(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ブリグ - Wikipedia コンテンツにスキップ

ブリグ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ブリグサンスクリット भृगु Bhṛgu)は、古代こだいインド神話しんわ登場とうじょうするリシ聖賢せいけん)のひとり。リシの代表だいひょうたるなな聖賢せいけん(サンスクリット सप्तर्षि saptarṣi 「サプタルシ」)のひとりにかぞえられることもある。

人物じんぶつ

[編集へんしゅう]

ブリグの描写びょうしゃには、以下いかのようにさまざまな種類しゅるいがある。

またブリグは、かみ々にソーマという植物しょくぶつしぼじる奉納ほうのうする儀礼ぎれいつかさどブリグぞく開祖かいそであるとされる。

インド神話しんわ

[編集へんしゅう]

あるとき、ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァさんかみは、だれ儀式ぎしき奉納ほうのうひんるにあたいするかをめぐって、あらそいになった。そのとき聖賢せいけんナーラダは、あしつブリグにてもらってめることを提案ていあんし、三神みかみとも同意どういした。

そこでブリグは、まずブラフマーをおとずれたが、ちからずくで、奉納ほうのうひん権利けんりみとめさせようとした。つぎにブリグは、シヴァをたずねたが、おなじであった。最後さいごにヴィシュヌのいるヴァイクンタ英語えいごばんおもむいたが、ブリグが到着とうちゃくしても、ヴィシュヌはふかねむったままであった。なんんでもきないので、とうとうブリグはおこって、ヴィシュヌのむね蹴飛けとばした。するとヴィシュヌはまして、自分じぶんかたむねって怪我けがをしなかったかとねぎらった。しかしそのときに、ブリグのあしつぶしてしまった。ブリグのあしが、ブリグにあやまった自尊心じそんしんあたえていると判断はんだんしたからである。

ブリグは、このヴィシュヌの慈悲じひれて、長年ながねんもとつづけていたこたえをた。