テリー・ブッチャー

テリー・ブッチャー
名前なまえ
本名ほんみょう	テレンス・イアン・ブッチャー Terence Ian Butcher
ラテン文字もじ	Terry Butcher
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	イギリス( イングランド)
生年月日せいねんがっぴ	(1958-12-28) 1958年ねん12月28日にち（65歳さい）
出身しゅっしん地ち	シンガポール
身長しんちょう	193cm
選手せんしゅ情報じょうほう
ポジション	DF
クラブ1
年とし	クラブ	出場しゅつじょう	(得点とくてん)
1976-1986	イプスウィッチ	271	(16)
1986-1990	レンジャーズ	127	(9)
1990-1992	コヴェントリー・C	6	(0)
1992-1993	サンダーランド	38	(0)
1993	クライドバンク	3	(0)
1976-1993	通算つうさん	445	(25)
代表だいひょう歴れき
1979-1980	イングランド U-21	7	(0)
1980-1990	イングランド	77	(3)
監督かんとく歴れき
1990-1992	コヴェントリー
1993	サンダーランド
2002-2006	マザーウェル
2006-2007	シドニー
2007	ブレントフォード
2009-2013	インヴァネス
2013-2014	ハイバーニアン
2015	ニューポート・カウンティ
2018	フィリピン
1. 国内こくないリーグ戦せんに限かぎる。 ■テンプレート（■ノート ■解説かいせつ）■サッカー選手せんしゅpj

テリー・ブッチャー（Terry Butcher）ことテレンス・イアン・ブッチャー（Terence Ian Butcher、1958年ねん12月28日にち - ）は、シンガポール出身しゅっしんの元もとサッカー選手せんしゅ、現げんサッカー指導しどう者しゃ。イングランド代表だいひょうだった。現役げんえき時代じだいのポジションはディフェンダー（センターバック）。

1980年代ねんだいにイプスウィッチ・タウンFCやレンジャーズFCのディフェンダーとして成功せいこうを収おさめた。イングランド代表だいひょうではキャプテンも務つとめ、10年間ねんかんで通算つうさん77試合しあいに出場しゅつじょうした。現役げんえき引退いんたい後ごは指導しどう者しゃの道みちに進すすみ、サンダーランドAFCやマザーウェルFCで監督かんとくを務つとめた。2011年ねんにスコットランドサッカー殿堂でんどう入いりを果はたした。

経歴けいれき

初期しょきの経歴けいれき

シンガポールに生うまれたが、少年しょうねん時代じだいはイングランド東部とうぶ・サフォーク・ローストフトで育そだち、カークリー高校こうこうに通とおった。ノリッジ・シティFCの下部かぶ組織そしきに加入かにゅうするチャンスもあったが、父親ちちおや同様どうようにノリッジ・シティのライバルであるイプスウィッチ・タウンFCのファンであったブッチャーは、ノリッジ・シティからのオファーを拒否きょひした。

選手せんしゅ時代じだい

クラブ

イプスウィッチ・タウン

ブッチャーはイプスウィッチ・タウンFCの下部かぶ組織そしきに加入かにゅう。ボビー・ロブソン監督かんとくに見み染そめられ、1978年ねん4月がつ15日にち、エヴァートンFC戦せんでファーストディヴィジョン（1部ぶ）デビューした。その後ごの8シーズンはセンターバックの一いち番手ばんてとしての地位ちいを維持いじし、リーダーシップ、空中くうちゅう戦せんの強つよさ、勇敢ゆうかんさなどを併あわせ持もつディフェンダーとして活躍かつやくした。1981年ねん、ロブソン監督かんとくの下したでUEFAカップ優勝ゆうしょうを果はたした。1980-81シーズンと1981-82シーズンには1962年ねん以来いらいとなるリーグ優勝ゆうしょうに近ちかづいたが、前者ぜんしゃのシーズンはアストン・ヴィラFCに、後者こうしゃのシーズンはリヴァプールFCに及およばず、2シーズン連続れんぞくで2位いに終おわった。その後ごは9位い、12位い、17位いと急激きゅうげきに順位じゅんいを落おとし、20位いに終おわった1985-86シーズン終了しゅうりょう後ごにセカンドディヴィジョン（2部ぶ）降格こうかくとなった。

レンジャーズ

1986年ねん6月がつにイプスウィッチ・タウンを離はなれ、グレアム・スーネスが監督かんとくを務つとめるスコットランドのレンジャーズFCに移籍いせきした。スーネスはリヴァプールでも監督かんとく経験けいけんがあり、ブッチャー獲得かくとくのために72万まん5000ポンドを支払しはらった。ブッチャーはキャプテンとなり、4シーズンで3度どのスコティッシュ・プレミアディヴィジョン優勝ゆうしょうと、3度どのスコティッシュリーグカップ優勝ゆうしょうを果はたした。1987年ねん11月、アバディーンFC戦せんで足あしを骨折こっせつして残のこりのシーズンを棒ぼうに振ふった。負傷ふしょう前まえには移籍いせき金きん100万まんポンドでのマンチェスター・ユナイテッドFC移籍いせきに近ちかづいていたが、アレックス・ファーガソン監督かんとくは負傷ふしょうしたブッチャーの獲得かくとくを取とりやめ、代かわりにノリッジ・シティFCのスティーヴ・ブルースを獲得かくとくした。

1988年ねん4月がつ、前年ぜんねん11月がつに行おこなわれたオールドファームでの暴力ぼうりょく行為こういの処分しょぶんが決定けっていし、250ポンドの罰金ばっきん処分しょぶんを科かせられた。1988年ねん10月がつ、ピットドリー・スタジアムでのアバディーン戦後せんごに審判しんぱん室しつのドアを蹴けったとして、警察けいさつの取とり調しらべを受うけた。刑事けいじ上じょうの罪つみには問とわれなかったが、スコットランドサッカー協会きょうかい(SFA)から1500ポンドの罰金ばっきんが科かせられた。レンジャーズでの最終さいしゅう戦せんは1990年ねん9月がつのダンディー・ユナイテッドFC戦せんだったが、この試合しあいにおけるブッチャーのプレーは2失点しってんに絡からむなど精彩せいさいを欠かいたものとなり、1-2のスコアで敗やぶれた。

代表だいひょう

イプスウィッチ・タウンでの活躍かつやくがイングランド代表だいひょうのロン・グリーンウッド監督かんとくの興味きょうみを惹ひき、1980年ねんのオーストラリア代表だいひょうとの親善しんぜん試合しあいでデビューした。スペインで開催かいさいされた1982 FIFAワールドカップ本ほん大会たいかいでは4バックの中なかで最年少さいねんしょうの選手せんしゅだった。その後ごもレギュラーポジションを維持いじし、1986 FIFAワールドカップにも出場しゅつじょうした。準々じゅんじゅん決勝けっしょうのアルゼンチン戦せんでは、ディエゴ・マラドーナの「5人にん抜ぬきゴール」に関かかわりマラドーナに二に度どかわされた。UEFA欧州おうしゅう選手権せんしゅけん1988には骨折こっせつの影響えいきょうで出場しゅつじょうできず、ボビー・ロブソン監督かんとくはトニー・アダムスとマーク・ライトという不慣ふなれなコンビの起用きようを強しいられ、イングランドはグループリーグ敗退はいたいに終おわった。

1990 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせん、スウェーデン代表だいひょうとの重要じゅうような一いち戦せんでは、試合しあい序盤じょばんに額がくを負傷ふしょうしたが、理学りがく療法りょうほう士しによって即座そくざに傷口きずぐちの縫合ほうごうが行おこなわれ、包帯ほうたいを巻まいてプレーを続つづけた。センターバックというポジションの特性とくせい上じょうヘディングは不可避ふかひであり、やがて包帯ほうたいが緩ゆるんで傷口きずぐちが開ひらいたため、試合しあい終了しゅうりょう時じには白色はくしょくのユニフォームが額がくからの出血しゅっけつで赤あかく染そまった。今日きょうでも、ブッチャーに言及げんきゅうする際さいにはよくスウェーデン戦せんが挙あげられる。イタリアで開催かいさいされた1990 FIFAワールドカップ本ほん大会たいかいでは5バックのレギュラーを務つとめた。ブッチャー、ライト、デス・ウォーカーがセンターバックであり、スチュアート・ピアースとゲイリー・スティーヴンスもしくはポール・パーカーがサイドバックだった。大会たいかい序盤じょばんにブライアン・ロブソンが負傷ふしょうすると、ブッチャーがゲームキャプテンを引ひき継ついだ。イングランドは決勝けっしょうトーナメント1回戦かいせんでベルギー代表だいひょうを、準々じゅんじゅん決勝けっしょうでカメルーン代表だいひょうを下くだしたが、準決勝じゅんけっしょうのドイツ代表だいひょう戦せんではPK戦せんの末すえに敗やぶれた。イングランド代表だいひょうでは通算つうさん77試合しあいに出場しゅつじょうして3得点とくてんを挙あげ、同どう大会たいかい後ごに代表だいひょうから引退いんたいした。

選手せんしゅ兼任けんにん監督かんとく時代じだい

コヴェントリー・シティ

リーズ・ユナイテッドAFCのハワード・ウィルキンソン監督かんとくはブッチャーに興味きょうみを示しめし、レンジャーズとクラブ間あいだ交渉こうしょうが行おこなわれたが、リーズ移籍いせきは実現じつげんしなかった。1990年ねん11月15日にち、コヴェントリー・シティFCに移籍いせき金きん40万まんポンドで移籍いせきし、ジョン・シレット監督かんとくの後任こうにんとして選手せんしゅ兼任けんにん監督かんとくとなった。この時点じてんでブッチャーは31歳さい10カ月かげつであり、フットボールリーグの最年少さいねんしょう監督かんとくだった。コヴェントリー・シティは1987年ねんにシレット監督かんとくの下したでFAカップを勝かち取とっており、1988-89シーズンには7位いでシーズンを終おえていた。1990-91シーズンは序盤じょばんに出遅でおくれ、1967年ねんに初はじめてトップリーグに昇格しょうかくして以来いらいハイフィールド・ロードで常つねに繰くり返かえされてきたように残留ざんりゅう争あらそいに巻まき込こまれていた。

皮肉ひにくにも、監督かんとくとしての初はつ采配さいはい試合しあいは11月24日にちにハイフィールド・ロードで行おこなわれたリーズ戦せん (1-1) だった。1990-91シーズンのフットボールリーグカップでは2回戦かいせんでボルトン・ワンダラーズFCを、3回戦かいせんでハル・シティAFCを破やぶり、4回戦かいせんでノッティンガム・フォレストFCと対戦たいせん。優勝ゆうしょう経験けいけんのあるクラブ相手あいてに、5-4とスリリングな勝利しょうりを収おさめた。しかし、1991年ねん1月がつ23日にちの準々じゅんじゅん決勝けっしょう・シェフィールド・ウェンズデイFC戦せんでは、結果けっか的てきに優勝ゆうしょうするクラブ相手あいてにホームで0-1と敗やぶれ、リーグカップでの躍進やくしんは終おわった。FAカップでは4回戦かいせんでサウサンプトンFCと対戦たいせんしたが、再さい試合しあいの末すえに敗やぶれて敗退はいたいが決きまった。リーグ戦せんの成績せいせきはブッチャーの就任しゅうにんとともに改善かいぜんし、1990-91シーズンはクラブを残留ざんりゅう圏内けんないの16位いに導みちびいた。選手せんしゅとしては6試合しあいに出場しゅつじょうし、シーズン終了しゅうりょう後ごに選手せんしゅ経歴けいれきからの引退いんたいを表明ひょうめいした。

専任せんにん監督かんとくとなった1991-92シーズンはまずまずの出でだしを見みせ、2節せつにはルートン・タウンFCに5-0で快勝かいしょう。前年度ぜんねんど覇者はしゃのアーセナルFCとのアウェーゲームでは2-1で望外ぼうがいの勝利しょうりを収おさめ、ホームで行おこなわれたローカルライバルのアストン・ヴィラ戦せんには1-0で勝利しょうりした。1991年ねん9月がつ末まつの時点じてんで6位いにつけ、格かく上じょうのリヴァプールやエヴァートンなどよりも上位じょういに位置いちした。しかし、10月と11月には調子ちょうしが出でず、11月末まつには13位いまで順位じゅんいを落おとした。1992年ねん1月がつ1日にちにホームで行おこなわれたトッテナム・ホットスパーFC戦せんには1-2で敗やぶれ、降格こうかく圏けんから勝かち点てん6差さの15位いで新年しんねん（正確せいかくには1月がつ2日にち）を迎むかえた。ブッチャーは1月がつ6日にちに解任かいにんされ、アシスタントコーチを務つとめていたドン・ホウが後任こうにん監督かんとくに就任しゅうにんした。シーズン終了しゅうりょう時じには19位いまで順位じゅんいを落おとしたが、20位いのルートン・タウンに勝かち点てん2差さで残留ざんりゅうを決きめ、1992年ねんのプレミアリーグ発足ほっそくを創設そうせつメンバーとして迎むかえた。

サンダーランドAFC

1992年ねん、イングランドではファーストディヴィジョンに代かわるトップリーグとしてプレミアリーグが発足ほっそくした。1992年ねん8月がつ、ディヴィジョン・ワン（2部ぶ）のサンダーランドAFCに移籍いせきし、再ふたたび選手せんしゅとして登録とうろくされた。1992-93シーズンは38試合しあいに出場しゅつじょう。1993年ねん1月がつにマルコルム・クロスビー監督かんとくが解任かいにんされると、ブッチャーが選手せんしゅ兼任けんにん監督かんとくとなり、ディヴィジョン・ワン残留ざんりゅうを果はたした。1993-94シーズンは選手せんしゅとして試合しあいに出場しゅつじょうすることはなかった。序盤じょばん戦せんは低調ていちょうな成績せいせきであり、残留ざんりゅう争あらそいに巻まき込こまれたため、1993年ねん11月26日にちに監督かんとくを解任かいにんされた。後任こうにんにはミック・ブクトン監督かんとくが就任しゅうにんし、シーズン終了しゅうりょう後ごに残留ざんりゅうを決きめている。

サンダーランド退団たいだん後ごは短期間たんきかんの選手せんしゅ契約けいやくを結むすんで人々ひとびとを驚おどろかせ、イーストエンド・パークでのダンファームリンFC戦せんでデビューした。しかし、クライドバンクには適応てきおうできず、3試合しあいに出場しゅつじょうしただけで契約けいやくを打うち切きった。

専任せんにん指導しどう者しゃ時代じだい

マザーウェル

2001年ねん10月がつ、スコティッシュ・プレミアリーグのマザーウェルFCでエリック・ブラック監督かんとくのアシスタントコーチに就任しゅうにんした。1年ねん後ごにはブラックの後のちを引ひき継ついで監督かんとくに就任しゅうにんし、深刻しんこくな財政難ざいせいなんの中なかで結果けっかを残のこしてサポーターやメディアに称賛しょうさんされた。2004-05シーズンのスコティッシュ・カップでは決勝けっしょうに進出しんしゅつしたが、古巣ふるすのレンジャーズに1-5で敗やぶれて準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった。

シドニーFC

2006年ねん5月がつ17日にち、AリーグのシドニーFCと2年ねん契約けいやくを結むすんで監督かんとくに就任しゅうにんした。2006-07シーズンはファイナルシリーズに進出しんしゅつしたが、ニューカッスル・ジェッツFCに2試合しあい合計ごうけい2-3で敗やぶれ、2007年ねん2月がつ7日にちに解任かいにんされた。

ブレントフォード

2007年ねん3月がつ30日にちにはパトリック・シッスルFCのアシスタントコーチに就任しゅうにんしたが、5月7日にちにはブレントフォードFCの監督かんとくに就任しゅうにんした。ブレントフォードでは23試合しあいを指揮しきしてわずか5勝しょうに終おわり、ファンはかつて監督かんとくを務つとめたマーティン・アレン監督かんとくの名前なまえをチャントしてブッチャーに重圧じゅうあつをかけた。12月11日にち、ブレントフォードの監督かんとくを退しりぞいた。

スコットランド代表だいひょう

2008年ねん、2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選よせんに向むけてスコットランド代表だいひょうを率ひきいていたジョージ・バーリー監督かんとくのアシスタントコーチに就任しゅうにん。しかし皮肉ひにくにも、この期間きかん中ちゅうに最もっとも記憶きおくに残のこった出来事できごとと言いえば、アルゼンチン代表だいひょうとの親善しんぜん試合しあいでディエゴ・マラドーナと舌戦ぜっせんを繰くり広ひろげたことだった。ブッチャーは「22年ねん前まえにマラドーナが記録きろくした神かみの手てゴールは今いまでも不快ふかいに思おもっている」と述のべ、親善しんぜん試合しあい前まえに行おこなわれたブッチャーの無遠慮ぶえんりょな発言はつげんはメディアで話題わだいの論点ろんてんとなった。ブッチャーは主要しゅようテレビ局てれびきょくや主要しゅよう紙しなど多おおくのメディアからインタビューを受うけ、「マラドーナはいかさま師しの嘘うそつきであり、彼かれの敗北はいぼくを見みるのはどんなに嬉うれしいことだろう」と主張しゅちょうした。なお、スコットランドはこの試合しあいに0-1で敗やぶれた。ブッチャーの発言はつげんについてマラドーナは意見いけんを求もとめられたが、その回答かいとうは「ブッチャーって誰だれだ?」というものだった。

インヴァネス

ファーストディヴィジョン優勝ゆうしょうを喜よろこぶインヴァネスの選手せんしゅとブッチャー（壇上だんじょう左ひだり）

2009年ねん1月がつ27日にち、インヴァネス・カレドニアン・シッスルFCと18ヶ月かげつの契約けいやくを結むすんで監督かんとくに就任しゅうにんし、モーリス・マルパスをアシスタントコーチに迎むかえた。シーズン途中とちゅうからの指揮しきであったが、2008-09シーズン終了しゅうりょう後ごにスコティッシュ・ファーストディヴィジョン（2部ぶ）降格こうかくとなった。2009-10シーズンは低調ていちょうな出でだしだったが、スコティッシュ・カップのマザーウェル戦せんでの勝利しょうりがターニングポイントとなった。首位しゅいのダンディーには最大さいだいで勝かち点てん16差さを付つけられていたが、2010年ねん3月がつ末まつまでに勝かち点差てんさをひっくり返かえし、逆ぎゃくに勝かち点てん3差さを付つけて首位しゅいに立たった。この月つきにはファーストディヴィジョンの月間げっかん最優秀さいゆうしゅう監督かんとく賞しょうを受賞じゅしょうした。4月21日にちにはダンディーがレイス・ローヴァーズFCに0-1で敗やぶれたため、インヴァネスのリーグ優勝ゆうしょうが決定けっていし、さらにプレミアリーグ昇格しょうかくが決定けっていした。2009-10シーズン後半こうはん戦せんはアウェー無敗むはいを誇ほこったが、プレミアリーグ昇格しょうかく後ごも無敗むはい記録きろくを更新こうしんし続つづけた。2010年ねん最後さいごのアウェーゲームとなった12月18日にちのハート・オブ・ミドロシアンFC戦せんには1-1で引ひき分わけ、ファーストディヴィジョンとプレミアリーグでプレーした2010年ねんはアウェーで1度ども敗やぶれることがなかった。2010年ねん4月がつ、契約けいやくを2011-12シーズン終了しゅうりょう後ごまで延長えんちょうした。インヴァネスでは強つよい影響えいきょう力りょくを誇ほこり、2010-11シーズンは昇格しょうかく組ぐみながら惜おしくもトップ6を逃のがす7位いとなった。2011年ねん11月、スコットランドサッカー殿堂でんどうに選出せんしゅつされた。

フィリピン

2018年ねん6月がつ14日にち、フィリピン代表だいひょうの監督かんとくに就任しゅうにんしたが、1試合しあいも指揮しきを執とらずに8月がつ2日にちに辞任じにんした。

中国ちゅうごく

2019年ねん8月がつより、かつて名古屋なごやグランパスを指揮しきしたストイコビッチ監督かんとくやアシスタントを務つとめる喜き熨斗のし勝かち史しコーチの所属しょぞくする、中国ちゅうごくスーパーリーグ所属しょぞくの広州こうしゅう富とみ力足ちからあし球だま倶楽部くらぶトップチームにディフェンスコーチとして就任しゅうにん。

タイトル

選手せんしゅ

イプスウィッチ・タウン

• FAカップ：1回かい (1977-78)
• UEFAカップ：1回かい (1980-81)

レンジャーズ

• スコティッシュ・プレミアディヴィジョン：3回かい (1986-87, 1988-89, 1989-90)
• スコティッシュリーグカップ：3回かい (1986-87, 1987-88, 1988-89)

イングランド代表だいひょう

• FIFAワールドカップ : 4位い (1990)

指導しどう者しゃ

インヴァネス・カレドニアン・シッスル

• スコティッシュ・ファーストディヴィジョン：1回かい (2009-10)

個人こじん

• スコティッシュ・プレミアリーグ 月間げっかん最優秀さいゆうしゅう監督かんとく賞しょう：3回かい (2004.2, 2006.3, 2010.10)
• スコティッシュ・ファーストディヴィジョン 月間げっかん最優秀さいゆうしゅう監督かんとく賞しょう：1回かい (2010.3)
• スコットランドサッカー殿堂でんどう：1回かい (2011)

個人こじん成績せいせき

クラブ成績せいせき			リーグ		カップ		リーグ杯はい		国際こくさい大会たいかい		通算つうさん
シーズン	クラブ	リーグ	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん
イングランド			リーグ		FAカップ		FLカップ		ヨーロッパ		通算つうさん
1977-78	イプスウィッチ	ファーストディヴィジョン	3	0							3	0
1978-79			21	2	1	0	2	0			24	2
1979-80			36	2	4	0	2	0	4	0	46	2
1980-81			40	4	7	0	5	0	12	2	64	6
1981-82			27	1	1	0	6	0	2	0	36	1
1982-83			42	0	3	0	2	0	2	1	49	1
1983-84			34	1	2	0	4	0			40	1
1984-85			42	2	5	0	9	0			56	2
1985-86			27	4	5	0	2	2			34	6
スコットランド			リーグ		スコットランド杯はい		リーグ杯はい		ヨーロッパ		通算つうさん
1986-87	レンジャーズ	スコティッシュ・プレミア	43	3
1987-88			11	1
1988-89			34	2
1989-90			34	3
1990-91			5	0
イングランド			リーグ		FAカップ		FLカップ		ヨーロッパ		通算つうさん
1990-91	コヴェントリー・C	ファーストディヴィジョン	6	0
1991-92			0	0
1992-93	サンダーランド	ファーストディヴィジョン	38	0
スコットランド			リーグ		スコットランド杯はい		リーグ杯はい		ヨーロッパ		通算つうさん
1993-94	クライドバンク	スコティッシュ・ファースト	3	0
通算つうさん	イングランド		316	16
	スコットランド		130	9
総そう通算つうさん			446	25

外部がいぶリンク

• Terry Butcher's manager profile WTFC.net
• Terry Butcherの監督かんとく経歴けいれき - Soccerbase
• Terry Butcher RSSSF
• Butcher is unable to resist chance to live high life Down Under The Times