16世紀 せいき の風景 ふうけい 画 が
街並 まちなみ 、アム・ザンデ、運河 うんが に直接 ちょくせつ 面 めん して、船 ふね から直接 ちょくせつ この通 とお りに荷揚 にあ げされた。
中世 ちゅうせい の街並 まちな みを残 のこ したリューネブルクと古 ふる いお店 みせ
リューネブルク (ドイツ語 ご : Lüneburg )は、ドイツ のニーダーザクセン州 しゅう のリューネブルク郡 ぐん (英語 えいご 版 ばん ) の郡 こおり 都 と 。
ハンブルク の南東 なんとう 約 やく 50 km に位置 いち する。
2018年 ねん 12月31日 にち の人口 じんこう は7万 まん 5351人 にん 。
12世紀 せいき にバイエルン公 こう 兼 けん ザクセン公 こう ハインリヒ獅子 しし 公 こう がその発展 はってん に尽力 じんりょく した都市 とし の1つで、ハインリヒ獅子 しし 公 こう の子孫 しそん が統治 とうち したブラウンシュヴァイク=リューネブルク公国 こうこく でブラウンシュヴァイク と並 なら ぶ都市 とし として発展 はってん した(その後 ご 、ハノーファー に首都 しゅと の座 ざ が移 うつ った)。
有名 ゆうめい な自然 しぜん 保護 ほご 地区 ちく 、リューネブルガーハイデ の端 はし にあり、そこへの観光 かんこう 基地 きち でもある保養 ほよう 都市 とし 。昔 むかし は岩塩 がんえん の採掘 さいくつ で栄 さか え、ここからイルメナウ川 がわ 沿 そ いにリューベック から送 おく り出 だ されていた。
その街道 かいどう は現在 げんざい では、「塩 しお 街道 かいどう 」(ザルツ・シュトラーセ)の名 な で観光 かんこう 化 か されている。
リューネブルガーハイデ へ向 む かうドイツ・メルヘン街道 かいどう もこの町 まち を通 とお る。
古 ふる い市庁舎 しちょうしゃ (ドイツ語 ご 版 ばん ) は北 きた ドイツでは最古 さいこ の木造 もくぞう 建築 けんちく である。
ハインリヒ・ハイネ が滞在 たいざい したことのある家 いえ が市庁舎 しちょうしゃ の近 ちか くにある。
5月にバッハ週間 しゅうかん という音楽 おんがく の催 もよお しがある。ヨハン・ゼバスティアン・バッハ が短 みじか い期間 きかん ここにいたことがある。当地 とうち の聖 ひじり ミヒャエル修道院 しゅうどういん の付属 ふぞく 学校 がっこう で少年 しょうねん 期 き を過 す ごした。
運河 うんが 沿 ぞ いの古 ふる いクレーン なども観光 かんこう スポット。リューネブルク教育 きょういく 大学 だいがく があることで知 し られていたが、改組 かいそ されて今 いま ではリューネブルク大学 だいがく になった。教育 きょういく 学 がく 領域 りょういき が相変 あいか わらず中心 ちゅうしん を占 し めている。
1974年 ねん 以来 いらい 、徳島 とくしま 県 けん 鳴門 なると 市 し との姉妹 しまい 都市 とし 交流 こうりゅう が盛 さか んに行 おこな われている。また、イングランド のスカンソープ とも姉妹 しまい 都市 とし である。
後 のち に一 ひと つにまとまる四 よっ つの集落 しゅうらく の一 ひと つの核 かく となったミヒャエリス修道院 しゅうどういん (Michaeliskloster)は、オットー大帝 たいてい の956年 ねん 8月 がつ 13日 にち 付 づ けの文書 ぶんしょ において通行 つうこう 税 ぜい 特権 とっけん (Zollprivileg)を授与 じゅよ された。1030年 ねん 以降 いこう 貨幣 かへい 鋳造 ちゅうぞう の証拠 しょうこ があるので市場 いちば 開設 かいせつ が行 おこな われているとみられる。1282年 ねん 以降 いこう 市庁舎 しちょうしゃ が豪壮 ごうそう な建物 たてもの に改装 かいそう されている。1400年 ねん 前後 ぜんご にゴシック建築 けんちく のラッシュ、15世紀 せいき 前半 ぜんはん 石 せき の市 し 壁 かべ が完成 かんせい した。市 し 壁 かべ は10個 こ の市 し 門 もん を擁 よう し、市 し 壁 かべ 内 ない の面積 めんせき は約 やく 84 ha 、人口 じんこう は約 やく 8000-10000 人 にん であった[ 2] 。
1267年 ねん /1269年 ねん ブラウンシュヴァイク・リューネブルク公 おおやけ 領 りょう (Herzogtum)の分割 ぶんかつ 相続 そうぞく によりリューネブルク侯 こう 領 りょう (Fürstentum)が生 う まれ、リューネブルク市 し は以後 いご 1371年 ねん までリューネブルク侯 こう 領 りょう の都 と となった。リューネブルク市 し は1639年 ねん まで侯 ほう 領内 りょうない において帝国 ていこく 自由 じゆう 都市 とし 並 な みの特別 とくべつ な地位 ちい を占 し めた[ 3] 。
「 リューベック と密接 みっせつ な関係 かんけい にあったリューネブルクの製塩 せいえん 所 しょ には、何 なに よりもまず、 14世紀 せいき の半 なか ばに至 いた るまでハンザ商人 しょうにん が東方 とうほう での塩 しお 貿易 ぼうえき で占 し めていた支配 しはい 的 てき 地位 ちい が依存 いぞん していた。シュテックニッツ水運 すいうん によって――シュテックニッツ運河 うんが は、リューベックとハムブルクを結 むす ぶもので、ハンザの最 もっと も重要 じゅうよう な河川 かせん 土木 どぼく 事業 じぎょう であっただろう――リューネブルクの塩船 しおぶね はリューベックに赴 おもむ くことができた」[ 4] 。
13世紀 せいき 以降 いこう 製塩 せいえん 業 ぎょう には厳 きび しい規制 きせい が実施 じっし された。製塩 せいえん は各所 かくしょ 4鍋 なべ 、54製塩 せいえん 所 しょ に制限 せいげん された。 1497年 ねん の全 ぜん 採掘 さいくつ 高 だか (Gesamtfördermenge)は17386 tであった。岩塩 がんえん (Saline)に対 たい する所有 しょゆう 権 けん の大 だい 部分 ぶぶん は領域 りょういき 君主 くんしゅ (Landesherr)の手 て からリューベック司教 しきょう 座 ざ 聖堂 せいどう 参事 さんじ 会 かい (Lübecker Domkapitel)をはじめとする宗教 しゅうきょう 施設 しせつ に移行 いこう した。「製塩 せいえん 所長 しょちょう 」(1374以降 いこう Sülfmeisterと呼 よ ばれたPfannenpächter)は約 やく 80の家族 かぞく から出 で ていた。彼 かれ らは市 し の経済 けいざい 的 てき ・政治 せいじ 的 てき ・社会 しゃかい 的 てき 指導 しどう 的 てき グループで、1456年 ねん 以後 いご 都市 とし 貴族 きぞく 的 てき 性格 せいかく を帯 お びた。13世紀 せいき 靴 くつ 職 しょく ・畜殺業 ぎょう ・皮 かわ なめし業 ぎょう 等 とう 11個 いっこ の職種 しょくしゅ がイヌング(ツンフト )の権利 けんり を獲得 かくとく した。強力 きょうりょく なグループを結成 けっせい したのが貨物 かもつ 運送 うんそう 業者 ぎょうしゃ (<schiplude>と<boteler>)、荷役 にやく 人 じん (dragener)、製塩 せいえん 労働 ろうどう 者 しゃ (Salinenarbeiter)であった。製塩 せいえん を中心 ちゅうしん とする生産 せいさん 業 ぎょう の次 つぎ に経済 けいざい 的 てき に重要 じゅうよう だったのが、石灰 せっかい 、石膏 せっこう 、白亜 はくあ 、レンガ、穀物 こくもつ 、ビール、麦芽 ばくが 、布地 ぬのじ の輸出 ゆしゅつ と積 つ み替 か えであり、豚 ぶた ・山羊 やぎ ・牡 おす 牛 うし の市場 いちば としてもリューネブルクは地方 ちほう の中心 ちゅうしん 地 ち であった[ 5] 。
1510年 ねん 頃 ころ にはじめて出版 しゅっぱん されたドイツの民衆 みんしゅう 本 ほん 『ティル・オイレンシュピーゲル の愉快 ゆかい ないたずら』、その第 だい 66話 わ は、主人公 しゅじんこう が笛 ふえ 作 づく りをからかう物語 ものがたり であるが、舞台 ぶたい がリューネブルクに設定 せってい されている[ 6] 。また同 どう 民衆 みんしゅう 本 ほん 第 だい 67話 わ は、リューネブルク国 こく のゲルダウ村 むら を舞台 ぶたい とする物語 ものがたり であるが、ティルはエプスドルフ修道 しゅうどう 院長 いんちょう のもとに滞在 たいざい 中 ちゅう 、その村 むら での宴会 えんかい に出 で かける話 はなし になっている。この修道院 しゅうどういん は、直径 ちょっけい 3,57 m、円形 えんけい の、中世 ちゅうせい 最大 さいだい の世界 せかい 地図 ちず (Ebstorfer Weltkarte)が発見 はっけん された場所 ばしょ として有名 ゆうめい である[ 7] 。
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