ポール・ハンリー

	ポール・ハンリー
基本きほん情報じょうほう
フルネーム	Paul Jason Hanley
愛称あいしょう	Handles （ハンドルズ）
国籍こくせき	オーストラリア
出身しゅっしん地ち	同どう・メルボルン
生年月日せいねんがっぴ	1977年ねん11月12日にち（46歳さい）
身長しんちょう	183cm
体重たいじゅう	76kg
き手きて	右みぎ
バックハンド	片かた手打てうち
ツアー経歴けいれき
デビュー年ねん	1997年ねん
引退いんたい年ねん	2014年ねん
ツアー通算つうさん	26勝しょう
シングルス	0勝しょう
ダブルス	26勝しょう
生涯しょうがい通算つうさん成績せいせき	451勝しょう325敗はい
シングルス	0勝しょう3敗はい
ダブルス	451勝しょう322敗はい
生涯しょうがい獲得かくとく賞金しょうきん	$2,871,560
4大だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・ダブルス
全ちょん豪つよし	ベスト4（2006・07）
全ぜん仏ふつ	ベスト4（2003）
全ちょん英すぐる	ベスト4（2004）
全米ぜんべい	ベスト4（2006・07）
4大だい大会たいかい最高さいこう成績せいせき・混合こんごうダブルス
全ちょん豪つよし	準じゅん優勝ゆうしょう（2011）
全ぜん仏ふつ	ベスト4（2005）
全ちょん英すぐる	準じゅん優勝ゆうしょう（2005）
全米ぜんべい	ベスト4（2006）
キャリア自己じこ最高さいこうランキング
シングルス	395位い（2000年ねん2月がつ7日にち）
ダブルス	5位い（2006年ねん11月6日にち）
	■テンプレート ■プロジェクトテニス

ポール・ジェイソン・ハンリー（Paul Jason Hanley, 1977年ねん 11月12日にち - ）は、オーストラリア・メルボルン出身しゅっしんの男子だんしプロテニス選手せんしゅ。「ハンドルズ」（Handles）という愛称あいしょうで呼よばれている。2005年ねんウィンブルドン選手権せんしゅけんと2011年ねん全豪ぜんごうオープン混合こんごうダブルスで準じゅん優勝ゆうしょうした。サービスとフォアハンド・ストロークを武器ぶきにした選手せんしゅ。身長しんちょう183cm、体重たいじゅう76kg、右みぎ利きき。

来歴らいれき

ハンリーは普段ふだんからダブルスのスペシャリストとして活動かつどうし、4大だい大会たいかいの男子だんしシングルスには1度ども出場しゅつじょう記録きろくがない。ATPツアーでダブルス26勝しょうを挙あげた。ダブルスの自己じこ最高さいこうランキングは5位い。彼かれが息いきを合あわせてきたダブルス・パートナーには、同おなじオーストラリアのウェイン・アーサーズやケビン・ウリエットなどがいる。

ハンリーは両親りょうしんがテニス・センターの経営けいえい者しゃという家庭かていに生うまれ育そだち、早はやくからテニスに親したしんだ。1997年ねんに20歳さいでプロ転向てんこう。2001年ねんからダブルスのスペシャリストとして頭角とうかくを現あらわし始はじめ、7月がつ初頭しょとうのオレンジ・ワルシャワ・オープンで同おなじオーストラリアのネイサン・ヒーリーと組くんで男子だんしツアー大会たいかい初はつ優勝ゆうしょうを果はたす。この年としはヒーリーとのペアで、ジャパン・オープン・テニス選手権せんしゅけん男子だんしダブルス準じゅん優勝ゆうしょうもあり、ハンリーとヒーリーは決勝けっしょうでリック・リーチ/デビッド・マクファーソン組くみに6-1, 6-7, 6-7の逆転ぎゃくてんで敗やぶれた。2002年ねんまでは男子だんしツアー最下さいか層そうのITF男子だんしサーキットでシングルスにも出場しゅつじょうしていたが、2003年ねん以後いごは活動かつどうをダブルスのみに絞しぼるようになる。

2002年ねん全ぜん仏ふつオープン男子だんしダブルスで、ハンリーは同おなじオーストラリアのウェイン・アーサーズと組くんでベスト8に入はいった。しばらく様々さまざまな選手せんしゅたちとのペアを試ためしたが、2003年ねん春はるから大半たいはんの試合しあいでアーサーズと組くむようになり、彼かれとの組くみ合あわせで2003年ねんに全ぜん仏ふつオープン前哨ぜんしょう戦せんの1つのローマ・マスターズに優勝ゆうしょうし、初はじめてのビッグタイトルを獲得かくとくする。ハンリーとアーサーズは、2003年ねん全ぜん仏ふつオープンと2004年ねんウィンブルドン選手権せんしゅけんで男子だんしダブルスベスト4に入はいった。2005年ねんウィンブルドン選手権せんしゅけん混合こんごうダブルスで、ハンリーはタチアナ・ペレビニスと組くんだ。2人ふたりは決勝けっしょう戦せんでマヘシュ・ブパシ/マリー・ピエルス組くみに4-6, 2-6のストレートで敗やぶれ、優勝ゆうしょうのチャンスを逃のがした。2005年ねんの男子だんしツアー年間ねんかん最終さいしゅう戦せんテニス・マスターズ・カップの予選よせん敗退はいたいを最後さいごに、ハンリーとアーサーズはペアを解消かいしょうした。

アーサーズとのペア解消かいしょう後ご、ハンリーは2年間ねんかんケビン・ウリエットと組くんだ。ハンリーとウリエットの組くみは、2006年ねん・2007年ねんの2年ねん連続れんぞくで全豪ぜんごうオープンと全米ぜんべいオープンの男子だんしダブルスベスト4に入はいったが、4度どとも決勝けっしょう進出しんしゅつのチャンスを生いかせなかった。2006年ねんから、ハンリーは男子だんしテニス国こく別べつ対抗たいこう戦せんデビスカップオーストラリア代表だいひょう選手せんしゅを務つとめ、これまでにシングルス0勝しょう2敗はい、ダブルス8勝しょう2敗はいの成績せいせきを挙あげている。

ハンリーは2009年ねんと2010年ねんはシーモン・アスペリンと2011年ねんからはルーカス・ドロウヒーやジェイミー・マリー、エリック・ブトラックらとペアを組くんでいる。2011年ねん全豪ぜんごうオープン混合こんごうダブルスでは詹詠然しかとペアを組くんで決勝けっしょうに進出しんしゅつした。決勝けっしょうではダニエル・ネスター/カタリナ・スレボトニク組くみに3–6, 6–3, [7–10]で敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょうとなった。

ハンリーは2014年ねん7月がつのクロアチア・オープンが最後さいごの出場しゅつじょうになり36歳さいで現役げんえきを引退いんたいした^[1]。

ATPツアー決勝けっしょう進出しんしゅつ結果けっか

ダブルス: 51回かい (26勝しょう25敗はい)

結果けっか	No.	決勝けっしょう日び	大会たいかい	サーフェス	パートナー	対戦たいせん相手あいて	スコア
準じゅん優勝ゆうしょう	1.	2001年ねん6月がつ25日にち	ノッティンガム	芝しば	マーク・クラッツマン	ドナルド・ジョンソンジャレッド・パーマー	4–6, 2–6
優勝ゆうしょう	1.	2001年ねん7月がつ30日にち	ソポト	クレー	ネイサン・ヒーリー	イラクリ・ラバーゼアッティラ・シャーヴォルト	7–6(10), 6–2
準じゅん優勝ゆうしょう	2.	2001年ねん10月がつ8日にち	東京とうきょう	ハード	ネイサン・ヒーリー	リック・リーチデビッド・マクファーソン	5–7, 6–7(2)
準じゅん優勝ゆうしょう	3.	2002年ねん7月がつ15日にち	ボースタード	クレー	マイケル・ヒル	ヨナス・ビョルクマントッド・ウッドブリッジ	6–7(6), 4–6
準じゅん優勝ゆうしょう	4.	2002年ねん10月がつ28日にち	ストックホルム	ハード (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	ウェイン・ブラックケビン・ウリエット	4–6, 6–2, 6–7(4)
優勝ゆうしょう	2.	2003年ねん1月がつ13日にち	シドニー	ハード	ネイサン・ヒーリー	マヘシュ・ブパシジョシュア・イーグル	7–6(3), 6–4
優勝ゆうしょう	3.	2003年ねん2月がつ24日にち	ロッテルダム	ハード (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	ロジャー・フェデラーマックス・ミルヌイ	7–6(4), 6–2
優勝ゆうしょう	4.	2003年ねん5月がつ12日にち	ローマ	クレー	ウェイン・アーサーズ	ミカエル・ロドラファブリス・サントロ	7–5, 7–6(5)
準じゅん優勝ゆうしょう	5.	2003年ねん8月がつ4日にち	ワシントンD.C.	ハード	クリス・ハガード	エフゲニー・カフェルニコフサルギス・サルグシアン	5–7, 6–4, 2–6
準じゅん優勝ゆうしょう	6.	2003年ねん8月がつ18日にち	シンシナティ	ハード	ウェイン・アーサーズ	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	6–7(3), 4–6
優勝ゆうしょう	5.	2003年ねん9月がつ29日にち	上海しゃんはい	ハード	ウェイン・アーサーズ	曾少眩まぶし en:Ben-Qiang Zhu	6–2, 6–4
準じゅん優勝ゆうしょう	7.	2003年ねん10月がつ27日にち	ストックホルム	ハード (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	ヨナス・ビョルクマントッド・ウッドブリッジ	3–6, 4–6
優勝ゆうしょう	6.	2003年ねん11月3日にち	パリ	カーペット (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	ミカエル・ロドラファブリス・サントロ	6–3, 1–6, 6–3
優勝ゆうしょう	7.	2004年ねん2月がつ23日にち	ロッテルダム	ハード (室内しつない)	ラデク・ステパネク	ジョナサン・エルリックアンディ・ラム	5–7, 7–6(5), 7–5
準じゅん優勝ゆうしょう	8.	2004年ねん5月がつ10日とおか	ローマ	クレー	ウェイン・アーサーズ	マヘシュ・ブパシマックス・ミルヌイ	6–1, 4–6, 6–7(1)
優勝ゆうしょう	8.	2004年ねん6月がつ21日にち	ノッティンガム	芝しば	トッド・ウッドブリッジ	リック・リーチブライアン・マクフィー	6–4, 6–3
準じゅん優勝ゆうしょう	9.	2004年ねん7月がつ19日にち	ロサンゼルス	ハード	ウェイン・アーサーズ	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	3–6, 6–7(6)
準じゅん優勝ゆうしょう	10.	2004年ねん11月1日にち	ストックホルム	ハード (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	フェリシアーノ・ロペスフェルナンド・ベルダスコ	4–6, 4–6
優勝ゆうしょう	9.	2005年ねん2月がつ14日にち	サンノゼ	ハード (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	イブ・アレグロミヒャエル・コールマン	7–6(4), 6–4
準じゅん優勝ゆうしょう	11.	2005年ねん2月がつ28日にち	スコッツデール	ハード	ウェイン・アーサーズ	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	5–7, 4–6
準じゅん優勝ゆうしょう	12.	2005年ねん3月がつ21日にち	インディアンウェルズ	ハード	ウェイン・アーサーズ	マーク・ノールズダニエル・ネスター	6–7(6), 6–7(2)
優勝ゆうしょう	10.	2005年ねん5月がつ23日にち	ペルチャッハ	クレー	ルーカス・アーノルド・カー	マルティン・ダムマリアン・オード	6–3, 6–4
優勝ゆうしょう	11.	2005年ねん7月がつ25日にち	インディアナポリス	ハード	グレイドン・オリバー	シーモン・アスペリントッド・ペリー	6–2, 3–1, 途中とちゅう棄権きけん
優勝ゆうしょう	12.	2005年ねん10月がつ3日にち	バンコク	ハード (室内しつない)	リーンダー・パエス	ジョナサン・エルリックアンディ・ラム	6–7(5), 6–1, 6–2
優勝ゆうしょう	13.	2005年ねん10月がつ17日にち	ストックホルム	ハード (室内しつない)	ウェイン・アーサーズ	リーンダー・パエスネナド・ジモニッチ	5–3, 5–3
準じゅん優勝ゆうしょう	13.	2006年ねん1月がつ9日にち	アデレード	ハード	ケビン・ウリエット	ジョナサン・エルリックアンディ・ラム	6–7(4), 6–7(10)
優勝ゆうしょう	14.	2006年ねん2月がつ27日にち	ロッテルダム	ハード (室内しつない)	ケビン・ウリエット	ジョナサン・エルリックアンディ・ラム	7–6(4), 7–6(2)
優勝ゆうしょう	15.	2006年ねん3月がつ6日にち	ドバイ	ハード	ケビン・ウリエット	マーク・ノールズダニエル・ネスター	1–6, 6–2, [10–1]
優勝ゆうしょう	16.	2006年ねん5月がつ22日にち	ハンブルク	クレー	ケビン・ウリエット	マーク・ノールズダニエル・ネスター	4–6, 7–6(5), [10–4]
優勝ゆうしょう	17.	2006年ねん5月がつ29日にち	ペルチャッハ	クレー	ジム・トーマス	オリバー・マラチシリル・スーク	6–3, 4–6, [10–5]
優勝ゆうしょう	18.	2006年ねん6月がつ19日にち	ロンドン	芝しば	ケビン・ウリエット	ヨナス・ビョルクマンマックス・ミルヌイ	6–4, 7–6(5)
準じゅん優勝ゆうしょう	14.	2006年ねん8月がつ7日にち	ワシントンD.C.	ハード	ケビン・ウリエット	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	3–6, 7–5, [3–10]
準じゅん優勝ゆうしょう	15.	2006年ねん8月がつ14日にち	トロント	ハード	ケビン・ウリエット	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	5–7, 1–6
優勝ゆうしょう	19.	2006年ねん10月がつ16日にち	ストックホルム	ハード (室内しつない)	ケビン・ウリエット	オリビエ・ロクスクリストフ・フリーヘン	7–6(2), 6–4
優勝ゆうしょう	20.	2007年ねん1月がつ15日にち	シドニー	ハード	ケビン・ウリエット	マーク・ノールズダニエル・ネスター	6–4, 6–7(3), [10–6]
準じゅん優勝ゆうしょう	16.	2007年ねん5月がつ21日にち	ハンブルク	クレー	ケビン・ウリエット	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	3–6, 6–3, [7–10]
準じゅん優勝ゆうしょう	17.	2007年ねん8月がつ12日にち	モントリオール	ハード	ケビン・ウリエット	マヘシュ・ブパシパベル・ビズネル	4–6, 4–6
優勝ゆうしょう	21.	2008年ねん3月がつ1日にち	ザグレブ	ハード (室内しつない)	ジョーダン・カー	クリストファー・カスロヒール・ワッセン	6–3, 3–6, [10–8]
準じゅん優勝ゆうしょう	18.	2009年ねん4月がつ11日にち	カサブランカ	クレー	シーモン・アスペリン	ルカシュ・クボットオリバー・マラチ	6–7(4), 6–3, [6–10]
優勝ゆうしょう	22.	2009年ねん7月がつ26日にち	ハンブルク	クレー	シーモン・アスペリン	マルセロ・メロフィリップ・ポラーシェク	6–3, 6–3
準じゅん優勝ゆうしょう	19.	2009年ねん10月がつ25日にち	ストックホルム	ハード (室内しつない)	シーモン・アスペリン	ブルーノ・ソアレスケビン・ウリエット	4–6, 6–7(4)
準じゅん優勝ゆうしょう	20.	2010年ねん2月がつ14日にち	ロッテルダム	ハード (室内しつない)	シーモン・アスペリン	ダニエル・ネスターネナド・ジモニッチ	4–6, 6–4, [7–10]
優勝ゆうしょう	23.	2010年ねん2月がつ27日にち	ドバイ	ハード	シーモン・アスペリン	ルーカス・ドロウヒーリーンダー・パエス	6–2, 6–3
優勝ゆうしょう	24.	2011年ねん1月がつ9日にち	ブリスベン	ハード	ルーカス・ドロウヒー	ロベルト・リンドステットホリア・テカウ	6–4, 途中とちゅう棄権きけん
優勝ゆうしょう	25.	2011年ねん1月がつ15日にち	シドニー	ハード	ルーカス・ドロウヒー	ボブ・ブライアンマイク・ブライアン	6–7(6), 6–3, [10–5]
準じゅん優勝ゆうしょう	21.	2012年ねん2月がつ5日にち	モンペリエ	ハード (室内しつない)	ジェイミー・マリー	ニコラ・マユエドゥアール・ロジェ＝バセラン	4–6, 6–7(4)
優勝ゆうしょう	26.	2012年ねん4月がつ14日にち	カサブランカ	クレー	ダスティン・ブラウン	ダニエレ・ブラッチャーリファビオ・フォニーニ	7–5, 6–3
準じゅん優勝ゆうしょう	22.	2012年ねん7月がつ28日にち	キッツビュール	クレー	ダスティン・ブラウン	フランティシェク・チェルマクユリアン・ノール	6–7(4), 6–3, [10–12]
準じゅん優勝ゆうしょう	23.	2012年ねん9月がつ30日にち	バンコク	ハード (室内しつない)	エリック・ブトラック	盧の彦勲ダナイ・ウドムチョク	3–6, 4–6
準じゅん優勝ゆうしょう	24.	2013年ねん1月がつ6日にち	ブリスベン	ハード	エリック・ブトラック	マルセロ・メロトミー・ロブレド	6–4, 1–6, [5–10]
準じゅん優勝ゆうしょう	25.	2014年ねん2月がつ23日にち	マルセイユ	ハード (室内しつない)	ジョナサン・マレー	ジュリアン・ベネトーエドゥアール・ロジェ＝バセラン	6–4, 6–7(6), [11–13]