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仕事率しごとりつ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
仕事率しごとりつ
power
りょう記号きごう P
次元じげん L 2 M T −3
種類しゅるい スカ
SI単位たんい ワット (W)
CGS単位たんい エルグ毎秒まいびょう (erg/s)
FPS単位たんい フィート・パウンダル毎秒まいびょう (ft·pdl/s)
MKS重力じゅうりょく単位たんい 重量じゅうりょうキログラムメートル毎秒まいびょう (kgf·m/s)
FPS重力じゅうりょく単位たんい フィート重量じゅうりょうポンド毎秒まいびょう (ft·lbf/s)
プランク単位たんい プランク仕事率しごとりつ
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時間じかん距離きょり速度そくどかかわる次元じげん

仕事率しごとりつ(しごとりつ、えい: Power )とは、工率こうりつ(こうりつ)やパワーえい: power)ともび、単位たんい時間じかんうちにどれだけのエネルギー使つかわれている(仕事しごとおこなわれている)かをあらわ物理ぶつりりょうである。「動力どうりょく性能せいのう」というかたりがあるが、その場合ばあいこれをすことがおおい。

定義ていぎ

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仕事率しごとりつPは、仕事しごとW時間じかんt としたとき、つぎしきあらわされる。

重力じゅうりょくかんがえると、重力じゅうりょくさからうちからおおきさは重力じゅうりょくおなじであり、距離きょりおなじであれば重力じゅうりょくのする仕事しごとひとしい。ただ、重力じゅうりょくとう加速度かそくど運動うんどうさからう仕事しごとひとしそく直線ちょくせん運動うんどうであり、おな距離きょりうごかすのに時間じかんことなる。そのため、重力じゅうりょくとそれにさからうちから仕事しごとひとしいが仕事率しごとりつことなる。

仕事率しごとりつ同等どうとう概念がいねんとして電力でんりょくがある。電力でんりょくは、以下いかのように電流でんりゅう電圧でんあつせきあらわすことができる。

このことからもわかるように、電気でんき回路かいろにおいて電動でんどうなどで電力でんりょく消費しょうひされると、それと同等どうとう仕事率しごとりつべつのエネルギーが生成せいせいされる(仕事しごとおこなわれる)。これは、電力でんりょくりょう位置いちエネルギー運動うんどうエネルギー総量そうりょう変化へんかしないというエネルギー保存ほぞん法則ほうそくによるものである。

仕事率しごとりつ同等どうとう概念がいねんとして放射ほうしゃたばもある。スペクトル密度みつど波動はどう放射ほうしゃされたときのかく周波数しゅうはすう成分せいぶんにおける放射ほうしゃたばす。電力でんりょくスペクトル密度みつどは「power spectrum density」のわけとして使つかわれている。しかし、この「power」は仕事率しごとりつのことであり電気でんき関係かんけいない場合ばあいでももちいられるが、歴史れきしてき経緯けいいからこうばれる。

単位たんい

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脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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