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向陽山(こうようざん)は、台湾中央山脈の南段に位置する山で、高雄市桃源区と台東県海端郷の境にある標高3,603mの山である[1]。別称は紅葉山(もみじやま)。
向陽山は関山嶺山と三叉山のほぼ中間の中央山脈に位置し、台湾百岳の中で16位だった。山の西南側に急に切り立った崖があり、地元では「向陽大崩壁(中国語版)」として知られる[2]。崖の落差は約800m、幅は約3km[2]。地質は黒色片岩および緑色片岩[2]。
- ^ 楊建夫『台灣的山脈』遠足文化、2001年。ISBN 9573049368。 (繁体字中国語)
- ^ a b c “向陽大崩壁”. 台湾地景保育網. 台湾地形研究室. 2014年4月12日閲覧。(繁体字中国語)