大雪山たいせつざん (台湾たいわん)

大雪山たいせつざん
大雪山たいせつざん
標高ひょうこう	3,530 m
所在地しょざいち	台湾たいわん 苗なえ栗くり県けん泰たい安やす郷きょう 台たい中ちゅう市し和平わへい区く
位置いち	北緯ほくい23度ど29分ふん48.44秒びょう 東経とうけい121度ど3分ふん27.18秒びょう
OpenStreetMap
プロジェクト 山やま

大雪山たいせつざん（だいせつざん）は、台湾たいわんの苗なえ栗くり県けん泰たい安やす郷きょうと台たい中ちゅう市し和平わへい区くの境界きょうかいに位置いちする標高ひょうこう3,530mの山やま。

概要がいよう

大雪おおゆき山稜さんりょう脈みゃくの最高峰さいこうほうで、台湾たいわん百ひゃく岳だけでは23位い、また「十じゅう崇たかし」の一ひとつである。

山名やまな

楊南郡ぐんによると、広大こうだいな草原そうげん風景ふうけいが北海道ほっかいどうの大雪山たいせつざんに似にていることから日本人にっぽんじんによって命名めいめいされたという。

タイヤル語ごでの元もとの名前なまえは「Babo Rinisan」であり、「Rinisan」は「涙なみだを流ながす」という意味いみがある。大雪山たいせつざんは南方なんぽうの佳よ陽ひ社しゃ部族ぶぞくと北方ほっぽうのタイヤル族ぞくの狩猟しゅりょう地区ちくの境界きょうかいにあり、かつては通つう婚こん関係かんけいにあった。新婦しんぷが北方ほっぽうに嫁とつぐ際さい、大雪山たいせつざんの草原そうげんまで送おくり、涙なみだを流ながして別わかれを告つげていたという。