ゾフィー・シャルロッテ・フォン・ハノーファー

ゾフィー・シャルロッテ・フォン・ハノーファー Sophie Charlotte von Hannover
プロイセン王妃おうひ
1737年ねん
在位ざいい	1701年ねん - 1705年ねん
別称べっしょう号ごう	ブランデンブルク選せん帝みかど侯こう妃ひ（1688年ねん - 1705年ねん） プロイセン公おおやけ妃ひ（1688年ねん - 1701年ねん）
出生しゅっしょう	(1668-10-30) 1668年ねん10月30日にち 神かみ聖きよしロろーマ帝国まていこく オスナブリュック司教しきょう領りょう、オスナブリュック
死去しきょ	(1705-02-01) 1705年ねん2月がつ1日にち（36歳さい没ぼつ） 神かみ聖きよしロろーマ帝国まていこく ハノーファー選せん帝みかど侯ほう領りょう、ハノーファー
埋葬まいそう	神かみ聖きよしロろーマ帝国まていこく ブランデンブルク選せん帝みかど侯ほう領りょう、ベルリン大だい聖堂せいどう
結婚けっこん	1684年ねん
配偶はいぐう者しゃ	フリードリヒ1世せい
子女しじょ	フリードリヒ・アウグスト フリードリヒ・ヴィルヘルム1世せい
家名かめい	ハノーヴァー家か
父親ちちおや	ハノーファー選せん帝みかど侯こうエルンスト・アウグスト
母親ははおや	ゾフィー・フォン・デア・プファルツ
サイン

ゾフィー・シャルロッテ・フォン・ハノーファー（ドイツ語ご: Sophie Charlotte von Hannover, 1668年ねん10月30日にち - 1705年ねん2月がつ1日にち）は、プロイセン王おうおよびブランデンブルク選せん帝みかど侯こうフリードリヒ1世せい（3世せい）の妃ひ。ハノーファー選せん帝みかど侯こうエルンスト・アウグストと妃ひゾフィーの娘むすめ。ハノーファー選せん帝みかど侯こうゲオルク・ルートヴィヒ、後ごのイギリス王おうジョージ1世せいの妹いもうと。

生涯しょうがい

1668年ねんにオスナブリュック近郊きんこうで生うまれる。当時とうじ、父ちちエルンスト・アウグストはオスナブリュック司教しきょうであった。

フランス王おうルイ14世せいの再婚さいこん相手あいてになるという噂うわさが立たったこともあるが、1684年ねんにフリードリヒ・ヴィルヘルム大だい選せん帝みかど侯こうの嫡男ちゃくなんフリードリヒの2度目どめの妻つまとなった。フリードリヒは1688年ねんにブランデンブルク選せん帝みかど侯こうフリードリヒ3世せいとなった。1701年ねんにはゾフィー・シャルロッテとともにケーニヒスベルクへ赴おもむいて戴冠たいかん式しきを行おこない、プロイセンの王おうフリードリヒ1世せいとなった。

生活せいかつ習慣しゅうかんの不一致ふいっちと夫おっとの多情たじょうにもかかわらず、夫おっとフリードリヒとの仲なかは良よかった。2人ふたりの間あいだには2男なんが生うまれたが、長男ちょうなんフリードリヒ・アウグスト（1685年ねん - 1686年ねん）は夭逝ようせいし、唯一ゆいいつ成人せいじんした子供こどもが後こうの「兵隊へいたい王おう」フリードリヒ・ヴィルヘルム1世せい（1688年ねん - 1740年ねん）である。

ゾフィー・シャルロッテはフランス語ふらんすごが巧たくみで、またライプニッツと文通ぶんつうしていたなど、才女さいじょとして知しられる。彼女かのじょのサロンには当時とうじの一流いちりゅうの芸術げいじゅつ家かや学者がくしゃが集あつまり、ベルリンの学芸がくげいは大おおいに盛さかんになった。またフリードリヒも、妃ひの影響えいきょうもあって科学かがくと芸術げいじゅつの振興しんこうに務つとめ、ベルリンを「シュプレー河畔かはんのアテネ」と呼よばれるまでにした。1699年ねんにゾフィー・シャルロッテのために夏なつの離宮りきゅうとして建設けんせつし、サロンが置おかれたリーツェンブルク宮殿きゅうでんは、彼女かのじょの死後しごにシャルロッテンブルク宮殿きゅうでんと名なを改あらためられた。

1705年ねん、肺炎はいえんのためハノーファーで死去しきょした。36歳さい没ぼつ。

子女しじょ

• フリードリヒ・アウグスト（1685年ねん - 1686年ねん）
• フリードリヒ・ヴィルヘルム（1688年ねん - 1740年ねん） - プロイセン王おう

先代せんだい 新設しんせつ

プロイセン王妃おうひ 1701年ねん - 1705年ねん

次代じだい ゾフィー・ルイーゼ