免疫 グロブリン療法
IVIGの
免疫 不全 (原発 性 あるいは続発 性 、無 または低 γ グロブリン血 症 )自己 免疫 疾患 (例 :特発 性 血小板 減少 性 紫斑 病 )および炎症 性 疾患 (例 :川崎病 )、ギラン・バレー症候群 、多発 性 硬化 症 など急性 感染 症
高 免疫 グロブリン
[大量 療法 の作用 機 序
[- Fc
γ 受容 体 を介 した機 序 大量 投与 されたIgGのFc部分 によってFcγ 受容 体 が阻害 されマクロファージの活性 化 が阻害 される。補 体 を介 する機 序 - C3bといった
補 体 成分 とIgGが結合 することでC5b-C9複 合体 の生成 が減少 する。 抗 イディオタイプ抗体 による自己 抗体 の制御 抗 イディオタイプ抗体 によって自己 抗体 が中和 される。炎症 性 サイトカインの制御 - IL-1
α やIL-6といった炎症 性 サイトカインに対 する中和 抗体 が含 まれている。 - T
細胞 の制御 - サイトカインバランスに
働 きかけて自己 免疫 性 疾患 を調節 する。
適応症
[- X
連鎖 無 γ グロブリン血 症 分類 不能 型 免疫 不全 症 (common variable immunodeficiency)
川崎病 [3]- ギラン・バレー
症候群 /フィッシャー症候群 [4] 特発 性 血小板 減少 性 紫斑 病 [3]慢性 炎症 性 脱 髄 性 多発 神経 炎 (CIDP)[3]重症 筋 無力 症 [3]皮膚 筋炎 [3]多発 性 硬化 症 [3]好 酸 球 性 多発 血管 炎 性 肉芽 腫 症 (チャーグ・ストラウス症候群 )尋常 性 天 疱瘡 抗 NMDA受容 体 脳炎 [5]
投与 方法
[ml/kg/min | |||||
---|---|---|---|---|---|
0.01 | ml/hr | 6 | 30 | 42 | |
その |
0.03 | ml/hr | 18 | 90 | 126 |
副作用
[血 栓塞 栓 症
[無菌 性 髄 膜 炎
[適応 禁忌
[ヒト
IgA
出典
[- ^ a b “ハイゼントラ20%
皮下 注 1g/5mL/ハイゼントラ20%皮下 注 2g/10mL/ハイゼントラ20%皮下 注 4g/20mL”. www.info.pmda.go.jp. 2021年 4月 17日 閲覧 。 - ^ Kudoyarova‐Zubavichene, Natalya M. Kudoyarova-Zubavichene et al. (1999). “Preparation and Use of Hyperimmune Serum for Prophylaxis and Therapy of Ebola Virus Infections”. The Journal of Infectious Diseases 179: S218–23. doi:10.1086/514294. PMID 9988187.
- ^ a b c d e f g
野村 恭一 「神経 疾患 に対 する免疫 グロブリン療法 」『日本内科学会 雑誌 』第 96巻 第 9号 、2007年 9月 10日 、2046-2053頁 、doi:10.2169/naika.96.2046、NAID 10020166210。 - ^
日本 神経 学会 2013. - ^ Kayser, MS; Dalmau, J (2011). "Anti-NMDA Receptor Encephalitis in Psychiatry". Current Psychiatry Reviews. 7 (3): 189–193.
- ^ “
献血 ヴェノグロブリンIH10%静 注 0.5g/5mL/献血 ヴェノグロブリンIH10%静 注 2.5g/25mL/献血 ヴェノグロブリンIH10%静 注 5g/50mL/献血 ヴェノグロブリンIH10%静 注 10g/100mL/献血 ヴェノグロブリンIH10%静 注 20g/200mL”. www.info.pmda.go.jp. 2021年 4月 17日 閲覧 。 - ^ Curr Drug Saf. 2019;14(1):3-13. PMID 30332974
- ^
日本 臨牀 77 (増刊 号 4) 357-361, 2019.
参考 文献
[日本 神経 学会 、「ギランバレー症候群 、フィッシャー症候群 診療 ガイドライン」作成 委員 会 『ギラン・バレー症候群 、フィッシャー症候群 診療 ガイドライン2013』南江堂 、2013年 。ISBN 978-4-524-26649-4 。献血 ベニロンに関 する資料 免疫 グロブリン製剤 の適応 - ハイゼントラ
添付 文書
外部 リンク
[- 『ミクロの
標的 感染 とガンマ・ベニン』(1987年 ) - ヘキストジャパン(後 のサノフィ)の企画 の下 でヨネ・プロダクションが企画 した短編 映画 。免疫 グロブリン療法 の作用 を描 いている作品 。『科学 映像 館 』より