マウロ・イカルディ

マウロ・イカルディ
インテル時代じだいのイカルディ (2018年ねん)
名前なまえ
本名ほんみょう	マウロ・エマヌエル・イカルディ・リベロ Mauro Emanuel Icardi Rivero
愛称あいしょう	マウリート
ラテン文字もじ	Mauro Icardi
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アルゼンチン イタリア
生年月日せいねんがっぴ	(1993-02-19) 1993年ねん2月がつ19日にち（31歳さい）
出身しゅっしん地ち	ロサリオ
身長しんちょう	181cm
体重たいじゅう	75kg
選手せんしゅ情報じょうほう
在籍ざいせきチーム	ガラタサライSK
ポジション	FW
背番号せばんごう	9
利きき足あし	右足みぎあし
ユース
2001-2008	ベシンダリオ
2008-2011	バルセロナ
2011-2012	サンプドリア
クラブ1
年とし	クラブ	出場しゅつじょう	(得点とくてん)
2012-2013	サンプドリア	33	(11)
2013-2020	インテル	188	(111)
2019-2020	→ パリ・サンジェルマン (loan)	20	(12)
2020-2023	パリ・サンジェルマン	44	(11)
2022-2023	→ ガラタサライ (loan)	24	(22)
2023-	ガラタサライ
代表だいひょう歴れき
2012-2013	アルゼンチン U-20	5	(3)
2013-2018	アルゼンチン	8	(1)
1. 国内こくないリーグ戦せんに限かぎる。2023年ねん7月がつ12日にち現在げんざい。 ■テンプレート（■ノート ■解説かいせつ）■サッカー選手せんしゅpj

マウロ・エマヌエル・イカルディ・リベロ（Mauro Emanuel Icardi Rivero, 1993年ねん2月がつ19日にち - ）は、アルゼンチン・ロサリオ出身しゅっしんのサッカー選手せんしゅ。スュペル・リグ・ガラタサライSK所属しょぞく。元もとアルゼンチン代表だいひょう。ポジションはFW。

バルセロナおよびサンプドリアの下部かぶ組織そしきを経へて、2012年ねんにサンプドリアでプロデビューした。2013年ねんにインテル・ミラノへ活躍かつやくの場ばを移うつし、2015年ねんには当時とうじ22歳さいでキャプテンに就任しゅうにん。2014-15シーズンと2017-18シーズンには、セリエA得点とくてん王おうに輝かがやいている。

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

アルゼンチンのロサリオで生うまれる。父親ちちおやがピエモンテ州しゅうにルーツを持もつため、イタリア国籍こくせきも所得しょとくしている。6歳さいのときにスペインへ移住いじゅう。2002年ねんにUDベシンダリオのユースチームでキャリアをスタートさせ、ユース世代せだいのカテゴリーで384得点とくてんを記録きろくした。

ベシンダリオでの活躍かつやくを受うけ、FCバルセロナやレアル・マドリード、バレンシアCFなどスペイン国内こくないの強豪きょうごうクラブが興味きょうみを示しめしたが、2008年ねんにFCバルセロナのカンテラ (ラ・マシア) へ移籍いせきした。バルセロナユースでも注目ちゅうもくされていたものの、自身じしんのプレースタイルとバルセロナの志向しこうするフットボールが合致がっちしないと考かんがえクラブを去さることを決断けつだんした。

サンプドリア

2011年ねん1月がつ、セリエB・UCサンプドリアのユースチームにレンタル移籍いせきし、7月がつに完全かんぜん移籍いせきを果はたした。2012年ねん5月がつ12日にちに行おこなわれたSSユーヴェ・スタビア戦せんでプロデビューを果はたし、5月がつ20日はつかのペスカーラ・カルチョ戦せんでプロ初はつゴールをマークした。

セリエAへ昇格しょうかくした2012-13シーズン前半ぜんはんは出場しゅつじょう機会きかいに恵めぐまれなかったが、マキシ・ロペスの怪我けがでチャンスを得えると2012年ねん11月18日にちのジェノバダービーで初はつの先発せんぱつ出場しゅつじょうを果はたし、初はつゴールも決きめた。2013年ねん1月がつ6日にちにアウェイで行おこなわれたユヴェントスFC戦せんでは2ゴールをあげ勝利しょうりに貢献こうけん。1月27日にちのペスカーラ・カルチョ戦せんでは4ゴールをあげる活躍かつやくを見みせた。このシーズンは最終さいしゅう的てきにリーグ戦せんで31試合しあいに出場しゅつじょうし10ゴールをあげ、チーム内ない得点とくてん王おうとなった。

インテル

2013年ねん7月がつ9日にち、インテルナツィオナーレ・ミラノへ移籍いせき。完全かんぜん移籍いせきを視野しやに入いれた共同きょうどう保有ほゆうでの加入かにゅうとなった。背番号せばんごうはロナウドやサミュエル・エトーといった名手めいしゅが着つけた9番ばんであり、歴代れきだいの選手せんしゅの中なかでも最年少さいねんしょうで9番ばんを背負せおうことになった。7月27日にちのハンブルガーSVとのプレシーズンマッチで移籍いせき後ご初はつゴールとなる先制せんせい点てんを挙あげ、8月がつ18日にちに行おこなわれたコッパ・イタリア3回戦かいせんのASチッタデッラ戦せんで先発せんぱつ出場しゅつじょうしインテルでの公式こうしき戦せんデビュー果はたした。9月14日にちのセリエA・ユヴェントスFC戦たたかえ（イタリアダービー）では後半こうはん23分ふんから途中とちゅう出場しゅつじょうし、5分ふん後ごに自身じしんの移籍いせき後ご公式こうしき戦せん初はつゴールとなる先制せんせい点てんを挙あげた。

2013-14シーズン前半ぜんはんはベンチスタートが多おおく、11月5日にちには持病じびょうであるスポーツヘルニアの手術しゅじゅつを受うけ負傷ふしょう離脱りだつを強しいられたが、復帰ふっき後ごはレギュラーに定着ていちゃくし2014年ねん3月がつ1日にちのASローマ戦せんでインテルでのセリエA初はつ先発せんぱつを飾かざった。最終さいしゅう的てきにリーグ戦せん22試合しあい9得点とくてんを記録きろくし、シーズン終了しゅうりょう後ごの2014年ねん6月がつ10日とおかにインテルが保有ほゆう権けんを全すべて買かい取とった。

2014-15シーズン、2014年ねん9月がつ14日にちのUSサッスオーロ・カルチョ戦せんでハットトリックを記録きろくするなど好調こうちょうを維持いじし、11月9日にちのエラス・ヴェローナ戦せんでは2得点とくてんを記録きろくした。ヴェローナとの試合しあい後ごにワルテル・マッツァーリ監督かんとくが解任かいにんされ、ロベルト・マンチーニが新しん監督かんとくに就任しゅうにんするとより輝かがやきを増まし、36試合しあい22得点とくてんを挙あげ、得点とくてん数すうタイのルカ・トーニと共ともに22歳さいでセリエA得点とくてん王おうに輝かがやいた。

2015-16シーズン開幕かいまく前まえの2015年ねん6月がつ5日にちにインテルとの契約けいやくを2019年ねんまで延長えんちょう。同どうシーズンよりアンドレア・ラノッキアに替かわりキャプテンに就任しゅうにんした。インテルで通算つうさん100試合しあい目めの出場しゅつじょうとなった2016年ねん4月がつ10日とおかのフロジノーネ・カルチョ戦せんでは決勝けっしょう点てんとなるゴールを挙あげ、同時どうじにクラブでの通算つうさん50得点とくてんを達成たっせい。セリエAで50得点とくてん記録きろくした最年少さいねんしょう外国がいこく人じん選手せんしゅとなった。

2016-17シーズンの開幕かいまく前まえにはアトレティコ・マドリードやSSCナポリ、アーセナルFCなどイタリア国内外こくないがいの強豪きょうごうクラブとの移籍いせき交渉こうしょうが報道ほうどうされたが、本人ほんにんは残留ざんりゅうの意思いしを見みせ、最終さいしゅう的てきにチームに残留ざんりゅう。9月18日にちに行おこなわれたユヴェントスFCとのイタリアダービーでは先制せんせいされた直後ちょくごの後半こうはん23分ふんに同点どうてん弾だんを挙あげ、後半こうはん33分ふんにはイヴァン・ペリシッチの決勝けっしょう点てんをアシストし、チームの逆転ぎゃくてん勝利しょうりに貢献こうけん。2016年ねん10月がつ7日にち、2021年ねんまで契約けいやくを延長えんちょうした。

2017-18シーズンには開幕かいまく戦せんである2017年ねん8月がつ20日はつかのACFフィオレンティーナ戦せんで2得点とくてんを挙あげ好調こうちょうのままシーズンをスタート。10月16日にちに開催かいさいされたACミランとのミラノダービーでは前半ぜんはん23分ふんと後半こうはん20分ふんに得点とくてんを記録きろくし、2-2の同点どうてんで迎むかえた後半こうはん45分ふんにPKを沈しずめてハットトリックを達成たっせいした。11月5日にちのトリノFC戦せんでは右みぎ膝ひざの炎症えんしょうを訴うったえ離脱りだつしたものの、軽症けいしょうのため2週間しゅうかん後ごの11月19日にちに行おこなわれたアタランタBC戦せんで復帰ふっきし2得点とくてんを記録きろくした。しかし2018年ねん1月がつには右みぎ大腿だいたい内ない転てん筋すじの損傷そんしょうで再ふたたび戦線せんせんを離脱りだつ。3月11日にちのSSCナポリ戦せんで実践じっせん復帰ふっきを果はたすと、3月18日にちの古巣ふるすUCサンプドリア戦せんでは自身じしんのセリエA100得点とくてん目めとなるゴールを含ふくむ4得点とくてんを叩たたき出だしチームを勝利しょうりに導みちびいた。その後ごも4月がつ17日にちのカリアリ・カルチョ戦せんから5月がつ6日にちのウディネーゼ・カルチョ戦せんまでの4試合しあいで連続れんぞくゴールを達成たっせいするなど好調こうちょうを維持いじ。5月20日にちに行おこなわれたSSラツィオ戦せんとのUEFAチャンピオンズリーグ出場しゅつじょう権けんをかけた最終さいしゅう節ぶしでは後半こうはん33分ふんに反撃はんげきのきっかけとなるPKを沈しずめた。この得点とくてんによって得点とくてん数すうを29に伸のばしてラツィオのチーロ・インモービレと共ともにセリエA得点とくてん王おうに輝かがやくと同時どうじに、インテルでのセリエA通算つうさん100得点とくてん目めを達成たっせい。この試合しあいに勝利しょうりしたインテルは4位いを確定かくていさせ、イカルディはクラブの7シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場しゅつじょう権けん獲得かくとくの原動力げんどうりょくとなった。なおこのシーズンの29得点とくてんは自身じしんのキャリアハイとなる得点とくてん数すうとなっている。

2018-19シーズンの開幕かいまくから1カ月かげつほどはスコアを挙あげられず精彩せいさいを欠かいていたものの、2018年ねん9月がつ18日にちに行おこなわれたUEFAチャンピオンズリーグのトッテナム・ホットスパー戦せんでCL初はつ出場しゅつじょうを果はたすと後半こうはん41分ふんにペナルティーエリア外がいからボレーシュートを放はなちCL初はつ得点とくてんとなる同点どうてん弾だんを奪うばい、その後ご後半こうはんアディショナルタイムにマティアス・ベシーノが挙あげた得点とくてんにより逆転ぎゃくてん勝利しょうりを収おさめた。9月26日にちのACFフィオレンティーナ戦せんで先制せんせい点てんとなるPKを決きめセリエAでのシーズン初はつ得点とくてんを記録きろくしダニーロ・ダンブロージオの勝かち越こし弾だんをアシストした。10月21日にちに行おこなわれたACミランとのミラノダービーでは後半こうはんアディショナルタイムにマティアス・ベシーノのクロスをヘディングで合あわせ決勝けっしょう点てんをマーク。11月6日にちのUEFAチャンピオンズリーグ・FCバルセロナ戦せんでは後半こうはん42分ふんに同点どうてん弾だんをあげ勝がち点てん1獲得かくとくに貢献こうけんした。

しかしウィンターブレイク後ごに行おこなわれていたインテルとの契約けいやく延長えんちょう交渉こうしょうが難航なんこう。2019年ねん2月がつ13日にち、インテルの公式こうしきTwitterはイカルディに代かわってサミル・ハンダノビッチが主将しゅしょうに就任しゅうにんすることを発表はっぴょう。翌よく2月がつ14日にちに発表はっぴょうされたUEFAヨーロッパリーグのラピード・ウィーン戦せんではイカルディ側がわが招集しょうしゅうを拒否きょひしメンバー外がいとなった。翌月よくげつ3月がつ6日にち、妻つまで代理人だいりにんのワンダ・ナラとジュゼッペ・マロッタCEOが会談かいだんの場ばを設もうけたことにより和解わかいに進すすみ、イカルディはトレーニングに復帰ふっきした。4月3日にちのジェノアCFC戦せんで約やく2カ月かげつぶりにピッチに立たつと、前半ぜんはん40分ふんに自身じしんが獲得かくとくしたPKを沈しずめてインテルの勝利しょうりに貢献こうけんした。しかし度重たびかさなる騒動そうどうの影響えいきょうでウルトラスとの関係かんけいは冷ひえ切きっており、ウルトラスはインテルにイカルディの放出ほうしゅつを要求ようきゅう。依然いぜんとして契約けいやく交渉こうしょうが進すすんでいなかったことや、ジェノア戦後せんごの6試合しあいで得点とくてんを挙あげられなかったことも影響えいきょうし、イカルディへの批判ひはんは増ましていった。

2019年ねん7月がつ、新しん監督かんとくに就任しゅうにんしたアントニオ・コンテによってラジャ・ナインゴランと共ともに戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけ、トレーニングキャンプ中ちゅうのチームから離脱りだつしアジアで行おこなわれるプレシーズンツアーへの不参加ふさんかも発表はっぴょうされた。8月に、新しん加入かにゅうのロメル・ルカクが自身じしんの背番号せばんごうである9番ばんを着用ちゃくようすることが決定けっていし背番号せばんごうが剥奪はくだつされた。退団たいだんが決定的けっていてきとなったことでASローマやSSCナポリなどの国内こくないクラブが獲得かくとくに動うごいたものの、インテルと同等どうとうもしくはそれ以上いじょうの規模きぼであるクラブでのプレーを希望きぼうしていたイカルディは移籍いせきを拒否きょひし、移籍いせき市場いちば終了しゅうりょう間際まぎわにはイカルディ側がわがクラブにトレーニング復帰ふっきなどの待遇たいぐう改善かいぜんを求もとめインテルを告訴こくそする構かまえを見みせるなど、徹底てってい抗戦こうせんの意思いしを示しめした。

パリ・サンジェルマン

2019年ねん9月がつ2日にち、パリ・サンジェルマンFCと1年間ねんかんのレンタル移籍いせきに合意ごういした。同どうポジションのエディンソン・カバーニが負傷ふしょうで離脱りだつしていたこともありスタメンでの出場しゅつじょう機会きかいを掴つかむと、10月2日にちのUEFAチャンピオンズリーグ・ガラタサライSK戦せんで移籍いせき後ご初はつゴールとなる決勝けっしょう点てんを決きめると、続つづくリーグ・アン9節せつのアンジェSCO戦せんではリーグ・アン初はつ得点とくてんを決きめ、第だい10節せつのOGCニース戦せんで2得点とくてん、UEFAチャンピオンズリーグのクラブ・ブルッヘ戦せんでも2得点とくてん、第だい11節せつのオリンピック・マルセイユとのル・クラスィクでも2得点とくてんを決きめ、5試合しあい連続れんぞく得点とくてんを挙あげた。カバーニの復帰ふっき後ごもレギュラーに定着ていちゃくし、2020年ねん1月がつ8日にちに行おこなわれたクープ・ドゥ・ラ・リーグ・準々じゅんじゅん決勝けっしょうのASサンテティエンヌ戦せんではハットトリックを達成たっせいした。2020年ねん5月がつ31日にち、PSGへの完全かんぜん移籍いせきが発表はっぴょうされた。

2020年ねん8月がつ29日にち、2020-21シーズンから背番号せばんごうを退団たいだんしたエディンソン・カバーニの背番号せばんごうである9番ばんに変更へんこうすることが決定けってい。リーグ戦せんでは2021年ねん2月がつ7日にちに行おこなわれたオリンピック・マルセイユ戦せんでゴールを挙あげ、2シーズン連続れんぞくでル・クラスィクで得点とくてんを記録きろく。しかし、シーズンを通とおしてモイーズ・キーンにポジションを譲ゆずり、リーグ戦せんでは7得点とくてんに終おわった。

2021-22シーズン、リオネル・メッシの加入かにゅうによってメッシ、キリアン・エムバペ、ネイマールの3トップが形成けいせいされ立場たちばが危あやぶまれたが、2021年ねん9月がつ20日はつかのオリンピック・リヨン戦せんで後半こうはんアディショナルタイムにキリアン・エムバペのクロスからヘディングで逆転ぎゃくてんゴールを奪うばって逆転ぎゃくてん勝利しょうりに貢献こうけんした。しかし、その後ごは出場しゅつじょう機会きかいが減少げんしょうしてリーグ戦せんでは4得点とくてんにとどまった。シーズン終了しゅうりょう後ごに新しん監督かんとくに就任しゅうにんしたクリストフ・ガルティエの元もとでは構想こうそう外がいとなり、同どう監督かんとくから移籍いせきを促うながされた。

ガラタサライ

2022年ねん9月がつ8日にち、ガラタサライSKへの期限きげん付つき移籍いせきが発表はっぴょうされた。2022-23シーズンはリーグ戦せんで24試合しあい22得点とくてんを記録きろくし、リーグ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。2023年ねん7月がつ28日にち、ガラタサライに完全かんぜん移籍いせきした。

代表だいひょう経歴けいれき

アルゼンチン代表だいひょうとして各かく年代ねんだいでプレー。2013年ねん9月がつ30日にち、負傷ふしょう離脱りだつしたリオネル・メッシの代役だいやくとして2014W杯はい・南米なんべい予選よせんに向むけたアルゼンチン代表だいひょうのメンバーに初はつ招集しょうしゅう。10月15日にちに行おこなわれた同どう予選よせんのウルグアイ戦せんで途中とちゅう出場しゅつじょうし、アルゼンチンA代表だいひょうデビューを果はたした。

その後ごはプライベートでの問題もんだいもあって代表だいひょうに呼よばれることなく、セリエA得点とくてん王おうに輝かがやいた2015年ねんにも招集しょうしゅうされることはなかった。ところが2017年ねん2月がつにエドガルド・バウサ監督かんとくとミラノで会談かいだんを行おこなうと代表だいひょうとの復縁ふくえんが進すすみ、その後ご2017年ねん5月がつに3年ねん半はんぶりに代表だいひょうへ復帰ふっき。しかしその直後ちょくごにバウザ監督かんとくが解任かいにんされホルヘ・サンパオリが監督かんとくに就任しゅうにんすると代表だいひょうでの戦術せんじゅつに適応てきおうできないとの理由りゆうから招集しょうしゅうを見送みおくられるようになり、2018 FIFAワールドカップでは招集しょうしゅう外がいとなった。

プレースタイル

スペースに反応はんのうし裏うらに抜ぬけ出だす動うごき、適格てきかくなポジショニング、強靭きょうじんなフィジカルとジャンプ力りょくを活いかした打点だてんの高たかいヘディング、クロスに合あわせる技術ぎじゅつを武器ぶきに、ペナルティーエリア内うちで無類むるいの強つよさを誇ほこる。決定けってい力りょくも非常ひじょうに高たかく2015-16シーズンのセリエAではリーグ最高さいこうとなるシュート決定けってい率りつ30.8%を記録きろくしている。また試合しあいでは後半こうはんに得点とくてんすることが多おおく、私生活しせいかつでのエピソード、メディアやサポーターへの対応たいおうも合あわさり、強つよ心臓しんぞうのストライカーと評価ひょうかされている。

エピソード

• FCバルセロナ下部かぶ組織そしきの入団にゅうだん前まえ、イカルディはメッシのサインが入はいった写真しゃしんをバルサのスタッフからプレゼントされた。なおメッシもイカルディと同おなじロサリオ出身しゅっしんである。
• 愛車あいしゃは黄色おうしょくのハマー。
• 右腕うわんに家族かぞく全員ぜんいんの名前なまえのタトゥーがある。
• 二に重じゅう国籍こくせきを有ゆうするためA代表だいひょうはイタリア代表だいひょうとアルゼンチン代表だいひょうのどちらかを選えらぶ事ことが出来できたが、2013年ねんにアルゼンチン代表だいひょうとしてデビューを果はたした。
• 2013年ねん12月、同胞どうほうでサンプドリア時代じだいのチームメイトであるマキシ・ロペスの妻つまでモデルのワンダ・ナラとの不倫ふりんが発覚はっかくし、その数すうヶ月かげつ後ごにワンダ・ナラと結婚けっこんした。しかし不倫ふりん騒動そうどう後ご初はつの顔合かおあわせとなった2014年ねん4月がつ14日にちのサンプドリア戦せんではロペスが試合しあい前まえの握手あくしゅを拒否きょひ。その後ごもロペスとナラの間あいだに生うまれた子供こどもの親権しんけんを争あらそっている。
• 2015年ねん1月がつ、ワンダ・ナラとの間あいだに娘むすめが誕生たんじょうした。
• 2016年ねん10月がつ、自身じしんが出版しゅっぱんした自伝じでん『SEMPRE AVANTI』内ないで一部いちぶのサポーターを批判ひはんしたことが元もととなりキャプテン剥奪はくだつを要求ようきゅうされた。その後ごサポーターに謝罪しゃざいをし、自伝じでん内ないの問題もんだいとなったページを削除さくじょして自費じひで再さい出版しゅっぱんしたものの、FIGCとインテルからそれぞれ罰金ばっきんを科かされた。

個人こじん成績せいせき

クラブ	シーズン	リーグ	リーグ戦せん		カップ戦せん		国際こくさい大会たいかい		その他た		合計ごうけい
			出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん
サンプドリア	2011–12	セリエB	2	1	0	0	-		0	0	2	1
	2012–13	セリエA	31	10	0	0	-		0	0	31	10
	通算つうさん		33	11	0	0	-		0	0	33	11
インテル	2013–14	セリエA	22	9	1	0	–		0	0	23	9
	2014–15		36	22	2	1	10	4	0	0	48	27
	2015–16		33	16	1	0	-		0	0	34	16
	2016–17		34	24	2	0	5	2	0	0	41	26
	2017–18		34	29	2	0	-		0	0	36	29
	2018-19		29	11	2	2	6	4	0	0	37	17
	通算つうさん		188	111	10	3	21	10	0	0	219	124
PSG	2019–20	リーグ・アン	20	12	4	0	7	5	3	3	34	20
	2020-21		20	7	4	5	3	0	1	1	28	13
	通算つうさん		40	19	8	5	10	5	4	4	62	33
総そう通算つうさん			261	142	18	8	31	15	4	4	314	168

代表だいひょう歴れき

試合しあい数すう

• 国際こくさいAマッチ 8試合しあい 1得点とくてん（2013年ねん - 2018年ねん）

アルゼンチン代表だいひょう	国際こくさいAマッチ
年とし	出場しゅつじょう	得点とくてん
2013	1	0
2017	3	0
2018	4	1
通算つうさん	8	1

ゴール

#	開催かいさい日び	開催かいさい地ち	対戦たいせん国こく	スコア	結果けっか	大会たいかい
1	2018年ねん11月21日にち	メンドーサ、エスタディオ・マルビナス・アルヘンティナス	メキシコ	1-0	2-0	親善しんぜん試合しあい

タイトル

パリ・サンジェルマン

• リーグ・アン：1回かい（2019-20）
• クープ・ドゥ・フランス : 2回かい（2019-20, 2020-21）
• トロフェ・デ・シャンピオン : 1回かい（2020）
• クープ・ドゥ・ラ・リーグ：1回かい（2019-20）

インテル・ミラノ

• セリエA得点とくてん王おう : 2回かい（2014-15, 2017-18）

外部がいぶリンク

• マウロ・イカルディ - Soccerwayによる個人こじん成績せいせき
• マウロ・イカルディ in Topforward
• Mauro Icardi profile in ZeroZero
• Profile in transfermarkt
• Player official website