大津おおつ市民しみんの歌うた

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大津おおつ市民しみんの歌うた
市民しみん歌かの対象たいしょう 大津おおつ市し
作詞さくし	塩見しおみ淳一じゅんいち
作曲さっきょく	平井ひらい康かん三郎さぶろう
採用さいよう時期じき	1958年ねん5月17日にち
言語げんご	日本語にほんご

「大津おおつ市民しみんの歌うた」（おおつしみんのうた）は、日本にっぽんの滋賀しが県けん大津おおつ市しが1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）に制定せいていした市民しみん歌かである。作詞さくし・塩見しおみ淳一じゅんいち、作曲さっきょく・平井ひらい康かん三郎さぶろう。

解説かいせつ

大津おおつ市しでは1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）10月がつに桃山ももやま墓はか陵りょう墓はか監かんの猪谷いのたに不ふ美夫よしおが作詞さくし、滋賀しが県けん師範しはん学校がっこう教諭きょうゆの竹内たけうち岩尾いわおが作曲さっきょくした「大津おおつ市し歌か」が制定せいていされており、1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）4月がつ16日にちに滋賀しが郡ぐん膳所ぜぜ町まちおよび石山いしやま町まちと合併がっぺいした際さいは記念きねん歌か「大だい大津おおつの歌うた」が滋賀しが県けん内務ないむ部長ぶちょう・三樹みき樹いつき三さんの作詞さくし、滋賀しが女子じょし師範しはん学校がっこう教授きょうじゅ・須川すがわ政太郎まさたろうの作曲さっきょくで発表はっぴょうされている。

初代しょだい「大津おおつ市し歌か」は合併がっぺいによる市域しいき拡大かくだいや終戦しゅうせんを経へても変かわらずその地位ちいに在あったが楽譜がくふの現存げんそんは確認かくにんされておらず、1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）の市制しせい60周年しゅうねんを機きに新あたらしく「市民しみんの歌うた」を作成さくせいすることになった。懸賞けんしょう募集ぼしゅうの応募おうぼ者しゃは88名めいで、後のちに滋賀大学しがだいがく教育きょういく学部がくぶ教授きょうじゅとなる塩見しおみ淳一じゅんいちの応募おうぼ作さくが入選にゅうせん採用さいようされ、平井ひらい康三やすぞう郎ろうが市しの依頼いらいを受うけて作曲さっきょくを行おこない5月がつ17日にち付づけで制定せいていされる。発表はっぴょう演奏えんそうは同日どうじつに滋賀しが会館かいかんで開催かいさいされ、市しの自主じしゅ製作せいさくによりA面めんに安則やすのり雄つよし馬ばと景けい山木やまき美子よしこによるデュエット、B面めんに管弦楽かんげんがく演奏えんそうを収録しゅうろくしたSP盤ばん（規格きかく品番ひんばん：H3042-A/B）が作成さくせいされた。

制定せいてい後ごは年とし1回かい発行はっこうの『大津おおつ市勢しせい要覧ようらん』に必かならず「大津おおつ市民しみんの歌うた」の歌詞かしと楽譜がくふが掲載けいさいされており、大津おおつ市役所しやくしょでは「市しで開催かいさいする市制しせい式典しきてんなどで歌うたわれる」としている。

参考さんこう文献ぶんけん

• 中村なかむら紅くれない雨う『大津おおつ市し三さん十じゅう年ねん史し』（潮しお国こく社しゃ、1928年ねん） NCID BN09869121
• 滋賀しが日にち日にち新聞しんぶん社しゃ 編へん『滋賀しが年鑑ねんかん』
  • 昭和しょうわ33年版ねんばん（1957年ねん） NCID BC07630333 / 昭和しょうわ34年版ねんばん（1958年ねん） NCID BA37076127
• 『新あたらし修おさむ大津おおつ市し史し』第だい6巻かん〈現代げんだい〉（大津おおつ市役所しやくしょ、1983年ねん） NCID BN00824543
• 中山なかやま裕一郎ゆういちろう 監修かんしゅう『全国ぜんこく 都道府県とどうふけんの歌うた・市しの歌うた』（東京とうきょう堂どう出版しゅっぱん、2012年ねん） ISBN 978-4-490-20803-0

関連かんれん項目こうもく

• 滋賀しが県けんの市町村しちょうそん歌か一覧いちらん
• 滋賀しが県民けんみんの歌うた

外部がいぶリンク

• 市し章あきら・市民しみん憲章けんしょう・市民しみんの歌うた