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ザ・ワールド・トゥナイト

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「ザ・ワールド・トゥナイト」
ポール・マッカートニーシングル
初出しょしゅつアルバム『フレイミング・パイ
Bめん

Used To Be Bad (7') Looking For You (アメリカばんCD) Young Boy (日本にっぽんばんCD) Oobu Joobu - Part 1 (アメリカばんCD) Oobu Joobu - Part 3 (イギリスばんCD)

Oobu Joobu - Part 4 (イギリスばんCD)
リリース
規格きかく 7インチ・シングル、CD
録音ろくおん 1995ねん11月13にち-11月17にち1996ねん2がつ Hog Hill Studio UK
ジャンル ロック
時間じかん
レーベル パーロフォン
作詞さくし作曲さっきょく ポール・マッカートニー
プロデュース ポール・マッカートニージェフ・リン
ポール・マッカートニー シングル 年表ねんぴょう
ヤング・ボーイ
1997ねん
ザ・ワールド・トゥナイト
(1997ねん
ビューティフル・ナイト
1997ねん
テンプレートを表示ひょうじ

ザ・ワールド・トゥナイト」(原題げんだいThe World Tonight)は、1997ねんポール・マッカートニー発表はっぴょうした楽曲がっきょくおよどうきょく収録しゅうろくしたシングル

概要がいよう[編集へんしゅう]

映画えいがファーザーズ・デイ』エンディングきょくちなみにオープニングきょく使用しようされたのは「ヤング・ボーイ」であり、ほんシングルの日本にっぽんばんのカップリングにはこのきょく収録しゅうろくされた。また、シングルはイギリスのチャートで23まで上昇じょうしょうした。

マッカートニーは1997ねんなつのファンクラブ会報かいほうほんきょくについて「休暇きゅうかちゅう[1]にアコースティックギターでいたもので、最初さいしょはフォーク調ちょうだったんだ」とかたっている[2]。 また、「『ザ・ワールド・トゥナイト』は、とくにインスピレーションもなく、ただはじめたきょくひとつなんだ。タイトルはかったんだ。ただ、冒頭ぼうとう歌詞かしのアイデアはあって、“I saw you sitting at the center of the circle”(サークルの中心ちゅうしんすわきみた)というだけだった。まさに無意識むいしきのうちにできたものだよ)とかたっている[3]

「I go back so far, I'm in front of me(ぼくとおくにもどってしまった、ぼくまえにいるほどに)」という歌詞かしについて、マッカートニーは「歌詞かしは、ただかんがえをまとめたものだよ。どうしてこんなフレーズが出来できたのかはからないけど、ジョンなら「いいね、のこしておこう。意味いみはわからないけど、意味いみはわかるから」とうとおもってそのまま使つかったんだ」とかたっている[3]

マッカートニーは2009ねんのインタビューで「ちょっとタフなギター・リフがはいっているんだよ。このアルバムでは、ぼくのヘヴィーなギターがもうすこおお使つかわれているんだ。リンダはじめてったとき、彼女かのじょは「あなたがあんなにヘヴィなギターをくなんてらなかったわ、大好だいすきよ」とってくれたんだ。でも、ぼくはいつも自分じぶん自身じしんでそういうことを結構けっこうやっていたんだ。それで、このアルバムにかんしては、リンダは『本当ほんとうにギターをいて』とったんだ。『だれかにかせるだけじゃダメだ』って。ちょっと素朴そぼくぼくのギター・スタイルで、おどろくほどテクニカルというわけでもない。ニール・ヤングにちょっとているんだ。実際じっさい彼女かのじょのぞんでいたほどには、まだギターをけていないんだ」とかたっている[4]

プロモーション・ビデオ[編集へんしゅう]

シングルともなって、プロモーション・ビデオが2種類しゅるい製作せいさくされた。1つは「マッカートニーが自宅じたく近辺きんぺんかさまわす」というもの、もうひとつは「マッカートニーがラジオカセットレコーダーかかがいちゅう徘徊はいかいする[5]」という内容ないようである。1つはアリスター・ドナルド、2つはジェフ・ウォンフォーが監督かんとくつとめている。

ライブでの披露ひろう[編集へんしゅう]

ほんきょくがマッカートニーのコンサート・ツアーで披露ひろうされたことは2022ねん現在げんざいのところいちもないが、1997ねん4がつ10日とおかにロンドンのMPLコミュニケイションズ屋上おくじょうにてドキュメンタリー映像えいぞう作品さくひん『イン・ザ・ワールド・トゥナイト』の撮影さつえい一環いっかんで『ヤング・ボーイ』とともにアコースティック・ギターのがたりで披露ひろうされた[6]。コンサートは20ふんほどつづき、マッカートニーの広報こうほう担当たんとうであったジェフ・ベイカーは当時とうじのインタビューで「したにかなりの人数にんずうあつまり、かれがギターでなま演奏えんそうするのをいていたんだ。アンプがあるからしたひとたちにもこえる。何人なんにんかは不思議ふしぎそうにしていたが、ポールは本当ほんとうたのしんでいた」「「街角まちかど大勢おおぜいひといている」とわれると、「そうなんだよ、まえにもやったことがあるんだ」とポールはこたえた」とかたっている[7]

クレジット[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 1995ねん休暇きゅうかちゅう、アメリカに滞在たいざいしていたさい制作せいさくされた。
  2. ^ The World Tonight”. The Paul Mccartney project. 2022ねん5がつ9にち閲覧えつらん
  3. ^ a b フレイミング・パイ ライナーノーツより
  4. ^ The Beatles: Off The Record 2 - The Dream is Over キース・バッドマンちょ 2009ねん
  5. ^ このときポールがたコートは、映画えいがレット・イット・ビー』でていたものとおなじものである。
  6. ^ The World Tonight”. The Paul Mccartney project. 2022ねん5がつ9にち閲覧えつらん
  7. ^ The World Tonight”. The Paul Mccartney project. 2022ねん5がつ9にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Paul McCartney Recording Sessions (1969~2013)