(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ドラゴンボールZ (ゲーム) - Wikipedia コンテンツにスキップ

ドラゴンボールZ (ゲーム)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドラゴンボールZ
ジャンル 3D対戦たいせんアクションゲーム
対応たいおう機種きしゅ PlayStation 2
ニンテンドーゲームキューブ
開発元かいはつもと ディンプス
発売はつばいもと バンダイ
プロデューサー 内山うちやま大輔だいすけ[1]
人数にんずう 1 - 2人ふたり
メディア DVD-ROM1まい
発売はつばい 2003ねん2がつ13にち
2003ねん11月28にち(GCばん
2004ねん9月16にち(Bestばん
売上うりあげ本数ほんすう やく57まんほん(PS2はん[2]
やく7まん8せんほん(GCばん[2]
その やく特典とくてんよんほしだま(PlayStation 2はん
ほしだま」(ニンテンドーゲームキューブばん
テンプレートを表示ひょうじ

ドラゴンボールZ』(ドラゴンボールゼット、DRAGON BALL Z)は、ディンプス開発かいはつし、バンダイ発売はつばいしたPlayStation 2よう3D対戦たいせんアクションゲーム

ほんさくはPlayStation 2ようソフトとして2003ねん2がつ13にち発売はつばいされたのち、同年どうねん11月28にちニンテンドーゲームキューブはん発売はつばいされた。

ほんさくは、では『ドラゴンボール FINAL BOUT以来いらいからやく6ねんりの発売はつばいとなった『ドラゴンボール』のゲーム作品さくひん。オープニングムービーはアニメばんドラゴンボールZ』の初代しょだいオープニングをフルポリゴンで再現さいげんしたものとなっている。

システム

[編集へんしゅう]

操作そうさ体系たいけい

[編集へんしゅう]

ほんさく十字じゅうじキーとパンチ(□)・キック(△)・気功きこう(○)・ガード(×)で構成こうせい、また左右さゆうのスティックにどう方向ほうこうてられている。L1キーと一緒いっしょ入力にゅうりょくするとじく移動いどう可能かのう

体力たいりょくゲージのほかに気力きりょくゲージ(最高さいこう7ほん)が存在そんざいし、気功きこう必殺ひっさつわざ使用しようするさいには一定いっていのゲージを必要ひつようとする。

ほんさくには特殊とくしゅ操作そうさがいくつか存在そんざいしており、そのひとつである「変身へんしん」は一定いってい条件じょうけんたすと使つかうことができるわざである。変身へんしんすると攻撃こうげきりょく上昇じょうしょうするわりに気力きりょくゲージががる。また、一定いっていまでがりダウンすると変身へんしんける。

e.s.sシステム

[編集へんしゅう]

ほんさくにおけるスキルとはそれぞれのキャラクターが能力のうりょくあらわし、変身へんしん必殺ひっさつわざといった「能力のうりょくけい」、連続れんぞく攻撃こうげきわざのスキルといった「からだじゅつけい」、せんまめなどの補助ほじょアイテムである「補助ほじょけい」のさん種類しゅるいかれる。スキルはホイポイカプセルのなかはいっており、「ストーリーモード」や「スキル編集へんしゅう」モードないにある「スキルショップ」で購入こうにゅうすることによりえる。使用しよう可能かのうかくキャラクターのカスタムトレーにスキルを装備そうびすることによりそのスキルが使用しよう可能かのうになり、究極きゅうきょくわざ能力のうりょく上昇じょうしょうする。

ゲーム内容ないよう

[編集へんしゅう]

ほんさくのモードはおおまかに「ストーリーモード」、「対戦たいせん」、「天下てんかいち武道ぶどうかい」、「練習れんしゅう」、「スキル編集へんしゅう」、「オプション」、「LEGEND of Mr.Satan」にかれている。 「ストーリーモード」は 『ドラゴンボール』のストーリーをサイヤじんへんからセルへんまでをつい体験たいけんできる。2しゅうからはまご親子おやこ視点してんだけでなく、ピッコロ、ベジータ、そしてフリーザ、セルのゲームオリジナルストーリーがたのしめる。 「対戦たいせん」ではコンピュータを相手あいてとした一人ひとりようのモードや一対一いちたいいち対人たいじんせんほかに、コンピュータ同士どうしたたかわせることもできる。 「天下てんかいち武道ぶどうかい」は優勝ゆうしょうすると特殊とくしゅスキルや優勝ゆうしょう賞金しょうきんはいるモードであり、難易なんいべつかれている。 「LEGEND of Mr.Satan」は、ミスター・サタンを操作そうさしサタンどうまもりつつ、セルゲームの邪魔じゃまをするZ戦士せんしとセルを撃破げきはしていくモードである。

登場とうじょうキャラクター

[編集へんしゅう]

ストーリーモード専用せんようキャラクター

[編集へんしゅう]
  • セルリン声優せいゆう若本わかもと規夫のりお)※クリリンを吸収きゅうしゅうしたゲームオリジナル形態けいたい。セルへんのゲームオリジナルストーリーにのみ使用しよう可能かのうで、のモードでは使用しようできない。

以下いかはCPU専用せんようキャラクターで、プレイヤーとしての使用しようはできない。

その登場とうじょうキャラクター

[編集へんしゅう]

主題歌しゅだいか

[編集へんしゅう]
エンディングテーマは「CHA-LA HEAD-CHA-LA」のインストゥルメンタルバージョン。

関連かんれん商品しょうひん

[編集へんしゅう]
攻略こうりゃくほん
  • ドラゴンボールZ 限界げんかい突破とっぱちょう戦士せんしたち!!! - 集英社しゅうえいしゃ、2003ねん2がつ
関連かんれんCD

開発かいはつ

[編集へんしゅう]

企画きかく

[編集へんしゅう]

『ドラゴンボールZ』を題材だいざいとしたPlayStation 2ようソフトの開発かいはつは、2000ねんごろから開始かいしされた[1]開発かいはつはじめた時点じてんにおいて、原作げんさく漫画まんが連載れんさい終了しゅうりょうしており、どうさく原作げんさくとするテレビアニメの放送ほうそうもすでにわっていた[1]。それでも、プロデューサーの内山うちやま大輔だいすけはバンダイ入社にゅうしゃ当時とうじから『ドラゴンボール』を題材だいざいとしたゲームの開発かいはつたずさわってきたほか、開発かいはつ参加さんかしたPlayStationようソフト『北斗ほくとこぶし 世紀せいきまつ救世主きゅうせいしゅ伝説でんせつ』がヒットした実績じっせきがあったことから、『北斗ほくとこぶし』のようになつかしさでれるのではないかという期待きたいがあった[1]。このとき開発かいはつチームは、面白おもしろいものをっていけばよろこんでもらえるだろうとかんがえ、週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ編集へんしゅう許諾きょだくないまま開発かいはつすすめていった[1]

ジャンプ編集へんしゅうによる許可きょか

[編集へんしゅう]

やがて、開発かいはつちゅうの『ドラゴンボール』のゲームのうわさがジャンプ編集へんしゅうみみはいり、内山うちやま開発かいはつチームの一員いちいんであるさわしんされた[3]内山うちやまたちから提出ていしゅつされた映像えいぞう編集へんしゅうしゃとりしま和彦かずひこは、原作げんさくたいする研究けんきゅうがなされていないことにづき、許可きょか断言だんげんした[4]さわどうさく開発かいはつやく3おくえん費用ひようがかかったことや、自身じしんが『ONE PIECE』のゲームの開発かいはつ実績じっせきがあることをアピールしたものの、「偽物にせものすことを許可きょかして、原作げんさくのファンであるどもたちをがっかりさせたくない」というかんがえをっていた鳥嶋とりしまがんとしてゆずらなかった[3]

鳥嶋とりしまは2019ねんUnityのカンファレンス「UniteTokyo 2019」のセッションのなかで、当時とうじのバンダイの姿勢しせいについて否定ひていてき見解けんかいしめしており、編集へんしゅうから許諾きょだくていないということは原作げんさくしゃとのコミュニケーションが不十分ふじゅうぶんであるという意味いみであり、それは海賊版かいぞくばんひとしい行為こういべている[4]

つくなお

[編集へんしゅう]

鳥嶋とりしま許可きょか理由りゆう具体ぐたいてき説明せつめいしていなかったため、開発かいはつチームは鳥嶋とりしま意図いとくのに時間じかんをかけ、格闘かくとうゲーム開発かいはつ実績じっせきがあるディンプスむかれるなど、開発かいはつ体制たいせいにも大幅おおはば変更へんこうしょうじた[3]。また、キャラクターがていないというてんについては、3DCGモデルだけではなく、アニメーションの動作どうさなども検証けんしょうするなどの改善かいぜんほどこされた[4]

販売はんばい

[編集へんしゅう]

つくなおしがしょうじたことにより、2002ねんなつ発売はつばいという当初とうしょ予定よていから延期えんきせざるをなくなり[4]最終さいしゅうてきには2003ねん2がつ13にち発売はつばいされた。発売はつばいよりすこまえの2002ねん12月に完全かんぜんばんコミックスや『DRAGON BALL Z DVD BOX DRAGON BOX』などが発売はつばいされ、ほんさくは『ドラゴンボール』関連かんれんがるなかでの発売はつばいとなった。内山うちやまは「ねらったわけではなくまったくの偶然ぐうぜんだった」と『30th Anniversary ドラゴンボールちょうしゅう -SUPER HISTORY BOOK-』のなかかえっている[5]

反響はんきょう

[編集へんしゅう]

[編集へんしゅう]

ぜん世界せかいでの累計るいけい販売はんばい本数ほんすうは2005ねん4がつ時点じてんで334まんほん記録きろく[6]

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c d e ITmedia 2019, p. 1.
  2. ^ a b Vジャンプ編集へんしゅうへん「DRAGON BALL スーパーデータ DRAGON BALL VIDEO GAME DATA」『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール ちょうしゅう -SUPER HISTORY BOOK-』集英社しゅうえいしゃ愛蔵あいぞうばんコミックス〉、平成へいせい28ねん(2016ねん)1がつ26にちISBN 978-4-08-792505-0、216ぺーじ
  3. ^ a b c ITmedia 2019, p. 2.
  4. ^ a b c d ITmedia 2019, p. 3.
  5. ^ Vジャンプ編集へんしゅうへん「VIDEOGAME SELECTION【03】『ドラゴンボールZ』シリーズ シリーズプロデューサー 内山うちやま大輔だいすけ」『30th Anniversary ドラゴンボールちょうしゅう -SUPER HISTORY BOOK-』186ぺーじ
  6. ^ プレスリリース 株式会社かぶしきがいしゃバンダイ」バンダイ、2005ねん4がつ18にち

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]