはミウラからいだバンクかく60ºのVがた12気筒きとうDOHCを搭載とうさいするが、排気はいきりょうはミウラの3.9 Lから5 Lに拡大かくだいされ、1971ねんのLP500公開こうかい時点じてんでは最高さいこう出力しゅつりょく446 PS / 7,400 rpmと発表はっぴょうされていた。実験じっけんようのユニットは従来じゅうらいの3.9 Lエンジンのブロックをボーリング加工かこうして製作せいさくされたが、1971ねん路上ろじょうテストちゅうにブローしたことでしょうじた耐久たいきゅうせい問題もんだいをクリアできず、はつ市販しはんモデルとなるLP400では従来じゅうらいの3.9 Lエンジンが継続けいぞく搭載とうさいされることとなった。そののエンジン開発かいはつにより、1982ねんの5000Sでは排気はいきりょう4,754 cc、1985ねんのLP5000QVでは排気はいきりょう5,167ccに増加ぞうかした。

シャーシとボディの構造こうぞう

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パオロスタンツァーニとランボルギーニエンジニアリングチームは、LP500プロトティーポようぜんはがねせいかく断面だんめんスチールフレームシャーシ(プラットフォームシャシー[9])を設計せっけいし、ランボルギーニ創立そうりつ当初とうしょからのパートナーであるモデナのウンベルト・マルケージ(Marchesi & C Srlしゃ)で作製さくせいされた。このシャーシは、0.8〜1.0 mmあつ鋼板こうはん正方形せいほうけい断面だんめん鋼管こうかん構成こうせいされ、フロントセクションはおもにプレス加工かこうおよびスポット溶接ようせつされた鋼板こうはん使用しようし、特定とくてい箇所かしょはプレス加工かこうされたリブと溶接ようせつされたパネルによって補強ほきょうされ、鋼板こうはんとチューブで構成こうせいされた補強ほきょうフレームは、くるま中央ちゅうおうとおって、両方りょうほうのドアシルに沿って、中央ちゅうおうのトランスミッショントンネルのまわりにびていた。シャーシの後部こうぶ正方形せいほうけいのチューブで構成こうせいされ、強度きょうどたかめるためにななめのブレースと複数ふくすうのクロスメンバーがふくまれた。プロトティーポのシャーシは、ミウラのシャーシよりも剛性ごうせいたかく、ミウラの75kgよりおもい107kgだった。追加ついか重量じゅうりょうは、ミウラでれられた軽量けいりょうあなけなかったこともあり、部分ぶぶんてきには試作しさくテストよう耐久たいきゅうせいたかいシャーシを構築こうちくする必要ひつようがあるためだった。エンジニアはミウラの設計せっけいくらべて強度きょうど剛性ごうせい向上こうじょうしたことにくわえて、鋼管こうかんをよりおお使用しようすることで、腐食ふしょくからの保護ほご容易よういになるとかんがえた。

1971ねんにLP500プロトティーポをテストしたのち、スタンツァーニは、2番目ばんめのLP400プロトティーポ#1120001でシャーシの設計せっけい改訂かいていすることを決定けっていし、寸法すんぽうこそていたが、LP500プロトティーポで作製さくせいされた鋼板こうはんかくかんのスチールフレームシャーシ(プラットフォームシャシー[10])は完全かんぜんくつがえされ、えん断面だんめん直径ちょっけい30mm、25mm、15mmのパイプ鋼管こうかん溶接ようせつされた構造こうぞうのフルスペースフレームに変更へんこうし、おなじくウンベルト・マルケージ(Marchesi & C Srlしゃ)で作製さくせいされた。上記じょうきプロトティーポと比較ひかくして、この設計せっけいでは、クロスブレース管状かんじょうフレームのはるかに複雑ふくざつ溶接ようせつアセンブリを使用しようし、いくつかの重要じゅうよう箇所かしょあつさ1 mmの板金ばんきんガセットで補強ほきょうされ、フロアパネル(ゆか)には、べつのグラスファイバーとアルミニウムのパネルが設置せっちされた。目的もくてきどおり、より剛性ごうせいたかく、重量じゅうりょうも90 kgとかる仕上しあがった。当時とうじこの工法こうほうはフォーミュラワンで使用しようされていたが、公道こうどうはしるストラダーレとしては非常ひじょう進歩しんぽしていて、設計せっけいのパフォーマンスじょう利点りてんくわえて、ランボルギーニは、技術ぎじゅつてき高度こうど複雑ふくざつ視覚しかくてきにも芸術げいじゅつてきなシャーシを構築こうちくすることで、マーケティング戦略せんりゃくになるとかんがえ、ミウラよりもれることを認識にんしきした。フルスペースフレームシャーシは、2番目ばんめのLP400プロトティーポ#1120001でテストされ、後続こうぞく量産りょうさんLP400では基本きほんてき変更へんこうなしで量産りょうさんされた。

量産りょうさんカウンタックの応力おうりょく担当たんとうしないアウターパネル構造こうぞうのボディは、スタンツァーニは当初とうしょおも航空機こうくうき建設けんせつ使用しようされる軽量けいりょう合金ごうきんAvionalで製造せいぞうすることを検討けんとうしていたが、高価こうか入手にゅうしゅ困難こんなんであることがわかり、従来じゅうらいアルミニウム合金ごうきん使用しようされた。LP400プロトティーポでは、あつさ1〜1.2 mmのパネルを使用しようされたが、量産りょうさんLP400では1.5 mmに増加ぞうかされた。ランボルギーニ工場こうじょうではボディパネルは協力きょうりょく工場こうじょうトリノのRivestautoとう)によってプレス製造せいぞうされ、モデナのマルケージで製造せいぞうされたパイプシャーシに溶接ようせつされたうす鉄骨てっこつフレームによってささえられ、パネルが設置せっちされると、ランボルギーニ工場こうじょう作業さぎょういんは、最終さいしゅうてきなボディの形状けいじょう表面ひょうめんなめらかさ、パネルあいだ段差だんさとう手作業てさぎょう成形せいけいした。これらの作業さぎょうはミウラ以前いぜんはベルトーネとうのカロッツェリアでおこなわれていたがスタンツァーニの意向いこううちせい変更へんこうされたこと画期的かっきてきで、ロジスティクスまとには、この製造せいぞう方法ほうほうは、少量しょうりょう手動しゅどう熟練じゅくれんした生産せいさんラインにむのが比較的ひかくてき簡単かんたんで、多額たがく設備せつび投資とうしおこなことなくボディーワークすべてをサンタアガタで完結かんけつする[11]ことができた。ランボルギーニは経営けいえい危機ききひんしていたがLP400はうちせいによりコストをおさ製造せいぞうつづけることができ、LP400S以降いこう会社かいしゃ復活ふっかつつなげること貢献こうけんした。LP400のボディはすべてアルミニウムせいだったが、LP5000クワトロバルボーレ以降いこうは、グラスファイバーカーボンふくごうざいつくられたコンポーネントもまれた。

モデルとバリエーション

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プロトティーポ

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LP500

再現さいげんされたLP500

1971ねん3がつ最初さいしょLP500(LP500 prototipo)は、あかるい黄色きいろ塗装とそうされショーの時間じかんわせるために、チーフテストドライバーけん開発かいはつエンジニアのボブ・ウォレスが、前夜ぜんや、サンタガタからスイスまでやく485kmを運転うんてん[12]3月11にちジュネーブショーのカロッツェリア・ベルトーネスタンドにミウラSV1号車ごうしゃ#4846ストラトスHFゼロなら出展しゅってんされ、革新かくしんてきなデザインは世界中せかいじゅうくるま雑誌ざっしとう[13]げられ、反響はんきょうんだ。

実物じつぶつだいのスタイリングモックアップ作製さくせい作製さくせいされ、スタイリングは後方こうほう視界しかいわるさが予見よけんされたため、通常つうじょうのバックミラーのわりにDonnelly MirrorせいのESVプロジェクトよう開発かいはつしたペリスコープミラーが、ルーフ前側まえがわふくらんだ室内しつないがわ統合とうごうされた。インストルメントパネルはガンディーニは当初とうしょ、デジタル表示ひょうじそなえたダッシュボード[14]をスケッチしたが、ショーにわず、シングルスポークのステアリングの背後はいごには、スピードメーターとタコメーターがオフセットしてまれた。ただし、ダッシュボードは、1982ねん発表はっぴょうされたシトロエン・BX前期ぜんきがたのような形状けいじょうのインパネとシングルスポークステアリングの非常ひじょう未来みらいてきなもので、ステアリングホイールのないのステアリングコラムの中央ちゅうおう配置はいちされた航空機こうくうき宇宙船うちゅうせん着想ちゃくそう警告けいこくとうなど、ガンディーニのスケッチからのアイディアがまれ、警告けいこくとうの1つは、現在げんざいクルーズコントロールシステムと同様どうよう機能きのうし、設定せってい速度そくどえると点灯てんとうした。もう1つの革新かくしんは、オンボード診断しんだんシステムのみで、ドライバーの左側ひだりがわのダッシュボードにあるくるま全体ぜんたい俯瞰ふかん概略がいりゃくに、ライト、ブレーキ、えきめんレベル、温度おんど[15]継続けいぞくてきかんされ、ステータスが表示ひょうじされた。ストラトスHFゼロからいだ「チョコレートバー[16]パターンのめんはシートがいてあるというより巨大きょだいなトランスミッショントンネル、ドアシル、スチールフレームのゆか、バルクヘッドにかこまれたひとかたち空間くうかんスペースに2れつのチョコレートバークッションがいてあるような構成こうせいで、ひく座席ざせき位置いち量産りょうさんしゃより巨大きょだいなトランスミッショントンネル、ひろいドアシル、ドアシル手前てまえに5つならべられたスイッチ、極端きょくたんきたヘッドレストとう、レーシングカーや宇宙船うちゅうせんのコックピットにいるような感覚かんかく貢献こうけんした。

このLP500プロトは、量産りょうさんLP400と比較ひかくしておおくの機構きこうてきちがいや、スタイリングもバランスや細部さいぶラインが微妙びみょうことなるなるものである。ベルトーネによって提案ていあん[17]された当時とうじとしては妥当だとうなプランであった単純たんじゅんかく断面だんめんスチールフレームシャーシ(プラットフォームシャシー[18])のうえにボディが構築こうちくされ、量産りょうさんばんのパイプスペースフレームシャーシとくらおもく、スペアタイヤがはいるフロントトランクリッド後方こうほうにはダクトがあり、ヒンジのきは量産りょうさんしゃLP400とはぎゃくうしろヒンジである。リトラクタブルライトけている状態じょうたい記録きろくはなく装備そうびわなかったこと想定そうていされる。ホイールは直径ちょっけい14インチの鋳造ちゅうぞうマグネシウムせいでベルトーネによって設計せっけい[19]され、ミウラのスピナー仕様しようセンターロックホイールは1960年代ねんだい後半こうはん禁止きんしする安全あんぜん規制きせい導入どうにゅうされ、カンパニョーロによって製造せいぞうされた前年ぜんねん発表はっぴょうされたウラッコ量産りょうさんLP400とどうじ、ストラトスHFゼロにた5あなナットタイプにされた。リムのはばはフロントが7インチ、リアが9インチ。特別とくべつ開発かいはつされたピレリCINTURATO(チントゥラート)CN12タイヤ、ボディワークは、マルチェロ・ガンディーニのデザインスケッチに厳密げんみつしたがったもので、ドアウィンドウのすぐうしろにあるルーバーきベントからエンジンとサイドマウントラジエーターに空気くうき供給きょうきゅうされたが、ボブウォレスによる長時間ちょうじかん路上ろじょうテストちゅう収集しゅうしゅうしたエンジンの冷却れいきゃく効率こうりつわるくオーバーヒートが頻発ひんぱつし、このベントだけではエンジン温度おんどげるには不十分ふじゅうぶんであることがわかり、スタンツァーニとアシスタントエンジニアのマッシモ・パレンティは、機械きかいてき用語ようご解釈かいしゃくする仕事しごと[20]をし、エアインテーク、NACAダクト検討けんとうようドアミラー4、シングルワイパーとう追加ついか改造かいぞうされ無骨ぶこつ姿すがたになったが、改良かいりょうデザインは下記かき2番目ばんめのプロトティーポ(シャーシ番号ばんごう#1120001 LP112プロジェトの1号車ごうしゃ以降いこう反映はんえいされた。LP500プロトティーポにせられた5.0リッターエンジンは、走行そうこうテストちゅうにブローし、量産りょうさんLP400で使用しようされたエンジンと同様どうようの3.9リッターV12に交換こうかんされた。当時とうじのプレスリリースではまだ「LP500」と呼称こしょうされていたのは、ランボルギーニのエンジニアが量産りょうさんバージョンでは5.0リッターエンジンを使用しようする予定よていだったためである。シャーシの工法こうほう量産りょうさんLP400とはまったくことなるプラットフォームシャシー構造こうぞうにもかかわらず、1974ねん3がつにロンドンのMIRA研究所けんきゅうじょでクラッシュテストに使用しようされヨーロッパでの型式けいしき承認しょうにん取得しゅとくし、廃棄はいきされて現存げんそんしない。2018ねんには日本にっぽん愛好あいこう[21]のハンドリングにより原寸げんすんだい正確せいかくなモックアップが再現さいげん作製さくせいされた。

LP500プロトの再現さいげん作製さくせい

1971ねん発表はっぴょうから50ねん記念きねんの2021ねんの8がつ、この個体こたいからとくにインスパイアされているカウンタック LPI 800-4発表はっぴょうされ、1がつの9がつ14にちにLP500プロトの復刻ふっこくをイメージさせるティーザー動画どうが[22][23]がランボルギーニから公開こうかいされ、10月1にち正式せいしき公式こうしきサイトでポロ・ストーリコが再現さいげん作製さくせいしたことと2021ねん10がつイタリア北部ほくぶロンバルディアしゅうコモみずうみのホテル「ヴィラデステ」での欧州おうしゅう最古さいこ自動車じどうしゃコンクール「コンコルソデレガンツァ(Concorso d'Eleganza)コンセプトカー専用せんようクラス」に出展しゅってんされること発表はっぴょうされた[24]

2017ねんまつ有名ゆうめいなコレクター、アルベルト・スピース[25]からレストア部門ぶもんのポロストリコに「LP500の復刻ふっこく作製さくせい可能かのうか」打診だしんがあり、資料しりょう分析ぶんせき調査ちょうさおこなった。車両しゃりょうのディティールや技術ぎじゅつてき仕様しよう重視じゅうしされ、写真しゃしん文書ぶんしょ、デザイン画稿がこうなどが、オリジナルのLP500を正確せいかく復元ふくげんするために参照さんしょうされた。作業さぎょう鋼板こうはんかくかんのスチールフレームシャーシ(プラットフォームシャシー[26])の作製さくせいから開始かいしされ、当時とうじ作製さくせい方法ほうほう尊重そんちょう当時とうじおな伝統でんとうてきな鈑金製法せいほうであるバッティラストラ(Battilastra、板金ばんきん職人しょくにん)が作製さくせいおな手順てじゅんおこなった。パーツはランボルギーニのスペアパーツや復元ふくげんされたコンポーネントが使用しようされ、車体しゃたい正確せいかくなボリュームを再現さいげんする目的もくてき実物じつぶつだいモックアップが作製さくせいされ、量産りょうさんLP400 1号車ごうしゃ下記かき緑色みどりいろの#1120001)の3Dスキャン[27]を2000あいだかけ実施じっしされた。シザードア量産りょうさんモデルとちがかぎがた構造こうぞうせん再現さいげんされ、外装がいそうより特徴とくちょうてき内装ないそうおな手順てじゅん完全かんぜん再現さいげん[28]された。ほんプロジェトにはピレリ協賛きょうさん[29]しており、タイヤの再現さいげんには、ピレリがアーカイブ保存ほぞんしている画像がぞう資料しりょうでLP500プロトに装着そうちゃくされた「Cinturato(チントゥラート)CN12」を内部ないぶ最新さいしんのコンパウンドと構造こうぞう導入どうにゅうしつつ、1970年代ねんだいおなじトレッドパターンとデザインでフロント245/60R14、リア265/60R14[30]サイズで忠実ちゅうじつ再現さいげんした。ボディカラーは自動車じどうしゃ塗料とりょうメーカー「PPGインダストリーズ」の当時とうじのアーカイブを分析ぶんせきしオリジナルとおなじ「Giallo Fly Speciale」(黄色おうしょく)を調合ちょうごうした。エンジンルームにけられたプレートの番号ばんごうは「TELA10 C*120002PS*」。

LP400プロトティーポSecondo prototipo シャーシ番号ばんごう#1120001、プロダクションプロトタイプ(量産りょうさん試作しさくしゃ))

LP400プロトティーポ#1120001
復刻ふっこくレストアされるまえ内装ないそう
後部こうぶ テールライト細部さいぶ量産りょうさんLP400とことなる

上記じょうきLP500プロトティーポはそらりょく性能せいのう高速こうそく安定あんていせい、エンジン冷却れいきゃく保安ほあん基準きじゅんとう要件ようけんたすために、テストちゅう徐々じょじょ改造かいぞうされ、2番目ばんめのLP400プロトティーポ(シャーシ番号ばんごう#1120001)にはエンジンの冷却れいきゃく空気くうきれのためのベントが、ドアとリアクオーターにまたがるNACAダクトと、サイドウィンドウのうしろにあるルーバーきの通気つうきこううえ突出とっしゅつした吸気きゅうきボックスがいた。ブレーキングちゅうにLP500プロトティーポを不安定ふあんていにする過度かどのフロントのダウンフォースをらすために、機首きしゅ傾斜けいしゃあさくされた。シザードアかぎがた構造こうぞうせんもシンプルなラインになり、ドアのウィンドウのうしろにはちいさなウィンドウが追加ついかされ、後方こうほう視界しかいはわずかに改善かいぜんされた。LP500プロトティーポの未来みらいてきなダッシュボードと診断しんだんディスプレイは、スチュワートワーナーアナログゲージを使用しようしたベーシックなスタイルのダッシュボードに、シングルスポークステアリングは、量産りょうさんランボルギーニと同様どうようの3スポークにえられた。テールランプは機能きのうするもの変更へんこうされ、台形だいけいのサイドウィンドウや銀色ぎんいろしきグリルをそなえたバンパーレスノーズなど、プロトティーポから量産りょうさんがれない箇所かしょがあった。生産せいさんモデルで使用しようされる管状かんじょうフルスペースフレームシャーシの最初さいしょくるまであり、3.9リッターエンジンが搭載とうさいされた。

1972ねんあか外装がいそうくろ内装ないそう[31]作製さくせいされ1973ねん3がつ15〜23にちジュネーブモーターショーランボルギーニスタンドに出展しゅってんされたのち、1973ねんのパリモーターショーで再度さいど出展しゅってんされたときには、前側まえがわふくらんでいたペリスコープ、2ほんだったワイパーやフロントグリルのブレーキ冷却れいきゃくようダクトがリベット[32]められ量産りょうさんLP400のよう改造かいぞうされ、エアスクープスラットは完全かんぜんことなり、Verde Medio(緑色みどりいろ)にぜん塗装とそう標準ひょうじゅんのコニダンパーがあった。ヴェルデキアーロ(ライトグリーン)いろレザーのインテリアに仕様しよう変更へんこうされ、ミッドトンネル、ドアシル、ダッシュボードなど、インテリアは標準ひょうじゅんのLP400とはことなる。ランボルギーニのエンジニアは、すべてのボディパネルの量産りょうさん用木ようぼくせいマスターパターンをこの#1120001から作製さくせいした。量産りょうさんLP400とはおよび技術ぎじゅつてきちがいがあり、アクリルせい[33]きサイドウィンドウ、フロントバンパーエリア、リアライト、NACAダクトのドアのみ同色どうしょく配色はいしょく、サイドブレーキがひだりサイドシル部分ぶぶんにあり、ヘッドレストのとつくなったチョコレートバークッションシートとうインテリアの素材そざい、シャーシフレーム構造こうぞうとうかなりことなる。

1974ねん量産りょうさんLP400のNaturaleしょくのインパネ、あかちゃのシートとう一般いっぱんてき形状けいじょうのレザーインテリアに変更へんこうされたのちスイスのコレクターに販売はんばいされ、2003ねんにスイスの納屋なやかなしい状態じょうたい発見はっけんされ、アウトモビリ・ランボルギーニが買戻かいもどし、それ以来いらいサンターガタ・ボロニェーゼランボルギーニミュージアム保管ほかんされ、2019ねんにランボルギーニポロストーリコ(Polo Storico)が内装ないそうをタンしょくの「チョコレートバー」はめんクッション、ドアの内張うちばりにもけられレストアされランボルギーニミュージアム「MUDETEC(Museum of Technology)」に展示てんじされている、現存げんそんする最古さいこのカウンタックである。

3番目ばんめのプロトティーポ(シャーシ番号ばんごう#1120002)は、あかるいGiallo(しょくられサイドミラーが状態じょうたいで1974ねんのジュネーブモーターショーに出展しゅってんされ、多数たすう広報こうほう写真しゃしん撮影さつえいされた。マルケージによって製造せいぞうされたパイプフレームシャーシがランボルギーニにまれ、ランボルギーニの工場こうじょう製造せいぞうされた最初さいしょ製品せいひんになり最初さいしょのLP400とばれることもある。内部ないぶスペースをやすために以前いぜんのプロトのボディよりも13cmながいボディスタイルをち、耐久たいきゅうせい向上こうじょうさせるために、ボディシートメタルのあつさは1.2mmから1.5mmに変更へんこうされた。サスペンションとギアボックスのけポイントはよりあついパイプで作製さくせいされ、サスペンションがストロークしたさいにタイヤに干渉かんしょうしないように、ホイールアーチの形状けいじょう若干じゃっかん変更へんこうされ、シザードア始祖しそアルファロメオ・カラボからLP400プロト#1120001までられたちいさな台形だいけいのガラス部分ぶぶんがはめまれた2パネルのアクリルせい[34]ドアウィンドウは、ガラスをえぐ必要ひつようがなく製造せいぞう容易よういな、した半分はんぶん開閉かいへい可能かのうの3パネルにえられドアウインドウの意匠いしょう決定けっていした。この#1120002と量産りょうさんLP400のあいだにはほとんどちがいがない。

LP400前部ぜんぶ
LP400後部こうぶ

カウンタックはつ市販しはんモデルLP400が登場とうじょうしたのは1974ねん、2番目ばんめのプロトティーポ(シャーシ番号ばんごう#1120001)以来いらいオーバーヒート対策たいさくのためボディに多数たすうのエアインテーク、アウトレットがもうけられた。5Lエンジンの開発かいはつわなかったためミウラ実績じっせきのある3,929ccエンジンがまれた。車体しゃたい構造こうぞうはLP500プロトティーポのテストドライブのさい剛性ごうせい不足ふそく判断はんだんされたためと上記じょうきスタンツァーニの外注がいちゅうコストに起因きいんするかんがえから、セミモノコック構造こうぞうぜんはがねせいシャーシからまる鋼管こうかん溶接ようせつしてげたバードケージ(とりかご)フレームにアルミのボディパネルを溶接ようせつしてける仕様しよう変更へんこうされ、剛性ごうせい向上こうじょう軽量けいりょう同時どうじたした。なお、実際じっさい車両しゃりょう重量じゅうりょうについてはカタログ記載きさいよりやく500kg程度ていどおもい1.6tであり、エンジン出力しゅつりょくについても330馬力ばりき程度ていどで、これらの数値すうち実際じっさい各種かくしゅテストデータ、0~400m13びょうだい後半こうはん最高さいこう速度そくど260km/hなどからかんがえても辻褄つじつま内容ないようである。屋根やねにガンディーニのスケッチにもあるペリスコープ(ペリスコピオ、Periscopio)とばれるのぞきまどがLP500プロトティーポ以来いらいついているが、ドライバーが直接ちょくせつまどしの後方こうほう視界しかいることは出来できず、バックミラーしにても後方こうほう確認かくにんできない。この特徴とくちょうてき屋根やね台形だいけいへこんだデザイン機構きこうにちなみペリスコピオモデルLP400ペリスコピオ[35][36][37]呼称こしょうされることもある。#2プロトティーポまで(内装ないそうレストアの時期じきによるが)の「チョコレートバー」のめんクッションは縫製ほうせい容易ようい正方形せいほうけいキルトステッチえられ一般いっぱんてきなセミバケットシート体裁ていさい変更へんこうされた。

全体ぜんたい寸法すんぽうは、プロトティーポよりもわずかにおおきく、はば189 cm、たかさ107 cm、ながさ414 cmになった。ホイールはウラッコやLP500プロトとおなカンパニョーロせい5あなタイプで、標準ひょうじゅん装着そうちゃくタイヤはピレリからミシュランせいXWXに変更へんこうされ、ぜん205/70VR14、うしろ215/70VR14のサイズ。シャーシナンバー#1120002から#1120300までで、生産せいさん台数だいすうは152だいである。

ウォルター・ウルフ・カウンタック

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LP400のスペシャルモデルとして有名ゆうめいなのが、3だい作製さくせいされたウォルター・ウルフ・カウンタックである。スーパーカーブーム当時とうじ以来いらい、1、2号車ごうしゃは「LP500S」とも呼称こしょうされる。

カナダ石油せきゆおうF1ウォルター・ウルフ・レーシングチームのオーナーウォルター・ウルフミウラを4だい所有しょゆう[38]ランボルギーニの経営けいえいそうとしたほどの富豪ふごう、ランボルギーニ・マニアであり、LP400のしろ量産りょうさん3号車ごうしゃシャーシナンバー#1120007(4号車ごうしゃ。1まえの#1120006のせつゆう)を1974ねん入手にゅうしゅした。しかし、ウルフはヒューベルト・ハーネ考案こうあんしたイオタSVR#3781のち流用りゅうようされるウイングをエンジンフードじょうけたこのくるま走行そうこう性能せいのう不満ふまんち、ちいさなアクシデント[39]をきっかけに、フォーミュラ1の現場げんば面識めんしきのあったもとランボルギーニで1972ねんにエンジニアリング会社かいしゃダラーラ・アウトモビリ S.p.A.設立せつりつした[40]ジャンパオロ・ダラーラ特別とくべつなハイパワーバージョンにモデファイしたカウンタックをオーダーする相談そうだんをした。ランボルギーニがわにはLP500プロトで走行そうこうテストちゅうにブローし棚上たなあげされていた、本来ほんらい作製さくせいする予定よていだった5Lエンジンをウルフの資金しきん[41]さい開発かいはつできる目論見もくろみもあった。

ウルフ・イオタ」も参照さんしょう

1号車ごうしゃ
ウォルター・ウルフ・カウンタック1号車ごうしゃ
ウォルター・ウルフ・カウンタック1号車ごうしゃ

下記かき2号車ごうしゃ先行せんこうプロトティーポ車両しゃりょうである。ロッソ(赤色あかいろ外装がいそう/セナペ(からししょく内装ないそうのノーマルLP400(#1120148)がパルマダラーラ・アウトモビリ S.p.A.(Dallara Automobili)[42]まれ、角度かくど調整ちょうせい可能かのうなVがた大型おおがたリアウィング(通称つうしょうビッグウィング)、アルミたたし(樹脂じゅしせい、GFRPせいせつゆう)のくろいフロントスポイラーとオーバーフェンダー、コンセプトカーブラボーどう仕様しようカンパニョーロせい15インチマグネシウムホイールピレリ特注とくちゅうしたP7の335サイズ(リア)の扁平へんぺいワイドタイヤ、大型おおがたされたブレーキシステム、コニせいサスペンション[43](アルミケースしゃ高調こうちょう)、ブレーキ冷却れいきゃくようダクトホース、オプションのアンサマフラーエキゾーストシステム[44]、レーシングミラーなどが改造かいぞう装備そうびされたあかの「1号車ごうしゃ」(#1120148)[45]下記かき2号車ごうしゃ先行せんこうデモカーとして1975ねん8がつ1にち出荷しゅっかされ、ウルフF1グランプリ世界せかい転戦てんせんするさい飛行機ひこうきってきレーシングチームのPRもねてパドックの周辺しゅうへんかれたり、ドライバーの送迎そうげいとうにも使用しよう[46]された。「作製さくせいには4970ccのスペシャルエンジンだった」または「1971ねんLP500プロトの5.0Lエンジンとおなじエンジン[47]で、7,900rpmで447 hpを生成せいせいし、315または324km / hの理論りろんじょうさい高速度こうそくど達成たっせいする」とう現在げんざい通説つうせつとはことなるうわさ[48]記述きじゅつ[49][50]ひとしがあったが、5Lエンジンありきのプロジェクトなので標準ひょうじゅんのカウンタックモデルと同様どうように「LP500S」と指定してい呼称こしょうされた。内装ないそうは340km/h仕様しようのスピードメーター、サイドシルにはウルフ特別とくべつオーダーであることが表記ひょうきされたあわいゴールドのシリアルプレートがビスめされ、パーソナルせい小径しょうけいステアリング、ウィランズせいの4てんしきレーシングハーネス、消火しょうかひとしのギアがウルフによりけられ、ドイツ自動車じどうしゃ雑誌ざっし「rallye racing(ラリーレーシング)」のステッカーが1976ねん8がつごう誌面しめん掲載けいさいされたときからフロントマーカーレンズまえに(基本きほんてきには[51]られている。やく1ねんあかい1号車ごうしゃ下記かき2号車ごうしゃえられ、1号車ごうしゃはランボルギーニにもどされた[52]。その日本にっぽんではモーターマガジン1976ねん11がつごうで「カウンタックよりはやいカウンタック」とほうじられオートロマン(たまきはち田園調布でんえんちょうふ所在しょざいころ)によって輸入ゆにゅうされ、全国ぜんこくのスーパーカーショーでの展示てんじや、オートロマンの撮影さつえい協力きょうりょくで1979ねん公開こうかい日本にっぽん映画えいがえるかねおおかみ」のげきちゅうしゃとしても使用しようされた。ブームがって以降いこう日本にっぽんまり、僧侶そうりょ・タレントの織田おだ無道むどう所有しょゆうしていたことでられ、放置ほうちされれた時期じきて、2021ねん現在げんざい神奈川かながわけん横浜よこはま鶴見つるみのランボルギーニとフェラーリ専門せんもんてんがレストアし所有しょゆうしている。

2号車ごうしゃ

上記じょうきLP400#1120007の性能せいのう不満ふまんったウルフは、特別とくべつくわえた4.8Lエンジン(#1120202)[53]搭載とうさいし、サスペンションの改良かいりょうけたカウンタックをランボルギーニに作製さくせい依頼いらいし、上記じょうきあかデモカー(1号車ごうしゃ#1120148)、おなじくLP400から改造かいぞうされドアミラーは四角しかくおおきいタイプだがウイングレス以外いがいは1号車ごうしゃとほぼおなじビジュアルの(#1120112)[54]作製さくせいてスカイブルー(ブガッティブルー、BluMetallizato)セナペしょく内装ないそう金色きんいろピンストライプ、かね砲弾ほうだんがたドアミラー、電動でんどう角度かくど調整ちょうせい大型おおがたリアウィングの「2号車ごうしゃ」(LP400#1120202)[55]作製さくせいされ、1号車ごうしゃ納品のうひんしたいちねんの1976ねん8がつ6にち出荷しゅっかされた。内装ないそうはパーソナルの小径しょうけいステアリング、ウィランズせいのレーシングハーネスとうのギアがそなえられ、石油せきゆ会社かいしゃelfのステッカーが前後ぜんごられた時期じきもあった。

近況きんきょうはウイングにつばさはしばん追加ついか、ドアミラーが四角しかくそらりょくてきなタイプに、4.8Lエンジンに対応たいおうしたくろルーバーき(のLP400Sタイプ)エンジンフードに変更へんこうされてドイツロッソビアンコ・ミュージアム展示てんじされていた。2016ねん5がつイタリア開催かいさいされた「Concorso d'Eleganza Villa d'Este 2016」にて、ランボルギーニのもとテストドライバーであるヴァレンティーノ・バルボーニ運転うんてんつやくろのビタローニセブリングふうドアミラーに交換こうかん、MOMOのオリジナルではない小径しょうけいステアリングホイール[56]、リアウィングのエンドプレートがいた姿すがた登場とうじょうし、現存げんそんしていることが確認かくにんされた。2019ねん現在げんざいはPersonalの金色きんいろのドアミラー[57]もどされ、マフラーはANSAせいのカッターのなかあかいタイプが使用しようされている。

ウルフ2号車ごうしゃおなじタイミングで、おなじオーバーフェンダー、ブラボーホイールで下記かき車両しゃりょう作製さくせいされた。

・1976ねん8がつ出荷しゅっか外装がいそうあか内装ないそうくろつやしブラックのオーバーフェンダー、フロントスポイラー、ユニークなツインプレーン調整ちょうせい可能かのうウイング、シルバーホイールのErmanno Spazzapan(#1120188)[58]通称つうしょうカウンタックSS

・1976ねん8がつ出荷しゅっか。ウイングレス、あお×きむ配色はいしょくかねのピンストライプ、マスタードしょく内装ないそうのシルベラ(ALBERT SILVERA ハイチ富豪ふごう)カウンタック(#1120222)

3号車ごうしゃ

ウルフカウンタックは好評こうひょうで、要求ようきゅうたか顧客こきゃくたち満足まんぞくさせるため量産りょうさんされることになり、ベルトーネのマルチェロガンディーニ[59]によりデザインしなおされた。(LP400S#1121002)はオーバーフェンダーはウルフ1、2号車ごうしゃとはことなり1976ねんランボルギーニ・シルエットながれを台形だいけいちか形状けいじょう、フロントスポイラー、リアウィングも、手直てなおしがはいり、ルーフのペリスコープは廃止はいしされ、オーバーフェンダーなど1、2号車ごうしゃでマットブラックだった箇所かしょはボディ同色どうしょくでウルフレーシングのチームカラーであるネイビーブルー(Blue Special)に塗装とそう、2号車ごうしゃおなじPersonalの金色きんいろのドアミラー、内装ないそうはSnapeしょく仕上しあげられ、ランボルギーニが1978ねん3がつジュネーヴ国際こくさいモーターショー下記かきLP400Sのファストデリバリーとなる(LP400S#1121002)をリアウイングが状態じょうたいウラッコシルエットエスパーダとも出展しゅってんした。2号車ごうしゃの4.8Lエンジン(#1120202)がさらなるチューンをほどこされたうえシャーシナンバー#1121002にせられ、ダラーラの指示しじ剛性ごうせい補強ほきょうバーの追加ついか車内しゃないから制動せいどう前後ぜんご配分はいぶんがコックピットから調整ちょうせい可能かのう巨大きょだいなAPロッキードせいフロント8ポットブレーキ(リアは4ポット)[60]そなえたブレーキ、クイックな7:1ステアリングシステム、クラッチもボーグ&ベックのドライツインプレートに変更へんこうされた。ショーの開始かいしにはボディの前後ぜんごにウォルターウルフのWのちいさいステッカーがられていたが、ショー途中とちゅうがされた。LP400Sプロトティーポとも呼称こしょうされ「ウルフ・カウンタック3号車ごうしゃ」として、ボディのエッジやビッグウイングのセンターにあかかねのピンストライプがれられ、リアウイングがけられ1978ねん4がつ10日とおか出荷しゅっかされた。納車のうしゃにドイツのブフマンせいDINFOSデジタルメーター[61]交換こうかんされている。なお、エンジンをかれた2号車ごうしゃにはLP400のエンジンが搭載とうさいされた。

ウルフが手放てばなしたのち、ドイツでやく10ねんごし、2号車ごうしゃおなじドアミラーが四角しかくそらりょくてきなタイプや、4れんのフォグランプきグリルに交換こうかんされたりしたのをて、1999ねんのブルックスオークションに出品しゅっぴんされたのち日本にっぽん上陸じょうりくしたが入手にゅうしゅしたオーナーは雑誌ざっし媒体ばいたいやイベントに公開こうかいせず、車両しゃりょう現存げんそんしているのかも確認かくにんできない時期じきながつづいた。2014ねん東京とうきょうあらたなオーナーのわたレストアをする前後ぜんごにオーナーみずからがウルフ、ダラーラとい、3号車ごうしゃ開発かいはつのいきさつとエンジンかわそうについての確認かくにんけ、オリジナルのネイビーブルーにあかかねのピンストライプ、かねのビタローニセブリングふうドアミラーで仕上しあげられ、2015ねん4がつ18にち都内とないホテルでお披露目ひろめ[62]され、レストア内容ないようくるま雑誌ざっし「CAR MAGAZINE」、「GENROQ」、「ベストカー」、「カーグラフィック」などに掲載けいさいされた。かね砲弾ほうだんがたドアミラーにえられ2021ねん10がつイタリア北部ほくぶロンバルディアしゅうコモみずうみのホテル「ヴィラデステ」での欧州おうしゅう最古さいこ自動車じどうしゃコンクール「コンコルソデレガンツァ(Concorso d'Eleganza)」にLP500プロト復刻ふっこくしゃらと出展しゅってんされた[63]

以上いじょう3だいのウルフカウンタックのワイドタイヤ採用さいようともなうオーバーフェンダーやフロントスポイラー、リアウイング、やく5Lに拡大かくだいしたエンジンユニットとう特徴とくちょうてきなデザイン、仕様しよう以降いこう生産せいさんモデルLP400S、5000S、5000クワトロバルボーレ、25thアニバーサリーらの開発かいはつと、1973ねんには世界せかいてき金融きんゆう危機きき石油せきゆ危機きき売上うりあげだか減少げんしょうしたランボルギーニの経営けいえいなおしにつながる重要じゅうようあしがかりになった。

ブラックボディにほそいホワイトのウェーブラインが特徴とくちょうシャーシナンバーは#1120144。シーサイドモーター[64]によってドイツから1977ねん輸入ゆにゅうされた。カウンタックGTまたはSSとも呼称こしょうされ、スーパーカーブーム当時とうじあかいウルフカウンタック1号車ごうしゃ人気にんき双璧そうへき東京とうきょうスーパーカーショー1977出展しゅってんされた。外観がいかんはウルフ・カウンタックに若干じゃっかんているが長方形ちょうほうけいつばさはしいたきリアウィング、リアのみの小振こぶりなオーバーフェンダー、フロントエアダム形状けいじょうとうことなり、15インチ(14インチのせつゆう)の当時とうじかねくろ現在げんざいくろBBSメッシュホイールをく。エンジンは3929ccのLP400のものでありながらLP500Rと呼称こしょうされ、1977ねん当初とうしょ左右さゆうドアに「500」の表記ひょうきくリアにGTの表記ひょうきがあった。当時とうじはホワイトラインのカラーリングやリアオーバーフェンダー(ウルフに形状けいじょうちかい)、ウイングとう真似まね車両しゃりょう通称つうしょうLP500RT)も存在そんざいした。ランボルギーニへの依頼いらいしゃ詳細しょうさいしょうのミステリアスな個体こたいであるが、ロッソにて当時とうじファクトリーでテストちゅうのスクープ写真しゃしん掲載けいさいされた。車両しゃりょうまったべつのクワトロバルボーレタイプに外観がいかん変更へんこうされたのをて、現在げんざい愛知あいちけんのオーナーが所有しょゆうし、オリジナルのブラックボディにホワイトのウェーブライン、ドアすそに「500R」表記ひょうきもどされ、フロントフェンダーまえサイドマーカーまるがた、テールライトにはまる後部こうぶ反射はんしゃ追加ついかされ、イベントなどでその姿すがたこと出来できる。

LP400S(シリーズ 2)
LP400S(シリーズ 2)

1978ねんには、上記じょうきウォルターウルフ・カウンタック3号車ごうしゃがファーストデリバリーのLP400S登場とうじょう前後ぜんごオーバーフェンダーきでタイヤはミシュランから変更へんこうされた当時とうじ市販しはんしゃよう入手にゅうしゅ可能かのうもっと幅広はばひろのリアで345/35R15 、フロントは205/50R15のピレリ CINTURATO ™ P7 。シルバーまたはゴールドのホイールはフロントは8.5J、リアは12J。ハンドリングは、ワイドタイヤによって改善かいぜんされ、コーナリングちゅうくるま安定あんていせい向上こうじょうした。LP400のGirlingブレーキキャリパーはATEブレーキディスクにえられ、LP400の直径ちょっけい267mmにたいして、フロントは300mm、リアは284mmと拡大かくだいされた。ウルフ・カウンタックの評判ひょうばんからオプションでVがたリアウイング(ビッグウィング、スモールウイング)が用意よういされ、ほとんどのオーナーはウイングきのくるま注文ちゅうもんした。後端こうたんのエンブレムは「countach」のよこ角張かくばった「S」が追加ついかされた。仕様しよう変更へんこうでシリーズ1~3までけい237だい生産せいさんされた

  • シリーズ 1 - シャーシナンバー#1121002から#1121100まで、生産せいさん台数だいすう50だい。ルーフのペリスコープ廃止はいし。ローボディ。ごく初期しょきに5つのあなえんカンパニョーロせい「ブラボー・ホイール」か、OZせいえんなめらかな5つあなのいずれもマグネシウム・ホイールがある。小型こがたのスチュワートワーナー(Stewart Warner)ステージIII 8れんメーター(たてオドメーター)、ステアリング・ホイール、45mmキャブレターとうはLP400とおな装備そうび
  • シリーズ 2 - シャーシナンバー#1121102から#1121310まで、生産せいさん台数だいすう105だい。このモデルまでがローボディ、ひくめのサスペンションである。カンパニョーロせい「ブラボー・ホイール」はえんなめらかな5つあな変更へんこうされ、OZせいホイールの材質ざいしつはマグネシウムからアルミニウム変更へんこうされた。8れんメーターが7れん変更へんこうされ上記じょうきのシリーズ1のLP400とおな装備そうび更新こうしん[65]された。ランボルギーニのファウンダー、フェルッチョ・ランボルギーニ所有しょゆうしたパール・ホワイトしょくのウイングきの個体こたい[66]#1121164がふくまれる。
  • シリーズ 3 - シャーシナンバー#1121312から#1121468、生産せいさん台数だいすう82だい。このシリーズ3以降いこうすべてのカウンタックは室内しつないスペースのたかさが3cm増加ぞうかしたハイボディとなり、シリーズ1、2のくるまくらべてサスペンションのくるまだかたかいことでも識別しきべつできる。

LP500S(5000S)

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LP500S(5000S)

1982ねんジュネーブ・モーターショーに出展しゅってんのちにゼネラルマネージャーに就任しゅうにんしたエンジニア、ジュリオ アルフィエーリが最初さいしょ手掛てがけた最高さいこう出力しゅつりょく375hp/7000rpm、最大さいだいトルク41.8kgm/4500rpm、4,754 ccエンジンのLP500S[67]登場とうじょうし1985ねんまで、323だい生産せいさんされた。V12エンジンの2バルブ、ウェーバー45DCOEツインチョークキャブレター6はサイドドラフト。米国べいこくはじめて正式せいしき輸入ゆにゅうされ、型式けいしき承認しょうにんけたモデル[68]でもあり、北米ほくべい仕様しようはKジェトロニックのインジェクション仕様しよう(ボッシュKジェトロニック)。外見がいけん、ボディ、タイヤホイールサイズはLP400Sシリーズ3ぎ、フロントウイングがオプションに追加ついかされ、内装ないそう若干じゃっかん改良かいりょうされた。リアのエンブレム表記ひょうき5000Sとなっている。

5000QV オプションのサイドスカート
5000QV

1985ねんには競合きょうごう車種しゃしゅフェラーリ・テスタロッサ対抗たいこうすべくV12エンジンを4バルブキャブレター冷却れいきゃく向上こうじょうのためにサイドドラフトからダウンドラフト(DD)に変更へんこう排気はいきりょうを5,167 ccまで拡大かくだいしそれまでの12気筒きとうエンジンをさらに進化しんかさせた5000クワトロバルボーレ(5000QV)が登場とうじょうした。この技術ぎじゅつ改良かいりょうはキャブレターの変更へんこうようし、あらたにウェーバーDCNFキャブレター6導入どうにゅうされ、キャブレターをエンジンの側面そくめんから上部じょうぶ移動いどうしたことにより、エンジンフードはふくらんだパワーバルジきデザインに変更へんこうされ、すでにわるかった後方こうほう視界しかいさら悪化あっかした。このエンジンは改良かいりょうほどこされてLM002にも搭載とうさいされている。後期こうきがたられるVがた12気筒きとう48バルブとキャブレターわせは、市販しはんしゃにおける唯一ゆいいつ採用さいようれいであるが、北米ほくべいけモデルは、インジェクションボッシュKジェトロニック)と触媒しょくばいコンバーター、はいガス回収かいしゅう装置そうち搭載とうさい出力しゅつりょくアップは455hp/7000rpmと驚異きょういてきなエンジンであった。後期こうきタイプのエンジン排気はいきりょうアップはエンジン生産せいさんラインの都合つごうにより、シリンダーヘッドとブロックのあいだスリーブはさむという強引ごういん手法しゅほうによるストローク伸長しんちょう実現じつげんされており、後継こうけい車種しゃしゅディアブロになって、ようやくボア・ピッチが拡大かくだいされた。燃料ねんりょう噴射ふんしゃエンジンのていかくは420 PS。ヨーロッパ仕様しようのダウンドラフトキャブレター仕様しようでは、6つのウェーバーキャブレターを使用しようしてていかくはテスタロッサを75 PS上回うわまわる7,000rpmで455 PS、5,200 rpmで500N・m(369lbf・ft)のトルクを発生はっせいした。エンジンフードのボディパネルはランボルギーニがふくあい素材そざいはじめて市販しはんしゃ使用しようしたケブラーえられ、フロントトレッドは4.4mmひろげられタイヤは225/50 YR 15サイズとふとく、PIRELLI CINTURATO ™ P7とそのままで外見がいけんてき変更へんこう最小限さいしょうげんおさえられ、1988ねんからはブレーキダクトきのサイドスカートがオプションに追加ついかされた。米国べいこくバージョンはサイドウインカーとリアパネルのバンパーの輪郭りんかくおおきなフロントバンパーとう特徴とくちょうがある。米国べいこくでの正式せいしき型式けいしき承認しょうにん[69]はクワトロバルボーレまでけていなかった。1988ねんまで、610だい(631だいせつもあり)が製造せいぞうされ、66だい燃料ねんりょう噴射ふんしゃシステム仕様しようである。

25thアニバーサリー

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25thアニバーサリーのダウンドラフトエンジン
ランボルギーニミュージアムの25thアニバーサリー
25thアニバーサリー(rear) オプションにいスモールウイングがこうけされている。

ランボルギーニ創立そうりつ25周年しゅうねん記念きねんモデルとして25thアニバーサリー(25th Anniversary)はカウンタックの後継こうけいしゃ複数ふくすう技術ぎじゅつをテストするために、下記かき試作しさくしゃ設計せっけいされた。

  • L150 -ランボルギーニがクライスラーに買収ばいしゅうされるまえ創立そうりつ25周年しゅうねん記念きねんモデルの開発かいはつがスタートしたときにL150という試作しさくモデルが作製さくせいされた。デザインはジュリオ・アルフィエーリで、ベースとなったのは1986ねんしきクワトロバルボーレのインジェクション仕様しようであったが、クライスラーの意向いこう廃案はいあんになった。現存げんそんは1だいのみで、日本にっぽんにある。
  • カウンタックエヴォルツィオーネ -カウンタックの後継こうけいしゃ複数ふくすう技術ぎじゅつをテストするために、1987ねん作製さくせいされたプロトティーポしゃである。1983ねんからランボルギーニに在籍ざいせきしていた (オラチオ・パガーニらが当時とうじチーフエンジニアのルイジ・マルミローリにふくあい素材そざいエンジニアリングチームをつくることゆるされ、作製さくせいされた。従来じゅうらいのカウンタックとの根本こんぽんてきちがいは、プロダクションモデルのスチールスペースフレームシャーシはく、あたらしいふくあいユニボディ構造こうぞうのバスタブじょうセンターモノコックボディに完全かんぜんえられ、ケブラー炭素たんそ繊維せんい強化きょうかプラスチック、アルミニウムハニカムパネルなど、おおくのふくあい材料ざいりょうまれた。フロントブーツリッド、リアエンジンカバー、フロントエアダム、ホイールアーチはカーボン/ケブラーコンポジットでつくられ、ウィングとドアは従来じゅうらいがたでありながら軽量けいりょうのアルミニウムパネルを使用しようし、すべてのボディパネルは塗装とそうされないしだった。ふくあい材料ざいりょうつくられたそらりょくホイールカバーもテストされたが、ねつ蓄積ちくせきとブレーキのフェードが増加ぞうかすることがわかった。これらの変更へんこうにより、LP5000QVと比較ひかくして、やく397 kg軽量けいりょうされ、あたらしいボディは抗力こうりょく係数けいすうやく10%減少げんしょうさせ、不足ふそくしていた内装ないそう防音ぼうおん、エアコンも充実じゅうじつさせられた。テストをつづけで継続けいぞくてき変更へんこうされ、トランスミッションはショートスローシフターに変更へんこうされたが、それ以外いがいはLP5000QV生産せいさんモデルのエンジン、サスペンション、ホイールを使用しようしたが、これらのコンポーネントはすべてテストちゅう変更へんこうされ、エンジンは、じつどうエンジンにもとづいているが、パフォーマンスを向上こうじょうさせるためにチューンされており、やく368 kW(500 PS; 493 hp)を生成せいせいし、やく4びょうで0–97 km / hに加速かそくし、最高さいこう速度そくどやく320 km / hと報告ほうこくされた。ランボルギーニのエンジニアは、エヴォルツィオーネが存在そんざいしたあいだおおくのテクノロジーのテストベッドとして使用しようし、4WDドライブトレイン、電子でんし制御せいぎょくるまだか、アクティブサスペンション、ABS、格納かくのうしきてい抗力こうりょくワイパーとうがあった。この1だいきりのエヴォルツィオーネプロトティーポは、衝突しょうとつ試験しけん破壊はかいされ、現在げんざいしない。エヴォルツィオーネは量産りょうさんつながらなかったが、1988ねん下記かき25thアニバーサリーと後継こうけいしゃディアブロには、ふくあいボディパネル、カーボンファイバー/ケブラーをふくむエンジニアリングの一部いちぶ下部かぶドアシルに統合とうごうされたエアインテークなど、エヴォルツィオーネの機能きのう反映はんえいされた。オラチオ・パガーニはメーカーとして独立どくりつし、1999ねんにカーボンモボコックシャシーはパガーニ・ゾンダ結実けつじつ設計せっけい販売はんばいされた。

1985ねん、エンジニアのルイジ マルミローリ[70]がジュリオ アルフィエーリののちいでアウトモビリ・ランボルギーニの技術ぎじゅつ部門ぶもん責任せきにんしゃ就任しゅうにんしたとしにはすでにカウンタックの生産せいさん終了しゅうりょう予見よけんされていたが、後継こうけいしゃディアブロ開発かいはつおくれたこともありカウンタックアニバーサリーの発売はつばい決定けっていいくつものプロポーザルのなかからえらばれたのは1985ねん考案こうあんしたジャルパのリスタイリングあん発展はってんさせたオラチオ・パガーニによる画稿がこうだった。生産せいさん開始かいしから14ねんたカウンタックに新鮮しんせんさをもどすべく、1988ねん9月のパリ・モーターショーで、ランボルギーニ創立そうりつ25周年しゅうねん記念きねんモデルとして25thアニバーサリー(25th Anniversary)を発表はっぴょう機械きかいてきには5000QVと同様どうようで、スタイリングを担当たんとうしたのは、のちにパガーニ・アウトモビリしゃ創業そうぎょうすることになる当時とうじランボルギーニに在籍ざいせきしていたオラチオ・パガーニ (Horacio Pagani[71]。パガーニはシェイプにまるみをくわえ、オーバーフェンダーやドアのしたのプレート部分ぶぶんなどの突起とっき部分ぶぶんがより自然しぜんかたちまれるよう細部さいぶ形状けいじょう変更へんこうされ、とくに、ウインドウ後部こうぶのエアボックス吸気きゅうきダクトをシャープにばし、さらに後方こうほうにあったダクトを前方ぜんぽう移動いどうし、ボックスの真上まうえ配置はいちされ、よこ方向ほうこうからたて方向ほうこうはしフィンストレーキあらためられた。これにより、ラジエーターのうしろにあるエアボックスの位置いち移動いどうさせることができ、ラジエーターからの空気くうきながれがくなりエンジンの冷却れいきゃく改善かいぜんされた。また、デュアルレイズドセクションとトライダクトのコンセプトから、5000QVですでに変更へんこうされたエンジンベイカバーをさいデザインし、デュアルダクトがまれ、さらにリアバンパーが導入どうにゅうされ、LP400Sからオプションのリアウイングは設定せっていくなった。試作しさくしゃ上記じょうきエボルツィオーネから直接ちょくせつ採用さいようされたものもふくむこれらの変更へんこうは、ダウンフォースとドラッグについてすぐれた結果けっかしている。OZせいしんデザインピアスボルトき2ピースアルミホイールは15インチみちでリア12J。Pirelli P Zero Asimmetricoのサイズはフロント225/50R15、リア345/35R15でシャシーはあたらしいタイヤサイズにわせて調整ちょうせいされた。カウンタックのもっと洗練せんれんされた、最速さいそくのバリエーションであり、4.7びょうで0〜97 km/hに加速かそくし、最高さいこう速度そくど295 km/hを達成たっせいした。電子でんし燃料ねんりょう噴射ふんしゃ装置そうち搭載とうさいされた「米国べいこく」バージョンと、キャブレターを搭載とうさいしたその地域ちいきけのバージョンとでおおきくことなる。内装ないそうはホールドがよりコンパクトになったシートは電動でんどう調整ちょうせい可能かのうになり、パワーウィンドウも搭載とうさいされた。ほんモデルがカウンタックの最終さいしゅうモデルとなり、かくモデルのなか最多さいたとなる657だいランボルギーニ・ディアブロわる1990ねんまで生産せいさんされた。最後さいごにラインオフした1990ねん7がつ4にちにヨーロッパ仕様しよう生産せいさんされたArgeno Metallizzato(メタリックシルバー)しょく内装ないそうはグレーかわのナンバー658をかんした個体こたいシャーシナンバー:ZA9C005AOKLA12085)は、当初とうしょLP500プロトのデザイナーのマルチェロ・ガンディーニ寄贈きぞうされる予定よていであったが、ガンディーニは「(みずからの)過去かこ作品さくひんには興味きょうみがない」という理由りゆうでこれを辞退じたいし、「ランボルギーニミュージアム」に所蔵しょぞうされた。

レースよう車両しゃりょう

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F1 セーフティカー

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1981ねんから1983ねんにかけて、LP400S、5000Sがフォーミュラ1モナコグランプリにおけるセーフティカー採用さいようされた[72][73]。1983ねんにはジャッキー・イクスがLP400Sを運転うんてん先導せんどうした。

カウンタック QVX

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1985ねん、イギリスの輸入ゆにゅう業者ぎょうしゃによって作製さくせいされたグループCのレースよう車両しゃりょう。「5000QV」ベースの5.7Lエンジンを搭載とうさいするが、C2マシンのティガCG83がベースのポルシェ・956のような外観がいかんで、テールライト以外いがいにカウンタックの面影おもかげはない。

JLOC レーシング・カウンタック

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1994ねん寺井てらいエンジニアリングが、ランボルギーニ本社ほんしゃえんふかかったのりちく功雄いさお(JLOC代表だいひょう)の協力きょうりょくで、「カウンタック 25thアニバーサリー」をベースにした競技きょうぎしゃ全日本ぜんにほんGT選手権せんしゅけんSUPER GT)に参戦さんせんした[74][75]ぜん5せん参戦さんせんし、2かい完走かんそうした[76]

ランボルギーニ本社ほんしゃはこれまで、ランボルギーニ車両しゃりょう使用しようしたレース活動かつどうはしてこなかったが、この挑戦ちょうせんがランボルギーニしゃしんうごかし、よくシーズンは同社どうしゃがチューンアップした「ディアブロ」で参戦さんせん[77]以降いこうも「ムルシエラゴ」「ガヤルド」「ウラカン」など、カウンタックの系譜けいふ車両しゃりょうがGT300クラスに参戦さんせんつづけている[78]

2021ねん8がつにカウンタックの50周年しゅうねん記念きねんして、自然しぜん吸気きゅうきの6.5リッターV12エンジンと48ボルトの電気でんきモーターをそなえたカウンタック LPI 800-4発表はっぴょうされた。機構きこうてきにはランボルギーニ・シアン FKP 37をベースとし、112だい限定げんてい生産せいさんされる。

スペック

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性能せいのう
モデルめい 全長ぜんちょう 全幅ぜんぷく ぜんこう ホイールベース トレッド W/T 重量じゅうりょう 排気はいきりょう 最高さいこう出力しゅつりょく 最大さいだいトルク 乗車じょうしゃ定員ていいん 生産せいさん台数だいすう
LP500 prototipo 4,140 mm 1,890 mm 1,029 mm 2,450 mm (まえ)mm/()mm 1,130 kg 4,971 cc 440 馬力ばりき/7,400 rpm 51.0 kgm/5,000 rpm 2めい 1だい
LP400 4,140 mm 1,890 mm 1,070 mm 2,450 mm (まえ)1500mm/()1520mm 1.62 1,065 kg 3,929 cc 375 馬力ばりき/8,000 rpm 36.8 kgm/5,500 rpm 2めい 150だい
LP400S 4,140 mm 1,995 mm 1,029 mm 2,443 mm (まえ)1490mm/()1605mm 1.58 1,351 kg 3,929 cc 353 馬力ばりき/7,500 rpm 37.0 kgm/5,000 rpm 2めい 237だい
5000S 4,140 mm 1,995 mm 1,029 mm 2,443 mm (まえ)1492mm/()1606mm 1.58 1,490 kg 4,754 cc 375 馬力ばりき/7,000 rpm 41.7 kgm/4,500 rpm 2めい 324だい
5000QV 4,140 mm 2,000 mm 1,070 mm 2,500 mm (まえ)1535mm/()1606mm 1.59 1,490 kg 5,167 cc 455 馬力ばりき/7,000 rpm 51.0 kgm/5,200 rpm 2めい 632だい
アニバーサリー 4,200 mm 2,000 mm 1,070 mm 2,500 mm (まえ)1536mm/()1606mm 1.59 1,680 kg 5,167 cc 455 馬力ばりき/7,000 rpm 51.0 kgm/5,200 rpm 2めい 657だい
LPI800-4 4,870 mm 2,099 mm 1,139 mm 2,700 mm (まえ)1784mm/()1709mm 1.55 1,595 kg 6,498 cc 814 馬力ばりき/8,500 rpm 73.4 kgm/6,750 rpm 2めい 112だい

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ [1]
  2. ^ [2]
  3. ^ 英語えいごでの発音はつおん
  4. ^ ランボルギーニの黄金おうごん時代じだいつくげた人物じんぶつ│パオロ・スタンツァーニ”. Octane Japan (2019ねん4がつ8にち). 2021ねん3がつ11にち閲覧えつらん
  5. ^ 「カウンタック」命名めいめい秘話ひわ名付なづおやみずからがかた”. Esquire (2018ねん8がつ26にち). 2021ねん3がつ11にち閲覧えつらん
  6. ^ ランボルギーニ カウンタック「LP112」の意味いみ新型しんがた限定げんてい112だい”. オートモーティブメディアレスポンス (2021ねん8がつ16にち). 2021ねん8がつ17にち閲覧えつらん
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  72. ^ Peter Orosz (2010ねん7がつ10日とおか). “Holy Ferruccio! A Lamborghini Countach Safety Car”. Jalopnik. 2015ねん10がつ14にち閲覧えつらん
  73. ^ Top 10 F1 Safety cars”. Car Keys (2017ねん8がつ16にち). 2018ねん12月16にち閲覧えつらん
  74. ^ “スーパーカー、サーキットをける!”. スーパーカー&クラッシックス (ネコ・パブリッシング) 22: 84-89. 
  75. ^ Racing Countach”. JLOC. 2018ねん10がつ13にち閲覧えつらん
  76. ^ ティームの歴史れきし”. JLOC. 2018ねん10がつ13にち閲覧えつらん
  77. ^ 『ランボルギーニ・ディアブロ』3メーカー群雄割拠ぐんゆうかっきょのGT500にいどんだレーシング・ディアブロ【わすれがたきめいしゃたち】”. オートスポーツweb (2022ねん10がつ12にち). 2022ねん10がつ12にち閲覧えつらん
  78. ^ 『ランボルギーニ・カウンタック』レーシング・ランボルギーニの“出発しゅっぱつてん”【わすれがたきめいしゃたち】”. オートスポーツweb (2022ねん6がつ27にち). 2022ねん6がつ27にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん

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  • いのうえ・こーいち『世界せかい名車めいしゃ14 ランボルギーニ&デ・トマソ』保育ほいくしゃ、1986ねん
  • 『ランボルギーニ 』 ネコ・パブリッシング〈ワールド・カー・ガイド〉、1995ねん
  • 自動車じどうしゃアーカイヴ Vol.8 70年代ねんだいのイタリアしゃへん二玄社にげんしゃ別冊べっさつCG〉、2003ねん
  • 福野ふくの礼一れいいちろう「スーパーカーのスーパーカー」『まぼろしのスーパーカー』双葉社ふたばしゃ、1998ねん。のち双葉社ふたばしゃ双葉ふたば文庫ぶんこ〉、2004ねん
  • 『ランボルギーニ:カリスマの神話しんわ二玄社にげんしゃ、2006ねん
  • 『ランボルギーニ・カウンタック』ネコ・パブリッシング〈NEKO MOOK 1250 ROSSOスーパーカー・アーカイブス〉、2009ねん
    のち『復刻ふっこくばんランボルギーニ・カウンタック 〈NEKO MOOK 1502 ROSSOスーパーカー・アーカイブス〉、2010ねん
  • 『Car Styling』Vol.4、三栄書房さんえいしょぼう、2010ねん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1963-
タイプ 1960年代ねんだい 1970年代ねんだい 1980年代ねんだい 1990年代ねんだい 2000年代ねんだい 2010年代ねんだい 2020年代ねんだい
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MR(含ミッドシップ4) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール レヴエルト
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ エッセンツァ シアン カウンタック
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社おやがいしゃ
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府せいふ管理かんり ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作しさくレーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物じんぶつ: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式こうしきWEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa