丙 型 海防 艦
67.5m | |
8.4m | |
2.90m | |
23 1,900 | |
16.5ノット | |
14ノットで6,500 | |
45 25mm | |
56 |
概要
[戦果
[- 1944
年 (昭和 19年 )10月 30日 都井岬 沖 で海防 艦 第 29号 、第 33号 及 び第 22号 がアメリカの潜水 艦 SS-182 サーモンに損傷 を与 えた[5]。 - 1944
年 (昭和 19年 )11月8日 ミンドロ島 沖 で海防 艦 第 19号 が駆逐 艦 時雨 、海防 艦 千振 とともにアメリカの潜水 艦 SS-215グロウラーを沈 めたと推測 される[6]。 - 1945
年 (昭和 20年 )3月 28日 南西諸島 沖 で海防 艦 第 33号 及 び第 59号 が同 御蔵 とともにアメリカの潜水 艦 SS-237 トリガーを沈 めたと推測 される[6]。 - 1945
年 (昭和 20年 6月 19日 )富山湾 で海防 艦 第 63号 第 75号 、第 207号 、第 158号 及 び同 沖縄 がアメリカの潜水 艦 SS-223 ボーンフィッシュを沈 めたと推測 される[6][7]。
同型 艦
[- 1945
年 4月 6日 、ホモ03船団 護衛 中 、南 支 那 海 廈門沖 にて134号 とともにB-25と交戦 。撃沈 される。この時 アメリカ軍 により漂流 する乗組 員 らに機銃 掃射 が浴 びせられ、救助 された生存 者 も収容 先 の病院 にて負傷 により全員 死亡 。
第 3号 - 1944年 2月 29日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 1月 9日 航空機 による攻撃 (基 隆 北西 )。第 5号 - 1944年 3月 19日 竣工 (日本鋼管 ) - 1944年 9月 21日 航空機 による攻撃 (比島 付近 )。第 7号 - 1944年 3月 10日 竣工 (日本鋼管 ) - 1944年 11月4日米 潜 レイ(N35 41 E134 35)第 9号 - 1944年 3月 10日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 2月 14日米 潜 ガトー(済州 島 南東 )第 11号 - 1944年 3月 15日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1944年 11月 10日 多 号 作戦 (オルモック輸送 )中 、オルモック湾 口 にてB-25の爆 弾 2発 が命中 、航行 不能 となり13号 海防 艦 により撃沈 処分 された。第 13号 - 1944年 4月 3日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 8月 14日 、元山 (現 韓国 )に集結 中 の船団 護衛 の為 、第 47号 海防 艦 と合流 予定 のところ、兵庫 県 の但馬 海岸 香住 沖 で第 47号 海防 艦 の漂流 者 を発見 し救助 活動 中 、米 潜 トースクと交戦 し撃沈 された(1945/8/14/12:55 N35.41 E134.35)。乗組 員 らは香住 の漁師 等 により救助 された。戦死 28、生存 182名 。第 二 次 世界 大戦 で大日本帝国 海軍 の最後 の喪失 艦 となった(香住 沖 海戦 )[8]。第 15号 - 1944年 4月 8日 竣工 (日本鋼管 ) - 1944年 6月 6日米 潜 レイトン(サンジャック南西 )第 17号 - 1944年 4月 13日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 1月 12日 航空機 による攻撃 (サンジャック泊地 )。第 19号 - 1944年 4月 28日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 1月 12日 航空機 よる攻撃 (サンジャック泊地 )。第 21号 - 1944年 7月 18日 竣工 (日本海 船渠 ) - 1944年 10月 6日米 潜 シーホース(ルソン北西 )第 23号 - 1944年 9月 15日 竣工 (日本海 船渠 ) - 1945年 1月 12日 、ヒ86船団 を護衛 中 、航空機 により撃沈 (キノン北方 )。第 25号 - 1944年 7月 2日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 5月 5日 潜水 艦 による雷撃 (黄海 )。第 27号 - 1944年 7月 20日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 の1947年 8月 14イギリスに引渡 し。第 29号 - 1944年 8月 8日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 5月 28日 唐津 沖 にて触 雷 航行 不能 、1947年 佐世保 で解体 。第 31号 - 1944年 8月 21日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 4月 14日米 潜 ティランテ(済州 島 付近 )第 33号 - 1944年 8月 31日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 3月 28日 航空機 による攻撃 (宮崎 県 青島 沖 )。第 35号 - 1944年 10月 11日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 1月 12日 航空機 による攻撃 (仏 印 南部 )。第 37号 - 1944年 11月3日 竣工 (日本海 船渠 ) -復員 輸送 後 の1947年 9月 4日 アメリカに引渡 し、大阪 で解体 された。第 39号 - 1944年 9月 27日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 8月 7日 航空機 による攻撃 (巨 済 島 付近 )。第 41号 - 1944年 10月 16日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 6月 9日米 潜 シーオウル(対馬海峡 )第 43号 - 1944年 7月 30日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 1月 12日 航空機 による攻撃 (仏 印 南部 )。第 45号 - 1944年 12月23日 竣工 (日本海 船渠 ) - 1945年 7月 28日 尾鷲 で爆 撃 を受 け浸水 かく座 。第 47号 - 1944年 11月2日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 8月 14日 、元山 (現 韓国 )に集結 中 の船団 護衛 の為 、第 13号 海防 艦 と合流 予定 のところ、兵庫 県 の但馬 海岸 香住 沖 (N35 41 E134 38)で米 潜 トースクと交戦 し撃沈 された(香住 沖 海戦 )。第 49号 - 1944年 11月16日 竣工 (日本鋼管 ) -掃海 作業 後 の1947年 7月 5アメリカに引渡 し、清水 で解体 。第 51号 - 1944年 9月 21日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 1月 12日 、ヒ86船団 を護衛 中 、航空機 により撃沈 (キノン北方 )。第 53号 - 1944年 11月28日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 2月 7日米 潜 バーゴール(カムラン湾 )第 55号 - 1944年 12月 20日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 の1947年 7月 16日 シンガポールでイギリスに引渡 し。第 57号 - 1945年 1月 13日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 解体 、船体 は宇部 の防波堤 となったが、港湾 の拡張 に伴 い1985年 に撤去 されている。第 59号 - 1945年 2月 2日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 艦 、1946年 7月 30日 、呉 にて台風 により戦艦 日向 に激突 し沈没 。第 61号 - 1944年 9月 15日 竣工 (舞鶴 海軍 工廠 ) - 1945年 2月 9日 カムラン湾 にて触 雷 大破 、サイゴン港 の浮砲台 として終戦 。第 63号 - 1944年 10月 15日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 8月 10日 能登島 沖 にて触 雷 座礁 。第 65号 - 1945年 2月 13日 竣工 (日本海 船渠 ) - 1945年 7月 14日 航空機 による攻撃 (室蘭 港 )。第 67号 - 1944年 11月12日 竣工 (舞鶴 海軍 工廠 ) - 1947年 7月 6日 、上海 で中華民国 に賠償 艦 として引渡 され、営口(Ying-Kou)となる。台湾 脱出 後 に瑞 安 (Rui-An)に改称 。1963年 、除籍 解体 。第 69号 - 1944年 12月 20日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 3月 16日 航空機 による攻撃 (香港 付近 )。第 71号 - 1945年 3月 12日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 の1947年 8月 28日 ソ連 に引渡 し。第 73号 - 1945年 4月 15日 竣工 (日本鋼管 ) - 1945年 4月 16日米 潜 サンフィッシュ(N39 36 E140 05)第 75号 - 1945年 4月 12日 竣工 (日本海 船渠 ) -終戦 時 在 北海道 - 1945年 8月 23日 糸魚川 沖 にて自沈 。1945年 11月30日 除籍 。第 77号 - 1945年 3月 31日 竣工 (日本鋼管 ) -掃海 作業 後 の1947年 8月 28日 ソ連 に引渡 し。第 79号 - 1945年 5月 6日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 の1947年 7月 29日 ソ連 に引渡 し。第 81号 - 1944年 12月15日 竣工 (舞鶴 海軍 工廠 ) -復員 輸送 後 の1947年 8月 29日 、中華民国 に賠償 艦 として引渡 され、黄 安 (Huang-An)となる。1949年 、中華人民共和国 に接収 され瀋陽 (Shen-Yang)に改称 。1980年 頃 、除籍 解体 。第 83号 -未成 (浪速 船渠 ) -工程 80%。第 85号 - 1945年 5月 31日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 の1947年 8月 31日 、中華民国 に賠償 艦 として引渡 され、吉安 (Ji-An)となる。1949年 、中華人民共和国 に接収 され同名 のまま再 就役 。1956年 、除籍 解体 。第 87号 - 1945年 5月 20日 竣工 (日本鋼管 ) -復員 輸送 後 の1947年 7月 4日 青島 でアメリカに引渡 し。第 89号 -未成 (日本海 船渠 ) -工程 90%。第 93号 -未成 (浪速 船渠 )第 95号 - 1945年 5月 4日 竣工 (新潟鉄工所 ) -終戦 時 横須賀 で中 破 状態 。第 97号 - 1945年 12月16日 復員 輸送 艦 として完成 (日本鋼管 )するもパラオ便 ・テニアン便 ・沖縄 便 の計 3航海 で主 機 不良 のため1947年 解体 。第 101号 -未成 (浪速 船渠 )第 105号 - 1946年 4月 15日 復員 輸送 艦 として完成 する(日本鋼管 ) - 1947年 7月 5日 ソ連 に引渡 し。第 107号 - 1946年 5月 30日 復員 輸送 艦 として完成 する(日本鋼管 ) - 1947年 8月 29日 、中華民国 に賠償 艦 として引渡 され、潮 安 (Chao-An)となる。1963年 、除籍 解体 。第 205号 - 1944年 10月 10日 竣工 (新潟鉄工所 )[9][10] -復員 輸送 後 の1947年 7月 31日 、中華民国 に賠償 艦 として引渡 され、新 安 (Xin-An)となる。1954年 、澎湖諸島 沖 で座礁 事故 を起 こして放棄 。第 207号 - 1944年 10月 15日 竣工 (浪速 船渠 ) -掃海 作業 後 の1947年 7月 4日 青島 でアメリカに引渡 し。第 213号 - 1945年 2月 12日 竣工 (三菱 神戸 ) - 1945年 8月 18日 鎮海・釜山 間 掃海 中 に触 雷 沈没 。第 215号 - 1944年 12月30日 竣工 (新潟鉄工所 ) -復員 輸送 後 の1947年 7月 16日 、中華民国 に賠償 艦 として引渡 され、遼 海 (Liao-Hai)となる。1955年 、除籍 解体 。第 217号 - 1945年 7月 17日 竣工 (三菱 神戸 ) -掃海 作業 後 の1947年 9月 5日 イギリスに引渡 し、長崎 で解体 。第 219号 - 1945年 1月 15日 竣工 (浪速 船渠 ) - 1945年 7月 15日 航空機 による攻撃 (函館 付近 )。第 221号 - 1945年 4月 2日 竣工 (新潟鉄工所 ) -復員 輸送 後 の1947年 7月 29日 ソ連 に引渡 し、1958年 3月 11日 除籍 解体 。第 223号 -未成 (三菱 神戸 ) -工程 40%。第 225号 - 1945年 5月 28日 竣工 (新潟鉄工所 ) - 1948年 4月 30日 解体 。第 227号 - 1945年 6月 15日 竣工 (浪速 船渠 ) -復員 輸送 後 の1947年 7月 5日 ソ連 に引渡 し。第 229号 -未成 (三菱 神戸 )第 235号 -未成 (新潟鉄工所 )
脚注
[- ^ 『
日本 海軍 艦艇 写真 集 21』p.31 - ^
海人 社 刊 世界 の艦船 増刊 第 45集 『日本 海軍 護衛 艦艇 史 』、潮 書房 刊 丸 スペシャル日本 海軍 艦艇 シリーズNo. 29『海防 艦 』など。 - ^
海軍 大臣 官房 発行 『内 令 提要 』第 13類 「艦船 」の【艦艇 類別 等級 】(昭和 18年 12月22日 付 内 令 第 2776号 に係 る改訂 分 以降 に収録 )および本 艦 型 艦 名 の加除 に係 る各 内 令 による。 - ^
昭和 20年 12月20日 付 第 二 復員 省 内 令 第 12号 。 - ^ Dictionary of American Naval Fighting Ships. Salmon 2010
年 11月28日 閲覧 。 - ^ a b c 『
小 艦艇 入門 』pp.185-186 - ^ 6月23
日 に海防 艦 第 22号 によりとどめを刺 された可能 性 も指摘 されている(『小 艦艇 入門 』p.186)。 - ^ “
元 水兵 長 日米 友好 メッセージ日本海 で海戦 最後 の戦没 艦 ”. iza(イザ!)総合 ニュースサイト.産経新聞 (2019年 11月7日 ). 2019年 11月8日 閲覧 。 - ^ 『
日本 海軍 艦艇 写真 集 21』p.55 - ^ 『
海防 艦 第 二 〇五号海戦記』p.51
参考 文献
[雑誌 「丸 」編集 部 編 『日本 海軍 艦艇 写真 集 : ハンディ判 . 21』光人 社 、1998年 、ISBN 4-7698-0840-2木俣 滋 郎 『小 艦艇 入門 :海軍 を支 えた小 艦 徹底 研究 』光人 社 <光人 社 NF文庫 >、2008年 、ISBN 978-4-7698-2254-7江口 晋 『海防 艦 第 二 〇五号海戦記 :知 られざる船団 護衛 の死闘 』光人 社 <光人 社 NF文庫 >、2007年 、ISBN 978-4-7698-2521-0- アジア
歴史 資料 センター(公式 )- レファレンスコード:C13072021600 『
昭和 19年 1月 31日 現在 10版 内 令 提要 追録 第 14号 原稿 』
- レファレンスコード:C13072021600 『