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ボービンゲン

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紋章もんしょう 地図ちず
ぐん位置いち
基本きほん情報じょうほう
連邦れんぽうしゅう: バイエルンしゅう
行政ぎょうせい管区かんく: シュヴァーベン行政ぎょうせい管区かんく
ぐん: アウクスブルクぐん
緯度いど経度けいど: 北緯ほくい4816ふん10びょう 東経とうけい1050ふん05びょう / 北緯ほくい48.26944 東経とうけい10.83472 / 48.26944; 10.83472座標ざひょう: 北緯ほくい4816ふん10びょう 東経とうけい1050ふん05びょう / 北緯ほくい48.26944 東経とうけい10.83472 / 48.26944; 10.83472
標高ひょうこう: 海抜かいばつ 521 m
面積めんせき: 50.26 km2
人口じんこう:

18,022にん(2023ねん12月31にち現在げんざい[1]

人口じんこう密度みつど: 359 にん/km2
郵便ゆうびん番号ばんごう: 86399
市外しがい局番きょくばん: 08234
ナンバープレート: A, SMÜ, WER
自治体じちたいコード:

09 7 72 125

行政ぎょうせい庁舎ちょうしゃ住所じゅうしょ: Rathausplatz 1
86399 Bobingen
ウェブサイト: www.stadt-bobingen.de
首長しゅちょう: クラウス・フェルスター (Klaus Förster)
ぐんない位置いち
地図ちず
地図

ボービンゲン (ドイツ: Bobingen, ドイツ発音はつおん[ˈboːbɪŋən][2]) は、ドイツ連邦れんぽう共和きょうわこくバイエルンしゅうシュヴァーベン行政ぎょうせい管区かんくアウクスブルクぐんぞくである。

地理ちり[編集へんしゅう]

位置いち[編集へんしゅう]

ボービンゲンは、アウクスブルクみなみやく 12 km の、ヴェルタハがわドイツばん英語えいごばんおよびジンゴルトがわドイツばん英語えいごばんめんしたまちで、アウクスブルク=ヴェストリヘ・ヴェルダー自然しぜん公園こうえんさかいせっしている。

構成こうせい[編集へんしゅう]

ほんは6つのゲマインデタイル(地理ちりじょう地区ちく)からなる[3]

紋章もんしょう ゲマインデタイル 人口じんこうひと
ボービンゲン(ジートルングをふくむ) 15,537
シュトラスベルク 1,156
ラインハルツハウゼン(ブルクヴァルデンをふくむ) 640
ヴァルトベルク 461
クロイツアンガー 162
合計ごうけい 17,956

歴史れきし[編集へんしゅう]

19世紀せいきまで[編集へんしゅう]

地名ちめいは、アラマンじん入植にゅうしょくしゃ Pobo506ねんころ)に由来ゆらいする。993ねんころにはボービンゲンは Pobinga直訳ちょくやく: 「Pobo」の人々ひとびとによる) とばれていた。ボービンゲンの文献ぶんけん記録きろくは、933ねんころVita S. Udalrici なか言及げんきゅうされているのが初出しょしゅつである。現在げんざいシュヴァーベン行政ぎょうせい管区かんくぞくすボービンゲンは、アウクスブルク司教しきょうりょうドイツばん英語えいごばん保護ほごりょうであった。1803ねん帝国ていこく代表だいひょうしゃ会議かいぎ主要しゅよう決議けつぎによってこのまちバイエルンせんみかどほうりょうとなった。1847ねんにルートヴィヒ南北なんぼくせんリンダウ - ホーフあいだ)でむすばれた。1899ねん人造じんぞう絹糸けんし会社かいしゃ創設そうせつされた(生産せいさん開始かいしは1902ねん)。

20世紀せいき[編集へんしゅう]

1938/39ねんにボービンゲンの市域しいき南西なんせいにファザン爆薬ばくやく工場こうじょう建設けんせつされた。この工場こうじょうだい世界せかい大戦たいせん時代じだいにはドイツ国防こくぼうぐんのために爆薬ばくやくトリメチレントリニトロアミンだい部分ぶぶん製造せいぞうしていた。

かつての水城みずきとその後継こうけい建築けんちく遺跡いせきであるボービンゲンじょうは、1967ねんごろ消防署しょうぼうしょしん庁舎ちょうしゃ現在げんざいきゅう市庁舎しちょうしゃ)と赤十字せきじゅうじセンター建設けんせつのためにこわされた。ボービンゲンは1953ねん市場いちばまち昇格しょうかくし、1969ねん都市としけんさづけられた。1972ねんしゅう地域ちいき再編さいへんともなってシュトラスベルクとライハルツハウゼン(ブルクヴァルデンをふくむ)がこのまち合併がっぺいした。

ボービンゲンはそのアウクスブルクぐんぞくした。1975ねんにヴァルトベルクとクロイツアンガーが合併がっぺいした。1993ねんにはボービンゲン市立しりつホール「ジンゴルトハレ」が完成かんせいした。1994ねんにボービンゲンは、市政しせい25周年しゅうねんわせて創設そうせつ1000ねんさいいわった。

ボービンゲンの若者わかもの伝説でんせつ[編集へんしゅう]

ボービンゲンの若者わかものぞう

「ボービンゲンの若者わかもの」の物語ものがたりにはいくつかのバージョンが存在そんざいする。だい2の後世こうせいのバージョンは、主人公しゅじんこう人物じんぶつ逮捕たいほ処刑しょけいわる。しかしこのストーリーは歴史れきしてきただしいとはえない。ボービンゲンには絞首こうしゅだいがなく、処刑しょけいおこなわれていなかったからである。司教しきょうりょう重罪じゅうざい裁判所さいばんしょシュヴァープミュンヘンにあった。

以下いかがアレクサンダー・シェップナーの「バイエルンの伝説でんせつ」にもとづくもっと初期しょきのバージョンである。

アウクスブルクからみなみに3あいだほど、いわゆるホーホ街道かいどう沿いにおおきくてうつくしいむらボービンゲンがある。ただし „Wo geht’s Bobingen zu?“(直訳ちょくやく: ボービンゲンへはどうくのか?)とうことはこのましくない。そのためにあたまからながすことになったものさえいる。比較的ひかくてき人物じんぶつたずねたととしても、すくなくとも罵倒ばとう嘲笑ちょうしょうかみ冒涜ぼうとくする言葉ことばびせられることになる。これからその理由りゆうべよう。むかし々ボービンゲンの少年しょうねん裁判所さいばんしょれてかれた。被告ひこくは、どんな裁判さいばんでも「く」ことができると評判ひょうばんのアウクスブルクの弁護士べんごしたよった。弁護士べんごし被告人ひこくにんたいして、どんな質問しつもんをされてもおろかなふりをしてはなした左右さゆうぬぐ仕草しぐさをしながら „Bobingen zu“ とこたえるようアドバイスした。かれはアドバイスどおりにるまい、裁判所さいばんしょなん証言しょうげんせずかれ解放かいほうした。しばらくしてかれ仕事しごとまちき、弁護士べんごしった。うれしい報告ほうこくいて弁護士べんごしはこうった「さて、今度こんどはアドバイスにたいする報酬ほうしゅうをあなたが支払しはらばんだ。2カロリンの報酬ほうしゅう請求せいきゅうする。」少年しょうねんおどろいて、„Bobingen zu“ の言葉ことばびせてとおりのかくがってげ、そのずっと支払しはらいをしていないのだ。

市町村しちょうそん合併がっぺい[編集へんしゅう]

1818ねん自治体じちたい形成けいせいには存在そんざいしていなかったあたらしい集落しゅうらくケーニヒスブルンが1841ねんにボービンゲンから分離ぶんりされて、あたらしい自治体じちたいとなった[4]

バイエルンしゅう地域ちいき再編さいへんともなって1972ねん7がつ1にちにラインハルツハウゼンとシュトラスベルクがこのまち合併がっぺいした[5]1975ねん7がつ1にちにヴァルトベルクと、廃止はいしされたクロイツアンガーまち一部いちぶがこれにくわわった。最後さいごに、1978ねん5月1にちとなりまちヴェーリンゲンから当時とうじ25にんんでいた地区ちく分割ぶんかつされ、このまち併合へいごうされた[6]

住民じゅうみん[編集へんしゅう]

人口じんこう推移すいい[編集へんしゅう]

このまち人口じんこうは、1987ねん5がつから2019ねんまつまでのあいだに、13,553にんから17,535にんにまで増加ぞうかした。増加ぞうかは3,982にんやく 29.4 % にあたる。

行政ぎょうせい[編集へんしゅう]

ボービンゲン市庁舎しちょうしゃ

議会ぎかい[編集へんしゅう]

ボービンゲン市議会しぎかいは24議席ぎせきからなる[7]

首長しゅちょう[編集へんしゅう]

ボービンゲンの市長しちょうは、2020ねん5がつ1にちからクラウス・フェルスター (CSU) がつとめている[7]かれは2020ねん3がつ29にち市長しちょう選挙せんきょ決選けっせん投票とうひょうで、長年ながねん市長しちょうつとめたベルント・ミュラーを相手あいてに 56.1 % の支持しじひょう獲得かくとくして市長しちょう選出せんしゅつされた。

過去かこ首長しゅちょう:

  • 1948ねん - 1955ねん ゲオルク・ハルトマン (SPD)
  • 1955ねん - 1972ねん アロイス・ヘーリング (Freie Wähler)
  • 1972ねん - 1996ねん ハルトムート・ゲルトナー (SPD)
  • 1996ねん - 2020ねん ベルント・ミュラー (SPD)

紋章もんしょう[編集へんしゅう]

図柄ずがら: 青地あおちぎん三角さんかく図形ずけい。そのなかくろ蹄鉄ていてつ[8]

紋章もんしょう由来ゆらい: 紋章もんしょうえがかれた蹄鉄ていてつ意味いみは、完全かんぜんには解明かいめいされていない。一説いっせつには、蹄鉄ていてつはかつてこの地域ちいき集中しゅうちゅうてきいとなまれていたうま飼育しいく連想れんそうさせるものだとする。べつせつでは、これはいわゆる「フンガルンアイゼン」(直訳ちょくやく: ハンガリーのてつ)であり、955ねんハンガリーとのあいだおこなわれたレヒフェルトのたたか意味いみしているともされる。1815ねんごろからのたてなか蹄鉄ていてつえがかれた印章いんしょうは、当時とうじのアウクスブルク司教しきょう領主りょうしゅクレメンス・ヴェンツェスラウスドイツばん英語えいごばん(1739ねん - 1812ねん)の要請ようせいつくられた、いわゆるホーホ街道かいどう沿いの集落しゅうらく境界きょうかいせき境界きょうかいはしらあるいは牧草ぼくそうはしら採用さいようした目印めじるし由来ゆらいする。1837ねんバイエルンおうルートヴィヒ1せいにより主権しゅけんあたえられて以降いこうまち紋章もんしょうはバイエルンのくにいろくろ蹄鉄ていてつ採用さいようされた。

姉妹しまい都市とし[編集へんしゅう]

経済けいざい社会しゃかい資本しほん[編集へんしゅう]

企業きぎょう[編集へんしゅう]

ボービンゲンでは19世紀せいき人造じんぞう絹糸けんし工場こうじょうつくられ、のちポリエステル繊維せんい工場こうじょう(PET-原料げんりょう)となった。戦後せんごヘキストAG一部いちぶもうけられた。ヘキストAGの分割ぶんかつにより、1998ねんにその工場こうじょうは「ヴェルク・ボービンゲン工業こうぎょうパーク (IWB)」となった。ポリエステル繊維せんい製造せいぞう分野ぶんや化学かがく工業こうぎょうは2023ねん現在げんざい3しゃ (Trevira, Johns Manville, Nextrusion) にかれている。インフラや各種かくしゅサービスは、様々さまざまなサービス業者ぎょうしゃにより提供ていきょうされている。そうじて、やく 80 ha の敷地しきちに16しゃ存在そんざいし、やく1,450にんぶん職場しょくば提供ていきょうしている。

教育きょういく[編集へんしゅう]

  • 州立しゅうりつ実科じっか学校がっこう
  • ドクトル=ヤウフマン中等ちゅうとう学校がっこう
  • ラウレンティウス基礎きそ課程かてい学校がっこう
  • ルートガー=ヘルカー国民こくみん学校がっこうシュトラスベルク。
  • ボービンゲン・アン・デア・ジンゴルト基礎きそ課程かてい学校がっこう。ボービンゲン=ジートルングに分校ぶんこうつ。
  • ボービンゲン市民しみん大学だいがく
  • 病人びょうにん看護かんごのための職業しょくぎょう専門せんもん学校がっこう

病院びょういん[編集へんしゅう]

ボービンゲンで最初さいしょ公共こうきょう病院びょういんは1858ねん開業かいぎょうした。1953ねんあたらしい建物たてもの建設けんせつし、1957/58ねん拡張かくちょうした。1960年代ねんだい病床びょうしょうすうらなくなったため、現在げんざい所在地しょざいちであるヴェルタハがわちかくにあたらしい病院びょういん開業かいぎょうした。1997ねんと2000ねん改築かいちく・リノベーションをおこなった。2006ねんにボービンゲンとシュヴァープミュンヘンとの自治体じちたい共同きょうどう企業きぎょうヴェルタハクリニークが設立せつりつされ、それまで独立どくりつしていた病院びょういんがこれ以後いご1つの傘下さんか統合とうごうされた。

ヴェルタハクリニーク・ボービンゲンは130しょうで、おも診療しんりょう以下いかとおりである。

さらに以下いか専門せんもん分野ぶんやもある。

セキュリティにかんする役所やくしょ団体だんたい[編集へんしゅう]

警察けいさつしょ[編集へんしゅう]

ボービンゲン警察けいさつしょはボービンゲンのホーホどおり22番地ばんちにある。管轄かんかつ地域ちいきはボービンゲンケーニヒスブルンオーバーオットマールスハウゼンヴェーリンゲンである。

救急きゅうきゅうサービス[編集へんしゅう]

バイエルン赤十字せきじゅうじ救急きゅうきゅう監視かんししょは2022ねん5がつ以降いこうボービンゲンのヴェルタハクリニークに隣接りんせつしている。それ以前いぜんは50年間ねんかんボービンゲンのクルムバッハーどおりにあり、ときにはきゅう消防署しょうぼうしょ真向まむかいにあったこともある。

ボービンゲン救急きゅうきゅう監視かんししょには救急きゅうきゅうしゃが1だい緊急きんきゅうよう病人びょうにん搬送はんそうしゃが2だい配備はいびされている。救急きゅうきゅうしゃは24あいだ稼働かどうできる。緊急きんきゅうよう病人びょうにん搬送はんそうしゃは1だいは1にち8あいだ、もう1だいは2023ねん4がつから平日へいじつは1にち8あいだおよび日曜日にちようび午後ごご稼働かどうしている。救急きゅうきゅうサービスには、明確めいかく定義ていぎされた責任せきにん範囲はんいはない。アウクスブルク統合とうごう指令しれいしょつね最寄もよりの救急きゅうきゅう手段しゅだん使つかうようコントロールしている。ここでは行政ぎょうせい境界きょうかい(たとえばぐんなど)は関係かんけいがない。活動かつどう地域ちいきはアウクスブルクぐん南部なんぶとアウクスブルクである。

水難すいなん監視かんしたいは、迅速じんそく水難すいなん救助きゅうじょ洪水こうずい救助きゅうじょのための装備そうびそなえたボランティアの活動かつどうグループを形成けいせいしている。この団体だんたいほかにもアウクスブルクぐん災害さいがい救助きゅうじょたいとも連携れんけいしている。バイエルンしゅう最初さいしょ水難すいなん監視かんし救助きゅうじょグループとして、近代きんだいてきなレスキュー=ウォーター=クラフト (RWC) をゆうしている。これは、いわゆる水上みずかみバイク救難きゅうなんていであるが、プロ仕様しよう改造かいぞうがなされている。ボービンゲン支部しぶはこのほかに、特別とくべつ訓練くんれんけ、航空こうくう水難すいなん救助きゅうじょ装備そうびつ、数少かずすくないエアー・レスキュー・スペシャリスト(ヘリコプター水難すいなん救助きゅうじょいん)の1人ひとり配置はいちされている。

消防しょうぼう[編集へんしゅう]

ボービンゲン消防しょうぼうだん (FFB) の消防署しょうぼうしょは、ミヒャエル=シェファーどおりとヘヒスターどおりとのかくにある。ここには消防しょうぼうたい救急きゅうきゅうたい駐在ちゅうざいしている。明確めいかく定義ていぎされた責任せきにん範囲はんいはなく、救急きゅうきゅうサービスと同様どうようにアウクスブルク統合とうごう指令しれいしょつうじて警戒けいかいしている。出動しゅつどう地域ちいきはおおむねボービンゲン=ジートルングをふくむボービンゲン中核ちゅうかく地区ちくで、さらにボービンゲンのぜん市区しく、ケーニヒスブルン、オーバーオットマールスハウゼン、ヴェーリンゲン、グロースアイティンゲンのサポートもおこなう。FFBは1871ねん結成けっせいされた。FFBは平均へいきんで1ねんやく130かい出動しゅつどうする[10]

シュトラスベルク、ラインハルツハウゼン、ヴァルトベルク/クロイツアンガーには独立どくりつした消防しょうぼうだんがあり、それぞれ消防しょうぼう車両しゃりょうゆうしている。

交通こうつう[編集へんしゅう]

  • AVV-バス路線ろせん 700ばん アウクスブルク - シュヴァープミュンヘン
  • AVV-バス路線ろせん 720ばん ボービンゲン - ミックハウゼン
  • AVV-バス路線ろせん 721ばん ゲッギンゲン - シュヴァープミュンヘン。
  • AVV-バス路線ろせん 722ばん ボービンゲン - ミュンスター。
  • AVV-夜行やこうバス路線ろせん 797ばん ゲッギンゲン - ウンターマイティンゲン PM(2008ねん8がつ7にちから)。
  • アウトバーン 8号線ごうせん ボービンゲンのきたやく 16 km をとおっている。
  • アウトバーン 96号線ごうせん ボービンゲンのみなみやく 25 km をとおっている。
  • 連邦れんぽうどう 17号線ごうせん ボービンゲン東部とうぶ。ボービンゲンから北側きたがわ連邦れんぽうどう 300号線ごうせん共通きょうつう区間くかんとなる。
  • ボービンゲンは巡礼じゅんれい「ヤコプのみち」のルートじょう位置いちしている。アウクスブルクからリンダウかうひがしルートがボービンゲンをとおっているのである。このみちはアウクスブルクからて、ヴェルタハがわドイツばん英語えいごばん沿いに病院びょういんまでたどり、そのボービンゲン=ジートルング、シュトラスベルク、ラインハルツハウゼンを経由けいゆする。
ボービンゲンえき

鉄道てつどう交通こうつう[編集へんしゅう]

アウクスブルクからブーフローエかう本線ほんせんがボービンゲンをとおっている。中心ちゅうしんひがしりにこの路線ろせんのボービンゲンえきがある。このえきはボービンゲン - カウフェリングせん起点きてんでもある。このえきには5つのプラットホームがあるが、バリアフリー施設しせつではない。アウクスブルク - ブーフローエせんはドイツ鉄道てつどう時刻じこくひょう番号ばんごう 971 と 987 で運行うんこうしており、すくなくとも30ふん間隔かんかく利用りようできる。アウクスブルクとボービンゲンとのあいだ計算けいさんじょうやく15ふん間隔かんかくである。このえきはアウクスブルク交通こうつう連盟れんめい (AVV) のサービス提供ていきょう地域ちいきふくまれている。このえき発着はっちゃくする列車れっしゃは AVV-レギオナルバーンの R7 アウクスブルク - シュヴァープミュンヘンと R8 アウクスブルク - クロスターレヒフェルトである。

ボービンゲンえきは1847ねん王立おうりつバイエルンくにゆう鉄道てつどうによって、ルートヴィヒ南北なんぼくせん単線たんせん区間くかんであったアウクスブルク - ブーフローエ - カウフボイレン区間くかんえきとして営業えいぎょう開始かいしした。1877ねんにカウフェリングきの路線ろせん開通かいつうし、このえき分岐ぶんきえきとなった。1902ねんにルートヴィヒ南北なんぼくせん複線ふくせんされ、このえきプラットホーム増設ぞうせつされた。路線ろせん横断おうだんするための地下道ちかどう、プラットホームの木造もくぞう屋根やね、2つの機械きかいしき信号しんごうしょドイツばん英語えいごばんもうけられた。1915ねんにボービンゲン人工じんこう絹糸けんし火薬かやく工場こうじょうへのせん建設けんせつされ、貨物かもつ輸送ゆそう急激きゅうげき増加ぞうかした。この路線ろせんは1938ねんからファザン爆薬ばくやく工場こうじょうへの鉄道てつどうにも利用りようされたが、だい世界せかい大戦たいせんこうヘキスト工場こうじょう現在げんざいのトレヴィラ)がこれを利用りようした。1960年代ねんだいから1970年代ねんだい貨物かもつ輸送ゆそう減少げんしょうし、1990年代ねんだい地元じもと貨物かもつ輸送ゆそう停止ていしされ、いくつかの路線ろせん撤去てっきょされた。しかし現在げんざい利用りようされている貨物かもつ路線ろせんもある。このえきは、1985ねんにアウクスブルガー交通こうつう連盟れんめい加盟かめいし、1993ねんにアルゴイ=シュヴァーベン運賃うんちん統合とうごうされたことで、旅客りょかく輸送ゆそう増加ぞうかし、利用りよう客数きゃくすう着実ちゃくじつ増加ぞうかしている。

1847ねん建造けんぞう駅舎えきしゃ現在げんざいのこっている。この建物たてもの切妻きりづま屋根やねの2かいての建物たてもの線路せんろがわ道路どうろがわにそれぞれ Widerkehr がある。元々もともとはレンガがむきしの建物たてものであったが、現在げんざい漆喰しっくいられている。レヒフェルト鉄道てつどう開通かいつうしたのち1880ねんまでに、開放かいほうてき待合室まちあいしつゆうする1かい部分ぶぶん増築ぞうちくされた[11]

文化ぶんか見所みどころ[編集へんしゅう]

宗教しゅうきょう建築けんちく[編集へんしゅう]

巡礼じゅんれい教会きょうかいわれらが聖母せいぼ教会きょうかい
  • 巡礼じゅんれい教会きょうかいわれらが聖母せいぼ教会きょうかい
  • 教会きょうかい せいフェリツィタス教会きょうかい
  • せいヴォルフガングおよびヴェンデリン教会きょうかい
  • 福音ふくいん主義しゅぎ さん一体いったい教会きょうかい
  • ボービンゲン=ジートルングの聖家族せいかぞく教会きょうかい
  • シュトラスベルクのせい十字架じゅうじか教会きょうかい
  • ラインハルツハウゼンのせいラウレンティウス教会きょうかい
  • ヴァルトベルクのせいラーデグンディス教会きょうかい
  • イスラム教いすらむきょうのモスク

その見所みどころ[編集へんしゅう]

中世ちゅうせい後期こうきのジューネクロイツ
ボービンゲンのウンテーレス・シュレッシェン
  • 中世ちゅうせい後期こうきのジューネクロイツ(いし十字架じゅうじか
  • ボービンゲンのウンテーレス・シュレッシェン(直訳ちょくやく: した小城おぎ
  • ミットレーレ・ミューレ(直訳ちょくやく: 中間ちゅうかん水車みずぐるま
  • ボービンゲンのミットレーレス・シュレッシェン(直訳ちょくやく: 中間ちゅうかん小城おぎ
  • ハイリヒ=クロイツ=シュレッシェン(直訳ちょくやく: せい十字架じゅうじか小城おぎ
  • オーベーレ・ミューレ(直訳ちょくやく: うえ水車みずぐるま
  • ブルワリーと付属ふぞく食堂しょくどうけん旅館りょかん
  • コジモジニシェス・シュレッシェン(コジモふう小城おぎ
  • オーベーレス・シュレッシェン(直訳ちょくやく: うえ小城おぎ
  • きゅうローマ街道かいどうマイルストーン
  • ジンゴルトハレ(市立しりつホール)
  • ボービンゲンの若者わかものぞう
  • ヴェストリヘ・ヴェルダー自然しぜん公園こうえん

クラブ・団体だんたい[編集へんしゅう]

体操たいそうおよびスポーツクラブ[編集へんしゅう]

  • TSV ボービンゲン 1910 e.V. は、1910ねんにヨーゼフ・ハゲンミュラーによって創設そうせつされた、14部門ぶもんゆうするボービンゲンで最大さいだいにしてもっとふる体操たいそう・スポーツクラブである。
  • テュルク SV ボービンゲン 1990 e.V. は、1990ねん設立せつりつされ、3つの部門ぶもんつ。
  • ジートラー SV ボービンゲン 1959 e.V. は、1959ねん設立せつりつされ、7つの部門ぶもんつ。
  • SV ラインハルツハウゼン 1964 e.V. は、1964ねん設立せつりつされ、2つの部門ぶもんがある。

モータースポーツ[編集へんしゅう]

  • ADAC の ASC ボービンゲン e.V. は1952ねん設立せつりつされ、モータースポーツイベント「ベルクレネン・ミックハウゼン」の主催しゅさいしゃとして全国ぜんこくてき名声めいせいている。

スポーツ施設しせつ[編集へんしゅう]

  • 陸上りくじょう競技きょうぎようスタジアムは、1990ねん完成かんせいし、2017ねんから継続けいぞくてき改修かいしゅうがなされている。
  • 体育館たいいくかん 6かん。3フロアの体育館たいいくかんが1かん、2フロアの体育館たいいくかんが2かん、1フロアの体育館たいいくかんが4かんある。
  • スケートパーク 2箇所かしょ
  • バスケットボールコート。
  • サッカーコート 3箇所かしょ
  • ボルツコート 2箇所かしょ
  • テニスコート。
  • ブルクヴァルデン地区ちくのゴルフじょう。ゴルフクラブ・アウクスブルク 1959 e.V. が運営うんえいしている。
  • 室内しつないプール。25 m プールがある。
  • 屋外おくがいプール。50 m の競泳きょうえいようプールと、1/3/5 m のだいがある。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

出身しゅっしんしゃ[編集へんしゅう]

関連かんれん図書としょ[編集へんしゅう]

  • Walter Pötzl, Wolfgang Wüst, ed (1994). Bobingen und seine Geschichte. Bobingen: Stadt Bobingen. ISBN 3-930749-00-9 

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ https://www.statistikdaten.bayern.de/genesis/online?operation=result&code=12411-003r&leerzeilen=false&language=de Genesis-Online-Datenbank des Bayerischen Landesamtes für Statistik Tabelle 12411-003r Fortschreibung des Bevölkerungsstandes: Gemeinden, Stichtag (Einwohnerzahlen auf Grundlage des Zensus 2011)
  2. ^ Max Mangold, ed (2005). Duden, Aussprachewörterbuch (6 ed.). Dudenverl. p. 207. ISBN 978-3-411-04066-7 
  3. ^ Ortsteile mit Postleitzahl / Stadt Bobingen / BayernPortal”. 2023ねん7がつ23にち閲覧えつらん
  4. ^ Bayerisches Landesamt für Statistik und Datenverarbeitung, ed (1991). Die Gemeinden Bayerns nach dem Gebietsstand 25. Mai 1987. Die Einwohnerzahlen der Gemeinden Bayerns und die Änderungen im Besitzstand und Gebiet von 1840 bis 1987. Beiträge zur Statistik Bayerns. Heft 451. München. p. 122 
  5. ^ Wilhelm Volkert, ed (1983). Handbuch der bayerischen Ämter, Gemeinden und Gerichte 1799–1980. München: C. H. Beck. p. 569. ISBN 978-3-406-09669-3 
  6. ^ Statistisches Bundesamt, ed (1983). Historisches Gemeindeverzeichnis für die Bundesrepublik Deutschland. Namens-, Grenz- und Schlüsselnummernänderungen bei Gemeinden, Kreisen und Regierungsbezirken vom 27.5.1970 bis 31.12.1982. Stuttgart / Mainz: W. Kohlhammer. pp. 767, 768. ISBN 978-3-17-003263-7 
  7. ^ a b Kommunalpolitik”. Stadt Bobingen. 2023ねん7がつ23にち閲覧えつらん
  8. ^ Stadt Bobingen / Bayerns Gemeinden”. Haus der bayerischen Geshichte. 2023ねん7がつ24にち閲覧えつらん
  9. ^ Städtepartnerschaft mit Aniche”. Stadt Bobingen. 2023ねん7がつ24にち閲覧えつらん
  10. ^ Freiwillige Feuerwehr Bobingen”. 2023ねん7がつ26にち閲覧えつらん
  11. ^ Peter Rasch (2011). Die Nebenbahnen zwischen Ammersee, Lech und Wertach. Mit Ammerseebahn, Pfaffenwinkelbahn & Co rund um den Bayerischen Rigi. St. Ottilien: EOS Verlag. pp. 285–290. ISBN 978-3-8306-7455-9 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]