大井川鐵道おおいがわてつどう井川線いかわせん

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井川線いかわせん
アプト式区間を通る井川線の列車（アプトいちしろ - 長島ダム間）
アプト式しき区間くかんを通とおる井川線いかわせんの列車れっしゃ
（アプトいちしろ - 長島ながしまダム間あいだ）
概要がいよう
通称つうしょう 南みなみアルプスあぷとライン
起おこり終点しゅうてん 起点きてん：千頭せんず駅えき
終点しゅうてん：井川いかわ駅えき
駅えき数すう 14駅えき
運営うんえい
開業かいぎょう 1935年ねん3月がつ20日はつか (1935-03-20)（専用せんよう鉄道てつどう）
地方ちほう鉄道てつどう開業かいぎょう 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）8月がつ1日にち
所有しょゆう者しゃ 中部電力ちゅうぶでんりょく（運営うんえい委託いたく者しゃ）
運営うんえい者しゃ 大井川鐵道おおいがわてつどう（運営うんえい受託じゅたく者しゃ）
使用しよう車両しゃりょう 車両しゃりょうの節ふしを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん総そう延長えんちょう 25.5 km (15.8 mi)
軌間きかん 1,067 mm (3 ft 6 in)
最小さいしょう曲線きょくせん半径はんけい 50 m
電化でんか 直流ちょくりゅう1,500 V 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき（アプトいちしろ - 長島ながしまダム間あいだ）
運行うんこう速度そくど 最高さいこう30 km/h (19 mph)[1]
最さい急きゅう勾配こうばい 90 ‰ (5° 08 ′)
ラック方式ほうしき アプト式しき（アプトいちしろ - 長島ながしまダム間あいだ）
路線ろせん図ず
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井川線いかわせんの列車れっしゃ（尾お盛もり - 閑蔵かんぞう間あいだの関せきの沢さわ橋梁きょうりょう）
長島ながしまダム駅えきに停車ていしゃ中ちゅうの井川線いかわせん列車れっしゃ。井川いかわ方面ほうめん行いきは制御せいぎょ車しゃが先頭せんとう。

井川線いかわせん（いかわせん）は、静岡しずおか県けん榛原はいばら郡ぐん川根かわね本町ほんまちの千頭せんず駅えきと同どう県けん静岡しずおか市し葵あおい区くの井川いかわ駅えきとを結むすぶ大井川鐵道おおいがわてつどうの鉄道てつどう路線ろせんである。南みなみアルプスあぷとラインの愛称あいしょうがつけられている。

概要がいよう[編集へんしゅう]

大井川おおいがわの流ながれに沿そって山間さんかんを縫ぬうようにゆっくりと走はしる。全線ぜんせんの1/3がトンネルと橋梁きょうりょうで占しめられており、また非常ひじょうにカーブが多おおく走行そうこう中ちゅうは車輪しゃりんが軋きしむ音おとが絶たえない。そのため井川線いかわせんの機関きかん車しゃおよび制御せいぎょ客車きゃくしゃは水みず撒まき装置そうちを備そなえている。

尾お盛もり - 閑蔵かんぞう間あいだには、日本にっぽんでもっとも高たかい鉄道てつどう橋きょう「関せきの沢さわ橋梁きょうりょう」がある（川底かわぞこから70.8 m）。

山岳さんがく地帯ちたいを走行そうこうするため沿線えんせんに民家みんかは非常ひじょうに少すくなく、利用りよう者しゃは大半たいはんが観光かんこう客きゃくである。駅えきの半数はんすうがいわゆる秘境ひきょう駅えきとなっている。終点しゅうてん駅えきの井川いかわ駅えきは静岡しずおか市内しないだが南みなみアルプスの山中さんちゅうにある。

当とう路線ろせんは鉄道てつどう事業じぎょう法ほうおよび軌道きどう法ほうに準拠じゅんきょする鉄てつ軌道きどうとしては日本にっぽんで唯一ゆいいつのラック式しき鉄道てつどう（アプト式しき）区間くかんのある路線ろせんである。長島ながしまダム（1972年ねん〈昭和しょうわ47年ねん〉着手ちゃくしゅ、2002年ねん〈平成へいせい14年ねん〉竣工しゅんこう）建設けんせつに伴ともない一部いちぶ区間くかんが水没すいぼつすることになったが、補償ほしょう金きんを受うけて廃止はいしすることはせず、湖岸こがんに新しん線せんを建設けんせつした。途中とちゅう90.0 ‰の急きゅう勾配こうばいがあるため、碓氷峠うすいとうげ越こえの国鉄こくてつ信越本線しんえつほんせんで1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）に廃止はいしされて以来いらい、日本にっぽんでは途絶とだえていたアプト式しきを採用さいようした。なお、ループ線せんなどを設もうけて急きゅう勾配こうばいを避さけ建設けんせつする手法しゅほうも可能かのうだったが、早期そうきに建設けんせつできるという理由りゆうでアプト式しきのラック式しき鉄道てつどうとなったといわれる[2]。また、いくつか種類しゅるいがあるラック式しき鉄道てつどうの中なかでアプト式しきを採用さいようしたのは、レールの製造せいぞう会社かいしゃの都合つごうによるものといわれる[2]。

元々もともと762 mm軌間きかんで建設けんせつされたが、1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）に貨車かしゃを直通ちょくつうさせるために1,067 mmに改あらため軌された後のちも、トンネルなどは車両しゃりょう限界げんかいが小ちいさい。車両しゃりょうもそれに合あわせて軽便鉄道けいべんてつどう程度ていどの大おおきさで、「軽便けいべんより小ちいさい」といわれることもある[3]。沿線えんせん住民じゅうみんからは『エンジン』という愛称あいしょうで親したしまれている。これはもともと千せん頭とう森林しんりん鉄道てつどうの愛称あいしょうであり、車両しゃりょうが似にているため引ひき継つがれたものと考かんがえられる。

鉄道てつどう資産しさんは中部電力ちゅうぶでんりょくが保有ほゆうしているが、第だい三種さんしゅ事業じぎょう者しゃではない。また当とう線せんの赤字あかじ額がくは中部電力ちゅうぶでんりょくが負担ふたんしている。

当とう路線ろせんは、アプト区間くかんを除のぞき非ひ電化でんかであるが、静岡しずおか県内けんないで非ひ電化でんかで残のこる路線ろせんはほかに天竜てんりゅう浜名湖はまなこ鉄道てつどう天竜浜名湖線てんりゅうはまなこせんしかなく、また2004年ねん（平成へいせい16年ねん）4月がつ1日にちに名鉄めいてつ三河線みかわせんの非ひ電化でんか区間くかん[注ちゅう 1]廃止はいし後ごは第だい三さんセクター鉄道てつどうとJR東海とうかいの子会社こがいしゃ運営うんえいである東海とうかい交通こうつう事業じぎょう城北線じょうほくせんを除のぞけば中部ちゅうぶ地方ちほうで唯一ゆいいつの非ひ電化でんかの旅客りょかく扱あつかいのある私鉄してつ路線ろせんとなっている[注ちゅう 2]。また、当とう路線ろせんは機関きかん車しゃで牽引けんいん・推進すいしんする客車きゃくしゃや貨車かしゃで運行うんこうしており、非ひ電化でんか区間くかんがあるが気動車きどうしゃを使用しようしていない。

路線ろせんデータ[編集へんしゅう]

歴史れきし[編集へんしゅう]

  • 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）3月がつ20日はつか：大井川おおいがわ電力でんりょくの専用せんよう鉄道てつどうとして大井川おおいがわ専用せんよう軌道きどう千せん頭とう - 大井川おおいがわ発電はつでん所しょ（現在げんざい廃止はいし）間あいだで運行うんこう開始かいし（762 mm軌間きかん、内燃ないねん動力どうりょく）。川根両国かわねりょうごく駅えき、沢さわ間あいだ駅えき開業かいぎょう。
  • 1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）11月19日にち：1,067 mmに改あらため軌、ただし、千せん頭とう - 沢さわ間あいだ間あいだは軌間きかん762 mmの寸又川すまたがわ専用せんよう軌道きどう（のちの千せん頭とう森林しんりん鉄道てつどう）が乗のり入いれるため三さん線せん軌条きじょう[4]。
  • 1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）4月がつ1日にち：中部電力ちゅうぶでんりょくの専用せんよう鉄道てつどうとして大井川おおいがわダム - 堂平どうひら（井川いかわ駅えきの先さき）間あいだの運行うんこう開始かいし。中部電力ちゅうぶでんりょく専用せんよう鉄道てつどうに改称かいしょう。
  • 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）8月がつ1日にち：中部電力ちゅうぶでんりょく専用せんよう鉄道てつどうを大井川鉄道おおいがわてつどうが引ひき継つぎ、大井川鉄道おおいがわてつどう井川線いかわせんとして旅客りょかく営業えいぎょう開始かいし。土本どもと駅えき、川根小山かわねこやま駅えき、奥泉おくいずみ駅えき、川根かわね市代いちよ駅えき、川根かわね唐沢からさわ駅えき、犬間いぬま駅えき、川根長島かわねながしま駅えき、尾お盛さかり駅えき、閑蔵かんぞう駅えき、亀久保かめくぼ信号しんごう場じょう、井川いかわ駅えき開業かいぎょう。
  • 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）：千せん頭とう森林しんりん鉄道てつどうが廃止はいしされ、廃止はいし後ごに千せん頭とう - 沢さわ間あいだ間あいだの762 mm軌条きじょうが撤去てっきょされる。
  • 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）11月：千せん頭とう - 川根両国かわねりょうごく間あいだに並行へいこうする側線そくせんを往復おうふくするミニSL列車れっしゃの運行うんこう開始かいし。
  • 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）4月がつ1日にち：井川いかわ - 堂平どうひら間あいだ廃止はいし。亀久保かめくぼ信号しんごう場じょう廃止はいし。
  • 1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）8月がつ1日にち：大だい加島かしま仮かり乗降じょうこう場じょう開業かいぎょう。
  • 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）11月26日にち：ミニSL列車れっしゃの運行うんこう終了しゅうりょう[5]。
  • 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）10月2日にち：川根かわね市代いちよ駅えきを移転いてんしてアプトいちしろ駅えきに、川根長島かわねながしま駅えきを接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん駅えきに改称かいしょう[6]し、（旧きゅう）川根かわね市代いちよ - 接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん間あいだを新しん線せんに変更へんこう。アプトいちしろ - 長島ながしまダム間あいだはアプト式しきの電化でんか区間くかんとする。長島ながしまダム駅えき、ひらんだ駅えき、奥おく大井おおい湖こ上うえ駅えき開業かいぎょう。大だい加島かしま仮かり乗降じょうこう場じょう、川根かわね唐沢からさわ駅えき、犬間いぬま駅えき廃止はいし[6]。
  • 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）
    • 10月18日にち：接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだが土砂崩どしゃくずれのため不通ふつうとなる[7]。
    • 10月31日にち - 11月30日にち : 紅葉こうようの名所めいしょである関せきの沢さわ橋梁きょうりょうへの観光かんこう客きゃくの便宜べんぎを図はかるため、接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 閑蔵かんぞう間あいだに限かぎり1日にち3往復おうふくのみ折おり返かえし列車れっしゃを延長えんちょうして乗のり入いれ[7]。
  • 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）
    • 3月8日にち：不通ふつうだった接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだが復旧ふっきゅう[7]。
    • 8月がつ1日にち：愛称あいしょうが「南みなみアルプスあぷとライン」に決定けってい。
  • 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）
    • 9月12日にち：長島ながしまダム駅えき付近ふきんでの土砂崩どしゃくずれのため、奥泉おくいずみ - 井川いかわ間あいだが不通ふつうとなる[8][9]。
    • 9月23日にち：奥泉おくいずみ - 井川いかわ間あいだが復旧ふっきゅう[9]。
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）
    • 9月3日にち - 10月19日にち：川根両国かわねりょうごく - 沢さわ間あいだ間あいだの法ほう面めん崩落ほうらく現場げんばの復旧ふっきゅうのため、千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだを運休うんきゅうし、バスによる代行だいこう輸送ゆそうを行おこなう。
    • 12月3日にち - 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）3月31日にち：再ふたたび千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだを運休うんきゅうし、バスによる代行だいこう輸送ゆそうを行おこなう。
  • 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）3月29日にち：全線ぜんせんでATSの使用しようを開始かいし。
  • 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）8月がつ28日にち：台風たいふうの被害ひがいにより崖崩がけくずれの恐おそれがあるとし、千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだを運休うんきゅうして代行だいこうバスによる振替ふりかえ輸送ゆそうを開始かいし[10][11]。当該とうがい区間くかんの代行だいこうバスは、季き節ぶしごとにダイヤを更新こうしんしながら運行うんこうした。
  • 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
    • 8月がつ12日にち：前年ぜんねんより運転うんてんを見合みあわせていた千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだが復旧ふっきゅう。
    • 9月21日にち：台風たいふう15号ごうによる道床どうしょう流出りゅうしゅつ（約やく20 m）のため接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだが不通ふつうとなる。
    • 10月7日にち：接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだの運行うんこう再開さいかい[12][13]。
  • 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）9月2日にち：閑蔵かんぞう駅えきの約やく600m南側みなみがわで崩くずし土どのため、接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだが不通ふつうとなる。
  • 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月11日にち：接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだが復旧ふっきゅう[14]。
  • 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）5月8日にち：大雨おおあめによる土砂崩どしゃくずれのため閑蔵かんぞう - 井川いかわ間あいだが不通ふつうとなる[15]。
  • 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月9日にち：閑蔵かんぞう - 井川いかわ間あいだが復旧ふっきゅう[16][17]。
  • 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）
    • 4月がつ14日にち：新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの流行りゅうこう拡大かくだいを受うけ、同日どうじつ以降いこう、全ぜん列車れっしゃを終日しゅうじつ営業えいぎょう運転うんてん休止きゅうし[18][19]。
    • 6月がつ20日はつか：営業えいぎょう運転うんてん再開さいかい[20]。なお、千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだは落石らくせき対策たいさく工事こうじの影響えいきょうで同日どうじつ午後ごごから運行うんこう再開さいかい。
    • 8月がつ20日はつか：倒木とうぼく処理しょり作業さぎょうにより、奥泉おくいずみ - 長島ながしまダム間あいだで終日しゅうじつバス代行だいこう運転うんてんとなり、千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだと長島ながしまダム - 井川いかわ間あいだでそれぞれ折おり返かえし運転うんてんとなる。
    • 5月21日にち：落石らくせきの影響えいきょうで、閑蔵かんぞう - 井川いかわ間あいだで当面とうめんの間あいだ、運転うんてんを見合みあわせる[21]。
    • 8月がつ5日にち：閑蔵かんぞう - 井川いかわ間あいだの運転うんてん再開さいかい[22]。
    • 9月24日にち：台風たいふう15号ごうによる土砂どしゃ災害さいがいの影響えいきょうで、当面とうめん全線ぜんせん見合みあわせ。
    • 10月8日にち：千せん頭とう - 接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん間あいだが運転うんてん再開さいかい[23]。
    • 10月22日にち：接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだが運転うんてん再開さいかい[24]。
  • 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）1月がつ23日にち - 2月がつ3日にち：井川いかわ駅えき1番線ばんせん上じょうの西山にしやま沢さわ橋梁きょうりょう撤去てっきょに伴ともなう構内こうない工事こうじのため、閑蔵かんぞう - 井川いかわ間あいだ運休うんきゅう[25][26]。
  • 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）
    • 3月26日にち：落雷らくらいによる信号しんごう故障こしょうのため、井川線いかわせん全線ぜんせんで運転うんてんを見合みあわせる[27]。当日とうじつ中ちゅうに千せん頭とう - 接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん間あいだでの運転うんてんを再開さいかい[28]。

運行うんこう形態けいたい[編集へんしゅう]

2023年ねん3月がつ改正かいせい時点じてんで、旅客りょかく列車れっしゃは千せん頭とう - 井川いかわ間あいだの列車れっしゃが2往復おうふく、千せん頭とう - 接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん間あいだの列車れっしゃが3往復おうふく運行うんこうされている。また、車庫しゃこのある接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん - 井川いかわ間あいだ（ゴールデンウィークや8月がつ・11月の土ど休日きゅうじつに運行うんこう）の区間くかん列車れっしゃもある。大井川本線おおいがわほんせんとは異ことなりワンマン運転うんてんは行おこなわれていない。

全ぜん列車れっしゃがDD20形かたちディーゼル機関きかん車しゃで推進すいしん・牽引けんいんされる客車きゃくしゃ列車れっしゃによって運行うんこうされる。旅客りょかく列車れっしゃにおいては、連結れんけつ器きの負担ふたん軽減けいげんおよび損傷そんしょう時じのリスクを考慮こうりょして、麓ふもと側がわの千せん頭とう方かたに重量じゅうりょう物ぶつである機関きかん車しゃが、井川いかわ方かたには制御せいぎょ客車きゃくしゃクハ600形かたちが連結れんけつされる。クハ600形がたから機関きかん車しゃを制御せいぎょするため、井川線いかわせんで運用うんようされるすべての客車きゃくしゃとcトキ200形かたち・cワフ0形かたち貨車かしゃには制御せいぎょ回路かいろが引ひき通とおされている。ラック式しき鉄道てつどう（アプト式しき）区間くかんではさらにED90形かたち電気でんき機関きかん車しゃが補助ほじょ機関きかん車しゃ（補ほ機き）として連結れんけつされる。

基本きほん的てきな編成へんせいは以下いかのとおり。

千せん頭とう - アプトいちしろ間あいだ、長島ながしまダム - 井川いかわ間あいだ
機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+制御せいぎょ客車きゃくしゃ（クハ600形かたち）
アプトいちしろ - 長島ながしまダム間あいだ
電気でんき機関きかん車しゃ（ED90形かたち）+機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+制御せいぎょ客車きゃくしゃ（クハ600形かたち）

いずれも多客たきゃく時じと閑散かんさん期きには客車きゃくしゃの連結れんけつ両りょう数かず（2 - 8両りょう）が増減ぞうげんする。

ダイヤ上じょう、途中とちゅう駅えきで連結れんけつ・解放かいほうを行おこなう列車れっしゃも存在そんざいするが、この場合ばあいは機関きかん車しゃ（DD20形かたち）が編成へんせい中ちゅう間あいだに入はいる。また分割ぶんかつ併合へいごうがなくても、多客たきゃく時じに6両りょう以上いじょうの客車きゃくしゃで運行うんこうする場合ばあいには中間ちゅうかんまたは後部こうぶに補ほ機きとして連結れんけつされることもあるが、連結れんけつされた機関きかん車しゃも先頭せんとう車しゃから総括そうかつ制御せいぎょされる。

機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+制御せいぎょ客車きゃくしゃ（クハ600形かたち）+機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+制御せいぎょ客車きゃくしゃ（クハ600形かたち）
機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+制御せいぎょ客車きゃくしゃ（クハ600形かたち）
機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+機関きかん車しゃ（DD20形かたち）+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+客車きゃくしゃ+制御せいぎょ客車きゃくしゃ（クハ600形かたち）

かつては小型こがた蒸気じょうき機関きかん車しゃやディーゼル機関きかん車しゃDB1形かたちによる観光かんこう列車れっしゃが千せん頭とう - 川根両国かわねりょうごく間あいだで運行うんこうされていた。

貨物かもつ列車れっしゃは、静岡しずおか県けん統計とうけい年鑑ねんかんによると2020年ねん（令れい和わ2年ねん）度どに千頭せんず駅えき、沢さわ間あいだ駅えき、土本どもと駅えき、川根小山かわねこやま駅えき、アプトいちしろ駅えき、奥おく大井おおい湖こ上うえ駅えき、接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん駅えき、閑蔵かんぞう駅えき、井川いかわ駅えきに取扱とりあつかい実績じっせきがある[29]。鉄道てつどう統計とうけい年報ねんぽうにおける品目ひんもく内訳うちわけはすべて「分類ぶんるい不能ふのう」とされている。

きかんしゃトビー号ごう[編集へんしゅう]

大井川本線おおいがわほんせんで行おこなわれてきたDAY OUT WITH THOMASの一環いっかんで、「きかんしゃトビー号ごう」を2022年ねん（令れい和わ4年ねん）8月がつ19日にちから千せん頭とう - 奥泉おくいずみ間あいだで運行うんこうすることが同年どうねん4月がつ28日にちに発表はっぴょうされた[30]。編成へんせいはトビー号ごう+客車きゃくしゃ5両りょうを基本きほんとする。1日にち2往復おうふくが運行うんこうされるが、奥泉おくいずみ駅えきでは乗降じょうこう不可ふかであり、千頭せんず駅えきでのみ乗降じょうこうできる往復おうふく遊覧ゆうらん運行うんこうとなっている[31][32]。乗車じょうしゃには大だい鉄てつアドバンスのツアーサイトからパッケージツアーを事前じぜんに申もうし込こむのが基本きほんではあるが、当日とうじつ空席くうせきがある場合ばあいは、千頭せんず駅えき内ないの専用せんよう窓口まどぐちまたは新金谷しんかなや駅えき前まえにある「プラザロコ」2階かいのSLセンター（第だい2便びんのみ）にて当日とうじつ乗車じょうしゃ券けんが発売はつばいされる[33]。

車両しゃりょう[編集へんしゅう]

井川線いかわせんで使用しようされているアーチバー台車だいしゃ
一覧いちらんは「大井川鐵道おおいがわてつどう#車両しゃりょう」を参照さんしょう

ダム建設けんせつのための専用せんよう鉄道てつどうとして建設けんせつされた経緯けいいから、車両しゃりょう限界げんかいはかなり小ちいさいものとなっている。車両しゃりょう定規じょうぎ[3]によると、最大さいだい幅はばは1,850 mm以下いか、最大さいだい高たかさは2,700 mmとされている。

かつての地方ちほう鉄道てつどう法ほうにおいては、最大さいだい幅はばは2,744 mmと設定せっていされていた。一般いっぱん的てきな軽便鉄道けいべんてつどうの車両しゃりょうでは最大さいだい幅はばは2,100 mm前後ぜんこうで、現在げんざいも運用うんようされている近鉄きんてつ260系けい電車でんしゃの車体しゃたい幅はばは2,106 mm、馬面うまづら電車でんしゃとして鉄道てつどうファンに知しられている花巻はなまき電鉄でんてつのデハ4・5の最大さいだい幅はばが1,600 mmだった。これらと比較ひかくすると、井川線いかわせんの車両しゃりょう規格きかくの小ちいささが窺うかがえる。

また、連結れんけつ器き高たかさもレール面めんから640 mmと、普通ふつう鉄道てつどうの880 mmより低ひくい位置いちになっており、連結れんけつ器きも小型こがたの自動じどう連結れんけつ器きが装備そうびされている。井川線いかわせん用ようの小型こがた連結れんけつ器きで、同社どうしゃでは「4分ぶんの3自動じどう連結れんけつ器き」と呼称こしょうしている。客車きゃくしゃ・貨車かしゃのボギー台車だいしゃは、すべて軸じく間あいだ距離きょり1,300 mmのアーチバー台車だいしゃで統一とういつされている。

客車きゃくしゃはすべて手動しゅどうドアであり、駅えきに停車ていしゃすると乗客じょうきゃくがドアを手てで開あけて、車掌しゃしょうがドアを閉しめてまわる。

  • 千頭駅
    千頭せんず駅えき
  • スロフ300形の内部
    スロフ300形がたの内部ないぶ
  • スハフ500形の内部
    スハフ500形がたの内部ないぶ

駅えき一覧いちらん[編集へんしゅう]

営業えいぎょう中ちゅうの区間くかん[編集へんしゅう]

電化でんか状じょう況きょう 駅名えきめい 駅えき間あいだキロ 営業えいぎょうキロ 標高ひょうこう
（m） 		接続せつぞく路線ろせん 線路せんろ 所在地しょざいち
非ひ電化でんか 千頭せんず駅えき - 0.0 298 大井川鐵道おおいがわてつどう：大井川本線おおいがわほんせん ｜ 榛原はいばら郡ぐん
川根かわね本町ほんまち
川根両国かわねりょうごく駅えき 1.1 1.1 298   ◇
沢さわ間あいだ駅えき 1.3 2.4 323   ｜
土本どもと駅えき 1.5 3.9 325   ｜
川根小山かわねこやま駅えき 1.9 5.8 354   ◇
奥泉おくいずみ駅えき 1.7 7.5 369   ◇
直流ちょくりゅう電化でんか アプトいちしろ駅えき 2.4 9.9 396   ｜
長島ながしまダム駅えき 1.5 11.4 485   ◇
非ひ電化でんか ひらんだ駅えき 1.2 12.6 485   ｜
奥おく大井おおい湖こ上うえ駅えき
（奥おく大井おおい恋こい錠じょう駅えき） 		1.3 13.9 490   ｜
接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん駅えき 1.6 15.5 496   ◇
尾お盛さかり駅えき 2.3 17.8 526   ｜
閑蔵かんぞう駅えき 2.7 20.5 557   ◇ 静岡しずおか市し
葵あおい区く
井川いかわ駅えき 5.0 25.5 686   ◇

廃止はいし区間くかん[編集へんしゅう]

奥泉おくいずみ駅えき - 川根かわね市代いちよ駅えき（現在げんざいのアプトいちしろ駅えき付近ふきん） - 大だい加島かしま仮かり乗降じょうこう場じょう - 川根かわね唐沢からさわ駅えき - 犬間いぬま駅えき - 川根長島かわねながしま駅えき（現げん・接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん駅えき）

井川いかわ駅えき - （貨）堂平どうひら駅えき

現存げんそん区間くかん上じょうの廃はい駅えき[編集へんしゅう]

  • 亀久保かめくぼ信号しんごう場じょう：閑蔵かんぞう - 井川いかわ間あいだ、1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）4月がつ1日にち廃止はいし

ギャラリー[編集へんしゅう]

井川線いかわせんが登場とうじょうする作品さくひん[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 過去かこには電化でんかされていたが、1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）と1990年ねん（平成へいせい2年ねん）に電気でんき運転うんてんを廃止はいしして非ひ電化でんかになった区間くかん。
  2. ^ 中部ちゅうぶ地方ちほうの非ひ電化でんか第だい三さんセクター鉄道てつどうは、前述ぜんじゅつの天竜てんりゅう浜名湖はまなこ鉄道てつどうのほか、のと鉄道てつどう七尾線ななおせん、長良川ながらがわ鉄道てつどう越美南線えつみなんせん、樽見たるみ鉄道てつどう樽見線たるみせん、明知めいち鉄道てつどう明知線あけちせんがある。また、三重みえ県けんを中部ちゅうぶ地方ちほうに含ふくめた場合ばあいは伊勢いせ鉄道てつどう伊勢線いせせんが加くわわる。第だい三さんセクターではない私鉄してつでは貨物かもつ鉄道てつどうの西濃せいのう鉄道てつどう市橋いちはし線せんがある。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 寺田てらだ裕一ひろいち『日本にっぽんのローカル私鉄してつ (2000)』 - ネコ・パブリッシング
  2. ^ a b 宮脇みやわき俊三しゅんぞう『線路せんろの果はてに旅たびがある』小学館しょうがくかん、1993年ねん
  3. ^ a b 『RM LIBRARY 96 大井川鐵道おおいがわてつどう井川線いかわせん』ネコ・パブリッシング
  4. ^ 差異さいがある『地方ちほう鉄道てつどう及軌道どう一覧いちらん. 昭和しょうわ15年ねん11月1日にち現在げんざい』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  5. ^ 『鉄道てつどうファン』1990年ねん2月がつ号ごう p.114
  6. ^ a b 今尾いまお恵めぐみ介かい監修かんしゅう『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう』7号ごう 東海とうかい、新潮社しんちょうしゃ、2008年ねん、p.32
  7. ^ a b c 『鉄道てつどうジャーナル』第だい33巻かん第だい5号ごう、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、1999年ねん4月がつ、93頁ぺーじ。 
  8. ^ “井川線いかわせん 奥泉おくいずみ-井川いかわ間あいだが不通ふつう”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 3. (2000年ねん9月がつ20日はつか) 
  9. ^ a b “大井川鉄道おおいがわてつどう 奥泉おくいずみ-井川いかわ間あいだ 通所つうしょ運行うんこうに”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 3. (2000年ねん9月がつ25日にち) 
  10. ^ “山頂さんちょうに割われ目め、バスで一部いちぶ代行だいこう輸送ゆそう 大井川鉄道おおいがわてつどう井川線いかわせん”. 朝日新聞あさひしんぶん (朝日新聞社あさひしんぶんしゃ). (2010年ねん8月がつ29日にち). オリジナルの2010年ねん8月がつ31日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100831023934/http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201008290082.html 2015年ねん11月20日にち閲覧えつらん。 
  11. ^ “南みなみアルプスあぷとラインのバス代替だいたい輸送ゆそうについて”. 大井川鐵道おおいがわてつどう. 2011年ねん1月がつ23日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2015年ねん11月20日にち閲覧えつらん。
  12. ^ 平成へいせい23年ねん台風たいふう第だい12号ごうによる被害ひがい状況じょうきょう等とうについて（第だい28報ほう） 平成へいせい23年ねん12月28日にち14時じ30分ふん現在げんざい (PDF) - 内閣ないかく府ふ 防災ぼうさい情報じょうほう
  13. ^ 平成へいせい23年ねん台風たいふう第だい15号ごうによる被害ひがい状況じょうきょう等とうについて（第だい13報ほう） 平成へいせい23年ねん12月28日にち14時じ30分ふん現在げんざい (PDF) - 内閣ないかく府ふ 防災ぼうさい情報じょうほう
  14. ^ “大井川鐵道おおいがわてつどう井川線いかわせん、接阻峡せっそきょう温泉おんせん〜井川いかわ間あいだ3/11運転うんてん再開さいかい - 記念きねんイベントも開催かいさい”. マイナビニュース. (2017年ねん1月がつ12日にち). https://news.mynavi.jp/article/20170112-a372/ 2017年ねん1月がつ21日にち閲覧えつらん。 
  15. ^ 大井川鐵道おおいがわてつどう井川線いかわせん部分ぶぶん運休うんきゅうについて : 奥おく大井おおいの旅たびなび - 川根かわね本町ほんまちまちづくり観光かんこう協会きょうかい、2018年ねん5月がつ8日にち
  16. ^ 井川線いかわせん 閑蔵かんぞう駅えき〜井川いかわ駅えき間あいだが305日にちぶりに復旧ふっきゅうします! - 大井川鐵道おおいがわてつどう、2018年ねん12月6日にち
  17. ^ “井川線いかわせん 閑蔵かんぞう—井川いかわ間あいだの運転うんてん再開さいかい”. railf.jp（鉄道てつどうニュース）. 交友こうゆう社しゃ (2019年ねん3月がつ10日とおか). 2019年ねん3月がつ11日にち閲覧えつらん。
  18. ^ 4/14〜5/8 井川線いかわせん 新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだいに伴ともなう全線ぜんせん運休うんきゅうについて 大井川鐵道おおいがわてつどう（2020年ねん4月がつ13日にち）、2020年ねん4月がつ19日にち閲覧えつらん。
  19. ^ 〜5/29 列車れっしゃ・路線ろせんバスの運行うんこう、川根かわね温泉おんせんホテルの営業えいぎょうについて 大井川鐵道おおいがわてつどう（2020年ねん4月がつ23日にち）、2020年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。
  20. ^ SLかわね路みち号ごう・井川線いかわせん営業えいぎょう運転うんてん再開さいかいについて(6/20再開さいかい予定よてい) - 大井川鐵道おおいがわてつどう、2020年ねん6月がつ10日とおか
  21. ^ 井川線いかわせん 閑蔵かんぞう駅えき～井川いかわ駅えき間あいだ の今後こんごの運転うんてん計画けいかくについて 大井川鐵道おおいがわてつどう（2022年ねん5月がつ23日にち）2022年ねん6月がつ27日にち閲覧えつらん
  22. ^ 井川線いかわせん 閑蔵かんぞう駅えき～井川いかわ駅えき間あいだ 運転うんてん再開さいかいについて 大井川鐵道おおいがわてつどう（2022年ねん8月がつ3日にち）、2022年ねん8月がつ6日にち閲覧えつらん。
  23. ^ 2022年ねん10月がつ8日にち (土)ど 井川線いかわせん 千せん頭とう～接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん 運転うんてん再開さいかい 大井川鐵道おおいがわてつどう 2022年ねん10月がつ6日にち
  24. ^ 大井川本線おおいがわほんせん 台風たいふう15号ごう被災ひさいによるバス代行だいこう運転うんてんについて 大井川鐵道おおいがわてつどう 2022年ねん10月がつ19日にち
  25. ^ “奥おく大井おおい支ささえた遺産いさんと別わかれ　大だい鉄てつ井川線いかわせんの鉄道てつどう橋きょう撤去てっきょ　戦後せんごの電力でんりょく開発かいはつに貢献こうけん”. あなたの静岡しずおか新聞しんぶん. 静岡新聞社しずおかしんぶんしゃ (2023年ねん2月がつ10日とおか). 2023年ねん4月がつ2日にち閲覧えつらん。
  26. ^ “【運行うんこう情報じょうほう】井川線いかわせん：2023/2/4 初はつ列車れっしゃより平常へいじょうどおり”. 大井川鐵道おおいがわてつどう (2023年ねん1月がつ11日にち). 2023年ねん4月がつ2日にち閲覧えつらん。
  27. ^ “大井川鐵道おおいがわてつどう運行うんこう情報じょうほう【公式こうしき】 on X: "【井川線いかわせん：運転うんてん見合みあわせ】 落雷らくらいによる信号しんごうトラブルのため、全線ぜんせんで運転うんてんを見合みあわせております。 ご利用りようのみなさまにはご不便ふべんとご迷惑めいわくをおかけすることをお詫わび申もうし上あげます。" / Twitter”. 2024年ねん4月がつ23日にち閲覧えつらん。
  28. ^ “大井川鐵道おおいがわてつどう運行うんこう情報じょうほう【公式こうしき】 on X: "落雷らくらいによる信号しんごうトラブルのため全線ぜんせん運転うんてんを見合みあわせておりましたが、千頭せんず駅えき⇔接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん駅えき間あいだでの運転うんてんを再開さいかいしました。 なお鉄道てつどう施設しせつ点検てんけんのため、接せっ岨そわ峡かい温泉おんせん駅えき〜井川いかわ駅えきは引ひき続つづき運転うんてんを見合みあわせております。 ご利用りようの皆様みなさまにはご不便ふべんとご迷惑めいわくをおかけすることをお詫わび申もうし上あげます。" / Twitter”. 2024年ねん4月がつ23日にち閲覧えつらん。
  29. ^ 『静岡しずおか県けん統計とうけい年鑑ねんかん2020（令れい和わ2年ねん）』（６）鉄道てつどう運輸うんゆ状況じょうきょう 駅えき別べつ運輸うんゆ状況じょうきょう (PDF)
  30. ^ “トーマスの新あたらしいなかま!『きかんしゃトビー号ごう』 8/19にデビュー!!”. 大井川おおいがわ鐡道. 2023年ねん10月がつ7日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2022年ねん5月がつ2日にち閲覧えつらん。
  31. ^ “時刻じこく表ひょう｜大井川鐵道おおいがわてつどう【公式こうしき】”. 大井川おおいがわ鐡道. 2023年ねん10月がつ7日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。
  32. ^ “きかんしゃトビー号ごうに乗車じょうしゃしたい! - DAY OUT WITH THOMAS™ 2023”. 大井川おおいがわ鐡道. 2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。
  33. ^ “DAY OUT WITH THOMAS™ 2023 きかんしゃトビー号ごうについて”. 大井川おおいがわ鐡道. 2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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