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ペチジン

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ペチジン
IUPAC命名めいめいほうによる物質ぶっしつめい
臨床りんしょうデータ
販売はんばいめい Demerol
胎児たいじ危険きけん分類ぶんるい
  • AUえーゆー: C
  • US: C
法的ほうてき規制きせい
依存いぞんせい High
投与とうよ経路けいろ oral, intravenous, intramuscular, subcutaneous
薬物やくぶつ動態どうたいデータ
生物せいぶつがくてき利用りようのう50–60% (Oral), 80-90% (Oral, in cases of hepatic impairment)
血漿けっしょうタンパク結合けつごう65-75%
代謝たいしゃLiver
半減はんげん2.5-4 hours, 7-11 hours (liver disease)
排泄はいせつRenal
識別しきべつ
CAS番号ばんごう
57-42-1 チェック
ATCコード N02AB02 (WHO)
PubChem CID: 4058
IUPHAR/BPS 7221
DrugBank DB00454 チェック
ChemSpider 3918 チェック
UNII 9E338QE28F チェック
KEGG D08343  チェック
ChEMBL CHEMBL607 チェック
化学かがくてきデータ
化学かがくしきC15H21NO2
分子ぶんしりょう247.33g/mol
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ペチジンえい: Pethidine)、別名べつめいメペリジンえい: Meperidine)は、フェニルピペリジン英語えいごばんけい合成ごうせいオピオイド鎮痛ちんつうやくひとつである[1][2][3][4][5][6]、1939ねんにドイツでこうコリンやくとして合成ごうせいされ、その鎮痛ちんつう作用さよう発見はっけんされた[7]中枢ちゅうすう作用さようして鎮痛ちんつう作用さようしめす。塩酸えんさんしおとして経口けいこう皮下ひか注射ちゅうしゃ筋肉きんにくない注射ちゅうしゃ静脈じょうみゃくない注射ちゅうしゃもちいられる。中等ちゅうとうまたは重度じゅうど疼痛とうつうたいする鎮痛ちんつうやくあるいは麻酔ますいぜん投与とうよやくとして使用しようされる。日本にっぽんでの商品しょうひんめいは「オピスタン」(田辺たなべ三菱みつびし製薬せいやく)または「ペチジン塩酸えんさんしお」(武田薬品工業たけだやくひんこうぎょう)。米国べいこくではおおくの医師いし使用しようされており、1975ねん調査ちょうさでは60%の医師いし急性きゅうせい疼痛とうつうに、22%の医師いし重症じゅうしょう慢性まんせい疼痛とうつう処方しょほうした[8]

鎮痛ちんつう作用さよう呼吸こきゅう抑制よくせい作用さようモルヒネよりもよわい。モルヒネくらべてペチジンはより安全あんぜんで、依存いぞんせいよわく、推定すいていされるこうコリン効果こうかによって胆道たんどう痙攣けいれんじん疝痛せんつう英語えいごばんへの有効ゆうこうせいたか[3]おもわれていたが、これらはのちすべ幻想げんそうであったこと判明はんめいし、すくなくとも依存いぞんせいリスクは同等どうとうで、胆道たんどう痙攣けいれんじん疝痛せんつうへの効果こうかのオピオイドに優越ゆうえつせず、毒性どくせい代謝たいしゃぶつノルペチジン英語えいごばん)のためにのオピオイドより毒性どくせいとく長期ちょうき投与とうよ毒性どくせいたかいことがあきらかとなった[3]。ノルペチジンはセロトニン作用さようつので、のオピオイドとことなりペチジンの副作用ふくさようにはセロトニン症候群しょうこうぐんがある[3][4]

規制きせい

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ペチジンは日本にっぽん麻薬まやく分類ぶんるいされている[9][10]米国べいこくでは1970ねん規制きせい物質ぶっしつほう英語えいごばんでスケジュールIIの麻薬まやくACSCN英語えいごばん9230)に指定していされている。ペチジン合成ごうせいなかあいだたいA、B、Cも ACSCN9232、ACSCN9233、ACSCN9234 として規制きせいされている[11]。1961ねん麻薬まやく取扱とりあつかい条約じょうやく記載きさいされており、ほとんどのくにでモルヒネと同一どういつ管理かんり条件じょうけんにある。

効能こうのう効果こうか

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経口けいこうやくは、「はげしい疼痛とうつうにおける鎮痛ちんつう鎮静ちんせい・鎮痙」にもちいられる[9]

注射ちゅうしゃやくではさらに、

  • 麻酔ますいぜん投薬とうやく
  • 麻酔ますい補助ほじょ
  • 無痛むつう分娩ぶんべん

での使用しようみとめられている[10]

ペチジンは分娩ぶんべんもっとひろ使用しようされているオピオイドである[12]が、のオピオイドが開発かいはつされると米国べいこくなどの一部いちぶくにでは頻用ひんようされなくなった[13]薬物やくぶつ相互そうご作用さようとくにセロトニン作用さよう)および神経しんけい毒性どくせい代謝たいしゃぶつノルペチジン英語えいごばんしょうじるためである[6]英国えいこくやニュージーランドではいまでもひろもちいられており[14]英国えいこくでは分娩ぶんべん使用しよう推奨すいしょうされている[15]。ペチジンはちょうかん腔内圧力あつりょく低下ていかさせるので、いこいしつえんたいしてはこのましい鎮痛ちんつうやくである[16]

禁忌きんき

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下記かき場合ばあいには禁忌きんきとされている[9][10]

  • じゅうあつし呼吸こきゅう抑制よくせいのある患者かんじゃ
  • じゅうあつしかん障害しょうがいのある患者かんじゃ
  • 慢性まんせいはい疾患しっかん続発ぞくはつする心不全しんふぜんのある患者かんじゃ
  • 痙攣けいれん状態じょうたい(てんかんじゅうせきしょう破傷風はしょうふう、ストリキニーネ中毒ちゅうどく)にある患者かんじゃ
  • 急性きゅうせいアルコール中毒ちゅうどく患者かんじゃ
  • 既往きおう製剤せいざい成分せいぶんたいする過敏かびんしょうのある患者かんじゃ
  • MAO阻害そがいざい投与とうよちゅう患者かんじゃ

副作用ふくさよう

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重大じゅうだい副作用ふくさようには、薬物やくぶつ依存いぞん呼吸こきゅう抑制よくせい錯乱さくらん、せんもう痙攣けいれんはい気管支きかんし痙攣けいれん喉頭こうとう浮腫ふしゅ麻痺まひせいイレウス中毒ちゅうどくせい巨大きょだい結腸けっちょうがある[9]注射ちゅうしゃやくではさらに、ショック、アナフィラキシーさま症状しょうじょうげられている[10]

ペチジンでは一般いっぱんてきなオピオイドの副作用ふくさようである嘔気、嘔吐おうと鎮静ちんせい眩暈げんうん発汗はっかん尿にょう閉、便秘べんぴこるが、こうコリン作用さようのためちぢみひとみ発生はっせいしない。呼吸こきゅう抑制よくせいなどのペチジン作用さよう解毒げどくするためにはナロキソンなどの麻薬まやく拮抗きっこうやく使用しようされる。こううつやくである選択せんたくてきセロトニンさい阻害そがいやくモノアミン酸化さんか酵素こうそ阻害そがいやく服用ふくようしている患者かんじゃでは、セロトニン症候群しょうこうぐん発生はっせいする。経口けいこうてき長期間ちょうきかんペチジンを服用ふくようしている患者かんじゃでは、ちゅうノルペチジンが集積しゅうせきして痙攣けいれん発作ほっさこることがおおい。りょう投与とうよには、すじ弛緩しかん呼吸こきゅう抑制よくせい感覚かんかく鈍麻どんまつめたく湿しめったはだてい血圧けつあつ昏睡こんすいしょうじる。経口けいこう服用ふくようでも注射ちゅうしゃでも、りょう投与とうよすると死亡しぼうすることがある[17][18]

相互そうご作用さよう

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ペチジンは、フラゾリドン、イソカルボキサジド、モクロベミド、フェネルジン、プロカルバジン、セレギニン、トラニルシプロミンといったモノアミン酸化さんか酵素こうそ阻害そがいやく重大じゅうだい相互そうご作用さようしょうじる。これらの薬剤やくざい服用ふくようちゅう患者かんじゃには、興奮こうふん、せんもう頭痛ずつう痙攣けいれん異常いじょう高熱こうねつ発生はっせいする危険きけんがある。米国べいこくでは1984ねん死亡しぼうれい英語えいごばん発生はっせいした[19]。ペチジンによりのうないセロトニン濃度のうど上昇じょうしょうするとされる。上記じょうきほかにもすじ弛緩しかんやくこううつやく一部いちぶ、ベンゾジアゼピンけい薬物やくぶつエタノール相互そうご作用さようする。

作用さようじょ

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モルヒネ同様どうように、ペチジンはμみゅー-オピオイド受容じゅようたいアゴニストとして作用さようして鎮痛ちんつう効果こうかをもたらす[20]

ペチジンはしばしば、麻酔ますいせん治療ちりょうもちいられる。このこうせん作用さようじょ完全かんぜんには解明かいめいされていない[21]が、κかっぱ-オピオイド受容じゅようたい刺激しげき作用さよう関係かんけいしているものと推定すいていされる[22]

ペチジンの構造こうぞうアトロピントロパンアルカロイド英語えいごばん類似るいじしており、それらの効果こうか副作用ふくさようをある程度ていどっているとかんがえられる[23]。オピオイド作用さようこうコリン作用さようほかにも、ペチジンはナトリウムイオンチャネル英語えいごばんとの相互そうご作用さようによる局所きょくしょ麻酔ますい作用さようがある。

ペチジンのin vitro でのこう痙攣けいれん作用さようはその局所きょくしょ麻酔ますい作用さようによる。in vivo ではこう痙攣けいれん作用さようはない[24]

ペチジンにはドーパミン輸送ゆそうたい英語えいごばん(DAT)および ノルアドレナリン輸送ゆそうたい英語えいごばん(NET)の阻害そがい作用さようもとづく刺激しげき作用さようもある。DAT阻害そがい作用さよう結果けっか、ペチジンはコカインと生理せいりしょく塩水えんすい区別くべつする訓練くんれんんだ動物どうぶつにおいて、コカインであると錯覚さっかくさせる[25]

4-フルオロペチジン英語えいごばんひとし、DATおよびNETを阻害そがいすることモノアミン神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつドーパミンノルアドレナリンさい阻害そがいするペチジンアナログがいくつか合成ごうせいされている[26][27]セロトニン症候群しょうこうぐん症例しょうれいからセロトニン作動さどうせい神経しんけいとの相互そうご作用さよう示唆しさされているが、決定けっていとなる実験じっけん結果けっかられていない[25][27][28][29]

ペチジンはモルヒネよりもあぶら溶性ようせいたかいので、作用さよう発現はつげんまでの時間じかんみじかい。臨床りんしょう効果こうか継続けいぞく時間じかんは120〜150ふんであるが、通常つうじょうは4〜6あいだ間隔かんかく投与とうよされる。重症じゅうしょう疼痛とうつうあるいはからだどうまたは咳嗽がいそうともな疼痛とうつうたいするペチジンの有効ゆうこうせいは、モルヒネヘロインヒドロモルフォンよりもよわ[25][27][29]

のオピオイドやくおなさまに、ペチジンは身体しんたいてき依存いぞんまたは精神せいしんてき依存いぞんこす可能かのうせいがある。のオピオイドやくとよりも乱用らんようされるようおもわれるのは、投与とうよ効果こうか発現はつげんするまでの時間じかんみじかいためであろうか[30]オキシコドンヒドロモルフォン偽薬ぎやく比較ひかくすると、ペチジンを健常けんじょうしゃのボランティアに投与とうよした場合ばあい幸福こうふくかん集中しゅうちゅう困難こんなん混乱こんらん精神せいしん運動うんどう機能きのう障害しょうがい認識にんしき能力のうりょく低下ていか程度ていど一貫いっかんしてよりおおきかった[31]とくおもあつでペチジンに特徴とくちょうてき副作用ふくさようは、痙攣けいれん、せんもう不快ふかいかんせんなどのセロトニン症候群しょうこうぐんである。これらの症状しょうじょうおもに、または完全かんぜんに、代謝たいしゃぶつひとつであるノルペチジン英語えいごばんによりこされる[27][29]

薬物やくぶつ動態どうたい

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ペチジンはすみやかに肝臓かんぞう加水かすい分解ぶんかいされてペチジンさん英語えいごばんになるが、一部いちぶだつメチルされてノルペチジンとなる。ノルペチジンの鎮痛ちんつう効果こうかはペチジンの半分はんぶんであるが、半減はんげんは8〜12あいだとペチジンよりなが[32]ので、投与とうよかえすと体内たいない蓄積ちくせきされ、じん障害しょうがい原因げんいんとなる。またノルペチジンには痙攣けいれん誘発ゆうはつ作用さよう幻覚げんかく作用さようがある。代謝たいしゃぶつによるこの毒性どくせいは、ナロキソンナルトレキソンなどのオピオイド受容じゅようたい拮抗きっこうやくでは相殺そうさいできないので、間違まちがいなくノルアドレナリンのこうコリン効果こうか原因げんいんであり、アトロピンとの立体りったい構造こうぞう類似るいじせい起因きいんするものであるが、薬理やくり学的がくてきには完全かんぜんには解明かいめいされていない。ペチジン代謝たいしゃぶつ神経しんけい毒性どくせいは、のオピオイドやくとペチジンとのおおきなちがいである。ペチジン代謝たいしゃぶつグルクロンさん抱合ほうごうされて尿にょうちゅう排泄はいせつされる。

乱用らんよう

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米国べいこく薬物やくぶつ乱用らんよう警告けいこくネットワーク英語えいごばんのデータにると、有害ゆうがい危険きけんなペチジンの使用しようは1997ねんから2002ねんけて減少げんしょうしており、フェンタニルモルヒネオキシコドン増加ぞうかとは対照たいしょうてきである[33]米国べいこくないでのペチジンの紛失ふんしつまたは盗難とうなんは2000ねんには32,447単位たんいであったものが2003ねんには37,687単位たんいと16.2%増加ぞうかしている[34]

世界せかい保健ほけん機関きかん(WHO)が1994ねん出版しゅっぱんした『アルコールと薬物やくぶつ用語ようごしゅう』(Lexicon of alcohol and drug terms )には、ペチジンは、“hazardous use”、“harmful use”、“dependence”と記載きさいされている[35]。WHOの定義ていぎでは、最初さいしょの2つの用語ようご乱用らんよう、3つ用語ようご依存いぞんせい意味いみしている[35][36]

構造こうぞう活性かっせい相関そうかん

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最初さいしょ定量ていりょうてき構造こうぞう活性かっせい相関そうかん(QSAR)の研究けんきゅうは、モノアミンさい阻害そがいやく芳香ほうこうぞく置換ちかんもと変更へんこうすると親和しんわせいがどのようわるかに焦点しょうてんてられた[37][38]

ニトリル先駆せんく物質ぶっしつ → ペチジン/類縁るいえん物質ぶっしつ Ki & IC50, µM
芳香ほうこうたまき [3H]Pax [3H]CFT [3H]Dop
Ph ? → 0.413 ? → 17.8 ? → 12.6
p-F 10.1 → 0.308 45% → 10.7 8% → 47%
p-Cl 5.11 → 0.277 22.0 → 4.10 36% → 26.9
p-I 0.430 → 0.0211 8.34 → 3.25 36.7 → 11.1
p-Me 13.7 → 1.61 41.8 → 12.4 22% → 76.2
m,p-Cl2 0.805 → 0.0187 2.67 → 0.125 11.1 → 1.40
βべーた-Naph 0.125 → 0.0072 2.36 → 1.14 21.8 → 11.6
3かい実験じっけん結果けっか平均へいきん 100µMでの阻害そがいりつ(%)

とく注意ちゅういすべきてんは、p-ヨウ化物ばけものβべーた-ナフチル誘導体ゆうどうたいの DAT(ドーパミン輸送ゆそうたい阻害そがい活性かっせい/SERT(セロトニン輸送ゆそうたい阻害そがい活性かっせい である。

  • p-I, D/S = 155
  • βべーた-Naph, D/S = 158

マウスをもちいた行動こうどう活性かっせい研究けんきゅうではいずれの化合かごうぶつもコカインの代替だいたいとはならず、LMA(歩行ほこう活動かつどう刺激しげきやくとして活性かっせいであった。これはメチルフェニデート類縁るいえん物質ぶっしつコカインよう特徴とくちょうしめしたこと直接ちょくせつ対照たいしょうてきである。アリールもとはDAT親和しんわせいのぞましいかかまたはSERT親和しんわせい必要ひつようかで選択せんたく可能かのうである[39]

ペチジン(当初とうしょはメペリジン)は最初さいしょ選択せんたくてきSERT阻害そがい(DAT阻害そがいくすりとして発見はっけんされた。

つづいて実験じっけんされたQSARでは、芳香ほうこうたまきm,p-Cl2フェニルもと固定こていされた。

m,p-Cl2メペリジンエステル
R CFT nM Para nM
Et 125 18.7 6.7
Me 383 15.4 25
n-Pr 449 16.4 27
i-Pr 271 43.3 6.3
n-Bu 864 16.0 54
n-Pen 283 44.3 6.4

メペリジンのエステル結合けつごう体内たいないすみやかに加水かすい分解ぶんかいされる。

A fourth paper on 3,4-ジクロロフェニルメペリジンの4番目ばんめ論文ろんぶんが2010ねん出版しゅっぱんされた[40]

関連かんれん項目こうもく

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歴史れきし

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はつ合成ごうせい鎮痛ちんつうやくとして、1939ねんドイツ開発かいはつされた。日本にっぽん薬価やっか収載しゅうさいされたのははらまつ経口けいこうやく)が1955ねん1がつ[9]注射ちゅうしゃえきが1956ねん9がつである[10]

関連かんれん項目こうもく

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出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]
  • 伊藤いとう勝昭かつあきほか編集へんしゅうしん獣医じゅうい薬理やくりがく だいはん近代きんだい出版しゅっぱん 2004ねん ISBN 4874021018