マイガール (漫画 )
(マイガール (2009年 のテレビドラマ)から転送 )
マイガール | |
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ジャンル | ホームドラマ |
レーベル | バンチコミックス |
2006 | |
2006 | |
ドラマ | |
2009 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | |
ポータル |
『マイガール』は、
あらすじ
[登場 人物
[笠間 家
[笠間 正宗 (かざま まさむね)本 作品 の主人公 。第 1話 の時点 では23歳 。誕生 日 は7月 2日 。文具 製作 メーカー「宮本 文具 堂 」の企画 部 に勤務 。駅 から徒歩 20分 、周 りは畑 ばかり、という築 20年 のアパートに暮 らしている。原付 バイクを所有 し、通勤 にも使 っている。家族 は写真 家 の父 、強情 で融通 が利 かない母 、そして遠方 に住 む祖母 (父方 か母方 か作中 では明記 されていない)がいる。高校 に入学 して間 もなく、正宗 が使用 していたテントウムシの飾 りの付 いたシャープペンシルが気 になり話 し掛 けてきた4歳 年上 の塚本 陽子 と恋仲 になり順調 に交際 を続 けていた。正宗 が高校 3年生 の時 に陽子 の留学 が決 まり、それを理由 に別離 を切 り出 される。しかし納得 できない正宗 は遠距離 恋愛 ともつかない、遠距離 片思 いを続 け、陽子 の帰国 を信 じて待 つ日々 を過 ごしていた。3年 が過 ぎた頃 、陽子 が滞在 先 で就職 したと耳 にし、彼女 への想 いを諦 める苦心 と未練 の狭間 で一進一退 を繰 り返 していた。陽子 の留学 から5年 後 の春 、不慮 の事故 で亡 くなったという知 らせが届 く。駆 けつけた葬儀 場 で陽子 が留学 先 で密 かに産 んで育 てていた娘 の存在 を陽子 の母 から知 らされる。後日 、陽子 が正宗 に宛 てて書 いていた“出 さない手紙 ”を届 けに来 たコハルと出会 う。初 めは疑心暗鬼 であったが、渡 されたその手紙 に綴 られていた陽子 の想 いを知 り、コハルと心 を向 かい合 わせる。母 を失 った悲 しみや寂 しさを吐露 するコハルの姿 にかつての自身 を重 ね合 わせ、陽子 を大切 に思 う娘 の気持 ちを受 け止 め、同居 することを決意 する。- コハルと
同居 後 、良 き父親 になろうと日々 奮闘 しているが、思 いがけず5歳 の女 の子 の父 となったため、戸惑 いや苦心 の日々 を送 る反面 、コハルとのふれあいや会話 に日々 のささやかな幸 せを実感 し、喜 びを重 ねている。 真面目 で大人 しい穏 やかな性格 であり、優等生 タイプ。他人 に対 してあまり強固 な物言 いをしないため、良 いように利用 されることも多 い、お人好 し。幼少 期 よりメガネを使用 している。家事 は一 通 りこなし、食事 は基本 的 に手作 り。陽子 の遺影 の前 にも供 えている。ケチャップで似顔絵 を書 いたオムライスを作 ったりする心尽 くしでコハルを喜 ばせている。手先 も器用 で、毎朝 コハルの髪 を結 ったり編 んだり、クリスマス会 のお芝居 で着用 するトナカイの着 ぐるみ衣装 をミシンを使 って作 ったこともある。今 でも陽子 を愛 し続 けているが、周囲 の助言 に従 って、将来 的 にはコハルの母 となってくれる人 を探 すことが、コハルのため、自身 のためにも良 いのだろうか…と苦悩 している。会社 同僚 であった片桐 から好意 を示 され交際 を始 める。しかし、お互 いに気遣 いすぎてぎこちなくなり、一 度 は別離 するが紆余曲折 を経 て遠距離 恋愛 に至 る。コハルも含 めた交際 を続 け、時間 をかけて絆 を深 めていった。後年 、コハルの中学 入学 後 に両親 に結婚 の為 に紹介 することになる。笠間 コハル(かざま こはる)正宗 と陽子 の愛娘 。第 1話 時点 で5歳 。母 ・陽子 の留学 先 で誕生 、そのまま海外 で育 つ。陽子 の死後 、陽子 の実家 に身 を寄 せるため帰国 。母 から伝 え聞 いていただけの父 ・正宗 に宛 てた陽子 の手紙 を届 けるために1人 で正宗 の会社 まで足 を運 ぶ。正宗 もずっと陽子 を大切 に想 っていたと知 り、心 を通 わせ、同居 を望 み、引 き取 られた。正宗 と出会 った時点 での苗字 は「塚本 」。その後 、正宗 がコハルを実子 であると認知 し、引 き取 るための手続 きを行 い「笠間 」の姓 になる。現在 は正宗 のアパートで一緒 に生活 している。正宗 が仕事 の都合 で帰 りが遅 くなる時 などは祖母 の家 に預 けられることもある。留学 先 で女手 一 つで育児 をし、学校 に通 い、仕事 も見 つけて頑張 る陽子 の姿 を物心 ついた頃 から目 にしていた。辛 くても弱音 を吐 かないで自分 に笑顔 を見 せる母 のためにも「き分 けのよい、迷惑 をかけない子 でいることが助 けになる」と肌 で感 じ取 り、あまり手 を煩 わせることのないよう、幼 いコハルなりに考 えて行動 してきた。同年代 の子供 に多 いわがままを言 うことも滅多 に無 い。自分 のことよりも正宗 を気遣 う姿 は気 を回 しすぎるほどである。正義 感 も強 く、意地悪 を言 う人 に意見 したり、困 っている人 や気持 ちの弱 っている人 にさりげなく心 を添 わせる優 しさも。人 の気持 ちに敏感 で感受性 が豊 かな、心 優 しい素直 な女 の子 である。それを父 の正宗 は誇 らしく感 じている。生後 数 年 は正宗 が父親 だと知 らされていなかった。同居 後 も「パパ」「お父 さん」とは呼 ばず、母 と同様 に「正宗 くん」と呼 んでいる。母 の中学 入学 時 の写真 を見 て以来 、同 じ制服 を着 ることに憧 れと希望 を持 ち、私立 中学 の受験 を目指 して熱心 に勉強 をしている。算数 が得意 科目 のひとつである。- 「コハル」の
名前 の由来 は、10月 のある日 、正宗 が「今 の時期 (小春 )が好 き。少 し寒 くて、少 し暖 かいって一番 良 いと思 う」と陽子 に語 ったことから。 後年 、念願 であった母 と同 じ私立 中学 に合格 。憧 れの制服 を着用 し、満面 の笑 みで入学 式 に臨 んだ。塚本 陽子 (つかもと ようこ)正宗 の恋人 。故人 。明 るく前向 きで負 けず嫌 い。少 し勝 ち気 で気丈 な性格 。自我 が強 く1人 で考 えを深 め、決定 ・実行 に移 してしまうことも多 い。しかし、自身 の心 にある陰 りの部分 を周囲 に悟 られ、心配 されることを嫌 い、気 を張 って明 るく振舞 っている節 もある。心 の琴線 が細 やかで愛情 豊 かな一 面 もある。テントウムシが好 き。- かつて
正宗 の通 う高校 の付属 大学 に通 っていた。19歳 の時 に、図書 室 で勉強 をしていた正宗 が使 っていたテントウムシの飾 り付 きのシャープペンシルに興味 を持 ち、「購買 では売 っていなかった」と話 し掛 けたことがきっかけで知 り合 い、後 に交際 へと発展 する。2年 後 、留学 を理由 に正宗 に別 れ話 を切 り出 す。 留学 の本当 の理由 は、当時 高校生 だった正宗 の子 を妊娠 したため。出産 の決意 はすぐに固 まったが、正宗 に相談 するという選択肢 は打 ち消 してしまった。堕胎 の二 文字 は頭 になかった。「愛 する人 の子供 を産 みたい」。だが「真面目 な性格 の正宗 に打 ち明 ければ、必 ず自分 の未来 や夢 を押 し殺 してでも責任 を取 ろうとするだろう」と考慮 。まだ、あまりにも若 い正宗 の将来 を案 じ、重荷 にならぬよう、目 の届 かないところで未婚 の母 になる覚悟 をした末 の渡航 だった。「留学 から帰 ってくるまで待 っている」「結婚 して欲 しい」と望 む正宗 の気持 ちを嬉 しく思 いながらも、これから生 まれてくる子供 や、それに伴 う抑制 を余儀 なくされる生活 が、正宗 の将来 に負担 になってしまうことを憂 いて、遠距離 恋愛 を諦 めるよう仕向 ける強気 で辛辣 な言葉 を残 し、勝 ち気 で自立 を目指 す気丈 な印象 を正宗 の胸 に残 して旅立 つ。- コハルが
物心 ついてからも暫 くの間 、父親 の存在 を明 かさなかった。また、コハルに命名 の由来 を尋 ねられた折 に正宗 の名前 が出 ても「ママの大切 な友達 」とだけ教 えていた。 陽子 自身 、婚 外子 として出生 。実父 と生活 を共 に出来 ないワケありの母子 家庭 で育 っている。正宗 の下 を去 ってから5年 後 、突然 の事故 により帰 らぬ人 となってしまった。志 し半 ばで遺体 のまま無言 の帰国 。- コハルが
正宗 に届 けた大量 の未 投函 の“出 さない手紙 ”には、出産 や正宗 との別離 、それらを1人 で決 めてしまったことを申 し訳 なく思 う、決 して小 さくはない罪悪 感 にも似 た気持 ち。異国 での不安 や寂 しさ。そして何 より正宗 への忘 れえぬ想 いを綴 った切 ない内容 がこぼれんばかりに溢 れていた。弱音 にも似 た本心 を伝 えることが出来 ない代 わりに、便箋 に言葉 を綴 り、封 をすることで自身 の気持 ちをも封 じ込 め、戒 めていたのである。
両親
[陽子 の母 陽子 を1人 で出産 、その後 も女手 ひとつで育 てたシングルマザー。陽子 を出産 した当時 の時代 背景 もあり、父親 のいない家庭 で陽子 を育 てたことに対 しやや劣等 感 を持 っていた節 がある。現在 は一軒家 に1人 暮 らし。陽子 を私立 の中学 に入学 させ、大学 進学 、留学 費用 まで工面 出来 る程度 に金銭 面 の余裕 はあったようであるが、職業 を持 っているのかなどについては不明 。陽子 が存命 中 には海外 に住 む2人 のもとへ度々 足 を運 んでいた。葬儀 に訪 れた正宗 にコハルの存在 を明 かし、その父親 が正宗 だと口頭 で伝 えた。留学 の準備 をする陽子 から正宗 の子供 を妊娠 していることを告 げられ、驚 きと憤 りから諌 めるばかりで、子供 を授 かるという喜 びを祝福 してやれず「おめでとう」の一言 を言 う事 が出来 なかった…と悔 いている。現在 は正宗 とコハルの生活 を温 かく見守 り、時 にはコハルのお迎 えや、自宅 で預 かるなど、父子 家庭 の2人 に惜 しみない愛情 と援助 を申 し出 ている。娘 を誰 よりも大切 に思 い続 けてくれる正宗 に感謝 する一方 で、陽子 の影 にとらわれることなく、人生 のパートナーを探 して欲 しいと願 っている。陽子 の父 陽子 が物心 つくころには他 に家庭 を築 いており、陽子 の元 へは時々 しか顔 を出 さなかった。運動会 などの行事 にも顔 を出 すことは無 かった。陽子 の母 と出会 ったときに、すでに家庭 を持 っていたのか、または一時 でも婚姻 関係 があったのか、陽子 を認知 していたのかも不明 。現在 まで存命 であるのか記述 は無 い。正宗 の父 職業 は写真 家 。長 めの口髭 と正宗 に良 く似 た垂 れ目 でいつも微笑 んでいる笑顔 が印象 的 。愛煙 家 。やや短気 でせわしない妻 と対極 にあるような、多少 のことでは動 じない、大 らかでおっとりした性格 。妻 との結婚 も遅 く、ある程度 歳 を重 ねてから一粒種 の正宗 が誕生 。ゆったりと包 み込 むような愛情 で正宗 と妻 を大切 に守 ってきた。洞察 力 が鋭 く、穏 やかな口調 でありながらも的確 なアドバイスやヒントを正宗 に示唆 してくれる頼 もしい存在 である。正宗 の母 正宗 曰 く、厳格 で融通 が利 かない頑固 な性格 。サバサバした、歯 に衣 着 せない物言 いをする節 がある。ただそれは愛情 の裏返 しであったり、照 れ隠 しである場合 も多 い。親 の考 える幸 せが子供 の幸 せと思 っていて、それを押 し付 けがち。それを正宗 にたしなめられたこともある。相談 もせず、未婚 のまま子供 を引 き取 った正宗 の行動 を当初 は非難 するが、いじらしいほど素直 なコハルと接 し、正宗 との温 かい父子 関係 を直接 確 かめてからは、頑 なな考 えや偏見 を改 める。それからのコハルの可愛 がりようは正宗 が呆 れる程 である。また、陽子 の母 とも良 い関係 を築 いており、とても仲 が良 い。コハルを撮 るために始 めた写真 撮影 が今 では趣味 になっている。
その他
[秋 (しゅう)- コハルと
同 じ幼稚園 に通 う同級生 の男 の子 。卒 園 後 は私立 の小学校 に入学 。コハルとは2年 後 、学習 塾 で再会 することになる。両親 は共働 きで擦 れ違 いが多 く、秋 が園児 の頃 に別居 。以後 、検事 である父親 と2人 暮 らし。1人 で食事 をすることも多 い。 秋 のことよりも自分 達 の都合 や仕事 を優先 している両親 への反発 や憤 り、その寂 しさから周囲 に対 して少年 らしからぬ冷 めた言動 をすることがある。反面 、両親 が元 の鞘 に納 まり、仲良 く3人 で暮 らすことを望 み、父 に取 り成 す場面 も。自分 の両親 と違 い、相手 の気持 ちや都合 を考 え、また、亡 くなった陽子 をいつまでも変 わらぬ想 いで大切 にし続 け、質素 ながらも温 かい家庭 を作 る努力 をしている笠間 親子 が羨 ましくて仕方 がない。しかし、それを言葉 にしてしまうと自分 の心 が傷 つき崩 れそうになるのが怖 いのでワザと憎 まれ口 をきいて自己 防衛 と虚勢 を張 ってしまう。実 はとてもデリケートで、寂 しがり屋 の少年 である。秋 がどんなに乱暴 な言葉 を投 げても動 じずに受 け止 め、心 の底 から大切 に思 っていることを素直 に表 し、受 け入 れることを臆 さない笠間 親子 と触 れ合 ううちに、頑 なだった気持 ちが徐々 に和 らいでいく。まだ気 恥 ずかしさから、喜 びや感謝 の気持 ちを素直 に口 に出来 ず、生意気 な口 や意地悪 な物言 いをしてしまうこともある。しかし、その不器用 な言動 や表現 のなかにも、前向 きで一生懸命 頑張 るコハルを好 ましく思 い、応援 しようという気持 ちが芽生 えてきている。秋 が小学 2年生 の時 に両親 の離婚 が成立 、父子 家庭 となる。秋 の父 職業 は検事 。秋 曰 く「背 が高 くて頭 も良 くて格好 良 くて、優 しい、大好 きな自慢 の父 」。たまに取 れる休 みの日 に秋 とサッカーボールで遊 ぶこともある。家事 は苦手 。仕事 の多忙 さから、不本意 ながら家庭 的 とは言 い難 い生活 を送 ってきたため、仕事 を持 つ妻 と擦 れ違 いの日々 の末 、別居 。以後 、秋 と2人 で暮 らしている。秋 が幼稚園 児 の時 に、秋 や正宗 の言葉 を受 けて親子 3人 での生活 を見直 して、再 スタートを切 るための努力 をするが長 く続 かなかった。その後 も多忙 を極 める生活 は変 わらず、秋 に寂 しい思 いをさせている自責 の念 はあるものの、どうすることも出来 ないジレンマや不甲斐 なさを感 じ、時 に自暴自棄 になり酒 に身 を沈 めることも増 える。秋 が小学 2年生 の時 に離婚 が成立 。十分 な家庭 生活 を秋 に与 えることが出来 ず、今後 も約束 出来 ない環境 だと判断 。新 しい家庭 を持 つ予定 になっている秋 の母親 のもとで生活 出来 るよう手配 りをする。秋 を愛 しく思 い、幸 せを願 った末 の苦渋 の決断 だった。この頃 には秋 の母 との間 にあったわだかまりは消 え、今 になって、お互 いの未熟 さや至 らなさを認 め合 うことが出来 るようになっていた。しかし、独 りになってしまう父 を想 い「一緒 に暮 らしたい」と望 んだ秋 の気持 ちを受 け止 め、今 まで通 り2人 で暮 らす決意 をする。秋 の母 夫 との擦 れ違 いの生活 に我慢 が出来 ず、秋 が幼稚園 児 の時 に1人 で家 を出 る。自身 も仕事 を持 って働 いている(職業 は不明 )。別居 後 、夫 が多忙 を理由 に秋 の面倒 を十分 にしていないことを知 り、自分 のもとに連 れていこうとしたが、秋 や正宗 の言葉 に心 が動 き、再 び3人 で生活 できるよう尽力 を試 みる。しかし徐々 に笑顔 は消 え、継続 は困難 だと悟 り、別居 生活 を続 けていた。秋 が小学 2年生 のときに離婚 が成立 。既 に再婚 予定 の婚約 者 もおり、新 しい家庭 を作 る準備 が出来 ている。そこに秋 を迎 えて、寂 しさや不自由 を感 じさせない新 しい生活 を与 えようと考 えていた。しかし秋 は「母 にはもう傍 にいてくれるパートナーがいるが、自分 がいなくなったら父 は独 りになってしまう。父 に寂 しい思 いをさせたら可哀想 だ。一緒 にいたい」と泣 きながら心 のうちを吐露 。思 いがけない秋 の言葉 に驚 くが、思 いやりの心 が芽生 え、成長 していた我 が子 の優 しい気持 ちを慮 り、尊重 することを決意 。寂 しく思 いながらも笑顔 で承諾 する。大家 夫妻 - コハルを
引 き取 る前 から正宗 が住 んでいるアパートの家主 。コハルを孫 のように可愛 がり、何 かと目 を掛 けてくれている。コハルも“おじいちゃん”“おばあちゃん”と懐 いている。夫婦 ともに高齢 のため、人生 の終焉 は「人 に迷惑 をかけないように…」「(お互 い)看取 れなくても致 し方 ないこと…」と話 し合 っていた。最愛 の人 の最後 かもしれない時 にそばに居 られなかった悔 しさや悲 しみを誰 よりも知 っている笠間 親子 は、そんな本心 ではないであろう寂 しい言葉 を語 る二人 を放 っておくことが出来 ず、少 しでも力 になりたいと考 えている。 後年 、夫妻 は相次 いで他界 。アパートも取 り壊 しになり、敷地 は公園 に整備 される。一部 廃材 は再 利用 されることになった。吉田 カンナ(よしだ かんな)- コハルの
小学校 の同級生 。幼稚園 の時 にいじめられた経験 があり、やや無愛想 になってしまった。他人 とのコミュニケーションが苦手 。コハルと友達 になるまではクラスの誰 とも話 をせず、学校 にも人形 を持参 し、一人 、話 しかけていた。コハルと打 ち解 けてからは、家族 ぐるみの交流 を持 つ。 吉田 アンナ(よしだ あんな)- カンナの
姉 。高校生 。カンナを通 じて笠間 親子 と親交 を持 つ。高校 卒業 後 、以前 より交際 している恋人 ・秋保 シローと結婚 。男 の子 を出産 。 由 紗 (ゆさ)- コハルが
亡 き母 ・陽子 の面影 を見 ている女性 。木ノ内 クリーニング店 を営 んでいる。母 の死後 、思 いがけず家業 を継 ぐことになり、慣 れない作業 や不安 、戸惑 いから店 を続 けていくべきか悩 んでいた。笠間 親子 や店 の常連 と会話 を交 わし、触 れ合 ううちに、少 しずつ周囲 に目 を向 けられるようになり、前向 きな気持 ちを持 つようになる。 工藤 (くどう)正宗 の会社 の先輩 。面倒 なことが嫌 いな、やや口 の悪 いお調子者 。キャバクラが好 きで、正宗 を度々 誘 うが袖 にされてばかりいる。キャバ嬢 からは「健 ちゃん」と呼 ばれている。軽薄 で自己 中心 的 に見 えるその態度 は幼少 期 の経験 が少 なからず影響 している。親 に要 らぬ心配 を掛 けないよう、寂 しい気持 ちを見透 かされないよう、明 るく軽 い言動 で振舞 うことが彼 なりの親孝行 であり、処世 術 であった。同時 に自分 を守 る手段 にもなっていた。しかし、親 の顔色 を伺 いながらの生活 は少年 期 の工藤 の心 に不自然 な負担 や空虚 感 を覚 えさせていた。状況 は違 えど、正宗 に対 するコハルの子供 らしからぬ気遣 いや配慮 を目 にし、自身 の幼 いころの経験 と重 なり合 う部分 を感 じ取 り、コハルが表 に出 さないように隠 していた我慢 を察知 した。ぶっきらぼうな態度 であるが、コハルが負担 に感 じない言葉 で「時 には親 に我 が儘 を言 うことや、甘 えることも必要 」とアドバイスをする。松下 (まつした)正宗 の会社 の先輩 。30歳 を目前 にし、自分 の存在 価値 や年齢 、将来 に不安 を感 じ始 め積極 的 に婚 活 をしている女性 。親戚 にもお見合 いの席 を設 けてくれるように頼 んでいた。そして急遽 決 まったお見合 い。しかし、釣 書 に目 を通 さず臨 んだため、その場 でお見合 い相手 が正宗 と知 って驚 く。実 は親戚 と正宗 の母 が仕事 上 で付 き合 いがあり、当座凌 ぎのお見合 いの席 に正宗 があてがわれたのであった。縁談 がまとまることはなく笑 い話 になり、正宗 との関係 も今 まで通 り。片桐 (かたぎり)正宗 の会社 の後輩 。20代 前半 の女性 。入社 当時 から正宗 に好意 を抱 いていたが、陽子 のことを忘 れられずにいた姿 を目 にし、後 にコハルを引 き取 ることになったことで「笠間 さんは独身 を貫 くつもりなのだろう」と思 い込 み、その気持 ちを胸 に秘 めたまま諦 めていた。しかし、正宗 の本意 でないにしろ(松下 との)お見合 いの席 に足 を運 んだことを耳 にし、衝撃 と憤 りを感 じる。そして一 度 は諦 めた恋心 が再燃 し始 める。意 を決 して正宗 に告白 し、間 もなく交際 を始 めたものの笠間 親子 のなかで今 も生 き続 けている陽子 の存在 に気後 れする。また、正宗 との関係 が進展 するよう気遣 う素振 りを見 せるコハルや、自分 を本当 に受 け入 れてくれているのか、はっきりしない正宗 に徐々 に不安 を感 じ距離 をおくようになる。家事 の事情 から実家 に近 い会社 に移動 することになり、正宗 との関係 も思 い出 にする決心 をした。しかし、正宗 から改 めて交際 を続 けて欲 しい旨 の申 し入 れがあり、遠距離 恋愛 をすることになる。後年 、中学 受験 も終 え、一段落 した笠間 親子 と一緒 に正宗 の実家 を結婚 の報告 に訪 れることになる。
書誌 情報
[佐原 ミズ 『マイガール』新潮社 〈バンチコミックス〉、全 5巻 - 2007
年 4月 15日 発行 、ISBN 978-4-10-771325-4 - 2008
年 3月 15日 発行 、ISBN 978-4-10-771382-7 - 2009
年 6月 15日 発行 、ISBN 978-4-10-771489-3 - 2009
年 10月 23日 発行 、ISBN 978-4-10-771524-1 - 2010
年 11月9日 発行 、ISBN 978-4-10-771599-9
- 2007
テレビドラマ
[マイガール | |
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ジャンル |
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エンディング |
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プロデューサー |
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2009 | |
60 | |
10 | |
2009
また、2009
キャスト
[笠間 正宗 -相 葉 雅紀 塚本 陽子 -優香 笠間 コハル -石井 萌 々果 柴田 友 哉 -村上 信 五 林 弘和 -北村 有 起 哉瀬山 高志 -山崎 樹 範 片桐 はるか -平岩 紙 新太 -松本 拓海 中園 香 -井村 空 美 木村 英生 -日村 勇紀 (バナナマン)塚本 志織 -朝加 真由美 笠間 清助 -山崎 一 光代 -室井 滋 室 田長 市 -八名 信夫 澄子 -大森 暁美
ゲスト
[霧島 -村杉 蝉 之 介 (第 2話 )千里 -阪田 瑞穂 (第 4話 )裕介 -丸山 歩 夢 (第 4話 )林 ユカリ -鈴木 砂羽 (第 5話 )倉田 菜摘 -市川 由衣 (第 6話 )田口 -載 寧 龍二 (第 6話 )健二 -中村 靖 日 (第 7話 )敬子 -前田 美波 里 (第 7話 )佳奈 -大野 百花 (第 8話 )陽子 (幼少 )-山田 萌 々香 (第 9話 )佐藤 -櫻井 翔 (第 10話 )剣持 -大杉 漣 (第 10話 )
スタッフ
[原作 :佐原 ミズ(新潮社 「週刊 コミックバンチ」連載 )脚本 :大島 里美 、荒井 修子 、高橋 麻紀 音楽 :澤野 弘之 、和田 貴史 主題歌 :嵐 「マイガール」(ジェイ・ストーム)- ロケ
地 協力 :セントマーガレット病院 技術 協力 :テイクシステムズ、共立 、ブル、テーク・ワン、ワインドアップ、バスク、スポット美術 協力 :テレビ朝日 クリエイト、東宝 映像 美術 企画 ・制作 :ジェイ・ストーム制作 協力 :東宝 - ゼネラルプロデューサー:
桑田 潔 (テレビ朝日 ) - プロデューサー:
中川 慎子 (テレビ朝日 )、長松 谷 太郎 (ジェイ・ストーム)、佐藤 善宏 (東宝 ) 演出 :高橋 伸之 、麻生 学 、梶山 貴弘 制作 著作 :テレビ朝日
サブタイトル
[サブタイトル | |||||
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2009 |
キミを |
9.6% | |||
2009 |
キミのいない |
8.9% | |||
2009 |
9.1% | ||||
2009 |
9.7% | ||||
2009 |
7.2% | ||||
2009 |
たとえ |
8.2% | |||
2009 |
またいつか |
7.5% | |||
2009 |
10.1% | ||||
2009 |
…そして |
7.9% | |||
2009 |
10.0% | ||||
第 2話 は『アンタッチャブル』初回 15分 拡大 スペシャルのため23:30に放送
関連 商品
[- DVD
- 『マイガール DVD-BOX』
発売 日 ・2010年 3月 26日 、発売 元 ・東宝 仕様 ・ディスク5枚 組 (本編 488分 +特典 映像 121分 、※第 1話 、最終 回 のみディレクターズカット版 にて収録 )- 【
映像 特典 】- マイガール
撮影 日記 ~正宗 とコハルのいた日々 ~(メイキング) - マイガール
感動 のクランクアップ集 - マイガール プレミア
試写 会 記者 会見 - キャスト インタビュー
集 - ノンクレジットタイトルバック
- PRスポット
集
- マイガール
- 【
初回 限定 封入 特典 】- ポストカード(4
枚 入 り)
- ポストカード(4
- ASIN: B002QMMI9Q
形式 ・Color, Widescreen、リージョンコード・リージョン2、画面 サイズ・1.78:1、ドルビーデジタル2.0chステレオ
書籍 - 『マイガール OFFICIAL BOOK』
発売 日 ・2009年 11月27日 出版 社 ・新潮社 、編集 ・テレビ朝日 仕様 ・大型 本 83ページ(商品 の寸法 :30×29.8×1.4 cm)、カラー- ISBN 978-4-10-321521-9
- ※
第 1話 ~7話 までを編集 。第 8話 ~最終 話 までのエピソードを掲載 した書籍 は、その後 も出版 されていない。
- ※
- CD
- 『「マイガール」オリジナルサウンドトラック』
発売 日 ・2009年 11月25日 - レーベル・コロムビアミュージックエンタテインメント
形式 ・CD、仕様 ・ディスク1枚 、サウンドトラック全 23曲 収録
収録 曲 (タイトル)/作曲 などM-01 mein Mädchen 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-02 With me 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-03 Challenge! 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-04 Vater 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-05 Auf Wiedersehen 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-06 Letter from the past 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-07 Loss of confidence 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-08 mein Mädchen(für Gitarre) 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-09 Kalte Tränen 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-10 lose Fäden 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-11 Accident 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-12 The other side 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-13 mein Mädchen(für Klavier) 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-14 Happy Bicycle 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-15 Flower 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-16 Life 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-17 Grau 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-18 mein Mädchen(für Cello) 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-19 U.S.O. 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-20 Mirage 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-21 Danke schön 作曲 ・編曲 :澤野 弘之 M-22 Come to me again 作曲 ・編曲 :和田 貴史 M-23 What will be,will be 作曲 ・編曲 :和田 貴史
- ※
嵐 の歌 う主題歌 「マイガール」は本 CDには収録 されていない。
- その
他 、独自 に制作 したオリジナルグッズ(マグカップやステーショナリーグッズなど)が、テレビ朝日 のオフィシャルショッピングサイト及 びイベント会場 などで販売 された。
脚注
[注釈
[- ^
金曜 ナイトドラマ枠 の放送 時間 が5分 拡大 して60分 のネットセールス枠 になった。 - ^
朝日放送 は『探偵 !ナイトスクープ』(金曜 23:17 -翌 0:12)、静岡朝日 テレビは『スポーツパラダイス』(金曜 23:15 - 23:45)のため時差 ネット
出典
[外部 リンク
[番組 ブログ『てんとう虫 日記 』テレビ朝日 マイガール -閉鎖 。(2011年 12月28日 時点 のアーカイブ)
マイガール
(2009 |
||
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マイガール
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サラリーマン
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