奥おく

奥おく（おく）

• 内部ないぶへ深ふかく入はいったところ。
  • 家屋かおくの「奥おく」は、奥おく座敷ざしきを参照さんしょう。
  • 江戸えど時代じだいの将軍しょうぐんや大名だいみょうの城しろ館かんにおいて妻妾さいしょうが住すむ所ところ。元もとは朝廷ちょうていにおいて、政務せいむや儀礼ぎれいを行おこなう「表ひょう」の内裏だいりと天皇てんのうの生活せいかつ空間くうかんである「奥おく」の後宮こうきゅうが分離ぶんりされ、その区分くぶんが公家くげや武家ぶけにも定着ていちゃくしたもの。将軍しょうぐんの奥おくは大奥おおおくを参照さんしょう。
    • 転てんじて、妻つまの敬称けいしょうとしても用もちいられる。妻つまは配偶はいぐう者しゃを参照さんしょう。
  • みちのくとしての「奥おく」は、陸奥みちのく国こくを参照さんしょう。

姓せい

日本人にっぽんじんの姓せいのひとつ。

• 奥おく氏し
  • 奥おく並なみ継ままし
• 奥おく家か (伯爵はくしゃく家か)
  • 奥おく保鞏やすかた
• 奥おく浩哉ひろや

地名ちめい

• 日本にっぽんの地名ちめい
  • 奥おく (有田川ありたがわ町まち)（おき） - 和歌山わかやま県けん有田ありた郡ぐん有田ありた川町かわまちの地名ちめい。
  • 奥おく (国頭くにがみ村むら)（おく） - 沖縄おきなわ県けん国頭くにがみ郡ぐん国頭くにがみ村むらの地名ちめい。