出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
卓子(たくし、? - 紀元前651年)は、中国春秋時代の晋の君主(在位:紀元前651年)。姓は姫。献公と愛妾驪姫の妹の少姫のあいだの子。『史記』では悼子(とうし)。
ファイル:卓子.png卓子
紀元前651年、献公は大夫の荀息に子の奚斉の後見役を任せてこの世を去った。同年10月には晋で内乱が起き、奚斉は大夫である里克によって殺された。荀息が献公を埋葬し、卓子は驪姫によって晋の君主となった。11月、里克は驪姫・少姫・卓子・優施(中国語版)を殺し、献公の子の夷吾(恵公)を迎え入れ晋の君主とした。
|
---|
|
成師(桓叔)の曲沃就封で、晋は翼の宗家と曲沃の分家に分裂
|
翼宗家 | |
---|
曲沃分家 | |
---|
曲沃の武公が翼の晋侯緡を滅ぼし、晋が再統一される
|
|
カテゴリ |