函館はこだて護国ごこく神社じんじゃ

函館はこだて護国ごこく神社じんじゃ
拝殿はいでん
所在地しょざいち	北海道ほっかいどう函館はこだて市し青柳あおやぎ町まち9-23
位置いち	北緯ほくい41度ど45分ふん33.3秒びょう 東経とうけい140度ど42分ふん47.8秒びょう
社格しゃかく等ひとし	旧きゅう指定してい護国ごこく神社じんじゃ
創建そうけん	1869年ねん（明治めいじ2年ねん）
例祭れいさい	5月11日にち
地図ちず	函館はこだて 護国ごこく神社じんじゃ

函館はこだて護国ごこく神社じんじゃ（はこだてごこくじんじゃ）は、北海道ほっかいどう函館はこだて市し青柳あおやぎ町まちにある神社じんじゃ。旧きゅう指定してい護国ごこく神社じんじゃ。

歴史れきし

1869年ねん（明治めいじ2年ねん）5月がつ、箱はこ館かん戦争せんそうが終結しゅうけつすると、新しん政府せいふ軍ぐんは同月どうげつ21日にちに大森おおもり浜はまで戦死せんし者しゃの招魂しょうこん祭さいを行おこなった。そして、室蘭むろらんから函館はこだてに移送いそうされた旧きゅう幕府ばくふ軍ぐん捕虜ほりょの一部いちぶを使役しえきして函館はこだて山麓さんろくに招魂しょうこん場じょうを造つくらせたのがはじまりである。その後ご「函館はこだて招魂しょうこん社しゃ」と呼よばれ、1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）に函館はこだて護国ごこく神社じんじゃに改名かいめいおよび指定してい護国ごこく神社じんじゃとなり、函館はこだて連隊れんたい区くを崇敬すうけい区域くいきとした。

第だい二に次じ大戦たいせん後ごの1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）、GHQに配慮はいりょして名称めいしょうを「潮見しおみ丘たかし神社じんじゃ」に変更へんこうしたが、1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）に函館はこだて護国ごこく神社じんじゃに戻もどしている。

近年きんねんは、縁結えんむすびにご利益りえきがあると謳うたっている。

境内けいだい

• 社殿しゃでん

1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）建築けんちく。

• 招魂しょうこん場じょうの碑いしぶみ

揮毫きごうは清水谷しみずだに公考きんなる。高田屋たかだや嘉兵衛かへえの弟おとうと・金きむ兵衛ひょうえが公共こうきょう工事こうじとして市民しみんに海中かいちゅうから引ひき揚あげさせた巨石きょせき「亀石かめいし」の一部いちぶといわれている。

• 橘たちばな鎮魂ちんこん之の碑いしぶみ

1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）7月がつ14日にちの函館はこだて空襲くうしゅうの際さい、函館湾はこだてわんで沈没ちんぼつした駆逐くちく艦かん・橘たちばなの慰霊いれい碑ひ。

• 官軍かんぐん墓地ぼち

社殿しゃでん右みぎ奥おくにある。箱はこ館かん戦争せんそうで戦死せんしした官軍かんぐん兵士へいしの墓はか約やく60基きが並ならぶ。

• 唱歌しょうか「チューリップ」の碑いしぶみ

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  招魂しょうこん場じょうの碑いしぶみ
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  橘たちばな鎮魂ちんこん之の碑いしぶみ
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  官軍かんぐん墓地ぼち
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  チューリップの歌碑かひ

例祭れいさい

例祭れいさい日びは当初とうしょ、6月がつ10日とおかと定さだめられたが、1905年ねん（明治めいじ38年ねん）に5月6日にちへ変更へんこうした後のち、1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）からは現在げんざいの5月がつ11日にちとなった。明治めいじ初期しょきの例祭れいさいは、函館はこだての神社じんじゃの中なかで最もっとも賑にぎわった祭まつりであり、麓ふもとの蓬莱ほうらい町まち遊郭ゆうかくでは招魂しょうこん社しゃ競馬けいばも行おこなわれていた。

その他た

護国ごこく神社じんじゃ坂ざかを下したから望のぞむ。突つき当あたりの赤あかい鳥居とりいが函館はこだて護国ごこく神社じんじゃ。

函館はこだて護国ごこく神社じんじゃから函館はこだて市電しでん宝来たからぎ町まち停留ていりゅう場じょうに到いたる坂さかは「護国ごこく神社じんじゃ坂ざか」（招魂しょうこん社しゃ時代じだいは「招魂しょうこん坂ざか」）と呼よばれている。坂さかを下おりたところには高田屋たかだや嘉兵衛かへえの立像りつぞうがある。

関連かんれん項目こうもく

• 碧あお血ち碑ひ

外部がいぶリンク

• 函館はこだて護国ごこく神社じんじゃ公式こうしきHP
• 函館はこだて護国ごこく神社じんじゃ - 函館はこだて市し公式こうしき観光かんこう情報じょうほう「はこぶら」