ダイイング・アイ

東野とうの圭吾けいご; 「ダイイング・アイ」
ジャンル	テレビドラマ
原作げんさく	東野とうの圭吾けいご; 『ダイイング・アイ』
脚本きゃくほん	吉田よしだ紀子のりこ
監督かんとく	国本くにもと雅広まさひろ
出演しゅつえん者しゃ	三浦みうら春はる馬ば; 高橋たかはしメアリージュン; 松本まつもとまりか; 柿澤かきざわ勇人はやと; 小野塚おのづか勇人はやと; 淵上ふちがみ泰史やすし; 木村きむら祐一ゆういち; 堀内ほりうち敬子けいこ; 生瀬なませ勝久かつひさ
製作せいさく
プロデューサー	井上いのうえ衛まもる; 渡邉わたなべ浩ひろし仁ひとし
制作せいさく	WOWOW
放送ほうそう
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん	2019年ねん3月16日にち - 4月がつ20日はつか
放送ほうそう時間じかん	土曜どよう 22:00 - 23:00
放送ほうそう枠わく	ドラマW
放送ほうそう分ぶん	60分ふん
回数かいすう	6
	公式こうしきサイト
	特記とっき事項じこう：; 初回しょかいはノンスクランブル放送ほうそう。
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ダイイング・アイ
著者ちょしゃ	東野とうの圭吾けいご
発行はっこう日び	2007年ねん11月25日にち
発行はっこう元もと	光文社こうぶんしゃ
ジャンル	サスペンス、推理すいり小説しょうせつ
国くに	日本にっぽん
言語げんご	日本語にほんご
形態けいたい	四よん六ろく判ばんハード
ページ数すう	372
公式こうしきサイト	www.kobunsha.com
コード	ISBN 978-4-334-92581-9 ; ISBN 978-4-334-74896-8（文庫本ぶんこぼん）
	ウィキポータル文学ぶんがく
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『ダイイング・アイ』（Dying Eye）は、東野とうの圭吾けいごの推理すいり小説しょうせつである。

交通こうつう事故じこに絡からむ加害かがい者しゃ側がわの無責任むせきにんさを題材だいざいにしたハードサスペンス^[1]で、1998年ねん2月がつ号ごうから1999年ねん1月がつ号ごうまで『小説しょうせつ宝石ほうせき』に連載れんさいされた後のち、2007年ねん 11月25日にちに単行本たんこうぼんが光文社こうぶんしゃより刊行かんこうされた^[2]。

2011年ねん 1月がつ12日にちには光文社こうぶんしゃ文庫ぶんこ版はんが発売はつばいされ、約やく7年ねんのちの2017年ねん12月に、映像えいぞう化かなしで累計るいけい発行はっこう部数ぶすうが100万まん部ぶに達たっした^[3]。

2019年ねん 3月16日にちから4月がつ20日はつかまでWOWOWでテレビドラマ化か^[1]。

あらすじ[編集へんしゅう]

雨村うそん慎まき介かいは仕事しごと帰がえりに、背後はいごから岸きし中なか玲二れいじに襲おそわれ、頭あたまを殴打おうだされて瀕死ひんしの重傷じゅうしょうを負おう。2日にち後ご、意識いしきを取とり戻もどすが、その中なかで重要じゅうような記憶きおくの一部いちぶが欠落けつらくしていることに気付きづく。それは1年ねん半はん前まえに、自みずからが運転うんてんしていた車くるまで死亡しぼう事故じこを起おこしたことだった。慎まき介かいは記憶きおくを呼よび起おこそうとするが、その事故じこに関かんすることだけがまったく記憶きおくになく、執行しっこう猶予ゆうよ中ちゅうであることさえも忘わすれていた。

岸きし中ちゅうが復讐ふくしゅうとして慎まき介かいを襲おそい、思おもいを遂とげたと思おもって服毒ふくどく自殺じさつしたことにほぼ間違まちがいなさそうだったが、人身じんしん事故じこのもう一人ひとりの当事とうじ者しゃ・木内きうち春彦はるひこは、襲おそわれた慎まき介かいとは正せい反対はんたいに裕福ゆうふくな暮くらしをしていることに疑念ぎねんを持もつ。そして、同棲どうせいしていた成美まさみが失踪しっそうした。

プロローグで語かたられる岸きし中ちゅう美び菜さい絵えの死亡しぼう事故じこ。この女性じょせいが死しぬ間際まぎわに見みせた目めの力ちからで、全すべてのものが支配しはいされていく。

登場とうじょう人物じんぶつ[編集へんしゅう]

雨村うそん慎まき介かい（あめむらしんすけ）: 石川いしかわ県けん金沢かなざわ出身しゅっしん。30歳さい。18歳さいで上京じょうきょう後ご、私立しりつ大学だいがくをドロップアウトして、アルバイトをしていた夜よるの世界せかいに入はいる。23歳さいの時ときから6年間ねんかん「シリウス」で働はたらき、現在げんざいは「茗荷みょうが（みょうが）」でバーテンダーとして働はたらく。いつか自分じぶんの店みせを持もちたいと考かんがえていた。女性じょせいに対たいしては少々しょうしょう淡泊たんぱくで、性欲せいよくを発散はっさんする対象たいしょうとしか見みていない節ふしがある。; 頭あたまを殴打おうだされ、2日にち後ごに意識いしきが戻もどった時ときには、1年ねん半はん前まえに起おこした人身じんしん事故じこの記憶きおくが欠落けつらくしていた。
村上むらかみ成美まさみ（むらかみなるみ）: ホステス。2年ねんくらい前まえから慎まき介かいと同棲どうせいしていたが、彼かれが記憶きおくを失うしなった後のち、失踪しっそうする。
小塚こづか（こづか）: 警視庁けいしちょう西麻布にしあざぶ警察けいさつ署しょの刑事けいじ。慎まき介かいが襲おそわれた事件じけんを担当たんとうする。
江島えじま光一こういち（えしまこういち）: バー「シリウス」オーナー。慎まき介かいを店みせで働はたらかせていたが、交通こうつう事故じこ後ごに「茗荷みょうが」に移動いどうさせた。寛容かんような性格せいかくの一方いっぽうで、強したたかな一いち面めんがある。
木内きうち春彦はるひこ（きうちはるひこ）: 帝都ていと建設けんせつ社員しゃいん。慎まき介かいの運転うんてんしていた車くるまを避さけきれず、結果けっかとして女性じょせいをはねて死亡しぼうさせた当事とうじ者しゃ。その後ご、羽振はぶりのよい生活せいかつを送おくっている。
上原うえはらミドリ（うえはらみどり）: 帝都ていと建設けんせつの社長しゃちょう令嬢れいじょうで木内きうちと婚約こんやくする予定よていだったが、交通こうつう事故じこ後ごに婚約こんやくを破棄はきしている。
岸きし中なか玲二れいじ（きしなかれいじ）: マネキン制作せいさく会社かいしゃ勤務きんむ。事故じこで死亡しぼうした女性じょせい・美よし菜さい絵えの夫おっと。慎まき介かいを襲おそった後のちに、服毒ふくどく自殺じさつを遂とげる。
岸きし中ちゅう美び菜さい絵え（きしなかみなえ）: 慎まき介かいが起おこした事故じこによって死亡しぼうした女性じょせい。死しの間際まぎわに運転うんてん手しゅに恨うらみの目めを向むけた。
瑠璃子るりこ（るりこ）: 「茗荷みょうが」に突然とつぜんやってきた謎なぞの女おんな。美人びじんである上うえにその目めでほかの人物じんぶつを魅了みりょうしていく。

書誌しょし情報じょうほう[編集へんしゅう]

単行本たんこうぼん：2007年ねん11月25日にち、光文社こうぶんしゃ、ISBN 978-4-334-92581-9
文庫本ぶんこぼん：2011年ねん1月がつ12日にち、光文社こうぶんしゃ文庫ぶんこ、ISBN 978-4-334-74896-8

テレビドラマ[編集へんしゅう]

『東野とうの圭吾けいご「ダイイング・アイ」』のタイトルで、2019年ねん 3月16日にちから4月がつ20日はつかまでWOWOW 「連続れんぞくドラマW」土曜どようオリジナルドラマで放送ほうそうされていた（全ぜん6話わ、初回しょかいはノンスクランブル放送ほうそう）。主演しゅえんは三浦みうら春はる馬ば^[4]。

キャスト[編集へんしゅう]

雨村うそん慎まき介かい - 三浦みうら春はる馬ば
岸きし中ちゅう美び菜さい絵え / 瑠璃子るりこ - 高橋たかはしメアリージュン（2役やく）^[5]
村上むらかみ成美まさみ - 松本まつもとまりか^[6]
岸きし中なか玲二れいじ - 柿澤かきざわ勇人はやと
岡部おかべ義幸よしゆき - 小野塚おのづか勇人はやと
木内きうち春彦はるひこ - 淵上ふちがみ泰史やすし
小塚こづか洋平ようへい - 木村きむら祐一ゆういち
小野おの千都ちづ子こ - 堀内ほりうち敬子けいこ
江島えじま光一こういち - 生瀬なませ勝久かつひさ
由佳ゆか - 立花たちばな恵理えり
上原うえはらミドリ - 水沢みずさわエレナ

スタッフ[編集へんしゅう]

原作げんさく - 東野とうの圭吾けいご『ダイイング・アイ』（光文社こうぶんしゃ文庫ぶんこ刊かん）
監督かんとく - 国本くにもと雅広まさひろ
脚本きゃくほん - 吉田よしだ紀子のりこ
音楽おんがく - 窪田くぼたミナ
バーテンダー監修かんしゅう - 水澤みずさわ泰彦やすひこ（赤坂あかさか「BAR Tiare」バーテンダー）
プロデューサー - 井上いのうえ衛まもる、渡邉わたなべ浩ひろし仁ひとし


WOWOW 連続れんぞくドラマW 土曜どようオリジナルドラマ
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