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時雨 (白露型駆逐艦) - Wikipedia コンテンツにスキップ

時雨しぐれ (白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん)

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白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん > 時雨しぐれ (白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん)
時雨しぐれ
基本きほん情報じょうほう
建造けんぞう所しょ 浦賀うらが船渠せんきょ
運用うんよう者しゃ  大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐん
艦かん種しゅ 駆逐くちく艦かん
級きゅう名めい 白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん
艦かん歴れき
発注はっちゅう ①計画けいかく [1]
起工きこう 1933年ねん12月9日にち[2]
進水しんすい 1935年ねん5月18日にち[2]
就役しゅうえき 1936年ねん9月7日にち[2]
最期さいご 1945年ねん1月がつ24日にち戦没せんぼつ
除籍じょせき 1945年ねん3月がつ10日とおか
要目ようもく
基準きじゅん排水はいすい量りょう 1,685トン
全長ぜんちょう 111 m
最大さいだい幅はば 9.9 m
吃水きっすい 3.5 m
主しゅ缶かん ロ号ごう艦かん本式ほんしき缶かん3基き
主おも機き 艦かん本式ほんしきオール・ギアードタービン2基き2軸じく
出力しゅつりょく 42,000馬力ばりき
速力そくりょく 34ノット
航続こうぞく距離きょり 18ノットで4,000浬かいり
乗員じょういん 222名めい（昭和しょうわ11年ねん10月がつ時じ）[3]
兵へい装そう 50口径こうけい12.7cm連装れんそう砲ほう2基き4門もん
同どう単たん装そう砲ほう1基き1門もん
40mm単たん装そう機銃きじゅう2基き
61cm4連装れんそう魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん2基き8門もん
(魚雷ぎょらい16本ほん)
爆雷ばくらい投射とうしゃ機き2基き
爆雷ばくらい16個こ
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時雨しぐれ（しぐれ）は、日本にっぽん海軍かいぐんの白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん2番ばん艦かんである[4]。日本にっぽん海軍かいぐんの艦船かんせん名めいとしては1906年ねん（明治めいじ39年ねん）竣工しゅんこうの神風かみかぜ型がた駆逐くちく艦かん (初代しょだい)・時雨しぐれに続つづいて2隻せき目め。第だい二に次じ上海しゃんはい事変じへん・珊瑚さんご海うみ海戦かいせん、ミッドウェー海戦かいせん、第だい三さん次じソロモン海戦かいせん、ベラ湾わん夜戦やせん、第だい一いち次じ・第だい二に次じベララベラ海戦かいせん、ニュージョージア島とうの戦たたかい、ブーゲンビル島とう沖おき海戦かいせん、マリアナ沖おき海戦かいせん、レイテ沖おき海戦かいせんなどを歴戦れきせん。『呉ごの雪ゆき風ふう、佐世保させぼの時雨しぐれ』と呼よばれ、海軍かいぐん史し研究けんきゅう者しゃで米べい元もと海軍かいぐん少将しょうしょうサミュエル・モリソンは自著じちょで時雨しぐれを「幸運こううん艦かん」「不滅ふめつ艦かん」と記しるした[5]。1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）1月がつ24日にち、輸送ゆそう船せん護衛ごえい中ちゅうにマレまれー半島はんとう近海きんかいで米べい潜水せんすい艦かんに撃沈げきちんされた。

艦かん歴れき[編集へんしゅう]

白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん2番ばん艦かん・時雨しぐれは、旧式きゅうしき化かした峯みね風ふう型がた駆逐くちく艦かん羽風はかぜ、島しま風ふうの代だい艦かんとして建造けんぞうされた[1]。 浦賀うらが船渠せんきょで1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）12月9日にちに起工きこう[6]。12月15日にち、建造けんぞう中ちゅうの駆逐くちく艦かん3隻せきにそれぞれ白露しらつゆ（シラツユ）、時雨しぐれ（シグレ）、村雨むらさめ（ムラサメ）の艦かん名めいが与あたえられた[7]。当時とうじ、有明ありあけ・夕暮ゆうぐれ・白露しらつゆ・時雨しぐれ・村雨むらさめ・夕立ゆうだち・春雨はるさめは『有明ありあけ型がた駆逐くちく艦かん』に類別るいべつされていたが、諸しょ事情じじょうにより有明ありあけ・夕暮ゆうぐれは初春しょしゅん型がた駆逐くちく艦かんに類別るいべつされ、新あらたに『白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん』が新設しんせつされている[8]。 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）5月18日にち進水しんすい[9]。1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）9月がつ7日にちに竣工しゅんこう[2]。横須賀よこすか鎮守ちんじゅ府ふ籍せき[10]。

同年どうねん10月がつ上旬じょうじゅん、北海道ほっかいどうで陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅうが実施じっしされるにあたり、昭和しょうわ天皇てんのうは戦艦せんかん比叡ひえいを御召おめし艦かんとして横須賀よこすかから北海道ほっかいどうへ向むかう[11]。この時とき、竣工しゅんこうしたばかりの白露しらつゆ型がた2隻せき（時雨しぐれ、白露しらつゆ）は御召おめし艦かん「比叡ひえい」の供奉ぐぶ艦かんに指定していされる[12]。2隻せきは9月24日にち（横須賀よこすか港こう）から9月がつ26日にち室蘭むろらん市しの室蘭むろらん港こうまで同艦どうかんと天皇てんのうを警護けいごした[13]。10月9日にち13時じ30分ふん、天皇てんのうは小樽おたる港こうより比叡ひえいに乗艦じょうかんした[14]。10月10日にち8時じ35分ふん函館はこだて港こう着き、同日どうじつ16時じに函館はこだて市し発はつ[15]。10月12日にち9時じ35分ふんに横須賀よこすかへ帰着きちゃくして天皇てんのうは比叡ひえいを退すさ艦かんし、3隻せき（比叡ひえい、時雨しぐれ、白露しらつゆ）は特別とくべつ任務にんむを無事ぶじに終おえた[16]。

この北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう後ごも白露しらつゆ型がた2隻せき（時雨しぐれ、白露しらつゆ）は比叡ひえいと行動こうどうを共ともにした。1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）10月がつ29日にち、神戸こうべ沖おきで行おこなわれた昭和しょうわ11年ねん特別とくべつ大だい演習えんしゅう観艦式かんかんしき（御召おめし艦かん比叡ひえい、供奉ぐぶ艦かん鳥海とりうみ、愛宕あたご、足柄あしがら）に参加さんかする。再ふたたび御召おめし艦かん「比叡ひえい」の供奉ぐぶ艦かんとなり、10月25日にちに神戸こうべ港こうに到着とうちゃくする[17]。26日にち、昭和しょうわ天皇てんのうは広島ひろしま県けん江田島えたじまの海軍兵学校かいぐんへいがっこうに行幸ぎょうこうする事ことになり比叡ひえいから高雄たかお型がた重じゅう巡洋艦じゅんようかん2番ばん艦かん愛宕あたごに移乗いじょう、白露しらつゆ型がた2隻せき（時雨しぐれ、白露しらつゆ）は引ひき続つづき供奉ぐぶ艦かん任務にんむを務つとめた[18]。 海軍兵学校かいぐんへいがっこう行幸ぎょうこうを終おえて神戸こうべに帰着きちゃくすると御召おめし艦かんは愛宕あたごから比叡ひえいに戻もどり、29日にちの観艦式かんかんしき当日とうじつを迎むかえる[19]。観艦式かんかんしき終了しゅうりょう後ご、白露しらつゆ型がた2隻せき（時雨しぐれ、白露しらつゆ）は御召おめし艦かん比叡ひえいと共ともに横須賀よこすかへ向むかった[20]。10月30日にち、横須賀よこすか着ぎ[21]。11月1日にち、第だい9駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされ、12月1日にちに第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたい所属しょぞくとなる。1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）8月がつ10日とおか、大山おおやま事件じけんによって上海しゃんはい方面ほうめんの情勢じょうせいが緊迫きんぱくしたため14時じ30分ふんに第だい八はち戦隊せんたい（鬼怒きぬ、名取なとり、由良ゆら）と第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたい（川内かわうち、第だい二に駆逐くちく隊たい《村雨むらさめ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、五月雨さみだれ》、第だい九きゅう駆逐くちく隊たい《有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ、時雨しぐれ》、第だい二に十じゅう一いち駆逐くちく隊たい《初春しょしゅん・子日ねのひ・初はつ霜しも・若葉わかば》）[22]は現地げんち陸戦りくせん隊たいへの増援ぞうえんとして佐世保させぼで待機たいきしていた呉ご鎮守ちんじゅ府ふ第だい二に特別とくべつ陸戦りくせん隊たい及および佐世保させぼ鎮守ちんじゅ府ふ第だい一いち特別とくべつ陸戦りくせん隊たいを伴ともなって出撃しゅつげき。翌日よくじつに現地げんちに到着とうちゃくし第だい三さん艦隊かんたい（旗艦きかん：出雲いずも）と合流ごうりゅう[23]。そのまま8月がつ13日にちの第だい二に次じ上海しゃんはい事変じへん勃発ぼっぱつに居合いあわせ、14日にちには上海しゃんはい沖おきの日本にっぽん艦隊かんたいは中国ちゅうごく軍機ぐんきの対たい艦かん爆ばく撃げきを受うけた（中国ちゅうごく空軍くうぐんの上海しゃんはい爆撃ばくげき (1937年ねん)）[24]。第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたいも川内かわうち及および以下いかの駆逐くちく艦かんが艦かん砲ほう射撃しゃげきで陸戦りくせん隊たいの戦闘せんとうを支援しえんした[24]他た、川内かわうち艦載かんさい機きによる防空ぼうくう任務にんむや飛行場ひこうじょうへの爆ばく撃げきを実施じっしし[25]、13日にちの事変じへん勃発ぼっぱつ直後ちょくごには有明ありあけ、夕暮ゆうぐれから爆破ばくは隊たいを派遣はけんして浦東ほとうにかかる橋はしを破壊はかいしたこともあった[24]。18日にち午後ごご、陸戦りくせん隊たいの要望ようぼうを受うけ夕暮ゆうぐれ、時雨しぐれが黄き浦江うらえに突入とつにゅう、滬江大学だいがく（現げん上海しゃんはい理工りこう大学だいがく）付近ふきんの中国ちゅうごく軍ぐん陣地じんちを砲撃ほうげき[26]。22日にち第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたい（第だい二に十じゅう一いち駆逐くちく隊たい欠かけ）は呉ご淞沖おきから馬鞍まぐら群島ぐんとう沖おきへ移動いどう、陸軍りくぐん第だい11師団しだん先遣せんけん隊たいを乗のせた第だい一いち輸送ゆそう部隊ぶたい（霧島きりしま、青葉あおば、衣笠きぬがさ、第だい9戦隊せんたい、大井おおい、五十鈴いすず、第だい二に十じゅう四よん駆逐くちく隊たい）と会合かいごう、打うち合あわせの後のち妙みょう高だか、青葉あおば、衣笠きぬがさに乗艦じょうかん中ちゅうの陸りく兵へい並ならびに第だい11師団しだん司令しれい部ぶを川内せんだいと第だい9駆逐くちく隊たい（有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ、時雨しぐれ）及および第だい24駆逐くちく隊たい（海風かいふう、山風やまかぜ、江こう風ふう、涼風すずかぜ）各かく艦かんに移乗いじょう、そのまま川内かわうち、多摩たま、大井おおい、五十鈴いすず、第だい9駆逐くちく隊たい、第だい24駆逐くちく隊たいは長江ちょうこうを遡上そじょう、途中とちゅう呉ご淞砲台ほうだいから砲撃ほうげきを受うけるも被害ひがいはなく川かわ沙すな口こう23時じ50分ふんに先行せんこうしていた若葉わかば、初春しょしゅん、輸送ゆそう船せん4隻せきと会合かいごうしたのち翌日よくじつ午前ごぜん3時じ55分ふんに第だい9駆逐くちく隊たい及および第だい24駆逐くちく隊たいの駆逐くちく艦かん7隻せきの照射しょうしゃ艦かん砲ほう射撃しゃげきの支援しえんの元もと川かわ沙すな口こうへの上陸じょうりく作戦さくせんを開始かいし、午前ごぜん6時じに作戦さくせん終了しゅうりょう。12時じ30分ふん川内かわうち、多摩たま、大井おおい、第だい9駆逐くちく隊たい、第だい24駆逐くちく隊たいは五十鈴いすずと若葉わかば、初春しょしゅんを残のこして再ふたたび馬鞍まぐら群島ぐんとう沖おきへ移動いどう、15時じ頃ごろ余山よやま東方とうほう沖おきでそれぞれ徳島とくしま歩兵ほへい第だい43連隊れんたい1749名めいと松山まつやま歩兵ほへい第だい22連隊れんたい1948名めいを乗のせた戦艦せんかん長門ながと、陸奥みちのくと会合かいごう、歩兵ほへい第だい43連隊れんたいは大井おおい、多摩たま、第だい24駆逐くちく隊たい（海風かいふう、山風やまかぜ、江こう風ふう）、有明ありあけに、歩兵ほへい第だい22連隊れんたいが川内かわうち、八重山やえやま、第だい2駆逐くちく隊たい（村雨むらさめ、夕立ゆうだち、五月雨さみだれ）、第だい9駆逐くちく隊たい（有明ありあけ、時雨しぐれ、白露しらつゆ）にそれぞれ移うつ載の[27][28]。その後ご24日にちから25日にちにかけて川かわ沙すな口こうにおいて揚陸ようりく[29]。その後ご由良ゆら、名取なとりは呉ご淞沖に、川内かわうち、鬼怒きぬは川かわ沙すな口こう沖おきにそれぞれ警泊。第だい2、第だい9、第だい24各かく駆逐くちく隊たいは川かわ沙すな口こう部隊ぶたい、護衛ごえい部隊ぶたい、監視かんし部隊ぶたいの三さん隊たいに分わかれて輪番りんばん交替こうたいして配備はいびに就つく[30]。27日にちに時雨しぐれと白露しらつゆは七なな口くち了りょうにおいて偽装ぎそう上陸じょうりく作戦さくせんと牽制けんせい砲撃ほうげきを実施じっし[30]。10月がつ初はつ、第だい9駆逐くちく隊たいは七なな口くち了りょう上流じょうりゅう方面ほうめん陽動ようどう作戦さくせん（A作戦さくせん）に参加さんか[31]。11月時雨しぐれは杭州こうしゅう湾わん上陸じょうりく作戦さくせん（H作戦さくせん）に参加さんか。作戦さくせんは第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたいが主おも隊たいとなって行おこなわれ、時雨しぐれは白露しらつゆとともに第だい三さん船団せんだん（輸送ゆそう船せん36隻せき）の護衛ごえい・先導せんどうを務つとめた[32]。 その後ご第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたいは長江ながえ遡上そじょう作戦さくせんに参加さんか。1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）8月がつ5日にち、武漢ぶかん作戦さくせんを支援しえん中ちゅうに安徽あんき省しょう貴き池いけにおいて停泊ていはくしていたところ敵てき野砲やほうの砲撃ほうげきを受うけたため第だい九きゅう駆逐くちく隊たい（有明ありあけ、白露しらつゆ、時雨しぐれ）と砲艦ほうかん二見ふたみは反撃はんげきするも時雨しぐれが被弾ひだん[33]。8月15日にちから9月がつ15日にちにかけて毛もう山やまから安あん慶けいまでの長江ながえ河岸かわぎしの残存ざんそん中国ちゅうごく軍ぐんを掃蕩そうとうするM作戦さくせんが実施じっしされ、第だい2駆逐くちく隊たい（村雨むらさめ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、五月雨さみだれ）、第だい9駆逐くちく隊たい（有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ）第だい24駆逐くちく隊たい（海風かいふう、山風やまかぜ、江こう風ふう、涼風すずかぜ）が参加さんかしたが時雨しぐれは損傷そんしょうのためか不参加ふさんか[34]

1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）12月1日にちの段階だんかいで、白露しらつゆから五月雨さみだれまでの白露しらつゆ型がた各かく艦かんは横須賀よこすか鎮守ちんじゅ府ふに在籍ざいせき[35]。さら初春しょしゅん型がた2隻せき・白露しらつゆ型がた2隻せきの計けい4隻せき（有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ、時雨しぐれ）で同どう鎮守ちんじゅ府ふ所属しょぞくの第だい9駆逐くちく隊たいを編制へんせいしていた[36]。だが同年どうねん12月がつ15日にち、4隻せきは佐世保させぼ鎮守ちんじゅ府ふへ転籍てんせきし、第だい9駆逐くちく隊たいは第だい27駆逐くちく隊たいと改名かいめいされた[37]。 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）9月がつ、第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたい（旗艦きかん阿武隈あぶくま）と第だい24駆逐くちく隊たい、第だい27駆逐くちく隊たいは第だい八はち戦隊せんたい（利根りこん、筑摩ちくま）及および第だい二に航空こうくう戦隊せんたい（空母くうぼ蒼あおい龍りゅう、飛ひ龍りゅう）とともに北部ほくぶ仏ふつ印しるし進駐しんちゅう（IC作戦さくせん）に輸送ゆそう船団せんだん護衛ごえいとして参加さんかした[38]。1940年ねん11月15日にちに第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたいは大幅おおはばに配置はいち換かえされ阿武隈あぶくまと第だい二に十じゅう七なな駆逐くちく隊たい以外いがいは入いれ替かわる。 1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）1月がつ21日にち、タイ・フランス領りょうインドシナ紛争ふんそうにおいてフランス側がわに対たいして停戦ていせんの圧力あつりょくをかけるために対たい仏ふつ印しるし威力いりょく顕示けんじ作戦さくせん（S作戦さくせん）が発動はつどうされ、第だい二遣支艦隊（足柄あしがら、第だい五ご水雷すいらい戦隊せんたい他た）に加くわえて第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたい（阿武隈あぶくま、第だい六ろく駆逐くちく隊たい《雷かみなり、電でん、響ひびき、暁あかつき》、第だい七なな駆逐くちく隊たい《曙あけぼの、潮しお、漣さざなみ、朧おぼろ》、第だい二に十じゅう一いち駆逐くちく隊たい《初春しょしゅん、子日ねのひ、初はつ霜しも、若葉わかば》、第だい二に十じゅう七なな駆逐くちく隊たい《有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ、時雨しぐれ》）、第だい二に航空こうくう戦隊せんたい（蒼あおい龍りゅう、飛ひ龍りゅう、第だい二に十じゅう三さん駆逐くちく隊たい）、第だい七なな航空こうくう戦隊せんたい（瑞穂みずほ、千歳ちとせ）、第だい七なな戦隊せんたい（最上さいじょう、三隅みすみ、鈴谷すずや、熊野くまの）が参加さんかした[39]。 開戦かいせん当初とうしょ、白露しらつゆ型がた全ぜん10隻せきのうち8隻せきが第だい2駆逐くちく隊たい（村雨むらさめ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、五月雨さみだれ）と第だい24駆逐くちく隊たい（海風かいふう、山風やまかぜ、江こう風ふう、涼風すずかぜ）に所属しょぞくし、1番ばん艦かん白露しらつゆと2番ばん艦かん時雨しぐれのみ初春しょしゅん型がた駆逐くちく艦かん2隻せき（有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ）と共ともに第だい27駆逐くちく隊たいを編成へんせいしていた[40]。

太平洋戦争たいへいようせんそう緒戦しょせん[編集へんしゅう]

太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせん時じには第だい一いち艦隊かんたい・第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたい・第だい27駆逐くちく隊たい（第だい1小隊しょうたい《白露しらつゆ、時雨しぐれ》、第だい2小隊しょうたい《有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ》）に属ぞくし、柱島はしらじま泊地はくちに所在しょざいしていた。12月上旬じょうじゅん、山本やまもと五十六いそろく連合れんごう艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかんが座乗ざじょうする旗艦きかん長門ながと以下いか連合れんごう艦隊かんたい主力しゅりょく部隊ぶたい（長門ながと、陸奥むつ、伊勢いせ、日向ひなた、山城やましろ、扶桑ふそう、鳳おおとり翔しょう）等とうの護衛ごえい艦かんとして小笠原おがさわら近海きんかいまで進出しんしゅつする。 1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）1月がつ15日にち、第だい27駆逐くちく隊たい第だい1小隊しょうたい（時雨しぐれ、白露しらつゆ）は第だい九きゅう戦隊せんたい司令しれい官かん岸きし福治ふくはる少将しょうしょうの指揮しき下かに入はいり、陸軍りくぐん第だい二に師団しだん輸送ゆそう船団せんだんの護衛ごえいを行おこなう事ことになった[41]。護衛ごえい部隊ぶたいは第だい九きゅう戦隊せんたい（大井おおい、北上ほくじょう）、第だい27駆逐くちく隊たい第だい1小隊しょうたい（白露しらつゆ、時雨しぐれ）、第だい32駆逐くちく隊たい（刈萱かるかや、芙蓉ふよう、朝顔あさがお）で構成こうせいされており[42]、27駆か1小隊しょうたいは第だい二に護衛ごえい隊たいであった[43]。 1月18日にち、輸送ゆそう船せん6隻せきと共ともに山口やまぐち県けん門司もじを出発しゅっぱつ[44]。22日にちに台湾たいわんの基もと隆たかし市しに到着とうちゃく[45]、27日にち出港しゅっこうし29日にち馬うま公こう市し着ちゃく[46]、31日にちの高雄たかお着ぎをもって第だい九きゅう戦隊せんたいの指揮しき下かを離はなれた[47]。2月17日にち、第だい27駆逐くちく隊たい1小隊しょうたい（白露しらつゆ、時雨しぐれ）は補充ほじゅう用ようの零れい式しき艦上かんじょう戦闘せんとう機きをフィリピンのミンダナオ島みんだなおとうダバオへ輸送ゆそうする瑞鳳ずいほう型がた航空こうくう母艦ぼかん1番ばん艦かん瑞鳳ずいほうを護衛ごえいし横須賀よこすかを出港しゅっこう、3月2日にちに帰投きとうした[48]。

4月がつ10日とおか附ふで第だい五ご航空こうくう戦隊せんたい（瑞みず鶴づる、翔しょう鶴づる。司令しれい官かん原はら忠一ただかず少将しょうしょう）より駆逐くちく艦かん2隻せき（陽炎かげろう型がた《秋あき雲くも》、吹雪ふぶき型がた《朧おぼろ》）が除のぞかれ、4月がつ18日にちより時雨しぐれ以下いか第だい27駆逐くちく隊たいは、五ご航こう戦せんの指揮しき下かに入はいる[49]。また五ご航こう戦せんもポートモレスビー攻略こうりゃく準備じゅんびのため、空母くうぼ祥さち鳳おおとり、第だい五ご戦隊せんたい、第だい7駆逐くちく隊たいと共ともに南洋なんよう部隊ぶたいに編入へんにゅうされた[50][51]。 翌日よくじつ、第だい五ご航空こうくう戦隊せんたいはドーリットル空襲くうしゅうをおこなったアメリカ軍ぐん機動きどう部隊ぶたい（ホーネット、エンタープライズ）捕捉ほそくのため台湾たいわんの馬うま公こうより出撃しゅつげきするが、すぐにトラック泊地はくちへの回航かいこうを命めいじられた[52]。

詳細しょうさいは「珊瑚さんご海うみ海戦かいせん」を参照さんしょう

5月8日にち、第だい27駆逐くちく隊たい（時雨しぐれ《司令しれい駆逐くちく艦かん》、白露しらつゆ、有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ）は珊瑚さんご海うみ海戦かいせんに参加さんかする。MO機動きどう部隊ぶたい（総そう指揮しき官かん高木たかぎ武雄たけお中将ちゅうじょう）は、本隊ほんたい：第だい五ご戦隊せんたい（司令しれい官かん高木たかぎ武雄たけお少将しょうしょう、妙みょう高だか、羽黒はぐろ）・第だい7駆逐くちく隊たい第だい1小隊しょうたい（潮しお、曙あけぼの）、航空こうくう部隊ぶたい（指揮しき官かん原はら忠一ただかず少将しょうしょう）：第だい五ご航空こうくう戦隊せんたい（司令しれい官かん原はら忠一ただかず少将しょうしょう、瑞みず鶴づる、翔しょう鶴づる）・第だい27駆逐くちく隊たい、補給ほきゅう部隊ぶたい：（輸送ゆそう艦かん東邦とうほう丸まる）及および第だい六ろく戦隊せんたい第だい2小隊しょうたい（重じゅう巡じゅん衣笠きぬがさ、古こ鷹たか：5月7日にちMO機動きどう部隊ぶたい編入へんにゅう）という戦力せんりょくで編制へんせいされていた[53]。 5月8日にち、27駆か有明ありあけはインディスペンサブル礁に不時着ふじちゃくした翔しょう鶴づる偵察ていさつ機きを救助きゅうじょするため、MO機動きどう部隊ぶたいから分離ぶんりしていた[54]。護衛ごえい駆逐くちく艦かん（時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれ、曙あけぼの、潮しお）は、重じゅう巡じゅん4隻せき（妙みょう高だか、羽黒はぐろ、衣笠きぬがさ、古こ鷹たか）と協力きょうりょくし、空母くうぼ2隻せき（瑞みず鶴づる、翔しょう鶴づる）を護衛ごえいしてアメリカ軍ぐん機動きどう部隊ぶたい攻撃こうげき隊たいと交戦こうせんする。対空たいくう戦闘せんとうで翔しょう鶴づるは大破たいは炎上えんじょうしたが沈没ちんぼつには至いたらず、瑞みず鶴づるは無傷むきずであった。3隻せき（空母くうぼ《翔しょう鶴づる》、駆逐くちく艦かん《夕暮ゆうぐれ、漣さざなみ》）は共ともに日本にっぽん本土ほんどへ向むかう[55]。海戦かいせん後ごの本ほん艦かんは不時着ふじちゃく機きの捜索そうさくに従事じゅうじした[56]。この海戦かいせんでMO機動きどう部隊ぶたいは米べい空母くうぼレキシントンを撃沈げきちん、ヨークタウンを損傷そんしょう後退こうたいさせてアメリカ軍ぐん機動きどう部隊ぶたいを撃退げきたいしたものの、多おおくのパイロットと艦載かんさい機きを失うしない燃料ねんりょうも不足ふそく、ポートモレスビー攻略こうりゃく作戦さくせんは中止ちゅうしされた[57]。 5月17日にち、第だい27駆逐くちく隊たいはMO機動きどう部隊ぶたいの編制へんせいから外はずれ[58]、同時どうじに第だい五ご戦隊せんたいの内地ないち回航かいこう護衛ごえいを命めいぜられている[59]。17日にちのトラック泊地はくち出港しゅっこう直後ちょくご、時雨しぐれは米べい潜水せんすい艦かんに対たいし砲撃ほうげきと爆雷ばくらい攻撃こうげきを行おこない、撃沈げきちん確実かくじつと報告ほうこくしている[60]。22日にち、呉ご帰港きこう[61]。

なお珊瑚さんご海うみ海戦かいせんの戦闘せんとう詳報しょうほう（戦せん訓くん）には『(ハ)駆逐くちく艦かんハ母艦ぼかん1隻せきニ就キ少しょうク共ども2隻せき、航空機こうくうきノ攻撃こうげきニ策応さくおう夜戦やせんヲ行くだりフ為ためニハ母艦ぼかん1隻せきニ付づけ4隻せきヲ必要ひつようト認みとめム。第だい一次攻撃飛行機収容特ニ多数たすう不時着ふじちゃく機きノ為ためニハ1艦かんニ2隻せきハ是非ぜひ控ひかえ1ヲ要ようスルヲ以テナリ。尚なお機動きどう部隊ぶたいニ随伴ずいはんスベキ駆逐くちく艦かんハ是非ぜひ共ども航続こうぞく距離きょりノ大だいナルモノナルヲ要ようシ翔しょう鶴づる級きゅうト同等どうとうヲ欲よくスルモ、已やめヲ得えザレバ18節せつノ6000浬かいり程度ていどトシ随伴ずいはん行動こうどう中ちゅう母艦ぼかん補給ほきゅうノ時機じき迄まで1回かいニテ足あしル如クスルヲ要ようス』とある[62]。

6月がつ上旬じょうじゅんのミッドウェー海戦かいせんでは主力しゅりょく部隊ぶたい護衛ごえい部隊ぶたいとして中途ちゅうとまで出撃しゅつげきした。 6月25日にち、第だい27駆逐くちく隊たい司令しれいは吉村よしむら真しん武たけ大佐たいさ（7月がつ20日はつかより軽けい巡じゅん龍田たつた艦長かんちょう。後日ごじつ、軽けい巡じゅん矢や矧はぎ初代しょだい艦長かんちょう等とうを歴任れきにん）から瀬戸山せとやま安秀やすひで大佐たいさに交代こうたい[63]。 7月14日にち、艦隊かんたいの再編さいへんにともない第だい27駆逐くちく隊たいは第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい（旗艦きかん由良ゆら。司令しれい官かん高間たかま完かん少将しょうしょう）[64]に編入へんにゅうされ、白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん4隻せきで編制へんせいされた第だい2駆逐くちく隊たい（村雨むらさめ、五月雨さみだれ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ）、朝あさ潮しお型がた駆逐くちく艦かん3隻せき（朝あさ雲くも、夏なつ雲くも、峯みね雲くも）編制へんせいの第だい9駆逐くちく隊たいと行動こうどうを共ともにする。

ガダルカナル島とうの戦たたかい[編集へんしゅう]

8月がつ11日にち、呉ごを出港しゅっこうし南方なんぽうへ進出しんしゅつするとマーシャル諸島しょとうで活動かつどうする。

8月がつ17日にちにアメリカ軍ぐんによるマキン奇襲きしゅう上陸じょうりくがあり、それ受うけてトラックにあった第だい六ろく根拠地こんきょち隊たい連合れんごう陸戦りくせん隊たいが「時雨しぐれ」、「白露しらつゆ」、「第だい三さん十じゅう六ろく号ごう哨戒しょうかい艇てい」により増援ぞうえんとしてマキンへ送おくられた[65]。「時雨しぐれ」と「白露しらつゆ」は8月がつ18日にちにトラックを出撃しゅつげきし、8月がつ21日にちにマキンに着ついて陸戦りくせん隊たいを上陸じょうりくさせた[66]。

ヤルート環礁かんしょうを出撃しゅつげきした第だい27駆逐くちく隊たい（時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれ）は輸送ゆそう船せん2隻せきを護衛ごえいしてギルバート諸島しょとう・アパママ島とうへ向むかい、9月2日にちに同島どうとうを無血むけつ占領せんりょうした[67]。 続つづいて27駆か第だい1小隊しょうたい（時雨しぐれ、白露しらつゆ）と伊い号ごう第だい三さん十じゅう一いち潜水せんすい艦かんは、特別とくべつ奇襲きしゅう隊たいとしてサンタクルーズ諸島しょとう・ヌデニ島とうのアメリカ軍ぐん飛行ひこう艇てい基地きち砲撃ほうげきを命めいじられた[68][69]。時雨しぐれ、白露しらつゆは9月9日にちにヤルートを出発しゅっぱつし、12日にち夜よるヌデニ島とう砲撃ほうげきを敢行かんこうしようとするがアメリカ軍ぐんの警戒けいかいと暗雲あんうんのため湾内わんない突入とつにゅうを断念だんねん、湾わん外がいより砲撃ほうげきを実施じっしした（時雨しぐれ53発はつ、白露しらつゆ39発はつ、計けい92発はつ）[69]。結局けっきょく、湾内わんないにアメリカ軍ぐんはいなかった事ことが飛行ひこう偵察ていさつにより判明はんめいした[69]。15日にちに本隊ほんたいへ合流ごうりゅう[70][71]。9月21日にち、各かく艦かん（由良ゆら、時雨しぐれ、白露しらつゆ）は前進ぜんしん部隊ぶたい（第だい二に艦隊かんたい）から分離ぶんり、22日にちショートランド泊地はくちに進出しんしゅつした[72]。以後いご、ガダルカナル島とう輸送ゆそう作戦さくせん（鼠ねずみ輸送ゆそう/東京とうきょう急行きゅうこう）に10回かい従事じゅうじした。

10月4日にち、第だい27駆逐くちく隊たい司令しれい瀬戸山せとやま安秀やすひで大佐たいさ（司令しれい駆逐くちく艦かん時雨しぐれ）は駆逐くちく艦かん4隻せき（時雨しぐれ、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき、叢雲むらくも）をひきいてガ島とう輸送ゆそうを実施じっしした[73]。 10月7日にち朝あさ、水上すいじょう機き母艦ぼかん日進にっしんと秋月しゅうげつ型がた駆逐くちく艦かん1番ばん艦かん秋月あきづきによる重火器じゅうかき輸送ゆそうが実施じっしされることになり、駆逐くちく艦かん部隊ぶたい（時雨しぐれ、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき、叢雲むらくも、綾あや波は）は護衛ごえいと輸送ゆそうを兼かねて日進にっしん隊たい（日進にっしん、秋月しゅうげつ）と共ともに出撃しゅつげきした[74]。だが天候てんこう不良ふりょうにより第だい十じゅう一いち航空こうくう艦隊かんたいによる直衛なおえ戦闘せんとう機き派遣はけんが取とりやめられ、日進にっしん・秋月しゅうげつは下した令れいによりショートランド泊地はくちへ戻もどる[74]。駆逐くちく艦かん5隻せき（時雨しぐれ、白はく雪ゆき、吹雪ふぶき、叢雲むらくも、綾あや波は）のみでガ島とう輸送ゆそうを実施じっしした[74]。10月10日にち、駆逐くちく艦かん3隻せき（時雨しぐれ、白露しらつゆ、天てん霧きり）はガ島とう輸送ゆそうを実施じっし、揚陸ようりく時じに装そう載の艇てい2隻せきを喪失そうしつした[75]。

10月11-12日にち、日本にっぽん海軍かいぐんはサボ島とう沖おき海戦かいせんにおいて4隻せき（重じゅう巡じゅん《古こ鷹たか》、駆逐くちく艦かん3隻せき《吹雪ふぶき、叢雲むらくも、夏なつ雲くも》）が沈没ちんぼつ、重じゅう巡じゅん青葉あおばが大破たいは、第だい六ろく戦隊せんたい司令しれい官かん五ご藤ふじ存知ぞんち少将しょうしょう戦死せんしという敗北はいぼくを喫きっした[76]。10月12日にち午前ごぜん2時じ、増援ぞうえん部隊ぶたい（川内かわうち、由良ゆら、天てん霧きり、浦うら波は、磯いそ波なみ、時雨しぐれ、白露しらつゆ）はショートランド泊地はくちを出撃しゅつげきし、損傷そんしょう艦かんおよび日進にっしん隊たい救援きゅうえんのためガ島とう方面ほうめんへ向むかう[77]。午前ごぜん9時じ以降いこう、時雨しぐれ以下いか各かく艦かんは第だい六ろく戦隊せんたい及および日進にっしん隊たい（衣笠きぬがさ、日進にっしん、千歳ちとせ、秋月あきづき、綾あや波は）と合流ごうりゅう、午後ごご2時じにショートランド泊地はくちに帰投きとうした[78]。なお第だい六ろく戦隊せんたいを撃破げきはして勝利しょうりしたアメリカ艦隊かんたいも損傷そんしょう・消耗しょうもうしてガ島とう海域かいいきから後退こうたい、この間隙かんげきをついて第だい三さん戦隊せんたい（司令しれい官かん栗田くりた健男たけお少将しょうしょう/金きむ剛つよし、榛名はるな）によるヘンダーソン基地きち艦かん砲ほう射撃しゃげきが実施じっしされた。

10月13日にち、輸送ゆそう船せん6隻せき（笹子ささご丸まる、埼戸丸まる、佐さ渡丸わたまる、九州きゅうしゅう丸まる、吾妻山あづまやま丸まる、南海なんかい丸まる）と護衛ごえい艦かん（秋月あきづき《四よん水みず戦旗せんき艦かん》、村雨むらさめ、五月雨さみだれ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、時雨しぐれ、白露しらつゆ、有明ありあけ）による大だい規模きぼ輸送ゆそう船団せんだん、増援ぞうえん部隊ぶたい（川内かわうち《三水さんずい戦旗せんき艦かん》、由良ゆら、朝あさ雲くも、白はく雪ゆき、暁あかつき、雷かみなり）による『東京とうきょう急行きゅうこう』、外そと南洋なんよう部隊ぶたい（鳥海とりうみ《第だい八はち艦隊かんたい旗艦きかん》、衣笠きぬがさ、天てん霧きり、望月もちづき）によるヘンダーソン飛行場ひこうじょう砲撃ほうげきが実施じっしされる事ことになり、各かく隊たいはラバウルやショートランド泊地はくちを出撃しゅつげきしてガ島とうへ向むかった[79]。だが金きむ剛つよし・榛名はるな・鳥海とりうみ・衣笠きぬがさによる飛行場ひこうじょう砲撃ほうげきでもヘンダーソン飛行場ひこうじょうの機能きのうを破壊はかいすることが出来できず、15日にち朝あさ以降いこうの空襲くうしゅうにより輸送ゆそう隊たいは輸送ゆそう船せん3隻せき（笹子ささご丸まる、九州きゅうしゅう丸まる、吾妻山あづまやま丸まる）を喪失そうしつし、16日にち-17日にちの空襲くうしゅうとアメリカ軍ぐん艦艇かんていによる艦かん砲ほう射撃しゃげきにより揚陸ようりくした軍需ぐんじゅ品ひん・資材しざい・兵器へいきのすべてを喪失そうしつした[80]。

10月16日にち、連合れんごう艦隊かんたいは水上すいじょう機き母艦ぼかん（日進にっしん、千歳ちとせ、千代田ちよだ）による輸送ゆそうを止とめ、軽けい巡洋艦じゅんようかん及および駆逐くちく艦かんでの輸送ゆそうを下した令れい、日本にっぽん陸軍りくぐんガ島とう総そう攻撃こうげき前まえの最後さいごの輸送ゆそう作戦さくせんとした[81]。これを受うけて軽けい巡洋艦じゅんようかん戦隊せんたい（川内かわうち、由良ゆら、龍田たつた）と第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい（旗艦きかん秋月あきづき）、同どう水雷すいらい戦隊せんたい第だい1小隊しょうたい（第だい9駆逐くちく隊たい《朝あさ雲くも》、第だい11駆逐くちく隊たい《白はく雪ゆき》、第だい6駆逐くちく隊たい《暁あかつき、雷かみなり》）、第だい2小隊しょうたい（第だい2駆逐くちく隊たい《村雨むらさめ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、五月雨さみだれ》）、第だい3小隊しょうたい（第だい19駆逐くちく隊たい《浦うら波は、敷波しきなみ、綾あや波は》）、第だい4小隊しょうたい（第だい27駆逐くちく隊たい《時雨しぐれ、白露しらつゆ、有明ありあけ》）による輸送ゆそう作戦さくせん（陸りく兵へい2159名めい、野砲やほう6門もん、速射そくしゃ砲ほう12門もん、軍需ぐんじゅ物資ぶっし）が行おこなわれることになった[82][83]。 10月17日にち午前ごぜん2時じ-4時じに各かく隊たいは漸次ぜんじショートランド泊地はくちを出撃しゅつげきすると、20時じ40分ふん〜22時じにかけてガダルカナル島とうに到着とうちゃくし軽けい巡じゅん戦隊せんたいはエスペランス岬みさきにて、水雷すいらい戦隊せんたいはタサファロング岬みさきにて揚陸ようりくに成功せいこうした[83]。またサボ島とう沖おき海戦かいせんで沈没ちんぼつした駆逐くちく艦かん吹雪ふぶきの乗組のりくみ員いん8名めいを含ふくむ231名めいを救助きゅうじょした[84]。各かく隊たいが揚陸ようりくを行おこなう間あいだ、白露しらつゆ型がた2隻せき（村雨むらさめ、時雨しぐれ）は揚陸ようりく作戦さくせん中ちゅうの哨戒しょうかいを担当たんとうしたのち、ヘンダーソン飛行場ひこうじょうに対たいし艦かん砲ほう射撃しゃげきを行おこなった（時雨しぐれの発射はっしゃ弾だん数すう100発はつ）[85]。帰途きと、由良ゆらがアメリカ潜水せんすい艦かんの雷撃らいげきにより不発ふはつ魚雷ぎょらい1本ほんが命中めいちゅうするも増援ぞうえん部隊ぶたいはそれ以上いじょうの被害ひがいを出だすことなく10月18日にち9時じ30分ふんにショートランド泊地はくちに帰着きちゃくした[86][83]。

10月25日にち、陸軍りくぐん第だい2回かい総そう攻撃こうげきに呼応こおうして突撃とつげき隊たい（暁あかつき、雷かみなり、白露しらつゆ）、第だい二に攻撃こうげき隊たい（秋月あきづき《旗艦きかん》、由良ゆら、第だい2駆逐くちく隊たい《村雨むらさめ、五月雨さみだれ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ》）がガダルカナル島とう砲撃ほうげきに向むかうが、アメリカ軍機ぐんきの空襲くうしゅうにより由良ゆらが沈没ちんぼつし秋月しゅうげつも中ちゅう破やぶ、四よん水みず戦旗せんき艦かんは村雨むらさめ（のち朝あさ雲くも）に変更へんこうされた[87]。この時ときの時雨しぐれは甲かぶと増援ぞうえん隊たい（敷設ふせつ艦かん津軽つがる、龍田たつた、第だい27駆逐くちく隊たい《時雨しぐれ、有明ありあけ》）に所属しょぞくしており[88]、由良ゆらの沈没ちんぼつを受うけてガ島とうへの増援ぞうえん輸送ゆそうは中止ちゅうしされた。陸軍りくぐん総そう攻撃こうげきも失敗しっぱいしたものの、呼応こおうして発生はっせいした南太平洋みなみたいへいよう海戦かいせんで連合れんごう艦隊かんたいは勝利しょうり、戦局せんきょくは一時いちじ的てきに日本にっぽん軍ぐん有利ゆうりに傾かたむいた[89]。 連合れんごう艦隊かんたいはガダルカナル島とうへ大だい規模きぼな増援ぞうえん部隊ぶたいを送おくり込こむと同時どうじに、最大さいだいの障害しょうがいであるヘンダーソン飛行場ひこうじょうを破壊はかいすべく、再ふたたび戦艦せんかんによる艦かん砲ほう射撃しゃげきを企図きとする。第だい十じゅう一いち戦隊せんたい（司令しれい官かん阿部あべ弘毅こうき中将ちゅうじょう：戦艦せんかん比叡ひえい、霧島きりしま）を基幹きかんとする挺身ていしん攻撃こうげき隊たいが編成へんせいされ、第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたいもその中なかに組くみ込こまれた。総そう攻撃こうげきを前まえにして、増援ぞうえん部隊ぶたいは軽けい巡洋艦じゅんようかんと駆逐くちく艦かんを投入とうにゅうしての鼠ねずみ輸送ゆそう（東京とうきょう急行きゅうこう）を敢行かんこうする。

10月29日にち、第だい27駆逐くちく隊たい（時雨しぐれ、有明ありあけ）によるガ島とう輸送ゆそうを実施じっししたがアメリカ軍機ぐんき3・魚雷ぎょらい艇てい6隻せきに迎撃げいげきされて交戦こうせん状態じょうたいとなる（魚雷ぎょらい艇てい2隻せき撃沈げきちんを報告ほうこく）[90]。この揚陸ようりく作戦さくせんでは、第だい十じゅう七なな軍ぐん参謀さんぼう長ちょうと大前おおまえ敏一としいち外そと南洋なんよう部隊ぶたい参謀さんぼうと少量しょうりょうの物資ぶっしを揚陸ようりくしただけに終おわった[90]。 11月1日にち夜よる、甲きのえ増援ぞうえん隊たい（朝あさ雲くも《四よん水みず戦旗せんき艦かん》、天龍てんりゅう、村雨むらさめ、春雨はるさめ、夕立ゆうだち、時雨しぐれ、白露しらつゆ、有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白はく雪ゆき、暁あかつき、雷かみなり）、乙おつ増援ぞうえん隊たい（満潮まんちょう、浦うら波は、敷波しきなみ、綾あや波は、望月もちづき）、第だい一いち攻撃こうげき隊たい（衣笠きぬがさ《三水さんずい戦せん司令しれい官かん旗艦きかん》、川内かわうち、天てん霧きり、初雪はつゆき）は順次じゅんじショートランド泊地はくちを出撃しゅつげき、ガ島とうへ向むかう[91]。11月2日にち夜よる、揚陸ようりく地点ちてんでの悪天候あくてんこうにより装そう載の艇てい多数たすうを喪失そうしつ、物資ぶっしも一部いちぶ揚陸ようりくできなかったが、作戦さくせんはおおむね成功せいこうした[91]。 11月4日にち深夜しんや、甲きのえ増援ぞうえん隊たい（朝あさ雲くも《旗艦きかん》、村雨むらさめ、春雨はるさめ、夕立ゆうだち、時雨しぐれ、白露しらつゆ、有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、朝あさ潮しお、満潮まんちょう）、乙おつ増援ぞうえん隊たい（浦うら波は《三水さんずい戦旗せんき艦かん》、敷波しきなみ、綾あや波は、白はく雪ゆき、望月もちづき、天龍てんりゅう）はショートランドを出撃しゅつげき、5日にち夜よるの揚陸ようりく作戦さくせんは成功せいこうし被害ひがいもなかった[92]。本ほん輸送ゆそう作戦さくせん終了しゅうりょう後ご、増援ぞうえん部隊ぶたい指揮しき官かん橋本はしもと信太郎しんたろう第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かんは旗艦きかんを川内せんだいに変更へんこう、増援ぞうえん部隊ぶたい指揮しき官かんの職務しょくむを第だい二に水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かん田中たなか頼よりゆき三さん少将しょうしょうに引ひき継つぎ、川内かわうち以下いか三水さんずい戦せん各かく艦かんをひきいてトラック泊地はくちへ戻もどった[92]。 11月7日にち、第だい9駆逐くちく隊たい司令しれい佐藤さとう康夫やすお大佐たいさ指揮しきのもと、乙おつ増援ぞうえん隊たい（朝あさ雲くも《旗艦きかん》、望月もちづき、村雨むらさめ、夕立ゆうだち、時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれ、朝あさ潮しお、満潮まんちょう）によるガ島とう輸送ゆそうを実施じっしすることになり、第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい旗艦きかんは一時いちじ的てきに軽けい巡じゅん天龍てんりゅうとなった[93]。乙おつ増援ぞうえん隊たいの駆逐くちく艦かん10隻せきは同日どうじつ深夜しんやにショートランド泊地はくちを出撃しゅつげき、8日にち夜よるにガ島とう揚陸ようりくを成功せいこうさせた[93]。

本ほん輸送ゆそう作戦さくせんをもって第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたいは外そと南洋なんよう部隊ぶたい（第だい八はち艦隊かんたい）の指揮しき下かを離はなれることになり、第だい十じゅう一いち戦隊せんたい（比叡ひえい、霧島きりしま）の護衛ごえいを命めいじられた[93]。第だい27駆逐くちく隊たい（有明ありあけ欠かけ）の任務にんむは、第だい十じゅう一いち戦隊せんたいが飛行場ひこうじょう砲撃ほうげきを行おこなう際さいのガダルカナル島とう〜ラッセル諸島しょとう間あいだの警戒けいかいである[94]。11月11日にち、第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい（朝あさ雲くも、村雨むらさめ、五月雨さみだれ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれ）はショートランド泊地はくちを出撃しゅつげきし、洋上ようじょうで挺身ていしん艦隊かんたい主力しゅりょく（比叡ひえい、霧島きりしま、長良ながら、天津てんしん風ふう、雪ゆき風ふう、暁あかつき、雷かみなり、電でん、照あきら月がつ）と合同ごうどう、ガダルカナル島とうへ向むかった[95]。しかし日本にっぽん海軍かいぐんの動向どうこうを察知さっちしていたアメリカ海軍かいぐんは事前じぜんに艦隊かんたいを配置はいちしており、日米にちべい両りょう軍ぐんの間あいだで第だい三さん次じソロモン海戦かいせんが生起せいきした。

詳細しょうさいは「比叡ひえい (戦艦せんかん)」を参照さんしょう

第だい27駆逐くちく隊たい（時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれ）は駆逐くちく艦かん2隻せき（夕立ゆうだち、暁あかつき）が沈没ちんぼつした第だい一いち夜戦やせんには参加さんかしなかった。その後ご、避退する戦艦せんかん霧島きりしまに合流ごうりゅうして同行どうこうしていたが、第だい十じゅう戦隊せんたい司令しれい官かん（長良ながら）より命令めいれいがあり[96]、比叡ひえい救援きゅうえんのため反転はんてんした[97]。先さきに到着とうちゃくしていた陽炎かげろう型がた8番ばん艦かん雪ゆき風ふう（第だい16駆逐くちく隊たい）、秋月しゅうげつ型がた2番ばん艦かん照あきら月がつ（第だい61駆逐くちく隊たい）と共ともに、第だい一いち夜戦やせんで損傷そんしょうを受うけ行動こうどう不能ふのうとなった挺身ていしん艦隊かんたい旗艦きかん/戦艦せんかん「比叡ひえい」を護衛ごえいする[98]。 日にち中ちゅう、護衛ごえい艦艇かんていはアメリカ軍機ぐんきの攻撃こうげきにより損傷そんしょうを受うけたが、深刻しんこくな損害そんがいを受うけた艦かんはなかった[99]。時雨しぐれは艦長かんちょう負傷ふしょう、3番ばん砲ほう旋回せんかい手しゅ下士官かしかん1名めい戦死せんし、軽傷けいしょう兵へい1、機銃きじゅう掃射そうしゃによる若干じゃっかんの損傷そんしょうを報告ほうこくした[100][101]。だが爆ばく弾だんと魚雷ぎょらい命中めいちゅうにより浸水しんすいの進すすんだ比叡ひえいは放棄ほうきせざるを得えなくなった[102]。比叡ひえい乗組のりくみ員いん退去たいきょ後ご、雪ゆき風ふうに移乗いじょうしていた挺身ていしん艦隊かんたい指揮しき官かん/第だい十じゅう一いち戦隊せんたい司令しれい官かん阿部あべ弘毅こうき少将しょうしょうより「時雨しぐれ」以下いか第だい27駆逐くちく隊たいに比叡ひえい雷撃らいげき処分しょぶんの命令めいれいが下くだった[103]。雪ゆき風ふうは各かく艦かんに魚雷ぎょらい2本ほんを準備じゅんびするよう通達つうたつ[104]。27駆か司令しれい艦かん時雨しぐれに処分しょぶんが下した令れいされた直後ちょくご[105]、『処分しょぶん待まて』の通達つうたつがあった[106]。トラック泊地はくちに停泊ていはくする戦艦せんかん大和やまと／山本やまもと五十六いそろく連合れんごう艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかんより14時じ40分ふん発電はつでん『比叡ひえい処分しょぶんするな』の命令めいれいがあった為ためである[102][107]。その後ご第だい27駆逐くちく隊たい司令しれい部ぶは、機銃きじゅう掃射そうしゃにより誘爆ゆうばくの危険きけん性せいがあった魚雷ぎょらい4本ほんを投棄とうきしたと報告ほうこくしている[108]。結局けっきょく、駆逐くちく艦かん5隻せき（雪ゆき風ふう、時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれ、照あきら月がつ）は比叡ひえいを放棄ほうきして避退、その後ご同どう海域かいいきに戻もどると比叡ひえいの艦かん影かげはなく、沈没ちんぼつしたものと推定すいていされた[109][102]。18日にち、27駆か2隻せき（時雨しぐれ、夕暮ゆうぐれ）と共ともにトラックに帰投きとうし応急おうきゅう修理しゅうりを受うけた[110]。しばらくトラック泊地はくちにて待機たいきした。

11月29日にち、第だい27駆逐くちく隊たいでの僚艦りょうかんである白露しらつゆはニューギニア方面ほうめんでのブナ輸送ゆそう作戦さくせんにおいて空襲くうしゅうにより大破たいはしたためトラック泊地はくちに戻もどって修理しゅうりを受うけた。

輸送ゆそう・護衛ごえい任務にんむ[編集へんしゅう]

時雨しぐれと 五月雨さみだれ（1943年ねん10月がつ7日にち）

1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）12月がつ10日とおか、横須賀よこすかからトラック泊地はくちへ輸送ゆそう任務にんむを行おこなう空母くうぼ龍りゅう鳳おおとりより第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたいに対たいし、今後こんごの護衛ごえい駆逐くちく艦かんについて問とい合あわせがあった[111]。四よん水みず戦せん司令しれい部ぶは2隻せき（朝あさ潮しお型がた《朝あさ雲くも》、白露しらつゆ型がた《時雨しぐれ》）を指定してい[112]。 12月12日にち、龍りゅう鳳おおとりは陽炎かげろう型がた10番ばん艦かん時津風ときつかぜ（第だい16駆逐くちく隊たい）と共ともにトラックへ向むけて航行こうこう中ちゅう、アメリカの潜水せんすい艦かんの雷撃らいげきにより損傷そんしょうして横須賀よこすかに引ひき返かえした[113]。13日にち、四よん水みず戦せん2隻せき（朝あさ雲くも、時雨しぐれ）はトラック泊地はくちを出撃しゅつげき、15日にちサイパン諸島しょとう北西ほくせいで空母くうぼ冲鷹、駆逐くちく艦かん卯月うづきと合流ごうりゅうすると、18日にちにトラックへ帰投きとうする[114]。21日にち、冲鷹を護衛ごえいしてトラックを発たち26日にち午後ごご1時じ、横須賀よこすかに到着とうちゃくした[115]。航海こうかい中ちゅうの22日にち、海軍かいぐん大臣だいじんより白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん及および初春しょしゅん型がた駆逐くちく艦かんの毘式四よん十じゅう粍みりめーとる機銃きじゅうを九きゅう六ろく式しき二に十じゅう五ご粍みりめーとる高角こうかく機銃きじゅうに換かわ装そうし、代償だいしょう重量じゅうりょうとして予備よび魚雷ぎょらい2本ほんを下くだすようにとの通達つうたつがなされた。[116]

1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）1月がつ2日にち、3隻せき（空母くうぼ《冲鷹》、駆逐くちく艦かん《朝あさ雲くも、時雨しぐれ》）は横須賀よこすかを出港しゅっこうし8日にちにトラック着ぎ、その後ごは各地かくちへの輸送ゆそう任務にんむに従事じゅうじした[117]。

1月がつ15日にち、「時雨しぐれ」は第だい六ろく師団しだんの輸送ゆそうである六ろく号ごう輸送ゆそうのA船団せんだん（「帝みかど洋よう丸まる」、「妙法みょうほう丸まる」、「第だい一いち眞盛しんぜい丸まる」）を護衛ごえいしてトラックを出発しゅっぱつ[118]。船団せんだんは1月がつ20日はつかにエレベンダ（ブイン沖おき）に着ついたが、途中とちゅうの1月がつ19日にちにアメリカ潜水せんすい艦かん「ソードフィッシュ」の攻撃こうげきを受うけて「妙法みょうほう丸まる」を失うしなっている[119]。続つづいて「時雨しぐれ」は1月がつ21日にちからD船団せんだん（7隻せきまたは6隻せき、船ふね名めい不ふ詳しょう）を護衛ごえいした[120]。D船団せんだんは1月がつ23日にちにエレベンダに、または1月がつ24日にちにラバウルに到着とうちゃくしている[121]。

1月がつ下旬げじゅん、ガダルカナル島とうからの撤退てったい作戦さくせんケ号ごう作戦さくせんに関かんし、警戒けいかい隊たい：重じゅう巡洋艦じゅんようかん4隻せき（愛宕あたご、高雄たかお、羽黒はぐろ、妙みょう高だか）、戦艦せんかん2隻せき（金きむ剛つよし、榛名はるな）、軽けい巡洋艦じゅんようかん3隻せき（長良ながら、神通じんずう、阿賀あが野の）、空母くうぼ2隻せき（隼はやぶさ鷹たか、瑞鳳ずいほう）、駆逐くちく艦かん6隻せき（朝あさ雲くも、五月雨さみだれ、時雨しぐれ、陽炎かげろう、大波おおなみ、敷波しきなみ）として参加さんかする[122][123]。ケ号ごう作戦さくせん実施じっし部隊ぶたいに編入へんにゅうされた朝あさ雲くも・五月雨さみだれを除のぞき、アメリカ軍ぐんと交戦こうせんすることなく2月9日にちになってトラックへ帰投きとう。 2月15日にち、第だい三さん戦隊せんたい（金きむ剛つよし、榛名はるな）と共ともにトラックを出発しゅっぱつ、20日はつかに佐世保させぼへ帰投きとうすると船体せんたい整備せいびを行おこなう[124]。 3月8日にち、山やま雲くも初代しょだい駆逐くちく艦長かんちょう・天津てんしん風ふう初代しょだい駆逐くちく艦長かんちょうを務つとめた原はら為一ためいち大佐たいさが第だい27駆逐くちく隊たい司令しれいとして「時雨しぐれ」に着任ちゃくにんする。修理しゅうり後ご、時雨しぐれは3月がつ13日にちに佐世保させぼを出発しゅっぱつし、21日にちトラック着ぎ[125]。 哨戒しょうかいや輸送ゆそう任務にんむに従事じゅうじした後のち、4月がつ16日にちトラック発はつ、21-25日にち横須賀よこすか滞在たいざい、大鷹おおたか型がた空母くうぼ2隻せき（雲くも鷹たか、冲鷹）を護衛ごえいして30日にちにトラックへ戻もどる[126]。 5月6日にち、長良ながらより一時いちじ的てきに第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい旗艦きかん任務にんむを引ひき継つぐ[127]。8-9日にち、時雨しぐれは内地ないちへ向むかう戦艦せんかん大和やまと、第だい五ご戦隊せんたい、空母くうぼ2隻せき（雲くも鷹たか、冲鷹）の前ぜん路みち対たい潜せん哨戒しょうかいを行おこない、トラック泊地はくちへ戻もどった[128][129]。

5月17日にち、第だい27駆逐くちく隊たい（時雨しぐれ、有明ありあけ）、第だい61駆逐くちく隊たい（初はつ月つき、凉月）、第だい24駆逐くちく隊たい（海風かいふう）は、連合れんごう艦隊かんたい旗艦きかん/戦艦せんかん武蔵むさし・第だい三さん戦隊せんたい（金きむ剛つよし、榛名はるな）・第だい八はち戦隊せんたい（利根りこん、筑摩ちくま）・第だい二に航空こうくう戦隊せんたい（飛ひ鷹たか）を護衛ごえいして17日にちにトラック発はつ、22日にちに横須賀よこすか到着とうちゃく[130][131]。この時とき、武蔵むさしには古賀こが峯みね一いち連合れんごう艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかんが座乗ざじょうしており、さらに海軍かいぐん甲かぶと事件じけん（4月がつ19日にち）で戦死せんしした山本やまもと五十六いそろく元帥げんすいの遺骨いこつが安置あんちされていた。横須賀よこすか到着とうちゃく後ご、一旦いったん木更津きさらづに移動いどうしたのち、第だい一いち航空こうくう戦隊せんたい（翔しょう鶴づる、瑞みず鶴づる）、巡洋艦じゅんようかん（最上さいじょう、大淀おおよど）等とうと共ともに横須賀よこすかから西日本にしにほんへと向むかう[132]。 6月2日にち、鹿児島かごしまにて第だい一いち航空こうくう戦隊せんたい基地きち物件ぶっけんを揚陸ようりくすると佐世保させぼに向むかい、同地どうちで艦橋かんきょう前部ぜんぶに機銃きじゅうの増ぞう備を行おこなうことになった（前年ぜんねん12月がつの命令めいれいに依よる）[133]。だが全ぜん工事こうじを終おわらせることが出来できず、部品ぶひんのみを搭載とうさいして残ざん工事こうじは横須賀よこすか海軍かいぐん工廠こうしょうもしくはトラック泊地はくちの工作こうさく艦かん明石あかしで行おこなうよう通達つうたつがなされた[134]。佐世保させぼから横須賀よこすかへの移動いどう中ちゅう、「時雨しぐれ」は潮岬しおのみさき沖おきで米べい潜水艦せんすいかんらしきものに爆雷ばくらい34個こを投射とうしゃ、概おおむね撃沈げきちんしたものと報告ほうこくした[135]。 横須賀よこすか到着とうちゃく後ご、「時雨しぐれ」は機関きかん部ぶの蒸気じょうき漏洩ろうえい部ぶの検査けんさと修理しゅうりを行おこなう必要ひつようがあり、第だい二に航空こうくう戦隊せんたい（飛ひ鷹たか）の護衛ごえい艦かんから外はずれた[136]。 6月がつ10日とおか14時じ、3隻せき（空母くうぼ《飛ひ鷹たか》、駆逐くちく艦かん《夕暮ゆうぐれ、有明ありあけ》）は横須賀よこすかを出港しゅっこうしたが、同日どうじつ18時じ53分ふん（出港しゅっこうから約やく5時じ間あいだ後ご）に米べい潜水せんすい艦かんの雷撃らいげきで「飛ひ鷹たか」は大破たいは、軽けい巡じゅん五十鈴いすずに曳航えいこうされ横須賀よこすかへ戻もどった[137][138]。

6月16日にち、修理しゅうりを終おえた時雨しぐれは第だい三さん戦隊せんたい（金きむ剛つよし、榛名はるな）、第だい七なな戦隊せんたい（熊野くまの、鈴谷すずや）、第だい二に航空こうくう戦隊せんたい（龍りゅう鳳おおとり）、駆逐くちく艦かん部隊ぶたい（第だい16駆逐くちく隊たい《雪ゆき風ふう》、第だい17駆逐くちく隊たい《浜風はまかぜ、谷風たにかぜ》、第だい24駆逐くちく隊たい《涼風すずかぜ》、夕ゆう雲くも型がた《清せい波なみ》、秋月しゅうげつ型がた《新月しんげつ》）等とうと共ともに横須賀よこすかを出港しゅっこう、21日にちトラック泊地はくちに到着とうちゃくした[138][139]。 トラック到着とうちゃくと同時どうじに陽炎かげろう型がた2隻せき（雪ゆき風ふう、浜風はまかぜ）が一時いちじ的てきに第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたいの指揮しき下かに入はいり、本ほん艦かんと共ともにナウル島とう輸送ゆそう任務にんむを担当たんとうする[140][141]。24日にち、第だい三さん次じ輸送ゆそう隊たい（時雨しぐれ、駆潜艇くせんてい/ch28号ごう、秋葉山あきはさん丸まる）はトラックを出港しゅっこう[142]。航海こうかい中ちゅうの27日にち、トラックへ帰還きかん中ちゅうの3隻せき（長良ながら、雪ゆき風ふう、浜風はまかぜ）とすれ違ちがう[143]。29日にちナウル島とう着ぎ[144]。輸送ゆそう任務にんむを終おえてトラック泊地はくちへ向むかった[145]。帰途きと、B-24の爆ばく撃げきを受うけたが被害ひがいはなく、7月がつ3日にちに帰投きとうした[142]。

7月がつ1日にち、第だい2駆逐くちく隊たいは解かい隊たい[146]。第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい（旗艦きかん長良ながら）は第だい27駆逐くちく隊たいが1番ばん隊たい、五月雨さみだれが四よん水みず戦せん2番ばん隊たいという区分くぶんとなる[147]。その後ご、2隻せき（長良ながら、時雨しぐれ）は第だい二に航空こうくう戦隊せんたい飛行ひこう隊たい要員よういん（隼はやぶさ鷹たか、龍りゅう鳳おおとり[148]）のマーシャル諸島しょとう撤収てっしゅうならびにラバウル輸送ゆそう任務にんむに従事じゅうじした[149]。

11日にち、軽けい巡じゅん長良ながらと共ともにマーシャル諸島しょとうルオットから第だい二に航空こうくう戦隊せんたい(隼はやぶさ鷹たか、龍りゅう鳳おおとり）の飛行ひこう隊たい要員よういんを撤収てっしゅうさせた。トラック泊地はくちに向むかう途中とちゅうの13日にち、爆雷ばくらい12個こを投下とうかした。長良ながらと共ともにニューギニア島とうカビエンに向むかったが、長良ながらが触さわ雷かみなりしたため17日にちに単たん艦かんでブカに輸送ゆそうした。ラバウルで長良ながら、軽けい巡じゅん夕張ゆうばり、有明ありあけと合流ごうりゅうし、19日にちにトラックに帰投きとう。同日どうじつ、第だい27駆逐くちく隊たいは第だい二に水雷すいらい戦隊せんたいに編入へんにゅうした[150][151]

ソロモン海うみの戦たたかい[編集へんしゅう]

「ニュージョージア島とうの戦たたかい」も参照さんしょう

23日にち、有明ありあけと共ともにトラックを出発しゅっぱつ、25日にちにラバウルに着ついた。その日ひに駆逐くちく艦かん萩はぎ風ふう・嵐あらしとサンタイサベル島とうレカタ、31日にち-８月がつ1日にちは護衛ごえいの駆逐くちく艦かん天てん霧きりを加くわえてブイン及およびコロンバンガラ島がらとうに輸送ゆそうし魚雷ぎょらい艇ていと交戦こうせん、天てん霧きりがジョン・F・ケネディが艇てい長ちょうの魚雷ぎょらい艇ていを沈しずめるなどして撃退げきたいした（詳細しょうさいは天てん霧きり参照さんしょう）。有明ありあけはニューブリテン島とうへ輸送ゆそう作戦さくせん中ちゅうの7月がつ28日にちに空襲くうしゅうで沈没ちんぼつした[152][153][154]。時雨しぐれは萩はぎ風ふう、嵐あらし、江こう風ふうによるコロンバンガラ島がらとう輸送ゆそうを護衛ごえいしたが、6日にち夜よるに米こめ第だい31.2任務にんむ群ぐんの駆逐くちく艦かん6隻せきからレーダー探知たんち下かでの奇襲きしゅう雷撃らいげきを受うけ、3隻せきが沈没ちんぼつした（ベラ湾わん夜戦やせん)。警戒けいかい艦かんでありながら艦隊かんたい最さい後尾こうびにいた時雨しぐれは面舵おもかじで雷撃らいげきを避さけ、魚雷ぎょらい8本ほんを撃うって戦場せんじょうを退避たいひ。次つぎ発はつ装填そうてん後ごに戻もどったが「状況じょうきょう極きわめて不利ふり」と判断はんだんし、沈没ちんぼつ艦かんの乗員じょういんや増援ぞうえん部隊ぶたいの救助きゅうじょを陸上りくじょう部隊ぶたいに依頼いらいして自身じしんは救助きゅうじょは行おこなわず、川内かわうちと合流ごうりゅうしてラバウルに帰投きとうした。時雨しぐれは米べい駆逐くちく艦かん1隻せき大破たいはを報告ほうこくしたが、実際じっさいには戦果せんかはなかった[155][156][157]。また増援ぞうえん部隊ぶたい940名めいは殆ほとんどが溺死できしし、輸送ゆそう作戦さくせんは完全かんぜんに失敗しっぱいした。

米べい軍ぐんは15日にち、ベララベラ島とうに上陸じょうりくした。17日にち、漣さざなみ、磯いそ風ふう、浜風はまかぜと共ともにラバウルを出港しゅっこうし、ベララベラ島とう北東ほくとうで輸送ゆそう部隊ぶたい（陸軍りくぐん兵へい約やく290名めい、海軍かいぐん兵へい約やく130名めい）と合流ごうりゅうした。22日にち夜よるに浜風はまかぜの電でん探さがせが米べい艦隊かんたいを探知たんち、夜間やかん爆ばく撃げきを避さけるために散開さんかいした時ときに米こめ第だい41駆逐くちく群ぐんの駆逐くちく艦かん4隻せきと遭遇そうぐうし、第だい一いち次じベララベラ海戦かいせんが勃発ぼっぱつした。日本にっぽん側がわは2回かいにわたって魚雷ぎょらい発射はっしゃを行おこない、23時じ40分ふんには戦闘せんとうを打うち切きってラバウルへ向むかった。日本にっぽんは時雨しぐれが巡洋艦じゅんようかんまたは大型おおがた駆逐くちく艦かん撃沈げきちんと報告ほうこくしたが、米べい側がわに損害そんがいはなかった。揚陸ようりくは一部いちぶを除のぞいて成功せいこうした[158][159][160][161]。続つづいて時雨しぐれなど4隻せきはレカタ撤退てったいとブイン転進てんしん作戦さくせん（E作戦さくせん）に参加さんか。22日にちはいったん撤退てったいしたが、25日にちからの第だい2次じ作戦さくせんでは川内かわうち、駆逐くちく艦かん漣さざなみ・松風まつかぜを陽動ようどうとして時雨しぐれ、浜風はまかぜ、磯いそ風ふうで陸戦りくせん隊たいを収容しゅうよう、ラバウルへ撤退てったいした。30日にち-9月1日にちには松風まつかぜ・磯いそ風ふうと共ともにツルブに三さん度ど輸送ゆそう。9月20-21日にちには松風まつかぜとブカ島とうへ輸送ゆそうした[162][158][163]。10月1日にち、五月雨さみだれが第だい27駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうした[164]。

詳細しょうさいは「ニュージョージア島とうの戦たたかい#セ号ごう作戦さくせん」を参照さんしょう

9月28日にち、五月雨さみだれ、磯いそ風ふうと共ともにコロンバンガラ島がらとうからブーゲンビル島とうに陸戦りくせん隊たいを転戦てんせんさせる「セ号ごう作戦さくせん」で第だい一いち次じ作戦さくせんの夜襲やしゅう作戦さくせん隊たいとして参加さんかした。輸送ゆそうは成功せいこうしたが、米べい駆逐くちく艦隊かんたいの襲撃しゅうげきで大だい発動はつどう艇ていに損害そんがいが出でた[165][166]。10月1日にち夜よるに望月もちづきを加くわえて第だい二に次じ作戦さくせんを実行じっこうしたが、空襲くうしゅうを受うけた上うえに大だい発動はつどう艇ていの輸送ゆそう部隊ぶたいに米べい駆逐くちく艦かん6隻せき（ウォーラー、イートン、コニイ、ラルフ・タルボット、テイラー、テリィ）と魚雷ぎょらい艇ていが入いり乱みだれ、十分じゅうぶんな擁護ようごができなかった。支援しえんに出撃しゅつげきした駆逐くちく艦かん9隻せきに揚あげ塔とうし3日にち夜よるにラバウルに帰投きとう。2回かいの作戦さくせんで12000人にんの将兵しょうへいを脱出だっしゅつさせた[167][168][169]。

詳細しょうさいは「第だい二に次じベララベラ海戦かいせん」を参照さんしょう

続つづいてベララベラ島とうの守備しゅび隊たいをブインへ撤収てっしゅうさせることになり、6日にち早朝そうちょうに駆逐くちく艦かん6隻せき（秋あき雲くも、風雲ふううん、夕ゆう雲くも、磯いそ風ふう、時雨しぐれ、五月雨さみだれ）でラバウルを出撃しゅつげきした。同日どうじつ深夜しんやに米こめ第だい4駆逐くちく部隊ぶたい（セルフリッジ、シュバリエ、オバノン）と遭遇そうぐうし第だい二に次じベララベラ海戦かいせんが生起せいきした。日本にっぽん軍ぐんは夕ゆう雲くもが沈没ちんぼつ、米べい軍ぐんはシュバリエが沈没ちんぼつ・セルフリッジ、オバノンが大破たいはしたが、約やく600名めいの撤収てっしゅうに成功せいこうした。8日にち、五月雨さみだれとニューブリテン島とうツルブへ輸送ゆそうを行おこなった。帰路きろに湾わん外がいで米べい魚雷ぎょらい艇てい部隊ぶたいの襲撃しゅうげきを受うけたが撃退げきたいし、時雨しぐれの砲撃ほうげきで魚雷ぎょらい艇てい1隻せきが転覆てんぷくした[170][171][172]。24日にち、五月雨さみだれ、白露しらつゆとニューブリテン島とうイボキに輸送ゆそう、時雨しぐれは爆ばく撃げきで損傷そんしょうした[173][174]。

詳細しょうさいは「ブーゲンビル島とう沖おき海戦かいせん」を参照さんしょう

11月1日にちに米べい軍ぐんがブーゲンビル島とうに上陸じょうりくし、重じゅう巡じゅん妙みょう高だか・羽黒はぐろ、川内かわうち、駆逐くちく艦かん5隻せき（文月ふづき、水無月みなづき、時雨しぐれ、五月雨さみだれ、白露しらつゆ）が出動しゅつどうしたが米べい艦隊かんたいを発見はっけんできず、ラバウルへ帰投きとうした。日本にっぽん軍ぐんは同島どうとうへの逆ぎゃく上陸じょうりく作戦さくせんを計画けいかくし、大森おおもり仙せん太郎たろう少将しょうしょうが主おも隊たい（妙みょう高だか、羽黒はぐろ）、第だい一いち警戒けいかい隊たい（川内かわうち、時雨しぐれ、五月雨さみだれ、白露しらつゆ）、第だい二に警戒けいかい隊たい（軽けい巡洋艦じゅんようかん阿賀あが野の、駆逐くちく艦かん（長波ちょうは、初はつ風かぜ、若月わかつき））を率ひきいる襲撃しゅうげき部隊ぶたいが編制へんせいされた。逆ぎゃく上陸じょうりくは中止ちゅうしとなったが、襲撃しゅうげき部隊ぶたいは米べい輸送ゆそう船団せんだんを攻撃こうげきするため同島どうとうに向むかい、2日にち未明みめいに米こめ第だい39任務にんむ部隊ぶたいと遭遇そうぐうした。

「時雨しぐれ」の見張みはりが艦かん影かげ4つを発見はっけんし、0時じ45分ふんに「時雨しぐれ」は敵てき発見はっけんを報ほうじた[175]。続つづいて「川内せんだい」でも敵てきを確認かくにんし、戦闘せんとうが始はじまった[176]。「時雨しぐれ」は魚雷ぎょらい8本ほんを発射はっしゃ後ご、「川内せんだい」と衝突しょうとつしかけた[177]。その後ご「川内せんだい」は被弾ひだん、航行こうこう不能ふのうとなり、「川内せんだい」の第だい三水雷戦隊司令官伊集院少将より「時雨しぐれ」は「川内せんだい」の元もとへ近寄ちかよれとの電報でんぽうが届とどいたが、原はら司令しれいは今いま行いけば「時雨しぐれ」も撃沈げきちんされるとして応おうじなかった[178]。「時雨しぐれ」は単独たんどくで攻撃こうげきの機会きかいをうかがっていたが、単独たんどくでは危険きけんであり、また味方みかたの妨害ぼうがいにもなるとの判断はんだんから1時じ45分ふん頃ごろに「妙みょう高だか」、「羽黒はぐろ」と合流ごうりゅうし、その後ご避退[179]。9時じ17分ふんに「妙みょう高だか」、「羽黒はぐろ」、「時雨しぐれ」などはラバウルに帰投きとうした[180]。

この海戦かいせんで川内かわうちと初はつ風かぜが沈没ちんぼつ、羽黒はぐろ、白露しらつゆ、五月雨さみだれが損傷そんしょうした。ラバウルに帰投きとうした第だい27駆逐くちく隊たい3隻せきの戦果せんかは大型おおがた駆逐くちく艦かん2隻せき撃沈げきちんと認定にんていされたが、米べい側がわの雷撃らいげきによる被害ひがいは駆逐くちく艦かんフートの艦かん尾お大破たいはにとどまった[181][182][183]。

11月5日にち、ラバウルは米こめ第だい38任務にんむ部隊ぶたいの空襲くうしゅうを受うけ、第だい二に艦隊かんたいの旗艦きかん愛宕あたごなど巡洋艦じゅんようかんが多数たすう損傷そんしょうした（ラバウル空襲くうしゅう）。時雨しぐれは撃墜げきつい7機きを報告ほうこくした。6日にち、軽けい巡じゅん夕張ゆうばりと共ともにブカ島とうに輸送ゆそう。時雨しぐれの舵かじが故障こしょうしたが輸送ゆそうは成功せいこうした[184][185]。8日にち、輸送ゆそう船せん御嶽山みたけさん丸まる、東京とうきょう丸まるを護衛ごえいしラバウルを出港しゅっこうした。空襲くうしゅうを受うけたが、時雨しぐれは回避かいひ運動うんどうの代かわりに直進ちょくしんして攻撃こうげきの裏うらをかいた。10日とおか、東京とうきょう丸まるが米べい潜水せんすい艦かんスキャンプの雷撃らいげきを受うけ航行こうこう不能ふのうになった。時雨しぐれは東京とうきょう丸まるの救難きゅうなんを行おこなった後のち、救援きゅうえんの駆逐くちく艦かん初はつ月つきと交代こうたいし11日にちにトラックに到着とうちゃくした。12日にち、時雨しぐれと白露しらつゆは第だい五ご戦隊せんたい（妙みょう高だか、羽黒はぐろ）を護衛ごえいしてトラックを出港しゅっこう、17日にちに佐世保させぼに到着とうちゃくした[186][187]。30日にち、第だい27駆逐くちく隊たい（時雨しぐれ、白露しらつゆ、五月雨さみだれ）に春雨はるさめが編入へんにゅうし4隻せき体制たいせいとなった[188]。時雨しぐれの奮闘ふんとうは昭和しょうわ天皇てんのうに報告ほうこくされた[189]。

12月13日にち、艦長かんちょうに西野にしの繁しげる少佐しょうさが就ついた。18日にちに修理しゅうりが完了かんりょうすると呉ごに移動いどうし、妙みょう高だか、羽黒はぐろ、利根とね、白露しらつゆと共ともにトラック泊地はくちに陸軍りくぐん兵へいと物資ぶっしを輸送ゆそうする戊つちのえ号ごう輸送ゆそう作戦さくせんに参加さんかした。22日にちに時雨しぐれの機関きかん部ぶに異状いじょうが発生はっせいし、他たの4隻せきは23日にちに出港しゅっこうした。時雨しぐれは24日にちに出発しゅっぱつし合流ごうりゅうしたが同日どうじつ夜よるに漁船ぎょせんと衝突しょうとつし、呉ごに引ひき返かえした。修理しゅうりは1日にちで完了かんりょうした。29日にち、駆逐くちく隊たい司令しれいは白濱しらはま政せい七なな大佐たいさに交代こうたいした。同日どうじつ、燧灘ひうちなだで春雨はるさめが合流ごうりゅうした。時雨しぐれと春雨はるさめ、 駆逐くちく艦かん沖おき波なみ・朝あさ霜しもは戦艦せんかん山城やましろを護衛ごえいして呉ごを出発しゅっぱつ、31日にちに横須賀よこすかに到着とうちゃくした[190][191]。

昭和しょうわ19年ねん前半ぜんはん[編集へんしゅう]

1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）1月がつ3日にち、時雨しぐれと春雨はるさめは給きゅう糧かて艦かん伊良湖いらこを護衛ごえいして横須賀よこすかからトラック泊地はくちに向むかった。19日にち、油送ゆそう任務にんむのため春雨はるさめと共ともにタンカー富士山ふじさん丸まると神国しんこく丸まるを護衛ごえいしてボルネオ島とうパリクパパンに向むかい、途中とちゅうで潜水せんすい艦かんを撃沈げきちん確実かくじつと報告ほうこくした。帰路きろは天城あまぎ丸まるを加くわえたタンカー3隻せきを護衛ごえいし、2月がつ13日にちに米べい潜水せんすい艦かんパーミットに爆雷ばくらい攻撃こうげきし撤収てっしゅうさせた。14日にちにトラック泊地はくちに戻もどった[192]。

詳細しょうさいは「トラック島とう空襲くうしゅう」を参照さんしょう

2月がつ17日にち、トラック泊地はくちは空母くうぼ9隻せきなどを擁ようする米こめ第だい50任務にんむ部隊ぶたいの大だい規模きぼな襲撃しゅうげきを受うけた。時雨しぐれと春雨はるさめは警報けいほうを受うけて早朝そうちょうに緊急きんきゅう出港しゅっこうし外洋がいように出でたが米べい軍機ぐんき約やく45機きが襲来しゅうらい、魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かんや主砲しゅほう、機関きかんを損傷そんしょうし66名めいが死傷ししょうした。24日にちにパラオに避退し、妙みょう高だかに横付よこづけして応急おうきゅう修理しゅうりを受うけた[193][194][195]。3月がつ中旬ちゅうじゅんに佐世保させぼに帰投きとうし4月がつ12日にちまで修理しゅうりした。

詳細しょうさいは「渾作戦さくせん」を参照さんしょう

5月に佐伯さいき港こうから南方なんぽうに出発しゅっぱつ、ビアク島とう輸送ゆそう作戦さくせん(渾作戦さくせん)に参加さんかした。時雨しぐれはソロンで陸戦りくせん隊たい207人にんを乗のせ敷波しきなみ、浦うら波はと共ともに輸送ゆそう隊たいとなり、護衛ごえいする白露しらつゆ、春雨はるさめ、五月雨さみだれと共ともに6月がつ8日にち未明みめいに出発しゅっぱつ。昼ひるにB-25爆撃ばくげき機きとP-38戦闘せんとう機きの攻撃こうげきを受うけ春雨はるさめが沈没ちんぼつして白濱しらはま司令しれいが戦死せんし、時雨しぐれは１名めいが負傷ふしょうしB-25撃墜げきつい4機きと報告ほうこくした[196]。

同日どうじつ夜よるに単たん縦陣じゅうじん最さい後尾こうびで航行こうこう中ちゅうに米べい重じゅう巡じゅん1、軽けい巡じゅん2、駆逐くちく艦かん14に遭遇そうぐう。時雨しぐれは砲撃ほうげきで応戦おうせん、魚雷ぎょらい8本ほんを発射はっしゃ、砲撃ほうげきを巡洋艦じゅんようかん1隻せきに命中めいちゅうさせたと報告ほうこくしたが、米べい艦隊かんたいの損害そんがいはなかった。一番いちばん砲塔ほうとう、2番ばん機き銃座じゅうざ、船体せんたいに被弾ひだんし戦死せんし者しゃ7名めい、重軽傷じゅうけいしょう者しゃ15を出だした。船体せんたいを貫通かんつうした6インチ砲弾ほうだんは不発ふはつだった[197][198]。10日とおかにサワラナ島とうに到着とうちゃくし陸りく兵へいを敷波しきなみに移うつし、重じゅう巡じゅん青葉あおば、軽けい巡じゅん鬼怒きぬと共ともに11日にちにハルマヘラ島とうバチアン泊地はくちへ移動いどう、応急おうきゅう修理しゅうりした後のちに白露しらつゆと共ともに12日にちにダバオに入港にゅうこうした。

マリアナ沖おき海戦かいせん[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「マリアナ沖おき海戦かいせん」を参照さんしょう

6月13日にち、小沢おざわ機動きどう部隊ぶたいから第だい一いち補給ほきゅう部隊ぶたいの護衛ごえいを命めいじられた[199]。14日にち、駆逐くちく艦かん5隻せき（浜風はまかぜ、響ひびき、秋霜しゅうそう、時雨しぐれ、白露しらつゆ）は補給ほきゅう部隊ぶたいのタンカー3隻せき（日栄にちえい丸まる、国くに洋よう丸まる、清せい洋ひろし丸まる）を護衛ごえいしてダバオを出港しゅっこうした。15日にち、白露しらつゆが清せい洋ひろし丸まると衝突しょうとつして沈没ちんぼつした。16日にち午後ごごに小沢おざわ機動きどう部隊ぶたい本隊ほんたいと合同ごうどうした。17日にち、機動きどう部隊ぶたい乙おつ部隊ぶたいに編入へんにゅうしマリアナ沖おき海戦かいせんに参加さんかした（編制へんせいはマリアナ沖おき海戦かいせん参照さんしょう）。20日はつか夕ゆうに艦隊かんたいが空襲くうしゅうを受うけ、時雨しぐれは龍りゅう鳳おおとりの護衛ごえいに就ついた。爆ばく撃げきを回避かいひし龍りゅう鳳おおとりに向むかうTBFアベンジャーを砲撃ほうげきして阻止そし、さらに魚雷ぎょらい2本ほんを艦かん尾お至近しきん距離きょりで回避かいひした。空襲くうしゅう終了しゅうりょう後ご、飛ひ鷹たかの救援きゅうえんに向むかったが、飛ひ鷹たかは沈没ちんぼつした[200][201]。

燃料ねんりょうが少すくなくなった時雨しぐれと浜風はまかぜ、秋霜しゅうそう、早霜はやじも、満潮まんちょうは主力しゅりょく艦艇かんていより先さきに沖縄おきなわ・中城湾なかぐすくわんへ向むかい、23日にち朝あさに到着とうちゃくした。午後ごご、満潮まんちょうに代かわり五ご月がつ雨う、第だい七なな戦隊せんたい（熊野くまの、鈴谷すずや、利根とね、筑摩ちくま）と共ともに出港しゅっこう。豊後水道ぶんごすいどうで他た艦かんと分わかれ五ご月がつ雨うと共ともに佐世保させぼに向むかい、戦艦せんかん榛名はるなを護衛ごえいして25日にちに到着とうちゃくした。修理しゅうりとレーダーの工事こうじを行おこなった。30日にち、大高おおだか一太郎いちたろう大佐たいさが駆逐くちく隊たい司令しれいに着任ちゃくにんした[202][203]。7月4日にちに呉ごに回航かいこうし、第だい七なな戦隊せんたいの重じゅう巡じゅん4隻せきを護衛ごえいし中城湾なかぐすくわんに寄港きこう。第だい一いち戦隊せんたい（戦艦せんかん大和やまと・武蔵むさし）を直衛なおえし16日にちにリンガ泊地はくちに着ついた。8月１日にち、五月雨さみだれと共ともにシンガポールに移うつった。18日にち-19日にち、大和やまとに横付よこづけして暴風雨ぼうふうう時じの損傷そんしょうを修理しゅうりした[204]。

8月がつ7日にち、時雨しぐれと五月雨さみだれは第だい十じゅう六ろく戦隊せんたい（青葉あおば、鬼怒きぬ、駆逐くちく艦かん浦うら波は）の指揮しき下かに入はいり、パラオからセブ島とうに邦人ほうじんを移送いそうする緊急きんきゅう任務にんむに就ついた。11日にちにマニラに到着とうちゃく、15日にちに出港しゅっこうし、途中とちゅうでセブ島とうに向むかう青葉あおば、浦うら波はと分わかれ、鬼怒きぬ、五月雨さみだれと共ともにパラオに向むかった。18日にち未明みめいに五月雨さみだれがパラオ近海きんかいで座礁ざしょう損傷そんしょうし、鬼怒きぬと時雨しぐれは五月雨さみだれを残のこしてパラオに到着とうちゃく。座礁ざしょう現場げんばで五月雨さみだれを救援きゅうえんした後のち、セブ島とうに向むかった[205][206][207]。

同日どうじつ、軽けい巡じゅん名取なとりがサマール島とう沖おきにて米べい潜水せんすい艦かんの雷撃らいげきで撃沈げきちんされた。鬼怒きぬと時雨しぐれ、浦うら波は、駆逐くちく艦かん竹たけが救助きゅうじょに向むかったが発見はっけんできず、時雨しぐれは22日にちにセブ島とうに到着とうちゃく。 第だい十じゅう六ろく戦隊せんたいの指揮しき下かを離はなれ、25日にちにマニラに戻もどった。コロン島とうコロン湾わんを偵察ていさつした後のち、30日にちにリンガ泊地はくちに回航かいこうした。9月中ちゅうはリンガ泊地はくちやシンガポールで訓練くんれんや整備せいびを行おこなった[208][209]。

レイテ沖おき海戦かいせん[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「レイテ沖おき海戦かいせん」を参照さんしょう

1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）10月がつ10日とおか、第だい27駆逐くちく隊たいは解かい隊たいされた[210]。 10月下旬げじゅんの捷一しょういち号ごう作戦さくせんに、時雨しぐれは西村にしむら祥治しょうじ中将ちゅうじょうの第だい一いち遊ゆう撃げき部隊ぶたい第だい三さん部隊ぶたいに所属しょぞくしていた（編制へんせいはレイテ沖おき海戦かいせん参照さんしょう）。時雨しぐれは21日にちにブルネイ湾わんに到着とうちゃく。西野にしの艦長かんちょうは戦艦せんかん山城やましろに赴おもむき西村にしむら中将ちゅうじょうから作戦さくせんの説明せつめいを受うけた[211]。22日にち午後ごご、艦隊かんたいはブルネイを出撃しゅつげきした。

24日にち、米べい軍ぐん機動きどう部隊ぶたい攻撃こうげき隊たい27機きに空襲くうしゅうされた。艦隊かんたいは山城やましろを中心ちゅうしんとした輪形りんけい陣じんで、左舷さげんにいた時雨しぐれは機銃きじゅう掃射そうしゃとロケット弾だん攻撃こうげきを受うけ、一番いちばん砲塔ほうとうに命中めいちゅう弾だんがあった。日没にちぼつ後ご、米べい軍ぐんが配備はいびした魚雷ぎょらい艇てい39隻せきが艦隊かんたいを襲撃しゅうげきしたが、重じゅう巡じゅん最上さいじょう、駆逐くちく艦かん山やま雲くも・朝あさ雲くもが掃討そうとうし、時雨しぐれは扶桑ふそう・山城やましろを護衛ごえいして後方こうほうを進すすんだ。時雨しぐれは魚雷ぎょらい艇ていPT152に主砲しゅほう弾だん1発はつを命中めいちゅうさせ、襲撃しゅうげきを撃退げきたいした。部隊ぶたいは再ふたたび合流ごうりゅうした[212][213][214]。

10月25日にち1時じ35分ふん、艦隊かんたいはスリガオ海峡かいきょう突入とつにゅうに向むけた陣形じんけいを形成けいせい、時雨しぐれは山城やましろ左ひだり75度ど1.5kmに位置いちした。2時じ56分ふん、時雨しぐれは右みぎ前方ぜんぽうに複数ふくすうの駆逐くちく艦かんを発見はっけんした。西村にしむら中将ちゅうじょうは探照灯たんしょうとうによる照射しょうしゃ攻撃こうげきを命めいじ、時雨しぐれの後のちに山城やましろ、扶桑ふそう、最上さいじょうが続つづいた。しかし米べい軍ぐんは煙幕えんまくを展開てんかいしてレーダーで雷撃らいげきし、先行せんこうしていた満潮まんちょうと山やま雲くもが沈没ちんぼつ、扶桑ふそうと朝あさ雲くもが大破たいはした。時雨しぐれは艦かん底そこを魚雷ぎょらいが通過つうかし被ひ雷かみなりは免まぬかれたが、僚艦りょうかんを見失みうしなった。被ひ雷かみなりした扶桑ふそうを捜索そうさくして山城やましろ（扶桑ふそうと誤認ごにん）と最上さいじょうを発見はっけん、両りょう艦かんの前まえに出でるため反転はんてんし北進ほくしんしたが、米べい戦艦せんかん6隻せき、巡洋艦じゅんようかん8隻せきの攻撃こうげきを受うけて山城やましろが沈没ちんぼつ、最上さいじょうも大だい火災かさいとなった[215][216][217][218]。

時雨しぐれは8インチ砲弾ほうだん1発はつが艦かん後部こうぶに命中めいちゅうし燃料ねんりょうタンクを貫通かんつうしたが不発ふはつだった。至近しきん弾だんで浮ういた船体せんたいが海面かいめんに落下らっかした衝撃しょうげきでジャイロコンパスや無線むせん機きが壊こわれ、船体せんたいに亀裂きれつや破やぶ孔あなが生しょうじた。戦場せんじょうの離脱りだつを図はかったが4時じ25分ふんに操舵そうだ不能ふのうで漂流ひょうりゅう状態じょうたいになった。北上ほくじょうする第だい二に遊ゆう撃げき部隊ぶたい(志摩しま清英きよひで中将ちゅうじょう）と遭遇そうぐうし、合流ごうりゅうを指示しじされたが舵かじの故障こしょうを伝つたえて応急おうきゅう修理しゅうりを続つづけた。5時じ30分ふんに操舵そうだが復活ふっかつし、南下なんかして退避たいひを続つづけた[219][220][221][222]。

  • 時雨しぐれは第だい二に遊ゆう撃げき部隊ぶたいが後続こうぞくしていること知しらず、那智なちに『ワレ、シグレ、ナニカ』と信号しんごうを送おくった。「ワレ那智なち」「那智なちノ後こうニ就ケ」と返信へんしんされたが、舵かじの故障こしょうを伝つたえ南下なんかを続つづけた。西野にしの艦長かんちょうは戦後せんご「第だい二に遊ゆう撃げき部隊ぶたいが後のちに続つづいている事ことを知しらなかった。志摩しま艦隊かんたいに続行ぞっこうしなかったのは、志摩しま長官ちょうかんの指揮しき下かになかったからだ。志摩しま長官ちょうかんは西村にしむら艦隊かんたいの戦闘せんとうをよくわかっていると思おもった。炎上えんじょう中ちゅうの扶桑ふそうや最上さいじょうや本ほん艦かんを見みれば状況じょうきょうは明あきらかだから、特とくに通報つうほうしなかった」と回想かいそうしている[223][224][225][226]。

10時じ18分ふん、時雨しぐれは栗田くりた健男たけお第だい一いち遊ゆう撃げき部隊ぶたい指揮しき官かんに対たいし、第だい三さん部隊ぶたいが単たん艦かんになったことを打電だでんした[227]。一旦いったんコロン湾わんに向むかうが、B-24に攻撃こうげきされたためブルネイに向むかい、27日にち午後ごご5時じに入港にゅうこうした。一連いちれんの戦闘せんとうで時雨しぐれは主砲しゅほう計けい241発はつ（通常つうじょう弾だん88発はつ、三さん式しき弾だん36発はつ、時限じげん弾だん117発はつ）、機銃きじゅう7930発はつを発射はっしゃし、戦死せんし2名めい・重軽傷じゅうけいしょう18名めいを出だした[228][229]。

詳細しょうさいは「萬まん栄丸さかえまる」を参照さんしょう

10月31日にち朝あさ、特設とくせつ運送うんそう船せん(給油きゅうゆ船せん)の雄お鳳おおとり丸まると萬まん栄丸さかえまる、海軍かいぐん配当はいとう船せんの八はち鉱こう丸まる、給きゅう糧かて艦かん早さ埼を海防かいぼう艦かん2隻せき（千振せんぶり、第だい19号ごう）、第だい34号ごう駆潜艇くせんていと共ともに護衛ごえいしてブルネイを出港しゅっこうし、同日どうじつ夜よるにボルネオ島とうミリに到着とうちゃくした。11月6日にち、重油じゅうゆを搭載とうさいした萬まん栄丸さかえまるを千振せんぶり・第だい19号ごうと共ともに護衛ごえいし、マニラへ向むかった[230]。8日にち未明みめい、米べい潜水せんすい艦かん3隻せき（グロウラー、ハードヘッド、ヘイク）に捕捉ほそくされた。日本にっぽん側がわは潜水艦せんすいかんを感知かんちして時雨しぐれと千振せんぶり、第だい19号ごうが爆雷ばくらい攻撃こうげきを行おこない、午前ごぜん3時じ頃ごろにグロウラーを撃沈げきちんしたが、3時じ59分ふんにハードヘッドの魚雷ぎょらい4本ほんが萬まん栄丸さかえまるに命中めいちゅう、沈没ちんぼつした。海防かいぼう艦かん2隻せきはミリに反転はんてんし、時雨しぐれはマニラに入港にゅうこうした。

内地ないちで本格ほんかく的てきな修理しゅうりを受うけることになった時雨しぐれは12日にち、輸送ゆそう作戦さくせんでマニラに入港にゅうこうした空母くうぼ隼はやぶさ鷹たか、駆逐くちく艦かん夕ゆう月がつ・卯月うづき、とレイテ沖おき海戦かいせんで損傷そんしょうした重じゅう巡じゅん利根とねを護衛ごえいし、マニラを出港しゅっこうした。マニラ湾まにらわんの日本にっぽん海軍かいぐん艦艇かんていは、翌よく13日にちに米べい機動きどう部隊ぶたいの空襲くうしゅうを受うけて壊滅かいめつ的てきな被害ひがいを受うけたが、時雨しぐれは難なんを逃のがれた。艦隊かんたいは15日にちに米べい潜水せんすい艦かんバーブに雷撃らいげきされたが、命中めいちゅうしなかった。同日どうじつ、時雨しぐれは第だい1水雷すいらい戦隊せんたい・第だい21駆逐くちく隊たい（初はつ霜しも）に編入へんにゅうされた[231]。時雨しぐれは16日にちに佐世保させぼに入港にゅうこうし、修理しゅうりに入はいった[232][233]。20日はつか、第だい一いち水雷すいらい戦隊せんたいは解かい隊たいされ、第だい二に水雷すいらい戦隊せんたいに編入へんにゅうした。

12月12日にちに修理しゅうりが完成かんせいし、14日にちに呉くれへ移動いどうした[234]。17日にち、時雨しぐれは第だい52駆逐くちく隊たい（檜ひのき、樅もみ）と共ともに、陸りく兵へいや特攻とっこう機き桜花おうか等ひとしを輸送ゆそうする空母くうぼ雲龍うんりゅうをマニラまで護衛ごえいする任務にんむに就ついた。19日にち夕ゆう、宮古島みやこじま近海きんかいで雲龍うんりゅうが米べい潜水せんすい艦かんレッドフィッシュの雷撃らいげきを受うけ沈没ちんぼつした[235]。対たい潜せん戦闘せんとうの後のち、時雨しぐれは舵かじが故障こしょうし、22日にちに佐世保させぼに帰投きとうしたため、礼れい号ごう作戦さくせんに参加さんかできなかった。27日にちに修理しゅうりが完了かんりょうすると門司もじに回航かいこうし、シンガポールに向むかうヒ87船団せんだん護衛ごえいの任務にんむに就ついた[236][237]。

沈没ちんぼつ[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「ヒ87船団せんだん」を参照さんしょう

時雨しぐれはカムラン湾わんまで船団せんだんを護衛ごえいし、東南とうなんアジアで活動かつどうする第だい二に水雷すいらい戦隊せんたいに合流ごうりゅうする計画けいかくだった。しかし当初とうしょ護衛ごえいを予定よていしていた軽けい巡じゅん矢や矧はぎが乗員じょういん訓練くんれんを理由りゆうに外はずれ、駆逐くちく艦かん雪ゆき風ふうが機関きかん故障こしょうで直前ちょくぜんに離脱りだつした。このため護衛ごえいの駆逐くちく艦かんは時雨しぐれ、浜風はまかぜ、磯いそ風ふうの3隻せきに減へった。船団せんだんには台湾たいわんまで桜花おうかを輸送ゆそうする空母くうぼ龍りゅう鳳おおとりも同行どうこうした[238][239][240]。

船団せんだんは12月31日にちに山口やまぐち県けんの六連島むつれじまを出発しゅっぱつし、朝鮮半島ちょうせんはんとう西岸せいがんから黄海こうかいを経へて大陸たいりく沿岸えんがんを南下なんかした。空襲くうしゅうを避さけるため舟山ふなやま群島ぐんとうに退避たいひしながら進すすんだが、1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）1月がつ7日にちに米べい潜水せんすい艦かんの雷撃らいげきでタンカー宗像むなかた丸まるが損傷そんしょうした。時雨しぐれなど駆逐くちく艦かん3隻せきは先さきに龍りゅう鳳おおとりを基もと隆たかしまで護衛ごえいした後のち、船団せんだんに合流ごうりゅうした。8日にち、浜風はまかぜがタンカー海邦かいほう丸まると衝突しょうとつして馬うま公こうに回航かいこう。同日どうじつ夜よるに高こう雄市ゆういちに到着とうちゃくし、磯いそ風ふうが別べつの船団せんだん護衛ごえいで本土ほんどに戻もどるため、護衛ごえいの駆逐くちく艦かんは時雨しぐれ1隻せきとなった[241][242]。

時雨しぐれと船団せんだんは10日とおかに出発しゅっぱつ。15-16日にちに香港ほんこんで空襲くうしゅうを受うけ、特務とくむ艦かん神威かもいが大破たいは、タンカー4隻せきが沈没ちんぼつした。全滅ぜんめつの危険きけんを避さけるため船団せんだんは二分にぶんされ、時雨しぐれは海防かいぼう艦かん干ひ珠たま・三宅みやけ・海防かいぼう艦かん13号ごうと共ともにタンカーさらわく丸まるの護衛ごえいするA船団せんだんとなり、17日にちに香港ほんこんを出発しゅっぱつ。19日にちに海南かいなん島とうで第だい7護衛ごえい船団せんだん司令しれい部ぶを降おろし20日にちに出港しゅっこう、シンガポールに向むかった[243][244]。

A船団せんだんは22日にちに米べい哨戒しょうかい機きに発見はっけんされた。24日にち午前ごぜん7時じ前まえ、さらわく丸まるの左舷さげん1.5kmを12ノットで航行こうこう中ちゅうの時雨しぐれは左ひだり4460mに潜水せんすい艦かんの電でん探さがせ反応はんのうを認みとめた。さらに7時じ3分ふんに『肉眼にくがんで確認かくにんした敵てき潜水せんすい艦かん』を目標もくひょうに、面舵おもかじをとった。しかし米べい潜水せんすい艦かんはブラックフィンとベスゴの2隻せきがおり、電でん探さがせで捕捉ほそくした艦かん首くび方向ほうこうのブラックフィンと目め視しした潜水艦せんすいかんを混同こんどうしたため、転うたて舵かじがブラックフィンに格好かっこうの射い点てんを与あたえた。4分ふん、時雨しぐれは左ひだり30度どに魚雷ぎょらいを発見はっけんし面舵おもかじをとり、この魚雷ぎょらいは艦かん尾おをかすめた。1分ふん後ご、4本ほん確認かくにんされた魚雷ぎょらい中ちゅう1本ほんが左舷さげん後部こうぶに命中めいちゅうした。船体せんたいが急激きゅうげきに傾斜けいしゃし、10分ふんに総員そういん退去たいきょ。艦かんは中央ちゅうおう部ぶで二分にぶんし7時じ15分ふんに沈没ちんぼつした。沈没ちんぼつ海域かいいきは北緯ほくい06度ど00分ふん 東経とうけい103度ど45分ふん / 北緯ほくい6.000度ど 東経とうけい103.750度ど / 6.000; 103.750。戦死せんし者しゃは准じゅん士官しかん以上いじょう2名めい（内うち1名めい便乗びんじょう者しゃ）・下士官かしかん兵へい36名めい、重傷じゅうしょう者しゃは下士官かしかん兵へい8名めい、軽傷けいしょう者しゃは下士官かしかん兵へい9名めい。この海域かいいきは米べい潜水せんすい艦かんが跳梁ちょうりょうしシンガポール方面ほうめんの日本にっぽん軍ぐんは航行こうこうを避さけていたが、船団せんだんに伝つたわっていなかったという[245]。

三宅みやけによれば、船団せんだん最さい後尾こうびにいた時雨しぐれは潜水艦せんすいかん攻撃こうげきのため反転はんてんしたあと消息しょうそくを絶たち、後ごを追おうと既すでに沈没ちんぼつしていたという。海防かいぼう艦かん13号ごうと三宅みやけが乗員じょういんの救助きゅうじょにあたった。時雨しぐれの戦闘せんとう詳報しょうほうは、艦隊かんたいの護衛ごえい艦かんは「万まん一いちノ際さい人的じんてき資源しげんノ無為むい損耗そんこう極きょく減げんノ為ため此等ノ處置しょちヲ取とリ置おけクハ至當しとう」として自艦じかんや僚艦りょうかんの沈没ちんぼつに備そなえた救難きゅうなん用具ようぐを常備じょうびするよう記しるした[246]。

3月がつ10日とおか、帝国ていこく駆逐くちく艦かん籍せきから除籍じょせきされた[247]。時雨しぐれの沈没ちんぼつで白露しらつゆ型がた駆逐くちく艦かん全ぜん10隻せきは喪失そうしつした[248]。

現在げんざいの時雨しぐれ[編集へんしゅう]

時雨しぐれの船体せんたいはマレまれー半島はんとうコタバルの東方とうほう150km地点ちてん付近ふきん、水深すいしん55mの地点ちてんで沈しずんでいる。ダイビングスポットになっているほか、地元じもと漁師りょうしにとっては漁礁ぎょしょう代かわりになっており漁網ぎょもうでカバーされている。艦かん体たいは2つに分断ぶんだんされており、艦かん首くび側がわは右舷うげん側がわに横転おうてんし、艦かん尾お側がわは艦かん首くび側がわから10mほど離はなれた場所ばしょで正せい立たたした状態じょうたいで沈しずんでいる。艦かん首くび側がわは海底かいていに叩たたきつけられたのか酷ひどく損傷そんしょうしているものの艦かん尾お側がわは原型げんけいをとどめている。

機銃きじゅう増ぞう備の状況じょうきょう[編集へんしゅう]

1944年ねん12月の時雨しぐれ艦かん型がた図ず

『日本にっぽん駆逐くちく艦かん物語ものがたり』によると戦没せんぼつ約やく1月がつ前まえの機銃きじゅうの状況じょうきょうは、25mm3連装れんそう3基き、同どう連装れんそう1基き、同どう単たん装そう15基き、13mm単たん装そう4基き。後部こうぶ2番ばん単たん装そう主砲しゅほうは撤去てっきょ、前部ぜんぶ右舷うげんの予備よび魚雷ぎょらい格納かくのう函はこも撤去てっきょされ、短艇たんていの一部いちぶも陸揚りくあげされていた。水みず測はか兵器へいきは九きゅう三さん式しき水中すいちゅう聴音ちょうおん機きと探さがせ信しんじ儀ぎを装備そうびし、探さがせ信しんじ儀ぎには水流すいりゅう覆おおいが着つけられていた。また前ぜんマストに22号ごう電でん探さがせと13号ごう電でん探さがせを1基きずつ装備そうびしていた。

歴代れきだい艦長かんちょう[編集へんしゅう]

※『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』303-304頁ぺーじによる。

艤装ぎそう員いん長ちょう[編集へんしゅう]

  1. 杉野すぎの修一しゅういち 少佐しょうさ：1935年ねん8月がつ26日にち -

艦長かんちょう[編集へんしゅう]

  1. 杉野すぎの修一しゅういち 少佐しょうさ：1936年ねん9月がつ7日にち - 1936年ねん12月1日にち
  2. 横井よこい稔みのる 少佐しょうさ：1936年ねん12月1日にち - 1938年ねん12月15日にち[249]
  3. 緒方おがた友とも兄けい 少佐しょうさ：1938年ねん12月15日にち - 1939年ねん3月がつ20日はつか[250]
  4. （兼けん）浜中はまなか脩一しゅういち 少佐しょうさ：1939年ねん3月がつ20日はつか[250] - 1939年ねん4月がつ1日にち[251]
  5. 金田かねだ清之きよゆき 少佐しょうさ：1939年ねん4月がつ1日にち - 1941年ねん9月がつ1日にち[252]
  6. 瀬尾せお昇のぼる 少佐しょうさ：1941年ねん9月がつ1日にち -
  7. 山上やまかみ亀ひさし三雄みつお 少佐しょうさ：1942年ねん11月がつ20日はつか -
  8. 西野にしの繁しげる 少佐しょうさ：1943年ねん12月8日にち -
  9. 荻原おぎわら学まなぶ 少佐しょうさ：1944年ねん12月1日にち -

時雨しぐれのプラスチックモデルキット[編集へんしゅう]

  • 1/700 特とくシリーズNo.81日本にっぽん海軍かいぐん駆逐くちく艦かん 白露しらつゆ型がた 時雨しぐれ・五月雨さみだれ（フジミ模型もけい）　2013年ねん6月がつ14日にち発売はつばい
  • 1/700 日本にっぽん海軍かいぐん駆逐くちく艦かん 時雨しぐれ 入渠にゅうきょセット（ピットロード）　2013年ねん12月がつ20日はつか発売はつばい
  • 1/700 特とくシリーズ SPOT No.39 日本にっぽん海軍かいぐん駆逐くちく艦かん 時雨しぐれ・雪ゆき風ふう 幸運こううん艦かんセット（フジミ模型もけい）　2014年ねん7月がつ26日にち発売はつばい
  • 1/700 特とくシリーズ No.98 日本にっぽん海軍かいぐん駆逐くちく艦かん 時雨しぐれ・雪ゆき風ふう 幸運こううん艦かんセット（フジミ模型もけい）　2017年ねん9月がつ発売はつばい

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b #昭和しょうわ9年度ねんど海軍かいぐん予算よさん査定さてい資料しりょうpp.15-16『昭和しょうわ六年補充計畫被代艦調|驅逐くちく艦かん|時雨しぐれ|1400|羽風はかぜ/1215内ない745|島しま風ふう/1215内ない840|(略りゃく)』
  2. ^ a b c d #艦船かんせん要目ようもく公表こうひょう範囲はんい(昭和しょうわ12年ねん12月1日にち)p.4『時雨しぐれ|(艦かん諸しょ元もと略りゃく)|浦賀うらが船渠せんきょ會社かいしゃ|8-12-9|10-5-18|11-9-7|(兵へい装そう略りゃく)』
  3. ^ #時雨しぐれ第だい156号ごうの2人ふたり員いんの件けん通知つうちp.13『時雨しぐれ/士官しかん7　特務とくむ士官しかん2　准じゅん士官しかん3　下士官かしかん57　兵へい153』
  4. ^ #艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう(昭和しょうわ16年ねん12月31日にち)p.8『艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう｜驅逐くちく艦かん|一等いっとう|白露しらつゆ型がた|白露しらつゆ、時雨しぐれ、村雨むらさめ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、五月雨さみだれ、海風かいふう、山風やまかぜ、江こう風ふう、涼風すずかぜ』
  5. ^ #モリソンの太平洋たいへいよう海戦かいせん史し238,241頁ぺーじ
  6. ^ #第だい4364号ごう白露しらつゆ時雨しぐれp.2
  7. ^ #達たち昭和しょうわ8年ねん12月pp.11-12『達たち百ひゃく四よん十じゅう九きゅう號ごう　艦艇かんてい製造せいぞう費ひヲ以テ昭和しょうわ八はち年度ねんどニ於テ建造けんぞうニ着手ちゃくしゅノ驅逐くちく艦かん三さん隻せき潜水せんすい艦かん二に隻せき掃海そうかい艇てい一いち隻せき左ひだりノ通つう命名めいめいス｜昭和しょうわ八はち年ねん十二月じゅうにがつ十じゅう五ご日にち　海軍かいぐん大臣だいじん大角おおすみ岑生みねお|驅逐くちく艦かん　佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうニ於テ建造けんぞう　白露しらつゆシラツユ｜浦賀うらが船渠せんきょ株式會社かぶしきがいしゃニ於テ建造けんぞう　時雨しぐれシグレ｜株式會社かぶしきがいしゃ藤永ふじなが田た造船ぞうせん所しょニ於テ建造けんぞう　村雨むらさめムラサメ｜潜水せんすい艦かん　三菱みつびし造船ぞうせん株式會社かぶしきがいしゃ神戸造船所こうべぞうせんしょニ於テ建造けんぞう　伊い號ごう第だい七なな十じゅう二に潜水せんすい艦かん｜株式會社かぶしきがいしゃ川崎かわさき造船ぞうせん所しょニ於テ建造けんぞう　伊い號ごう第だい七なな十じゅう三さん潜水せんすい艦かん｜掃海そうかい艇てい　株式會社かぶしきがいしゃ大阪おおさか鉄工てっこう所しょニ於テ建造けんぞう　第だい十じゅう七なな號ごう掃海そうかい艇てい』
  8. ^ #駆逐くちく艦かん戦隊せんたい103-106頁ぺーじ『艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅうとは』
  9. ^ #第だい1126号ごう　艦船かんせん工事こうじ概括がいかつ表ひょう認許にんきょの件けんp.2
  10. ^ #日本にっぽん海軍かいぐん艦艇かんてい写真しゃしん集しゅう17駆逐くちく艦かん44頁ぺーじ
  11. ^ #北海道ほっかいどう行幸ぎょうこうの際さいの海軍かいぐん儀礼ぎれい、行動こうどう等とうに関かんする件けん(2)p.1
  12. ^ #時雨しぐれ第だい156号ごうの2人ふたり員いんの件けん通知つうちp.44、#北海道ほっかいどう行幸ぎょうこうの際さいの海軍かいぐん儀礼ぎれい、行動こうどう等とうに関かんする件けん(2)p.10
  13. ^ #北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう並なみに陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅう関係かんけい事項じこうの件けんp.7
  14. ^ #北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう並なみに陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅう関係かんけい事項じこうの件けんp.17
  15. ^ #北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう並なみに陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅう関係かんけい事項じこうの件けんp.20-21
  16. ^ #北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう並なみに陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅう関係かんけい事項じこうの件けんp.25『比叡ひえい・時雨しぐれ・白露しらつゆ　〇九きゅう三さん〇時じ横須賀よこすか着ぎ　天皇陛下てんのうへいかニハ長途ちょうとノ御ご公開こうかいヲ終おわりヘセラレ天機てんき益えき々麗うららシク拝はいセラレル　一いち〇三五時御退艦遊バサレ茲ニ無事ぶじ北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう特別とくべつ任務にんむヲ終了しゅうりょうセリ』
  17. ^ #昭和しょうわ十じゅう一年海軍特別大演習観艦式神戸市記念誌p.34『囁ささやき交かわす歓よろこびの会話かいわの瞬間しゅんかんにゆらめく和泉いずみ灘なだの金波きんぱをかき分わけて、神戸こうべ港こうの防波堤ぼうはていに近ちかづく比叡ひえいの英姿えいし、仰あおぎみる檣頭しょうとう高たかく錦旗きんきは、今いまぞはためく、続つづくは供奉ぐぶ艦かんの時雨しぐれ、白露しらつゆその時とき突如とつじょ海面かいめんをどよもす二に十じゅう一発いっぱつの皇すめらぎ禮砲れいほうは鳥海とりうみ、愛宕あたご、足柄あしがらの各かく艦かんから発はっせられ…』
  18. ^ #昭和しょうわ十じゅう一年海軍特別大演習観艦式神戸市記念誌p.36『かくて八はち時じ御召おめし艦かん愛宕あたごは抜錨ばつびょう、供奉ぐぶの駆逐くちく艦かん白露しらつゆ、時雨しぐれを従したがえへ、第だい一いち航路こうろ関門かんもんを経へて御お出で講こう、この時とき連合れんごう艦隊かんたい旗艦きかん長門ながとが放はなつ皇すめらぎ禮砲れいほう第だい一発いっぱつに続つづいて、各かく戦隊せんたい毎ごとに二に十じゅう一発いっぱつの皇すめらぎ禮砲れいほうを発はっし…』
  19. ^ #昭和しょうわ十じゅう一年海軍特別大演習観艦式神戸市記念誌pp.39-45
  20. ^ #和わ11年ねん特別とくべつ大だい演習えんしゅう観艦式かんかんしき賜たまもの饌艦設備せつびに関かんする件けん 訓令くんれい中ちゅう改正かいせいの件けん(1)p.8,13『午後ごご2時じ40分ふん、御召おめし艦かん横須賀よこすかニ向こうケ出港しゅっこうス。駆逐くちく艦かん時雨しぐれ、白露しらつゆハ賜たまもの饌後御召おめし艦かん附近ふきんニ待機たいきシ御召おめし艦かん出港しゅっこうノ際さい供奉ぐぶス』
  21. ^ #昭和しょうわ11年ねんC儀ぎ制せい 巻まき12(1)p.5
  22. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.231
  23. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.311
  24. ^ a b c #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.355
  25. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.342
  26. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.356
  27. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.366-367
  28. ^ #真実しんじつの艦艇かんてい史しpp.66
  29. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.367
  30. ^ a b #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.424
  31. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.427
  32. ^ #叢書そうしょ72中国ちゅうごく方面ほうめんp.436
  33. ^ #砲艦ほうかん　二見ふたみ p.5
  34. ^ #叢書そうしょ79中国ちゅうごく方面ほうめんp.34-35
  35. ^ #艦艇かんてい特務とくむ艦かん本籍ほんせき別べつ一覧いちらん表ひょう(昭和しょうわ12年ねん12月1日にち)p.4『驅逐くちく艦かん|横須賀よこすか鎮守ちんじゅ府ふ|(略りゃく)有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ、白露しらつゆ、時雨しぐれ、村雨むらさめ、夕立ゆうだち、春雨はるさめ、五月雨さみだれ(略りゃく)』
  36. ^ #駆逐くちく隊たい編制へんせい(昭和しょうわ12年ねん12月1日にち)p.7『驅逐くちく隊たい編制へんせい』
  37. ^ #駆逐くちく隊たい編制へんせい(昭和しょうわ13年ねん12月5日にち)p.4『驅逐くちく隊たい編制へんせい』
  38. ^ #支ささえ那な事変じへん第だい8回かい功績こうせき27駆か p.2〔 昭和しょうわ十じゅう五ご年ねん九きゅう月がつ十じゅう七なな日にち南みなみ支ささえ方面ほうめんニ向こうケ佐世保させぼ發はつ同年どうねん十じゅう月がつ五ご日にち佐世保させぼ歸着きちゃく 〕
  39. ^ #叢書そうしょ79中国ちゅうごく方面ほうめんp.246
  40. ^ #軍艦ぐんかん華麗かれいなる生涯しょうがい48頁ぺーじ
  41. ^ #S1612九きゅう戦隊せんたい日誌にっし(1)p.10『15日にち/一いち．連合れんごう艦隊かんたい電でん令れい作さく第だい43号ごうニ依よリ呉ごニ於テ第だい二師団輸送船団護衛作戦準備ヲ開始かいしス　二に．本ほん護衛ごえい任務にんむニ関せきシ第だい二に十じゅう七なな駆逐くちく隊たい（二に小隊しょうたい欠かけ）、第だい三さん十じゅう二に駆逐くちく隊たいヲシテ當とう戦隊せんたい司令しれい官かんノ指揮しきヲ受ケシメラル』
  42. ^ #戦隊せんたい行動こうどう調書ちょうしょp.9『1.15　陸軍りくぐん輸送ゆそう船団せんだん護衛ごえい隊たい(将はた旗はた9S) 9S(将はた旗はた大井おおい、北上ほくじょう) 27dg(白露しらつゆ、時雨しぐれ)、32dg(芙蓉ふよう、刈萱かるかや、朝顔あさがお) 1.16〜1.31　門司もじ高雄たかお間あいだ陸軍りくぐん船団せんだん(約やく32隻せき)護衛ごえい』
  43. ^ #S1612九きゅう戦隊せんたい日誌にっし(1)pp.24,29『各かく部隊ぶたいノ任務にんむ行動こうどう/第だい二に護衛ごえい隊たい　27dg第だい1小隊しょうたい　指揮しき官かん27dg司令しれい　第だい二に輸送ゆそう船隊せんたい(六ろく隻せき)ノ直接ちょくせつ護衛ごえい』
  44. ^ #S1612九きゅう戦隊せんたい日誌にっし(1)p.11『18日にち/第だい27駆逐くちく隊たい(2小隊しょうたい欠かけ)及輸送ゆそう船せん6隻せき(第だい二に次じ船団せんだん)六連むつれ冲発』
  45. ^ #S1612九きゅう戦隊せんたい日誌にっし(1)p.11『22日にち/第だい二に次じ船団せんだん　基もと隆たかし着ぎ』
  46. ^ #S1612九きゅう戦隊せんたい日誌にっし(1)p.22『29日にち/27dg馬ば公おおやけ着ぎ』
  47. ^ #S1612九きゅう戦隊せんたい日誌にっし(1)p.22『31日にち/一いち．上うえ及27dg第だい1小隊しょうたい、輸送ゆそう船せん七なな隻せきノ直接ちょくせつ護衛ごえい(馬うま公こう高雄たかお間あいだ)ヲ行ぎょうフ　二に．護衛ごえい任務にんむヲ無事ぶじ終了しゅうりょうス　任務にんむ終了しゅうりょうニ付づけ27dg第だい1小隊しょうたいニ対たいスル指揮しきヲ解かいク』
  48. ^ #空母くうぼ瑞鳳ずいほう生涯しょうがい51頁ぺーじ
  49. ^ #S1704五ご航こう戦せん日誌にっし(1)p.4『4月がつ10日とおか附ふ　秋あき雲くも、朧おぼろハ五ご航こう戦せんヨリ除じょカル/4月がつ18日にち以降いこう二に十じゅう七駆五航戦司令官ノ指揮しき下かニ入にゅうル』
  50. ^ #S1704五ご航こう戦せん日誌にっし(1)p.8『18日にち以降いこう機動きどう部隊ぶたいヨリ除じょカレMO作戦さくせん参加さんかノ為ため南洋なんよう部隊ぶたいニ編入へんにゅう二に十じゅう七なな駆か本職ほんしょくノ指揮しき下かニ入にゅうル』
  51. ^ #S1703五ご戦隊せんたい日誌にっし(3)pp.5,19『GF電でん令れい作さく第だい112号ごうヲ以テ4月がつ18日にち附ふ5S（那智なち欠かけ）、5Sf、祥さち鳳おおとり、27dg、7dg　南洋なんよう部隊ぶたい編入へんにゅうヲ発令はつれいセラル』
  52. ^ #S1704五ご航こう戦せん日誌にっし(1)p.9『19日にち1200補給ほきゅう完了かんりょう直ちょくニ五ご航こう戦せん二に十じゅう七なな駆かヲ率りつヒ馬ば公おおやけ出撃しゅつげき機動きどう部隊ぶたいトノ会合かいごう点てんニ向こうケ急行きゅうこうス…』
  53. ^ #MO機動きどう部隊ぶたい詳報しょうほう(1)p.5『MO機動きどう部隊ぶたいノ指揮しき官かん並なみニ兵力へいりょく』
  54. ^ #戦史せんし叢書そうしょ南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(1)278頁ぺーじ
  55. ^ #MO機動きどう部隊ぶたい詳報しょうほう(1)p.42『5月がつ9日にち1230(翔しょう鶴づる夕暮ゆうぐれ漣さざなみ横須賀よこすか回航かいこうの件けん)』
  56. ^ #S1703五ご戦隊せんたい日誌にっし(5)p.29『(略りゃく)補給ほきゅう及不時着ふじちゃく捜索そうさくニ引続ひきつづけキ従事じゅうじス』
  57. ^ #S1703五ご戦隊せんたい日誌にっし(6)pp.19-20
  58. ^ #MO機動きどう部隊ぶたい詳報しょうほう(1)p.25『17日にち5S、27dgハ南洋なんよう部隊ぶたいヨリ除じょカレMO機動きどう部隊ぶたいノ編制へんせいヲ解かいカル』
  59. ^ #MO機動きどう部隊ぶたい詳報しょうほう(3)p.26『5月がつ17日にち1515/5S(那智なち欠かけ)27dgヲ南洋なんよう部隊ぶたいヨリ除じょカレ5S(那智なち欠かけ)ハ前進ぜんしん部隊ぶたいニ27dgハ警戒けいかい部隊ぶたいニ編入へんにゅうセラレ27dgハ5S内地ないち着ぎ迄まで5S司令しれい官かんノ指揮しきヲ承うけたまわクルコトニ発令はつれいセラル』
  60. ^ #S1703五ご戦隊せんたい日誌にっし(3)p.25『5S前方ぜんぽうノ直衛なおえ駆逐くちく艦かん時雨しぐれハ至近しきん距離きょり(約やく2000米まい)ニ浮上ふじょう同行どうこうスル敵てき潜水せんすい艦かん(「ボニータ」型がた)1隻せきヲ認みとめメ之のヲ砲撃ほうげき命中めいちゅう弾だん(四よん斉射せいしゃ中ちゅう三さん回かい命中めいちゅう)ヲ浴よくセ且ツ潜没せんぼつ後ご爆雷ばくらい攻撃こうげき2回かいヲ加かヘ有効ゆうこうナル攻撃こうげきヲナセリ、撃沈げきちん確実かくじつト認みとめム』
  61. ^ #S1703五ご戦隊せんたい日誌にっし(3)p.27『5月がつ22日にち早朝そうちょう豊後水道ぶんごすいどうニ入にゅうリ27dg直衛なおえ任務にんむヲ解かいキ之のヲ先行せんこうセシメ同日どうじつ午後ごご呉ごニ入にゅう泊とまりセリ』
  62. ^ #MO機動きどう部隊ぶたい詳報しょうほう(3)p.63『戦せん訓くん並なみ所見しょけん』より
  63. ^ 「昭和しょうわ17年ねん6月がつ25日にち(発令はつれい6月がつ25日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい889号ごう p.24」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072085900 
  64. ^ 「昭和しょうわ17年ねん6月がつ20日はつか(発令はつれい6月がつ20日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい886号ごう p.7」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072085900 
  65. ^ 『中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』122-123ページ
  66. ^ 『中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』123ページ
  67. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)143頁ぺーじ『アパママ島とう攻略こうりゃく』
  68. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)149頁ぺーじ『前進ぜんしん、機動きどう各かく隊たいの「ガ」島しま北東ほくとう海面かいめんへの進出しんしゅつ』
  69. ^ a b c #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん120-121頁ぺーじ『ヌデニ島とう敵てき飛行ひこう艇てい基地きち攻撃こうげき』
  70. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)154頁ぺーじ『「ガ」島しま飛行場ひこうじょう総そう攻撃こうげきの支援しえん態勢たいせいと総そう攻撃こうげきの失敗しっぱい』
  71. ^ #S170601五ご戦隊せんたい日誌にっし(3)p.21『特別とくべつ奇襲きしゅう隊たいハ12日にち「ヌデニ」島とう「ブラシオサ」湾わん敵てき飛行ひこう艇てい基地きち攻撃こうげき実施じっし、15日にち其ノ編制へんせいヲ解かいカレ本隊ほんたいニ合同ごうどう』
  72. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん143頁ぺーじ
  73. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん181頁ぺーじ
  74. ^ a b c #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん182-183頁ぺーじ『八日ようかの日進にっしん輸送ゆそう』
  75. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん188頁ぺーじ
  76. ^ #図説ずせつ太平洋たいへいよう海戦かいせん史し第だい2巻かん208頁ぺーじ
  77. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん200頁ぺーじ(戦史せんし叢書そうしょでは夕ゆう霧きりとするが、夕ゆう霧きりは呉くれで修理しゅうり中ちゅう。出撃しゅつげき艦かんは天てん霧きり)
  78. ^ #図説ずせつ太平洋たいへいよう海戦かいせん史し第だい2巻かん212頁ぺーじ
  79. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん217-218頁ぺーじ
  80. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん220-221頁ぺーじ
  81. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん222頁ぺーじ『輸送ゆそう計画けいかくの変更へんこう』
  82. ^ #S1709四よん水みず戦せん詳報しょうほう(5)pp.3-4,13『10月がつ16日にち聯合れんごう艦隊かんたいヨリノ指令しれいニ依よリ日進にっしん、千歳ちとせノ輸送ゆそうハ取と止とめメラレ千代田ちよだノ進出しんしゅつモ亦また延期えんきトナレルヲ以テ増援ぞうえん部隊ぶたいヲ軽けい巡じゅん戦隊せんたい(川内かわうち、由良ゆら、龍田たつた)、水雷すいらい戦隊せんたい(秋月しゅうげつ、7dg、11dg、6dg、2dg、19dg、27dg)ニ分ぶんケ第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かんハ水雷すいらい戦隊せんたいヲ指揮しきスルコトトナレリ』
  83. ^ a b c #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん224-225頁ぺーじ『十じゅう七なな日にちの輸送ゆそう』
  84. ^ #S1709四よん水みず戦せん詳報しょうほう(5)p.23『18日にち1120 4sd司令しれい官かん→3sd司令しれい官かん/昨夜さくや「タサハロング」ニ於テ収容しゅうようセル人員じんいん左ひだりノ通つう　海軍かいぐん32内ない重傷じゅうしょう13(准じゅん士官しかん1)軽傷けいしょう8(吹雪ふぶき航海こうかい長ちょう)、陸軍りくぐん100内ない将校しょうこう2重傷じゅうしょう10軽傷けいしょう49、吾妻あづま丸まる船員せんいん33(船長せんちょう)内ない軽傷けいしょう5　陸軍りくぐん輸送ゆそう船員せんいん66内ない重傷じゅうしょう7軽傷けいしょう29　計けい231』
  85. ^ #S1709四よん水みず戦せん詳報しょうほう(5)p.6『村雨むらさめ、時雨しぐれハ適時てきじ哨区ヲ撤シ2210予定よていノ如ク陸上りくじょう砲撃ほうげきヲ実施じっしス（発射はっしゃ弾だん数すう　村雨むらさめ60発はつ時雨しぐれ100発はつ）』
  86. ^ #S1709四よん水みず戦せん詳報しょうほう(5)p.7『18日にち0400「エスペランス」隊たいニ進しん及合同どうス。0455軽けい巡じゅん戦隊せんたいニ対たいシ左ひだり斜はす前約ぜんやく1粁きろめーとるヨリ敵てき潜水せんすい艦かんノ雷撃らいげき(発射はっしゃ雷かみなり数すう3)アリ、内うち1由良ゆらノ左舷さげん前部ぜんぶ清水しみずタンクニ命中めいちゅうセルモ不ふ爆ばくニシテ大だいナル損害そんがいナク0930増援ぞうえん部隊ぶたい全部ぜんぶRX区くニ帰着きちゃくセリ。』
  87. ^ #S1709四よん水みず戦せん詳報しょうほう(6)pp.9-10『26日にち0000将しょう旗きヲ村雨むらさめニ移うつり揚あげシ…』
  88. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん246頁ぺーじ
  89. ^ #S1710四よん水みず戦せん日誌にっし(1)pp.3-4『(略りゃく)陸軍りくぐん第だい18軍ぐんノ大部たいぶヲ同島どうとう揚陸ようりくニ成功せいこう陸軍りくぐん部隊ぶたいノ大だいナル自信じしんノ下しもニ24日にち「ガ」島しま第だい二に回かい総そう攻撃こうげきヲ実施じっしセラレタルモ遂とげニ成功せいこうスルニ至いたりラズ更さらニ後図こうとヲ策さくスルコトトナレリ(略りゃく)』
  90. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん333-334頁ぺーじ『二に十じゅう九きゅう日にちの輸送ゆそう』
  91. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん344-347頁ぺーじ『十じゅう一いち月がつ二に日にちの輸送ゆそう』
  92. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん347-350頁ぺーじ『五日いつかの輸送ゆそう』
  93. ^ a b c #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん351-353頁ぺーじ『八日ようかの輸送ゆそう』
  94. ^ #S1710四よん水雷すいらい詳報しょうほう(1)p.8『27dgハ前進ぜんしん部隊ぶたい電でん令れい作さく第だい71号ごうニ依よリZ-2日にち2200RXE出撃しゅつげき南方なんぽう航路こうろヲ経けいテZ-1日にち2100迄までニ「ガダルカナル」「ラッセル」島間しままニ進出しんしゅつ同どう方面ほうめんヨリ来襲らいしゅうスルコトアルベキ敵てきノ阻止そし撃攘げきじょうニ任にんジ11Sノ「ガダルカナル」飛行場ひこうじょう射撃しゃげき終了しゅうりょう後ご之のニ合同ごうどうス』
  95. ^ #S1711四よん水みず戦せん日誌にっし(4)pp.43-44『四よん.参考さんこう(1)麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』
  96. ^ #S1710四よん水雷すいらい詳報しょうほう(2)p.16『13日にち0309 10S司令しれい官かん→照あきら月がつ27dg/比叡ひえい0300「サボ」島とうノ西にし5浬かいり操みさお航こう不自由ふじゆうナリ至急しきゅう之これガ救援きゅうえんニ赴ケ』
  97. ^ #S1710四よん水雷すいらい詳報しょうほう(1)p.15『27dgハ「ガ」島とう「ラッセル」島間しまま予定よてい哨区ニアリテ警戒けいかい中ちゅう2348 11Sノ砲戦ほうせんシツツアルヲ認みとめメ0020集結しゅうけつ(順番じゅんばん号ごう単たん縦陣じゅうじん)0030哨区ヲ撤シ11Sニ合同ごうどうスル如ク行動こうどう中ちゅう0135令れいニ依よリ北方ほっぽうニ退避たいひス。0200霧島きりしまニ合同ごうどうシコレニ続行ぞっこう中ちゅう0345十じゅうS司令しれい官かんノ令れいニ依よリ反転はんてん(「ラモス」島とうノ60度ど15浬かいり)比叡ひえいノ救援きゅうえんニ向こうヘリ』
  98. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.14『0600頃ごろヨリ27dg(有明ありあけ欠かけ)照あきら月がつ相しょう次じデ来着らいちゃく　雪ゆき風ふうト共どもニ比叡ひえいノ周囲しゅうい約やく3粁きろめーとる圏けんヲ旋回せんかい警戒けいかいセシム』
  99. ^ #S1710四よん水雷すいらい詳報しょうほう(1)p.17『0545現場げんば着ぎ11S司令しれい官かんノ指揮しきヲ受ケ之のガ警戒けいかいニ任にんジツツ敵艦てきかん爆ばく・雷撃らいげき機き・戦闘せんとう機きト間断かんだんナク交戦こうせん、1300頃ごろヨリ比叡ひえい乗員じょういんノ収容しゅうようヲ開始かいし1520収容しゅうようヲ終おわりル　此ノ間あいだ敵てき戦闘せんとう機きノ銃撃じゅうげきニ依よリ時雨しぐれ、白露しらつゆ、夕暮ゆうぐれニ若干じゃっかんノ被害ひがいアリ』
  100. ^ #S1710四よん水雷すいらい詳報しょうほう(2)p.29『13日にち1944 27dg司令しれい→4sd司令しれい/27dg機密きみつ第だい1318323番ばん電でん　当とう隊たい比叡ひえい警戒けいかい任務にんむ中ちゅう敵てき機き銃撃じゅうげきニ依よル被害ひがい左ひだりノ通つうリ　但ただしシ戦闘せんとう航海こうかいニ差さ支ささえナシ出でシ得とくル最大さいだい速力そくりょく編隊へんたい全力ぜんりょく29節せつ…』
  101. ^ #S1710四よん水雷すいらい詳報しょうほう(4)p.36『(二に)13日にち比叡ひえい救援きゅうえん中ちゅうノ被害ひがい　時雨しぐれ:一いち、二に番ばん重油じゅうゆタンク其ノ他た外そと舷ふなばた甲板かんぱん機銃きじゅう被弾ひだん破やぶ孔あな多数たすう　白露しらつゆ：二に番ばん連れん管かん1、六ろく番ばん重油じゅうゆタンク機械きかい室外しつがい鈑小破しょうは孔あな　夕暮ゆうぐれ：後部こうぶ電信でんしん室しつ火災かさい送信そうしん機き使用しよう不能ふのう』
  102. ^ a b c #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん374-375頁ぺーじ
  103. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)pp.17-18『1600人にん員いんノ収容しゅうようヲ終おわりリ将はたニ27dgヲシテ處分しょぶんセシメントスルトキGF長官ちょうかんヨリノ電でん令れいニ依よリ處分しょぶんヲ取と止とめメ比叡ひえいヲ監視かんしシツツ更さらニ状況じょうきょうヲ具申ぐしん處分しょぶん方かた電でん接せっセリ』
  104. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.35『13日にち1407雪ゆき風ふう司令しれい官かん→艦かん/比叡ひえい処分しょぶんノ為ため各かく艦かん魚雷ぎょらい2本ほんヲ用意よういシヲケ』
  105. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.40『13日にち1550 11S司令しれい官かん→27dg司令しれい/二に十じゅう七なな駆逐くちく隊たい司令しれいハ比叡ひえいニ対たいシ雷撃らいげき処分しょぶんセヨ』
  106. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.40『11月13日にち1631 11S司令しれい官かん→時雨しぐれ/11S司令しれい官かん→宛あて27dg　處分しょぶん待まちテ』
  107. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.40『11月13日にち1638 GF長官ちょうかん→各かく隊たい/GF機密きみつ第だい131440番ばん電でん　比叡ひえい處分しょぶんスルナ』
  108. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.40『11月13日にち1753 27dg→2F長官ちょうかん他た/27dg機密きみつ131832番ばん電でん　二番連管魚雷機室ニ被弾ひだん2個こ噴出ふんしゅつ引火いんか危険きけんニ瀕ひんシタル為ため魚雷ぎょらい4本ほん投棄とうきス(後略こうりゃく)』
  109. ^ #第だい十じゅう一いち戦隊せんたい日誌にっし(5)p.18『(略りゃく)同艦どうかんハ沈没ちんぼつセルモノト推定すいていシ2330捜索そうさくヲ止とめメ前進ぜんしん部隊ぶたいニ合同ごうどうスル如ク行動こうどうス』
  110. ^ #S1711四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.59『時雨しぐれ夕暮ゆうぐれ1200トラック着ぎ(旭あさひ東丸ひがしまる日び栄丸さかえまる)護衛ごえい』
  111. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.11『10日とおか0930竜りゅう鳳おおとり→4sd/発はつ竜りゅう鳳おおとり艦長かんちょう　AdBキデ091410番ばん電でんニ依よル貴き隊たい派遣はけん駆逐くちく艦かん右みぎ至急しきゅう知ちラサレ度ど(略りゃく)』
  112. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(2)pp.12-13『10日とおか1622将しょう旗はた4sd→各かく艦かん/4sd電でん令れい作さく第だい1号ごう　AdB電でん令れい作さく第だい90号ごうニ依よル4sdノ2艦かんヲ朝あさ雲くも　時雨しぐれニ指定してい　9dg司令しれいハ朝あさ雲くも時雨しぐれヲ率りつヒ12日にち以後いご便宜べんぎ「トラック」発はつ　14日にち1200地点ちてんヤカワ41ニテ竜りゅう鳳おおとり　冲鷹ニ合同ごうどうシ「トラック」迄まで之のガ護衛ごえいニ任にんズ』
  113. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)216-217頁ぺーじ『航空こうくう母艦ぼかんによる航空機こうくうき輸送ゆそう』
  114. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.13『…朝あさ雲くも時雨しぐれハ9dg司令しれい之のヲ率りつヒ沖おき鷹たか警戒けいかい任務にんむノ為ため13日にち1530「トラック」出撃しゅつげき15日にち1445「サイパン」北西ほくせい海面かいめんニテ沖おき鷹たか卯月うづきニ合同ごうどう、18日にち0750「トラック」着ちゃく…』
  115. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.13『…更さらニAdB電でん令れい作さく第だい90号ごう4sd電でん令れい作さく第だい1号ごうニ依よリGF電でん令れい作さく第だい405号ごうニ依よル輸送ゆそう任務にんむニ従事じゅうじスル沖おき鷹たか警戒けいかい任務にんむノ為ため21日にち1024「トラック」発はつ26日にち1250横須賀よこすか着ぎ。』
  116. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.41『22日にち1620大臣だいじん→佐さ鎮長官ちょうかん/部下ぶか工廠こうしょうヲシテ時機じきヲ得え次第しだい　若葉わかば　初はつ霜しも　有明ありあけ　夕暮ゆうぐれ　白露しらつゆ　時雨しぐれノ40粍みりめーとる機銃きじゅうヲ在庫ざいこノ25粍みりめーとる2連装れんそう一いち型がた改あらため二に(二に型がた改あらため)ト換かわ装そう　之これガ代償だいしょう重量じゅうりょうトシテ予備よび魚雷ぎょらい2、及同格納庫かくのうこヲ撤去てっきょセシムベシ。工事こうじ及所要しょよう兵器へいきノ詳細しょうさいニ関せきシテハ海軍かいぐん艦かん政せい本部ほんぶ長ちょうヲシテ直接ちょくせつ所要しょようノ向こうニ通牒つうちょうセシム。』
  117. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(3)pp.12,73『時雨しぐれハ自じ15日にち至いたり23日間にちかんAdB電でん令れい作さく第だい120号ごうニ依よル「トラック」至いたりショートランド間あいだA船団せんだん輸送ゆそう任務にんむニ従事じゅうじ　24日にち2sd司令しれい官かんノ指揮しき下かニ入にゅうラシメル(AdB電でん令れい作さく第だい131号ごう)』-『麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』
  118. ^ 『中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』271-272ページ
  119. ^ 『中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』272ページ、The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II
  120. ^ 『中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』272-273ページ、『南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞ガ島とう撤収てっしゅうまで』520ページ
  121. ^ 『中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』272ページ、『南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜2＞ガ島とう撤収てっしゅうまで』520ページ
  122. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.59『2月がつ1日にち　各かく艦かん(隊たい)現状げんじょう　長良ながら朝ちょう雲くも時雨しぐれ五ご月がつ雨うAdB主ぬし隊たいト共どもニ「ケ」号ごう作戦さくせんニ従事じゅうじ出撃しゅつげき中ちゅう』
  123. ^ #戦史せんし叢書そうしょ83ガ島とう戦せん552頁ぺーじ
  124. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.9『時雨しぐれハ15日にち将はた旗はた3Sノ指揮しき下かニ入にゅうリ内地ないち回航かいこう部隊ぶたいノ警戒けいかいニ任にんジ「トラック」発はつ　20日はつか佐世保させぼ着ぎ　尓後同地どうちニ在ざいリテ船体せんたいノ整備せいびニ任にんズ』
  125. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(5)p.7『時雨しぐれハ佐世保させぼニ於テ修理しゅうり整備せいびヲ完成かんせいシ13日にち同地どうち発はつ　途中とちゅう15日にち　山やま霧きり丸まる及辰南丸みなみまるニ合同ごうどう之のガ護衛ごえいニ任にんジツツ「トラック」ニ回航かいこう　21日にち「トラック」着ちゃく
  126. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(6)p.46『(イ)麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』
  127. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.4『6日にち一時いちじ将はた旗はたヲ時雨しぐれニ移うつり揚あげシ…』
  128. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.5『8日にち内地ないち回航かいこう部隊ぶたい(5S大和やまと雲くも鷹たか冲鷹)「トラック」出撃しゅつげき時じ27dg(時雨しぐれ)ハAdB信しん令れい第だい265号ごうニ依よリ其ノ前ぜん路みち対たい潜せん掃蕩そうとう任務にんむニ従事じゅうじシタル後ご9日にち「トラック帰投きとう』
  129. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.22『7日にち将はた旗はた5S→各かく艦かん/5S信しんじ令れい第だい83号ごう　一いち.回航かいこう部隊ぶたいハ明あかり8日にち1430北きた水道すいどう出撃しゅつげき(航路こうろハ大和やまと機密きみつ第だい5号ごうノ6ノ通どおり)ノ予定よてい。27駆か(時雨しぐれ)初はつ月つきハ1000出港しゅっこう北きた水道すいどう外敵がいてき潜せん掃蕩そうとうヲ実施じっしシタル後ご同どう水道すいどうノ外そとニ於テ回航かいこう部隊ぶたいニ合同ごうどうスベシ。二に.明あかり八はち日にち0700各かく艦かん航海こうかい長ちょう　妙高みょうこうニ参集さんしゅうスベシ』
  130. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(1)pp.6,33『27dg(時雨しぐれ、有明ありあけ)ハ前記ぜんき任務にんむノ後のち17日にちGF電でん令れい作さく第だい564号ごうニ依よリGF主しゅ隊たいニ編入へんにゅうセラレ内地ないち回航かいこう部隊ぶたい(1S(大和やまと欠かけ)3S、8S、2sf(隼はやぶさ鷹たか欠かけ)）直衛なおえ任務にんむニ従事じゅうじ「トラック」発はつ　22日にち横須賀よこすか着ぎ』
  131. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.59『四よん参考さんこう(イ)麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう　第だい四よん水雷すいらい戦隊せんたい』
  132. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(1)p.6『27dg(白露しらつゆ欠かけ)22日にちGF電でん令れい作さく第だい565号ごうニ依よリKdBニ編入へんにゅう　横須賀よこすか及木更津きさらづ方面ほうめんニ行動こうどう　31日にち　1sf最上さいじょう大淀おおよどト共どもニ内海うつみ西部せいぶニ向こうケ横須賀よこすか発はつ』
  133. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.8『行動こうどう概要がいよう左ひだりノ如シ。27dg(白露しらつゆ欠かけ)ハ前月ぜんげつ下旬げじゅん引続ひきつづけキKdBニ編入へんにゅう前月ぜんげつ31日にち1sf大淀おおよど最上もがみ直衛なおえトナリ横須賀よこすか発はつ内海うつみ西部せいぶニ向こうヒツツアリシガ引続ひきつづけキ1sf基地きち物件ぶっけんノ輸送ゆそうニ任にんジ2日にち0130 27dg(時雨しぐれ、夕暮ゆうぐれ)ハ鹿児島かごしまニ有明ありあけハ0100古江ふるえニ夫おっと々入港にゅうこう右みぎ物件ぶっけん揚陸ようりく後ご佐世保させぼニ回航かいこう1500佐世保させぼ着ぎ同地どうちニ於テ艦橋かんきょう前ぜん機銃きじゅう増ぞう備其ノ他た船体せんたい旗艦きかん兵器へいき整備せいびニ任にんジタル後ご6日にち佐世保させぼ発はつ8日にち横須賀よこすか着ぎ…』
  134. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.22『7日にち1415 27dg→明石あかし他た/当とう隊たい(時雨しぐれ、白露しらつゆ)被害ひがいニ鑑かんミ前まえ25mm機銃きじゅう増設ぞうせつ工事こうじハ期間きかん不足ふそくノ為ため佐さ工廠こうしょうニ於テ架台かだい各部かくぶノ部分ぶぶん品ひんノミ制作せいさく其他内ない令れいニ依よル機銃きじゅう共ども各かく艦かんニ搭載とうさいノコトニ取と計けいハレ度ど　残ざん工事こうじハ横よこ工廠こうしょう(自じ6月がつ8日にち至いたり6月がつ10日とおか)及明石せきニ於テ施行しこう方かた取と計けいハレ度ど』
  135. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.23『8日にち1002 27dg→各かく隊たい/時雨しぐれ7日にち1945潮岬しおのみさきノ77度ど65浬かいりニ於テ敵てき潜せんラシキモノヲ探知たんち攻撃こうげき(投射とうしゃ爆雷ばくらい30)セシニ異様いようニ大だいナル爆発ばくはつ状じょう況きょうヲ呈ていシ(略りゃく)更さらニ其ノ直上ちょくじょうニ爆雷ばくらい4個こ投射とうしゃセリ。爾後じご時雨しぐれ、有明ありあけ、夕暮ゆうぐれノ3隻せきニテ附近ふきん一帯いったいヲ探さがせ信しんじ相当そうとうスルモ反響はんきょうナシ効果こうか概がいネ確実かくじつト認みとめム(略りゃく)』
  136. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)pp.24-25『8日にち1728将しょう旗はた27dg→各かく隊たい/時雨しぐれ左舷さげん巡航じゅんこうタービン操縦そうじゅう弁べん内部ないぶ漏洩ろうえい、右舷うげん巡航じゅんこうタービン車しゃ室しつ蒸気じょうき漏洩ろうえい部ぶ及蒸気き安全弁あんぜんべん漏洩ろうえい部ぶ検査けんさ修理しゅうりノ為ため約やく四よん日間にちかんヲ要ようスル現状げんじょうニ鑑かんミGF電でん令れい作さく第だい587号ごうニ依よル駆逐くちく艦かん2隻せきヲ有明ありあけ夕暮ゆうぐれニ指定してい致度』
  137. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.85『有明ありあけ、夕暮ゆうぐれ1400トラックニ向こうケ横須賀よこすか発はつ(2sf(隼はやぶさ鷹たか欠かけ)護衛ごえい)途中とちゅう、飛ひ鷹たか遭難そうなんノ為ため横須賀よこすかニ引返ス』
  138. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)341頁ぺーじ『「飛ひ鷹たか」の損傷そんしょうと第だい二に航空こうくう戦隊せんたい等とうのトラック進出しんしゅつ』
  139. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.9『15日にち27dg(時雨しぐれ)GF電でん令れい作さく第だい590号ごうAdB電でん令れい作さく第だい218号ごうニ依よリAdBニ復帰ふっき、16日にち27dg(白露しらつゆ欠かけ)ハGF電でん令れい作さく第だい593号ごうニ依よリ将はた旗はた3Sノ指揮しき下かノ下しもニ3S、7S(最上さいじょう欠かけ)2sf（龍りゅう鳳おおとり）五十鈴いすず雲くも鷹たか冲鷹、7dg、16dg(雪ゆき風ふう)浜風はまかぜ谷風たにかぜ凉風清きよし波なみ新月しんげつ等とうト共どもニ横須賀よこすか発はつ、21日にち「トラック」着ちゃく(将はた旗はた)2sfノ指揮しきヲ解かいカル爾後じご27dg(時雨しぐれ)ハ前記ぜんき「ナウル」輸送ゆそう任務にんむニ従事じゅうじ』
  140. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.81『麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』
  141. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)pp.6-7『横よこ二特及兵器弾薬糧食等ノ「ナウル」輸送ゆそうヲ命いのちゼラレ本ほん行動こうどう中ちゅうUNB指揮しき官かんノ指揮しきヲ受ケUNB信しん電でん令れい作さく第だい4号ごうノ要領ようりょうニ依よリ第だい一いち次じ輸送ゆそう隊たい(五十鈴いすず、浜風はまかぜ、谷風たにかぜ)22日にち0405、第だい二に次じ輸送ゆそう隊たい(4Sd(長良ながら)16dg(雪ゆき風ふう))23日にち0900、第だい三さん次じ輸送ゆそう隊たい(27dg(時雨しぐれ)、Ch28、秋葉山あきはさん丸まる)24日にち1000夫おっと々「トラック」発はつ』
  142. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)369頁ぺーじ『横よこ二に特とくのナウル進出しんしゅつ』
  143. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.90『27日にち　一いち.0500長良ながら雪ゆき風ふう浜風はまかぜト時雨しぐれ秋葉山あきはさん丸まるCh28右みぎ反抗はんこうニテ航こう過かス』
  144. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.7『第だい三さん次じ輸送ゆそう隊たいハ29日にち0430「ナウル」着ちゃく30日にち1100揚陸ようりく後ご27dg(時雨しぐれ)ハAdB電でん令れい作さく第だい232号ごうニ依よリ単独たんどく同地どうち発はつ「トラック」ニ回航かいこうス』
  145. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(2)p.91『30日にち　27dg(時雨しぐれ)ナウル輸送ゆそう物件ぶっけん揚陸ようりく完了かんりょうAdB電でん令れい作さく第だい232号ごうニ依よリ急速きゅうそくトラック回航かいこうス』
  146. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん7月がつ(1)p.37『内うち令れい第だい千せん三さん百ひゃく十じゅう一いち號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル　昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん七なな月がつ一いち日にち　海軍かいぐん大臣だいじん 嶋田しまだ繁太郎しげたろう　第だい二に驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル』
  147. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(3)pp.24,30『7月がつ1日にち2dg解かい隊たい、五月雨さみだれハ4sdニ編入へんにゅう、春雨はるさめハ4sdヨリ除じょカレ艦隊かんたい区分くぶんヲ変更へんこう　27dgヲ1番ばん隊たいトシ五月雨さみだれヲ2番ばん隊たいトス』
  148. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(4)pp.37-38『隼はやぶさ鷹たか飛行機ひこうき隊たい及隼鷹たか龍りゅう鳳おおとり基地きち員いんノ進出しんしゅつニ関せきシ左ひだりノ通つう定ていム(後略こうりゃく)』
  149. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.4『(略りゃく)隼はやぶさ鷹たか派遣はけん隊たいノ「マーシャル」撤収てっしゅう並なみニ2sf飛行機ひこうき隊たいノ「ラボール」方面ほうめん進出しんしゅつノ為ため4sd(長良ながら、時雨しぐれ)ハ之のガ輸送ゆそうニ協力きょうりょくシ併セテ22sf用よう糧食りょうしょくノ「ルオット」輸送ゆそうヲ実施じっしス。長良ながら及時雨うハ航続力こうぞくりょくノ関係かんけい上じょう初はつメ計画けいかくセラレタル「トラック」「ルオット」「ラボール」間あいだヲ直航ちょっこうスルヲ変更へんこうシ「ルオット」ニ於テ22sfノ糧食りょうしょく陸揚りくあげゲ及隼鷹たか派遣はけん隊たいノ収容しゅうようヲ終おわりラバ一旦いったん「トラック」ニ帰投きとう燃料ねんりょう補給ほきゅう後ご「ラボール」方面ほうめんノ輸送ゆそうヲ実施じっしスルコトトナレリ』
  150. ^ #S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.4『(略りゃく)隼はやぶさ鷹たか派遣はけん隊たいノ「マーシャル」撤収てっしゅう並なみニ2sf飛行機ひこうき隊たいノ「ラボール」方面ほうめん進出しんしゅつノ為ため4sd(長良ながら、時雨しぐれ)ハ之のガ輸送ゆそうニ協力きょうりょくシ併セテ22sf用よう糧食りょうしょくノ「ルオット」輸送ゆそうヲ実施じっしス。長良ながら及時雨うハ航続力こうぞくりょくノ関係かんけい上じょう初はつメ計画けいかくセラレタル「トラック」「ルオット」「ラボール」間あいだヲ直航ちょっこうスルヲ変更へんこうシ「ルオット」ニ於テ22sfノ糧食りょうしょく陸揚りくあげゲ及隼鷹たか派遣はけん隊たいノ収容しゅうようヲ終おわりラバ一旦いったん「トラック」ニ帰投きとう燃料ねんりょう補給ほきゅう後ご「ラボール」方面ほうめんノ輸送ゆそうヲ実施じっしスルコトトナレリ』pp.37-38『隼はやぶさ鷹たか飛行機ひこうき隊たい及隼鷹たか龍りゅう鳳おおとり基地きち員いんノ進出しんしゅつニ関せきシ左ひだりノ通つう定ていム(後略こうりゃく)』、#S1805四よん水みず戦せん日誌にっし(3)p.79『麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』pp.84-88『13日にち時雨しぐれ0450 270度ど方向ほうこう約やく2粁きろめーとるニ敵てき潜望鏡せんぼうきょうラシキモノ発見はっけん之のヲ攻撃こうげき(爆雷ばくらい12個こ)効果こうか不明ふめい　4sd(長良ながら27dg(時雨しぐれ))「トラック」着き、直ちょくニ燃料ねんりょう補給ほきゅう搭載とうさい人員じんいん物件ぶっけんノ一部いちぶ変更へんこう等とうヲ行くだりフ』『15日にち4sd(長良ながら(時雨しぐれ))「カビエン」着ちゃく　長良ながらハ湾内わんないニ入にゅう泊とまり直ただしニ基地きち人員じんいん物件ぶっけんヲ揚陸ようりく　時雨しぐれヲ以テ礁外ノ警戒けいかいニ任にんゼシムルト共どもニ長良ながら内火艇ないかてい1隻せき(爆雷ばくらい搭載とうさい)ヲ水道すいどう外がいニ派出はしゅつ対たい潜せん警戒けいかいニ任にんゼシム　1450長良ながら右舷うげん艦かん尾おニ於テ磁気じき機雷きらいラシキモノ爆発ばくはつ横よこ付づけ中ちゅうノ大発だいはつ1隻せき大破たいは沈没ちんぼつ艇てい長ちょう行方ゆくえ不明ふめい　長良ながらニモ軽けい小しょうナル損害そんがいアリ重傷じゅうしょう者しゃ小数しょうすうアリシモ戦闘せんとう航海こうかいニ支障ししょうナシ　1730「ラボール」ニ向こうケ出撃しゅつげきス』『17日にち　有明ありあけ0515「ラボール」着ちゃく　4sd(長良ながら、有明ありあけ)1300「トラック」ニ向こうケ「ラボール」発はつ　27dg(時雨しぐれ)早朝そうちょう「ブカ」南みなみ飛行場ひこうじょう着ぎ基地きち人員じんいん物件ぶっけん揚陸ようりく後ご出港しゅっこう　1507　4sd(長良有明ながらありあけ)夕張ゆうばりニ合同ごうどう「トラック」ニ回航かいこうス』『19日にち4sd(長良ながら27dg(時雨しぐれ有明ありあけ))「トラック」帰投きとう輸送ゆそう及護衛ごえい任務にんむヲ終了しゅうりょうス』『4sd(長良ながら)KdBニ、27dg(白露しらつゆ欠かけ)ヲNTBニ夫おっと々編入へんにゅうセラル(GF電でん令れい作さく第だい638号ごうAdB電でん令れい作さく第だい246号ごう) 4sdハ7月がつ20日はつか附ふ2sdニ編入へんにゅうノコトトナリ本ほん日誌にっし本日ほんじつヲ以テ終了しゅうりょうス』
  151. ^ #戦隊せんたい行動こうどう調書ちょうしょp.43『719　長良ながら　KdBニ編入へんにゅう　720　解かい隊たい2sdニ編入へんにゅう』
  152. ^ #S1806二水にすい戦せん日誌にっし(1)p.79『25日にち　27dg(時雨しぐれ)ラボール発はつ「レカタ」ニ向こうケ陸りく兵へい輸送ゆそう』
  153. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご254、259-261頁ぺーじ
  154. ^ #S1709第だい八日ようか誌し(8)pp.41-43『増援ぞうえん部隊ぶたい(イ)兵力へいりょく部署ぶしょ　指揮しき官かん/第だい4駆逐くちく隊たい司令しれい　輸送ゆそう隊たい/4dg(萩はぎ風ふう、嵐あらし)、27dg(時雨しぐれ)　任務にんむ：一いち.人員じんいん物件ぶっけん輸送ゆそう　二に.敵てき艦隊かんたい撃滅げきめつ。警戒けいかい隊たい/11dg(天てん霧きり)　任務にんむ：輸送ゆそう隊たい警戒けいかい』
  155. ^ 原はら為一ためいち『帝国ていこく海軍かいぐんの最後さいご』復刻ふっこく新版しんぱん100頁ぺーじ
  156. ^ #昭和しょうわ18年ねん7月がつ〜3水みず戦せん日誌にっし(2)p.20『時雨しぐれハ敵てき艦隊かんたいニ対たいシ直ちょくニ魚雷ぎょらいヲ発射はっしゃシ敵てき魚雷ぎょらいヲ回避かいひシツツ一旦いったん反転はんてん北上ほくじょう約やく30分ふんニシテ次じ発はつ装填そうてんヲ了りょうシ反転はんてん現場げんばニ向こうヒタルモ敵てき飛行機ひこうきノ爆ばく撃げきヲ認みとめムルノミニシテ敵艦てきかん影かげガ島影しまかげニ隠かくれシ得とくズ…』
  157. ^ #S1709第だい八日ようか誌し(8)pp.46-47『時雨しぐれハ魚雷ぎょらい発射はっしゃ(8本ほん)後ご戦場せんじょうヲ離脱りだつ概がいネ逆ぎゃく航路こうろヲ経けいテ「ラバウル」ニ引返ス。途中とちゅう増援ぞうえん部隊ぶたい指揮しき官かんヨリ川内せんだいニ合同ごうどうノ命いのちヲ受ケ0080川内せんだいニ合同ごうどう7日にち1430「ラバウル」ニ帰投きとうセリ。』『(ハ)戦果せんか　駆逐くちく艦かん1隻せき大破たいは(時雨しぐれノ魚雷ぎょらいニ依よル)　被害ひがい：萩はぎ風ふう・嵐あらし・江こう風ふう沈没ちんぼつ』
  158. ^ a b #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご267-269頁ぺーじ
  159. ^ #S1808三水さんずい戦せん詳報しょうほう(1)p.15『2116/浜風はまかぜヨリ敵てき電でん探さがせラシキモノ210度ど方向ほうこうニ探知たんちスト報ほうアリ』
  160. ^ #昭和しょうわ18年ねん7月がつ〜3水みず戦せん日誌にっし(2)pp.22-23『夜戦やせん部隊ぶたい[3sd司令しれい官かん直じき率りつ将はた旗はた漣さざなみ、17dg(浜風はまかぜ、磯いそ風ふう)27dg(時雨しぐれ)]8月がつ17日にち0300「ラバウル」出撃しゅつげき「ボーゲンビル」島しま東側ひがしがわヲ南下なんか1700「ルッセル」島しま300浬かいり圏けんヲ通過つうかシ「ボーゲンビル」海峡かいきょう通過つうか2100「ベララベラ」島しま北東ほくとうニ於テ輸送ゆそう部隊ぶたいニ追及ついきゅう同隊どうたいノ東側ひがしがわ並なみニ前ぜん路みち警戒けいかいスル如ク機宜きぎ行動こうどうス』『当時とうじ我わが部隊ぶたいハ敵てき機きト交戦こうせん中ちゅうニシテ各かく艦かん3乃至ないし6粁きろめーとる間あいだニ散ち右みぎ高速こうそく運動うんどう中ちゅうナリシヲ以テ集結しゅうけつ意いノ如クナラズ各かく艦かん単独たんどく発射はっしゃセルト敵てきノ大だい回避かいひニ依よリ効果こうかナシ』『2259左舷さげん反はん航こうニテ漣さざなみ発砲はっぽう尓後彼我ひが砲戦ほうせん開始かいし引続ひきつづけキ第だい二に次じ発射はっしゃ2330迄まで之のト交戦こうせん(射距離しゃきょり8乃至ないし5粁きろめーとる)友軍ゆうぐん水上すいじょう機き隊たい戦闘せんとう参加さんかヲ得え撃退げきたい2340戦場せんじょう離脱りだつ「ショートランド」島しま南下なんかヲ経けいテ18日にち1330「ラバウル」帰着きちゃく』『(四よん)戦果せんか(1)／(ホ)損害そんがい』『大型おおがた駆逐くちく艦かん又またハ巡洋艦じゅんようかん1隻せき轟沈ごうちん（雷撃らいげき）駆逐くちく艦かん2隻せきに命中めいちゅう弾だん各かく数すう発はつを興きょうフ』
  161. ^ #S1808三水さんずい戦せん詳報しょうほう(1)p.30『第だい六ろく.功績こうせき　敵てき機きノ執拗しつようナル攻撃こうげきト敵てき有力ゆうりょく部隊ぶたいノ反撃はんげきトヲ撃攘げきじょうシテ友軍ゆうぐん部隊ぶたいヲ全員ぜんいん予定よてい地点ちてんニ揚陸ようりくセシメ本ほん作戦さくせん目的もくてきヲ達成たっせいセリ。特とくニ漣さざなみガ15000米まいノ距離きょりニ於テ敵艦てきかん隊たいヲ露見ろけんシ第だい二に十じゅう七なな駆逐くちく隊たい(時雨しぐれ)ガ敵てき中型ちゅうがた巡洋艦じゅんようかん(又またハ大型おおがた駆逐くちく艦かん)一いち隻せきヲ轟沈ごうちんシタルハ功績こうせき顕著けんちょナリ。』
  162. ^ #昭和しょうわ18年ねん7月がつ〜3水みず戦せん日誌にっし(3)p.33『一いち.作戦さくせん目的もくてき　第だい七なな聯合れんごう特別とくべつ陸戦りくせん隊たいノ大部たいぶヲ「レカタ」ヨリ「ブイン」ニ転進てんしん輸送ゆそうスルニ在ざいリ』、#昭和しょうわ18年ねん7月がつ〜3水みず戦せん日誌にっし(2)pp.13-14、#昭和しょうわ18年ねん7月がつ〜3水みず戦せん日誌にっし(4)p.6『回かい次じ揚あげ搭期日び指揮しき官かん及兵力りょく　一いち次じ：8月がつ30日にち/27dg司令しれい/27dg(時雨しぐれ)・松風まつかぜ。二に次じ：8月がつ31日にち/17dg司令しれい/17dg(磯いそ風ふう)。三さん次じ：9月1日にち/第だい一いち次じニ同どうジ』p.11『9月がつ20日はつか1416「ブカ」第だい一いち次じ輸送ゆそう隊たい(指揮しき官かん27dg司令しれい兵力へいりょく27dg《時雨しぐれ》松風まつかぜ)「ラバウル」発はつ。2250同隊どうたい「ブカ」着ちゃく。2314同隊どうたい揚あげ搭終了しゅうりょう同地どうち発はつ。0620同隊どうたい「ラバウル」帰着きちゃく異状いじょうナシ』
  163. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)287頁ぺーじ
  164. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん10月がつ(1)p.11『内うち令れい第だい二に千せん三さん十じゅう五ご號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル　昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん十じゅう月がつ一いち日にち海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい二に十じゅう七なな驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「時雨しぐれ」ノ下しもニ「、五月雨さみだれ」ヲ加かフ｜第だい三さん十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「早はや波は」ノ下しもニ「、玉たま波は」ヲ加かフ』
  165. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(3)pp.7-8,96『第だい27駆逐くちく隊たい(時雨しぐれ) (中略ちゅうりゃく)28日にち「コロンバンガラ」転進てんしん部隊ぶたい輸送ゆそう援護えんごノ為ため「ラバウル」発はつ29日にち「ラバウル」帰着きちゃく、爾後じご同どう在ざい泊はく待機たいき訓練くんれんニ従事じゅうじ』-『28日にち　27dg(時雨しぐれ)「コロンバンガラ」転進てんしん作戦さくせんノ為ため「ラバウル」発はつ　五月雨さみだれ「コロンバンガラ」転進てんしん作戦さくせんノ為ため「ラバウル」発はつ』
  166. ^ #ソロモン海かい「セ」号ごう作戦さくせん202頁ぺーじ
  167. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.8『第だい27駆逐くちく隊たい(時雨しぐれ)　NTB「ラバウル」ニ在ざいリ　1日にちセ号ごう作戦さくせん第だい二に次じ部隊ぶたいトシテ「ラバウル」出撃しゅつげき第だい二に次じ作戦さくせん従事じゅうじ続ぞくイテ第だい三さん次じ作戦さくせんニ従事じゅうじ何なんレモ成功せいこう、3日にち「ラバウル」着ちゃく(後略こうりゃく)』
  168. ^ #S1712四よん水みず戦せん日誌にっし(4)p.19『4日にち1243SYB→各かく隊たい/STB戦闘せんとう概がい報ほう第だい2号ごうセ号ごう作戦さくせん其ノ2　一いち.1日にち夜よる第だい二に次じ舟艇しゅうてい隊たいノ「コ」島しま進出しんしゅつ支援しえんノ為ため17駆か(磯いそ風ふう)27駆か(時雨しぐれ五ご月がつ雨う)30駆か(望月もちづき)ヲシテ17駆か司令しれい指揮しきノ下しもニ出撃しゅつげきセシム、同隊どうたい0300「ラバウル」出撃しゅつげき概がいネ9月がつ28日にちニ準じゅんジ作戦さくせんス。2030以後いご我わが舟艇しゅうてい隊たい敵てき水上すいじょう部隊ぶたいノ来襲らいしゅうヲ受ケ交戦こうせんスルヲ認みとめメタルモ敵てきハ舟艇しゅうてい隊たいヲ楯だてトシテ巧たくみニ行動こうどう攻撃こうげきノ機会きかいヲ得えズ2000頃ごろヨリ終始しゅうし敵てき機きノ攻撃こうげきヲ受ケシ上じょう一いち時じ情況じょうきょう我わがニ不利ふりナリシヲ以テ2140帰途きとニ就ク(以下いか略りゃく)』p.20『4日にち1243SYB→各かく隊たい/二に.「コ」島しま第だい二に次じ転進てんしん部隊ぶたいノ収容しゅうよう及舟艇しゅうてい隊たい支援しえんノ為本ためもと戦隊せんたい余あまりノ駆逐くちく艦かん9隻せきヲ率りつh2日にち0230及0400ノ2回かいニ分ぶんケ「ラバウル」出撃しゅつげき同夜どうや敵てき水上すいじょう部隊ぶたいトノ会かい敵てきヲ予期よき途中とちゅう17駆か(磯いそ風ふう)27駆か(時雨しぐれ五ご月がつ雨う)ヲ合同ごうどう(中略ちゅうりゃく)27駆か(時雨しぐれ五ご月がつ雨う)1800「ボーゲンビル」海峡かいきょう南口みなみぐちニ於テ分離ぶんり「ベララベラ」北方ほっぽうニ至いたりリ揚あげ搭後1900反転はんてん(燃料ねんりょう在庫ざいこ額がくノ関係かんけい上じょう)3日にち1130「ラバウル」着ちゃく(以下いか略りゃく)』
  169. ^ #ソロモン海かい「セ」号ごう作戦さくせん211-212頁ぺーじ
  170. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご304-305,307-308,330頁ぺーじ
  171. ^ #ソロモン海かい「セ」号ごう作戦さくせん221頁ぺーじ
  172. ^ #須藤すとう.五月雨さみだれ235頁ぺーじ
  173. ^ #昭和しょうわ18年ねん7月がつ〜3水みず戦せん日誌にっし(4)p.67『二に.被害ひがい(イ)望月もちづき　爆ばく撃げきヲ受ケ沈没ちんぼつ、戦死せんし少尉しょうい1名めい(缶かん部ぶ指揮しき官かん)下士官かしかん兵へい9、重傷じゅうしょう下士官かしかん兵へい3軽傷けいしょう下士官かしかん兵へい20｜(ロ)皐月さつき　海図かいず未み載のノ暗礁あんしょうニ触さわレ両りょう舷ふなばた推進すいしん器き翼つばさ破損はそん安全あんぜん最大さいだい速力そくりょく約やく16節せつ、入渠にゅうきょ修理しゅうりヲ要ようス｜(ハ)時雨しぐれ　至近しきん爆ばく弾だんニ依よリ軽微けいびナル損傷そんしょうヲ受ク｜(ニ)卯月うづき(10月がつ31日にち敵てき大だい巡じゅんノ砲撃ほうげきニヨル)左舷さげん前部ぜんぶニ小破しょうは孔あな3(何なにレモ長ちょうサ10糎せんちめーとる幅はば5糎せんちめーとる以下いか)』
  174. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご331頁ぺーじ『十じゅう月がつ下旬げじゅん作戦さくせん輸送ゆそう』
  175. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、393ページ、第だい27駆逐くちく隊たいブーゲンビル沖おき血戦けっせん譜ふ、114ページ
  176. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、393ページ
  177. ^ 第だい27駆逐くちく隊たいブーゲンビル沖おき血戦けっせん譜ふ、114-115ページ
  178. ^ 第だい27駆逐くちく隊たいブーゲンビル沖おき血戦けっせん譜ふ、115-116ページ
  179. ^ 第だい27駆逐くちく隊たいブーゲンビル沖おき血戦けっせん譜ふ、116-117ページ
  180. ^ 戦史せんし叢書そうしょ第だい96巻かん　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん＜3＞ガ島とう撤収てっしゅう後ご、394-395ページ
  181. ^ #戦史せんし叢書そうしょ96ガ島とう撤収てっしゅう後ご386-394頁ぺーじ
  182. ^ #図説ずせつ太平洋たいへいよう海戦かいせん史し第だい3巻かん66-67頁ぺーじ
  183. ^ #S1806二水にすい戦せん日誌にっし(5)p.13『(5)27駆か(時雨しぐれ、白露しらつゆ、五月雨さみだれ)　敵てき輸送ゆそう船せん断だん護衛ごえい艦隊かんたい撃滅げきめつノ為ため31日にち出撃しゅつげき「モノ」島西しまにし方かた附近ふきんニ達たちスルモ敵てきヲ見みズ反転はんてん帰着きちゃく、午後ごご連合れんごうSYB第だい一いち警戒けいかい隊たいトシテ再度さいど出撃しゅつげき「ブーゲンビル」島しま沖おき海戦かいせん参加さんか、2日にち0045頃ごろ敵てき発見はっけん27駆かノ発射はっしゃニヨリ敵てき大型おおがた駆逐くちく艦かん2隻せき轟沈ごうちん、同どう時刻じこく頃ごろ白露しらつゆ・五月雨さみだれ触接しょくせつ(略りゃく)同日どうじつ敵てき大だい編隊へんたい来襲らいしゅう時雨しぐれB-25 14機き撃墜げきついス』
  184. ^ #S1806二水にすい戦せん日誌にっし(5)p.13
  185. ^ #S1806二水にすい戦せん日誌にっし(5)p.13『5日にち対空たいくう戦闘せんとうニ依よリ時雨しぐれ艦かん爆ばく7機き撃墜げきつい』pp.34-35,41『6日にち1600夕張ゆうばり→各かく隊たい/ブカ輸送ゆそう隊たい「ラバウル」発はつ』『6日にち1413時じ雨う→10S/1413出港しゅっこう可能かのうノ見込みこみ｜1500同どう右みぎ｜1530舵かじ故障こしょう復旧ふっきゅうノ見込みこみ』『10S→時雨しぐれ/特とく令れいアル迄まで夕張ゆうばりト行動こうどうヲ共きょうニセヨ』『7日にち0125夕張ゆうばり→各かく隊たい/「ブカ」輸送ゆそう隊たい揚あげ搭完了かんりょう帰途きとニ就ク』
  186. ^ #S1806二水にすい戦せん日誌にっし(5) p.14『6日にち白露しらつゆ「トラック」ニ向こうケ発はつ、同日どうじつ時雨しぐれD作戦さくせん参加さんか予定よていノ所しょ舵かじ故障こしょうノ為ため遅おそレ「ブカ」島しま転進てんしん作戦さくせんニ参加さんか7日にち帰着きちゃく(略りゃく)時雨しぐれ8日にち修理しゅうりノ為ため御嶽山みたけさん丸まる、東京とうきょう丸まるヲ護衛ごえい「トラック」ニ向こうケ護送ごそう中ちゅう敵てき機きト交戦こうせん、11日にち着き、12日にち時雨しぐれ・白露しらつゆ5Sノ直衛なおえトシテ佐世保させぼニ向こうケ「トラック」発はつ、時雨しぐれ17日にち、白露しらつゆ18日にち佐世保させぼ着ぎ、20日はつか入渠にゅうきょ爾後じご待機たいき整備せいび』p.43『7日にち1426NTF→各かく隊たい/27dg(時雨しぐれ)ハ11月がつ8日にち「ラボール」発はつ「トラック」ニ回航かいこう整備せいび修理しゅうりニ従事じゅうじスベシ｜右みぎ回航かいこう中ちゅう八はち根ね司令しれい官かんノ協議きょうぎニ応おうジ船団せんだん護衛ごえいニ協力きょうりょくスベシ』-『時雨しぐれタナ1750　対空たいくう戦闘せんとう消耗しょうもう弾薬だんやく主砲しゅほう30機銃きじゅう169　戦果せんか被害ひがいナシ』
  187. ^ #帝国ていこく海軍かいぐんの最後さいご146頁ぺーじ
  188. ^ #内うち令れい昭和しょうわ18年ねん11月(6)p.21『内うち令れい第だい二に千せん五ご百ひゃく二に十じゅう一いち號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル　昭和しょうわ十じゅう八はち年ねん十じゅう一いち月がつ三さん十じゅう日にち　海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい二に十じゅう七なな驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「五月雨さみだれ」ノ下しもニ「、春雨はるさめ」ヲ加かフ｜第だい三さん十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「卯月うづき」ノ下しもニ「、夕ゆう月がつ」ヲ加かフ』
  189. ^ 原はら為一ためいち『帝国ていこく海軍かいぐんの最後さいご』122頁ぺーじ
  190. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)525-527頁ぺーじ
  191. ^ #S1812二水にすい戦せん日誌にっし(1) p.40『19日にち1030→艦かん本ほん総務そうむ部長ぶちょう/佐さ工廠こうしょう総務そうむ部長ぶちょう/白露しらつゆ、時雨しぐれ18日にち工事こうじ完成かんせいセリ』p.49『22日にち1727将しょう旗はた27dg→各かく隊たい/時雨しぐれ蒸気じょうき補助ほじょ調整ちょうせい装置そうち故障こしょう使用しよう不能ふのうナリ　応急おうきゅう修理しゅうりセシモ結果けっか不能ふのう戦闘せんとうニ支障ししょうアリ。修理しゅうりニ5日にちヲ要ようス、白露しらつゆハ5S利根りこんト行動こうどうヲ共きょうニセシム』『23日にち10155S→各かく隊たい/5S、利根とね、白露しらつゆ、12月23日にち0800「トラック」ニ向こうケ呉くれ発はつ』pp.15-16『24日にち5S利根りこんト共どもニ「トラック」ニ向こうケ発はつ　25日にち1928魚さかな船せん國こく吉丸よしまるト触さわ衝小被害ひがいアリ　命いのちニ依よリ呉ごニ引返シ修理しゅうりニ従事じゅうじ』p.50『24日にち2145将しょう旗はた27dg→各かく隊たい/時雨しぐれ、5S直衛なおえトシテ警戒けいかい航行こうこう中ちゅう1928豊後水道ぶんごすいどう附近ふきんニ於テ無む燈ひノ大型おおがた漁船ぎょせんト触さわ衝左舷ふなばた水線すいせん上じょうニ数すう個こ所しょノ跳とべ出で及亀裂きれつヲ生なまジ12節せつ以上いじょうノ速力そくりょくニ堪こらえヘズ修理しゅうりノ為ため(?)ニ同どう航こうス。相手あいて船せん人員じんいん機関きかん異状いじょうナシ損害そんがい軽微けいび』p.54『25日にち1425将しょう旗はた27dg→各かく隊たい/時雨しぐれ発電はつでん機き修理しゅうり完成かんせいセリ。触さわ衝ニ依よル被害ひがい(左舷さげん10、11番ばんビーム間あいだ水線すいせん上じょうニ現状げんじょう(?)25糎せんちめーとるノ亀裂きれつ広ひろ(?)兵員へいいん室しつ左ひだり舷窓げんそう1箇破損そん)アリ26日にち中ちゅうニ修理しゅうり完成かんせい27日にち出撃しゅつげき可能かのうノ見込みこみ｜宛あて　GF2F参謀さんぼう長ちょう　行動こうどうニ関せきシ指令しれいヲ得度とくど』pp.15-16『(12月13日にち艦長かんちょう交代こうたい　新しん艦長かんちょう海軍かいぐん少佐しょうさ西野にしの繁しげる)｜29日にち司令しれい交代こうたい(海軍かいぐん大佐たいさ　白濱しらはま政せい七なな)』『(春雨はるさめ)横須賀よこすかニ於テ修理しゅうり中なかノ所しょ十じゅう日にち修理しゅうり工事こうじ完成かんせい/十じゅう六ろく日にち訓練くんれんノ爲ため内海うつみ西部せいぶニ向こうケ横須賀よこすか発はつ(途中とちゅう假泊かはく)十じゅう九きゅう日にち桂島かつらしま着ぎ二に十じゅう八はち日にち迄まで諸しょ訓練くんれんニ従事じゅうじ/二に十じゅう九きゅう日にち燧灘ひうちなだニ於テ山城やましろ時雨しぐれニ合同ごうどう以下いか27dg(時雨しぐれ)ニ仝ジ』p.15『27dg(時雨しぐれ)(略りゃく)二に十じゅう九きゅう日にち司令しれい交代こうたい(海軍かいぐん大佐たいさ白濱しらはま政せい七なな)呉ご発はつ山城やましろ春雨はるさめニ合同ごうどう燧灘ひうちなだ假泊かはく/三さん十じゅう日にち春雨はるさめト共どもニ山城やましろ護衛ごえい假かり泊地はくち発はつ/三さん十じゅう一いち日にち横須賀よこすか着ぎ』pp.16,60『29日にち司令しれい交代こうたい、呉くれ発はつ山城やましろ春雨はるさめニ合同ごうどう燧灘ひうちなだ仮泊かはく｜30日にち春雨はるさめト共どもニ山城やましろ護衛ごえい仮かり泊地はくち発はつ｜31日にち横須賀よこすか着ぎ』『30日にち0815山城やましろ→各かく隊たい/山城やましろ時雨しぐれ春雨はるさめ、横須賀よこすかニ向こうケ内海うつみ西部せいぶ発はつ0630』、#S1812二水にすい戦せん日誌にっし(3)p.21『31日にち1536山城やましろ→各かく隊たい/山城やましろ時雨しぐれ春雨はるさめ横須賀よこすか着ぎ1530』
  192. ^ #S1812二水にすい戦せん日誌にっし(3)p.31『11日にち0900将しょう旗はた27dg→各かく隊たい/27dg(時雨しぐれ、春雨はるさめ)伊良湖いらこ「トラック」着ぎ』pp.81-83『19日にち、27dg(時雨しぐれ春雨はるさめ)0525「トラック」発はつ』『27dg神国しんこく丸まる富士山ふじさん丸まる護衛ごえい「タラカン」ニ向こうケ「トラック」発はつ』『25日にち、27dg(時雨しぐれ、春雨はるさめ)富士山ふじさん丸まる船団せんだん護衛ごえい中ちゅう0015約やく1粁きろめーとるニ浮上ふじょう潜水せんすい艦かんヲ発見はっけん攻撃こうげき(略りゃく)敵てき潜水せんすい艦かん撃沈げきちん確実かくじつ』p.18『(四よん)麾下きか艦船かんせん部隊ぶたいノ行動こうどう』、#S1812二水にすい戦せん日誌にっし(4)p.11,25,43,45『27dg(時雨しぐれ、春雨はるさめ)「バリツクパパン」在ざい泊はく中ちゅう3日にち富士山ふじさん丸まる神国しんこく丸まる天城山あまぎさん丸まるヲ護衛ごえい同地どうち発はつ、10日とおか燃料ねんりょう補給ほきゅうノ為ため「ウルシ」仮泊かはく翌よく11日にち同地どうち発はつ』『13日にち2050頃ごろ敵てき浮上ふじょう潜水せんすい艦かん発見はっけん爆雷ばくらい攻撃こうげきヲ為ためスモ効果こうか不明ふめい』『14日にち1500将しょう旗はた27dg→各かく隊たい/27dg(時雨しぐれ春雨はるさめ)追風おいかぜ富士山ふじさん丸まる神国しんこく丸まる天城山あまぎさん丸まる「トラック」着ぎ』
  193. ^ #S1812二水にすい戦せん日誌にっし(4)pp.5,11, 25-26,47,48『17日にち「トラック」空襲くうしゅう警報けいほうニ依よリ0430出港しゅっこう、0530ヨリ0800ノ間あいだニ敵艦てきかん爆ばく45機きト交戦こうせん左ひだりノ戦果せんか(被害ひがい)アリ｜撃墜げきつい6機き(内うち不ふ確実かくじつ1)(内火艇ないかていニ命中めいちゅう弾だんアリ至近しきん弾だん及銃撃げきニ依よリ人員じんいん兵器へいき共ども1/2被害ひがいヲ受ク。春雨はるさめ被害ひがい軽微けいび』『17日にち0820将しょう旗はた27dg→2F、「カロリン」方面ほうめん防備ぼうび部隊ぶたい/時雨しぐれ0754被弾ひだん主砲しゅほう全部ぜんぶ不能ふのう1缶かん室しつ大破たいは　出でシ得とくル最大さいだい速力そくりょく25節せつ、人員じんいん被害ひがい司令しれい負傷ふしょう其ノ他た多数たすう　西方せいほうニ退避たいひ中ちゅう』『1015/時雨しぐれ2番ばん砲ほう発射はっしゃ2番ばん1缶かん使用しよう不能ふのう爆雷ばくらい庫こ浸水しんすい　戦死せんし下士官かしかん兵へい5　准じゅん士官しかん以上いじょう1下士官かしかん兵へい30(略りゃく)』『1340/春雨はるさめハ「トラック」西方にしかた附近ふきんヲ機宜きぎ行動こうどう明石あかしノ行動こうどう分明ふんみょうセバ之のニ合同ごうどうシ同どう艦長かんちょうノ指揮しきヲ受ケ之のガ護衛ごえいニ任にんズベシ。時雨しぐれハ軍ぐん区く官かん不在ふざい重傷じゅうしょう者しゃ多数たすう船体せんたいノ振動しんどう極ごくメテ大だいニシテ運転うんてんニ不安ふあんアリ「パラオ」ニ先行せんこうス』『春雨はるさめハ燃料ねんりょう不足ふそくノ為ため途中とちゅう「メレヨン」ニ入にゅう泊はく待機たいき21日にち明石あかし船団せんだんニ合同ごうどう護衛ごえいシ24日にち「パラオ」着ちゃく。爾後じご両りょう艦かんトモ「パラオ」ニ在ざいリテ待機たいき』
  194. ^ #戦史せんし叢書そうしょ中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)624-626頁ぺーじ
  195. ^ #S1812二水にすい戦せん日誌にっし(4)pp.5,11
  196. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(1)pp.5-6『6月がつ7日にち1830「ソロン」湾わん入港にゅうこう　陸りく兵へい弾薬だんやく輸送ゆそう物件ぶっけん搭載とうさい(陸りく兵へい約やく200名めい)　2200同どう右みぎ終了しゅうりょう』『6月がつ8日にち0300「ソロン」出撃しゅつげき』『1220敵てき機きB-25約やく20機きP-38約やく30機き東方とうほうヨリ来襲らいしゅう之のト交戦こうせん撃退げきたいス』『春雨はるさめ敵てき機きノ超ちょう低空ていくう爆ばく撃げきヲ受ケ沈没ちんぼつ、乗員じょういん百ひゃく数すう十じゅう名めい救助きゅうじょセラル(司令しれい海軍かいぐん大佐たいさ白浜しらはま政せい七なな、外そと戦死せんし)　二に.戦果せんか　撃墜げきついB-25確実かくじつ4機き』、#S1906第だい27駆か日誌にっし(1)pp.22-23『6月がつ6日にち機密きみつ渾作戦さくせん部隊ぶたい命令めいれい作さく第だい2号ごう(略りゃく)二に.第だい一いち次じ輸送ゆそう　編制へんせい区分くぶん　輸送ゆそう隊たい/本職ほんしょく/19dg、時雨しぐれ/輸送ゆそう敵てき艦艇かんてい撃滅げきめつ｜警戒けいかい隊たい/27dg司令しれい/27dg(時雨しぐれ欠かけ)/警戒けいかい敵てき艦艇かんてい撃滅げきめつ』p.40『(ロ)被害ひがい　艦内かんない各部かくぶ機銃きじゅう貫通かんつう七ななヶ所かしょ　軽傷けいしょう1(砲術ほうじゅつ長ちょう海軍かいぐん大尉たいい江本えもと義男よしお)｜(ハ)消耗しょうもう弾薬だんやく　12.7糎せんちめーとる砲ほう三さん式しき弾だん19　時限じげん弾だん4 25粍みりめーとる機銃きじゅう1250』
  197. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(3)pp.4-5『2210　敷波しきなみヨリ警戒けいかい隊たい宛あて「先さきニ行ぎょうケ」ノ令れいアリ、警戒けいかい隊たい(白露しらつゆ五ご月がつ雨う)先行せんこうス。輸送ゆそう隊たい単たん縦陣じゅうじん』p.12『五ご.戦果せんか及被害ひがい消耗しょうもう兵器へいき等とう(イ)戦果せんか　敵てき巡洋艦じゅんようかんニ主砲しゅほう五ご斉射せいしゃ命中めいちゅう弾だんヲ観測かんそくセリ、爾後じご敵てきハ急激きゅうげきニ変針へんしんシ砲ほう力りょく衰おとろえヘ追撃ついげきヲ断念だんねんセシ点てんヨリシテ効果こうかアリシモノト認みとめム　(ロ)被害ひがい（省略しょうりゃく）　(ハ)消耗しょうもう兵器へいき』p.15『一番いちばん砲ほう左舷さげんニ上じょう甲板かんぱんヨリ左舷さげん側がわニ貫通かんつうセル15.5糎せんちめーとる砲弾ほうだん1発はつ盲めくら弾だんナリ』、#S1906第だい27駆か日誌にっし(1)pp.6-7『2325敵てき我わがニ猛烈もうれつナル電でん探さがせ集中しゅうちゅう射撃しゃげきヲ開始かいしス』『2326魚雷ぎょらい戦せん(発射はっしゃ雷かみなり数すう4)ヲ行ぎょうフ、2327砲戦ほうせん開始かいし、0027打だ方かた止とめム、0105魚雷ぎょらい戦せん(発射はっしゃ雷かみなり数すう4)、0130敵てきト離脱りだつ』p.59『戦闘せんとうノ概要がいよう並なみニ傷病しょうびょう者しゃ発生はっせいノ概要がいよう｜6月8日にち「ビワク」島しま沖おき海戦かいせんハ陸りく兵へい揚あげ搭ノ目的もくてきヲ以テ「ソロン」ヲ出港しゅっこう「ビワク」ニ向こうヒタルモ本ほん行動こうどうハ敵てきノ窺知きちスルトコロトナリ敵てきハ戦艦せんかん巡洋艦じゅんようかん駆逐くちく艦かんヲ以テ我がヲ迎撃げいげき此処ここらニ彼我ひがノ衝突しょうとつヲ見みタリ。本ほん戦闘せんとうハ夜間やかんノ砲撃ほうげき戦せんニシテ2250敵てき艦隊かんたい発見はっけんヨリ彼我ひがハ約やく三さん時じ間あいだニ亘わたるリ主砲しゅほうヲ以テ相対そうたい特とくセリ。敵てき艦隊かんたいハ砲弾ほうだんヲ本ほん艦かんニ集中しゅうちゅうセルモノノ如ク極ごくメテ熾烈しれつナル攻撃こうげきヲ受ケタリ飛来ひらいセル砲弾ほうだんハ1番ばん砲塔ほうとう後部こうぶ左舷さげん及ビ2番ばん機き銃座じゅうざニ落下らっかセリ。一番いちばん砲塔ほうとう後部こうぶ左舷さげんニ落下らっかセシ砲弾ほうだんハ片へんハ砲塔ほうとうヲ貫つらぬけキ戦死せんし3名めい重傷じゅうしょう者しゃ1名めい軽傷けいしょう者しゃ3名めいヲ出でセリ。2番ばん機き銃座じゅうざニ落下らっかセシ砲弾ほうだんハ機き銃座じゅうざヲ貫つらぬけキ即死そくし3名めい重傷じゅうしょう者しゃ死し1名めい軽傷けいしょう者しゃ7名めいヲ出でセリ』
  198. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう(文庫ぶんこ)239頁ぺーじ
  199. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(1)pp.7-8『6月がつ10日とおか0320「サラワナ」島西しまにし側がわ泊地はくちニ入にゅう泊はく、青葉あおばニ横よこ付づけ燃料ねんりょう補給ほきゅう、補給ほきゅう量りょう114噸とん、輸送ゆそう人員じんいん物件ぶっけんヲ敷波しきなみニ移うつり載のス。0900出港しゅっこう「バチアン」泊地はくちニ向こうフ青葉あおば鬼怒きぬ同行どうこう』『11日にち0117「バチアン」泊地はくち入にゅう泊はく青葉あおばニ横よこ付づけ燃料ねんりょう補給ほきゅう補給ほきゅう量りょう114噸とん。1120青葉あおばニ横よこ付づけ被害ひがい箇所かしょ応急おうきゅう修理しゅうり。1630出港しゅっこうダバオニ向こうフ白露しらつゆ同行どうこう』『12日にち1445「ダバオ」入港にゅうこう、日栄にちえい丸まるニ横よこ付づけ燃料ねんりょう補給ほきゅう、補給ほきゅう量りょう174噸とん、生なま糧かて品ひん搭載とうさい』『13日にち　魚雷ぎょらい(5本ほん)搭載とうさい(浜風はまかぜヨリ移うつり載の)　KdB電でん令れい作さく第だい17号ごう受領じゅりょう(第だい一いち補給ほきゅう部隊ぶたい護衛ごえい任務にんむ)』
  200. ^ #日栄にちえい丸まる日誌にっし(3)白露しらつゆ遭難そうなんp.7『6月がつ14日にち0330第だい一いち補給ほきゅう部隊ぶたいA点てんニ向こうケ「ダバオ」出港しゅっこう(給油きゅうゆ船せん-日にち栄丸さかえまる國こく洋よう丸まる清きよし洋よう丸まる)(護衛ごえい艦かん-浜風はまかぜ響ひびき白露しらつゆ時雨しぐれ秋霜しゅうそう)』
  201. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(1)pp.9-11『0240白露しらつゆ清せい洋ひろし丸まるト觸さわ衝白露ろ大だい爆発ばくはつ、0243白露しらつゆ沈没ちんぼつ浜風はまかぜ救助きゅうじょニ赴ク』『16日にち0900　1S、5S、2sd、10Sト合同ごうどう　0925洋上ようじょう補給ほきゅう開始かいし　1615　1sf、2sf、3S、4S等とうト合同ごうどう』『20日はつか1817対空たいくう戦闘せんとう終結しゅうけつ、敵てき機き機銃きじゅう弾だんニ依よル小破しょうは孔あな。飛ひ鷹たか火災かさいナルヲ救援きゅうえんニ赴ク』pp.52-53『月日つきひ所在しょざい及任務にんむ行動こうどうノ概要がいよう-乙おつ部隊ぶたい編入へんにゅう(第だい二に攻撃こうげき隊たい護衛ごえい)南太平洋みなみたいへいよう6月がつ20日はつか敵てき機きト交戦こうせん』、#S1906第だい27駆か日誌にっし(3)p.20『1746　敵てき飛行機ひこうき本ほん艦かんニ急降下きゅうこうかニテ突込ム　舟ふね右みぎ後部こうぶニ爆ばく弾だん2.3ヶ投下とうかス、被害ひがいナシ』『1757　舟ふね右みぎニ敵てき雷撃らいげき機き8機き竜りゅう鳳おおとりニ対たいシ雷撃らいげき姿勢しせいニテ突込ミツツアルヲ本ほん艦かん対空たいくう射撃しゃげきニ依よリ撃攘げきじょうス　雷撃らいげきヲ受ケ面舵おもかじ一いち杯はいニテ回避かいひス(浅あさ深度しんど魚雷ぎょらい2本船ほんせん舟尾ふなお舵かじ至近しきんノ距離きょりヲ通過つうかス)』p.22『龍りゅう鳳おおとり飛行機ひこうき発進はっしん之のニ随伴ずいはんス』
  202. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(1)p.12『21日にち　中城湾なかぐすくわんニ向こうフ(浜風はまかぜ秋霜しゅうそう早霜はやじも満潮まんちょう同どう航こう)』『23日にち0950中城なかしろ湾入わんにゅう泊はく　筑摩ちくまニ横よこ付づけ燃料ねんりょう補給ほきゅう　補給ほきゅう量りょう100噸とん』『23日にち1440出港しゅっこう　1537七ななS直衛なおえニ就ク(浜風はまかぜ秋霜しゅうそう早霜はやじも時雨しぐれ五ご月がつ雨う直衛なおえ)』p.13『24日にち1620豊後水道ぶんごすいどうニ入にゅうル　1820七ななSト分離ぶんり佐世保させぼニ向こうフ五ご月がつ雨う同行どうこう』p.32『24日にちKdB指揮しき官かん→各かく隊たい/2F長官ちょうかんハ榛名はるな時雨しぐれ五ご月がつ雨うヲ佐世保させぼニ回航かいこうシ急速きゅうそく損傷そんしょう部ぶ修理しゅうりニ従事じゅうじセシムベシ』pp.35-36『改造かいぞう修理しゅうり新設しんせつ/対空たいくう用よう電でん探さがせ室しつ/着工ちゃっこう19-6-25｜二に番ばん25粍みりめーとる三さん連装れんそう機銃きじゅう/破壊はかい使用しよう不能ふのう/撤去てっきょシ応急おうきゅう工作こうさくニ依よリ25粍みりめーとる単たん装そう機銃きじゅう2基き新設しんせつ』p.16『主要しゅよう職員しょくいん：司令しれい/海軍かいぐん大佐たいさ　大島おおしま一太郎いちたろう(6月がつ30日にち着任ちゃくにん)』
  203. ^ #須藤すとう.五月雨さみだれ281頁ぺーじ
  204. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(3)pp.29-33『7月がつ4日にち0950佐世保させぼ出港しゅっこう呉ご回航かいこう、2145呉ご入港にゅうこう　長門ながとニ横よこ付づけ燃料ねんりょう補給ほきゅう』『7月がつ9日にち0715豊後水道ぶんごすいどう出撃しゅつげき(7S直衛なおえトナル)』『7月がつ10日とおか1815リンガニ向こうケ中城湾なかぐすくわん発はつ(1S直衛なおえトナル)4S、7S、1S、2Sd同行どうこう』『7月がつ16日にち0530　7S、4Sト分離ぶんり　リンガ泊地はくちニ向こうフ　1556「リンガ」泊地はくち入にゅう泊地はくち』『7月がつ18日にち1630大和やまと左舷さげんニ横よこ付づけ。回航かいこう中ちゅう荒天こうてんニ依よリ破損はそんセル箇所かしょ修理しゅうり→19日にち0800修理しゅうり開始かいし、1630修理しゅうり終了しゅうりょう、1702横よこ付づけヲ離はなれシ指定してい錨地びょうちニ就ク』、#S1906第だい27駆か日誌にっし(4)p.5,29『8月がつ1日にち0800出港しゅっこう　工事こうじ修理しゅうりノ為ため昭南しょうなん回航かいこう五ご月がつ雨う同行どうこう　1515入港にゅうこう』
  205. ^ #S1907十じゅう六ろく戦隊せんたい日誌にっし(1)pp.47,60『8月がつ7日にち16S《(将はた旗はた)青葉あおば鬼怒きぬ19駆か(浦うら波は)》及27駆か(時雨しぐれ五ご月がつ雨う)NSB電でん令れい作さく第だい525号ごうニ依よリ「マニラ」ニ向こうケ昭南しょうなん発はつ｜27駆かヲ16S司令しれい官かんノ作戦さくせん指揮しき下かニ入にゅうラシメラル』『8月がつ7日にち0950YB→各かく隊たい/YB電でん令れい第だい79号ごう　27dg(時雨しぐれ五ご月がつ雨う)ハ16S司令しれい官かんノ指揮しきヲ受ケ同隊どうたい及名取なとりノ「マニラ」ヨリ「パラヲ」ニ対たいスル緊急きんきゅう輸送ゆそうノ護衛ごえいニ任にんズベシ』p.49『8月がつ18日にち　一いち.0116五ご月がつ雨う「ガルアングル」島とう(「パラオ」諸島しょとう西方せいほう珊瑚礁さんごしょうニ坐礁ざしょうス｜二に.鬼怒きぬ27駆か(時雨しぐれ)「パラオ」着ちゃく揚あげ搭作業さぎょう終了しゅうりょう後ご「セブ」ニ向こうケ発はつ｜三さん.浦うら波はハNSB電でん令れい作さく第だい551号ごうニ依よリ名取なとり護衛ごえい救助きゅうじょノ為ため「セブ」発はつ｜鬼怒きぬ27駆か(時雨しぐれ)ハ急速きゅうそく揚あげ搭終了しゅうりょう後ご在留ざいりゅう引揚邦人ほうじんヲ乗艦じょうかんセシム』pp.34-36,77『21日にち0921鬼怒きぬ艦長かんちょう→各かく隊たい/(中略ちゅうりゃく)三さん.「パラオ」ヨリノ輸送ゆそう人員じんいん物件ぶっけん左ひだりノ通つうリ｜鬼怒きぬ人員じんいん843名めい内ない女おんな子供こども724名めい捕虜ほりょ2名めい物件ぶっけん二に十じゅう五ご番ばん八はち号ごう爆ばく弾だん外がい若干じゃっかん｜時雨しぐれ　軍人ぐんじん軍属ぐんぞく約やく200名めい』p.30『18日にち2036鬼怒きぬ艦長かんちょう→各かく隊たい/五月雨さみだれノ現状げんじょうハ同艦どうかん発信はっしん電でんノ通つうニテ相當そうとう重大じゅうだいナリ差さ當とうリ潜水せんすい要員よういん排水はいすいポンプ等とうヲ供給きょうきゅうシ置おけケリ、現場げんばニハ掃海そうかい艇てい1隻せき駆潜艇くせんてい1隻せきアリ、駆潜艇くせんていノ横よこ付づけ等とうニ依よリ重量じゅうりょう物ぶつヲ移うつり積せきシツツアルモ至急しきゅう大発だいはつノ回航かいこう方かた配慮はいりょヲ得度とくど又また「パラオ」揚あげ兵器へいきモ搭載とうさいシアリ度ど等とう重量じゅうりょう物ぶつノ運搬うんぱんニ関せきシテモ手配てはいセラレ度ど。鬼怒きぬ時雨しぐれ2100発はつセブニ回航かいこうス然しかルベク配慮はいりょヲ乞フ』
  206. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(4)pp.7-8『11日にち1433マニラ軍港ぐんこう入港にゅうこう』『15日にちマニラ商港しょうこう0830出港しゅっこう、1930ソルソゴン湾わん入港にゅうこう』
  207. ^ #S1907十じゅう六ろく戦隊せんたい日誌にっし(1)p.49『8月がつ15日にち　16S《青葉あおば、19駆か(浦うら波は)》及鬼怒きぬ27駆かハ夫おっと々NSB電でん令れい作さく第だい544号ごう及第きゅうだい541号ごうニ依よリ「マニラ」「セブ」間あいだ及「マニラ」「パラオ」間あいだ輸送ゆそう任務にんむノ為ため0530「マニラ」発はつ同日どうじつ夕刻ゆうこく「ソルソゴン」湾わんニ假泊かはく燃料ねんりょう補給ほきゅうノ上うえ翌日よくじつ朝あさ発はつ各かく目的もくてき地ちニ向こうフ｜「ソルソゴン」湾わん仮泊かはく中ちゅう青葉あおばヨリ鬼怒きぬ及27駆かニ対たいシ燃料ねんりょうヲ補給ほきゅうス』
  208. ^ #S1907十じゅう六ろく戦隊せんたい日誌にっし(1)p.32『19日にち2106 NSB指揮しき官かん→各かく隊たい/一いち.1035「レガスピー」ノ100度ど350浬かいりニ漂流ひょうりゅう中ちゅう内火艇ないかてい「カッター」人員じんいん等とうヲ飛行機ひこうきニ依よリ発見はっけん｜二に.鬼怒きぬ隊たい浦うら波はハ之のヲ捜索そうさく救助きゅうじょスベシ｜三さん.「レガスピー」及「タクロバン」基地きちノ飛行機ひこうきハ明あかり早朝そうちょう右みぎ捜索そうさく及対潜せん警戒けいかいニ協力きょうりょくスベシ』p.34『20日はつか1930NSB指揮しき官かん→各かく隊たい/一いち.鬼怒きぬ隊たい浦うら波なみ竹ちくハ2000迄までニ手しゅ掛かけリヲ得とくザレバ一いち応おう捜索そうさくヲ打切うちきりリ「セブ」ニ回航かいこうセヨ(後略こうりゃく)』p.50『8月がつ22日にち　鬼怒きぬ、27駆か(時雨しぐれ)「セブ」着ちゃく　當とう部隊ぶたいノNSB電でん令れい作さく第だい541号ごう及第きゅうだい544号ごうニ依よル任務にんむヲ了りょうス｜27駆かニ対たいスル16S司令しれい官かんノ作戦さくせん指揮しきヲ解かいカル』
  209. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(4)pp.10-11『20日浦ひうら波なみ・竹たけト合同ごうどう名取なとり遭難そうなん者しゃ救助きゅうじょニ向こうフ。発見はっけんシ得とくズセブニ向こうフ』『22日にち1220セブ・オホン桟橋さんばし横よこ付づけ補給ほきゅう、1550セブ港こうニ転てん錨いかり』『24日にち16戦隊せんたいノ麾下きかヲ離はなれル、0950出港しゅっこうマニラ回航かいこう、1950ソルソゴン湾わん仮泊かはく/25日にちソルソゴン湾わん0500出港しゅっこう、1730マニラ入港にゅうこう』p.12,27『28日にち0630出港しゅっこう、1855コロン湾わん入港にゅうこうコロン湾わん調査ちょうさ』-『19日にち2038第だい一いち遊ゆう撃げき部隊ぶたい指揮しき官かん→27駆か司令しれい/第だい27駆逐くちく隊たい(時雨しぐれ)ハ現げん任務にんむ終了しゅうりょう次第しだいマニラニ回航かいこう2艦隊かんたい司令しれい部ぶ用よう哨信儀ぎ部品ぶひんヲ搭載とうさい帰途きと「コロン」湾わん泊地はくち状況じょうきょうヲ調査ちょうさノ上うえ「リンガ」泊地はくちニ帰投きとうスベシ』『30日にち0800コロン湾わん出港しゅっこう、リンガ回航かいこう』、#S1906第だい27駆か日誌にっし(6)p.23『月日つきひ所在しょざい及任務にんむ行動こうどうノ概要がいよう』
  210. ^ #内うち令れい(秘ひ)昭和しょうわ19年ねん10月がつ(2)pp.35-36『内うち令れい第だい一いち一いち六ろく二に號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル　昭和しょうわ十じゅう九きゅう年ねん十じゅう月がつ十じゅう日にち　海軍かいぐん大臣だいじん｜第だい十じゅう九きゅう驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル｜第だい二に十じゅう七なな驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル｜第だい三さん十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「、夕凪ゆうなぎ」ヲ削そぎル｜第だい四よん十じゅう三さん驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「松まつ、」ヲ削そぎリ槇まきノ下しもニ「、桐きり」ヲ加かフ』
  211. ^ #軍艦ぐんかん華麗かれいなる生涯しょうがい46頁ぺーじ「『時雨しぐれ』は単たん艦かんになってしまったから、主力しゅりょくではなくワシのほうにいてくれ。後方こうほう部隊ぶたいだけれど、よろしく頼たのむ。ただ今度こんどの戦せんは敵てきの輸送ゆそう部隊ぶたいを撃滅げきめつするのが主しゅ目的もくてきだから、小ちいさい艦かんの一いち隻せきや二に隻せき、追おいかける必要ひつようはない。こっちを攻撃こうげきしてきた奴やつはやっつけてもいいが、深追ふかおいする必要ひつようはないからそのつもりで……」「よくわかりました司令しれい官かん。『時雨しぐれ』は火ひの玉たまとなって突入とつにゅうします」
  212. ^ #捷とし号ごう作戦さくせんはなぜ失敗しっぱいしたのかpp.235-236頁ぺーじ
  213. ^ #捷とし1号ごう作戦さくせん2YB作戦さくせん経過けいか概要がいようp.16『20時じ24分ふん頃ごろ最上さいじょう4dg先行せんこうSogodBay附近ふきんノ偵察ていさつヲ命いのちゼラレテ出発しゅっぱつス。時雨しぐれハ山城やましろノ先頭せんとうニ占うらない位いス』p.195
  214. ^ #軍艦ぐんかん華麗かれいなる生涯しょうがい50頁ぺーじ
  215. ^ #レイテ時雨しぐれ詳報しょうほうpp.8-9『0333/雷かみなり跡あと三さん本ほん艦かん底そこ通過つうか』
  216. ^ #捷とし号ごう作戦さくせんはなぜ失敗しっぱいしたのかpp.237,239
  217. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう(文庫ぶんこ)245頁ぺーじ
  218. ^ #捷とし1号ごう作戦さくせん2YB作戦さくせん経過けいか概要がいようp.19『(前略ぜんりゃく)山城やましろノ状況じょうきょう確認かくにんノ為ため反転はんてん、間あいだモナク扶桑ふそう、最上さいじょうヲ認みとめメタルモ山城やましろハ之のヲ確認かくにんスルニ至いたりラザルヲ以テ更さらニ反転はんてん北上ほくじょう、扶桑ふそうノ前まえ程ほどニ就クベク北進ほくしん中ちゅう(後略こうりゃく)』
  219. ^ #レイテ時雨しぐれ詳報しょうほうp.10『0358(0408)/敵てき戦艦せんかん巡洋艦じゅんようかんノ大中おおなか砲火ほうかヲ受ケ一いち時じ離脱りだつ困難こんなんトナルモ避弾運動うんどうニ依よリ漸次ぜんじ砲火ほうかノ集中しゅうちゅうヲ薄うすジ最大さいだい戦せん速そく』p.15『0425/舵かじ故障こしょう人力じんりき操舵そうだ』『(0435)0535/時雨しぐれ舵かじ故障こしょう応急おうきゅう操舵そうだトス。敵てき魚雷ぎょらい艇てい周辺しゅうへんニ頻しきニ蠢動しゅんどうス』p.46『(前略ぜんりゃく)二に十じゅう五ご日にち0345頃ごろヨリ0420頃ごろ迄まで時雨しぐれガ敵てきB・Cノ猛烈もうれつナル集中しゅうちゅう射撃しゃげきヲ受ケ全ぜん周しゅう弾だん着ぎノ水柱みずばしらニ蔽ハレ船体せんたい破壊はかいスル程ほど激動げきどうヲ感かんじジナガラ僅カニ20糎せんちめーとる砲弾ほうだん一いち発はつノ命中めいちゅう弾だんナリシハ(中略ちゅうりゃく)』
  220. ^ #捷とし1号ごう作戦さくせん2YB作戦さくせん経過けいか概要がいようp.20『約やく20分ふん後ご舵かじ故障こしょう、一時いちじ漂白ひょうはく約やく30分ふんヲ要ようシテ以後いご応急おうきゅう操舵そうだニテ南下なんか』pp.39-43
  221. ^ #軍艦ぐんかん華麗かれいなる生涯しょうがい52頁ぺーじ
  222. ^ #捷とし号ごう作戦さくせんはなぜ失敗しっぱいしたのか250頁ぺーじ
  223. ^ #佐藤さとう 艦長かんちょう(文庫ぶんこ)248頁ぺーじ
  224. ^ #軍艦ぐんかん華麗かれいなる生涯しょうがい55頁ぺーじ
  225. ^ #レイテ時雨しぐれ詳報しょうほう p.15『0530直接ちょくせつ操舵そうだ』p.37『0441那智なち→三さん部隊ぶたい/那智なちノ後こうニ就ケ』『0445時じ雨う→那智なち/我わが舵取かじとり機き故障こしょう』、#捷とし号ごう作戦さくせんはなぜ失敗しっぱいしたのかpp.251-252,262
  226. ^ #重じゅう巡じゅん十じゅう八はち隻せき186-188頁ぺーじ
  227. ^ #レイテ時雨しぐれ詳報しょうほうp.38『第だい三さん部隊ぶたいハ〇一いち三さん〇「スリガオ」南口みなみぐち通過つうか、〇三さん五ご五ご「ヒブソン」島しまニ至いたりル間あいだニ於テ有力ゆうりょくナル敵艦てきかん隊たい（戦艦せんかん×4　巡洋艦じゅんようかん×5　駆逐くちく艦かん×5以上いじょうト推定すいてい）ト最後さいご迄まで各かく艦かん奮戦ふんせんセシモ、我わがノ他た砲ほう雷撃らいげきヲ受ケ沈没ちんぼつ（4dgノ一いち艦かん不ふ確實かくじつ）セリ。本ほん艦かん最後さいご迄まで戦場せんじょうニ在ざいリシモ遂とげニ一いち艦かんトナリ。旦だん敵てきハ巧たくみニ島影しまかげヲ利用りよう分散ぶんさん配備はいびヲ取とリ電でん測はかヲ極度きょくど利用りようリアル為ため敵情てきじょうヲ明あかりニシ得とくズ。一応いちおう戦場せんじょうヲ避退後図こうとヲ計けいルベク南下なんか中ちゅう、舵取かじとり機械きかい故障こしょう一いち時じ人力じんりき操舵そうだヲ以ッテ航行こうこうセリ。応急おうきゅう処置しょちニ依よリ補助ほじょ舵取かじとり機械きかいノミ使用しよう可能かのうトナリタルモ尚なお操舵そうだ不如意ふにょいニ付づけ「コロン」湾わんニ回航かいこう、船体せんたい被害ひがいト共どもニ応急おうきゅう修理しゅうりヲ妙みょう高だかニ依頼いらいス。至近しきん爆ばく弾だん命中めいちゅう弾だん、敵てき戦艦せんかん主砲しゅほうノ至近しきん弾だんニ依よリ船せん重油じゅうゆ「タンク」（容量ようりょう九きゅう〇頓とみ）艦かん底そこ外がい鈑及機械きかい室しつ船水ふなみず線せん下かニ破やぶ口くち亀裂きれつ、舟ふね右みぎ軸じく室しつ艦かん底そこ二に十じゅう米まいノ亀裂きれつ、轉うたて輪わ羅針儀らしんぎ破損はそんセシ他た、人員じんいん船体せんたい兵器へいきニ被害ひがいアルモ戦せん斗と航海こうかいニ差さ支ささえナシ。爾後じごノ行動こうどうニ関せきシ指令しれいヲ乞フ。|発はつ：時雨しぐれ駆逐くちく艦長かんちょう　時雨しぐれ機密きみつ第だい二に五ご一いち〇一いち八はち番ばん電でん
  228. ^ #レイテ時雨しぐれ詳報しょうほうp.39『26日にち1217時じ雨う駆逐くちく艦長かんちょう/我わが「コロン」西口にしぐちノ南みなみ40浬かいり「コロン」南口みなみぐち附近ふきんニテ2YB敵てき大型おおがた機きノ来襲らいしゅうヲ受ケツツアリ。貴き機密きみつ第だい260915番ばん電でん関連かんれん「パラワン」西にしヲ経けいテ「BN」ニ向こうフ燃料ねんりょう現有げんゆう180頓とみ』p.10『10月がつ27日にち1700/時雨しぐれ「コロン」沖おきヲ経けいテ「BN」着ぎ』p.44
  229. ^ #捷とし号ごう作戦さくせんはなぜ失敗しっぱいしたのか257頁ぺーじ
  230. ^ #日本にっぽん海防かいぼう艦かん戦史せんし115頁ぺーじ
  231. ^ #秘ひ海軍かいぐん公報こうほう昭和しょうわ19年ねん11月(3)pp.4-5『内うち令れい第だい一いち二に七なな一いち號ごう　驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル　昭和しょうわ十じゅう九きゅう年ねん十じゅう一いち月がつ十じゅう五ご日にち海軍かいぐん大臣だいじん｜第だい二に驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「清きよし霜しも」ノ下しもニ「朝あさ霜しも」ヲ加かフ｜第だい七なな驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「潮しお」ノ下しもニ「、霞かすみ」ヲ加かフ｜第だい十じゅう八はち驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル｜第だい二に十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「初春しょしゅん、初はつ霜しも、若葉わかば」ヲ「初春しょしゅん、初はつ霜しも、時雨しぐれ」ニ改あらためム｜第だい三さん十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「長波ちょうは、朝あさ霜しも、岸波きしなみ、沖波おきなみ」ヲ「長波ちょうは、岸波きしなみ、沖波おきなみ、濱はま波なみ」ニ改あらためム｜第だい三さん十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル｜第だい四よん十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「冬ふゆ月がつ」ノ下しもニ「、涼りょう月がつ、若月わかつき」ヲ加かフ｜第だい四よん十じゅう三さん驅逐くちく隊たいノ項こうノニ左ひだりノ一いち項こうヲ加かフ||第だい五ご十じゅう二に驅逐くちく隊たい　桑くわ、檜ひのき、桐きり、杉すぎ、樫かし||第だい六ろく十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル』
  232. ^ #S1906第だい30駆か日誌にっし(3) p.13『12日にち/1100時じ雨うト共どもニ隼はやぶさ鷹たか筑摩つかま護衛ごえい「マニラ」出港しゅっこう』
  233. ^ #S1911二水にすい戦せん日誌にっし(1)p.14『麾下きか艦艇かんていノ行動こうどう　第だい21駆逐くちく隊たい(初はつ霜しも、時雨しぐれ、初春しょしゅん)』
  234. ^ #S1911二水にすい戦せん日誌にっし(1)p.57『12月12日にち　時雨しぐれ修理しゅうり完成かんせい｜13日にち0830時じ雨う呉くれニ向こうケ佐世保させぼ発はつ｜14日にち1300時じ雨う呉くれ着ぎ』
  235. ^ #軍艦ぐんかん雲龍うんりゅう戦闘せんとう詳報しょうほうpp.3, 10,12
  236. ^ #第だい二に水雷すいらい戦隊せんたい突入とつにゅうす59頁ぺーじ
  237. ^ #S1911二水にすい戦せん日誌にっし(1)pp.16,58-61『12月19日にち52駆か、時雨しぐれ護衛ごえい中ちゅうノ雲龍うんりゅう被ひ雷かみなり沈没ちんぼつ、時雨しぐれ対たい潜せん戦闘せんとう｜20日はつか0947時じ雨う舵機だき(電磁でんじ弁べん)故障こしょうノ為ため佐世保させぼニ向こうフ』『12月22日にち0700頃ごろ、時雨しぐれ佐世保させぼ着ぎ』『12月27日にち時雨しぐれ修理しゅうり完成かんせい』『12月28日にち　十じゅう七駆呉発門司ニ回航かいこう。時雨しぐれ佐世保させぼ発はつ門司もじニ回航かいこう』
  238. ^ #S1911二水にすい戦せん日誌にっし(1)pp.47-48『19日にち1103GF/聯合れんごう艦隊かんたい電でん令れい第だい576号ごう　一いち.龍りゅう鳳おおとり第だい17駆逐くちく隊たいハ龍りゅう鳳おおとり艦長かんちょう之のヲ指揮しきシ24日にち頃ごろ呉くれ発はつ台湾たいわん方面ほうめん作戦さくせん輸送ゆそうニ従事じゅうじスベシ』-『21日にち1741GF/聯合れんごう艦隊かんたい電でん令れい電でん令れい579号ごう　一いち.龍りゅう鳳おおとり矢や矧はぎ第だい17駆逐くちく隊たいハ台湾たいわん方面ほうめん作戦さくせん輸送ゆそうヲ実施じっしスベシ。右みぎ作戦さくせん輸送ゆそうノ行動こうどうニ関せきシテハ海上かいじょう護衛ごえい司令しれい長官ちょうかんノ指揮しきヲ承うけたまわケ輸送ゆそう物件ぶっけんハ内地ないちニ於テハ大海たいかい戦力せんりょく補給ほきゅう部ぶノ指定してい、台湾たいわん方面ほうめんニ於テハ高だか警長官ちょうかんノ指定していニ依よル｜二に.矢や矧はぎ時雨しぐれハ龍りゅう鳳おおとり隊たいノ船団せんだん(30日にち頃ごろ門司もじ発はつ)同行どうこう「カムラン」方面ほうめんニ進出しんしゅつ、第だい二に水雷すいらい戦隊せんたいニ合同ごうどうスベシ。右みぎ進出しんしゅつ中矢なかや矧はぎ時雨しぐれハ新浜にいはま発はつヨリ「カムラン」附近ふきん迄までノ行動こうどうニ関せきシ海上かいじょう護衛ごえい司令しれい長官ちょうかんノ指揮しきヲ受クベシ』
  239. ^ #S1911第だい17駆か日誌にっし(2) p.8『三さん.30日にち雪ゆき風ふう蒸気じょうき管かん亀裂きれつノ為ため呉くれニ回航かいこう｜四よん.司令しれい駆逐くちく艦かんヲ浜風はまかぜニ変更へんこう』p.18『矢や矧はぎ251510/本ほん艦かん今朝けさ補充ほじゅう交代こうたい(40%以上いじょう)ニ伴ともヒ是非ぜひ基礎きそ訓練くんれんヲ必要ひつようトスルニ付づけ29日にち早朝そうちょう門司もじ集合しゅうごう今いまノ事ことニ御ご配慮はいりょヲ得度とくどシ』『GF261145/GF電でん令れい作さく第だい579号ごう中矢なかや矧はぎヲ削除さくじょス、矢や矧はぎハ1月がつ中旬ちゅうじゅん迄まで内海うつみ西部せいぶニアリテ訓練くんれんン整備せいびヲ実施じっしスベシ』
  240. ^ #S1911二水にすい戦せん日誌にっし(2)p.11『一応いちおう矢や矧はぎ時雨しぐれノ南方みなかた進出しんしゅつ合同ごうどうヲ予定よていセラシモ前者ぜんしゃハ訓練くんれん未成みせいノ為ため1月がつ中旬ちゅうじゅん迄まで内海うつみ西部せいぶニ於テ訓練くんれんノコトトナリ後者こうしゃノミ12月がつ31日にちヒ87船団せんだん護衛ごえい六ろく連発れんぱつ(略りゃく)』 p.19『17dg司令しれい官かん301740/準備じゅんび出来でき次第しだい司令しれい駆逐くちく艦かんヲ浜風はまかぜニ変更へんこうシ艦船かんせん番号ばんごう序じょヲ浜風はまかぜ磯いそ風雪ふうせつ風ふうトス』『雪ゆき風ふう202320→17dg神威かもい龍りゅう鳳おおとり時雨しぐれ旗はた風ふう磯いそ風ふう/検査けんさノ結果けっか亀裂きれつニ非ひザル模様もようナルモ現状げんじょうニテハ使用しよう不能ふのう、応急おうきゅう修理しゅうり上じょう一昼夜いっちゅうや以上いじょうヲ要ようスル見込みこみミ、明日あした呉ごニ回航かいこう(一軸いちじく運転うんてん)修理しゅうりノ事ことトス』
  241. ^ #S1911二水にすい戦せん日誌にっし(1)p.61『12月31日にち0730　十じゅう七なな駆か(磯いそ風ふう浜風はまかぜ)時雨しぐれ、龍りゅう鳳おおとり隊たいヲ護衛ごえい六ろく連発れんぱつ(略りゃく)』
  242. ^ #S1904第だい7護衛ごえい船団せんだん(3)pp.27-32、#S1904第だい7護衛ごえい船団せんだん(6)pp.4-6
  243. ^ #日本にっぽん海防かいぼう艦かん戦史せんし150頁ぺーじ
  244. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(6)p.44『14日にち1325GEB参謀さんぼう長ちょう→各かく隊たい/南みなみ支ささえ那な海うみ敵てき機動きどう部隊ぶたい出現しゅつげんノ状況じょうきょうニ鑑かんミ船団せんだん運航うんこうハ当面とうめん左ひだりノ方針ほうしんニ依よリ実施じっしノコトニ取と計けいハレ度ど(略りゃく)』p.47『17日にち1912将しょう旗はた7ES/(略りゃく)二に.A梯団ていだん(7ES指揮しき)干ひ珠たま時雨しぐれ三宅みやけ海かい13さわらく丸まる　17日にち1930発はつ速力そくりょく12節せつ航路こうろ香港ほんこんヨリ接岸せつがん海南かいなん島とう西岸せいがん南下なんか19日にち1900楡にれ林りん着ぎ正午しょうご位置いち(略りゃく)』『17日にち1750将しょう旗はた1EF→7ES時雨しぐれ/ヒ87船団せんだんハ楡にれ林りん着ぎ後ご速そくニ発はつ航こうスベシ、7ES司令しれい部ぶハ最近さいきん便びんニテ高雄たかおニ歸きレ』p.31『指揮しき官かん：楡にれ林りん迄まで台だい七なな護衛ごえい船団せんだん司令しれい官かん、楡にれ林りん以後いご干ひ珠たま艦長かんちょう(略りゃく)25日にち01300昭南しょうなん着ぎノ予定よてい』
  245. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(6) p.32『20日はつか1900楡にれ林りん発はつ佛ふつ印しるし接岸せつがん南下なんか中ちゅう22日にち1300頃ごろ「バタラン」岬みさき附近ふきんニ於テ敵てき哨戒しょうかい機きPB2Mマーチンマース哨戒しょうかい機き及コンソリデーテットB-24各かく一いち機きニ短時間たんじかん触接しょくせつヲ受ケ船団せんだんヲ確実かくじつニ発見はっけんサレタリ』p.33『位置いち：北緯ほくい6度ど0分ふん東経とうけい103度ど45分ふん、距離きょり50浬かいり　水深すいしん60米めーとる附近ふきん』p.34『電でん探さがせ左ひだり36度どニ感かんアリテヨリ(左ひだり36度ど4460米めーとる感度かんど5)(略りゃく)』p.36『0703浮上ふじょう潜水せんすい艦かんト確認かくにん敵てきハ反はん航こう近きん態勢たいせいニテ近接きんせつシ来らいル面舵おもかじ一いち杯はい前進ぜんしん一いち杯はい、電話でんわニテ船団せんだんニ知ちラサントスルモ不通ふつう』p.35『(2)其ノ後のちノ調査ちょうさニ依よル敵てき潜水せんすい艦かん行動こうどう図ずノ概要がいよう別べつ紙し第だい一いちノ如しくニシテ更さらニ舟ぶね首くび方向ほうこうニ他たノB潜水せんすい艦かんアリ本ほん艦かんハ之のニ依よリ雷撃らいげきサレタルコト判断はんだんセリ。電でん探さがせノ捕捉ほそくセルハ別べつ紙し第だい三さん電でん測はか記録きろくニ依よリB潜水せんすい艦かんニシテ見張みはり眼鏡めがねノ捕捉ほそくセルハ別個べっこノA潜水せんすい艦かんナリシコト確実かくじつナリ』p.36『其ノ左ひだり26度ど3640西にし60ト近ちか對たい勢ぜいニテ感かんアリタル(潜水せんすい艦かん)艦橋かんきょうニテ(潜水せんすい艦かん)ヲ発見はっけんシタル為ため連絡れんらく不充分ふじゅうぶんトシテ艦長かんちょうニ到達とうたつシアラズ』p.37『四よん番ばん機銃きじゅうハ〇二に於テ雷かみなり跡あとヲ左ひだり110度ど及150度どニ30秒びょうヲ置おけイテ各かく1本ほん発見はっけんシアルモ艦橋かんきょうニ通どおりゼズ』pp.36-37『0704　左ひだり30度どニテ魚雷ぎょらい発射はっしゃセルヲ確認かくにん(A潜水せんすい艦かん)聴音ちょうおん機き全ぜん周しゅう近距離きんきょりニ魚雷ぎょらい音おん聴知魚雷ぎょらい警急バザー面舵おもかじ一いち杯はい吹鳴すいめい』『0705　左舷さげん後部こうぶニ魚雷ぎょらい命中めいちゅう、左舷さげん二番聯管後部殆ンド海底かいてい附近ふきんニテ爆発ばくはつ機械きかい停止ていし艦内かんない電源でんげん停止ていし、艦かんハ次第しだいニ右舷うげんニ傾斜けいしゃス』『0706　懐中かいちゅう電灯でんとうニテ干ひ珠たまニ状況じょうきょう報告ほうこくセントスルモ通どおりセズ、傾斜けいしゃ次第しだいニ多たクナル「総員そういん上じょう甲板かんぱん左舷さげん」(此頃傾斜けいしゃ右みぎ45度ど)』『0710　総員そういん退去たいきょ｜0715　沈没ちんぼつ。没ぼつ時じ二に番ばん聯れん管かん附近ふきんヨリ船体せんたい前後ぜんご部ぶ二にツニ切断せつだんセリ』p.39『二に番ばん見張みはりニテ発見はっけんセル敵てき潜水せんすい艦かんノ運動うんどう(註)敵てき潜水せんすい艦かんヲ認みとめメシハ二に番ばん見張みはりノミ』p.53『24日にち1137時じ雨う/一いち.時雨しぐれ24日にち0705敵てき潜せんノ雷撃らいげき4本ほん(中ちゅう1本ほん命中めいちゅう)ヲ受ケ0715沈没ちんぼつセリ、地点ちてん06.00N 103.45E　二に.生存せいぞん者しゃ准じゅん士官しかん以上いじょう駆逐くちく艦長かんちょう以下いか16名めい、下士官かしかん兵へい252名めい』p.58『本船ほんせん被ひ雷かみなり地点ちてん附近ふきんハ数すう日にち来らい数すう回かいニ亘わたるリ敵てき潜水せんすい艦かん跳梁ちょうりょうセル海面かいめんニシテ昭南しょうなん方面ほうめん部隊ぶたいニ於テハ避航海面かいめんト心得こころえアリシモ本ほん艦かん及ビ同行どうこうノ護衛ごえい船せん何なんレモ此等ヲ承知しょうちシアラズ…』
  246. ^ #S1906第だい27駆か日誌にっし(6)p.52『24日にち1117干ひ珠たま/0710時じ雨う被ひ雷かみなり沈没ちんぼつ附近ふきん近距離きんきょりニ海うみ13浮上ふじょう潜水せんすい艦かん発見はっけん砲撃ほうげき後ご爆雷ばくらい攻撃こうげきヲ加かフ｜0742現状げんじょう南方なんぽう8000米めーとるニ於テ干ひ珠たま浮上ふじょう潜水せんすい艦かん発見はっけん砲撃ほうげきノ後こう爆雷ばくらい攻撃こうげきヲ行くだりヒ0817さわらく丸まる被ひ雷かみなり、干ひ珠たま射しゃ点てん附近ふきん攻撃こうげき重油じゅうゆ多量たりょう湧ゆう後ご反復はんぷく攻撃こうげき』『24日にち1117干ひ珠たま/1030三さん宅たく海うみ十じゅう三さんヲシテ制圧せいあつ並なみニ救助きゅうじょニ任にんゼシメさわらく丸まるノ護衛ごえいニ就ク、敵てき潜せん2隻せき以上いじょう存在そんざい確実かくじつ、時雨しぐれ生存せいぞん者しゃ…』p.59『警戒けいかい艦艇かんていハ自艦じかん及他艦かんノ万まん一いちノ場合ばあいニ備エテ救難きゅうなん用よう応急おうきゅう要具ようぐ(救命きゅうめい筏いかだ円えん材ざい縄梯子なわばしご等とう)ヲ平常へいじょうヨリ整備せいびシ置おけクヲ可かトス。万一まんいちノ際さい人的じんてき資源しげんノ無為むい損耗そんこう極きょく減げんノ為ため此等ノ處置しょちヲ取とリ置おけクハ至當しとうト認みとめム。最近さいきん搭載とうさい短艇たんていノ局限きょくげんヲ計けいリツツアル時じ尚なお此ノ要ようアリ。本ほん艦かん今回こんかい救命きゅうめい筏いかだ約やく20(内うち緊急きんきゅう揚あげ搭作業さぎょう用よう桟橋さんばし兼用けんようノモノ7)ヲ用意よういシ　応おう急用きゅうよう円えん材ざいヲ上うえ甲板かんぱん各所かくしょニ分散ぶんさん結ゆい止とめシ置おけキタルガ人的じんてき無為むい消耗しょうもうノ極ごくメテ少しょうカリシ一因いちいんタルモノト認みとめメラル。|時とき逐艦時雨しぐれ戦闘せんとう詳報しょうほう　昭和しょうわ二に十じゅう年ねん一いち月がつ二に十じゅう四よん日にち「グレートレダン」島しま沖おき對たい潜せん戦闘せんとう』
  247. ^ #秘ひ海軍かいぐん公報こうほう昭和しょうわ20年ねん3月がつ(2)p.17『内うち令れい第だい二に二に八はち號ごう｜横須賀よこすか鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　驅逐くちく艦かん 旗はた風ふう、驅逐くちく艦かん 梅うめ、驅逐くちく艦かん 樅もみ|佐世保させぼ鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　驅逐くちく艦かん 時雨しぐれ、驅逐くちく艦かん 栂つが｜右みぎ帝國ていこく驅逐くちく艦かん籍せきヨリ除じょカル(以下いか略りゃく)昭和しょうわ二に十じゅう年ねん三さん月がつ十じゅう日にち海軍かいぐん大臣だいじん』
  248. ^ #秘ひ海軍かいぐん公報こうほう昭和しょうわ20年ねん1月がつ(3)pp.40-41『内うち令れい第だい二に〇九きゅう號ごう　艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう中ちゅう左ひだりノ通つう改正かいせいス　昭和しょうわ二に十じゅう年ねん三さん月がつ十じゅう日にち　海軍かいぐん大臣だいじん｜驅逐くちく艦かん、一等いっとう神風かみかぜ型がたノ項こう中ちゅう「、旗はた風ふう」ヲ、同どう|白露しらつゆ型がた|時雨しぐれ|ヲ、同どう松まつ型がたノ項こう中ちゅう「、梅うめ、樅もみ」ヲ、同どう二に等とう粟あわ型がたノ項こう中ちゅう「、栂つが」ヲ削そぎル(以下いか略りゃく)』
  249. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）号外ごうがい 第だい273号ごう 昭和しょうわ13年ねん12月15日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072074800 
  250. ^ a b 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい316号ごう 昭和しょうわ14年ねん3月がつ21日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072075500 
  251. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい321号ごう 昭和しょうわ14年ねん4月がつ1日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072075600 
  252. ^ 「海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう（部内ぶない限げん）第だい701号ごう 昭和しょうわ16年ねん9月がつ1日にち」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072081900 

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 浅田あさだ博ひろし『海防かいぼう艦かん三宅みやけ戦記せんき　輸送ゆそう船団せんだんを護衛ごえいせよ』光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ、2013年ねん9月がつ。ISBN 978-4-7698-2799-3。 
  • 遠藤えんどう昭あきら・原はら進すすむ『駆逐くちく艦かん戦隊せんたい』朝日あさひソノラマ、1994年ねん7月がつ。ISBN 4-257-17283-5。 
  • 奥宮おくのみや正武まさたけ『太平洋戦争たいへいようせんそうと十じゅう人にんの提督ていとく(上うえ)』朝日あさひソノラマ、1983年ねん8月がつ。ISBN 4-257-17030-1。 
  • 奥宮おくのみや正武まさたけ『太平洋戦争たいへいようせんそうと十じゅう人にんの提督ていとく(下した)』朝日あさひソノラマ、1983年ねん8月がつ。ISBN 4-257-17031-X。 
  • 桂かつら理平りへい『空母くうぼ瑞鳳ずいほうの生涯しょうがい　われ等とうかく戦せんえり』霞かすみ出版しゅっぱん社しゃ、1999年ねん10月がつ。ISBN 4-87602-213-5。 
  • 倉橋くらはし友二ともじ郎ろう『駆逐くちく艦隊かんたい悲劇ひげきの記録きろく　海うみゆかば・・・』徳間書店とくましょてん、1967年ねん6月がつ。 
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『敵てき潜水せんすい艦かん攻撃こうげき』朝日あさひソノラマ、1989年ねん。ISBN 4-257-17218-5。 
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『日本にっぽん海防かいぼう艦かん戦史せんし』図書としょ出版しゅっぱん社しゃ、1994年ねん9月がつ。ISBN 4-8099-0192-0。 
  • 木俣きまた滋しげる郎ろう『第だい二に水雷すいらい戦隊せんたい突入とつにゅうす　礼れい号ごう作戦さくせん最後さいごの艦かん砲ほう射撃しゃげき』光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ、2003年ねん3月がつ（原著げんちょ1972年ねん）。ISBN 4-7698-2375-4。 
  • 小林こばやし昌信まさのぶほか『戦艦せんかん十じゅう二に隻せき　国威こくいの象徴しょうちょう"鋼鉄こうてつの浮城うきしろ"の生々流転せいせいるてんと戦場せんじょうの咆哮ほうこう』光人みつひと社しゃ、2014年ねん8月がつ。ISBN 978-4-7698-1572-3。 
  • 古村こむら啓あきら蔵ぞうほか『重じゅう巡じゅん十じゅう八はち隻せき　軍縮ぐんしゅく条約じょうやくが生うんだ最先端さいせんたんテクノロジーの結晶けっしょう』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ、2015年ねん4月がつ。ISBN 978-4-7698-1590-7。 
    • 当時とうじ「足柄あしがら」航海こうかい長ちょう・海軍かいぐん中佐ちゅうさ吉津きつ信一しんいち『海うみの尖兵せんぺい「足柄あしがら」航海こうかい長ちょうの激闘げきとう記録きろく　志摩しま艦隊かんたいスリガオ海峡かいきょう夜戦やせんとミンドロ島みんどろとうサンホセ突入とつにゅう作戦さくせん』
    • 当時とうじ五ご艦隊かんたい副官ふっかん・海軍かいぐん主計しゅけい大尉たいい桜井さくらい正ただし『旗艦きかん「那智なち」艦上かんじょうの志摩しま艦隊かんたいスリガオに突入とつにゅう　副官ふっかんが見みた那智なち艦上かんじょうの五ご艦隊かんたい司令しれい部ぶの一挙手一投足いっきょしゅいっとうそくとスリガオ夜戦やせんの全貌ぜんぼう』
  • 左近さこん允まこと尚なお敏さと『捷とし号ごう作戦さくせんはなぜ失敗しっぱいしたのか　レイテ沖おき海戦かいせんの教訓きょうくん』中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ、2010年ねん10月がつ。ISBN 978-4-12-004169-3。 
  • 佐藤さとう和正かずまさ『軍艦ぐんかん　華麗かれいなる生涯しょうがい』光人みつひと社しゃ、1986年ねん8月がつ。ISBN 4-7698-0319-2。 
    • 第だい2章しょう　主力しゅりょくの犠牲ぎせい　駆逐くちく艦かん時雨しぐれスリガオに単たん艦かん行動こうどうす
  • 佐藤さとう和正かずまさ『艦長かんちょうたちの太平洋戦争たいへいようせんそう 34人にんの艦長かんちょうが語かたった勇者ゆうしゃの条件じょうけん』光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ、1993年ねん。ISBN 47698-2009-7。 
    • 空隙くうげきと盲点もうてん　<駆逐くちく艦かん時雨しぐれ艦長かんちょう・西野にしの繁しげる中佐ちゅうさの証言しょうげん>
  • 佐藤さとう静夫しずお『駆逐くちく艦かん「野分のわけ」物語ものがたり　若わかき航海こうかい長ちょうの太平洋たいへいよう海かい戦記せんき』光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ、2004年ねん1月がつ。ISBN 4-7698-2408-4。 
  • 重本しげもと俊一しゅんいちほか『陽炎かげろう型がた駆逐くちく艦かん　水雷すいらい戦隊せんたいの中核ちゅうかくとなった精鋭せいえいたちの実力じつりょくと奮戦ふんせん』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ、2014年ねん10月がつ。ISBN 978-4-7698-1577-8。 
  • 須藤すとう幸みゆき助すけ『駆逐くちく艦かん五ご月がつ雨う』朝日あさひソノラマ、1988年ねん1月がつ。ISBN 4-257-17097-2。 
  • 種子島たねがしま洋二ようじ『ソロモン海かい「セ」号ごう作戦さくせん―コロンバンガラ島がらとう奇蹟きせきの撤収てっしゅう』光人みつひと社しゃ、2003年ねん9月がつ。ISBN 4-7698-2394-0。 
  • 寺内てらうち正道せいどうほか『海軍かいぐん駆逐くちく隊たい 駆逐くちく艦かん群ぐんの戦闘せんとう部隊ぶたい編成へんせいと戦場せんじょうの実相じっそう』潮しお書房しょぼう光人みつひと社しゃ、2015年ねん9月がつ。ISBN 978-47698-1601-0。 
    • 戦史せんし研究けんきゅう家か村井むらい至いたる『太平洋戦争たいへいようせんそうと日本にっぽんの駆逐くちく艦かん 満潮まんちょう、朝あさ雲くも、山やま雲くも、時雨しぐれ。西村にしむら艦隊かんたい第だい四よん&二に十じゅう七なな駆逐くちく隊たいに象徴しょうちょうされる駆逐くちく艦かんの苦闘くとう』
  • 外山とやま三郎さぶろう『図説ずせつ　太平洋たいへいよう海戦かいせん史し　第だい2巻かん　写真しゃしんと図説ずせつで見みる日米にちべい戦争せんそう』光人みつひと社しゃ、1995年ねん7月がつ。ISBN 4-7698-0710-4。 
  • 外山とやま三郎さぶろう『図説ずせつ　太平洋たいへいよう海戦かいせん史し　第だい3巻かん　写真しゃしんと図説ずせつで見みる日米にちべい戦争せんそう』光人みつひと社しゃ、1995年ねん9月がつ。ISBN 4-7698-0711-2。 
  • 外山とやま操みさお『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』光人みつひと社しゃ、2005年ねん。ISBN 4-7698-1246-9
  • 豊田とよだ穣みのる『雪ゆき風ふうハ沈マズ　強つよ運うん駆逐くちく艦かん　栄光えいこうの生涯しょうがい』光人みつひと社しゃNF文庫ぶんこ、2004年ねん（原著げんちょ1983年ねん）。ISBN 978-4-7698-2027-7。 
  • 永井ながい喜之よしゆき・木俣きまた滋しげる郎ろう「第だい2部ぶ　第だい二に次じ大戦たいせん/日本にっぽん軍ぐん編へん(11)駆逐くちく艦かん萩はぎ風ふう、嵐あらし、江こう風ふう」『新しん戦史せんしシリーズ　撃沈げきちん戦記せんき』朝日あさひソノラマ、1988年ねん10月がつ。ISBN 4-257-17208-8。 
  • チェスター・ニミッツ、E・B・ポッター、実松さねまつ譲ゆずる・富永とみなが謙吾けんご訳やく『ニミッツの太平洋たいへいよう海戦かいせん史し』恒文社こうぶんしゃ、1962年ねん12月。 
  • 原はら為一ためいち『帝国ていこく海軍かいぐんの最後さいご』（河出かわで書房しょぼう、1962）78-150頁ぺーじ。
  • 福井ふくい静夫しずお『福井ふくい静夫しずお著作ちょさく集しゅう第だい5巻かん 日本にっぽん駆逐くちく艦かん物語ものがたり』（光人みつひと社しゃ、1993年ねん）ISBN 4-7698-0611-6
  • 文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう編へん『完本かんぽん・太平洋戦争たいへいようせんそう（上うえ）』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1991年ねん12月。ISBN 4-16-345920-0。 
    • 原はら為一ためいち『酸素さんそ魚雷ぎょらいベラ・ラベラ沖おきの血ち闘たたかえ』
  • 文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう編へん『完本かんぽん・太平洋戦争たいへいようせんそう（下した）』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1991年ねん12月。ISBN 4-16-345930-8。 
    • 吉田よしだ俊雄としお『レイテ沖おき海戦かいせんの全貌ぜんぼう』
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ49　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(1)　ガ島とう奪還だっかん作戦さくせん開始かいしまで』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1971年ねん9月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ62　中部ちゅうぶ太平洋たいへいよう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)　昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん六ろく月がつ以降いこう』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1973年ねん2月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ72　中國ちゅうごく方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(1)　昭和しょうわ十じゅう三さん年ねん三さん月がつまで』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1974年ねん3月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ79　中國ちゅうごく方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)　昭和しょうわ十じゅう三さん年ねん三さん月がつ以降いこう』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1975年ねん1月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ83　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(2)　ガ島とう撤収てっしゅうまで』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1975年ねん8月がつ。 
  • 防衛庁ぼうえいちょう防衛ぼうえい研修けんしゅう所しょ戦史せんし室しつ『戦史せんし叢書そうしょ96　南東なんとう方面ほうめん海軍かいぐん作戦さくせん(3)　ガ島とう撤収てっしゅう後ご』朝ちょう雲くも新聞しんぶん社しゃ、1976年ねん8月がつ。 
  • 堀ほり元美もとみ『連合れんごう艦隊かんたいの生涯しょうがい』朝日あさひソノラマ文庫ぶんこ、1983年ねん6月がつ。ISBN 4-257-17028-X。 
  • 松浦まつうら敬たかし紀き編著へんちょ「野村証券のむらしょうけん株式会社かぶしきがいしゃ副ふく社長しゃちょう田淵たぶち節也せつや(海軍かいぐん少尉しょうい)“マル四よん艇ていから落おちる夢ゆめ”」『若わかい世代せだいへ伝つたえたい残のこしたい　終おわりなき海軍かいぐん』文化ぶんか社しゃ、1978年ねん6月がつ。 
  • 雑誌ざっし「丸まる」編集へんしゅう部ぶ『ハンディ判ばん日本にっぽん海軍かいぐん艦艇かんてい写真しゃしん集しゅう　17　駆逐くちく艦かん　春雨はるさめ型がた・白露しらつゆ型がた・朝あさ潮しお型がた・陽炎かげろう型がた・夕ゆう雲くも型がた・島しま風ふう』光人みつひと社しゃ、1997年ねん10月がつ。ISBN 4-7698-0818-6。 
  • 丸まる編集へんしゅう部ぶ編へん『重じゅう巡洋艦じゅんようかん戦記せんき　私わたしは決定的けっていてき瞬間しゅんかんをこの目めで見みた！』光人みつひと社しゃ、2010年ねん11月。ISBN 978-4-7698-1485-6。 
  • 歴史れきし群ぐん像ぞう編集へんしゅう部ぶ編へん『歴史れきし群ぐん像ぞう太平洋たいへいよう戦史せんしシリーズVol.45 帝国ていこく海軍かいぐん真実しんじつの艦艇かんてい史し2未み発表はっぴょう写真しゃしんと綿密めんみつな考証こうしょうで明あかされる秘ひめられた新しん事実じじつの数々かずかず』学習研究社がくしゅうけんきゅうしゃ、2004年ねん5月がつ。ISBN 405-603412-5。 
    • 元もと「最上さいじょう」高角こうかく砲ほう指揮しき官かん・海軍かいぐん大尉たいい輿石こしいし辯べん『西村にしむら部隊ぶたい「最上さいじょう」スリガオ海峡かいきょうの死闘しとう』
  • サミュエル・モリソン、大だい谷内たにうち一夫かずお訳わけ『モリソンの太平洋たいへいよう海戦かいせん史し』光人みつひと社しゃ、2003年ねん8月がつ。ISBN 4-7698-1098-9。 
  • 山上やまかみ亀ひさし三雄みつお「第だい27駆逐くちく隊たいブーゲンビル沖おき血戦けっせん譜ふ」『丸まる　エキストラ版ばん　Vol.25』潮しお書房しょぼう、1972年ねん、111-117ページ
  • アジア歴史れきし資料しりょうセンター（公式こうしき）（防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ）
    • 『昭和しょうわ財政ざいせい史し資料しりょう第だい5号ごう第だい22冊さつ(国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かん)/昭和しょうわ9年度ねんど海軍かいぐん予算よさん査定さてい資料しりょう』。Ref.A09050137200。 
    • 『昭和しょうわ8年ねん達たち完かん/12月』。Ref.C12070097600。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん7～8月がつ 内ない令れい3巻かん/昭和しょうわ18年ねん7月がつ(1)』。Ref.C12070178900。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん9～10月がつ　内うち令れい4巻かん/昭和しょうわ18年ねん10月がつ(1)』。Ref.C12070181100。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん9～10月がつ　内うち令れい4巻かん/昭和しょうわ18年ねん10月がつ(4)』。Ref.C12070181400。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん11～12月がつ 内ない令れい 5巻かん/昭和しょうわ18年ねん11月(6)』。Ref.C12070182500。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん9月がつ～12月がつ秘ひ海軍かいぐん公報こうほう 号外ごうがい/10月(2)』。Ref.C12070497400。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん9月がつ～12月がつ秘ひ海軍かいぐん公報こうほう号外ごうがい/11月(3)』。Ref.C12070497900。 
    • 『自じ昭和しょうわ20年ねん1月がつ.至いたり昭和しょうわ20年ねん8月がつ秘ひ海軍かいぐん公報こうほう/1月(3)』。Ref.C12070503700。 
    • 『昭和しょうわ20年ねん1月がつ.至いたり昭和しょうわ20年ねん8月がつ秘ひ海軍かいぐん公報こうほう号外ごうがい/3月(2)』。Ref.C12070504300。 
    • 『昭和しょうわ12年ねん12月1日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい3号ごう原稿げんこう/　巻まき1追録ついろく/第だい2類るい編制へんせい』。Ref.C13071973700。 
    • 『昭和しょうわ12年ねん12月1日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい3号ごう原稿げんこう/　巻まき3追録ついろく/第だい13類るい艦船かんせん(1)』。Ref.C13071975200。 
    • 『昭和しょうわ12年ねん12月1日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい3号ごう原稿げんこう/　巻まき1追録ついろく/第だい6類るい機密きみつ保護ほご』。Ref.C13071974300。 
    • 『昭和しょうわ13年ねん12月25日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい4号ごう原稿げんこう/ 巻まき1追録ついろく/第だい2類るい　編制へんせい(1)』。Ref.C13071976600。 
    • 『昭和しょうわ16年ねん12月31日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい10号ごう原稿げんこう巻まき2.3/巻まき3追録ついろく/第だい13類るい艦船かんせん(1)』。Ref.C13072003500。 
    • 『第だい5668号ごう 8.12.26 鈴谷すずや、時雨しぐれ、伊い号ごう第だい72』。Ref.C05110624500。 
    • 『第だい4364号ごう 11.9.17 白露しらつゆ、時雨しぐれ』。Ref.C05110629800。 
    • 『第だい1126号ごう 11.4.24 艦船かんせん工事こうじ概括がいかつ表ひょう認許にんきょの件けん』。Ref.C05110733200。 
    • 『室しつ監かん演えんじ機密きみつ第だい2号ごう 11.9.18 北海道ほっかいどう行幸ぎょうこう並なみに陸軍りくぐん特別とくべつ大だい演習えんしゅう関係かんけい事項じこうの件けん』。Ref.C05034729800。 
    • 『軍務ぐんむ1機密きみつ第だい325号ごう 11.9.15 北海道ほっかいどう行幸ぎょうこうの際さいの海軍かいぐん儀礼ぎれい、行動こうどう等とうに関かんする件けん(1)』。Ref.C05034725800。 
    • 『軍務ぐんむ1機密きみつ第だい325号ごう 11.9.15 北海道ほっかいどう行幸ぎょうこうの際さいの海軍かいぐん儀礼ぎれい、行動こうどう等とうに関かんする件けん(2)』。Ref.C05034725900。 
    • 『時雨しぐれ第だい156号ごうの2 11.9.5人にん員いんの件けん 通知つうち』。Ref.C05034727900。 
    • 『目次もくじ 公文こうぶん備考びこう 昭和しょうわ11年ねんC儀ぎ制せい 巻まき12(1)』。Ref.C05034782400。 
    • 『第だい1939号ごうの3　11.9.24 昭和しょうわ11年ねん特別とくべつ大だい演習えんしゅう観艦式かんかんしき賜たまもの饌艦設備せつびに関かんする件けん 訓令くんれい中ちゅう改正かいせいの件けん(1)』。Ref.C05034780100。 
    • Ref.C05034967700『時雨しぐれ第だい7号ごう 11.9.7 酒保しゅほ設置せっちの件けん』
    • 『艦艇かんてい特務とくむ艦艇かんてい籍せき一覧いちらん表ひょう』。Ref.C08011233600。 
    • 『昭和しょうわ16年ねん～昭和しょうわ20年ねん　戦隊せんたい　水みず戦せん輸送ゆそう戦隊せんたい　行動こうどう調書ちょうしょ』。Ref.C08051772000。 
    • 『砲艦ほうかん　二見ふたみ　昭和しょうわ１３年ねん８月がつ１日にち～８月がつ３１日にち』。Ref.C11083008000。 
    • 『支ささえ那な事変じへん　第だい8回かい功績こうせき概がい見み表ひょう綴つづり 駆逐くちく隊たい 潜水せんすい隊たい 水雷すいらい隊たい 掃海そうかい隊たい 海軍かいぐん武功ぶこう調査ちょうさ/27駆か機密きみつ第だい35号ごうの199　1.第だい27駆逐くちく隊たい支ささえ那な事変じへん第だい8回かい功績こうせき概がい見み表ひょう　自じ昭和しょうわ15年ねん4月がつ29日にち　至いたり昭和しょうわ15年ねん11月15日にち　昭和しょうわ15年ねん12月2日にち』。Ref.C14120971400。 
  • 太平洋戦争たいへいようせんそう緒戦しょせん
    • 『昭和しょうわ16年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん3月がつ15日にち　第だい9戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030049200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん3月がつ11日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030043200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん3月がつ11日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030043300。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん3月がつ11日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030043400。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん3月がつ11日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(6)』。Ref.C08030043500。 
    • 『第だい5航空こうくう戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし（作戦さくせん及一般之部ぶ）昭和しょうわ17年ねん4月がつ/1.経過けいか』。Ref.C13120037200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　南洋なんよう部隊ぶたいMO機動きどう部隊ぶたい戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030729000。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　南洋なんよう部隊ぶたいMO機動きどう部隊ぶたい戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030729100。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　南洋なんよう部隊ぶたいMO機動きどう部隊ぶたい戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030729200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん5月がつ17日にち　南洋なんよう部隊ぶたいMO機動きどう部隊ぶたい戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030729300。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん6月がつ30日にち　ミッドウエー海戦かいせん　戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030040400。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030044100。 
  • ガダルカナル島とう攻防こうぼう戦せん
    • 『昭和しょうわ17年ねん9月がつ25日にち～昭和しょうわ17年ねん11月9日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030113300。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん9月がつ25日にち～昭和しょうわ17年ねん11月9日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう(6)』。Ref.C08030113400。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(1)』。Ref.C08030113800。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(2)』。Ref.C08030113900。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(3)』。Ref.C08030114000。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(4)』。Ref.C08030114100。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(5)』。Ref.C08030114200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ1日にち～昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(6)』。Ref.C08030114300。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん11月1日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(1)』。Ref.C08030114700。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん11月1日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(2)』。Ref.C08030114800。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん11月1日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(3)』。Ref.C08030114900。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん11月1日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(4)』。Ref.C08030115000。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん11月1日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(5)』。Ref.C08030115100。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん7月がつ14日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい11戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030051800。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん7月がつ14日にち～昭和しょうわ17年ねん11月30日にち　第だい11戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(6)』。Ref.C08030051900。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち～昭和しょうわ17年ねん11月18日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030115400。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち～昭和しょうわ17年ねん11月18日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030115500。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち～昭和しょうわ17年ねん11月18日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030115600。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん10月がつ31日にち～昭和しょうわ17年ねん11月18日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030115700。 
  • 時雨しぐれ輸送ゆそう任務にんむ
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(1)』。Ref.C08030116000。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(2)』。Ref.C08030116100。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(3)』。Ref.C08030116200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(4)』。Ref.C08030116300。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(5)』。Ref.C08030116400。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん4月がつ30日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(6)』。Ref.C08030116500。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん7月がつ19日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030116900。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん7月がつ19日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030117000。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん7月がつ19日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030117100。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん7月がつ19日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030117200。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん7月がつ19日にち　第だい4水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030117300。 
  • ソロモン海うみの戦たたかい
    • 『昭和しょうわ18年ねん6月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん11月11日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030101000。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん6月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん11月11日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030101100。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん6月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん11月11日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030101200。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん6月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん11月11日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030101300。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん6月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん11月11日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030101400。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん6月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん11月11日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(6)』。Ref.C08030101500。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん4月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん8月がつ31日にち　第だい7戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(7)』。Ref.C08030047800。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん9月がつ14日にち～昭和しょうわ18年ねん8月がつ15日にち　第だい8艦隊かんたい戦時せんじ日誌にっし(8)』。Ref.C08030023200。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん7月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん12月2日にち　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030105800。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん7月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん12月2日にち　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030105900。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん7月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん12月2日にち　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030106000。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん7月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん12月2日にち　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030106100。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん7月がつ1日にち～昭和しょうわ18年ねん12月2日にち　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030106200。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん8月がつ　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう　ホラニュー輸送ゆそう支援しえん作戦さくせん.ベララベラ沖おき海戦かいせん(1)』。Ref.C08030726100。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん8月がつ　第だい3水雷すいらい戦隊せんたい戦闘せんとう詳報しょうほう　ホラニュー輸送ゆそう支援しえん作戦さくせん.ベララベラ沖おき海戦かいせん(2)』。Ref.C08030726200。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん11月2日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030044900。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん12月1日にち～昭和しょうわ18年ねん11月2日にち　第だい5戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030045000。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん12月1日にち～昭和しょうわ19年ねん5月がつ31日にち　第だい11水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030126800。 
  • マリアナ沖おき海戦かいせん前後ぜんこう
    • 『昭和しょうわ18年ねん12月1日にち～昭和しょうわ19年ねん2月がつ29日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030101800。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん12月1日にち～昭和しょうわ19年ねん2月がつ29日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030101900。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん12月1日にち～昭和しょうわ19年ねん2月がつ29日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030102000。 
    • 『昭和しょうわ18年ねん12月1日にち～昭和しょうわ19年ねん2月がつ29日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030102100。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ24日にち　第だい27駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030148200。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ24日にち　第だい27駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030148300。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ24日にち　第だい27駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030148400。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ24日にち　第だい27駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(4)』。Ref.C08030148500。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ24日にち　第だい27駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(5)』。Ref.C08030148600。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ19年ねん10月がつ31日にち　特設とくせつ運送うんそう船せん日び栄丸さかえまる戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030685200。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん5月がつ1日にち～昭和しょうわ19年ねん10月がつ31日にち　特設とくせつ運送うんそう船せん日び栄丸さかえまる戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030685300。 
    • 『昭和しょうわ17年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ19年ねん6月がつ30日にち　あ号ごう作戦さくせん戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030039800。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん7月がつ1日にち～昭和しょうわ19年ねん11月15日にち　第だい16戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし(1)』。Ref.C08030057100。 
  • レイテ沖おき海戦かいせん
    • 『第だい3/2.海上かいじょう作戦さくせん(レイテ海戦かいせん)(2)』。Ref.C14061134800。 
    • 『捷とし1号ごう作戦さくせんに於おける2YBの作戦さくせん経過けいか概要がいよう　5F水雷すいらい主務しゅむ参謀さんぼう　中佐ちゅうさ　森もり幸吉こうきち記憶きおく』。Ref.C14061105800。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん10月がつ18日にち～昭和しょうわ19年ねん10月がつ25日にち　軍艦ぐんかん最上さいじょう戦闘せんとう詳報しょうほう』。Ref.C08030575400。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん10月がつ23日にち～昭和しょうわ19年ねん10月がつ27日にち　駆逐くちく艦かん時雨しぐれ戦闘せんとう詳報しょうほう』。Ref.C08030589500。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ19年ねん12月13日にち　第だい30駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030149800。 
  • ヒ87船団せんだん護衛ごえい
    • 『昭和しょうわ19年ねん12月19日にち　軍艦ぐんかん雲龍うんりゅう戦闘せんとう詳報しょうほう』。Ref.C08030585900。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん11月がつ20日はつか～昭和しょうわ19年ねん12月30日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(1)』。Ref.C08030102400。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん11月がつ20日はつか～昭和しょうわ19年ねん12月30日にち　第だい2水雷すいらい戦隊せんたい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030102500。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん11月1日にち～昭和しょうわ20年ねん5月がつ31日にち　第だい17駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(2)』。Ref.C08030147100。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん11月1日にち～昭和しょうわ20年ねん5月がつ31日にち　第だい17駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030147200。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん11月1日にち～昭和しょうわ20年ねん5月がつ31日にち　第だい17駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(6)』。Ref.C08030147500。 
    • 『昭和しょうわ20年ねん1月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん3月がつ31日にち　第だい1海上かいじょう護衛ごえい隊たい戦時せんじ日誌にっし(1)』。Ref.C08030142000。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん4月がつ9日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ19日にち　第だい7護衛ごえい船団せんだん司令しれい部ぶ戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(3)』。Ref.C08030707700。 
    • 『昭和しょうわ19年ねん6月がつ1日にち～昭和しょうわ20年ねん1月がつ24日にち　第だい27駆逐くちく隊たい戦時せんじ日誌にっし戦闘せんとう詳報しょうほう(6)』。Ref.C08030148700。 
  • (issuu) SS-365, USS HARDHEAD. Historic Naval Ships Association. https://issuu.com/hnsa/docs/ss-365_hardhead 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐん艦艇かんてい一覧いちらん
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