シドニー・ポラック

受賞じゅしょう
アカデミー賞しょう
	作品さくひん賞しょう; 1985年ねん『愛あいと哀かなしみの果はて』; 監督かんとく賞しょう; 1985年ねん『愛あいと哀かなしみの果はて』
ベルリン国際こくさい映画えいが祭さい
	功労賞こうろうしょう; 1986年ねん
ニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう
	監督かんとく賞しょう; 1982年ねん『トッツィー』
エミー賞しょう
	作品さくひん賞しょう（テレビ映画えいが部門ぶもん）; 2008年ねん『リカウント』; 監督かんとく賞しょう（ドラマシリーズ部門ぶもん）; 1966年ねん『ボブ・ホープ・プレゼンツクライスター劇場げきじょう』
その他たの賞しょう

シドニー・ポラック; Sydney Pollack
	2006年ねん
本名ほんみょう	Sydney Irwin Pollack
生年月日せいねんがっぴ	1934年ねん7月がつ1日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ	2008年ねん5月26日にち（73歳さい没ぼつ）
出生しゅっしょう地ち	インディアナ州しゅうラファイエット
死没しぼつ地ち	カリフォルニア州しゅうロサンゼルス
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
職業しょくぎょう	映画えいが監督かんとく映画えいが製作せいさく者しゃ脚本きゃくほん家か俳優はいゆう
ジャンル	映画えいがテレビ
活動かつどう期間きかん	1950年ねん-2008年ねん
主おもな作品さくひん
	監督かんとく; 『いのちの紐ひも』; 『雨あめのニューオリンズ』; 『ひとりぼっちの青春せいしゅん』; 『大おおいなる勇者ゆうしゃ』; 『追憶ついおく』; 『ザ・ヤクザ』; 『コンドル』; 『出逢であい』; 『スクープ悪意あくいの不在ふざい』; 『トッツィー』; 『愛あいと哀かなしみの果はて』; 『ザ・ファーム法律ほうりつ事務所じむしょ』; 『サブリナ』; 『ランダム・ハーツ』製作せいさく; 『恋こいのゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』; 『推定すいてい無罪むざい』; 『ボビー・フィッシャーを探さがして』; 『いつか晴はれた日ひに』; 『リプリー』; 『アイリス』; 『愛あいの落日らくじつ』; 『コールドマウンテン』; 『フィクサー』; 『愛あいを読よむひと』; 『マーガレット』出演しゅつえん; 『夫おっとたち、妻つまたち』; 『アイズワイドシャット』; 『フィクサー』
受賞じゅしょう
アカデミー賞しょう
	作品さくひん賞しょう; 1985年ねん『愛あいと哀かなしみの果はて』; 監督かんとく賞しょう; 1985年ねん『愛あいと哀かなしみの果はて』
ベルリン国際こくさい映画えいが祭さい
	功労賞こうろうしょう; 1986年ねん
ニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう
	監督かんとく賞しょう; 1982年ねん『トッツィー』
エミー賞しょう
	作品さくひん賞しょう（テレビ映画えいが部門ぶもん）; 2008年ねん『リカウント』; 監督かんとく賞しょう（ドラマシリーズ部門ぶもん）; 1966年ねん『ボブ・ホープ・プレゼンツクライスター劇場げきじょう』
その他たの賞しょう
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シドニー・アーウィン・ポラック（Sydney Irwin Pollack, 1934年ねん 7月がつ1日にち - 2008年ねん 5月26日にち）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの映画えいが監督かんとく・俳優はいゆう・映画えいがプロデューサー。

生涯しょうがい[編集へんしゅう]

インディアナ州しゅうラファイエットでウクライナから移民いみんしたユダヤ系けいの家庭かていに生うまれる^[1]。

俳優はいゆうとしてニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスで学まなび、俳優はいゆうとして活躍かつやくし、1955年ねん2月がつにはクリストファー・フライ（英語えいご版ばん）（Christopher Fry）作さく《闇やみも明あかるく（英語えいご版ばん）》（The Dark Is Light Enough）の米べい初演しょえんでブロードウェイ・デビュー。終演しゅうえん後ご、テレビ界かいに移うつり、シリーズものにエピソード出演しゅつえん。しかし、1958年ねんより約やく2年間ねんかん兵役へいえきに就ついた。

1959年ねんにはテレビ出演しゅつえんを再開さいかいしたが、1960年ねんには友人ゆうじんのジョン・フランケンハイマーの依頼いらいで、彼かれの監督かんとく作さく『明日あしたなき十じゅう代だい』（The Young Savages）に出演しゅつえんする少年しょうねんたちの台詞せりふ指導しどうを担当たんとう。1961年ねんよりテレビ・シリーズのをエピソード監督かんとくするようになる。

1965年ねん、映画えいがも監督かんとくするようになり、『ひとりぼっちの青春せいしゅん』、『追憶ついおく』、『トッツィー』で高たかい評価ひょうかを得えて、アカデミー賞しょうにもノミネートされた。そして1985年ねんの『愛あいと哀かなしみの果はて』でアカデミー作品さくひん賞しょうとアカデミー監督かんとく賞しょうを受賞じゅしょう^{[注ちゅう 1]}。

アメリカ映画えいが界かいに於おいて永年えいねんに亘わたり俳優はいゆう・監督かんとく・プロデューサーとして活躍かつやくした映画えいが人じん。

2008年ねん 5月26日にち、癌がんによりロサンゼルス市内しないの自宅じたくにてその生涯しょうがいを終おえた。73歳さい没ぼつ。

死後しご、プロデューサーとして関かかわった『愛あいを読よむひと』で第だい81回かいアカデミー賞しょうにてアカデミー作品さくひん賞しょうにノミネートされた（共同きょうどうでノミネートされたアンソニー・ミンゲラもこの授賞じゅしょう式しきの時ときにはすでに亡なくなっており、故人こじん二に人にんでノミネートされる形かたちとなった）。

主おもな作品さくひん[編集へんしゅう]

長編ちょうへん映画えいが監督かんとく作さく[編集へんしゅう]

いのちの紐ひも The Slender Thread (1965)
雨あめのニューオリンズ This Property Is Condemned (1966)
インディアン狩かり The Scalphunters (1967)
大だい反撃はんげき Castle Keep (1969)
ひとりぼっちの青春せいしゅん They Shoot Horses, Don't They? (1969)
大おおいなる勇者ゆうしゃ Jeremiah Johnson (1972)
追憶ついおく The Way We Were (1973)
ザ・ヤクザ The Yakuza (1974)
コンドル Three Days of the Condor (1975)
ボビー・デアフィールド Bobby Deerfield (1977)
出逢であい The Electric Horseman (1979)
スクープ悪意あくいの不在ふざい Absence of Malice (1981)
トッツィー Tootsie (1982)
愛あいと哀かなしみの果はて Out of Africa (1985)
ハバナ Havana (1990)
ザ・ファーム法律ほうりつ事務所じむしょ The Firm (1993)
サブリナ Sabrina (1995)
ランダム・ハーツ Random Hearts (1999)^[2]
スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー Sketches of Frank Gehry (2005)
ザ・インタープリター The Interpreter (2005)

製作せいさく[編集へんしゅう]

自作じさくを除のぞく

忍冬すいかずらの花はなのように Honeysuckle Rose (1980)
再会さいかいの街まち/ブライトライツ・ビッグシティ Bright Lights, Big City (1988)
恋こいのゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ The Fabulous Baker Boys (1989)
推定すいてい無罪むざい Presumed Innocent (1990)
ぼくの美うつくしい人ひとだから White Palace (1990) 製作せいさく総そう指揮しき
ラルフ一いち世せいはアメリカン King Ralph (1991) 製作せいさく総そう指揮しき
ボビー・フィッシャーを探さがして Searching for Bobby Fischer (1993)
いつか晴はれた日ひに Sense and Sensibility (1995)
スライディング・ドア Sliding Doors (1997)
リプリー The Talented Mr Ripley (1999)
シャンプー台だいのむこうに Blow Dry (2000)
アイリス Iris (2001)
愛あいの落日らくじつ The Quiet American (2002)
コールドマウンテン Cold Mountain (2003)
こわれゆく世界せかいの中なかで Breaking and Entering (2006)
輝かがやく夜明よあけに向むかって Catch a Fire (2006)
フィクサー Michael Clayton (2007)
リカウントアメリカが揺ゆれた36日間にちかん Recount (2008／テレビ映画えいが)
かけひきは、恋こいのはじまり Leatherheads (2008)
愛あいを読よむひと The Reader (2008)
マーガレット Margaret (2011)

主おもな出演しゅつえん作品さくひん[編集へんしゅう]

TV　ミステリーゾーン（トワイライトゾーン）４５話わ「二ふたつの夜よる」（1960）
トッツィー Tootsie (1982)
夫おっとたち、妻つまたち Husbands and Wives (1992)
永遠えいえんに美うつくしく… Death Becomes Her (1992) カメオ出演しゅつえん
ザ・プレイヤー The Player (1992)
シビル・アクション A Civil Action (1998)
アイズワイドシャット Eyes Wide Shut (1999)
ランダム・ハーツ Random Hearts (1999)
キング・オブ・ザ・ヒル King of the Hill - 声こえの出演しゅつえん
チェンジング・レーン Changing Lanes (2002)
ザ・インタープリター The Interpreter (2005)
モンテーニュ通どおりのカフェ Fauteuils d'orchestre / Avenue Montaigne (2006)
フィクサー Michael Clayton (2007)
近距離きんきょり恋愛れんあい Made of Honor (2008)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ ^a ^b ^c 外部がいぶリンクに映像えいぞう

出典しゅってん

^ MacNab, Geoffrey (2002年ねん8月がつ14日にち). “The secret of my success?”. London: The Guardian 2008年ねん5月がつ29日にち閲覧えつらん。
^ ランダム・ハーツ | 映画えいが | WOWOWオンライン

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

[Oscar1985-1] 外部がいぶリンクに映像えいぞう

[guardiansuccess-2] MacNab, Geoffrey (2002年ねん8月がつ14日にち). “The secret of my success?”. London: The Guardian 2008年ねん5月がつ29日にち閲覧えつらん。

[3] ランダム・ハーツ | 映画えいが | WOWOWオンライン

[注ちゅう 1]

[1]

[2]

表ひょう話はなし編へん歴れきシドニー・ポラック監督かんとく作品さくひん
1960年代ねんだい	いのちの紐ひも (1965) 雨あめのニューオリンズ (1966) インディアン狩かり (1968) 大だい反撃はんげき (1969) ひとりぼっちの青春せいしゅん (1969)
1970年代ねんだい	大おおいなる勇者ゆうしゃ (1972) 追憶ついおく (1973) ザ・ヤクザ (1975) コンドル (1975) ボビー・デアフィールド (1977) 出逢であい (1979)
1980年代ねんだい	スクープ悪意あくいの不在ふざい (1981) トッツィー (1982) 愛あいと哀かなしみの果はて (1985)
1990年代ねんだい	ハバナ (1990) ザ・ファーム法律ほうりつ事務所じむしょ (1993) サブリナ (1995) ランダム・ハーツ (1999)
2000年代ねんだい	ザ・インタープリター (2005) スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー (2005)
カテゴリ

表ひょう話はなし編へん歴れきアカデミー監督かんとく賞しょう
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1981–2000	シドニー・ルメット（1981）シドニー・ポラック（1982）イングマール・ベルイマン（1983）デヴィッド・リーン（1984）ジョン・ヒューストン（1985）ウディ・アレン（1986）ジェームズ・L・ブルックス（1987）クリス・メンゲス（1988）ポール・マザースキー（1989）マーティン・スコセッシ（1990）ジョナサン・デミ（1991）ロバート・アルトマン（1992）ジェーン・カンピオン（1993）クエンティン・タランティーノ（1994）アン・リー（1995）ラース・フォン・トリアー（1996）カーティス・ハンソン（1997）テレンス・マリック（1998）マイク・リー（1999）スティーヴン・ソダーバーグ（2000）
2001–2020	ロバート・アルトマン（2001）トッド・ヘインズ（2002）ソフィア・コッポラ（2003）クリント・イーストウッド（2004）アン・リー（2005）マーティン・スコセッシ（2006）ジョエル&イーサン・コーエン（2007）マイク・リー（2008）キャスリン・ビグロー（2009）デヴィッド・フィンチャー（2010）ミシェル・アザナヴィシウス（2011）キャスリン・ビグロー（2012）スティーヴ・マックイーン（2013）リチャード・リンクレイター（2014）トッド・ヘインズ（2015）バリー・ジェンキンス（2016）ショーン・ベイカー（2017）アルフォンソ・キュアロン（2018）ジョシュア&ベニー・サフディ（英語えいご版ばん）（2019）クロエ・ジャオ（2020）
2021–現在げんざい	ジェーン・カンピオン（2021） S・S・ラージャマウリ（2022）クリストファー・ノーラン（2023）

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